聖書の福音

聖書の福音(テーマ別)


 聖書が語る福音(良き知らせ)について、その概要をご説明します。

 聖書は、唯一の真の神の存在が前提となって書かれています。
 永遠の初めから、神が存在しておられます。
 その神が、世界を造り、人間を造られました。

 人間は神によって造られた者であり、神に従うべき者でしたが、
神を無視して自分勝手に生きる者となってしまいました。
 そのような、神に従わない、自分勝手な生き方が、神の前における「罪」であり、
私たち人間は皆、神の前において「罪人」です。

 また、神は「義」なるお方であり、罪を裁かなければいけないお方です。
それゆえ、私たち人間は神によって裁かれるべき定めにありました。

 しかし、一方で神は「愛」なるお方であり、
私たち罪人のことを憐れんでくださり、裁きに会わない方法を用意してくださいました。

 その方法とは、私たち罪人の代わりに、ご自分のひとり子を裁くということでした。
 そして、その神のひとり子こそ、イエス・キリストなのです。

 イエス・キリストは、神の御子であられながら、
神のみこころに従い、私たちと同じ人間の姿を取ってこの世に来てくださいました。
そして、十字架の上で私たちの身代わりとして、神からの裁きを受けてくださいました。

 このイエス・キリストの十字架のみわざのゆえに、
私たちは、このお方を自分の救い主として信じ受け入れるだけで、
神の前に罪を赦され、裁きを受ける変わりに、永遠の命を与えられ、
神の国に入ることができるのです。

 神は、このような、イエス・キリストによる救いの道を用意し、
あなたがご自分の罪を悔い改めて、イエス・キリストを信じて罪を赦され、
神に従って生きるようになるのを待ち望んでおられます。

 これが聖書の語る福音です。
 どうぞ、イエス・キリストによって、このすばらしい救いをご自分のものとされますように。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
(聖書:ヨハネの福音書3章16節)