聖書の福音


 聖書の語る神について、簡単にご説明します。


全知全能なる神
  全知全能とは、簡単に言えば、何でも知っていて、
 何でもできるという意味です。
 つまり、完全無欠の神というわけです。
 逆に、完全でなければ、神とは言えないのではないでしょうか。


唯一の神
  日本では、昔から「八百万(やおよろず)の神」と言って、
 どんな物にも神が宿っていると言われます。
 また、色々な宗教があり、それぞれに神とされているものがあります。
 しかし、聖書の語る神は唯一、ただお一人です。
 完全な神であるならば、複数存在する必要がありません。
 「神は唯一です。」(テモテへの手紙第一2章5節) 


創造主なる神
  この天地万物、全てのものを造られ、支配しておられるた方です。
 私たち人間も神によって造られ、生かされている存在です。
 「初めに、神が天と地を創造した。」(創世記1章1節)



義なる神
  完全に義なる神、正しい神です。
 少しの罪や汚れもない方です。
 そしてその義の性質ゆえに悪や罪を裁かねばならないお方です。
 警察が犯罪者を捕まえねばならないように、
 裁判官が正しく裁かねばならないように、
 神は神であるがゆえに罪を裁かねばなりません。


愛なる神
  義であると同時に愛に満ちた方でもあります。
 私たち人間を限りなく愛し、裁きから逃れる道を備えてくださいました。
 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
 それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、
 永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書3章16節)
 「神は愛です。」(ヨハネの手紙第一4章16節)



永遠の神
  永遠の昔から永遠の未来に至るまで存在される神です。
 そのご性質も永遠に変わることがありません。

 「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。」(エレミヤ書31章3節)