秋季彼岸会

川施餓鬼 

令和2年(第百十三回)法要

九月二十二日(秋分の日) 

本佛寺大本堂

動画で見る

今年も、水害、そしてコロナ禍で縮小となった法要でした。

     

恐縮ですがお盆同様リストバンドにて国の方針に従って…

      

  

大変申し訳ないですが、西身延青年会が頭を下げ検温消毒を徹底。

午前11時 彼岸法要開始

  

  

  

西身延青年会の指示により距離をとってのお焼香開始

  

  

御前様謝辞ののちお題目を唱え終了しました。

      

オタキアゲ法要

      

午後1時半

臨時役員総会

  

定例は10月ですが、コロナ対策として開会されました。

     

司会の嶋崎総代開会宣言から始まり、神代総代の挨拶。

 

御前様挨拶(経過と所信)

 役員各位にはお忙しい中「臨時総会」にご臨席賜りましてありがとうございます。各位並び檀徒及び信徒の皆様に支えられ本佛寺は令和二年の行事等を障りなく遂行しております事、併せて感謝申し上げます。

 一方、多分に漏れずコロナ渦の影響は多くあります。存じの如く、守護神永遠大明王御開帳延期開催、各会総会の中止、林間学校中止、月例法要の縮小、感染防止対策徹底による行事開催など、申せばキリがありませんが、世界中が同じ状況ですので当然かと受けとめ、忍んでいます。ただ、信仰される皆様の心は変わりませんので、世論を撥ね除けつつ、常に寺院を開放し続け今日に至っております。

 とはいえ、昨年十一月二十八日の先代七回忌並び山首母堂一周忌法要と併せ、多数の寄進による発心門落慶の余興には流鏑馬神事を奉納するなどの勢いに乗った令和二年が明けからの参詣は異常な程でした。新春初祈祷会、大黒際、寒修行そして國祷会までは効果を表出したかのように、間が回るかの状況となり、霊廟不足から「第四霊廟建立計画実施」を加速させました。しかるに、新型コロナ流行がすべての勢いを止める形となってしまいました。

 さて、「西牟田教会処分」が西牟田題目講より持ちかけられ、講中総意であれば検討するとしていた事象が昨年暮れに決定し、十二月二十五日に売却致しました。西牟田地区の檀徒は、教会所有者であった海田アキ様(夫幸吉様)の布教伝道により法華経に帰依された信仰深い方々ばかりであります。教会は、その遺言によって平成十三年六月二十一日、小生に相続されたご自宅物件でした。 

 偶然にも大本堂東側廻廊が朽廃したためその資金を充て修復する運びとなり、寄付等を頼れないコロナ渦の三月二十日完成致しました。また仁王門下の沿革看板もその資金にて昨日、復元修理を終えました。海田家、西牟田題目講の名と功績は永遠に刻まれることになるでしょう。勢いを止めることなく、この本佛寺がありますのは、そうした積み重ねの賜と拝謝しております。西牟田題目講各家の更なる繁栄を役員一同と共にお祈り致します。

 また、コロナ渦の三密回避作業として、法華原竹林伐採、須利欄完成、霊園奧樹木伐採、災害対策用植樹、第四霊廟敷地整備などを進めました。ほかにもアフターコロナに向けての準備を整えて参ります。

 結びに「第四霊廟建築」「大本堂横トイレ新築」については、コロナさえなければと苦戦しておりましたが、先般総代会にて、一区画七十万円が決定しました。これにより一定の目安ができましたので、借入金融機関、設計士との会談を加速させ着工に入りたいと思量しております。従って進捗半ばな絵図面でありますが、後ほどモニターで(一月上旬作成)紹介させて頂きます。以上来年への飛躍を仏祖三宝にお誓いし挨拶に代えます。合掌

     

議題1 御会式について

 ご案内の通り縮小での挙行を予定です。今月九日の臨時総代会では、「本佛寺内では感染防止対策は可能であるが、各題目講での花作りなど御会式準備は監督出来ない」との意見を踏襲し「花車なし行列」としました。また、ねぶた祭り、博多山笠、だんじり祭り、町内の祇園祭り、オクンチ等の中止という世相から「吉井白壁交流広場からの出発は避けよう」となり、参道のみの行列とするよう致しました。ただ、既に花作りを進め製作に入っている講中等もあるので、三基程度の万灯は出ることを許可しました。更に、七面教会様の日蓮聖人像はメインの位置付けで、こちらから出仕を依頼しました。従って、一定の形態での行進となります。また西身延青年会については、時流を見ての参加としております。尚、立正佼成会参加は中止とさせて頂きました。以上ですが、私は今年の寒修行教箋に「人と人との結びつきこそが大切だ」と書きました。現在社会的距離と称して結びが解かれている状況です。精神的に苦しんでおられる方、或いは自死者が増えています。宗教者の立場からしても御会式は大切であります。本佛寺は、主旨は違えど昭和六十三年にも同じ経験を致しました。絶やしてはならない報恩表現です。何卒各位には寛容なお気持ちにて、ご参加を促して頂きますよう宜しくお願い致します。

議題2 収支決算報告

  

多くの質疑を経て、嶋井総代から報告。

議題3 奉納者報告

  

ここも質疑を経て、林田総代から報告。その他の議事も全て可決し納めました。

合掌して終了

     

今年もお寺で開催となった秋彼岸法要でした。

ご覧頂き、ありがとうございました。

編集部

動画で見る

令和元年を見る 平成30年を見る

平成29年を見る 平成28年を見る 平成27年を見る 平成26年を見る 平成25年を見る

平成24年を見る 平成23年を見る 平成22年を見る 平成21年を見る 平成20年を見る

平成19年を見る 平成18年を見る  平成17年を見る 平成16年を見る 平成15年を見る

 

 

本佛寺hpへ