秋季彼岸会
川施餓鬼
平成24年(第百五回)法要
九月二十六日(水)
原鶴温泉「泰泉閣」様をお借りしての法要
今年もお陰様で好天に恵まれ盛大に円成しました!
準備に早朝から大忙しの私達。
今年は、祭壇を大きくしました。
お供えを整え、なんとか時間に間に合った道場。
早速お参りの方々が来られ拝んでいました。
午前11時
大法要開始の花火と共に、式衆と御前様が行列でテントに入られます。
雲一つない晴天でした。
沢山の参詣者と共に読経です。
一時間が経過。そのお経の途中からお焼香。
御前様謝辞
今年も多くの参詣を頂きありがとうございました。お陰様で、心から追悼が出来ました。特に今年は、九州北部
を襲った豪雨による被害が甚大でしたので、当時氾濫したこの筑後川で拝むことが出来たことに感謝申し上げま
す。(略)三秘の法門の如く、お題目をお唱えしたこのテント内は本化の道場です。ここで、実際今年船を出す
ことの出来ない実状を目の当たりにしながら法要することの意義が肝要ですね。人間の力の弱さを知り、少欲知
足を確認しながら私達は伝統ある法要を続けて参りましょう。最近は読経を省いたり、式次第の一部を省略した
りする僧侶が多くなって参りました。たしかに私共の法要は時間が掛かり皆様も足が痛いでしょう。でも家に戻
られれば横になってテレビを見たり本を読んだり出来るのですから、せめて法要儀式の時は我慢して修行致しま
しょうよ。この度はそれもあってイスを300脚準備致しました。彼岸は佛道修行を専らとします。何卒、ご理解
頂き、着いてきてください。私は丁寧な法要をすることにしか自信がございませんので、消えていく文化といわ
れるのであれば、古来からの方法でしか生き残れないと考えております。それが犠牲者各位への敬意とも思って
います。本日は有史以来初めて船を出せません。ご覧の通り土砂で川が埋まっております。ここから、今の清淨
な身体で、お題目を声高くお唱えし、追悼を致しましょう!南無妙法蓮華経… ありがとうございました。
泰泉閣さんは、水害で地下が水浸しとなり、復旧が大変だったそうですが、見事に開業されています。
社長さんはじめ従業員の皆様、頑張って下さい。本佛寺も応援致しております!
場所を移して、御前様の講演がありました。
本佛寺役員と婦人会幹部の方々に、法華経講義。
まずは、役員が勉強をし、檀信徒の質問に答えることが出来るようにとの立石総代の提案で続けられている恒例行事です。
そして、親睦会へ…
こうして、早朝から夜半まで、信仰を糧に有意義に過ごした本佛寺です。ご覧頂きありがとうございました。
昨年のお約束通り、イス席をつくりました。来年もご参詣をお待ちしております。
編集部
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