聖書
私たちクリスチャンがお伝えしている福音は、聖書に基づくものです。
聖書は、全部で66の書物を1冊の本にしたもので、数十人の人によって書かれています。
けれども、聖書全体の内容は非常に調和がとれています。
それは、聖書というものが、それぞれの著者を通して神が書かれた書物であるからです。
直接的には人間の手によって書かれたものですが、実際は、神がそれぞれの人を動かして書かれた書物、それが聖書なのです。
ですから、聖書の本当の著者は神ご自身であると言えます。
では、この聖書は、誰のために書かれた書物でしょうか?
それは、私たち全ての人間のためです。
神が私たちに宛てて書かれた長い手紙、それが聖書です。
私たちが自分の罪に気づき、その罪を悔い改め、神に立ち返って生きるようになることを願って、
神がこの聖書を私たち人間に与えてくださいました。
また、聖書は永遠に変わらない神の言葉です。
人間の言葉は気分によって、また、時間の経過とともに変わることがよくありますが、
神の言葉である聖書はいつまでも変わることがありません
(翻訳等の都合による改訂があることはありますが。)。
ですから、聖書の言葉は真理であり、十分信頼に値するものであると言えます。
そして、この聖書全体が、ある一人のお方について語っています。
それが、イエス・キリストです。
旧約聖書、新約聖書とも、真の救い主であるイエス・キリストのことを私たちに教えてくれます。
どうぞ、この聖書をお読みになり、神の真理を、イエス・キリストをお知りになられますように。
「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」
(テモテへの手紙第二3章16節)
「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。
その聖書が、わたし(イエス・キリスト)について証言しているのです。」
(ヨハネの福音書5章39節)