平成13年8月16日、燧ヶ岳、鳥海山に続く東北第三の標高を誇る福島県・会津駒ヶ岳(2,132m)に登った。冷たく湿った海風でハダ寒い仙台を後に、真夏の晴天が続く奥会津に愛車を走らせた。 ふもとの桧枝岐温泉郷に宿泊し、
翌朝6時、滝沢登山口を出発した。長い登り坂が続き、途中の水場まで、そして駒ノ小屋が見えてくるまでは正直言ってかなりきつく感じられ、常日ごろの不節制がジワリと身にしみた登山となった。

登山道途中から見上げる会津駒ヶ岳

会津駒ヶ岳登山口


 国道352号・滝沢橋から約30分くらい入ったところに木の階段の登山口があった。さあ、この階段を上ればいよいよ登山開始だ。


 

中間地点・水場


 ここまで1時間30分。ここでちょっと一息。なんとおいしい水でしょう。これまでの疲れが一辺に吹っ飛んでしまった感じだ。


 

会津駒ヶ岳の雄姿を見上げる


 まもなく駒ノ小屋。一気に視界が開き、会津駒ヶ岳の雄姿が目に入ってきた。なんとすばらしい。


 

駒ノ小屋


 登り始めて3時間半。やっと駒ノ小屋にたどり着いた。もうすでに、たくさんの登山者が着いていた。


 

駒大池越しに駒ヶ岳を望む


 駒ノ小屋のベンチでしばらく駒大池越しに駒ヶ岳頂上を望む。すばらしい眺めで、ホットするひとときだ。ここからは駒ノ小屋に荷物を預け頂上に向う。


 

駒ヶ岳頂上より中門岳へ


 駒ヶ岳に登頂したあと、中門岳に足をのばす。なだらかな木道を高山植物を眺めながら進む。


 

中門岳


 中門大池付近に山頂(2,060m)を示す標木が立つ。吹く風がさわやかでとてもきもちがいい。しばし休憩。


 

ハクサンコザクラの群生


 会津駒ヶ岳でもっとも有名な高山植物・ハクサンコザクラの群生を観ることができた。進入禁止のため近くで観れないのが残念。


 

下山路


 駒ノ小屋に戻り、宿で作って頂いたお弁当を食べてひとねむり。もうしばしとどまっていたいところだがもう時間なので下山することにした。午後1時30分出発。ふもと到着は4時半だった。


 

桧枝岐温泉郷


 下山後は再び桧枝岐温泉に宿泊し、露天風呂にしたたり登山の疲れを癒す。


 




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