3月30日(水)桜の開花宣言と共に・・・
 今日は年度末ということもあり、発送作業におわれる事務所であった。久しぶりのお当番でペンを動かしつつおしゃべり・・・やっぱりいろいろと話せるこの場所は大切と実感・・・。花粉症の激しいフェルマータとさくらは涙を拭きながらも印刷に向かい、あんだんて会員の更新のお願の用紙と、あんだんて通信、「プロン・トン・トン2号」関連で、各地の親の会にお願いするアンケートの用紙など、刷り上ったばかりのホカホカの用紙を入れると封筒はパンパン。
 午後からは地域の親の会を立ち上げ関わってらっしゃる方が来てくださった。続けていくというのはなかなか難しい。いろんな方の支援や関わりで、必要な情報がうまく伝わる事を願う。
 私自身は息子の進路も決まりほっと一息。思い返せば志望校を決める時が一番大変だった。志望校が直前に二転三転する・・でもその中で本人が納得して決定する事が出来たので、おちついて受験当日を迎える事が出来たようだ。親としては学校の情報の伝え方に一番気を配ったので、やれやれ・・である。 でも親である私自身を支えてくれる場所がなかったら・・きっともっと口やかましく「どうすんの」攻撃だっただろうと思う。関わってくださった皆さんに感謝です。今度は私がお返しする番だね!   (小梅)



    3月29日(火)医学部学生さんとお話して
 不登校のことに興味がある医学部の学生さんが不登校のことについて話を聞きたいということであんだんて来られた。これまでにも医療機関、教育機関などの方々にもお話を聞かれたそうだ。将来、医師として不登校の親子に接するかもしれない方々にあんだんてからは当事者の立場からの視点でお話させていただいた。
 学校に行こうとすると体調が悪くなったりして、親子が不登校と認識する以前に医療機関にかかることも多いのではないかと思う。そういう時に出会う医師の影響力は大きい。心と体を総合的に診てほしい。いままでに出会った支援者でいいなと思う方々は自分の経験や考えを押し付けるのではなく、その相手に向き合って、その相手から学ぼうとされている姿勢がある。 若い人に好き勝手なことを言う年長者になってしまったかも。誰にも言ってる?!(ユキ)



    3月26日(土)野田川珍道中
 野田川町教育委員会からの依頼を受け、フェルマータと二人で話をしに行くことになった。(さくら)詳しくは♪あんだんて♪レポートへ
 


    3月25日(金)ゆうスペース
 3月も下旬というのに冷え込みが強く、雪まで降って真冬に逆戻り。今日は、ゆうスペースの日。11時頃、寒い中を一人来てくださった。高校進路について中心に話をした。やはり親が情報をしっかり伝え、息子さんがそれをもとに選択して欲しいという願いが、ひしひしと伝わってきた。どういう進路を選択する場合も、最終的には本人が決めるのがけれど、ほんとうに迷うものだ。あんだんてから出版したパサパ等も参考にしてくださっているので、一助となっているのは嬉しいことだ。スタッフの経験談も交えて話し合っているうちに、方向が定まりつつあったように思った。
 


    3月23日(水)花粉症ぼけと追っかけぼけ?
  さくら、Coco、フェルマータの花粉症3人組が、なみだ目と洟づまりに悩まされながら通信作成の作業。今日はユキは来ないのかなー?と話していたら、うわさの人登場。近頃のユキは、ジャニーズの追っかけに夢中で、ぼけっぱなし。K印刷さんからいただいた「今だから」の表紙の紙がなくなって、色の濃い紙しかない。どうしようかと話していたら、ユキは日の当たる所において、紙をやけさせたらいいと大真面目に提案。何年後に使うつもり?みんな、花粉症のなみだ目から涙を流して笑ってしまった。通信に載せる予定の資料を見失ったり、忘れっぽくなったり、失敗したり・・・、なにもかも「花粉症のせい」で済ませてる私たち。それでも、やっと通信12号の印刷に間に合った。ラスカルも自宅で応援してくれたからね。
 さくらと印刷に行ったが、今日の印刷機は機嫌が悪い。Y社協のスタッフの方に見ていただいたら、あんなに悪かった機嫌がすぐよくなった。ハンサムなお兄さんに弱いところをみると女性の印刷機だったりして。花粉症のおばちゃんでは、あきまへん。それでも、なんとか時間までに終わらせることができた。手ぎわがよくなったよね私たち、とさくらと自画自賛。
 最近、不登校だった子どもさんたちの合格発表や進学決定、あるいは動きだされた様子がつぎつぎに報告されてくる。何年も親御さんとお付き合いしているので、私たちもうれしい。やっぱり親がささえられ、子どもを余裕を持って見ていけることが大事だと実感している。(フェルマータ)
 


    3月19日(土)登校拒否を克服する会 第113回交流会
 「プロン・トン・トン2号」には、大阪の情報も載せたいと思っている。そこで京都連絡会から紹介を受けて、登校拒否を克服する会の世話人さんに、アンケートのご協力をお願いしにフェルマータと行った。この会は京都連絡会と同じく、大阪府内各地の世話人さんが集まり、毎回講演会と分科会が行われているようだ。また不登校の子どもを持つ親御さんもたくさん参加されている。「113回」という数字を聞くと、これまでに多くの方がこの会に助けられてきたんだなあと思う。

 今回は「学校に行きたいけど行けない〜登校拒否を生み出す根を見すえるとき」と題しての講演があった。最初に、地元で起こった寝屋川中央小の事件に触れられた。この事件で「不登校」が事件の原因の一つであったように取りざたされ、多くの人たちが不安になった。しかし「個別的なことを一般化して考えないこと」、乗り越えて元気になった子どもも多いんだと話され、シンポジウム報告集「今だから話せること」を紹介してくださった。「こんなふうに経験者たちが元気に語り合っているのはいいですね」と、経験者たちが元気になっていっていることを知っていけば、いらない心配をしなくてもよくなると話されていた。今、あんだんて通信12号を編集しているが、「Q憩」の原稿にも同じようなことが書かれていた。この本を多くの方が読んでくださって、少しでも気持ちを楽にしていただけたらうれしいな。
 また最後に大阪府教委が2年先に不登校を半減させると数値目標を掲げ、いろんな施策を出してきているが、それが本当に子どもの立場から考えられているものではないとの懸念についても話された。
 分科会では年代別に分かれ、大阪教育センターの相談員さんも交えての分科会があった。私は高校の分科会に参加したが、相談員さんはどの方も気さくで、とても和やかな雰囲気で、日頃の心配を話し合うことができた。(さくら)


    3月18日(金)平和な事務所
 子どもの受験のため、ずーと(半年位)お休みしていた当番で久しぶりに事務所に。さくらの「おめでとう」の声に迎えられ胸がいっぱい。希望の高校に合格、昨日入学説明会も終わり、教科書も買い、嬉しそうな子どもの姿に幸せな気分で事務所に来れてうれしい。
 休んだ分がんばらなあかんと思いながら「今だから〜」の製本をするが、おしゃべりも休んだ分はずんだ。フェルマータ、ユキも来て卒業式が話題に、「昨日は、雨が降って、はかまの人が大変そうだった」「いまどきは蛍の光は歌わない」とかではじまり、自分達の子どもの話になると、「ひとり卒業式」で盛り上がった。どんな卒業式でも親は涙がこぼれるものだと思う。
 製本も出来あがり、ユキが取り組んでいた報告書も提出できた。事務所のいすに座ってしみじみ「平和だなぁ」と思えたのは、わたしの受験戦争が終わったからでしょうか。(マーガレット)
 


    3月16日(水)何でもかんでも花粉症のせい。
  いったいいつになったら春が来るんだ、と思っていたら急に暖かくなった。それとともに飛び始めたすぎ花粉。今年は例年の30倍とか。今日はフェルマータと私がマスクをつけて事務所に登場。花粉症とは縁がなく、涼しい顔のユキがうらやましい。
 3月に入って、何かと忙しくなってきた。まずは「プロン・トン・トン2号」関連で、各地の親の会にお願いするアンケートの作成。またアンケートを少しでも多くの親の会にお願いするために、大阪や滋賀、兵庫の親の会に連絡を取る。大阪や兵庫はあまり情報を持っていないので、人づてに紹介してもらったりしている。
 また野田川町教育委員会からは、3月26日に話をしに来てほしいと声をかけていただいた。地元の民生委員さんたちが聞きに来てくれるそうだ。当日は私とフェルマータが参加させていただくことになり、内容などの打ち合わせも。せっかくの機会なので、多くの人に不登校のことをちゃんとわかっていただきたいなあ。
 また年度末ということで、通信作成のためにいただいていた助成金の報告もある。レシートをかき集めてユキが真剣に計算していた。
 こうやって3人で分担しながら作業をしていたが、その間も私とフェルマータはくしゃみ連発、涙ぼろぼろ。何ともしまりがないし、ボーっとしている。しかも何かを間違うのも、うっかり忘れてしまうのも、挙げ句の果てには漢字が思い出せないのも、すべて「花粉症のせい」と開き直る二人。こんなん言うてたら、そのうち花粉症の祟りが来そうだ(笑)
 午後からCocoが、たくさんの印刷用の紙を抱えてきてくれた。JUSCOのイエローシートの精算で購入できたものだ。たくさん使うものだから本当に助かる。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。(さくら)


    3月11日(金)支援されるあんだんての活動
 数年前、ある講座でお会いし、あんだんて会員になっていただいたり、進路相談会にも参加してくださっている方がお見えになった。不登校経験のある子どもたちを支援しようとされている。こういうふうに子どもたちを支援してくださる方々にわたしたちもなにか役割があるのではと思い支援者ネットワーク会員というものを作っているが、まだまだ名前ばかりで活動が進んでいない。フェルマータをはじめスタッフでやっぱりやらなきゃと盛り上がった。忙しいのにあれもこれもやりたいと思ってしまう良いくせ(爆)
 Cocoがジャスコのイエローレシートの精算に行ってくれた。イエローレシートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございます。あんだんての活動をご支援いただいて感謝しております。ジャスコにお買い物のときは是非あんだんての箱にレシートをいれてくだパイ。(ユキ)


     3月9日(水)Qくんへのリクエストは熱く!!
 今日のゆうスペースには、7名の方が参加された。ゲストにはQ君も来てくれた。いつもとはまた違った視点からの意見も聞くことができたと思う。Qくんのことは、さくらがHPで予告してくれたが、都合が悪く、残念ながら来れない人もいたようだ。また来てくださいね、Qくん。
 また、新聞を見て、と埼玉の国立女性教育会館からも報告集「今だから話せること」を送ってほしいとの連絡があった。幅広くいろいろな所へ届いてほしいと思った。(Coco)


     3月4日(金)どんなことでも役立つことがある
 JRの架線事故で電車が大幅に遅れているから事務所につくのが遅くなるとCocoから連絡があった。湖西線は定刻に出発したので事務所をあける時間にはさくらと私が到着していた。山科駅は何本も電車が乗り入れてて便利だな。
 「今だから」の注文、発送と事務処理をわかりやすくしょうとさくらが提案してくれた。みんなの経験をいかしながらやっていくあんだんて。どんなことでも役立つことがあるからね。
 あんだんて会員の方から問い合わせのお電話があり、会員さんのご要望に近いところを紹介させてもらった。いい出会いがありますように。また別の会員さんからオンリーワンの申込があった。仕事の都合とゆうスペースの日があわないのでオンリーワンに来てくださった。フェルマータは社協の会議があり、その前後に事務所で仕事して、花粉症ともおつきあいして忙しく過ごしてた。(ユキ)

     3月2日(水)「続ける」と言うことは「はじめる」と言うことよりも難しい。
 先月は大雪で、スタッフの集まりが悪かった運営会議だったが、今月も、体調不良や子どもさんの受験など家の都合で出てくることの出来ないスタッフが多く、なかなか足並みがそろわない。日々の活動は、今までの積み重ねと、フェルマータ、さくら、ユキの献身的な行動のお陰で、なんとかしのいでいるが、新しい本作りや新たな活動・企画などはじめようと思うと、やはりこのままでは限界がある。スタッフ同士でもっと密に連絡を取り合い、出来ること出来ないことをはっきりさせなくてはならないのかもしれない。
 そんなちょっと難しいことを感じながらも、やはり久しぶりに顔をあわせると、あれやこれやと話題が広がって、話のネタが尽きない。編集会議と称しながら、実は我が子のことや学校のことを愚痴ってる私であった。今日もしゃべるだけしゃべり、すがすがしい気分で家路についたが、なんと今月末発行の通信のこと、来月のお当番のこと、何一つ決まっていなかったことに気がついた。とほほ。でもこれが、あんだんてのあんだんてたる所以なのかも。
 午後から定通の会のS先生が来てくださった。通信をよく読んでくださっていて「よくやっていますね」とほめてくださった。でも、先生の方こそ、本当に長年活動をされていて、頭が下がる思いがする。「続ける」と言うことは「はじめる」と言うことよりも難しい。定時制通信制の高校のことを考えるとき、「この会がある、この先生がいる」と言うことでどんなに心強く安心できることだろう。あんだんてもそうなれるといいな。子どもの不登校に直面したとき、子育てに悩んだとき、「いつでもあんだんてがある」って思ってもらえるように。(ラスカル)


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