KICK-ASS2/キック・アス/ジャスティス・フォーエバー  |
[ACTION]
|
2013:アメリカ作品/2014.02日本公開(東宝東和) |
監督:ジェフ・ワドロウ 製作:マシュー・ヴォーン/ブラッド・ピット/他 |
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン/クロエ・グレース・モレッツ/クリストファー・ミンツ=プラッセ |
ジム・キャリー/リンディ・ブース/ドナルド・フェイソン/クラーク・デューク/ロバート・エムズ/
スティーヴン・マッキントッシュ/モニカ・ドラン |
オルガ・クルクリーナ/オーガスタ・プリュー/アンディ・ナイマン/トム・ウー/ダニエル・カルーヤ |
ギャレット・M・ブラウン/ヤンシー・バトラー/ジョン・レグイザモ/イアン・グレン/クラウディア・リー/
リンジー・フォンセカ |
ベネディクト・ウォン/他 |
2010年、一大ショックを受けた映画です!即む・続編希望でしたが…世の中。なかなか希望通りにはならず!
3年もの歳月を経過してしまいました!ということは、クロエチャンが3歳歳を取ったということです!
大丈夫でしょうか?軍団系の映画になってるみたいですし…
不安要素多いんですが?
製作にブラッド・ピットの名前もないし…方向性も、どうなってるんでしょう? |
【STORY】
なりきりヒーロー、キック・アスの姿を捨てて…平凡なスクールライフを送るデイブ
だが卒業が近付くに従い…将来やりたいことがない自分に気付く…やはりやはりヒーローしかないのか?
同じ高校に通い始めたヒット・ガールことミンディに…自分を本物のスーパーヒーローにして欲しいと依頼
(ミンディは養父(警官)の目を盗んで…高校をさぼっては、隠れ家で秘密の特訓中)
デイブがミントと特訓に明け暮れる一方…
キック・アスに父を殺されたクリス、父親の復讐を果たすため…悪の軍団を結成を計画
まずは面倒な諸雑事をやっつけるため…母の執事を抱き込む!力はなくとも“金”ならある!
正義の味方“レッド・ミスト”の名を捨て、悪の化身“マザー・ファッカー”へ
(死んだ母の趣味のボンデージ・ファッションに身を包むクリス)
世界各国から凄腕の暗殺者を集め始める
キック・アスとヒット・ガールのチーム結成も…養父マーカスに知られることに!
普通の女の子に戻るのが一番の幸せと諭す養父、ヒット・ガールを封印するミンディ
クラスの人気者ブルックの仲間に入れられる…いちいち鼻につく高慢ちきなカワイイ女(よくあるタイプ)
高圧的ブルックの対応にイライラするミンディだが…デイブの説得を拒否
一人ぼっちのヒーローに戻るデイブ!
その頃、街にはキック・アスに憧れるあまり、マスクをかぶってスーパーヒーローになる人が溢れる!
そんな中で知り合ったドクター・グラビティーを名乗るヒーロー
彼から…強力な知り合いを紹介される
平和に目覚めた元マフィア、“スターズ・アンド・ストライプス大佐”
正義に熱い彼と仲間達、デイブも加入、“ジャスティス・フォーエバー(正義よ、永遠なれ!)”を結成!
一方、父親の残した金を使い…次々と仲間をスカウトするマザー・ファッカー!
黒人ファイター“ブラック・デス”、身長162pの快楽殺人者“腫瘍”、元中国マフィア“チンギス・ハン殺し”
そして、ロシアの刑務所から出所したばかりの女殺し屋“マザー・ロシア”、出鱈目なネーミング
マザー・ファッカー達の悪行三昧を危険視した警察
マスクを着けている者は問答無用で全員逮捕の指示!平和を守っていたものまで…
ジャスティス・フォーエバーのメンバー達も次々と追いつめられていく…
◇
|
あれれれれれれっ?やっぱりこんな映画になっちゃったんですね?
前作のインパクトの強さったらなかったです!即続編が宣言されてましたが…なかなか実現ならず、3年が経過
おかげで、クロエちゃんがスッツカリと大人になってしまいました…笑える部分が変わっちゃいましたね!
もっとお下品にスピーディーに笑わせて欲しかったです!
自動車上での銃撃戦なんて使い古された戦闘シーンなんて見たくもありません
屋上トップライト(ガラス)上の戦いも同様…オチがバレバレですしね!
しかもお下品な言葉が、押さえ込まれてませんか?
で…この映画、ヒーローがヒーローであることに悩むこと、自分は何ものなんて悩む必要はないでしょう?
そんなもの、スパイダーマンだとかバットマンだとかスーパーマンに任せておけば良い!
(みんな悩んで強くなったかもしれないけど…)
この映画には誰もそんなこと求めていない!そんなヒマがあったら笑わせてくれ!スカッとさせてくれ!
なんなら悩んでることを笑いに転嫁して欲しかったな…
あっ!最も笑ったのは(館内私だけ?)…
スターズ・アンド・ストライブス大佐が悪党のアジトに乗り込む時の言葉“エホバの証人です!”(爆笑)
ともかくR15、全米7館上映からスタートした作品、とことん行って欲しいものだ!
クロエちゃんの出世作だし、もっと嵌め外して欲しい…
えっ、何?原作はもっとエグイとな!?倫理コードぎりぎり?
そっちが観たいな!コミック買うか?
ところで、今回はジム・キャリーが出ているんだけど、知らずに観たら認識できますか?
控えめなオーバー・アクション?らしくない感じ、使い方もったいない…実は「マスク」を持ってる?ナイナイ!
でもって、それぞれの道へ?ありがちだな…
そうそう、エンディングロールが始まっても、帰っちゃダメだよ!
もう1シーン、よくあるパターンのラストが残っているからね…「3」決定かな!?
やるなら無茶して欲しいな…
今回、大失敗した分を是非取り返して欲しいもんだ…どんだけ良いとこ探しても点数が上がらない! |
|
ちなみに公開初日の第1回(9:50)、299席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3) |