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No.110 畦ヶ丸
前日の天気予報は、好天だったの気持ちの良い山歩きを期待していたのですが、予報は外れで、終日曇天と小雨の中を歩くことになりました。

日時 2008年(平成20年)11月29日(土)
天候 曇一時雨
同行 なし

所要時間
箒沢公園(7.20) ←1時間45分→ (7.40)大滝橋(8.35) ←35分→ (8.00)林道終点(9.20) ←20分→ (9.00)一軒屋避難小屋(9.20) ←20分→ (10.15)大滝峠上(10.15) ←45分→ (11.15)畦ヶ丸避難小屋(12.00) ←1時間30分→ (12.20)モロクボ沢ノ頭(12.20) ←20分→ (12.45)畦ヶ丸(12.50) ←45分→ (13.30)善六ノタワ(13.30) ←1時間30分→ (14.20)下棚の滝分岐(14.20) ←20分→ (14.55)西丹沢自然教室(15.00) ←45分→ (15.30)箒沢公園

山行概要

登山道の紅葉
マスキ嵐沢付近の登山道の紅葉
自宅を5時30分に出て箒沢公園には7時少し前に着きました。実は東名高速を大井松田で降りるところをうっかり秦野中井で降りてしまい10分ほど時間をロスしました。少し時間が早いので、箒沢公園について、一息入れ少々時間をかけて支度をして歩き出しました。車の外気温度計は4℃ですが、そう寒いとは感じなかったので、今日は最初からセーターを着ないで歩き始めました。最初は箒沢公園から大滝橋まで県道76号線を少し下ります。トンネルを過ぎたところで大滝キャンプ場と表示した黄色の看板の立っている脇の道を右折すると畦が丸へ向かう林道が目の前に現れます。
大滝峠上4.5kmと表示した導標が立っています。これからしばらく、この大滝峠上を目指して歩きます。林道を歩き始めるとすぐゲートが現れますが、開いており車が自由に通れます。しばらく砂利道が続きやがて道がコンクリート舗装に変わり、この上を少し歩いてコンクリート舗装を右に見送ると、その先が車の行き止まりで、ここから道は登山道に変わります。沢沿いにしばらく歩き、マスキ嵐沢と標識が立っているところで、沢から一度離れますが、やがてまた沢が左手に現れ、沢沿いに歩いていると目の前に一軒屋避難小屋が現れました。一息入れる積りで、写真を写しているとポツポツと雨が降り出し、あっというまに本降りに変わりました。雨具を着て歩く気にはならず、しばらく避難小屋の入口に腰をかけて様子を見ていました。冬のさなか、本降りの雨の中を歩く気にはなれません。今日はここで引き返そうかと思い始めたら、雨が小降りになり、すぐに止んでしまいました。なんだか夏の通り雨のような感じです。
雨が上がったところで歩き始めました。一軒屋避難小屋を過ぎても、道は相変わらず沢沿い、というより沢の中の道が続きます。やがて水が少なくなり涸れ沢になると左の斜面を登る木製のはしごが現れ、これを越えると道は沢を離れ、斜面をトラバースするような感じでしばらく歩き、やがて尾根道に変わります。ここにも導標が立っており、大滝峠上は未だ先であることを示しています。尾根道をしばらく歩くと休憩用のベンチが現れました。大滝峠上です。ここでやっと畦ヶ丸までの距離を示す導標が現れましたが、まだ1.7kmあります。
ルートマップ時間が中途半端だったので、ここは写真写しただけ、先へ進みました。歩き始めるとすぐ、今日始めての少しきつい登りが現れます。しかし長くは続かず、またこれまでと同じような比較的緩やかな登りに変わります。しばらく単調な道が続き、さらにその先で小さなピークを幾つか越え、そろそろ畦ヶ丸かと思い始めた頃、「この先200m畦ヶ丸避難小屋あり」、の表示が現れました。目の前の階段状のきつい登りを上りきると目の前に、避難小屋の前の休憩用のベンチが現れまし。
先客が二人いましたが、私が着くと少しベンチを空けてくれたので、ここで昼食にしました。いつものように湯を沸かし、今日は食欲があるので、持参したウィンナーを最初にボイルし、その後カップラーメンを作りました。気温が低いせいか、ガスバーナーがいつものように元気な音を出しません。昼食が終わった時は、手が少々かじかんでいました。
ここに着くまでは、このあとモロクボ沢の頭まで足を伸ばした後、畦ヶ丸まで行き、引き返すつもりでしたが、目の前に立っている案内板を見ると、畦ヶ丸から車を止めてある箒沢公園までは、西丹沢事前教室経由の方が距離が短いことが分かり、下山は西丹沢自然教室経由にしました。モロクボ沢の頭には、最初にドンと急坂を下り、そのあとダラダラと少し歩くと着きました。先ほどの案内板には、畦ヶ丸から600mとありましたが、距離感は案内板どおりでした。モロクボ沢の頭は一昨年、白石峠から城ヶ尾峠まで歩いた時、昼食を取ったところです。この時も天気はあまり良くなかったのですが、今回はもっと悪く、落ち着く気になりません。写真を写すとすぐ引き返しました。
畦ヶ丸の頂上を過ぎたところで、また雨が降り出しましたが、幸い本降りにはなりません。善六ノタワを過ぎて植林帯に入り、急坂を下って本棚沢へ出ました。ここまで来ればヤレヤレです。大きな石がごろごろしている西沢沿いの歩きにくい道を下って、西丹沢自然教室に着きました。旨くすればバスがあるかもと思ったのですが、40分ほどの待ち合わせになるので、バスはやめて箒沢公園まで県道を歩きました。帰途、久しぶりに山北の桜の湯に立ち寄り、酢の利いたところてんを食べ、帰宅しました。

箒沢公園 箒沢公園
ここにはトイレも設置してある
目の前の道を登って行くと、箒杉の下に出る
大滝橋 大滝橋
写真手前が玄倉側、向こうが西丹沢自然教室側
写真左の黄色の大滝キャンプ場の看板の向こうの道が東海自然歩道で、畦ヶ丸へはこの道を歩く
東海自然歩道 県道から林道へ入るとすぐ畦ヶ丸や大滝峠上方向を示す導標が現れる
因みに大滝峠上まで4.5Kmと表示されていた
林道終点 林道終点
車が5〜6台は楽に止められるスペースがある
途中にも駐車スペースはいたるところにある
登山道の紅葉 登山道
時折真っ赤なカエデ類が目を楽しませてくれた
マスキ嵐沢 マスキ嵐沢
登山道はここで一時沢から離れるが、一軒屋避難小屋の手前で再び沢沿いを歩くようになる
沢沿いの道 一軒屋避難小屋手前の沢沿いの道
一軒屋避難小屋 一軒屋避難小屋
丹沢の避難小屋の中で唯一、沢沿いにある
沢の水は豊富で涸れることはまずないだろうと思われる
運よく、ここに着いてまもなく雨が降り出した
避難小屋の内部 避難小屋の中
丹沢の避難小屋の中はいずれもきれいに片付けられており、この小屋も例外でなかった
沢床の道 一軒屋避難小屋を過ぎると沢床を歩くようになる
水量は少ないので、歩くのに支障は無い
木製の梯子 長かった沢沿いの道もここで終り
写真の木製の梯子を上って、尾根に取り付く
大滝峠上 大滝峠上
道はここから尾根の上を歩くようになる
畦ヶ丸まで1.7kmの導標がある
畦ヶ丸避難小屋の前の休憩用ベンチ 畦ヶ丸避難小屋の前の休憩用ベンチ
モロクボ沢の頭への道 畦ヶ丸避難小屋〜モロクボ沢の頭の間の道
特にこれと言った特徴は無い
モロクボ沢の頭 モロクボ沢の頭
辺りには落ち葉が部厚く積もっていた

畦ヶ丸頂上 畦ヶ丸頂上
畦ヶ丸避難小屋の前のベンチで昼食を取っている時は、畦ヶ丸の頂上からにぎやかな声が聞こえたが、モロクボ沢の頭から戻った時は無人だった
周りは樹木に覆われ、景観は殆ど得られない
善六のタワ 善六ノタワ
導標が立っているだけで、特にこれといったものがまわりにあるわけではない
本棚出会いの桟道修理工事 本棚沢
かれこれ10人近い人たちが、桟道取付け用基礎の補強や改修作業を行っていた
西丹沢自然教室 西丹沢自然教室
この日は土曜日で、周りには沢山車が駐車していた

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