♪あんだんて♪日記


    12月21日(水)大掃除は後回し「大校正大会」
 今日は今年最後の活動日。月初の会議では大掃除の日と決めていたのだが、「プロン・トン・トン2号」が出来上がらないと、どうも大掃除の気分になれない。そこで大掃除は後回しにして、とにかく記事の校正をやろうと「大校正大会」とフェルマータが銘打って、作業を始めた。
 大掃除だと思って事務所にやってきたマーガレットとコーヒーカップも巻き込んで、プリントアウトした原稿に「赤」を入れていく。目を変えて何度も原稿を校正にかけると、思いもよらないミスが見つかっていく。特に親の会やフリースクール、医療機関、相談機関にお願いしたアンケートは、ユキやCocoたちが丁寧に確認していく。私たちは編集のプロではないけれど、情報をきちんと、誤解のないように伝えていくことの大切さはいつも意識している。情報を発信するということは、それだけの責任が伴うのだ。
 「赤」の入った原稿は、ラスカルと私で訂正していき、またプリントアウトして確認。気がついたら、あっという間に夕方だ。さすがにその時間から大掃除というエネルギーもなく、こうなったら年が明けて、「2号」が印刷にかかってから大々的にやろうと決めた。大掃除をしなくても、お正月は来るもんね〜♪
 とにかく今年も無事に終了してお正月休み。「2号」の編集という宿題は残ったけれど、スタッフもみんな元気で年が越せそうだ。今年一年、本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いします。 (さくら)


    12月16日(金)サポート校
 電話で各サポート校の違いのお問い合わせがあった。それぞれに特色があるので気軽に相談、見学されてみてはいかがでしょう。
 不登校支援の活動にかかわってはじめてサポート校という存在を私も知った。中高生が読む雑誌にいろいろな選択肢のひとつとして紹介されていたのを最近見た。知っているから気づいたのかもしれない。(ユキ)


    12月14日(水)大人数のゆうスペース
  ゆうスペース。始めはお二人ぐらいしか予約が入っていなかったのだが、始まってみたら次から次へと来られて、最終的には7人の方が参加。スタッフも合わせると、10人を超えて、久しぶりに丸いパイプいすが活躍した。フェルマータは午後から、ライオンズクラブの助成金を受け取りに行っていて、スタッフは私とさくらだけだった。この大人数でどう話をまわしていけばいいのかと、途方にくれたが、ユキが来てくれたり、何回も参加している常連さんがスタッフに代わって上手に話を進めてくれたりして、なんとかしのいだ。さくらがこっそりと「はよ帰ってきて〜〜」とフェルマーにHELP CALL。あわてて帰ってきてくれたフェルマータの顔を見てホッとしたよ!!やっぱりフェルマータの存在は偉大である。(ラスカル)
「偉大な」フェルマータは、助成金受賞のパーティー会場で、脱いだ靴下を落としてしまい、ホテルのウェイターさんに拾われてしまった。「これは、どちらさまのでしょう?」・・・これもプロントントン発行のためと、恥をしのぶフェルマータであった。(フェルマータ)


    12月9日(金)スクールソーシャルワーカーに期待
 近江八幡市のO高校単位制のスクールソーシャルワーカーNさんが、来訪してくださった。O高校は、以前から不登校の子どもの受け入れのよい高校で、入学後のフォローも色々な取り組みをされている。スクールカウンセラーは、一般に広まっているが、スクールソーシャルワーカーのいる学校は、全国的に見ても、希少な存在だと思う。教師とはまた違った立場、視点で家庭訪問したり、子どもの人間関係の調整役をしたりと、大いに活躍が期待できる。
 プロントントン2号も、校正の段階に入っている。なんとか年内に印刷所に持っていきたいところだけど、人とのつながりを大切にしているあんだんての良さを失ってもいけない。でもなんとか頑張りたい。
 京都府立総合資料館文献課からパザパの寄贈依頼があった。どこで注目していてくださるか、わからないものだ。パザパが、広く人の目に触れると思うとうれしい。(フェルマータ)


    12月7日(水)スタッフ会議
 スタッフ会議。最近出席率が悪く、今日も6人だった。ちょっとさびしいなあ。2号の編集もいよいよ大ずめ。分担を決めてラストスパート!!(ラスカル)


    12月4日(日)第2回進路相談会
 今日は2回目の進路相談会。今までは11月中にやっていたのだが、12月の三者面談で進路決定を迫られる方も多いだろうと、今年は12月に設定してみた。予約は4名。朝から冷たい雨が降る中、皆さん集まってくださった。
 今回は人数も少ないので、進路にテーマを絞ったゆうスペースという感じで進めていった。まず最初にスタッフから子ども達が自分にあった形で成長していることを話し、その後、参加者から今の子どもさんの状態や困っていらっしゃることを聞いた。それぞれの家族に歴史があり、それに子どもの不登校が重なって、つらい思いをされてきている。しかしその中で多くのつながりをもち、支えられながら、ご自分たちのやり方でここまで進んでこられた。それだけに進路に対する思いも今の状態も個々に違い、少人数でゆっくりお話を伺えてよかったと思う。
 次男が「プロン・トン・トン2号」に体験談を書いてくれているのだが、たまたま前日に進路決定の時期の話をしたので、皆さんの話を聞きながら当時を思い出した。親がよかれと思ってやっていることが子どもにプレッシャーになったことも多かったのだが、その時に子どもの様子を見ながら押したり引いたりしたことがよかったようだ。押しすぎず、引きすぎず、それが一番難しいけれど、子どもが家で普通に過ごせるようになっていれば、自然にできるものなのかもしれない。申し訳ないことをしたな、と思うこともいっぱい。でも子どもの方が大人で、結構好意的に受け止めてくれていることも多くて、ちょっとホッとする。

 終わってから少し休憩してJRの駅に行くと、神戸線で落雷があったとかで、列車が上下線とも軒並み1時間以上の遅れ。お越しくださった皆さん、無事にお帰りになれたかなあ。本当に寒い一日で、事務所も下から深々冷えて寒い思いをされた方もいらっしゃったが、お風邪などひかれていませんか。心だけでもあたたかくなっていればうれしいな。 (さくら)


    12月3日(土)子どもと家族とささえあう会
 弁護士のAさんのお話し。母親でもあるAさんは子どものことに関わろうと少年事件を主に担当されている。少年事件の場合は付添い人として援助されている。マスコミなどでは少年事件は低年齢化、凶悪化しているというが、実態はそうではないと、具体的な数値で説明された。少年事件の背景には社会の状態が反映されているし、少年事件に関わっていくうちに虐待問題にいきついてしまったそうだ。とても難しい問題だけど、私たちにできることは現実を知ることからだと思う。(ユキ)


    12月2日(金)京都新聞の取材
 以前オンリーワンに以前来られた方が、また来てくださった。学校へ行けなくなり始めて、まだ間もないうちに進路決定の時期にかかると、親も子どもも混乱していて、考えもまとまらないし、心の整理もつかない。そんな時、あんだんてでいろいろな進路の選択肢があると知り、今の状態を客観的に見ることができると、かなりしんどさも軽減されるのではないかと思う。
 午後から「進路ガイドブック『パザパ』最新データ版」発行の取材に来てくださった。真面目な記者さんに発行にむけての思い、苦労話を聴いていただき満足。パザパ最新版の売れ行きがイマイチだったが、これで飛ぶように?注文が来るかも・・・?(フェルマータ)


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