My mountaineering record
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13.ザック
2005年2月作成
2006年6月追補
ザック
写真 a
重量:1.30kg
容量:30リットル
写真 b
重量:1.12kg
容量:25リットル
写真 c
重量:0.83kg
容量:20リットル
現在は左の写真にある3つのザックを使用しています。いずれも、東京の水道橋にある「さかいや」のオリジナル製品で、写真 b と c のザックは2002年の暮れ、写真 a のザックは2003年2月に購入しました。容量と重量は左に示すとおりです。日帰りの山行には写真 b のザックを、小屋泊まりの山行には写真 a のザックを使用しています。写真 c のザックは家内用に購入したのですが、稀に極力荷を軽くしたい山行で使用することがあります。写真 a のザックが約2,000円、写真 b と c のザックが約3,000円だったと思います。機能・性能面で際立った特長があるわけではありませんが、値段の割りに、バックとショルダーベルトの作りがしっかりしている(下の写真参照)と思っています。写真 b のザックはすでに50回ほど、日帰りの山行に使用していますが、まだくたびれてきたという感じはありません。写真 b と c のザックは、容量が違うだけで、デザインは同じです。両サイドに2つ、前面に上下2つと、計4つのポケットがあり、更に上部のハンドルを利用して衣類なども取り付けることができるので、使い勝手は良いと
ザックのバックとショルダーベルト
バックとショルダーベルト
思っています。特にハンドルを利用すると、割合大きな荷物も取り付けられますので、私は重宝しています。これに比べ、写真 a のザックはサイドのポケットの構造が今ひとつで、物を入れることが殆どできず、写真 b と c のザックほど使い勝手は良くはありません。ザックの外部のポケットはむやみやたらに付けても仕方がありませんが、最低でも写真 b と c のザックぐらいの外部ポケットが無いと、使い勝手は良くないと自分は考えています。なお、写真 a のザックは今流行の縦長デザインで、形を旨く保つためには、パッキングに少しコツがいります。
かもしかライトハイカー35
重量:1.1kg
容量:35リットル
計画倒れで終ってしまったのですが、昨年(2004年)、写真 a のザックを使って3泊4日の小屋泊まりの山行を計画してみたところ、容量がギリギリで、もう少し余裕があれば、パッキングがし易いのにと思いました。こんなことから、できれば容量40リットルクラスで、軽いザックが欲しいなと思って購入したのが、左側の写真のザックです。横浜の「カモシカ」で2005年7月に購入しました。店頭のサンプルを手にとってみて、軽さと機能に惹かれて購入しました。前述のように40リットルクラスが欲しかったのですが、このモデルは容量35リットルが最大だったので、これにしました。インターネットで探すともっと軽量のザックもありますが、ザックは手にとって見ないと機能等の確認ができないので購入する気にはなりません。このザックは、これまで仙丈ケ岳赤石岳の山行に使いましたが、背負易く、主気室へのアクセスが容易、上蓋のバンジーコード等便利な機能があり、使い勝手には満足しています。
ただし、背中の着衣が汗で濡れるとこの汗が主気室へ簡単に浸入してくるのが大きな弱点です。さかいや製のザックにはこのようなことが無かったので、調べてみたのですが、バック側の縫い目が濡れた着衣に直接触れる構造に問題がありそうです。

ドイタースピードライト15
容量:15リットル
重量:382g
小屋泊まりや縦走の山行を何回か重ねるうちに、サブザックがあれば、と思うようなことが何回かあり、登山用具店などへ行った際、時間があれば物色していました。そんな折、「カモシカ」で重量350gの店頭表示が目に付いて購入したのが、右の写真のザックです。モデル名はドイタースピードライト15で、容量は15リットル、ハイドレーション機能付きです。店頭には同じモデルで更に軽量の容量10リットルのザックもあったのですが、重量が10gしか違わなかったので、こちらにしました。
たたんだり丸めたりせずに、上の写真の容量35リットルのザックにそのまま収納することができ、これまで硫黄岳天狗岳の2回の山行に使用しました。特に可もなし不可もなしといったところですが、強いて言えば、衣服などを取り付けられるバンジーコードが付いていると、私には都合が良いと思っています。ところで重量ですが、我家のはかりで量ってみると382gありました。ウーン・・・・・
日帰りの山行に使用していたザック(一番上の写真b)がだいぶくたびれてきており、とうとう皮製のハンドルがハトメの部分で切れたので、新しいザックを購入しました。このザックは過去にもハトメの交換修理をしたことがありますが、修理代が馬鹿にならない金額だったので、今回は新品を購入することにしました。軽いこと、着衣を脱いだ際、簡単に取り付けられる機能があること、などを条件にして、選んだのが左の写真のザックです。
モンベル ストライダーバック
容量:25リットル
重量:1.07kg
モデル名は、モンベル・ストライダーバック25で、容量はこれまで使用していたザックと同じ25リットルです。カタログ重量1.08kgに対して実測重量は1.07kgでしたから、重量表示については上のドイター製に比べずっと良心的です。重量はこれまで日帰りに使用していたザックと殆ど変わりませんが、このザックにはザックカバーが内蔵されており、前述の重量はこの内臓ザックカバー込みの重量です。私が使用しているザックカバーは100g強ですから、これを考慮するとこれまで日帰りの山行に使用していたザックより、1割ほど軽くなった勘定になります。このザックの特徴は、とにかく小物入れが沢山付いていることです。バンジーコード、サイドポケット、主気室の前面と背面、それと主気室内に各一つのサブポケット、更にウェストベルトの両サイドにポーチが各1つと、その多さに感心します。ただし、これらの小物入れは何れも小さすぎたり、マチが付いていなかったりの類が多く、小さなもの、薄いものしか収納できず、使い勝手は良いとはいえません。
昨年11月の鍋割山の山行から使用していまが、バックレングスがこれまでのザックより5cm以上長くなり、随分背負いやすくなった感じがしています。まだ、大汗をかくような山行には使用していないので、汗に対する背面の防水性能がどの程度か良く分かりませんが、カモシカの35リットルのザックよりは、優れているようで、今のところ主気室内が汗でぬれたことはありません。
アルパインパック50
容量:50リットル
重量:1.62kg
最近、小屋泊まりに苦痛を感じることが多くなり、それでは幕営山行でもやってみるか、と幕営山行に必要な用具を購入しました。しかし、私が所有しているザックは最大でも容量が35リットルですから、もうすこし大きなザックにしないとテントや寝袋などを入れることができません。一方、自分の体力を考えると、山のような荷物を担いで長期の縦走などは出来ません。体力をあまり気にしなくて済む、比較的楽なコースで数泊のベースキャンプ的なテント泊が精一杯です。こんなことを頭に入れて、50リットル前後の大きさのザックを物色しました。軽いザックを中心に幾つかの候補に絞った上、現物確認ができ、価格面でも割安感のあったモンベルのアルパインパック50を購入しました。
このザックは、縦長の主気室1つだけのシンプルな構造です。モンベルのハイドレーションシステムに対応しているためか、水筒やペットボトルは主気室内に入れるか、上蓋と本体の間にしか入れることができません。また、麦藁帽子をかぶると後ろのひさしがザックのトップに干渉するのが私にとっては難点です。これを除けば、汗や雨に対する防水性能はかなり期待できそうですし、なんと言っても背負い易いのが長所です。
モンベル・フラットアイアン23
容量:23リットル
重量:0.50kg
日帰りの山歩きに使用しているザックは未だ健在ですが、サイドポケットが伸びてペットボトルをここに入れると落ちることがある、ウェストベルトに付けられたポーチが自分の着ているベストに干渉して使い難い、などがあり十数年ぶりにザックを購入しました。
購入したザックはモンベル・フラットアイアンパック23で、容量は23リットルです。カタログ重量は530gですが実測重量は500gでした。実測重量がワンサイズ小さい(20リットル)女性用のザックのカタログ重量と同じだったので、間違えて購入したかと思いましたが、寸法を確認して間違いないことを確認しました。ザックの重量はこれまで使用していたザックのそれの半分で、0.5リットルサイズのペットボトル一本分の重量減になりました。モンベルの小型ザックには通常ザックカバーが内蔵されていますが、重量軽減のためかこのザックには内蔵されていません。このザックにあわせてザックカバーも購入しました。
ザックの生地は薄手で一見華奢なイメージを与えます。ポールループと称して、トレッキングポールを使用しない間一時的に取付ける機能や0.5リットルサイズのペットボトルを収納できるショルダーポケットが両方のショルダーベルトに付いているなど、これまでのザックになかった機能がいくつかあります。
箱根の丸岳の山歩きで始めて使用しました。行動中の飲み水に使用する0.5リットルのペットボトルをショルダーポケットに入れてみたのですが、未だ慣れないせいか使い難いので、サイドポケットに入れて歩きました。ショルダーポケットにはペットボトルの代りに登山用地図アプリをインストールしたアイホンを入れてみました。出し入れなどがスムースにできて、当りでした。その他の機能はこれから確認するつもりです。

14.ザックカバー
2005年2月作成
ザックカバー
重量:121g
20〜30リットル用で石井スポーツオリジナル
当初ザックは、完全防水とまでは行かないまでも、撥水加工ぐらいはしてあるものと、思い込んでいました。ところがある日、自宅で何かの拍子にザックを水で濡らしてしまい、撥水加工どころか雨に対する防水対策は何もしていないことが分り、初めてザックの防水用のザックカバーがあることを知りました。ですから、ザックカバーを購入したのは、山歩きを再開してしばらくしてから、多分半年以上経ってからです。構造の良否を判断できる知識がありませんでしたので、ザックに合う大きさだけで、右の写真のザックカバーを選びました。自宅で、ザックへの取付け方を確認しましたが、ザックカバーの入口の絞り用のゴムが割合きつく、上限のサイズの30リットルのザックには思ったほど簡単には取り付けられませんでした。
山ではまだ本格的な雨に降られたことが無いので、使ったことがありません。ですから、実際の使用感は分りません。使用頻度は余り高くない用具ですから、山に持参する際は、救急袋等、使用頻度が同様に少ない用具と一緒のスタッフバッグに入れています。


2011年8月追補 
ザックカバー
重量:124g
赤色ザックカバー
重量:86g
幕営山行用のザックにあわせてザックカバーを購入しました。ザックと同じメーカーの製品なので、ザックにぴったり取り付けれます。まだ雨天の使用実績はありませんが、前述のザックカバーより風に飛ばされない対策がしっかりしています。


12月に購入したザックにあわせて、ザックカバーも購入しました。というより、モンベルのポイントがたまったので、ポイントで購入しました。なんとなく得をしたような気持ちになります。ザックが黒色だったので、目立つ赤色にしました。

15.トレッキングポール
2005年2月作成
トレッキングポール
右の写真は、私が使用しているトレッキングポールとこれに関連する用具で、名称は以下の通りです。

 1:トレッキングポール
   (レキ、マイクロアンチELS、290g)
 2:収納袋
 3:無雪期用バスケット、チップ
 4:ポールグリップ


Aの収納袋は交通手段にバスや電車を使う際、車内で使用するつもりで購入しましたが、使用したのはまだ1度です。トレッキングポールを購入する際、オールカーボン製で非常に軽い国産のトレッキングポール([株]キザキ製、重量:158g)に気を惹かれたのですが、最終的にはスペアパーツが入手し易い、レキの製品を選びました。
私が現在使用しているトレッキングポールは、写真のようにシングルタイプです。私はカメラのケースのベルトを右肩に掛け、腰の左側にこのカメラのケース下げて歩きます。ペアタイプのトレッキングポールは、このカメラのケースが邪魔をして使い難いので、シングルタイプのトレッキングポールを使用しています。それと、両手をトレッキングポールでふさがれることに、抵抗もありました。
購入当初、その効果のほどについては半信半疑でしたが、使用しているうちに手放せないグッズになりました。私のような中高年者は、ちょっとした拍子にバランスを崩し、転倒します。トレッキングポールを使用すると旨くバランスが取れますし、バランスを崩しそうになった時、バランスを保持するのに、トレッキングポールはきわめて有効です。更に下りの時、体重の一部を支え、足への衝撃を減少させることにも有効です。

ポールグリップ
ポールグリップ
積雪期と無雪期とで、バスケットを交換していますが、雪面用の大型のバスケットは、硬い雪の斜面を突いた時、幅広のバスケットが邪魔をしてチップが雪面を刺ささずに空振りし、これでバランスを崩すことがあります。雪道だからといって、機械的に雪面用のバスケットを使用するのは、考え物です。
トレッキングポールは疲労や膝の負担の軽減に有効な用具ですが、写真を写す場合や両手を使わなければならない急斜面の登下降では邪魔になります。簡単に両手がフリーになり、また必要な時に簡単にトレッキングポールが手に取れるような用具があれば良いのですが、これがなかなかありません。左の写真は、このような目的のためのポールグリップです。上がレキ製でベルトなどに取り付けるタイプ、下がミズノ製で元々はザックに取り付けるタイプのものを、私が少し改造したものです。これらの用具を使って、山で何回か取りつけ場所や方法の試行錯誤を繰返したのですが、今ひとつぴったりせず、最近はあきらめ気味です。両手を長くフリーにしたい場合、昔ピッケルを扱ったのと同じ要領で、ザックと背中の間にグリップ側から差しています。差すのは何とかできるのですが、抜くときが一苦労です。

2022年10月追補
トレッキングポールは殆どの山歩きに持参するので、使用頻度が最も高い山の用具です。初めて登った高松山で使用したトレッキングポールを今でも使用しているので、200回ぐらいの山歩きで使用したことになります。擦り傷や塗装の剥がれが目に付くようになりましたが、今ではこのトレッキングポールにすっかり慣れ親しんでおり、他のトレッキングポールに代える気になりません。トレッキングポールの中に使われているプラスチック製の回り止め用のコマは消耗品なので、これが入手できる間はこれを交換して(過去に1回交換)、使い続けるつもりです。
雪山以外では、ポールの先端に上の写真のCのポールグリップ(スリップレスラバー)を付けて歩くのが大半になったので時々無くなります。明神ヶ岳の山歩きでも無くしたので購入しましたが、値段が高くなっているのでびっくりしました。

16.手袋
2005年2月作成
山ではシーズンを通して手袋を着用していますが、特別なものは使用していません。写真 a は、防寒用で、左右いずれも通常の街中用のフリース製の手袋です。私は雪山にも行きますが、横浜近辺の2000m未満の山が主ですから、これで十分です。
防寒用手袋 作業用皮手袋 保護用手袋
写真 a、防寒用手袋 写真 b 写真 c、保護用手袋
私が使用している防寒用の手袋は、一般の街中用ですので、物をつかんだとき滑り易いのが難点です。予備として、写真 b に示す薄い皮製の作業用手袋を持参し、固定クサリやロープを掴むときは、ケースバイケースで、使い分けるようにしています。
写真 c は手の保護用として使用している手袋です。手の保護用の手袋は、厚手の手袋だと手袋をしたままデジカメのボタンやダイヤル操作ができなくなるため、薄手の手袋を使用しています。以前は、写真の右側の薄手の軍手を使用していましたが、最近は100円ショップで売っている、手袋を使っています。この手袋は、薄くて、デジカメのボタンやダイアル操作は問題なくできますし、手の平側に滑り止めがついているので、トレッキングポールの長さを固定する際、ポールをきつく捻ることができるので、便利に使えます。耐久性はありませんし、洗うと縮みますが、値段が値段ですから、気にはなりません。
2012年4月追補
冬用手袋
重量:左82g、右124g
日帰りの丹沢や奥多摩で冬用の手袋として使っていた、上の写真 a の手袋がくたびれてきたので、右の写真の手袋をその代替用として新たに購入しました。何れもユニクロ製で、インターネット上のオンラインショップで購入しました。山の用具店やアウトドア製品を扱う店でも同様の製品を販売していますが、値段はユニクロと比べると数倍もしますので、とても買う気にはなれません。丹沢や奥多摩程度の山なら、冬はこのユニクロ製の手袋で十分です。
と、たかをくくって今年の2月に東天狗岳を登る際、渋の湯〜黒百合ヒュッテの間で、写真右の手袋を使用しましたが、この時は歯が立たず、途中で上にミトンを着用しました。

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