8月31日(水)そんな時は、おばちゃんにまかせてや
 さくらがプロントントン2号の編集で医療機関や相談機関のデータを入力。また、養護の先生にもアンケートを送り、保健室からの声も届けたいと思っている。 こうして、プロントントン2号は着々と編集を進めているので乞うご期待を・・・。
 午後には、PCに精通しているKさんが来訪。KさんのPCの腕を生かして、初歩からPCを始めたい人に何かしたい、とのこと。私のようなPC苦手な者の強い味方。フェルマータやさくら、ユキが色々と案を出していく。フェルマータ曰く、「そんな時は、おばちゃんにまかせてや」(笑)。PCを知って、その世界が広がるような橋渡しをしてくださいね。(Coco)


    8月26日(金)親の「まあしょうがないか・・」とあきらめる気持ちの先に子どもの笑顔が
 夏休みのせいかゆうスペースは参加者はなかった。『2号』掲載のためのアンケート用紙を養護の先生方に発送。今日は久しぶりにスタッフの花に出会い、近況報告を聞く。20代半ばの子どもさんがミュージシャンを目指し奮闘中とのこと。「しょうがない・・・」と言いつつもそのまなざしは優しい。
 午後からはオンリーワン。「今年のパザパはないでしょうか」と進路について相談に来られた。通信制高校について尋ねられたので、ちょうど子どもを通信制に通わせていたスタッフ二人が説明させていただいた。通信制は自分なりに選択登校でき、これまでの生活スタイルをそんなに変えずに学べることができるし、自分次第で進められるので自主性がつくのではないかと思う。とはいうものの、学ぶのは子ども自身。親は「まあしょうがないか・・・」と思うぐらいが良いのでしょうか(あきらめ半分、期待半分)。(コーヒーカップ)


    8月24日(水)当事者の声を行政へ
 フリースクールクロスロードのsさんが来てくださった。sさんは前回の通信で大阪府の不登校半減政策について寄稿してくださった方だ。フリースクールを主宰しながら、行政にも積極的に出向き、行政の不登校支援策がよりよいものとなるように積極的に活動しておられる。「今だから・・」のシンポジウムにパネラーとして参加してくださったお子さんのお母さんでもある。お子さんの活躍ぶりなどもお聞きできてとてもうれしかった。
 午後からは定通の会のs先生来訪。先生も京都府がしようとしているネットワーク事業についてその必要性感じられ、積極的に動いておられた。行政を動かすと言うことはとても難しいし、私たちはどちらかと言うと行政や教育委員会に対しては後ろ向きになってしまうのだが、こうして地道に活動し、当事者の声を伝え、施策をよりよいものに変えていこうとしておられるお二人の姿は本当に立派だと思った。(ラスカル)


    8月19日(金)盆休み明けの事務所
 盆休みを終えてもまだまだ暑い毎日ですが、休み明けの事務所の郵便受けはいっぱいアンケートの返事が返ってきていた。他のネットワークの通信などにも目を通しているとあっという間にお昼すぎ・・、事務所でお弁当を食べながらそれぞれの近況をおじゃべり。午後からは来客がありあっという間の1日だった。休みボケの頭にカツ!!をいれてもらった。(小梅)


    8月10日(水)思いを伝えることが大切
 お盆前の最後の活動日。先月初めからお願いしている「プロン・トン・トン2号」作成のための、医療機関や相談機関のアンケートを整理する。お忙しい中、詳細にご返答下さったところも多く、本当にありがたい。しかしまだ回答数が少ないので、先日からフェルマータがまだ回答していただいていないところに1軒ずつ電話して、お願いしている。
 今回アンケートを依頼したところは、親アンケートや親の会、居場所・フリースクールアンケートから浮かび上がってきたところも多く、ぜひとも掲載したいということをお伝えすることで、それならばと快諾して下さるところもあり、やはり思いを伝えることの大切さを実感した。ただ、中にはもう手が一杯で、これ以上患者さんを増やすことはかえって迷惑をかけるとおっしゃる方もあるし、それぞれのご事情でお答えいただけないところもある。しかしどの医療機関、相談機関もとても誠実に検討して下さり、やはり「よかった」という評判は確かだなあと思う。 
 やっとの思いで相談しに行ったところで傷ついたというお話をよく伺うだけに、医療や相談の現場で、子どもたちのことをきちんと考えて下さっている方々の思いも伝えられる本にしていきたい。

 午後からはゆうスペース。夏休みとあって、ちょっとした旅行もかねて遠方から参加して下さった方も。お土産をいただきながら、話が弾んだ。4月から学校に通い始めた子どものことが心配だったり、中学3年生になり進路のことが心配になったり、スクールカウンセラーが変わってその対応に納得できなくなったり・・・、いつも参加して下さる方でも、その時の気持ちはお会いするたびに変わっている。また子どもさんが元気になっていく様子を報告していただくと、なんだかこちらの気持ちも温かくなる。 
 ちょっと困ったとき、ちょっとうれしかったとき、なんでも報告してもらえたらうれしいな。私たちスタッフの気持ちも、その時その時で変化している。皆さんのお話の中からヒントを得たり、元気をもらったり。同じ立場で時間を共有でき、思いを伝えあうことができる場として、大切にしていきたい。(さくら)


    8月5日(金)勉強をしたいという気持ちに応えて
 普段は、金曜日はヒマらしいが、朝からさくらとユキが発送の仕事で忙しそうだった。
 お昼前に、サポート校の先生がお二人でお越しになる。さくらは学校見学で以前にお目にかかったことがあるとのことで、すぐお話がはずんでいる。学校案内と今までの学園の取り組みをまとめた小冊子を持ってきてくださった。開校以来、少人数の体制でずっと運営されてきて、生徒一人一人の声にていねいに耳を傾けながら、生徒が勉強したいテーマに柔軟に対応していこうと努力されている様子をじっくりと話してくださった。
 大勢の中で足並みをそろえて勉強することが苦手な子どもがいる。大多数の子どもが疑問を感じずに通過できるところで、踏みとどまってしまう子どもがいる。大人からみれば、そのこだわりを理解してやりたいと思いながらも、全体から取り残されてしまうような気もして心配になる。
 不登校の子どもたちには今は学校に行けない事情はあるだろうけど、親としては自分のために勉強することは諦めないでほしい。みんなにあわせて勉強することのできなくなった不登校の子どもたちにも、勉強したいという気持ちにこのように応えてくれる先生がいる学校もあることに気づいてほしいと思った。(momo)


    8月3日(水)暑さに負けず
 朝からの酷暑にかかわらず、スタッフ9名が出席した。私は仕事の都合で4ヶ月ぶりの参加だった。その間、他のスタッフがしっかり活動を展開してくれていて、頭が下がる。そしてみんなの元気そうな顔に会えてうれしかった。
 メインの案件として「プロン・トン・トン2号」発行に向けての企画が話し合われた。何よりもこの本を読んでくださった方に「とても参考になった。不安がやわらいだ」と思ってもらえる内容にしたく、熱心な意見が続々と出て、気がつくともう午後1時だった。昼食をとって、その後も会議だった。発行までにはまたひと山もふた山も越えなければいけない。とはいうものの、私はなかなか協力できないので、せめてスタッフの健闘を祈りたい。(花)


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