My mountaineering record
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25.小物類
2005年2月作成
(0) ラジオ
ラジオ
重量:101g(電池を含む)
泊りがけの山行に持参しています。日帰りの山行では持参しません。山小屋での暇つぶしに使うのが主たる目的です。昔やったように、気象通報を聞きながら、天気図を作るなどということは考えていませんので、極力小型で音が出ればよい、程度の ものを通販で購入しました。スピーカー付きで、中波とFM、それにテレビの1〜3チャンネルが受信できますが、短波は受信できません。電池は単4電池2本です。
2007年5月追補
デジタルラジオ
重量99g(電池ケースを含む)
ラジオ(ソニー製)
最初に購入したラジオはイヤホンの着脱や感度に少々難があったので、左上の写真のデジタルラジオに買い換えました。近所の家電量販店で感度のよさそうなものを選びました。受信帯域はAM、FM、TVに加えて短波が入りますが、この短波は株価放送専門で、山行には不要なものです。
山では未だあまり使用していません。機能が多すぎて、私などには少々扱いにくい面がありますが、最近のこの種のラジオはいずれも同じような使い勝手のようです。

2番目に購入したラジオを山歩きで紛失したので、次に購入したのが左下の写真のラジオです。前述の紛失したラジオはパナソニック製でしたが、今回はソニーのデジタルラジオ(モデルNo.SRF-R633V)で、電池、ケースを含んだ総重量は79g、大きさは名刺サイズです。短波を受信出来ないこと以外、2番目に購入したラジオとほぼ同じ機能で、スピーカー付です。私は、入山者が少なく熊の出没が懸念されるような場合には、カウベル代わりにこのラジオのスピーカーを鳴らして歩くので、スピーカー付きのラジオは、私にとって必需品です。滅多に人と会わないような山中を一人で歩く場合、カウベルの音は寂し過ぎます。
FMとTV音声は山では殆ど受信できませんが、AMはこれまで持参した山ではどこでも十分な感度があり、不満はありません。時計、選曲を簡単にできるスーパーエリア機能、アラーム、タイマーなどの機能もついていますが、山では殆ど使用したことがありません。
ソニーの「山ラジオ」に興味を惹かれ、その機能を調べてみましたが、基本的には現在私が使用しているラジオとほぼ同じなので購入しませんでした。「山ラジオ」は、山中で簡単に選局できる、というのが売りですが、これは前述のスーパーエリア機能と同じです。私が使用しているラジオは、全国を15のエリアに区分し(例えば北海道は1、山梨・静岡・長野は6)、そのエリアを番号で選択すると、そのエリア内の放送局が選局ボタンに割り付けられ、この選局ボタンで簡単に放送局を選ぶことができ、メーカーはこれをスーパーエリア機能と称しています。「山ラジオ」はこのエリアを全国20の山域に置き換えて、山中での選局を簡単に行える、としているようです。
なお、東京のNHK第1の出力が大きいため、南アルプス、八ヶ岳や関東周辺の山では、地元の放送局の放送より、東京のNHK第1の放送の方がよく聞こえます。
アナログラジオ
2022年11月追補
デジタルラジオは機能が沢山あり、一見便利そうに思えたのですが、受信エリアの変更、アラームのセットなどを山小屋など行おうとすると結構面倒です。山ではAM放送を聞くこと以外、他の機能をほとんど使いません。今は、デジタルラジオをやめて操作が簡単な右の写真のアナログラジオ(SONY ICF-R46)を山で使っています。大きさは名刺サイズで、重量は電池、ケース込みで82gです。受信できるのはAMとFMの2波で、電池が箪4×1から箪4×2に増えました。
(1) タオル
タオル、スカーフ、スタッフバッグ
今更いうまでもありませんが、汗拭き、ウェス、紐、風呂敷、包帯、・・・・、と応用範囲の広い用品です。最低1枚は持って行くようにしています。
2012年8月追補
最近は、極細繊維で織った吸水性、速乾性に優れた製品が出回っており、私も現在、これを使用しています。確かに従来の木綿製のタオルと比べると、はるかに早く乾きます。

(2) スカーフ
体温に最も影響する体の部位は、体全体の血行に影響する首の温度だということなので、寒い季節に持って行くようにしています。しかし、首に巻いて使ううことはあまりありません。ザックに結んでおくぶんには邪魔にもならないので、タオルと同じような目的も兼ねて持参しています。

(3) 細紐
非常袋に入れている細紐と同じような紐ですが、こちらはザックのハンドル部に荷物を取り付ける際、荷物の固定などに使います。使用しない時は、ザックのハンドルに結び付けています。

(4) スタッフバック
携帯電話
重量:99g
あれば、持参した用具の整理になどに何かと便利に使えるので、持参しています。通常はこの袋に、ヘッドランプザックカバー非常袋等、使用頻度の少ないものを入れ、ザックのパッキングの調節用に使っています。

(5) 携帯カイロ
寒くなると数枚持参するようにしていますが、実際に使用することは多くありません。携帯カイロは鉄粉が主成分で意外に重いため、必要最小限を心がけるようにしています。携帯カイロにJISマークが付いているのには驚きました。靴下用など、あまり小さなものは、保温時間が短いので、持参しません。

(6) 携帯電話機
私はずっと携帯電話機を持っていなかったのですが、昨年秋に購入した1円(販売店が負担したので、実際は無料)の電話機です。昨年11月に登った姥子山から持参するようになりました。自宅への下山報告が主たる用途です。
携帯電話SH-09B
重量:117g
私が使用していた携帯電話はNTTのムーバだったのですが、このサービスが終了することに伴い、2010年に同じ会社のフォーマに切り替えました。機種にはあまりこだわりを持っていませんでしたので、比較的小型だった左の写真の携帯電話(シャープ製、SH-09B)を選びました。最近は、八ヶ岳の尾根筋や丹沢の尾根筋で、携帯が繋がりますので旨く使えば山でも便利な機材だと思われます。私も山では、南八ヶ岳中央アルプスを縦走した際、前者は観音平で後者は越百小屋でタクシーの予約に使用したり、磐梯山不忘山の頂上で、我家への連絡に使用しています。
前述したように、携帯は繋がれば便利な機材で、最近は遭難者の救助などにも利用されたことがマスコミなどで報道されています。しかし、山中では携帯が繋がらないことが圧倒的に多いことも理解しておくことが必要です。
(6-1)スマホ(アイフォン)
2022年12月作成
アイホンSE2、モバイルバッテリー
右アイホン、重量:164g
左モバイルバッテリー
重量:196g(ケーブル、カバー込み)
それまで使用していた上記携帯の受話器の音声が割れて電話相手の声が聴き難くなり、2020年5月にiPhone SE2に代替しました。小さいこと以外、スマホの機種にこだわりはありませんでした。iPhone SE2を選んだのは、サイズか小さかったことに加え、使用していた通信会社のドコモが安売りをしていたためです。使い始めて2年半ほど経ちました。山歩き関連では登山用地図アプリのスーパー地形(カシミール)をインストールして使用しています。iPhone SE2について、性能や使い勝手、或いはそのサイズについて得に不満はありません。というよりは満足しています。当分の間、使用するつもりです。
山歩きではスマホのバッテリー補充用にモバイルバッテリーを携行するようにしています。日帰りの山歩きでは、容量10,000mAhのAnker製を使用しています。このモバイルバッテリーでiPhone SE2を複数回満充電できますが、何回までできるか確認していません。モバイルバッテリーは以前アマゾンで安物を購入して痛い目にあっているので、銘柄を決めて購入しました。
これは山歩きとは直接関係ありませんが、買い物の支払いは現金ではなくスマホを使うことが多くなりました。バッテリ切れを起こすとスマホによる支払いができなくなるので、バッテリー切れには注意を払うようになりました。
(7) サポーター
サポーター 山中で初めて膝に痛みを感じたのは、大山へ登った時です。ヤビツ峠への下りで、右足を前方に振り出そうとすると、右膝の後ろにピリッという感じの痛みを感じました。この時は、それほどひどい痛みではなかったのですが、その後、蛭ヶ岳御正体山では、下りでこの膝の痛みに悩まされました。
この頃、私は50肩で整形外科医の診療を受けていたので、この痛みについて医者に相談したところ、原因不明の代名詞である変形性膝関節症と診断され、リハビリを勧められました。この時一蹴されるのを覚悟でサポーターの話を切り出したところ、逆に副交感神経云々、刺激云々と専門用語を並べ立てられ、効果があるからぜひ使えと、膝用のサポーターの使用を勧められました。早速この医者からサポーターを購入し、半信半疑で越前岳の山行の際、このサポーターを使用したところ、ウソのように痛みがなくなりました。プラシーボ効果かもしれませんが、これには本当に驚きました。これ以降、膝用のサポーターは、私の山行時の必需品になっています。

左の写真は、私が所有しているサポーター類です。一番左はタイツで膝のサポートに加え疲労防止にも効果があるという謳い文句に惹かれて、モンベルから購入しました。疲労防止の効果は分かりません。と言うより目に見えた効果はありません。一方膝痛防止機能ですが、膝のサポーターを使用せずに、このタイツだけで昨年暮れに畦ヶ丸に出かけたところ、西沢を半分ほど下った所でものの見事に以前と同じ膝痛に襲われました。このタイツに膝痛防止機能は無いというのが私の結論です。その後このタイツは、冬の低山歩きの防寒用に使用しましたが、このタイツの上か下にサポータを着用しなければならず、面倒なのでそのうち使用しなくなりました。
真中の白色のサポーターは、筒状のサポーターで長さが若干異なるだけです。上がミズノ製、下がD&M製です。現在は、もっぱらこのサポータを使用しています。このサポーターを使用して、膝痛に襲われたことは未だありません。
一番右の黒色のサポーターは、膝に巻きつけるタイプで、医者から購入したサポーターが伸びてしまって機能不全になった時購入しました。これも膝痛防止効果はありますが、少々ごついので今は殆ど使用していません。この外100円ショップで購入したサポーターも使用しましたが、これも膝痛防止効果はありました。但し、すぐ伸びてしまい、耐久性はイマイチでした。
(8) 日焼け止め
2010年8月作成
日焼け止めクリーム山で真っ黒に日焼けするのは、一見健康的で良さそうなのですが、私は未だ人と会って話をすることがあり、あまり黒いのは少々気がひけます。そこで最近は日焼け止めクリームを持参して、出発前にこれを顔や手に塗って日焼け防止を図っています。当初、日焼け止めクリームは皆同じと思っていたのですが、SPFやPAで日焼け止め性能の違いを表示していることがわかりました。インターネットで検索すると、山ほど情報が手に入ります。右の写真の左側は我家に転がっていた製品で購入時期は不明です。右側が昨年購入した製品です。どちらも1日2回ほど塗っていれば、それなりの効果はあるようです。
(9)ジップタイ
2022年10月作成
ジップタイ手袋をつけていもジップ(チャック)の開け閉めを簡単に行えるようにするため、山で使う衣類には良く使われています。しばらく使用していなかった衣類を調べている最中に、このジップタイが加水分解を起こしているのを見つけたので購入しました。こんな用品が加水分解を起こすことを夢にも思っていませんでした。購入先はモンベルです。

26.ツエルト
2006年7月作成
昨年、仙塩尾根を歩く際、購入したものです。軽量で収納形態がコンパクトなものを探し、カモシカで購入しました。ボトム付きの三角屋根型で、一人用です。たたんで専用のスタッフバッグに収納すると、直径5cm、長さ15cmほどの円筒形になります(写真左)。庭に広げて使い方を確認してみましたが、山ではまだ使用したことがありません。できれば、本番では使用したくない用具です。
ツエルト(収納形態) ツエルト(展張形態)
重量:178g

27.ドッグ・キャリー・バッグ
2006年6月作成
ドッグキャリーバッグ
重量:850g
ドッグキャリーハーネス
重量:310g
私は飼い犬をよく山に連れて行きますので、万一の際に備え、犬を運べる用具を探しました。ペットショップでは、確かにこのような用具を販売していますが、車や電車の移動の際に使用するというのが前提で、大きさ、重量の点で山では使えません。そこで市販のショルダーバッグを購入し、これに少し手を加え、山に持参していました(右上写真)。バッグのファスナーを開いて、犬の頭と顔を残して胴体と足をすっぽりバッグに入れ、バッグのファスナーが勝手に開かないように、ワンタッチのバックルを付け加え、更に私が日帰りで使用しているザックに簡単に取り付けられように、補助のバンドやカラビナを準備しました。初めて犬連れで歩く山に、持参していましたが、使う機会に恵まれず?山ではまだ使用したことがありません。
その後モンベルのカタログで、ドッグキャリーハーネスなる用具があることを知り、昨年横浜ベイサイドマリーナのモンベルで、これ(右下写真)を購入しました。前述の自作のバッグより軽く、また収納容積も小さいので、最近の犬連れの山行では、こちらを持参しています。昨年(2005年)12月に鍋割山へ行った際、雨山峠と鍋割峠の間の鎖場で初めて使用しました。自宅では、十分使い勝手を確かめていたつもりですが、いざ本番で使ってみると、犬が抜け落ちてしまうのではないかという不安を感じました。
犬をこの用具に入れ、手で吊り上げて運ぶというのが前提の用具ですので、3点保持が原則となる鎖場などでは、これをそのまま使用すると身動きができないということになります。このような場合は、手で持つのではなく、肩にかける等の工夫が必要ですが、そうすると今度は、前述の犬が抜け落ちるのではないかという、不安感に襲われます。山で使うには、もう少し工夫が必要かな、と考えなくもありませんが、こういう所へは犬連れで行かないというのが正解でしょう。

28.ピッケル
2006年6月作成
私が若い頃使っていたピッケルは、下記オールドファッションの項に記載したように骨董品としての価値しかありません。そのため今年3月、東天狗岳に登るのを機会に購入したのが下のピッケルです。鶴見の石井スポーツで購入しました。カシン製で商品名はコブラです。トレッキングポール代わりのバランス保持と万一の滑落停止に使えれば十分ですので、シャフトが少し長め(店員はもっと短いシャフトを勧めた。)で極力軽いものを選びました。軽さの点ではもっと軽いブランドのピッケルもあったのですが、頑丈さで見劣りがしたのでこれに決めました。若い頃愛用した門田のピッケルより軽い上、全体が小ぶりで慣性モーメントが小さいため、取り回しはずっと楽で、今の自分の体力でも使いこなせます。コストダウンのためか、作り方は荒っぽく、門田のピッケルのような美しさは感じられませんので、手入れをして美しさを保ちたいというような気持ちにはなれません。これは、ピッケルも山登りの単なる用具と考えれば、当たり前のことかもしれません。
ピッケルバンドはリストタイプにしました。ショルダータイプに比べ、何かにつけてピッケルの取り回しが楽です。ピッケルを本当に使いたい時、また使わなくて良い時、この差が出ると自分は考えています。
カシン製ピッケル
シャフト長さ:70cm、ヘッド長さ:24.5cm、重量:550g

29.ショップ
2005年2月作成
私が山の用具を購入しているショップの紹介です。

本題から少しわき道に逸れますが ・・・・・・・・・・ まえおき代わりです。
私は学生時代に一時東京を離れましたが、20代の半ばまで、住まいは東京の世田谷でした。ですから、この頃出入りしていた山の用品店は、いずれも東京にありました。中でも良く利用したのは、新宿の駅ビルの中にあった「たかはし」と水道橋の「さかいや」です。 「たかはし」は、私が当時履いていた登山靴がここの製品で、ソールの交換をしたのがきっかけで出入りするようになりました。残念なことに、今はありません。 一方「さかいや」は今も健在で、昔と同じ場所にある店舗に加え、更に数件の店舗がその周辺で営業しています。この「さかいや」はザックを通して、知った店です。当時この店は、自家製の手縫いのザックを販売しており、これが大変丈夫で、しかも縫い糸のほつれなどは修理をしてくれていました。またキスリング一辺倒の時代の中で、アタックザック、ドリューザック等、ザックの品揃えが豊富な店だったことを憶えています。私が最も熱心に山に通っていた頃使用していたザックは、すべてこの店で購入したものでした。別項で紹介した、ピッケルアイゼンもこの店で購入したものです。


さかいや(東京水道橋)
前述のような思い出があったので、山の用具をそろえる際、一番最初に尋ねてみました。雨具ザックはここから購入しました。今は自宅が横浜で、ここまで出向くことは滅多にありません。ただし、通販がありますので、時折通販で用品を購入しています。

IBS石井スポーツ(横浜鶴見)
ここも、前述のさかいや同様古くからあった店で、名前は私が20代の頃から知っていました。しかし店を訪ねるようになったのは最近です。広いフロアに商品が整然と並べられていて、品数が多いのと目的の商品を見つけ易いのが、特長です。種類が多い用具は、いろいろ比較できるので、この店で購入しています。この店からはトレッキングポールガスバーナーアイゼン等を購入しました。
2009年8月、2010年7月追補
2009年9月23日で閉店するとのはがきが舞い込みました。他の店も2009年10月で閉店との事です。最近は殆ど行かなくなっていましたが、昔からの老舗が1軒幕を閉じることになりました。
と、完全に閉店したのかと思っていたら、ICI石井スポーツに営業権を譲渡 し、2010年1月から横浜市の関内駅近くで営業を始めるとの連絡がありました。その後、この関内のショップへは行ったことがありません。


カモシカ(横浜桜木町)
ここも、古くからあった店だと思いますが、出入りするようになったのは、石井スポーツと同様、つい最近です。売場は1階と2階に別れており、フロアはあまり広くありませんが、昔の山の用品店の面影を残している店です。この店は自店のオリジナル商品に魅力があります。この店では、雪山用の登山靴防寒衣等を購入しています。
2010年7月追補
現店舗での営業は2010年7月19日までで、7月30日からは、現在の桜木町から横浜駅東口へ移転する、とのはがきが配達されてきました。東横線の桜木町駅が廃止され、現在の店舗は桜木町でも、賑やかなみなとみらいとはJRをはさんで反対側の目立たないところにあり、最近はたまによっても閑散としていることが多かったので、この移転はなんとなく分かるような気がしました。
2011年11月追補
新しい店舗になってからはしばらく行かなかったのですが、今年の4月にここでテントを購入したのがきっかけで、その後何回か新しい店舗に行っています。横浜駅の東口から少し離れており、横浜駅周辺の地理不案内の人には少々わかりにくい場所にあります。売り場面積は随分広くなり、商品の品数も増えました。読書コーナーなどがあり、いかにも今風の売り場になりましたが、昔の山の用品店の面影がすっかりなくなってしまったので、少少さびしい気がしないでもありません。来客数は桜木町の旧店舗より増えたようで、休みの日には結構混雑しています。

モンベル(横浜ベイサイドマリーナ)
私が行きつけのモンベルは、横浜市金沢区にあるベイサイドマリーナのショッピングモールの一角にあります。アウトレット商品のコーナーがあり、格安の衣料などが手に入ることがあります。私の冬用の下着はここのアウトレット品ですが、併用しているミズノのプレスサーモ製の下着より速乾能力と保温能力は上のように感じます。
2010年9月追補
この店は我家から近く、また駐車場の心配をしなくて済むので山用品はここで購入することが多くなりました。山で着用する衣類はいつのまにか殆どがモンベル製品になってしまい、とあわせて上から下までモンベルのロゴだらけで、山歩きの姿はモンベルの広告塔 のようになってしまいました。
2022年9月追補
数年前にショッピングモールが改築されることに伴い、しばらくベイサイドマリーナで営業していなかったので、ご無沙汰していましたが、スノーシューの修理のために久しぶりに顔を出してみました。ショップは2階から3階に変わりましたが、以前とほぼ同じ場所で営業していました。

100円ショップ
山の用品コーナーがあるわけではありませんが、山で利用できる用品を格安で手に入れることができます。私が山で小物入として使っている袋類は大半を100円ショップで購入しました。このほか私が使用しているマップケースの代用品手袋なども100円ショップで売っていた商品です。

オールドファッション
2005年2月作成
今から30年以上前に私が使用していた山の用具です。アイゼンホエーブスは既に紹介済みですので、ピッケルとワカンの紹介です。今更、使いもしないこんな古い用具のことを説明しても仕方が無いのですが、私のマスターベーションです。

門田のピッケル
山登りを再び始める気になって、?十年ぶりに二階の押入れの奥から取り出してみたところ、石突の金具には錆が出ていましたが、ピックとブレードの方は殆ど錆びていませんでした。この ピッケルはアイゼンと同じく門田製です。今でも東京の水道橋にある「さかいや」で、昭和42年頃アイゼンと共に購入したものです。山で使用するのなら、シャフトは交換しなければなりませんが、多分今では交換してくれるところは無いでしょう。もちろん、そんな気は更々ありませんが・・・・。現在市販されているピッケルと比べるとやや大ぶりで重く、今の私の腕力では使いこなせる代物ではありません。
門田のピッケル
シャフト長さ:80cm、ヘッド長さ:30cm、重量:870g

ワカン
ワカン
重量:970g、前後:35cm、左右:22cm
フレームがアルミ製のワカンは今でも市販されていますが、木製のワカンが未だ市販されているのかどうか、分りません。このワカンは二階の天井裏に放り投げていたものを思い出し、引っ張り出してきました。芦安製だったと思いますが定かではありません。写真は左側が下面、右側が上面です。写真では判り難いのですが、裏返してアイゼンを付けるため、ワカンの両脇にある爪の上側を切り落としています。ただし、ワカンにアイゼンを付けた場合は、足が重くて歩けたものではありませんでした。青いビニールテープが巻いてある紐の上に靴を載せて固定するのですが、取り付けたワカンの前後が、シーソーのように上下しないようにするのに、コツがあり、使い難い用具でした。また、当時の冬山山行では常識だった、数十kgの荷物を背負うと、ある程度雪が締まっていないと効果はあまり期待できませんでした。

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