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SUPER EXCEED

GDI V6 3500

  コンデンサーチューン  
 コンデンサーチューンは、以前から行われているチューニングで、ホットイナズマといった商品が販売されている。容量はあっても電圧供給の立ち上がりが遅いバッテリーに、すばやく反応するが持続しないコンデンサーをつけることで、バッテリーへの負荷を軽減し、瞬間的な電圧不足時を補い、常に安定した電流・電圧を供給できるようにする。アクセルワークに瞬時に対応できるようになり、点火系に掛かる負荷とロスを軽減することでパフォーマンスを向上させるというもの。これはかなりの効果が期待できると噂のチューンだ。

期待すること
 @トルクが向上する
 Aアクセルのレスポンスが良くなる

 B電装品への負荷が軽減される
 Cオーディオ音質が良くなる
 D燃費が向上する
 Eバッテリーの寿命が長くなる
 Fライトの明るさがアップ

●ちまたで噂のホットイナズマもどきを自作

 ホットイナズマを購入しようと思ったが1万以上してあまりに高価すぎる。他のノウハウもあるのだろうが、基本はコンデンサーで原理は簡単なはずだから、自作することにした。部品代は全部で1500〜2000円くらいだろう。それに、コンデンサーを追加して、機能強化がはかれる。
 回路は図を書くまでもなくとても簡単で、コンデンサーを並列に並べ、それをバッテリーのプラスとマイナスに繋ぐだけ。安全のため、20Aのヒューズをプラス側の先頭に入れた。コンデンサーがショ−トを起こしたりしたら、20Aでもぶっとぶけれど、10Aでいいだろう。

部品
 
用途
電解コンデンサー
耐圧25V 耐熱105℃
4,700μF
エンジン回転数が高い領域のため
2,200μF
 
470μF
エンジン回転数の低い領域のため
ヒューズ
20A
 
ヒューズホルダー
   
基盤
適当なもの
 
ボックス
耐熱温度105℃
 
●コンデンサーはプラス/マイナスを間違えない 

 コンデンサーにはプラスとマイナスの電極があり、長い方がプラスでマイナス側には白いオビで”−”の印が印刷されている。これを間違えるとふっとぶかも。
 コンデンサーは、静電容量が大きいほど周波数が低くなるはず。エンジン回転数が高い時は、静電容量の大きいコンデンサー(4,700μF)を使って低い周波数のノイズを軽減させ、エンジン回転数が低い時は、静電容量の小さいコンデンサー(470μF)を使って高い周波数のノイズを吸収することで、特性を改善するというもの。市販のコンデンサーの静電容量には段階があって、2,200μFは中間ということで入加えた。、1000μFを加えている人も見かけるし。それぞれ複数個を並列に接続して容量を増やしている人も見かける。

●エンジンルームに設置してもだいじょうぶな形状に

 エンジンルームに置くことになるので、耐熱、振動、それに簡易防水くらいはできている必要がある。ケースは、中のコンデンサーの耐熱と同じ105°仕様のケースを秋葉で購入した。コンデンサーには寿命があるので、2〜3年で交換しなければならないだろう。簡単に交換できるようにしておくと楽だろう。
 プラスとマイナスを間違えるといけないので、黄色をプラスに青色をマイナスという色分けをしておいた。

 

●エンジンルームへの取り付け

 装備されているバッテリーより、かなり大きな収納エリアがあり、バッテリーの隙間に挟み込むように設置した。バッテリーは純正で75D23Rが付いて来たが、もっと大きいのを載せることができそうだ。バッテリーの交換時には強化したいと思う。

<感想>

アクセルの反応が、急激になったようだが、それはあまり効果的でない。トルクが太くなったかどうかなど、効果がほんとうに出ているのか、非常に微妙。少なくとも目に見えて燃費が良くなったわけでもない。


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