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 カナヤマ 古人類学辞典 

 日本語版 

 見出し語 『 て 』。

 

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メ ニュー (目次)。  

 ■ 次の項目を選び、クリックして下さい。    

 □ 古人類学 辞典 (総合)

 

□        ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 

 

〇 でぃ  DNA解析

            (でぃーえぬえいかいせき) 。

            DNA解析》。

            ○ 人類(ヒト)のDNA解析 。

             ■ 人類(= ヒト亜族)のDNA解析

            が、現代に、行われている。

            (⇒ DNA分析(生物学辞典))。

 

〇 でに   デニソワ人

             (でにそわじん)。

             (別名:デニソワ・ホミニン) 。

           (⇒ ホモ・ネ アンデルター

            レンシス種の人類

           (= ネアンデルタール人))。

          《ヒト属の人類》。

                (ヒト属・前ホモ・サピエン

                      ス類(= 旧人)の人類)。

           ○ デニソワ人は、

          ホモ・ネアンデルターレン

           シス種の人類(= ネアン

          デルタール人)のアジア

          北部グループの人類で

          ある。

             ■ デニソワ人は、

             別名はデニソワ・ホミニンで、 ホモ・ 

             ネアンデルターレンシス種の人類

             (= ネアンデルター ル人)のアジア

             北部 グループの人類である。

             ■ デニソワ人は、

              ヒト属・前ホモ・サピエンス類の人

             類(= 旧人)の、 ホモ・ネアンデルタ

             ーレンシス種 (=ネアンデルタール

             人)の、1グループの人類である。

           ■ デニソワ人

               (= デニソワ・ホミニン)。

             <ホモ・ネアンデルターレンシス種 

              の人類(= ネアンデルター ル人)。

              <ヒト属・前ホモ・サピエンス類

              の人類(= 旧人)。  

              <ヒト属(= ホモ属)の人類。

              <人類(= ヒト亜族) 。

              <ホミノイド

              (= ヒト上科、類人猿と人類)。

              <鼻猿類  (きょうびえんるい)。

              <真猿類 (しんえんるい)。

              <直鼻猿類 (ちょくびえんるい)、

              <霊長類 (れいちょうるい)。

              <有胎盤(ゆうたいばん)哺乳類

              (=真獣類)。

              <哺(ほ)乳類。

               <脊椎(せきつい)動物

               <動物

               <真核(しんかく)生物

               <地球生物

 

〇 でに   デニソワ・ホミニン。  

             (別名:デニソワ人) 。

          (⇒ デニソワ人)。

          ■ デニソワ・ホミニン

          (= デニソワ人)。

          ○ デニソワ人は、

          ホモ・ネアンデルターレン

           シス種の人類(= ネアン

          デルタール人)のアジア

          北部グループの人類で

          ある。

             ■ デニソワ・ホミニンとは、 

              デニソワ人である。

             ■ デニソワ・ホミニン(= デニソワ人)

             は、 ホモ・ネアンデルターレンシス

             種の人類(= ネアンデルタール人)

             アジア北部 グループの人類である。

         

 

 

   ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 

 

■ 上位のWEBサイト。 

 □ (KOH)  カナヤマ オフィシャル    >

          ホームページ。   

 □ (Cse)   国際理解総合サイト     >

           われら地球市民

 □ (Ke)    百科事典。           >

 □ (Kanh) 人類学ハンドブック。       > 

 □ (Kanh) 人類学辞典(総合版)   >

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#jpdictionary(general)

 

◆ 人類学辞典。

 

 ■ 見出し語はグリーンでマークされてい る

 

 ■ 〈      〉 : <原住地> 出現地域、

              生存地域。 

 ■ 《      》 : <移住地域> 出現地域、

              生存地域。 

 ■ 【      】 : 出現時期、生存時期。

 

 

 ●      ★     : 現生人類に直系する人類, 

              現代人に直系する人類。

 

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#te

 

#denisovans

 

■ デニソワ人。 

     (でにそわじん)。

 

■ デニソワ人。

■ 名称: デニソワ人 (でにそわじん)。

 別名: デニソワ・ホミニン。

 英語名 : Denisovan(s),、  

          Denisova hominin(s)。

■ デニソワ人は、

   ホモ・ネアンデルターレンシス種の人類

  (= ネアンデルタール人)の、北アジア・

  グループの人類である。

● TKKI カナヤマ著 古人類学辞典 32136。

 

 

 ■ デニソワ人。

 

  ■ デニソワ人 (英:Denisovan(s),、  

    Denisova hominin(s)) は、 

    ホモ・ネアンデルターレンシス種の人類

     (= ネアンデルタール人)のアジ ア北部グル

    ープの人類である。

 

  ■ デニソワ人は、

   2008年に、ロシア・西シベリアのアルタイ山脈

   のデニソワ洞窟で、 骨や(少女の指骨や大

   人の臼歯(きゅうし)等)が発見され、 放射性

   元素の年代測定で、約41,000年前のものと

   推定された。 

 

  ■ デニソワ人は、 

    DNA解析DNA分析で、ホモ・ネアンデル

    ターレンシス種の人類(= ネアンデルタール

    人)と近縁であること や  私達・現生人類

    (= ホモ・サピエンスの人類新人) と交雑

    していたことも判明した。 

 

  ■ 私達・現生人類(= ホモ・サピエンス種、新

    人)のメラネシア人 と、 デニソワ人固有の

    DNAの遺伝情報が、約4〜6%、一致する

    ことから、 アジア北部でデニソワ人と交雑

    した、私達・現生人類(= ホモ・サピエンス 

    種、新人)の一部は、南下して、中国南部

    を通り、 太平洋地域メラネシアに居住

    したと推定される。

 

 

 

◆ デニソワ人の学術分類。

 

 ■ デニソワ人の学術分類表。

 

  〇 THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION 

       TABLE OF DENISOVANS.

  ● TKKI カナヤマ著 人類学ハンドブック。

 

 

     ドメイン: 真核生物域 

           the domain Eukaryota

       界: 動物界 

           the kingdom Animalia

       門: 脊索動物門 

           the phylum Chordata

      亜門: 脊椎動物亜門

           the subphylum Vertebrata

       綱: 哺乳

          the class Mammalia

     下綱: 真獣下 (正獣下

          the infraclass Eutheria

        霊長目  (サル目) 

          the order Primates

     亜目: 直鼻猿亜目 

          the suborder Haplorrhini

     下目: 真猿下目 

          the infraorder Simiiformes

     小目: 狭鼻小目 

          the parvorder Catarrhini   

     上科: ヒト上科 

          the superfamily Hominoidea

       科: ヒト科 Hominidae

          the family Hominidae

     亜科: ヒト亜科

          the subfamily Homininae

       族: ヒト族   

          the tribe Hominini

     亜族: ヒト亜族 

          the subtribe Hominina

         (= 人類・29種)。

       属: ヒト(= ホモ属) 

          the genus Homo

         (= ヒト属の人類・15種)。

       ● TKKI カナヤマ著 人類学ハンドブック。

     ■  ヒト属・前ホモ・サピエンス類(= 旧人)。 

         The previous group  of Homo 

         sapiens of the genus Homo

         (= 前ホモ・サピエンス類の人類・6種)。

       種: ホモ・ネアンデルターレンシス

         (別名:ネアンデルタール人)    

         the species Homo 

         neanderthalensis

       ● ホモ・ネアンデルターレンシス種 の

         アジア北部グループの人類。

         The Humans of The Northern 

          Asian Group of the species 

         Homo neanderthalensis.

       〇 デニソワ人(= デニソワ・ホミニン)

         英:Denisovan(s),、 Denisova 

         hominin(s))。  

 

 

 ■ デニソワ人の学術分類。

 

  ■ デニソワ人

    の学術分類表 。

         ( 詳細上位分類、上位所属の分類、

           日本語名・学名・英語名対照)。

 

   ○ THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION 

       TABLE OF DENISOVANS.  

   ● TKKI カナヤマ著 古人類学辞典。

 

  ■ デニソワ人

     (: デニソワ・ホミニン)。

       (学名: The Northern Asian Group

      of the species Homo 

      neanderthalensis)。

       (英語名:Denisovan(s),、 Denisova 

      hominin(s))。  

 

 

■ 地球生物        LIFE ON EARTH 。

⇒ 真核生物        (ドメイン : 真核生物域 

                Domain Eukaryota) 

                (英名: EUKARYOTE(S))。

⇒ 動物           ( 界 : 動物界    

                Kingdom Animalia) 

                                (英名:ANIMAL (S))。

⇒ 脊索(せきさく)動物 ( 門 : 脊索動物門   

                 Phylum Chordata) 

                 (英名:CHORDATE (S))

⇒ 脊椎(せきつい)動物 (亜門 : 脊椎動物亜門 

                  Subphylum Vertebrata) 

                (英名:VERTEBRATE(S))

  ● TKKI カナヤマ 著 古人類学 辞典。

⇒ 有顎(ゆうがく)動物  (下門 : 有顎動物下門 

  (顎口類、有顎類)    Infraphylum

                 Gnathostomata) 

                 (英名: VERTEBRATE (S)

                 WITH JAW)。

⇒ 四肢(しし)動物    (上 : 四肢動物上綱 

                 Superclass Tetrapoda ) 

                 (英名:TETRAPOD (S))  

⇒ 有羊膜類         (ランク(階級)なし   

  (ゆうようまくるい)    Amniota) 

                 (英名:AMNIOTE (S))。   

⇒ 哺乳類          (  綱  : 哺乳   

                 Class Mammalia) 

                 (英名:MAMMAL(S))。

⇒ 獣類            (亜綱  : 亜綱    

                 Subclass Theria) 

                 (英名:THERIAN(S))。

⇒ 真獣類 (正獣類)   綱  : 真獣下(正獣下)  

  (有胎盤類、有胎盤    Infraclass Eutheria)         

  哺(ほ)乳類)       (英名:EUTHERIAN(S)) 

                 英名:PLACENTAL 

                  MAMMAL(S)) 。

⇒ 霊長類            目  : 霊長目(サル目)    

                  Order Primates) 

                  英名:PRIMATE(S))。

⇒ 直鼻猿類 (新分類法) 亜目 : 直鼻猿亜目    

                  Suborder Haplorrhini) 

                  (英名:HAPLORRHINE(S))。

   真猿類   (新分類法) 下目 : 真猿下目 

                   Infraorder Simiiformes) 

                  英名: SIMIAN(S))。

   狭鼻猿類 (新分類法)小目 : 狭鼻小目 

                   Parvorder Catarrhini  ) 

                  英名: CATARRHINE(S))。

 または、

   真猿類   (旧分類法) 亜目 : 真猿亜目  

                  Suborder Simiiformes) 

                  (英名: SIMIAN(S))。

    狭鼻猿類 (旧分類法) (下目 : 狭鼻下目  

                  Infraorder Catarrhini) 

                  (英名: CATARRHINE(S))。

⇒ ホミノイド           (上科 : ヒト上科   

  (類人猿と人類)      Superfamily Hominoidea) 

                   (英名: HOMINOID(S))。

⇒ 大型類人猿と人類    ( 科 : ヒト科     

 (オランウータン、ゴリラ、  Family Hominidae)      

 チンパンジーと人類)    英名: NONHUMAN GREAT  

                   APE(S) AND HUMAN(S))。

  ● TKKI カナヤマ 著 古人類学 辞典。

⇒ ゴリラとチンパンジ    亜科 : ヒト亜科   

  ーと人類           Subfamily Homininae)   

                  (英名:  HOMININE(S))。

⇒ チンパンジーと人類   ( 族 :  ヒト族      

                  Tribe Hominini) 

                  (英名 :HOMININ(S))。

⇒ 人類                   (亜族 : ヒト亜族    

                   Subtribe Hominina) 

                  (英名: HUMAN(S))。       

⇒ ヒト属(=ホモ属)         ( 属  : ヒト(=ホモ属)       

  の人類            Genus Homo) 

                  (英名: HUMAN(S) OF   

                  THE GENUS HOMO)。       

⇒ 前ホモ・サピエンス類  ヒト属=ホモ属) の、前ホモ

  (= 旧人)          ・サピエンス・グループ  

                  The Previous Group 

                  of Homo sapiens,

                  Genus Homo)。  

                  (英名: THE PREVIOUS 

                  KIND OF HOMO SAPIENS)。

⇒ ホモ・ネアンデルター   ( 種   ホモ・ネアンデルター

  レンシス           レンシス 種 

  = ネアンデルタール人) Species Homo 

                  neanderthalensis) 

                  (英名:NEANDERTHAL(S))。  

⇒ デニソワ人         The Humans of The Northern 

 (= デニソワ・ホミニン)    Asian Group of the species 

                  Homo neanderthalensis)。

                  (英名:Denisovan(s),、 Denisova 

                  hominin(s))。  

 

 

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#dnaanalyzing

 

■ DNA解析  

 

■ ヒト(人類)のDNA解析。

■ 名称: DNA解析 (でぃーえぬえいかいせき)。

■ 別名: DNA分析。

■ ヒト(人類)のDNA解析には、 核DNA解析

   と ミトコンドリアDNA解析 がある。

■ DNA解析の詳細に関しては、生物学辞典の

   「DNA分析」を参照してください。

● TKKI カナヤマ著 人類学辞典 31836。

 

 

 □ ヒト(人類)のDNA解析 (総合)

 

 □ ヒト(人類)の 、ミトコンドリアDNA

    解析  (例、ミトコンドリア・イブ)。

     

 □ ヒト(人類)の、核DNA解析

     (例、Y染色体アダム)。

 

 

 

#dnaanalyzing-general

 

◆ ヒト(人類)のDNA解析

     (総合)。

 

 

 ■ ヒト(人類)のDNA解析。

 

  ■ ヒト(人類)のDNA解析には、 

   核DNA解析 と ミトコンドリアDNA解析

   がある。   

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

 ■ ヒト(人類)のDNA。

 

  ■ 人類(ヒト)の、ミトコンドリアDNA は、 

   母方のみから受け継いだ遺伝情報をもつ。 

     一方、人類(ヒト)の、核DNA は、

   父方と母方の両方から受け継いだ遺伝情報を

   もつ。

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 ■ 人類(ヒト)のDNA。

 

  ■ 人類(ヒト)の、ミトコンドリアは、 1つの細胞

  100〜1000個あり、1つのミトコンドリアには

  ミトコンドリアDNAの塩基(A,T,G,C)が約1万

  6000個ある。 一方、人類(ヒト) の、細胞核は、

  1つの細胞に1個のみであり、 1つの細胞核に、

  核DNAの塩基(A,T,G,C)約30億個もある。 

     核DNAの方が、ミトコンドリアDNA より、は

  るかに遺伝情報が多い。

     DNAは壊れやすい。 研究者が、古人類の

  遺骨の細胞片から壊れず残っているDNAを見つ

  け出す。 比較的残りやすいミトコンドリアDNAを、

  研究者が探し回り苦労して見つけだしてなんとか

  抽出することはできるが、 残りにくい核DNAを

  研究者が見つけだして抽出するのは非常に困難

  な作業である。

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

 ■ 人類(ヒト)のDNA。

 

  ■ 人類(ヒト)の体(からだ)には、 約60兆個の

  細胞があり、 その細胞の1つ1つに、DNAが

  ある。 DNAは、遺伝情報をもつ。

    1つの細胞は、 核 と 細胞質 と 細胞膜

  で形づくられている。

    人類(ヒト)の1つの細胞内で、DNAがある箇

  所は2箇所である。 核の中にあるDNA(= 核D

  NA) と 細胞質のミトコンドリアの中にあるDN

  A(= ミトコンドリアDNA) である。

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

    

 

 

 

 ■ 人類(ヒト)のDNA。

 

  ■ 核DNAのY染色体により、 ヒト(人類)の父方

  の祖先をたどることができ、 ミトコンドリアDNAによ

  り、 ヒト(人類)の母方の祖先をたどることができる。

     核DNAのY染色体の塩基配列は、 父から息子

  へ代々受け継がれ、 ミトコンドリア DNAの塩基配列 

  は、 母から子供へ代々受け継がれる。

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。 

 

   ■ ヒト(人類)は、約60兆個の細胞で体(からだ)を

   形成している。 その細胞の1つ1つに、DNAがある。 

   ヒト(人類)のDNAは、 遺伝情報(ゲノム)を持ち、

   ヒト(人類)の細胞内の2箇所に存在する。 1つは、

   細胞の核(細胞核)内にあり、核内にあるDNAを

   DNAといい、もう1つは、細胞のミトコンドリア内に

   あり、ミトコンドリア内にあるDNAをミトコンドリアDN

   という。 

   ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。 

 

   ■ 真核生物の、ヒト(人類)の細胞は、 生物学上、

   真核細胞の動物細胞で、 核DNAは、動物細胞の核

   (細胞核)の中にあり、 ミトコンドリアDNAは、 動物

   細胞のミトコンドリアの中にある。

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

   

 

 

 ■ 人類(ヒト)のDNA。

 

   ■ DNAは、リン酸と糖と4つの塩基(A,T,G,C)

   で構成されている。 ヒト(人類)の細胞内の2箇所に

   あるDNAは、通常2本鎖の二重らせん構造を形成し、

   そのDNAを構成する塩基部分は、塩基配列を形成

   し、 また、2本鎖の間では、 A(アデニン)とT(チミ

   ン)、 G(グアニン)とC(シトシン) という2種類の

   基対(えんきつい)のペアを組んで存在する。

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

   ■ ヒト(人類)は、約60兆個の細胞で体(からだ)を

   形成している。 その細胞の1つ1つに、DNAがある。 

   ヒト(人類)のDNAは、 遺伝情報(ゲノム)を持ち、

   ヒト(人類)の細胞内の2箇所に存在する。 1つは、

   細胞の核(細胞核)内にあり、核内にあるDNAを

   DNAといい、もう 1つは、細胞のミトコンドリア内に

   あり、ミトコンドリア内にあるDNAをミトコンドリアDN

   という。 

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

 ■ ヒト(人類)のDNA解析。

 

  ■ ヒト(人類)のDNA解析(DNA分析)には、 

   核DNA 解析 と ミトコンドリアDNA解析 

   がある。

 

  ■ ヒト(人類)の遺伝情報は、 核DNA と 

   ミトコンドリアDNA に存在する。 

   真核生物の、ヒト(人類)の遺伝情報 (DNA

   にある遺伝子の情報)は、 ヒト(人類)細胞

   の核内にある、「核DNA」 と、 ヒト(人類)

   細胞内の 、ミトコンドリア内にある、「ミトコンドリ

   アDNA」に存在する。  

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

  ■ ヒト(人類)のDNAの一部分が遺伝子である。

 

  ■ 遺伝子(いでんし)は、  遺伝形質を決める因子

    であり、 真核生物の、ヒト(人類)遺伝子は、

    核DNA と ミトコンドリアDNA に存在する。

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。 

  

 

 ■ ヒトの核ゲノムとミトコンドリア

    ゲノム。

 

  ■ ヒト(人間)の遺伝情報(DNAにある遺伝子

   の情報)は、 核DNA と ミトコンドリアDNA 

   に存在する。

 

  ■ ヒトのゲノム(DNAの全塩基配列) には、 

   核ゲノムとミトコンドリアゲノムがある。 

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

  ■ ヒトの核ゲノムのサイズは、

   30億塩基対 である。

      即ち、 ヒト(人間)の細胞の核内には、

   全部で、約30 億塩基対 (3Gbp、3ギガベ

   ースペア、 約30億個のDNAの塩基対) 

   の核DNAがある。 

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

  ■ ミトコンドリアゲノムのサイズは、 

    約16,000塩基対である。 

            即ち、ヒト(人間)の細胞の 細胞質内の

    各ミトコンドリア内には、 全部で 約1万60

   00塩基対(16kb(kbp)、16キロ・ベース

   ペア、約1万6000個のDNAの塩基対) の

   ミトコンドリアDNAがある。

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。 

 

 

#dnaanalyzing-humanmitochondrialdna

 

◆ ヒト(人類)の、ミトコンド

   リアDNA の塩基配列の

     解析。

 

 ■ ヒト(人類)の、ミトコンド

    リアDNA の塩基配列。

 

  ■ ミトコンドリアDNAにより、 ヒト(人類)の

   母方の祖先をたどることができる。  

      ミトコンドリアDNAの塩基配列は、 

   母から子供へ代々受け継がれる。

 

  ■ ヒト(人類)のミトコンドリアDNA解析とは、 

   ヒト(人類)のミトコンドリアDNAを使って、

   ヒト(人類)の遺伝情報を分析することである。

     人類学で、ミトコンドリアDNA解析の成果

   の1つとして、ミトコンドリア・イブ仮説がある。

  ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

 

 ■ ミトコンドリア・イブ仮説。

 

  ■ 現在地球上にいる約80億人の「人類の

   共通祖先の一人」は、 約12万年前にアフリカ

   にいた、一人の女性である。

 

  ■ ヒト(人類)のミトコンドリアDNAにある遺伝

   を、母親と通じてたどると、 約12万年前に、

   アフリカにいた現生人類(= ホモ・サピエンス種、

   新人の一人の女性に たどり着く。 その女性を、

   ミトコンドリア・イブと呼ぶ。

  ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

  ■ ミトコンドリア・イブは、アフリカにいた、

    現生人類= ホモ・サピエンス 種、新人)の

    複数の共通祖先のうちの一人の女性

  ● ミトコンドリア・イブは、 約12万年前(16万

    年±4万年)に、アフリカに生存していた、

    現生人類= ホモ・サピエンス 種、新人)

    「複数の共通祖先のうちの一人の女性」に

    すぎない。

  ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。    

 

 

 ■ ミトコンドリアDNA分析。

 

  ■ ミトコンドリアDNAは、 地球生物真核生物

   の細胞内のミトコンドリア 内にあるDNAである。 

  ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

  ■ ミトコンドリアDNAは、母親から子に受け継が

   れる特性をもつ。

  ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

  ■ ミトコンドリアDNAは、 ヒト(人類)のミトコン

   ドリアDNAを比較して、母方を通じて、人類の

   祖先をたどることができ、注目されている。

  ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

  ■ ミトコンドリア・イブ。 

  ● ヒト(人類)の体(からだ)の細胞内のミトコン

    ドリアの中にあるDNAには、母親から子供

    に受け継がれる塩基配列がある。

  ● ミトコンドリアDNAの塩基配列を分析すると、

   ヒト(人類)の体(からだ)の細胞内のミトコンド

   リアDNAにある塩基配列は、 母方のみを通

   じて、継承される。 

      従って、現在地球上に住む現生人類=

   モ・サピエンス種、新人)・約80億人のヒト

   (人類)のミトコンドリアDNAにある遺伝子を、

   母親を通じてたどっていくと、 約12万年前

   (約16±4万年前)に、アフリカに生存していた

   一人の女性にたどり着く。 

       その女性を、ミトコンドリア・イブと呼ぶ。

   ミトコンドリア・イブは、アフリカにいた、現生

   人類= ホモ・サピエンス 種、新人)の複数の

   共通祖先のうちの一人である。

      ヒト(人類)の核DNAの遺伝情報などの、

   その他の遺伝情報は、 この女性に由来する

   わけではないので、 現生人類= ホモ・サピ

   エンス種、新人)の全人類の起源がこの一人

   の女性にあるわけではなく、 アフリカに生存

   していた、現生人類= ホモ・サピエンス 種、

   新人)の「複数の共通祖先のうちの一人の

   女性」にすぎない。

   ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

  ■ 文献 : 1987年・米カルフォルニア大研究

   グループ仮説 『 Rebecca L.Cann;Mark 

   Stoneking &Allan C.Wilson(1987).

   ‘‘ Mitochondrial DNA and human 

   evolution ’’. Nature 325:31−36 . 』。

   ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

 

#dnaanalyzing-humannucleardna

 

◆ ヒト(人類)の、核DNA

   のY染色体の塩基配列

     の解析。

 

 ■ 核DNA。

 

  ■ 核DNAのY染色体により、 ヒト(人類)の父

   方の祖先をたどることができる。 核DNAのY

   染色体の塩基配列は、 父から息子へ代々

   け継がれる。

   ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

  ■ ヒト(人類)の核DNA解析とは、 

   ヒト(人類)のDNAを使って、 ヒト(人類)の

   遺伝情報を分析することである。

      人類学で、核DNA解析の成果の1つとして、

   Y染色体アダム仮説がある。

   ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

 

 ■ Y染色体アダム仮説。

 

  ■ ヒト(人類)の、細胞の核内にある、核DNAは、

   細胞分裂時、染色体(せんしょくたい)を形成する。 

       ヒト(人類)の細胞は、細胞分裂前期に、

   46本の染色体を形成する(持つ)。 常染色体

   44本、 性染色体2本(女性はXとX、男性は、

   XとY) を形成する(持つ)。

      Y染色体のDNAの塩基配列を分析すると、

   2000年にスタンフォード大・研究グループが発表

   した仮説(ネイチャー・ジェティクス誌)によれば、

   「父親から息子にのみ伝わるY染色体」にある

   遺伝子を、父親を通じてたどっていくと、 

   約6万年前に生存しいた一人の男性にたどり

   着く。 

       その男性を、Y染色体アダム  (英:

    Y-chromosomal Adam) と呼ぶ。

       Y染色体アダムは、 約6万年前に生存し

   ていた、現生人類(= ホモ・サピエンス種、新人

   の「複数の共通祖先のうちの一人の男性」 に

   すぎない。

   ● TKKI カナヤマ著 人類学辞典。

 

  ■ 文献: 2000年・米スタンフォード大・研究

    グループ仮説 『 Peter A.Underhill;

     et al.(2000). ‘‘ Y chromosome 

    sequence variation and the history 

    of human populations ’’. Nature 

    Genetics 26:358−361 』。

 

 

#dnaanalyzing-appearingscenes

 

♪♪ DNA解析 が登場する、興味深い、

    ドキュメンタリー、ドラマ、映画。

 

 ★ DNA解析 が登場する、興味深い、

    ドキュメンタリー。

 

 ■ サイエンスZERO 

   『 日本人のルーツ発見!〜

    ‘‘核DNA’’が解き明かす

    縄文人〜 』。

    (NHKテレビ・2016年4月 3日

     本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 

  ● DNA分析(核DNA分析やミトコンドリア分析)

   を詳しく述べる。

 

  ● 日本人のルーツ(起源)を詳しく述べる。

 

  ● 縄文人(= 古モンゴロイド)や渡来系弥生人

   (= 新モンゴロイド)の人々を述べる。

 

  ● 発掘した、縄文人の核DNA分析により、現生 

   人類(= 新人、ホモ・サピエンス)の起源・移動

   ルートや日本人の起源を知る。

 

 

 ■ 『 教科書が変わる!? 日本人

     のルーツをさぐる旅 』。

     (NHKテレビ・2015年12月27日

      本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 

  ● 日本の原始時代を生きた、旧石器人や縄文人

    を述べる。

 

  ● 縄文人を詳しく述べる。 縄文人の遺跡発掘や

    ミトコンドリアDNAにより、現代日本人のルーツ

   (起源)の1グループである、縄文人の起源、生

      活、移動ルートなどを知る。

 

 

 ■ サイエンスZERO 『 特報!

    旧石器時代の人骨 大量発掘 』。 

        (NHKテレビ・2013年11月17日・本放送

          テレビ・科学ドキュメンタリー番組)。

 

  ● 日本の旧石器人 (約35,000年前〜約

   12,000年前に日本地域にいた人類) に

   ついて述べる。

 

  ● 港川人や旧石器人全体について述べる。

 

  ● 沖縄県・石垣島(いしがきじま)の白保竿根

   田原洞穴遺跡(しらほさおねたばるどうけつ

   いせき)で、2009年より発掘が開始され、旧

   石器人の人骨が大量に発見され、ほぼ原形

   をとどめる旧石器人の頭骨の骨を得られる可

   能性もあることについて述べる。 

 

 

 ■ 『 遺伝子 The Human 

      Genome DNA

     第4集 日本人はどこから

     来たの? 』。

     (NHKテレビ・2006年3月 5日

      本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 

  ● ミトコンドリアDNAによって、現生人類

   (= ホモ・サピエンス 種、新人)の起源・移

   動ルートや日本人の起源を知る。

 

 

 ■ サイエンスZERO 

    『 シリーズ ヒトの謎に迫る 』。

 ● 第1集 「1. DNAが解き

   明かす!人類の旅」。

    (NHKテレビ・2008年10月10日

     本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 

  ● ミトコンドリアDNA、Y染色体のDNA、

   言語等により、現生人類= ホモ・サピ

   エンス種、新人)の起源・移動ルートや

   日本人の起源を知る。

 

  ● 現生人類= ホモ・サピエンス 種、

   新人)の、出 アフリカと世界への拡散

   と移住を知る。

 

  ● 太平洋地域への人類の移動。

 

 

 ■ サイエンスZERO 

    『 日本人の起源に迫る 』。

     (NHKテレビ・2007年12月2日

      本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 

  ● ミトコンドリアDNAにより、現生人類

   (= 新人、ホモ・サピエンス)の起源・移

   動ルートや日本人の起源を知る。

 

 

 ■ 『 ヒューマン・ジャーニー 

     〜遥(はる)かなる人類

     の旅〜 』。   

   ‘‘ HUMAN JOURNEY ’’

   (2009年イギリス・BBC制作テレビ・

    科学ドキュメンタリー番組、第1〜5回)。

 

  ● 第1回 「始まりの地 アフリカ」 

        ‘‘ OUT OF AFRICA ’’。

 

  ● 第2回 「アジアへの広がり」 

        ‘‘ ASIA ’’。

 

  ● 第3回 「ヨーロッパ さらなる変遷」 

        ‘‘ EUROPE ’’。

 

  ● 第4回 「アメリカ 最後のフロンティア」 

        ‘‘ THE AMERICAS ’’ 。

 

  ● 第5回 「オーストラリア アボリジニの謎」。

        ‘‘ AUSTRALIA ’’ 。

 

 

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 『 あなたのハートには 

    何が残りましたか? 』

 

 

 

以  上。