ドイツ周遊
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■ ドレスデンの古き街並み
3/17(火)
■最後の目的地へ
 ベルリンを去る日。6時頃に起きる。ゆっくり準備をし、昼食用のサンドイッチを作る。フランクフルトで買ったマスタードがちょうどなくなった。各部屋の撮影をして回る。どの部屋も本当にきれいで、過ごしやすい宿だった。
 鍵と共にお礼のメッセージを残し、7時40分に部屋を後にする。



お世話になった部屋.本当にきれいなところでした

 トラムの駅まで500メートルほどの距離を、重いスーツケースを引きずって歩く。歩道よりも路面の整っている自転車用の通路を選んで進む。道行く人に注意されるが、この距離と疲労度からして、やはりここを通るしかなかった。
 トラムでアレクサンダープラッツ駅に出る。この駅は今回、何度も利用した。ここからSバーンに乗り換える時も、昨日の夕方とちょうど逆の乗り換えなので、すぐ近くのエレベーターに乗ればいいことがわかっていた。ほんの少し、ベルリンに住んでいるような気になる。

 中央駅に着き、乗り場を確認して下に降りる。が、この駅は乗り場を間違えると横の移動ができず、いったんまた地上階に戻らなくてはならない。案の定、僕が間違えてしまったので、何度もエレベーターで上り下りするはめになった。構内を散策しているうち、早めに列車が到着した。係員に車台番号を聞き、乗り込む。今回、初のコンパートメントだった。6人用で、僕らの席に座っている人がいたので、声をかけて空けてもらう。荷物置き場を探したが見つからないため、あでりーのスーツケースは上の棚に上げ、僕のスーツケースは通路に置いた。窓がかなり汚れていたので、撮影はあきらめる。しばらくしてカップルが部屋から出て行くと、僕らの他には向かいの男性一人きりになり、これでかなりくつろげる状態となった。10時過ぎに、持ってきたサンドイッチで昼食にする。窓の外には、広々とした田園風景が広がっている。
■ドレスデン到着
 11時少し前に、この旅の最終目的地ドレスデンに到着する。駅はこじんまりとしていて、人も少ない。よく晴れていい天気だ。トラム乗り場に移動し、すぐにトラムが来そうなので急いで一日乗車券を買う。50ユーロ札が使えなかったり、買った切符が風に飛ばされたりして焦るが、なんとか間に合った。トラムに乗り、車内で乗車券に刻印(バリデート)をする。普通、車内での検札は滅多に来ないが、この時に限ってすぐにやってきた。さっき乗車券を買う際、間に合わなかったら後で買おう、とか思っていたのだが、買っておいてよかったー、と胸をなで下ろす。
 トラムから見る町並みは穏やかな感じだったが、川を渡るとき、テレビで見たとおりの美しい景色が広がり、見とれる。ほどなくトラムは到着し、駅から宿までがんばってスーツケースを運ぶ。ベルリンの時よりも距離は短いが、毎回なかなかの重労働だ。駅のすぐ近くにパン屋さんとBIOの食材店を発見する。他にも、肉屋、インド食材店、カフェなど、道の左右にいろんな店が並んでいて、いろいろと便利そうな場所だ。あでりーは画材屋さんを見つけて喜んでいた。

 宿は、小さな八百屋さんの前にあった。今回のホスト、ジリさんと会う。これで安心だが、何か楽器のレッスンをやっていたようで、手早く部屋の説明を受ける。今回もなかなかに良さそうなところだ。これまでより手狭だが、初めての二段ベッドが新鮮だった。
 部屋で少し休憩してから、町中に出てみる。まずは屋内市場をめざす。トラムを1駅だけ乗り、迷いながらしばらく歩いて到着する。フランクフルトと似たような感じだが、こちらのほうが食材以外の売り物が多い。それほどめぼしいものはなく、ドライトマトが安かったのでそれだけ買う。

屋内市場

 その後は、念願の牛乳屋さんへ行く。ここは「世界一美しい牛乳屋」として有名で、テレビの番組で見た時から、絶対に訪れたいと思っていた。トラムの駅を降りて歩いていくと、何人かが写真撮影をしている一角があり、そこだと気づく。中に入ると、マイセン製のタイルを敷き詰めた内装が確かに素晴らしく美しい。こんな牛乳屋さんは初めてだ。さっそくバターミルクとフレッシュミルクをその場で飲む。フレッシュミルクは癖のない味。バターミルクのほうは、生クリームのような感じかとおもいきや酸味があり、ヨーグルトに似た味だった。これなら飲みやすい。あでりーはポストカードを買う。陶製のチーズボード(小さなまな板)が売られていて、店員のおばさんいわく、これもマイセンのものだという。ドイツの自分たち用のみやげにぴったりだ、と二人の意見が一致し、少し高かったが買った。さらに、チーズを2種類(ブルーチーズとフルーツ入りチーズ)試食させてもらい、ブルーを購入する。

世界一美しい牛乳屋「ドレスナー・モルケライ・ゲブリューダー・プフント」

 すぐそばにあった店で、ポストカードを買う。さらに、各種ペーストの瓶詰めを売っている店があって、パスタソースを購入。これでいったん宿へと引き返す。トラム駅そばの郵便局で切手を買い、はがきを投函する。あでりーはその後、部屋でしばらく休み、僕はパソコンで調べものなどをする。
■夕暮れの古都
 夕方になり、ふたたび町に出る。ドレスデン・シティカード(フリー乗車券&美術館パスがセットになった優れもの)を買うため、アルテマルクト駅で降り、インフォメーションを探す。いきなり、有名なフラウエン教会が目の前に現れて驚く。とても美しく、迫力たっぷりだ。夕暮れの街によく似合っている。
 インフォメーションはすぐに見つかるが、ちょうど閉まったところだった。明日の朝買うことにし、そばにあったチョコレート専門店で、1個100円ほどのチョコを3個買った。
 ぶらぶらと近辺を散策する。重厚で美しい建物が次から次へと出てきて、楽しみが尽きない。と、ドレスデン城の、あの行きたいと思っていたタイル張りの壁画が見えた。あでりーと声を出して喜ぶ。その後も、ゼンパーオペラなどを見て回ってから、宿に戻ることにする。来た時と同じアルテマルクト駅でトラムに乗る。途中の乗り換え駅でもインフォメーションがあったが、やはりここも閉まっていた。



中心部では、重厚な建物がいくつも見られる

 宿の最寄り駅で降りると、ディスカウントショップを発見したので、入ってみる。BIOの製品も売っていたので、サンドイッチ用のパン、酢漬け魚、発泡水などを買う。宿に戻り、夕食の準備にかかる。キッチンにはたくさんのお茶が並べてあり、宿のホストにお茶好きなのか聞いてみたところ、お茶屋さんで長年働いているとのこと。あでりーもお茶屋さんで働いていたので、思わず話し込んでしまう。そして、抹茶も置いてあったのだが、見てみるとなんと、あでりーの働いていたお店の商品だった! 不思議な巡り合わせに、お互いに驚き、興奮していた。

 夕食には、さっき買った魚、レタス、チーズ2種、マッシュルーム、パンなどを並べる。どれもハズレなしで美味しい。トラム駅そばで買ったパンだけが、ぱさぱさでイマイチだったくらい。
 食後は、カフェモカを作る。コーヒーを濃いめに淹れてから、牛乳とチョコと一緒に鍋に投入する。この宿も、置いてあるものは何でも使っていいのだが、砂糖は白砂糖しかなかったので、はちみつを入れた。あでりーがひそかに買っていたワッフル風のお菓子と一緒に食べる。カフェモカはとても美味しくできて満足。しっかり飲んで食べた。
 その後、体力が切れかけそうなところを頑張って風呂に入り、寝る。


本日の夕食.美味しく頂きました

締めの、ワッフル風お菓子&カフェモカ
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