7月31日(日)芹沢俊介氏講演会
 以前からお話を伺いたいと思っていた芹沢俊介氏の講演会が、ユースケアネット京都の主催で開催された。家族に視点を置いた「少年事件を考える」というテーマのお話の中に、納得することがたくさんあった。昼夜逆転もOK、「正しい不登校」をして子ども自身が自らをしっかり癒す機会を奪わないように、という言葉にも芹沢さんの子どもたちへの暖かい視線を感じた。(さくら)詳しくは♪あんだんて♪レポートへ


    7月30日(土)スクールソーシャルワーク(SSW)研究会しが夏期研修会
 「模擬事例学習:子ども達とのパートナーシップをめざして!」

 「SSWしが」の研修は、模擬事例を使うなど、実際に役に立つワークをしてくれるので、とても勉強になる。子ども(被援助者)と大人(援助者)の関係を、「支配−被支配」の関係ではなく、いっしょに問題解決をしていくパートナーとして見る視点は、我が子と接している日常を反省させられる。困難にあっている子ども自身の意思決定を大事にし、周囲の大人がそれを実現させるよう動いて、解決していくプロセスにいつも感心する。(フェルマータ)
詳しくはあんだんてレポートへ


    7月29日(金)京都見物かねてオンリーワン
 午前 5人フェルマータ、さくら、Cocco、コーヒーカップ、ユキの5人でもくもくと通信発送準備。
 午後 オンリーワン。家族で京都見物の途中寄られる。お母さんは以前来られた方で、日焼けされたやさしそうなお父さんとともに入って来られた。この間、子どもさんは一人で散策。子どもさんは高校生(中2で不登校、今春高校入学)で、休んでいるが、2学期どうしたものかと迷っているとのこと。お父さんは本人にまかせて待っているとのこと。お母さんはせめて高校だけは卒業してほしいがどうすれば良いかと。
 自分にあう学校はけっこうあるのではないだろうか。案外子ども自身も体が休まると何とかしたいと思っているようだ。親はちょっと相談にのったり、情報を集めてあげたりと・・・。場合によっては相談にのるきっかけ作りもしんどいものだ。でも、あせらず待ってるとチャンスはある。我が家も2〜3ヶ月に一度「どうする」と声かけするのがやっとだった。先生や兄弟、友達に頼んでも良いのではないかと思う。ところで、京都見物 数年得て必ず思い出話になるのでは―。(コーヒーカップ)


    7月27日(水)あんだんて通信14号発行
 午前中は通信14号の校正。あんだんて専用のPCができたのでとても楽になった。みんなで回し読みながら直ぐに校正できるから。午後からさくらとフェルマータが二人で印刷に行ってくれた。

 午後からはオンリーワンの方も来られた。中3で少し子どもさんが動き出しているようなので、お母さんは高校入試に向けての準備が必要かと。しかし、実際には定時制や通信制、サポート校などは2月3月に入ってからでも間に合うところも多いし、全日制でも、最終願書を出すのは年が明けてから。あまり焦らず、本人のエネルギーが溜まるのを待った方がいいと思う。子どもには子どもの人生がある。小さいときと違って、中学卒業後の進路は子ども自身が主体であることが大切だと思う。子どもの状況によっては、今はまだ考えられなかったり、動き出すことがしんどかったりすることもあるだろうけれど、だからといって親が先走って決めてしまうことではない。ゆっくり考えればいい。進路選びも、その先の人生も、自分で選び取っていく力が必要になる。経験が少なくて選択に失敗することもあるかもしれないが、その経験もまた大事な財産。回り道した分豊かに育つものもあるはずだから。帰り際に、刷り立ての通信を読んで、「夏休みはのんびりと過ごします」と笑顔でおしゃった。「そうしましょうね」私は我が子の顔を思い浮かべながらそう応えた。(ラスカル)

 フェルマータと一緒に山科社協で通信の印刷。時々紙詰まりを起こし、ちょっと調子が悪い。暑さのせいでインクものりすぎるのでスピードを落として印刷すると、あくびがでそうなスピード。でもエラーもでず快適・・・・。印刷スピードも「あんだんて」がいいのかな?(さくら)


    7月22日(金)開店休業日
 今日は夏休みに入ってすぐと言う事もあってか、ゆうスペースの参加は0人だった。みんなほっとしてゆっくり過ごしてはんのんかなぁ・・・などと話していたがPCの調子がどうもおかしい(?)PCに詳しいさくらが今日は休みなのでどうしたものかといろいろ試してみるが・・???。
 プロントントン2号の編集準備と通信の発送用意をちゃくちゃくと済ませて今日は店じまい!!(小梅)


    7月20日(水)子どもさんも一緒にオンリーワン
 自分の子どものことで色々心配なことがあり、「今日あんだんてに行ったらみんなに聞いてもらおう」と思っていた。そんな私の気持ちを知ってか知らずか、事務所に着くなりさくらが「子どもさんどうしてる?」と聞いてくれた。フェルマータが相談電話を受けている横で、私はさくら相手にひとしきり愚痴や不安をぶちまける。さくらは、うんうんと共感してくれる。ああ、すっきりした。私には個人的に信頼できるカウンセラーさんもいるけれど、ここでスタッフ相手に話すと、もう一度自分の気持ちが整理できるような気がする。何の気負いもなく、弱くてだめな自分が出せるし、そんな私を必ず受け止めてくれるという安心感があるからかな。お当番でありながら、私のオンリーワンの日でもあった。
 先日より事務所専用のPCが使えるようになり、ここで入力作業もできるようになった。作業の効率も上がる・・・ハズ。

 午後からは子どもさん連れの方がオンリーワンに来られた。最近こうしてお母さんだけでなく子どもさんも一緒に来られる方が多くなった。無理に連れてこられたのではなく、自分の意志で来てくれるということはとっても嬉しい。それだけエネルギーが溜まっている証拠かな。ここでいろんな高校や学びの場があると言うことを知っていただいて、安心して休んで欲しいなあ。そして休んでいる時間を、貴重な体験のできる時間と考えられたら素敵だね。 (ラスカル)


    7月16日(土)土曜ゆうスペース
 ことしの祇園祭は宵山が土曜、山鉾巡航が日曜日と最高の日取り。観光客でごった返す京都駅を経由して事務所へ。祇園祭が終わると夏も本番、今日も暑い。
 土曜ゆうスペースも今日で2回目。金曜くらいまでは予約もなく、もっと広報しないといけないなと言っていたが、前日に予約が立て続けに入り、3名の参加があった。もう何回か参加してくださっているが、子どもさんが少し動き出されたり、お仕事をされていたりで平日に参加されにくくなった方たちだ。実は先日から、「あの人はどうしたはるかなあ」なんて噂をすると、必ず来てくださるということが続いていたのだが、今日の参加者もそうだ(私たちには何か不思議な力が??笑)。中には1年ぶりという方もいて、同窓会のように近況報告から始まる。
 子どもさんの状況は少し動き出したり、ちょっと立ち止まっていたり、あまり変化がなかったりそれぞれだが、お母さんの表情は最初に出会ったときよりズーッと柔らかくなっている。子どもさんはきっとこのお母さんの変化に気づいているはず。表面に出なくても、内面では大きく変化し、成長しているはずだよね。お互いに自分の体験を語りながら、助け合ったり、自分の気持ちを整理したり、親同士の本音の話し合いは大切だ。
 お仕事などで平日のゆうスペースに参加しにくい方やお父さん、思い切って参加してみませんか?同じ体験をしているという安心感の中で、日頃感じていることを語り、人の話を聞くことで何かが見えてくるかもしれません。次回は9月17日(土)の予定です。

 さて、先日イーパーツから寄贈PCが届き活躍を始めているが、netの環境もADSLに変更した。今までは本の作成を始め、通信、HP更新、メールなども自宅で作業することが多かったので、事務所はなんとダイアルアップで接続していた。しかし「プロン・トン・トン2号」の作成などで、大きなファイルのやりとりが増え、時間がかかって仕方がなかった。これで快適に作業ができる。また秋の進路相談会にあわせて、「PAS A PAS」の改訂資料の作成も必要だ。常時接続になって、netでの情報集めも効率的にできる。さあ、PC共々本格的稼働の開始だ。(さくら)


    7月15日(金)あんだんての収納の達人!
 遅れて事務所に着くと、ADSL接続の為、フェルマータとさくらとマーガレットでPCの移動をしていた。ついでに事務所の整理をしていると、途中からあんだんての収納の達人ユキも加わり、みるみるうちに書類などが片付いていく。マーガレットのスパスパ処分する様は気持ちいいくらい。きっと家の中もそうなんだろうな。電話などもなく、みんな事務をいっぱいした1日でした。(Coco)


    7月13日(水)もうすぐ夏休み・・
 今日の事務所は時折ここちよい風が入る。事務処理に手を動かしつつ夏休みの予定に話しが飛ぶ。家族旅行にも付いてこなくなってくる子どもたち。。親はゆっくり避暑にでも行きたい所だが雑事が山積み・・。今年の夏こそ何とかしたいとおもう私。

 さて、午後からはゆうスペース、3人の方がいらっしゃった。顔なじみの方々で近況を話しながら談笑。相談機関でも、カウンセラーとの相性などで動きが取れなくなってしまう事もある時期あったりする。少し様子をみようと思っても、もどかしく感じたりする。私はせっかちな方なのでこういう時間がしんどかったが、今思うと時間をおく事でいい間合いが取れたかもしれない。
 熱くなったり、うだうだ思い悩んだり、あきらめたりしながら、ちょうどええかげんになっていくのかなぁ・・・などと思った。
 これから夏休み、ぼちぼちいきましょう・・☆(小梅)


    7月8日(金)がんばっていきまっしょい
  きょうは相談機関にアンケートを発送した。郵便番号を調べるだけでも時間がかかってしまった。プロン・トン・トン2号が完成するまでには、アンケートに答えてくださったみなさんの思い、労力を十分いかせるように私たちもひとつひとつ真面目に取り組んでいきたいと思う。(ユキ)


    7月6日(水)ちょっと淋しい運営会議
 体調の悪い人や用事が重なって参加できないスタッフが多く、人数少な目の運営会議だった。
事務的なこと、プロントントンや通信14号の企画、編集等々中身はいっぱい、いつものように話があっちへ飛んだり、こっちへ跳んだりしながら決まるべき事は決まった。(もちろん持ち越しの課題も…)

 午後、相談の電話、関西外にお住まいの方が、プロントントンを持っていらしてかけてこられたようだ。♪あんだんて♪の存在が少しでもお役に立てばうれしい。他にも「今は、大丈夫だけど、困ったときには ♪あんだんて♪があるから安心」との声を寄せてくださる方もある。私自身にも、何でも聴いてくれる人がいて「苦労は財産、人生に無駄な事はひとつもない」といつも励ましてくれる。話す事で仕切りなおしができて、前に進むけれど又、いき詰まって、ぐだぐだしゃべって、仕切りなおす。こんな事の繰り返しの中で、「無駄なことはひとつもない」という意味が少しずつ感じられてきたこの頃である。(マーガレット


    7月2日(土)「宇治城陽久御山子どもと育つ父母の会」第500回記念例会
 宇治市で親の会をされている「子どもと育つ父母の会」が第500回記念例会を開催された。私はしんどくなったときにはこの親の会に参加し、いつも元気をもらって帰った。本の販売を依頼されたこともあり、世話人をしているコーヒーカップと一緒に参加した。(さくら)詳しくは♪あんだんて♪レポートへ


    7月1日(金)野菜づくりは子育てに通じる?
 今年の水不足が心配されるようなカラ梅雨だったが、ようやく雨に恵まれほっとした1週間だった。7月もあけると京都は祇園祭りのニュースが流れる。フェルマータ、さくらにちょっと遅れて私も出勤(?)。初めての方の電話相談、パサバの発送、シンポジウム報告集の印刷、通信の宛名書きなどの事務処理と同時に、パサバ次号のための、学校アンケートの打ち込みをする。今回は大阪の情報もあたらしく入れる予定。すこしでも多くの不登校の子どもたちに役立ててもらえるように、学校からのメッセージを文字にしていく。

 昼ごはんを食べながら、自分と親の話、子どもの趣味の話で盛り上がる。皆、似たり寄ったりのところで子どもや親と、お互いに生身の人間として、ぶつかり合っている。
 あれやこれやと話しながら、悩みはあるけれど、今自分の周りにいる人と、きちんと関わっていくことが大事じゃないかなと思った。そうしているうちに、必ずしも予想どおりではないかもしれないけれど、新しい道があることに、ふと気がつくこともあるのではないかしらん。

 午後には、千葉県で開催される全国の親の会連絡会の案内を届けに、Hさんが来て下さる。帰り際に、無人販売で買ってきたという真っ赤なトマトを下さった。スーパーには並んでいない色のトマトを見ながら、焦ってもぎ取ってしまうと本来の色/味にならずに世の中でてしまう--熟す時期はひとつひとつの実によって違っている。出荷日にズレがあるのは当たり前。  子どもは野菜ではないけれど、子育てにも通じるところありかな、と自分だけで変に納得してしまった。(momo) 


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