聖書の福音

永遠の計画



 新しい年を迎えると、「一年の計は元旦にあり」という言葉があるように、気持ちを新たにして「今年はこういう年にしよう」とか「今年はこういうことに取り組もう」などと、一年間の計画を立てる人も多いのではないでしょうか。
 また、最近は人生設計をしっかり立てることの大切さもよく言われています。しかし、永遠の計画を立てる人は少ないのではないでしょうか。

 聖書には、「確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。」とあります。今の時代は、神が、私たち人間が自分の罪に気づいて悔い改め、神に立ち返ることを待っておられる時なのです。
 そして、この恵みの時にイエス・キリストを自分の救い主として信じるかどうかで、永遠に神の国で生きるか永遠に神の裁きで苦しむかが決まります。
 しかも、この恵みの時はいつ終わるのか、私たち人間には知らされていません。百年後かもしれないし、来年かもしれないし、明日かもしれません。そうであれば、今すぐにでもキリストを信じて、永遠の備えをしなければなりません。
 冒頭の格言の言葉を借りれば、「永遠の計は今にあり」ということです。

 ところで、神は救いの計画をいつ立てられたのでしょうか。実は、世界の始まる前からそのことを計画されていました。「神は私たちを世界の基(もとい)の置かれる前からキリストのうちに選び・・・」と聖書にあります。神の救いとは、なんと遠大なご計画によることでしょうか。

 今度はぜひあなたが、イエス・キリストによって永遠の計画を立てられますようにお勧めいたします。