ダグラス・ハーディングが開発した自己探求の方法

ダグラス・ハーディングの長年の『見る」友人たちへのインタヴュー(日本語字幕つき)


「問題解決――選択しないというテクニック」(Douglas Harding)

「対立――自殺的ウソ」(Douglas Harding)

「自分とは本当に何かを見る結果」(Douglas Harding)

「他人によい印象を与えることについて」(Douglas Harding)

「ダグラスの詩」
(Douglas Harding)

「爆弾――世界と一つであるということ」(Alain Bayod)

「役に立つ道具であり、それ以上のことがある」(Nick Smith)

「天と地の階層」
(Richard Lang)

「個人的体験」(Richard Lang)


「盤珪の考え方」
(Colin Oliver)

「懐かしいIAMに捧げる」(David Lang)

「ダグラスの死」(David Lang)

「あがり症(舞台上であがること)を頭がない方法によって抜け出す」(Sam Blight)

「私にとっての『私とは何かを見る』とは」(大野武士)

「ハーディングの実験について」(赤嶺華奈)

「ハーディングの実験を続けてよかったこと」(赤嶺華奈)

「マイナス感情とハーディングの実験について」(赤嶺華奈)


「宗教と科学の融合」
(木悠鼓)

「ハーディング流成功哲学」
(木悠鼓)

「考えない練習」(木悠鼓)

*「ダグラスさんの本との出会い」 (大澤富士夫)

*「正直さを呼び戻す」 

(竹澤さちへ)


はい、これで、OKです!」 
(渡邉 直子)

頭はあるけど、頭はない、それが答えだ!」(匿名)

*「もし誰かが木さんの頭にピストルを突きつけたら……」(木悠鼓)





ハーディング流の成功哲学 (木悠鼓)


私が20代、30代の頃、一番熱心に読んだ本の分野の一つに、いわゆる「成功哲学」の本がある。宗教、ビジネス、精神世界の「成功者」たちが語る成功への秘訣を本当に熱心に読んだものである。ところが、怠け者のせいか、本はたくさん読むものの、著者が本の中で語る成功のための秘訣やワークを熱心に実践したことはほとんどなかった。

私が結局のところ、「〇〇したら、〇〇に考えたら、仕事が成功します」、「〇〇したら、〇〇に考えたら、お金がたくさん儲かります」、「〇〇したら、〇〇に考えたら、たくさんの人に人気がでます」という種類のメッセージに、心から熱中したことがなかったのは、私が本当に欲しいものは、たくさんのお金でも、仕事での成功でも、人に好かれることでもなく、ただ、できるだけたくさんの自由な時間と平和がほしかったからなのだと思う。そして、幸運にも、今日、この文章を平和にのんびりと書く時間があって、私は、「おー、夢がちゃんと、かなっているじゃないか」と、うれしくなる。

さて、これを読まれている皆様も、おそらくはほとんど方が、現世での願望というか夢を何かお持ちだろうと想像するし、いわゆる精神世界の読者の多くが、いかにして自分の望みをかなえるかというところで格闘しているように感じる。数日前もマホロバアートの本を読んだ読者の方から、自分の夢をかなえるためのアドバイスを求めるお手紙をいただいた。実のところ、具体的な誰かの夢に対して、他の人が、「こうすれば、それは実現します」と具体的にアドバイスするのは、ほとんど不可能なことなのだと、私は思っている。なぜなら、私(タカキ)と他の人は、人としては、まったく違う人間で、まったく違う気質と生い立ちをもち、違う縁と運がプログラミングがされているからである。

一般論としては、私も、たいていの成功哲学の本に書いてあるような、

「やりたいこと、好きなことがあれば、何でもそれをやってみる」
「行きたいところがあれば、どこへでも出かけてみる」
「願望を実現するために必要だと思うことは、何でもやってみる」
「お金を使いたいことがあれば、何にでも使ってみる」、
そして、
「しなくてもいいことで、イヤなことは、なるべくしない」
「終わったことを振り返らず、常に前に向かって歩く」

というようなことぐらいしか、人には言えないものだ。

で、こういった願望達成にハーディングのワークがどう役立つかといえば、それは直接的に役立つというより、何かをやって、どんなことが起きても、そのプロセスも結果も、究極的には何も間違っていないという安心感を与えてくれることではないかと、私自身は経験からそう感じている。

好きなことをしても、失敗することは多々ある。夢が仮に実現しても、夢の実現にともなって、失うこともたくさんあるし、心痛むこともたくさんある。

でも、ここを見れば、世俗の成功とも失敗とも無関係な平和がある。ここを見れば、そういったタカキユウコの冒険を静かに見守っている第一人称がいる。

何かがうまくいかなかった場合、否定的な感情や思考は、しばらくは続くとしても、ここを見れば、どんな後悔も罪悪感もない。どんな結果であれ、ここでは、すべてはすでに第一人称(神)の意志として、起こるべき必然として、受け入れられている。そういう意味で、あらゆる瞬間が成功(先日、読んでいたバイロン・ケイティの新刊にも同じことが書いてあった)というのが、ハーディング流の成功哲学である。

「今ここに、死と不死を見る」

ダグラス・ハーディング著

マホロバアート発行


「顔があるもの顔がないもの」


ダグラス・ハーディング著

マホロバアート発行



「「1996年ダグラス・ハーディング・ワークショップDVD6枚セット」

定価6,000円


「ダグラス・ハーディングへのインタヴューDVD2枚セット


定価4,500円


*ご注文・問合わせは、こちらまで