Message for you

卯月4月・・・

さあ、野球ファンには待ちに待ったシーズン到来!
そうでない人にとっては「あ〜、また見たいテレビ番組がつぶれる」とため息かもしれませんが(^^;

かく言う私も10数年前まではそう思っていました。高校野球はとってもけなげだからいいけど、プロ野球はねえ・・・と(笑) でも、何の偶然かプロ野球なるものを見始め、気になる球団が出来、選手の顔が見えてくると・・・ うむむ、面白いではないか(笑)
プロと言うのは、ある意味アマチュアよりも必死な部分があるのだなあ、と。だってお仕事なわけですものね。手抜きをしたり、努力を怠れば、そのつけはアマチュアの何倍もきつく返ってくるのです。プロの競争は激しい、毎年新しい選手、力のある選手が入ってきます。去年スタメンだったからと油断していれば、その地位はあっと言う間に危うくなる。そんな選手たちの必死さが見えてくると、ますます野球を見るのは楽しくなります。

野球選手と言えど人間ですから(当たり前!)、当然いろいろなタイプの人がいます。ピンチに強い人、弱い人・・・ 動揺なんてしないんじゃないかと思えるほど冷静な人、動揺がそのまま現れてしまい、見る方をはらはらさせる人・・・ そして、当然この人ならピンチでも大丈夫だと思っていると、何の拍子かとんでもない番狂わせがある、逆にこれはだめだろうと思っていると、奇跡のように乗りきってしまう。まさにスポーツは先の見えないドラマ、選手たちはシナリオを持たない役者なのでしょう。

それにしても・・・野球選手の心臓はいったいどれくらい強いのだろう、とよく思います。ピッチャーにしてもバッターにしても、ここ一番の時を想像しただけで私などは心臓バクバクしちゃいそう(笑) もし、ここで自分がしくじったら試合が決まってしまう、そんな場面がいくらでもあります。
野球は一種独特の静止の時間があります。ピッチャーが構えて投げるまでの一瞬、ふっと時間が止まる。この瞬間の緊張感、打たれるのか押さえるのか数秒後には結果が出てしまう。ほんの一瞬の空白、その張り詰めた空気が野球の醍醐味なのでは、と思ったりします。
見ているだけでドキドキするのですから、そこに直面する選手はいかに・・・ やっぱり心臓の出来が違うのかな(笑)
それって野球においてだけでなく、普段の生活にも影響するのかな、なんてことまで考えてしまったりして(^^;

選手の数だけプレーのタイプもあり、それぞれが自分に一番合ったプレイを全力でする。だけど、時には自分らしくないプレーとの選択を迫られることもあるのでしょう。
あくまでも自分のスタイルにこだわるか、それともチームのため敢えて何でもするのか。そんなとこにもいろいろな人間模様が伺えて、またなんとも興味深いのです。
なぁんて・・・実際に贔屓チームの試合を見る時になると、とにかく「負けるな〜!」の一言に尽きてしまうのですが(笑)

さて私自身としましては、今年はなんとか負け女を返上したいと思います。
そのためにも・・・ がんばれ阪神! 目指せ優勝!
・・・(^^; 失礼致しましたm(__)m



2002年4月1日
                                                        



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