ナイト ミュージアム/NIGHT AT THE MUSEUM  |
[COMEDY]
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2006:アメリカ作品/2007.03日本公開(20世紀フォックス映画) |
監督:ショーン・レヴィ |
CAST-1:ベン・スティラー/ジェイク・チェリー |
CAST-2:カーラ・クギーノ/リッキー・ジャーヴェイス |
CAST-3:ディック・ヴァン・ダイク/ミッキー・ルーニー/ビル・コッブス |
CAST-4:ロビン・ウィリアムズ/ミズオ・ペック/ラミ・マレック/スティーヴ・クーガン/オーウェン・ウィルソン/パトリック・ギャラガー/ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ/マーティン・クリストファー/マーティン・シムス |
CAST-5:キム・レイヴァー/ポール・ラッド/アン・メアラ/シャルル・Q・マーフィ/他 |
ネタとしてはケッコウありそうでなかった(?)映画、夜な夜な博物館内の展示物達が動き出す…夜警に雇われた男の大混乱、そして事件発生、さあどうする?のコメディ映画です |
【STORY】
■N.Y.在住、ラリー・デリー、夢は大きいが…何一つものにならず、失業中、愛想をつかされ離婚、元妻エリカは…債券トレーダの男と再婚へ、彼になつく最愛の息子ニッキー、アイスホッケー選手の夢が…債券トレーダへ!?方や家賃滞納で引越しを迫られるラリー、ニッキーに悪影響!面会日を減らしたいエリカ、父子の絆を保ちたいラリー、新しい仕事&収入が必要 ■職業紹介所、気乗りしないまま…「自然史博物館の警備員」の仕事に就く ■博物館、館長でボスのマクフィー博士、形式的で堅苦しい…苦手なタイプ、受付兼説明員のレベッカの案内…警備室へ、老警備員のセシルが対応、ラリーの仕事は「夜警」、リストラで夜警は若者1名と決定、ラリーに渡される鍵束と懐中電灯&マニュアル、サッサと帰宅するセシルと同僚ガス&レジナルド、意昧あり気な笑みを残して… ■[最初の夜] 巡回に出るラリー、何もないホールに違和感?ティラノサウルスの骨格標本は何処?通路から水音、給水機で水を飲む(?)ティラノサウルス、唖然…落とした懐中電灯、音に反応、猛然と迫り来るティラノサウルス、身を隠し…電話、酒場で楽しんでいるセシル達、「マニュアルに書いてある」の一言…アッサリと切られる電話、骨を投げると嬉しそうに取って来るティラノサウルス…遊んで欲しかった!?一つ解決も…最悪の事態、展示される歴史上の人物の人形&剥製の動物達が…館内を闊歩、ガムをくれ!とうるさいモアイ像(ラリーをボケボケと呼ぶ)、火を熾そうと大騒ぎ中のネアンデルタール人、襲ってくるフン族(4-5世紀・中央アジアからヨーロッパに侵攻した遊牧騎馬民族)、ライオンや巨象等に追いかけられ、イタズラ好きなノドジロオマキサルのデクスターに鍵束とマニュアルを奪われる、鍵束奪回も…鼻を噛まれ&マニュアルは粉々に!アメリカ鉄道史のジオラマではカウボーイの攻撃…ガリバーのように縛られ…機関車が衝突、隣のローマ帝国ではオクタヴィウス(ローマ帝国初代皇帝)の命で矢の一斉攻撃、散々な目、そんな時…馬にまたがった第26代米国大統領…テディことセオドア・ルーズベルトが出現、彼の説明…この博物館内の展示物は夜になると生命を得るとのこと!その原因とされるエジプト・コレクション…××、ガタガタ動く石棺、近付くと攻撃をしてくる護衛、唖然とするばかりのラリー、長い長い夜、明け方…定位置に戻ってゆく展示物達、もう辞める!叫ぶラリー、続けるよう励ますテディ…自らの定位置、いつものポーズで停止 ■朝、マクフィー館長の呼出し、ジオラマセットにイタズラした!とのお叱り、昨夜と同じ過ちを繰えせない、情報収集!子供達を案内するレベッカを追って…説明に聞き耳を立てる、サカジャウィア(ネイティブアメリカンの女性、16歳頃の人形、第3代大統領の命令で北米大陸西部の調査に出たルイス&クラーク探検隊の先導と通訳を担当、聡明な女性にして母…アメリカでは有名だと…)が好きらしいレベッカ、論文作成中、彼女に紹介しようか?とラリー、展示物が動くと説明…からかっていると怒り出すレベッカ ■セシルを訪ねるラリー、マニュアルはもうないか?無い!自分で勉強しろ!やつらを絶対に外に出すな!とセシル、本で歴史を勉強&秘密兵器を携え…夜に備えるラリー、その裏で…勤務明けのレジナルドの不審な行動 ■[2日目の夜] 動き出す展示物、ティラノサウルスにはラジコンカー、ネアンデルタール人にはライター、モアイにガム、フン族には…涙・涙のお話、ジオラマ連中への規制、移動阻止の区画形成、偽の鍵束でデクスター対策、とりあえず一安心、ん?ショウケースから出られず戸惑っているサカジャウィア…見とれているテディの姿、彼女に恋している様子、恋のアドバイス中のラリーから再び鍵束を奪うデクスター、必死に追うラリー、これをキッカケに…ローマ帝国VSアメリカ鉄道史のジオラマ間で戦争が勃発、フン族&アッティラ王が騒ぎ出し、デクスターが区画&窓を開放…ネアンデルタール人が博物館外へ!大混乱、明け方…定位置に戻る展示物達、戻り遅れたネアンデルタール人が…砂と化して吹き飛ばされる ■朝、館内の惨状、クビを宣告するマクフィー館長、運悪く…父の仕事を見に来たニッキーが目撃、ショック!もう一度チャンスを!懇願…クビを免れたラリー、ニッキーを追い…「明日の夜、博物館に来るよう」伝える ■警備室、老警備員3人…今日が最後の勤務だと涙・涙・涙、ラリーに隠れて…粘土で鍵の型を取るレジナルド ■[3日目の夜] ニッキーを館内に招き入れ&残るレベッカを急ぎ帰らせるラリー、ニッキーに信じられない光景を見せてやろうと張り切るが…何故か動き出さない展示物達、ニッキーの顔に失望の色、父親の面目丸潰れ、ん!?…
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予告CM、TVでの紹介を見ていた子供達が…面白そう!と、でも…本気かどうか???妻は見たいということで大人2名分の前売券を購入、オマケに貰った「動く!光る!ホネホネ ナイト・レックス」がウケテ…、子供達も見に行くことが確定、小人2名分の前売券を追加購入、おかげでオマケが4つ並ぶ我が家の書棚…
それはさておき…初回が吹替版ということで…一家そろって初回を見に行くこととなりましたが、4人が一緒に出ようとすれば…少しばかり時間がかかる、多少出遅れるも、映画館のキャパは600人超、大丈夫、大丈夫…と高を括っていたら…意外と人が多くて、チョットばかり端の席になってしまいました、ちなみに次の回(字幕版)は大して並んでいませんでしたので、映画館側も少し考えてもらえれば良かったのにと思うしだい
で、内容はCMどおり、夜な夜な動き出す博物館の展示物にパニクる新入りの夜警担当、どうして?どう対応すればいいの?追打ちをかけるように発生する事件に…さあ、どうする!?という単純明快なストーリー、場内に子供達の笑い声が響くのも手伝い…楽しい雰囲気で見ることができました、ウチの子供達もケッコウ喜んでました (但し、大人ばかりの字幕版上映の際に、どうなっていたかは不明です…悪しからず)
ところで…映画を見終わってから長男に、「この映画の最大の問題点は?」と質問してみたところ、それなりに良い答えではあったが、マダマダ!「博物館の展示物を動かすだけのパワーを持つ黄金の〇〇(パンフでは「秘密のもの」の表記)があるくらいなら…古代エジプト人は、死者をミイラ化することも、ピラミッドを建設することも(ピラミッド自体がそういう目的だとしてですが)必要なかったって!」…長男にはウケました、それから妻とも…自然史博物館を舞台にするなら、もっと大ネタができる筈という会話、まあアメリカ人とは笑いのツボが異なるという…勝手な結論、まあその辺が減点でしょう |
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ちなみに公開5日目の第1回(11:15〜)、610席の映画館は…7〜8割程度の入りでした(渋東シネタワー1:渋谷) |