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30.テント関連用具
テント関連用具 テント関連小物
テント及び関連用具 (5)の小物類の内容

名称 (1)テント (2)シュラフ (3)マット (4)銀マット (5)小物類 (6)木槌
商品名 エスパース・ソロ 180SPDX ProLite・スモール
メーカー ヘリテイジ ナンガ カスケードデザイン
重量 1.49kg 470g+18g 302g+18g 140g 20g(袋重量) 157g
名称 (7)グランドシート (8)ペグ (9)ペグ (10)ハンモック
ネット
(11)ミニスコップ (12)手袋・
細ひも
商品名
メーカー ヘリテイジ ヘリテイジ ヘリテイジ
重量 184g 100g/8本 67g/4本 27g 29g 67g+46g

2011年8月作成
上の写真が私の幕営山行に必須の用具で、重量を合計すると3kgになります。幕営山行では、これに食料が加わりますので、3〜4泊ぐらいの山行になると小屋泊りの場合より、5kg程背負う重量が増加します。私の場合、3泊ぐらいの小屋泊まりの山行では、ザックの重量が大体10kgぐらいなので、5割ほど荷が重くなることになります。若い頃なら、この程度の重量増は全く問題にならなかったのですが、今の私には結構な重量増になります。先日の尾瀬の山行は、3泊4日で計画しましたが、ザックの重量が水無しで14kgになり、その重さにビックリしました。幕営用具を揃えたのは良いのですが、さてどうしようと言うのが、今の心境です。

(1) テント
テント購入するに当っては、重量と通気性に重点を置いて検討を進めました。重量面や設営・撤収面では、シングルウォールのテントが有利、通気性の点ではフライ付が有利、というのが一般的な見方のようです。あれこれ考えたすえ、通気性を第1に考え、フライつきのテントにしました。メーカーをどこにするか考えている時、たまたまこのテントを扱っているカモシカが2割引セールを行っていたので店に行き、現物を見て購入しました。山の用品は殆どがカタログ重量より実際の重量の方が重いのですが、このテントは珍しく、逆(カタログ重量:1.50kg、実測重量:1.49kg・・・ペグを除く重量)でした。
まだ尾瀬で1回しか使用していませんので、使用感についてはあまり意見はありません。風さえなければ設営は容易です。尾瀬では、2晩使用し、初日は曇、2晩目は本降りの雨に会いましたが雨漏り、テント内面の結露等はありません。床面寸法が2.1m×1.0m、高さは1mです。テントの中に入ってみると意外に広く感じ、テント内にザックの収容物を広げても寝るスペースは十分確保でき、居住性には満足しています。
購入する際は、あまり気にしていなかったのですが、フライ付きで有利なのは、前後室と称してテント本体とフライの間にスペースが設けられ、ここを作業スペースにしたり物を置くスペースに利用できることです。私はここに脱いだ登山靴や水などを置いています。シングルウォールのテントの場合、脱いだ靴はテントの中に入れるか、夜露や雨に濡れない処置をしてテント外に置かなければなりませんが、実際の山行では、このような処置は結構負担になると思われます。

(2) シュラフ
マットとシュラフ
左:マット、右:シュラフ
3シーズン用で軽いもの、ということでナンガのスウェルバック180SPDXを購入して使用しています。カタログでは、快適使用温度が0℃、使用可能限界温度が-5℃なのですが、保温力は思ったほどではないように感じています。しかし、寸法にゆとりがあるので中に入っても拘束感が少なく、肌触りも柔らかくて感じの良いものです。なんと言っても、軽いのと収容容積が小さいのが魅力です。
2022年10月追補
(2-1)シュラフカバー
シュラフカバー
左:シュラフ、右:シュラフカバー:172g+5g
シュラフカバーの中にシュラフを入れて寝ると、シュラフは外からではなく、内側から濡れるイメージが強かったので、シュラフカバーを幕営山行では使うつもりがありませんでした。
その後、大雪山で避難小屋などに泊る際、シュラフの代用に使ってパッキングの手間を省きたいのと重量軽減をしたくなり、購入しました。メーカーはモンベルです。
黒岳石室は自分のシュラフを持参せずに小屋のシュラフを借りましたが寒さを感じずに良く眠れました。また朝のパッキングはシュラフがない分、楽になりました。シュラフメーカーが付けてくるスタッフバッグは収容容積を小さくするためなのか小さくできており、これにシュラフを詰込むのが結構大変でした。
白雲岳避難小屋では上下に防寒衣を着てこのシュラフカバーにもぐって寝ましたが、足は登山用の靴下を履いただけだったので足先が冷たくて何回か目を覚ましました。足も保温対策をすれば、目的どおりになりそうです。もしまた黒岳石室や白雲岳避難小屋に泊る場合は、シュラフを持参しないつもりです。

(3) マット
エアマットタイプに軽い製品があったのですが、強度面に不安を覚えたのと使用感についてマイナス評価が多かったので、このマットにしました。厚さが25mmですから、石ころの多いキャンプサイトでは、場合によるとクッションの面で不満が出るかもしれませんが、旭岳尾瀬で使用した限り、使用感について特にこれと言ったコメントはありません。強いて言えば幅(51cm)がもうすこし広いといいな、と思っています。今の寸法では寝返りを打つとマットから落ちてしまいます。なお、これは使用感とは違いますが、購入を検討している際、どの製品も随分良い値段だなと思いました。

(4) 銀マット
多少のクッション性を期待すると共に、テントの床面の汚れ防止、テント内の防湿のために、テント床面全体に広げて使用しています。DIYの店に行き、キャンピング用品として売っていたものを購入して、テントの床の寸法に合わせてカットしました。同じような製品を山用具専門店で見かけましたが、その値段を見てビックリしました。

(6) 木槌
木槌はペグの打込用です。最初はDIYの店で見つけた木槌を購入したのですが、カモシカでこれを見つけ、DIYの店の製品より小ぶりで軽かったので購入しました。尾瀬で使用しましたが、地面が軟らかくてペグを簡単に打ち込める所だったので、木槌の有難味を感じるところまで行きませんでした。

(7) グランドシート
グランドシート使用しているテント専用のオプション製品で、テント本体の下に敷いて使用しています。専用のオプション製品なので、サイズはテントの底に合わせてあり、4隅をテントの底に引っ掛けて使用します。テント本体のグランドシートの汚れ防止や防水性向上、テント撤収の際、このシートの上でパッキングできる等が謳い文句ですが、まあ、謳い文句どおりだと思っています。

(8)(9) ペグ
テントに標準で付属していたペグは(8)が8本でした。テントを実際に設置する場合、フライシートの張り綱4ヶ所、テントの床面4ヶ所、フライシートをテント本体から離すために4ヶ所の計12ヶ所の固定が必要になります。これを全部ペグで固定しようとするとテントに標準付属のペグ8本では足りません。ペグは一種の消耗品なので、この不足分4本+αを予備に購入しました。なお、(9)のペグはもっぱらテントの床面固定用に使用しています。

(10) ハンモックネット
ハンモックネットこれもこのテント専用のオプション製品です。テント内の天井に取り付ける紐があるので、この紐に取り付けます。私は眼鏡を使用しているので、寝る時の眼鏡の置場や財布などの貴重品をザックから出した時の置場に使用しています。ネットなので下から何が入っているのか見えるのがミソの製品です。

(11) ミニスコップ
このミニスコップはカモシカで見つけ、軽いので購入しました。チタン製で大きなスプーンのような形状をしています。これまで何度も失敗している衝動買いです。テント周りに溝を掘るより、ペグを抜くのに重宝しています。

(12) 手袋・細ひも
手袋はテントの設営、撤収の際の手の保護のために使用しています。このテントはポールを差し込んで、最後にこれを曲げてテントを張るとき、かなり力が要ります。またテントに標準で付属しているGのペグは鋭角部があり、気をつけないと手を傷つけます。実際、このテントを購入して我家で設営、撤収の練習をしている時、手に怪我をしました。
細ひもは、特に使用方法を決めているのではありません。万一の非常用です。
2012年8月追補
(13) 枕
昨年は、雨具や着替えをなどを枕代わりに使用していましたが、今一つ調子が良くないので枕を探しまし
枕
78g (含スタッフバッグ)
た。枕を探し始めた当初は、昔旅行用として売っていたビニール製の枕があるのではないかと、近くの100円ショップへ出向いてみましたが、見当たりません。結局右のモンベル製を購入しました。しかし、そのお値段には少々驚かされました。この枕は、モンベルのマットとセットで使用することを前提としており、枕にあるフックでマットに取り付けると枕は動かない構造になっています。私のマットはモンベル製ではないので、枕を固定できません。初めてこの枕を使用したときは、枕が動いて簡単に頭が外れてしまい往生しました。今は、タオルを巻いて使用していますが、こうすると枕はあまり動かなくなります。
この枕には補修用の接着剤とパッチが付いてきます。この辺りはいかにもモンベルらしい製品です。専用の枕ですから、雨具などよりはずっと快適ですが、前述のように結構なお値段なので、費用対効果は、というと、?マークです。
2012年8月追補
(14) 懐中電灯
懐中電灯
重量:99g(電池込)
通常の山行には持参しませんが、小型で結構明るいのでテント泊の時、持参しています。昨年の計画停電時、家内が近くのスーパーで3個買ってきたうちの一つを流用しています。値段は多分1個数百円だと思います。メーカー名は分かりません。胴体部はすべてアルミの削り出しで結構しっかりしたつくりです。単3乾電池3本を使用し、ランプ部にはLEDが使用されています。防水機能などはありませんが胴体部は蛍光機能があり、真っ暗なテント内でも青白く光っています。

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