秋季彼岸会

川施餓鬼 

平成26年(第百七回)法要

九月二十六日(金) 

原鶴温泉「泰泉閣」様をお借りしての法要

今年もお陰様で好天に恵まれ盛大に円成しました!

10時55分 控え室の泰泉閣を出発

  

午前11時 花火の合図(どーん)

川施餓鬼大法要開始

  

御前様と式衆が泰泉閣から会場へ題目にて入堂。大法要は始まりました。

  

御施餓鬼(西日本大災害・東日本大震災・北部九州豪雨被害・歴史的再三の筑後川氾濫犠牲者)追悼

   

法華経の読経が河川の水辺に漂いました。そして浄めがあり、再度読経。

  

参拝者お焼香。女将様からはじまった行列。

  

  

  

御前様謝辞

  

毎年申し上げておりますが、本佛寺には大本堂・励光閣などがあり、わざわざテントを張って法要をするまでもないですが、敢えて被災の現場に近い

海と繋がった川辺で法要をしております。こうした環境の中で少しでも被害に遭われた方々の気持ちになれればとの思いであります。未だに福岡県で

も避難所生活をされている方がいらっしゃいます。報道ではあまり取り上げられませんが、故郷に帰れない方があるのです。心からお見舞い申し上げ

たく存じます。さて、大手の企業が倒れました。私が学生時代は東京の五反田から品川にかけてソニー通りってのがありました。今そこはなくなりま

したが、もう十年以上前ですが、社会を憂いながら私は積極的に講演活動をしておりました。「IT革命の落とし穴」などのテーマでしたが、実はター

ゲットで批判をさせて頂いていたのがソニーでした。電気製品ではなく利便性を追求する方向を大々的に打ち出したからでした。私は原点を見失い

社員が迷ってしまうと批判し、歴史を重んじなければならないと主張しておりました。たしかに、追求こそ未来への生き残りはあるでしょう。しか

し根底の精神を変えてはなりませんって。でも当時、株価は上昇。一番になっていきましたよ(笑)。みなさん一時的なことに一機せず、こつこつ

やって参りましょう。本佛寺に日本一の渡り廊下が出来ました。これもその一環ですよ。路線から外れずにしっかりと未来を見据える。その眞は、

信仰です。仏様にすがり崇拝するのです。そうすれば、こうして台風もそれて、素晴らしい天候のなか、法要を営むことが出来るのです。(略)

沢山のご参詣誠に有り難うございました。 この歴史を出来る限り続けて参りましょう。    

 

   

船に乗って塔婆供養

  

  

  

  今年も七隻の船が川を下りました。   

ご覧頂き、ありがとうございました。

編集部

 

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