秋季彼岸会

川施餓鬼 

平成23年(第百四回)法要

九月二十六日(月) 

 

今年もお陰様で好天に恵まれ盛大に円成しました!

 

スナップ

前日準備の模様 

  

本佛寺大本堂床下倉庫から道具一式を積み込み搬送する弟子達。  テントを張り、絨毯を敷き詰めていく様子。

 

当日 晴天!

  

設置を終え、お供えや五具足等を飾り、祭壇が整いました。

    

平日にもかかわらず、次々と受付に来られる参詣者の方々。

 

    

今年も泰泉閣さんにお世話になりました。式衆が着帯して会場に行列で向かう様子。

午前11時 大法要開始

  

お施餓鬼法要の様子。途中で御前様によるお清め(古いお札やお守りなど)の儀。

  

参詣者お焼香

  

今年も長蛇の列となりました。参詣者の供養の心が一つになり追悼する様子。

  

整然とお焼香される檀信徒。

        

御前様謝辞

今年も、素晴らしいお天気で、皆様と共に御回向が出来ました。平日ですのに多くのご参詣誠にありがとうございました。

東日本大震災があり、豪雨、台風被害と日本中が荒れていることに私共は心を痛めております。いったい何が原因なのであ

りましょうか?この川施餓鬼法要の趣旨はご存知の通り「犠牲者追悼」です。明治11年の筑後川氾濫、大正3年の水害そし

て昭和28年の西日本大災害、その犠牲者をずっと供養しております。今年の大災害に対し私達仏教徒は49日法要や100ヶ日

法要をさせて頂きました。これが杓子定規であってはいけません。心からであり、今後100年先も続けていく法要でなくては

なりません。昨年、「賽の河原」のお話を申し上げました如く、繰り返していくことが最も大切ではないでしょうか。私達の

川施餓鬼は繰り返し繰り返し奉行し今年104年となりました。有縁無縁の精霊、水害殉難殉死の諸霊がお経をお待ちになられ

ているのではないでしょうか。その証がこの天候といえるでしょう。今、我が国は世界との競争にあり、支点を何処に置くか

の帰路に立たされているのは周知の如くであります。それはそれで結構でしょうが、忘れていけない事柄として、佛教教義が

あります。なかでもお題目の肝要が求められます。つまり、名・体・宗・用・教の五重玄義を教判とする南無妙法蓮華経こそ

いま求められているのではないでしょうか。安易な気持ちで唱える題目ではなく、お題目にこそ出来る、お題目だからこそな

し得る供養の誠を信じて合掌する姿勢が大切なのです。本日皆様と共にお唱えした題目受持は本物でありましょう。この功徳

により、國家を安穏にし、日本人らしい生涯を生きようではありませんか。先週は身延山に登詣し、婦人会創立75周年、青

年会創設25周年の報恩報告を致しました。今頃の時間私は七面山で拝んでいました。そんなアナログは間違っていますか?

決してそうではないでしょう。是非、皆様の題目修行の力で、この国を穏やかにしようではありませんか。(略)  合掌

    

 

船上での塔婆水向供養

  

御自我偈、お題目を唱えながら、紙塔婆を筑後川へ…。

  

6艘の船にて川下りをしました。

  

 

今年もご参詣頂きありがとうございました。来年は、テント内の席をイス席とすることが決まりました。

少し座り安くなります。是非、ご参詣下さい。  

ご覧戴き有難うございました。

編集部

 

平成22年を見る 平成21年を見る 平成20年を見る 平成19年を見る  

平成18年を見る  平成17年を見る 平成16年を見る 平成15年を見る 

 

 

本佛寺hpへ