O-family

O-Family Top へ
           
電子工作 デジタル時計 ゲーム 部品箱 掲示板 リンク集
●頒布室●  
旧掲示板


● デジタル時計 ●

 デジタル時計は、電子工作の趣味が中級者レベルになるころ、一度は作ってみたい回路の一つだと思います。
 
 わが家の部品箱やジャンク箱の中には、昔製作した時計や、未使用のままのLSIと表示器が数々あります。
 それらを復活させて、動作する状態で保管してやりたいと思い、製作を初めました。
 
 また、流行のワンチップマイコンなどを使用した、オリジナル時計も製作して行きます。





■ インテリア仕様、デジタル時計の製作 ■

 ディスプレイ用のケースに入れて、デザインに重点を置いたデジタル時計の製作です。

Menu
 AVRマイコン ATmega88 + ニキシー管 デジタル時計
 
                     (日立 CD81)
 AVRマイコン ATmega88 + 蛍光表示管 デジタル時計
 
                     (ISE DG10F1)
 時計専用 LSI MM5316N + 蛍光表示管 デジタル時計
          (NEC LD8035E)
 AVRマイコン ATmega88 + 蛍光表示管 デジタル時計
 
                     (NEC LD8035E)
 ATmega88 + フィラメント型表示器 4桁 デジタル時計
 
            (Apollo NUMITRON DA-2900)
 ATtiny45 + フィラメント型表示器 6桁 デジタル時計
 
            (Apollo NUMITRON DA-2900)
 
 プラズマ表示器 SPERRY SP-336 6桁デジタル時計
 
             (SPERRY SP-336)

 
 LCDパネル SP521P (SP-521) デジタル時計
 
    ● フル・ロジックIC 版  ● AVRマイコン 版

 
 ロジックIC 4桁LED デジタル時計
 
    フル・ロジックIC 4桁LED表示器 (OSL40562-IB 青)

 
 Plotclockの製作   
 
    2014年に「Johannes Heberlein」氏によって公開された、
    ホワイト・ボードにサーボ・モーターで時刻を書く時計です。






■ 時計専用 LSI ■

 1970年代前半、デジタル式の時計が家庭用にも発売され初め、7セグメントLEDも安価に入手できるようになったので、74シリーズTTLをたくさん組み合わせた時計の製作記事が紙面にも登場するようになっていました。
 しかし、TTLでは基盤サイズや消費電力も大きくなってしまうため、P-MOS技術で作られた小型で低電力な時計専用LSIが発売されました。
 初期のLSIは、基準信号に商用電源周波数(50/60Hz)を分周して1Hz(1秒)をカウントしていましたが、電源のノイズ等による誤差が多かったので、水晶発振式に変わって行きました。
 さらに、停電時にも電池で長時間作動可能な、C-MOSタイプLSIへの流れもありました。

 今では、デジタル時計など何の珍しさもありませんが、当時は暗闇に浮かぶ時計の数字を見て感動したものです。

Menu
 デジタル時計LSI MM5311N
 
   ニキシー管 Burroughs B-5870S
 
     (4桁/6桁表示・ダイナミック点灯)
 デジタル時計LSI MM5316N
 
   複合蛍光表示管  FUTABA 5-LT-76Z
 
      (4桁表示・スタティック点灯・アラーム機能)
 デジタル時計LSI LM8361
 
   ミニトロン Fuji」 3015-F
 
     (4桁表示・スタティック点灯・アラーム機能)
 デジタル時計LSI MSM5509
 
   青色7セグメントLED PARA C-551UB
 
     (6桁表示・ダイナミック点灯)
 デジタル時計LSI FCM7001
 
  * 下記の「オリジナル時計」で、時刻 カウント部に使用。
 
   (6桁表示・ダイナミック点灯・カレンダー・アラーム)
 ユニバーサル・タイマー・コントローラ TMS1121NLL
 
   青色7セグメントLED PARA A-551UB
 
  (4桁表示・ダイナミック点灯・曜日機能・4回路出力)






■ ユニット式 デジタル時計の製作 ■

 時計専用LSIも数々発売されてきましたが、こちらでは、デジタル回路の基本であるロジックICを組み合わせた時計と、ワンチップマイコンのAVRやPICを使用した時計を製作していきます。

 製作にあたり、基本の仕様として、時刻のカウント部と表示部を分けて製作し、両者のインターフェイスを共通にして、色々な表示デバイスとの組み合わせを可能にしたいと思います。


ユニット式 デジタル時計 製作マップ
時刻 カウント部
 
ロジックIC制御 ロジックIC 制御
 
74HCシリーズを中心に、汎用ロジックICを使用。
AVRマイコン制御 AVRマイコン 制御
 
・アトメル社のワンチップマイコンAT90S8535を使用。
・ソフトウェアは、BASICコンパイラBASCOM-AVR(無料版)を使用。
時計専用LSI FCM7001
 
時計専用LSI、フェアチャイルド社製 FCM7001 を使用。
時刻 表示部
 
LED A-551SRD LED A-551SRD
 
入手が容易で安価な赤色7セグメント発光ダイオードを6個使用。
蛍光表示管DG10F1 蛍光表示管 DG10F1
 
昔はLEDよりも安価で、時計や電卓など様々な機器に使用されている。
蛍光表示管LD8076 蛍光表示管 LD8076
 
電卓用の小型複合蛍光表示管を、時計に使用。
ニキシー管 CD81
 
現在では入手困難なニキシー管。
専用ドライバーIC(74141)は使用していません。
準備中 まだまだたくさんの表示デバイスが、部品箱で待機中!
順次製作予定。
(クリックすると、製作記事のページへ移動します)