ソール１１遊星主のうちのひとり。蜂をモティーフとした赤いレザースーツに全身を包んだ青白い肌の女性で自称「美と快楽の女神」。背中に羽蟲の羽根を有する。羽蟲の羽根は機動性はもとより、ホバリング能力に長けた性質を持っており、ピルナス自身も右腕の鞭、左腕の針状の近接格闘装備を兼用した火炎放射器を用いた変幻自在の空中格闘戦を得意としている。また鎖と首輪を用いて目標を捕縛する技術にも長けている。パルパレーパと同じく究めて高い身体能力を有しており、超人的な身体機能を誇るルネ・カーディフ・獅子王をすらも容易に撃退する事ができる。
しかし、遊星主の中では、ペイ・ラ・カインやパレス・アベルらと同様に、フュージョンすべきマシンが確認されていない。また、極めて饒舌で、プライドが高く他者を見下す傾向があり、また加虐心が強い性格が垣間見られ、言うなれば自身の欲望に忠実な「人間性」をも備えており、この二点から、ピルナスが他の遊星主とは一線を画した存在であることを窺わせる。白兵戦闘に優れた能力を有するが故か、普段からパルス・アベルの傍らにあって、彼女を警護していた。
三重連太陽系再生に伴う彼女の担当セクションは不明だが、恐らく再生の進行責任者であるパルス・アベルの護衛や芸術分野におけるレプリジンの啓発や育成を主目的としていると思われる。
ＧＧＧ内でも特にルネを好んで標的する。
声優は驚きの半場友恵さん。