飛行機は関空発なので、名古屋から近鉄に乗り、大阪上本町で空港バスに乗り換える。空港までが半日仕事になり、食欲ゼロ、途中で寝られもせず、不安が募る。そんななかで妻のあでりーが事前に用意したおにぎりを出し、「食べよっか」とすすめてくれて、すこし気分が落ち着く。関空に着き、無事にチェックインを済ませる。
22時40分の離陸予定が早まり、15分ほど早めに搭乗が始まる。今回初めて利用するカタール航空だが、しょっぱなから驚かせてくれる。搭乗早々に配られるポーチには、アイマスク、歯ブラシ、靴下など、実用的で便利なグッズが揃っている。席は、横に2−4−2席の並びで前後左右ともにスペースが広く、とても座りやすい。席ごとのモニターは大きくて見やすく、映画は最新作からクラシックまで50〜60本(そのうち日本語字幕付きが10数本)あって、いつでも好きな時に見られる。バラエティやスポーツなどのテレビ番組、各種TVゲームなども揃っていて、一人でもまったく退屈しない。適当に遊んでいるだけで時間が過ぎていく。
そしてお楽しみの機内食! 先にきっちりとしたメニューが配られるのにも感心する。2種類の洋食、または和食から選べるようで、期待が高まる。食前に僕は林檎ジュースを選択。あでりーはシャンパンを選び、絶賛していた。食事は、洋食から野菜炒め&ライスサラダ、和食からタラの照り焼き&枝豆ご飯を選択。評判どおりに美味しくて、大袈裟ではなく僕がこれまでに食べた機内食でダントツ一番の味だった。特にライスサラダが絶品で、食後のコーヒーも悪くない。あでりーも満足している。





