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2002年
7月 |
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7/20 |
梅雨明けしました。いよいよ暑中見舞いのシーズン到来ですね。 |
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ナミアゲハの幼虫 |
掃除の時に幼虫を確認。
卵のうちはうっかり付けたまま葉を捨てるといけないし、幼虫になってからも糞と間違って捨てたらいけない、大きくなると、逃げ出したりして怖い。(^_^;) 全部で8頭だが、全員揃っての記念撮影は今が限界だろう。 |
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 上の写真の拡大版。一番大きい幼虫が12ミリくらい。 |
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7/19 |
午前中は雨が降ったり止んだりの天気でしたが、午後からよい天気になりました。 |
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アオスジアゲハ |
昨日羽化したアオスジアゲハは、今朝 4時起床。
5時ごろ、飛び回り始めたので電気を消してカーテンを開け、窓へ導こうとしたところ、わたしのズボンの足に停まったまま離れようとしませんでした。なんとかカーテンに移して外の風に当て、しばらく話しかけた後、ようやく飛び立ちました。
終齢幼虫で連れて帰り、すぐに蛹になってしまいましたが、いつも側にいましたし、最後にゆっくり姿を見せてくれ、すっかり情が移っていなくなった後の寂しさもひとしおです。後羽の形から多分1頭目がメスでこちらがオスかなと思いますがどうでしょう?
もう今年はアオスジアゲハの飼育はしない、と決めていますが、この子たちがいたクスノキの前を通ると思わず卵を探してしまうのでした。(^_^;) |
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7/18 |
今日はアオスジアゲハの2頭目が羽化しました。
今回の蛹はクスノキの葉に着いていたが、昨日、茎が枯れてきたため、その葉だけ取ってポリ容器の壁に貼り付けた。葉を動かした時には、身をよじって抵抗しようとするのでちょっと怖かった。(^_^;) |
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アオスジアゲハ |
朝 6:30
夜中 、胴体の色の変わり具合が前回よりも遅かったので、今日は時間的に遅くなりそうな気がした。 |
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 朝 8:49
前回よりも2時間遅れで待ちくたびれた頃・・・
今回は胸の前の方から殻が割れだした。
次に頭の殻が割れた。 |
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 足を踏ん張って出てくる様子はとっても健気で「がんばって! もう少しよ!」と声をかけてしまう。(^_^;) ここまで1分以内。 |
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 通常は、このように壁を伝い登って行って、羽を下にできるようなところにぶら下がる。これだとスムーズに羽が伸びるし、体も疲れないだろう。 |
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今回も無事に羽化できてほんとうによかったです!
飼育はとても気を使いますし、今年のアオスジアゲハの飼育はこれで終わりだと思います。
でも、これからはナミアゲハとクロアゲハがどんどん続いています。(^_^;) |
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7/17 |
昨日羽化したアオスジアゲハは無事飛び立ちました。
前夜、ばたつく時があって、その時に羽が傷つかないか、棚の後などにもぐりこんでしまわないか心配なので、とにかく飛び始めたら行方を確認するようにします。そして朝は、準備運動をさせてから出すようにします。
感動の瞬間を見せてくれてありがとう! そして、役目が終わってほっとした・・・と言う感じです。 |
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アオスジアゲハの蛹 |
しかし、もう次の蛹が明朝羽化の予定です。 |
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ナミアゲハの孵化 |
 左はもう少しで孵化しそうなナミアゲハの卵。頭が黒く光っています。
右は殻から出てくる幼虫。 |
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1齢幼虫 |
左下 出てきた時は薄い茶色だった幼虫もすぐに色がつき始め、最初からちゃんとお腹の白い帯が見えます。出てきて一休みしたら、すぐに自分の殻を食べ始めます。
右上 数時間前に孵化した幼虫はもうこんなに大きい・・・けれど自分の殻を食べようとしませんでした。 |
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7/16 |
アオスジアゲハの羽化 (使用デジタルカメラ Nikon COOLPIX775)
カメラはすぐに省電力モードになるので、近距離撮影・フラッシュの強制発光・光学ズームにして置いておくと、いちいち設定し直さなくてもよいので準備の時間が短縮できる。画質はXGAくらいにしておくと、保存に時間はかかるが、トリミングすれば細かい部分まで写っているので昆虫を撮る時にはお勧め。縮小してあるので実際の写真はこの4倍くらい。
午前中台風7号が関東地方にも風雨をもたらしたが、午後は急速に回復。 |
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上 左 夜中 2:53 体全体が黒くなる。縞の部分は胴体。
右 早朝 5:50 殻と体の間に隙間ができて、殻の色が薄い色になったように見える。 |
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左 朝 6:44 パキっと言う音とともに殻にひびが入る。
静かであれば、1mくらい離れていても聞こえる音だ。
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上 左から 朝 6:44〜45 羽が傷まないようにして少しずつ出てくる。
中ほどまで出てきた時に水分を出して、その後一気に外に出る。やはりこの瞬間が最高の感動を味わう。 |
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上 朝 6:46 まだ触覚も丸まっているし、羽も広がっていない。このときは、なるべく早く殻から離れないと羽がきちんと伸びなくなる。 |
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上 左 6:47 右 6:48 羽に体液が回り、少しずつ伸びてくる。羽が重たくなるので、体を斜めにする。 |
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7:46 羽は伸びきり重たそうで、体も反っている。 |
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8:29 羽はぴんと持ち上がり、少しずつ羽ばたき、カーテンへ。 |
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羽化はナミアゲハなら早朝6時から8時くらい。6:50と言う時間が多い。キアゲハも大体同じだが8:30や9時のこともあった。クロアゲハは夕方。・・・と経験上、大体の時間は分かっている。
が、アオスジアゲハは飼育の経験が少ないので多分朝6時から8時の間、と予想を立て、夜中3時と4時の見回り後は5:30起床。これで見られなかったら今回はあきらめようと思っていた。(^^ゞ
最初の頃は、カメラを持ったまま、瞬きをするのも怖かったが、今は目の前にいれば、音がしてからカメラを手にしても間に合う。
種によって性格が大きく違うが、アオスジは幼虫の時からとてもおとなしい。羽化した後、飛びまわれるようになるまでかなり時間を要する。朝 羽化しても早くに外に出すと猫の餌食になることもあり、慌てて失敗することもあったので、今日はもう一晩泊めることにする。ちなみに羽化してから24時間は飲まず喰わずで構わないそうだ。 |
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一方ナミアゲハの方は・・・新しい葉だと安心していたら、ハモグリバエが這った跡が次々と現れ、気が抜けない状況。卵はまだ孵っていないのに。 |
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7/15 |
アオスジアゲハの番に疲れて、グレープフルーツの木を見上げると・・・
高枝バサミで3枝切って、2個、1個、2個 合計5個の卵を見つけてしまった。(^_^;)
大きくて濃い黄色の卵はクロアゲハではないかと思うがまだ断定はできない。 |
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アオスジアゲハの蛹 |
朝 8:00
エメラルド色の羽が透けて見えるようになっている。
ポリ容器で足を滑らせるといけないので、昇るところにキッチンペーパーをあてた。 |
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夕方 18:00
模様はかなり分かるが、やはり今日はまだのような・・・ |
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夜 22:40
羽の模様がはっきりしてきました。
いつもだとこの時点で気付いて、あ、明日だ!と思ったのかもしれません。(^_^;)
羽化は明日ですね。
こうして見ていると、頭がどこで、触覚はここ? 羽がきれいに折りたたまれているが、無事に出てこられるだろうか? などと思いは尽きない。
7/4に蛹になってから丸11日。わずか1日のうちに羽の色が彩色される・・・この間、少しずつ少しずつチョウになる準備をしてきたのだろうが、全く不思議だ・・・ |
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7/14 |
今日も関東地方はこの夏の暑さの記録更新・・・ |
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アオスジアゲハの蛹 |
 1号君はいよいよ色が変わってきました!
左は横から。右は密閉容器の裏側から見たところ。
多分明日羽化するでしょう。(^.^) |
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ナミアゲハの幼虫 |
脱皮直後はのっぺりしていたが、ずいぶんそれらしくなってきた。(^.^)
今日の夕方まで動かなかったが、葉を食べるようになった。 |
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7/13 |
今日も真夏日。午後から時々雨。 |
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ナミアゲハの卵と幼虫 |
アオスジアゲハの蛹も順調に行っているようなので、少し気持ちの余裕ができた。
直感で、今日は出遭えるような気がした。見ると、雨の合間、クロアゲハとナミアゲハが産卵場所を探して飛んでいる・・・
グレープフルーツの木の新芽が狙い目。まず高枝切り鋏で地上2.5mくらいの枝を取ってみると、卵が2個付いていた。(^.^) また目を凝らしていると二齢くらいの幼虫が見えた。・・・しかし、その後は全く見つからなかった。アブラムシとそれにまとわりつくアリがいっぱい。クモも多いしハダニも付いているようだ。幼虫は茶色っぽいのでナミアゲハに間違いないだろう。ずっと葉の裏で動かないので、脱皮直後かもしれない。卵は白っぽいので産み付けられたばかりではなさそう。高く明るい場所なので、これもナミアゲハの卵だと思う。
最初のうちは枝の切り口を濡らしたティッシュで包み、ラップでくるんで輪ゴムで留める。それを密閉容器に入れて飼育。でもそれだと観察しにくく狭苦しいので、この頃はチヤック付きのポリパックに入れて、枝を立てることもできるようにしている。 |
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幼虫は約5ミリです。 |
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7/11 |
熱帯夜で真夏日。関東各地で35℃、36℃を記録。
台風6号の被害は全国各地であったそうで、お見舞い申し上げます。 |
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ホオズキ |
ホオズキ市の絵を描くために買ってきた鉢植えのホオズキ。
このまま置いておいたらどうなるのか、と思うが、虫に食われるのでひとつ採ってきた。
アオスジ君は今のところ順調です。毎日色が変わらないか、注意しています。 |