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●頒布室● | 旧掲示板 |
デジタル時計は、電子工作の趣味が中級者レベルになるころ、一度は作ってみたい回路の一つだと思います。 わが家の部品箱やジャンク箱の中には、昔製作した時計や、未使用のままのLSIと表示器が数々あります。 それらを復活させて、動作する状態で保管してやりたいと思い、製作を初めました。 また、流行のワンチップマイコンなどを使用した、オリジナル時計も製作して行きます。
ディスプレイ用のケースに入れて、デザインに重点を置いたデジタル時計の製作です。
1970年代前半、デジタル式の時計が家庭用にも発売され初め、7セグメントLEDも安価に入手できるようになったので、74シリーズTTLをたくさん組み合わせた時計の製作記事が紙面にも登場するようになっていました。 しかし、TTLでは基盤サイズや消費電力も大きくなってしまうため、P-MOS技術で作られた小型で低電力な時計専用LSIが発売されました。 初期のLSIは、基準信号に商用電源周波数(50/60Hz)を分周して1Hz(1秒)をカウントしていましたが、電源のノイズ等による誤差が多かったので、水晶発振式に変わって行きました。 さらに、停電時にも電池で長時間作動可能な、C-MOSタイプLSIへの流れもありました。 今では、デジタル時計など何の珍しさもありませんが、当時は暗闇に浮かぶ時計の数字を見て感動したものです。
時計専用LSIも数々発売されてきましたが、こちらでは、デジタル回路の基本であるロジックICを組み合わせた時計と、ワンチップマイコンのAVRやPICを使用した時計を製作していきます。 製作にあたり、基本の仕様として、時刻のカウント部と表示部を分けて製作し、両者のインターフェイスを共通にして、色々な表示デバイスとの組み合わせを可能にしたいと思います。
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