ドイツ周遊
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■ ケルン経由でエッセンへ
3/9(月)
■まずはケルンへ
 フランクフルトを去る日。今日はケルンを経由し、第二の滞在先エッセンへと向かう。二人とも朝5時頃に目を覚まし、荷物をまとめる。室内外の撮影をおこない、宿のオーナーへ向けたメッセージを書く。今回、初めて利用するairbnbの宿だったが、何も問題はなく、本当にいい部屋、いい環境、いいオーナーで、とても快適な時間を過ごせた。あでりーの折った鶴と共にメッセージを残し、6時半に部屋を出る。短い滞在だったが、名残が惜しい。

 ちなみに宿のオーナーは、到着時など必要な時には親切にいろんなことを教えてくれて、それ以外では過度な干渉はしない。料金はカードで振り込まれるため、金銭の授受も必要ない。僕らが宿を去る時には不在で、仰々しい別れのあいさつもない。この先の宿も全てそうだったのだが、これがとても機能的で、快適だった。

 今朝もそれほど寒くはなく、いい天気だ。ランゲン駅まで頑張ってスーツケースを転がす。この駅も見納めだ。
 中央駅まで出てから、インフォメーションでケルン行の電車のホームを確認する。19番だ。ホームのベンチに陣取り、交代で駅構内の散策に出る。あでりーは、カフェのほか、クレープなどにも興味津々の様子。僕はいったん駅から出て外観の撮影をしたあと、構内の店を見て回る。魚のサンドイッチがおいしそうだ。ベンチに戻り、もう一度あでりーにバトンタッチ。出発10分前くらいに、Lサイズのカフェ・マキアートを持って戻ってきた。



 電車は来ているのになかなかドアが開かないなあと思っていたら、乗り込み口はもっと奥にあるらしい。急いで移動し、車両番号を確認して乗り込む。スーツケース置き場を探し、聞いてもみたが、ないようだ。しかたなく、「えいやっ!」と席の頭上にスーツケースを上げた。初めての長距離電車に、胸が高鳴る。
 テーブル付の座席は、非常に快適。カメラとビデオ撮影にいそしむ。フランクフルト空港駅に停まった後は、スピードが上がる。車窓の景色は刻一刻と変わっていき、うまくビデオに収められない。途中で乗ってきたおばさんが話しかけてくれて、何かを教えてくれるのだが、全てドイツ語なので全くわからない。
 ケルン到着前にライン川を渡る。あれがケルンの大聖堂か! と思って撮影をしていたら、別の建物だった。本物はもっともっとでかかった。
■ケルンの大聖堂と昼食に感動
 駅構内にあるコインロッカーにたどり着いたが、使い方に戸惑う。どうやら一つの挿入口から内部にいくつも入るらしい。お金を入れると挿入口が開き、スーツケースを入れればカードが出てくる。2時間4ユーロ、1日7ユーロ。2時間ではとても足りないから、7ユーロだ。
 いよいよ大聖堂と対面する。想像以上の巨大さに、ただ唖然とするばかり。高さ157メートルというのは、人間の作ったものとして僕の見た最大級の大きさだ。しばらく外観を撮影し、中に入る。またまたその巨大さ、荘厳さに圧倒されてしまう。ステンドグラスも各所各面に連なっており、見事というほかない。二人して、感嘆の溜息ばかりをつく。内部も撮影可能だったので、さんざん写して回ってから、外に出る。




 ぶらぶらと昼食のレストランを探して歩く。ガイドブックの地図を頼りに、しばらく迷った末に2店を発見。メニューや店の雰囲気をくらべ、最初に見たほうの「ジオン」に入る。
 まだ開店したてのようで、客はほとんどいない。店内は重厚な雰囲気でテンションが上がる。がらがらの席に陣取り、メニューを検討する。頼んだのは、ガイドブックに載っていたロールキャベツ&ハム&マッシュポテト、サラダ、トマトスープ、魚のフライ&ポテトサラダ。そしてなんといってもビール! フランクフルトではりんご酒だけだったので、ドイツに来て初めてのビールだ。ケルンにはこの地方特産のケルシュビールがあり、200mlの円筒形コップに入って出てくるのが伝統だ。
 料理は少し時間がかかるとのことで、先にビールだけ来た。飲んでみる。うまい! フルーティで独特のコクがあり、とても飲みやすい。あでりーはぐいぐいと飲んでいる。



少し見づらいが、おかわりを頼むたびにコースターに1本ずつ印が付けられる。コップが空いたら自動で注がれてしまうこともあるため、「もう要らない」と思ったら右上のようにコースターでフタをする。
 僕がいったんトイレに行っている間に料理が来た。食べてみると、どれも驚くほどに美味しい。けっこう油も使ってあってくどいように思えるが、すいすいと食べられて胃にもたれない。それにしてもロールキャベツは巨大だった。この半分とサラダ類をタッパーに詰めて持ち帰る。あでりーはビールを3杯飲んだが、まだまだいけそうだった。大満足で店を出る。出たあとも、「美味しかった〜」という余韻に二人して浸る。

魚のフライ&サラダ

トマトスープ&パン

ロールキャベツ&ハム&マッシュポテト

サラダ
 いくつか土産物屋を覗いてから、あでりーは気になっていたアイスを買う。クランベリーのアイスは、とてもフレッシュで適度な酸味と甘みがあり、うまい。ドイツ人は毎日のようにアイスを食べると聞いていたが、これならうなずける。そして僕が気になっていた焼き栗も買う。冬のヨーロッパといえばこれだ。ほくほくしていて、とても美味しい。階段に座って食べる。
 歩いている途中も、大聖堂が見えるたびに感嘆の言葉が出る。見上げる光景は霞み、背景の絵のようだ。それでも今日はまだ先があるので、早めに駅に戻り、スーツケースを取り出す。エッセン行の電車を見つけ、乗り込んだ。数分遅れで出発する。次の目的地エッセンまでは、1時間もかからない。
■エッセンに到着
 指定席は取っていなかったが、電車はがらがらだったので、それぞれ好きな場所に座る。途中、デュッセルドルフ、デュイスブルクといった駅を過ぎ、エッセンに到着する。
 エッセン中央駅から、歩いて宿を目指す。地図でもさほど距離はないように見え、事前にオーナーに確認しても、「歩いてすぐだよ」とのことだったが、歩いても歩いても目的地は遠い。しかも坂道なので、重たいスーツケースを引いて歩くのはかなりハードだ。あでりーも相当に疲れている。僕だけ先に宿まで歩き、荷物を置いてからあでりーのところに戻り、かわりにスーツケースを運ぶ。ようやく宿に到着。

 オーナーのデビッドは、気さくな、いい青年だった。部屋はとても広くてきれいで、快適な日々が過ごせそう。いくつかの伝達事項を聞いたあと、部屋で休憩する。とりあえずどこかカフェにでも行こう、ということで、デビッドに店のありそうな場所を確認し、出発する。宿の周辺は住宅街なので店は少ないが、少し歩くと繁華街に出た。このあたりは若者の街のようで、普通のカフェは見当たらず、スーパーやチェーン系のパン屋などが並ぶ。魚屋さんでは惣菜も売っている。
 一通り見てから引き返し、さっきの魚屋で、魚の揚げ浸しを買う。パン屋でパン2個、スーパーで水を買って戻る。

 宿にあったプレス式コーヒーメーカーを使い、部屋でコーヒーを淹れて飲む。これでようやく人心地ついたので、僕は仮眠をとることにする。熟睡し、7時半くらいに起きる。あでりーは眠くなかったようで、ポストカードを書き、絵日記も今日分を仕上げたらしい。昨日の残りや昼食の残り、さっき買ったものなどで夕食とする。オーナーと同居の女性も現れたので、あいさつを交わした。夕食は、当然のごとく美味しかった。しっかりと食べ、ほうじ茶で落ち着く。パンとチョコがいくらでも入ってしまう。あでりーは早めに就寝。僕も日記を書いて眠りにつく。
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