GGG機動部隊が誇るスーパーメカノイドにして誰が呼んだか最強勇者ロボ軍団を束ねる「勇者王」。ガイガーが大河長官の承認の下、3機のガオーマシンとファイナルフュージョンすることにより完成する。ギャレオンのブラックボックスから得たジェネシックガオガイガーの断片的なデータを基に建造された。対機界文明戦の主戦力として各種特殊ツールを駆使して戦う。近接格闘戦を前提としており、右腕のブロウクンマグナム、左腕のプロテクトシェード、両膝部のドリルニー等の武装がなされている。GSライドは機動部隊最多の4基を備えており、また核となっているサイボーグ・ガイの感情の高まり次第では、時として超竜神を上回るパワーを発揮する。必殺技は右手の攻撃のパワーと左手の防御のパワーを強制融合させたヘル・アンド・ヘヴンとマーグハンドを装着して放つハンマーヘル・アンド・ハンマーヘヴン。基本的にガイの意志で動くが、危機に際してギャレオンが強制的に制御する場合もある。
対EI−02戦において初めて実戦に投入され、その圧倒的な戦闘力をまざまざと見せつけたが、同時にプロトタイプ特有の機能的な不備や改良懸案が続出し、GGGはこれにひたすらに対処していくことが求められていく。ガオガイガーは戦いながら完成に近づくことを続けたマシンと言っても過言ではないだろう。結果、機界昇華終結時には格段の性能向上と、機能の安定化を実現していたのである。
幾多のゾンダーロボとの戦闘を経てEI−01を殲滅するに至るが、その直後に来襲した3体の原種にはなすすべもなく破壊されてしまっている。後にウルテクエンジンを搭載、パワーアップして復活を果たした。また、局地戦などに対応するために追加装備も数多く造られた。追加ブースターポッドを装備した宙間戦闘仕様は特にスターガオガイガーと呼ばれ、戦闘能力の向上が著しく、大気圏内の戦闘でも用いられている。
機界新種殲滅後、中核たるギャレオンがマモル少年と共に旅立ったために、地球防衛の第一線から姿を消さざるを得なくなったが、対機界文明戦、いわゆる原種大戦を通して殆ど常に最前線にあり続け、多大にして偉大な戦果を打ち立てた不朽の名機である。胸部のライオン顔と、背部の巨大な黒い翼が印象的で、力強いその威容は「勇者王」の名にふさわしいものと言えよう。GGGが秘密防衛組織であった当時は「黒いロボット」の愛称で親しまれた。
分類 G−stone Drived Brave
Robot Special
型式 スーパーメカノイド
構成
獅子王凱/ギャレオン/ライナーガオー/ドリルガオー/ステルスガオー
全高 31.5m
重量 630.0t
内臓タンク総量 264.2t
搭載AI型式 獅子王凱
GSライドクラス 機密
機関構造 Gドライブ結合
動力 GSライド4基接続
出力
over7500000kw(10000000馬力以上)
飛行システム 翼端インパルスドライブ
飛行システム推進力 1200t×2
最高走行速度 172km/h
最高飛行速度 3.0Mach
ファイナルフュージョン総所要時間 62.328sec
バリアシステム プロテクトシェード
バリアシステムによって耐久可能な最大エネルギー負荷
7.788×1015J相当
物理防御システム レーザーコーティングスーパーG装甲
物理防御システムによって耐久可能な最大衝撃負荷
7.822×108J相当
装備
ブロウクンマグナム/ドリルニー/プロテクトシェード/プラズマホールド
オプション装備
ディバイディングドライバー/ガトリングドライバー/ディメンジョンプライヤー/ゴルディオンハンマー/マーグハンド/モレキュルプラーネ/グランドプレッシャー
備考
右腕の攻撃的エネルギーと左腕の防御的エネルギーを集束、融合させることでヘル・アンド・ヘヴンを発動させることが出来る。ウルテクエンジン搭載後は出力が1.5倍に増強された。
マーグハンドおよびゴルディオンハンマー接続状態
ヴァージョン スペック15
構造 Gボックスキャストフレーム・スペック15結合
動力 ウルテク統合Gドライブ結合
最大出力
over15000000kw(20000000馬力以上)
推進装置 ウルテク統合Gドライブ結合
推力 5500t×2
最大走行速度 195km/h
装備
ゴルディオンハンマー/ドリルニー/プロテクトシェード/プラズマホールド/ゴルディオンマグナム