■結構栄えてるアランヤプラテート
<ソンテウからの風景>
電車がだいぶ遅れていたので、どのへんを今通っているのかさっぱりわかりませんでしたが、
アランヤプラテート近くになるとやっぱり雰囲気が変わってきます。
車内もざわつき、周りの景色も多少活気付いてきました。
アランヤプラテートの駅に到着です。
まず。トイレに行きました。
みな我慢してたのか、結構トイレも混みあいます。
そして改札の外に出ると…トゥクトゥク運転手による客引きがはじまってました。
アランヤプラテートの国境までは6kmほど移動しなくてはなりません。
だいたいトゥクトゥクで行くと80Bとのことでした。
とりあえず話し掛けてくる運転手は無視して、その中を歩いて通り過ぎます。
そして多少通りすぎると、ソンテウ?の姿が目に入りました。
これはいわゆる荷台トラックなのですが、本によると10Bで国境まで連れてってくれます。
これに運良く乗れるとなると…だいぶオトクです。
ただすでに人はイッパイで、料金の支払いもいまいちわかりませんでした。
というわけですぐそばに突っ立ってると、人のよさそうな好々爺が“兄ちゃん乗りな”と促してくれます。
…勢いで乗っちゃいました。
さて…どこに連れていかれるのでしょか、
この好々爺は係員か? 近くの兄ちゃんも話しかけてきます。
正直ギリギリで乗って、かつ両手に水を持っていたので…荷台から落ちそうでした。
しばらく必死でしがみついていましたが…そのうちだんだんと慣れてきます。
そして周りの風景を見ると、アランヤプラテートは結構栄えてました。
ビルディングこそは見なかったものの、街道沿いは店なり家なり続いています。
駅を出てからはひたすら国道?のような広い道をソンテウは走り続けました。
…こんなトコなら一泊してもアリかもしれません。
と、しばらくすると車は大通りの路肩に止まりました。
着いたかナ?と思いましたが、どうも国境ではないようです。
さっきの好々爺も道路に降りたので、私も道路に降りました。
『どこに行くんだ?』と聞かれたのでシェムリアップと答えます。
『oh,nice』などと言ってくれて、どうやら好々爺は客のようでした。
そしてすぐにサングラスの係員らしきが登場します。
たぶんドライバー兼料金徴収員です。
なんか私に言ってきたので『私はまだココでは降りない、ボーダ−までだ』と言ったのですが、
でもまだなんか言っていました。
…どうやらココで皆の料金を徴収するようです。
というわけで。コインで10Bを渡すと、おいコインかよっ!というリアクションをされました。
アランヤではあまりコインを使わないのでしょか…
というわけで再び乗り込み、こんどは危なくない体勢で乗ります。
そしてそこから数分で露店らしき風景が並ぶ場所に到着しました。
…今度こそアランヤ国境付近のようです。
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