「良いホームページ」と言っても、見た目のデザインや、コンテンツの内容で判断するのでなく、目的が達成できればどんなホームページでも「良いホームページ」と考えます。
ですからここでは、ホームページを見たお客様から問い合わせや相談をもらう事ができるホームページを良いホームページと呼びます。
さて、私が初めてホームページを持ったのが2003年。それから今までの間に得た、お客様から問い合わせや相談をいただくためのノウハウをご紹介します。
既にご存じの事も多いかも知れませんが、参考にしていただければ幸いです。
先ず、ホームページには最低限次の情報・機能が必要です。
次の情報・機能があると、お客様が相談しやすくなります。
次の情報・機能があると、もっと相談しやすくなります。
2003年に初めてのホームページを作ってから今までの間に何度かリニュアルしてきましたが、その中から幾つかご紹介します。
たった6ページのホームページでしたが、最低限必要な要件は満たしていました。また、顔写真の掲載や、複数の相談機能も備えていました。
この頃はまだホームページを持っている調査士も少なく、メルマガを配信している調査士は珍しい存在でした。
土地家屋調査士の紹介サイトを利用したので、公開後間もなく検索サイトで上位に表示されるようになり、問い合わせが来るようになりました。業務の依頼にもつながりました。
2003年(平成15年)は、調査士の業界が自由競争に突入した年で、その後ホームページを開設する事務所が増えていきました。
ホームページを作って2年もすると、ホームページの活用方法が少しわかってきましたので、それまでに得たノウハウを盛り込んだホームページにリニュアルしました。
ページ数は15ページで、上に掲載した要件全てを満たしていました。
この頃になると、インターネットの利用者も増え、同時にホームページを持つ同業者も増えていきました。
土地家屋調査士の紹介サイトに掲載されているおかげで、ライバルが増えても検索サイトの上位表示が維持され、問い合わせや業務の依頼もだんだんと増えていきました。
満足できるホームページ活用システムに仕上がったと思います。
今までのホームページは、作成も更新も自分では出来ないシステムでしたが、2010年に自分で更新したり、ページを追加する事が自由にできるシステムが導入されたのを機会に、全面リニュアルしました。
ページ数は、現在表示していないページも含めると30ページを超えています。土地家屋調査士のホームページとしての完成度はかなり高まったと思っています。
この後しばらくはこのホームページは良く働いてくれましたが、スマートフォンの普及により、ホームページもスマートフォンで見ることを前提としなければならなくなって行きました。
▼PCで見た時
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▼スマホで見た時
ホームページを見る手段として、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末で見るユーザーが主流になったのを機に、PCで見ても、モバイルで見ても最適な画面になるよう、レスポンシブWebデザインを導入しました。
これにより、PCで見てもスマートフォンで見てもとても見やすいホームページに生まれ変わりました。
更に、盗聴、改ざん、なりすましといった脅威からユーザーを守る安全なホームページの必要性が高まったのを機に、全ページを暗号化する 常時SSL を導入しました。
ホームページのモバイル対応と常時SSLにより、見やすくて安全なホームページとなりました。
現在私のホームページは、忠実な営業マンとして不眠不休で働いてくれています。人間を雇って同じ事をさせたらとんでもない人件費が掛かりますので、本当に経済的です。
なお、私はいまだにHTMLやSEOはよく理解できていませんが、ゼロから自分でやらず、プロにお願いして良かったと思っています。
これからホームページを作ろうとお考えの方は、是非プロにお願いして、最初から良いホームページを手に入れてください。→頼れるプロ(専門業者)の力を借りる
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