ソール11遊星主

   2007年、日本の京都で初めて確認された謎の地球外知的存在。機界昇華によって消滅した三重連太陽系を復活させることを目的とするプログラムシステムの総称であり、戒道少年は「三重連太陽系の守護神」と呼んでいた。京都で確認された最初の個体・パルパレーパは究めて人間に近い外観を有していたが、Gストーンの上位互換型であるラウドGストーンを動力源としており、サイコキネシスを有する戒道少年、エヴォリュダー・ガイサイボーグルネ・カーディフ・獅子王すらも一蹴する強力な戦闘能力を有している。
   本来「ソール11遊星主」は三重連太陽系において太陽の老齢化などによる恒星系の終焉を回避するための恒星系復元システムだったと思われる。しかし、三重連太陽系の機界昇華に際してはなぜかシステムが作動せず三重連太陽系は機界昇華とその終結によって消滅した、と推測されている。その恒星系復元システムが今になってなぜ再び活動を開始し、地球圏に脅威をもたらしたのかは不明であるが、宇宙収縮現象も彼らの仕業であると仮定するなら、かつてストレス昇華システムであった機界31原種と同様に、至上目的達成のためになりふり構わぬ行動に出ているという推測も成り立つ。
 以下はその一覧である。