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弥生3月・・・

いよいよ今月から、映画「ロード・オブ・ザ・リング」が公開になりますね。全米でハリポタ人気をも揺るがしたとの評判。どうやらかなり壮大なスケールの物語のようです。

去年からの「ハリー・ポッター」人気、そして日本でも「千と千尋の神隠し」や「陰陽師」など、不思議な世界を描いた映画が評判になりました。
子供の頃にあこがれた魔法の世界や、不思議な力を操る陰陽道、あたかも時代をさかのぼったようなタイム・スリップ感覚・・・ 何かと厳しい現実から、しばしの夢空間へと遊ぶ楽しさは、むしろ子供より大人にこそありがたいものなのかもしれません。

さて、そしてこの「ロード・オブ・ザ・リング」、もちろん私も観に行こうと思っています。「ハリー・ポッター」は一見ごく普通の子供が持つ魔法の力をさらに伸ばしたり、コントロールしたりするための魔法学校が舞台。ゴーストやトロール、ユニコーンにケンタウルスと言った想像上の生き物も登場しますが、風変わりではあってもいわゆる学校生活、どちらかと言うと馴染みやすいお話かなと思います。
「ロード・オブ・ザ・リング」に関しては、まだ詳しく知らないのでなんとも言えませんが、どうも典型的な古代ヨーロッパ、神話の世界をもとにしたファンタジーの王道らしい(笑)
なにせ主人公はホビット族の青年(少年のようですが、実は33歳だとか)、他にもエルフ、ドワーフ、魔法使い、それに人間が絡む多種族ドラマとなると、これはもうファンタジーRPG(ロールプレイングゲーム)の世界です。こういうゲームやファンタジー小説の好きな人には、きっとたまらない映画でしょうね。
何を隠そう(笑)、このファンタジーロールプレイングゲームの世界が大好きな私(^^; おかげでファンタジーに登場するさまざまな種族もちょっとはわかります。

容姿が美しく(ただし耳はとんがっている)優雅で呪文が得意なエルフ、人間より小柄ではあるけれど、がっしりと強靭な体格で力も強いドワーフ、やはり小柄で敏捷、運が強いと言われるホビット、小柄で信心深いノームなどなど・・・
そして、ひとつの目的のために種族を超えて仲間になる選ばれた勇者たち、と言う典型的パターンも、かなり好きだったりします(笑)
おまけに、この仲間たちが主人公を前に進めるために順番に犠牲になって行く、なぁんてなったらもう涙、涙・・・ どっぷりと物語に浸かってしまいそうですねえ(笑)


と言うわけで、さっそく原作本も買ってきてしまった(^^;
ちょうどハリー・ポッターの2巻目が読み終わったので、今度はこの「指輪物語」にとりかかろうかなと思っています。
うむむ、ファンタジーに浸りたくなるのは、現実が味気ないからかなあ、などとふと日常を振り返りつつ・・・

みなさんの春もファンタジーのごとくドラマチックでありますように。


2002年3月1日
                                                        



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