良いホームページの要件−繁盛ノウハウ−

土地家屋調査士は、土地の境界に最も詳しいスペシャリストです。
土地・建物の調査、測量、登記に関する仕事で社会に貢献しています。

「繁盛ノウハウ」完全公開!!

良いホームページの要件

「良いホームページ」と言っても、見た目のデザインや、コンテンツの内容で判断するのでなく、目的が達成できればどんなホームページでも「良いホームページ」と考えます。

ですからここでは、ホームページを見たお客様から問い合わせや相談をもらう事ができるホームページを良いホームページと呼びます。

さて、私が初めてホームページを持ったのが2003年。それから今までの間に得た、お客様から問い合わせや相談をいただくためのノウハウをご紹介します。

既にご存じの事も多いかも知れませんが、参考にしていただければ幸いです。

最低限必要な要件

先ず、ホームページには最低限次の情報・機能が必要です。

  1. 事務所の所在・連絡先の掲載
    (連絡先がなければ、問い合わせのしようがありません)
  2. 担当者氏名の掲載
    (担当者の氏名も必要です)
  3. 相談手段の掲載
    (相談するための手段を明確に掲載しましょう)

相談しやすくなる要件

次の情報・機能があると、お客様が相談しやすくなります。

  1. 顔写真の掲載
    (あなたがどんな人なのかわかると相談しやすくなります)
  2. 複数の相談機能
    (相談フォーム、メール相談、電話相談等複数の手段があると相談しやすくなります)
  3. 個人情報保護に関する掲載
    (個人情報や問い合わせ内容がしっかり管理されている事を伝えます)

もっと相談しやすくなる要件

次の情報・機能があると、もっと相談しやすくなります。

  1. 頼れる専門家である事をアピールできる情報
    (相談に応える十分な能力があることを伝えると、さらに相談しやすくなります)
  2. 人柄が伝わる日記(ブログ)
    (相手がどんな人柄かわかると相談しやすくなります)
  3. 他の同業者よりこちらが良いと思われる情報
    (お客様は、他の同業者のホームページも見ていますので・・・)

ホームページの実例

2003年に初めてのホームページを作ってから今までの間に何度かリニュアルしてきましたが、その中から幾つかご紹介します。

2003年に初めて作ったホームページ

2003年に作ったホームページ

たった6ページのホームページでしたが、最低限必要な要件は満たしていました。また、顔写真の掲載や、複数の相談機能も備えていました。

この頃はまだホームページを持っている調査士も少なく、メルマガを配信している調査士は珍しい存在でした。

土地家屋調査士の紹介サイトを利用したので、公開後間もなく検索サイトで上位に表示されるようになり、問い合わせが来るようになりました。業務の依頼にもつながりました。

2003年(平成15年)は、調査士の業界が自由競争に突入した年で、その後ホームページを開設する事務所が増えていきました。

2005年にリニュアルしたホームページ

2005年に作ったホームページ

ホームページを作って2年もすると、ホームページの活用方法が少しわかってきましたので、それまでに得たノウハウを盛り込んだホームページにリニュアルしました。

ページ数は15ページで、上に掲載した要件全てを満たしていました。

この頃になると、インターネットの利用者も増え、同時にホームページを持つ同業者も増えていきました。

土地家屋調査士の紹介サイトに掲載されているおかげで、ライバルが増えても検索サイトの上位表示が維持され、問い合わせや業務の依頼もだんだんと増えていきました。

満足できるホームページ活用システムに仕上がったと思います。

2010年にリニュアルしたホームページ

2010年に作ったホームページ

今までのホームページは、作成も更新も自分では出来ないシステムでしたが、2010年に自分で更新したり、ページを追加する事が自由にできるシステムが導入されたのを機会に、全面リニュアルしました。

ページ数は、現在表示していないページも含めると30ページを超えています。土地家屋調査士のホームページとしての完成度はかなり高まったと思っています。

この後しばらくはこのホームページは良く働いてくれましたが、スマートフォンの普及により、ホームページもスマートフォンで見ることを前提としなければならなくなって行きました。

2018年にリニュアルしたホームページ

▼PCで見た時
2018年に作ったホームページPC版

▼スマホで見た時
2018年に作ったホームページモバイル版

ホームページを見る手段として、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末で見るユーザーが主流になったのを機に、PCで見ても、モバイルで見ても最適な画面になるよう、レスポンシブWebデザインを導入しました。

これにより、PCで見てもスマートフォンで見てもとても見やすいホームページに生まれ変わりました。

更に、盗聴、改ざん、なりすましといった脅威からユーザーを守る安全なホームページの必要性が高まったのを機に、全ページを暗号化する 常時SSL を導入しました。

ホームページのモバイル対応と常時SSLにより、見やすくて安全なホームページとなりました。

現在私のホームページは、忠実な営業マンとして不眠不休で働いてくれています。人間を雇って同じ事をさせたらとんでもない人件費が掛かりますので、本当に経済的です。

なお、私はいまだにHTMLやSEOはよく理解できていませんが、ゼロから自分でやらず、プロにお願いして良かったと思っています。

これからホームページを作ろうとお考えの方は、是非プロにお願いして、最初から良いホームページを手に入れてください。→頼れるプロ(専門業者)の力を借りる


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