
平成15年5月18日(日)、宮城・山形県境にそびえる禿岳(かむろだけ)の山開きに参加した。禿岳は標高1260mだが、山麓の鬼首から眺める姿はなかなか貫禄があり雄大である。地元の鬼首では「ミニ谷川岳」とも呼ばれているという。今日は花立峠登山口から頂上を目指した。
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鬼首スキー場から見上げる禿岳
リゾートホテル専用のバスで花立登山口へ向かう。仙台は曇りだったが、こちらに来てからは晴れて、絶好の登山日和。山開きを祝うが如きである。 |
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山開きの安全祈願
禿岳の山開きには80名ほどが参加した。地元の人や、遠く仙台、山形からも多くのひとが初登山を楽しんだ。 |
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花立登山口から見上げる禿岳
安全祈願を終えてからいよいよ登山開始。出発は9時丁度。皆でワイワイ、2時間かけて頂上を目指す。 |
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新緑のブナ林を進む
花立登山口から30分すると木漏れ日浴びて輝く新緑のブナ林がとてもキレイだ。空気も爽やかでとても気持ちがいい。 |
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残雪の登山道を行く
まもなく頂上。ところどころにはまだ雪が残っており、登山道もぬかるみになり滑りやすい。足のカガトに力を入れて慎重に足場を確認して進む。 |
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禿岳頂上に立つ
花立登山口からみんな元気に2時間で頂上についた。 |
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禿岳頂上から栗駒山方面を望む
頂上からは北は栗駒山、西には月山、鳥海山、南には船形山、蔵王、そして眼下には鬼首の放牧地帯が見渡せる。360度すばらしい眺めだ。 |
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キクザキイチゲとカタクリの花
3~4合目付近からは白と紫のキクザキイチゲ(イチリンソウ)やカタクリの花が山開きを祝うが如き、沢山咲いていた。素朴な感じでとても愛らしく美しい。 |