4月27日(水)食事会と運営会議
 今日は、新スタッフ歓迎の食事会を近くのホテルでするのでそこが集合場所,混んでいたがラスカルが予約してくれていたので待たずに席につけた。2月頃からのびのびになっていて,やっと実現した食事会である。家では味わえないお料理を,次々と戴き、それぞれの近況を報告しあい、「もうおなかいっぱい」といいながらも,デザートのケーキまでしっかりおかわりして,目も,おなかも、心も、満足の食事会でした。

 午後は、,5月度の運営会議、ゴールデンウィークで月初めは事務所を休みにするので今日になった。プロントントン2号の企画では「,一人でもたくさんの方にアンケートに協力いただきたいね。」と話しているところに,アンケートの内容を詳しく聞きたいとS先生が来られた。アンケートが負担に思う人,アンケートで傷ついた経験のある方もあると思う。私も子どもが不登校真っ只中の頃は,しんどくてそういうことに拒否反応をおこしていたことがある。反対に自分の気持ちを整理したり,主張したり出来るきっかけになったこともあり,その時々の思いを大切に協力いただけたらうれしい。 企画内容については、♪あんだんて♪通信、13号に掲載予定です。
 早いもので♪あんだんて♪発足から2年が過ぎました。、役員は代表,副代表,会計とも再任を承認、これからもよろしくお願いします。(マーガレット)


    4月22日(金)それぞれの春・・・
 今日はゆうスペースに5人の方が来られました。それぞれの子どもさんのお話を聞かせてもらって、来てくださった方同士でも会話がはずんでいたりして、少しでも発散できたのではないでしょうか?私もゆうスペースの常連だった頃は自分の感情をぶちまけるだけで気がすんだものでした(笑)笑いながら、わかっちゃいるけどね〜〜なんて言葉が出るようになると、ずいぶん気持ちもほぐれてくる。
 午後からもお一人オンリーワンに来られた。春になって、新しい居場所をみつけた子どもさん、また家でゆっくりしながらも、少しづついろいろ動き出した子どもさんなど、それぞれの春・・・、ぼちぼちいきましょうね。(小梅)


    4月20日(水)なんでも気の早いあんだんて
 会計報告のお手伝いに支援会員のSさんが事務所に来てくれる。こうした協力がとてもありがたいな。午後からは「プロン・トン・トン2号」の編集会議。ちょうどその前にも「プロン・トン・トン」の注文の電話があり、恐縮しながらも完売してしまった旨をお伝えする。今もこうして「プロン・トン・トン」の注文が入る。子どもが不登校になって、個人で情報を得るには大変なエネルギーがいるし、しんどい時期にはなかなか難しいように思う。改めて「プロン・トン・トン」の必要性を痛感する思いだ。
 会議の途中に、5月にスタッフみんなで講演を聴いたことのあるT先生が事務所によってくださることを、フェルマータが思い出すと、あーでもない、こうでもない、こうしたらと話はまたたく間にふくらんでいく。先生のご都合もお聞きしていないうちからこの盛り上がり。それに気が付いて、大爆笑のスタッフでした。 (Coco)


    4月15日(金)修学旅行の時期
 今日は久しぶりに時間が出来たので、ぶらっと事務所に行った。さくらとユキが「おおっ!!」と迎えてくれた。水曜金曜だったら、こうして急に行ってもお当番の誰かがいてくれるんだ。うれしいなあ。
 いつものようにぺちゃくちゃとおしゃべりしながら、支援金や本の作成協力金をくださった方々にお礼のお手紙を書く。アンケートも大量に引き受けてくださるところもあり、早速送らせていただく。Cocoが「セブンティーン」(女子高生向けの雑誌、なつかしいなあ)を持って現れた。妙にニヤついている。どうやらお気に入りのアイドルが載っているようだ。ユキと二人で盛り上がっている。

 そうこうしているうちに個別相談の方が来られた。フェルマータがいつものように、静かに丁寧にお話を聴いてくれている。途中で、修学旅行はどうしたかという話が出た。自分の子の時のことを思い出した。当日の朝まで行くか行かないかで、迷っていた。親の方も、何回も先生と連絡を取り「行くと言ってます」「やっぱり行かないと言っています」と。でも考えてみれば、不登校でなく普通に旅行を楽しみにしている子でも、体調を崩したりしてドタキャンはああり得るのだから、あんまり「どうするの?行くの?行かないの?」と大騒ぎすることもなかったかもね。(ラスカル)


    4月13日(水)親も子どもも不安定な時期
 「プロン・トン・トン2号」作成のための親のアンケートと子どものアンケートを、会員さんに今回の通信に同封して先月末発送した。またネットワーク会員の親の会やフリースクールには、アンケートの見本を同封して、ご協力をお願いしている。「こんなアンケートを待っていたんですよ」と、早速大量のアンケートを送ってほしいと依頼してくださる親の会があり、アンケート用紙が足らなくなってフェルマータと印刷に走った。反面、ちょっと二の足を踏まれている所もある。よくお話を聞くと、協力はしたいけれど、時期的に子どもも親も不安定だから、もう少し締め切りを延ばしてほしい、ということだった。確かに4月というのは新しい生活が始まる時期、動き出した子どもさんの様子もまだはっきりしなくて、親は落ち着かない。これは私たちのミスだな、と締め切り時期を変更して協力をお願いする。
 また、アンケート自体に難色を示されるとこもある。特に今回初めてお目にかかり、アンケート協力をお願いした所はなかなかいいお返事がもらえない。私たちの活動のことをよくご存じない、というのも大きな理由だが、今まで公共機関などで実施されたアンケートに不信感を持ってこられたということもあるのではないかと思う。
 確かに数年前、文部科学省が実施したアンケートは私も協力したが、「利用した機関はどこですか」という設問の選択肢が公共機関ばかりで、私的な機関に助けてもらった私には選択肢がない、というような何とも答えにくいアンケートだった。これがどう活用されたかもよくわからない。今でもあれは何だったのかという思いが残る。そういう体験もふまえて、十分考慮したつもりのアンケート。何とか多くの方に協力していただけるよう、お願いしていかないといけないなと改めて思った。

 午後からはゆうスペース。次々とお越しになって、あっという間に7名になった。新学期が始まり担任もクラスも替わって、もしかしたらいけるかもしれないと期待してしまうが、結局子どもは動き出さない。期待した分だけ、親の落ち込みは大きい。また、学校に行くことを選択し、入学式を終えたばかりの子どもさんのお母さんも。子ども自身が決めて歩み出したとはいえ、やはり続けていけるのか不安は残る。そんなこんなで何かと心が落ち着かない4月。不登校のことを祖父母に伝えるのかどうかという話も含めて、話が弾んだ。
 スタッフの子どもたちも動き出したり立ち止まったり、ちょっとしんどい表情を見せたりしていて、活動日は、まずそれぞれの子どもの状態を報告することから始まる。誰かに聴いてもらうことで、自分の気持ちが整理でき、新たな気持ちで家に帰れる。おしゃべりは私たちの元気の源だね。(さくら)


    4月8日(金)親と子のアンケート
 プロントントン2号作成のための親と子のアンケートを、京都、滋賀、大阪の親の会に送っている。快くご協力いただけると、本当にうれしい。あまりしんどい時は、アンケートも書くこともできないのは経験がある。ある程度落ち着いて、自分をふりかえることができる時期だと、不登校の経験をどのようにとらえているか考えられたり、気持ちの整理になったりするようだ。 自分の経験が、だれかの役に立てるのもうれしいことだと思う。生きた情報をたくさんお寄せいただき、2号に生かしていけたらと思っている。(フェルマータ) 


    4月6日(水)あんだんて模様替え
 ずっとお世話になっていたげんき塾さんが長岡に拠点を移され、今日久しぶ事務所に行ってみるとげんき塾さんの荷物はすっかりなくなっていた。そのかわり、引き続き事務所を借りてくださることになった実践心理の立派な椅子や机などが運び込まれていた。さっそく、みんなで部屋の模様替え。いつのまにやらたまった資料や荷物で、一時は足の踏み場もないほど散らかり途方にくれたが、このままではお昼ご飯を食べるスペースもないとなると、とたんにペースアップしてあっというまに片づいた。書籍もコピー機もホワイトボードも納まるべき所にばっちりと納まり、見違えるようなオフィスに変身。これで事務処理も能率アップするはすなのだけれど、でもしばらくの間は「あれはどこに置いたかなあ・・・」と探し回らなくてはならないかもね。まあみなさん、お時間があったらぜひのぞきに来てください。びっくりしますよ!
 午後からは、スタッフ会議。立派なホワイトボードに議題を書き連ねる。なんだか格好いい。先日より「プロントントン2号」作成のためのアンケートを配りはじめているが、今一度この本を出す意義をスタッフ全員で確認する。ただ、あんだんての活動が「1号」の時より格段に広がっていて、多くの方から注目されるようになった分、テーマが広がりすぎて的を絞りきれない。引きこもり、低学年の不登校、中学卒業後の進路、軽度発達障害、薬物などの非行・・・。また情報も京都だけでなく、滋賀・大阪と広げたい。そうすると、今のままでは手が回らないし、逆に焦点がぼけてしまわないか、難しいところである。私たちが不登校に関するすべての相談に答えられるわけではないけれど、どこへ相談に行ったらいいのか、どこに繋がればいいのかといった最初の窓口になるような本にしたいな。
 会議の合間に、スタッフ同士の近況報告。この春中学を卒業して進学を果たした子どもさんの様子を聞いたり、あるいは、動き出した子がまた立ち止まりそうで不安だという親の思いを語ったり。スタッフだって不登校の子どもを抱えて、日々迷ったり不安になったりしているんだ。事務所に出てきてみんなに胸の内をうち明けて受け止めてもらっているからこそ、笑って過ごせているのだよね。この場がなかったら、どうなっていたことやら。ほんと互いに支えられています。仲間の存在ってありがたいなあ。(ラスカル)


    4月2日(土)京都子どもと家族と支える会&「アスペルガー援助者養成講座(第2弾)」
 学校教職員や子どもたちの支援者がネットワークを作ることを目指す「京都子どもと家族と支える会」。2ヶ月に1度の定例会があった。今回の講師は薬物依存症からの回復支援をする「FREEDOM」理事のMさん。彼女は法務省保護観察官の仕事もしており、日々の活動から見える、「薬物依存症の理解と回復支援について」話をしてくれた。(さくら) 詳しくは♪あんだんて♪レポートへ

 ひきこもりの家族支援「ノンラベル」主催「アスペルガー援助者養成講座(第2弾)」に参加。最初は定員80名だったが、申し込みが殺到し、急遽その倍に増やして会議室も変更したとか。大きな会場がぎっしりで、まだ肌寒い戸外から想像できない熱気に満ちていた。
 参加者全員が簡単な自己紹介をしたが、半分以上は当事者のご家族の方で、その切実さが胸に迫った。第1回目は田中昌人氏(京大名誉教授・人間発達研究所所長)の「アスペルガー青年、成人への援助」。家庭以外の場で複数の居場所をもつこと、義務教育以降の教育支援、など障がいをもつ人たちが、地域で暮らしていくための支援体制の充実を訴えていらっしゃった。(フェルマータ)


    4月1日(金)話すことで見えてくる
 朝、事務所のドアを開けると、支援会員のSさんが来てくださっていた。パソコンを持参して、あんだんての年間会計の収支を熱心に整理してくださっていた。
 スタッフは通信、「プロン・トン・トン2号」作成に向けてのアンケート、会員更新の振り込み用紙などの発送作業でとても忙しくしていた。私は仕事休みを利用しての当番。平成16年度はなかなか活動に参加できなかったので、ここ3回続けて当番をした。あんだんての動向をメールなどで少しは理解しているが、やはり仲間と直接話すことで、よりいっそう活動状況が見えてきた。(花)  


1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月