秋季彼岸会

川施餓鬼 

平成19年(第百回)法要

九月二十六日(水) 

今年も素晴らしい好天に恵まれ盛大に円成しました!

 

スナップ

前日準備

  

大テントを私達弟子がせっせと張っていきます。 毎年のことですが、なかなか簡単にはいかない作業です(;´_`;)

 

  

テントが立ち上がり、内部の準備に奔走する職員達。

 

 

当日早朝

  

参拝者が座れるようマットを敷き詰め、祭壇などを設置、お供えなども作りました。

 

午前九時頃になると、早速参拝者が来られます。祭壇の手を合わせる光景もチラホラ。

 

午前11時 大法要開始 

 

花火の合図でお題目を唱え、式衆が泰泉閣(旅館)から入堂してまいりました。

 

  

山首の御前様を導師として、多くの僧侶が出仕。テントを埋めた参拝者の中で法要厳修。  総代始め役員が別テントで御札書きをされていました。

 

  

荘厳に行われる大法要の模様。

 

  

 

長蛇の列となってお焼香をされる参拝者。

 

      

 

山首謝辞

 

御参詣ありがとうございました。昨年の本日、私は、新総理大臣誕生のお話をしたと記憶しております。

まさか、今年も同じことをお話することになろうとは思ってもいませんでした(笑)。とにかく、福田総

理大臣が昨日誕生しましたので、まずは讃辞と安倍前総理の御慰労を申し上げます。さて、私達の行って

いる仏教行事でありますが、これを私は文化とも捉えております。脈々たる歴史の中に位置し、それを伝

承していくことに信仰と敬意が同居し、ご先祖が喜ばれると考えるからであります。本日皆様と共に厳修

したこの大法要や来月行う御会式もそれであります。今年百年を迎えたこの法要も色々と社会的な機関と

のやり取りがありましたが、何とか今に至っております。実は、来月の御会式の万灯行列が今苦戦してお

ります。毎年皆様とともに、「衆に処して畏るることなし」の精神で力強く行ってきましたが、交通機関

の飽和状況に対して、渋滞を促進するという事と危ないという理由によって縮小を迫られております。で

も私は「それは逆だ」「750年の歴史だ」と押し問答をやっております。皆さん!来月は盛大に万灯行列

をしようではありませんか。住職の思いを是非共有して下さい。ちなみに、日蓮聖人は殊更に強制的とか

強引などと御生涯を批判されたり致しますが、決してそのようなことはありません。世が世なら、朝ズバ

や種々のニュースコメンテーターは何度打ち首になったか解らないですよ。日蓮聖人はただ、国政に対し

て諫言されただけなんです。当時の封建社会が許さなかったという事なんです。どうぞ、そのような事も

御理解頂いて、「立正安国論」を共に再読しながら、来月ご命日に御報恩の心を捧げて下さい。行列は必

ず行いますので、沢山の御参詣をお願い申し上げ、私の本日の挨拶と御礼の言葉に変えさせて頂きます。

 

  

 

ご挨拶の後、恒例の船供養がありました。

   

紙塔婆を流す役員

   

今年は、六艘の船に満席乗り込んで、共に合掌しました。

 

またの御参拝をお待ちしております。

編集 前岳

 

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