PAJERO

 
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パジェロ

SUPER EXCEED

GDI V6 3500

 

バックセンサー取り付け

 前のパジェロでも、とても重宝していたバックセンサーを、こんどのパジェロにも取り付けることにした。パジェロにはディーラーオプションで、リアセンサーの設定があるが、自分で付ければ、1万くらいで済む。ちょうど、リアライトが入るところにパネルがあり、加工しやすそうだったので、純正っぽくビルトインにすることにした。ネットのショップで、ビルトインできるものを探して、1万以下のデータシステムのバックガイドセンサーBGS281を購入。

 バックガイドセンサーBGS281は、超音波センサーで感知し、障害物までの距離を、モニター表示とアラーム音で教えてくれるというものだ。気になっていた電磁式にしようと思ったが、パジェロのリアバンパーには、しっかりフレームがくっついたので、内側に目立たないようにアルミテープを貼ることができそうにないし、ちょっと高価なのであきらめた。
 センサーは、バンパー埋め込みタイプのビルトインセンサーと、取り付けカンタンな貼り付けタイプのイージーフィットセンサーの2種類がラインナップされている。イージーの方は2つでいいが、ビルトインは感知範囲が狭いらしく4つのセンサーが推奨されていたが、リアバンパーの加工がパネルのところ以外難しいそうだったので、2つだけにした

◇リアライトが入るところのパネルを外し、センサー取り付け

 まずは、リアライトが入るところにあるパネルを外す。これは裏側のネジ4本を外せば簡単だ。左側はマフラーがあって、ちょっと外しづらいが、バンパーを外さなくても外せた。このパネルにドリルで穴をあけ、センサーがはまるようにリーマーで穴を大きくし、センサーを埋め込んだ。これはパネルがやわらかのでとても簡単。

◇電源はバックライトから

 バックに入れた時だけセンサーが働くようにしたいので、電源は、バックライトから取る。内側で取ろうと思ったが、しっかりケーブルが覆われていて露出していないため、左のリアライトを外し、そこのバックライトの電源を分岐させた(この方がわかりやすい)。リアライトは、ネジ2本を外して、ひっぱり出せば簡単に外すことができる。
 ラインは、引き込みのゴムパッキングがしっかりしていてここをいじりたくなかった。バックライトの下に大きな穴があり、センサーからのケーブルとを保護チューブにまとめ、室内に引き込むことにした。

 

◇室内引き込みは、シートベルト固定のネジ穴を利用

 サード・シートは、床下に収納でjはなく、完全に取り外してしまったので、サードシート用シートベルトも使用しない。左内側パネルを外す時、シートベルトを取り外したところ、このネジ穴が外に通じていることを発見。ここに保護チューブに入れたラインを通すことにした。
 ラゲッジフックを外し(真ん中のネジカバーを開けて、中のネジを外す)、パネルをひっぺがす。そしてシートベルトを固定しているネジを外して、シートベルトを外した。シートベルトは、後でブラブラしないように、パネル内に納めた。

◇グランドは、ネジ穴を利用

 センサー本体の赤いラインと、引き込んだバックライトのライン、センサーユニットからのラインを接続。黒いラインはグランドなので、ボディへ接続した。内側パネルをひっぺがすと、けっこうネジ穴がある。ちょうどおさまるネジがあったので、それを使ってグランドにした。塗装がしっかりしているところは、通電しないので、ボディに直接グランドしないと、そのへんの適当なネジだとグランドにならない。

◇センサー本体は、内側パネル内に収納

 センサー本体、目立たないようにするため、左内側パネルの上を外し、チューナーユニットの上あたりに、両面テープではりつけた。本体にはモニターや音が出るスピーカーなどがないので、完全に隠してしまっていい。ここは送風口のようなスリットがあり、これを外せれば作業が簡単そうだったが、そう見えるだけで外れない。

◇モニターは運転席まで配線

 距離表示と音が出るモニターのケーブルは6mあるので、余裕で引き回せた。左のリアスカッププレートおよびフロントスカッププレートを外し、ケーブルを目立たないように配線し、フロントへ持っていった。スカッププレートは、フックで留められているだけでネジはなく、とにかくひっぺがすだけ。
 リアスカッププレートを外すと、その下にはなんと発砲スチロールが使われていて、なんじゃこりゃ! と思ってしまった(確かにすごく軽いけどね)。このスチロール下にケーブルを配線した。
 さらにセンターコンソールの裏を通して運転席ハンドルの右にモニターを貼り付けた。この時、バックライトのケーブルを分岐させて、フロントまで配線した。これは、バックセンサーには関係ないが、ミラーモニターの自動切り替えに使うため。

<感想>

 取り付け位置というか、方向キメがけっこう難しい。下を向けすぎると、すぐ凸凹をひろってピーピー鳴るし、上を向けすぎると、リアのスペアタイヤに反応してしまう。鳴ったらさらに気をつけるという目安程度だ。ただし50cmくらいまで後ろのカベに接近した時はちゃんと正しく反応してくれるようなので、さらにギリギリバックでカベに接近したい場合には頼ることができる。


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