初心者のタイ・アンコールワット旅行記

＜ポイペトで日本人＞
アメリカ人とのやりとりが終わると、 また『日本人ですか？』と声を掛けられました。今度は日本人からです。



…タクシーシェアしませんか？とのことでした。



はじめはピックアップの車内を考えてました。 タクシーがおすすめとも言われましたが、日本人だけでタクシーに乗るとそのまま強盗にあったとも聞いたからです。


でも、ま、タクシーのほうが早いというし…ここは相乗りすることにしました。 すでに他の一人もいるようで、私で3人そろいます。



というわけでカンボジアのイミグレも通過です。ここではトータルで20分くらい並んだでしょか。



タクシーに同乗する彼らは学生旅行中の2人組とのことでした。 イミグレ近辺に日本人は私たちしかいなく、彼らにとっても私は願ったりの一人だったようです。 私にとっても願ったりの彼らでしたが…



やはりここポイペトでは皆多少不安になります。



＜タクシー交渉＞
すでにシェムリアップへのタクシー交渉ははじまっていたようで、 1200Bで妥結しかけてました。1200Bなら…聞いてきた40、45ドルよりオトクです。 3人で割れば400Bですので、ピックアップとそれほど変わりません。


ここで思ったのは。タイで慣れてきたせいもあり、カンボジアではあまりボッタクリ価格を言ってきません。 さきほどのピックアップトラックしかり…ビザ発給だけは例外ですが。


そいえば。こうしてタクシーに乗ることもあるのだから、 さきほどピックアップでOKしなくてよかったなと思いました。 やはりカードは最後まで持っておいたほうは良さそうです。


というわけで。タクシーに案内されようとすると一人の男がやってきました。 どうやらヤツもタクシー運転手らしく、ずっと待ってたと言っています。


学生に話を聞くと、どうやらその運転手の言い分も一理あるようです。 学生はその別タクシーとも妥結しかけていて、彼もなかなか譲ろうとしません。



…面倒くさい話になってきました。



しかし…ここで彼ら学生は強者です。彼らを競売に駆け出しました。



＜デポジット男＞
ただ結局1200Bから落ちることはありませんでした。 そこが底値なのか、暗黙の取り決めがあるのか分かりませんが･･･結局最初のタクシーに決まりです。


こちらの手際が確かに悪かったようで、学生は少し気にしてましたが、ま、ほっとけと言ってあげました。 私にしてみれば同じような仕打ちを彼らから何回も受けてますし、 こっちでは恐らく日常茶飯事です。気にしていては気が持ちません。


というわけで。そこからは“通り沿いの敷地”に連れていかれました。そこにタクシーが止めてあります。 タクシーといっても普通の4ドアセダンです。 通りから敷地に入るのはイヤな感じがしましたが、そこにはなぜか人が多くいました。



『前金で払え』



このようなことを言うヤツが居ました。 しかし基本は到着払いです。前金で払ってしまうと、あとで“もう一度払え”と言われます。


しかし前金で200Bは払えとしつこいです。 たしかにデポジットとしては妥当なので、こちらも少し考えました。


しかしそのうちドライバーがやってきたので『やはり到着したらドライバーに払う』とデポジット男に伝えました。 するとドライバーも『どうした？』という顔をしています。


そうしたらさっきのデポジット男はOK,OKと走り去りました。いったいなんだったのでしょか…



あとあと考えると。 あのデポジット男はまったく関係ない輩だったかもしれません。まったくポイペトは油断ならん。。。



ちなみに。交渉した人とドライバーは別の人でした。 交渉人は英語がしゃべれますが、ドライバーは片言しかわからないようです。



あくまで私たちのケースですが、参考にしてみてください。