ダグラス・ハーディングが開発した自己探求の方法

実験
実験1―ここを指差す
実験2―頭のない体
実験3―鏡の実験(1)
実験4―鏡の実験(2)
実験5―顔対顔がないもの
実験6―目を閉じて実験する
実験7―すべての物事になる
実験8―世界を回転させる
実験9―触る実験
実験10―頭がない円
実験11―紙袋の筒の実験
実験12―手の中の現金
実験13―物との距離をなくす
本当の姿に目覚たままでいる

実験

*実験の動画を見たい方はこちらへ(日本語字幕つき)

*それぞれの実験のページに行くには、左の各実験の名前をクリックしてください。

実験は、「自分が中心では何なのか、誰なのか」を自分で見るためのものです。基本的に、あなたに求められることは、それらをオープンな心でやるということです。あなたは、以前の経験、知識、記憶などにもとづいてではなく、今ここでの自分の経験によって、判断する必要があります。これらの実験の目的は、あなたが今いるところ、自分の呼吸よりも、自分の思考や感情よりも近いところで、「自分とは誰か」、「自分とは何か」に注意を向けることです。

これらの実験は非常にシンプルで、直接的なものです。実際、それらは、他人に見えるあなたの外見、あなたの「第三人称性」、つまりこの世界での一つの物体と、無であり、世界のための受容能力、自分の第一人性との違いを際立たせるのに役立ちます。これらの自分の二つの面は絶対的にお互いに対照的ですが、しかし、それらはいっしょにやってきて、両方が並んであって、意味をなしています。それはあなたの外部と内部の物語です。

自分の本当の姿、自分の第一人称性を経験するのは簡単なことです。事実、あなたはそれを間違えてやることができません。あなたは半分だけ、あるいは、不完全に自分の本質を見ることはできません。それはあらゆる存在にとって同じであり、それが見られるときには、完全に見られます。それ――あなた――はこのレベルでは、全体であり、完全です。そして、その挑戦とは、この視点、この真実、この現実に目覚めたたままでいることです。

この経験は、シンプルで、あなたがどんな気分のときにも常に手に入るものです。そして、それを応用し、その意味を考え出し、それを人生に生かすこと、これがそのワークです。でも、そのワークは途方もなく楽しいものになり得るのです。自分の本当の姿については発見することがとてもたくさんあり、それは偉大な冒険です。

たとえば、あなたは自分が決してどこへも行かず、世界があなたの中を動いていることを発見することができます。でも、話はもう十分ですね――あなたはただ言葉を読むだけでなく、先に進んで、いくつかの実験をやる必要があります。(それぞれの実験のページは、左の各項目をクリックしてください)