秋季彼岸会

川施餓鬼 

平成25年(第百六回)法要

九月二十六日(木) 

原鶴温泉「泰泉閣」様をお借りしての法要

今年もお陰様で好天に恵まれ盛大に円成しました!

  

早朝から準備。 午前9時頃には続々と集まって来られる参詣者で賑わっていました。

 

午前11時 花火の合図(どーん)

川施餓鬼大法要開始

  

御前様と式衆が泰泉閣から会場へ題目にて入堂です。

御施餓鬼(西日本大災害・東日本大震災・歴史的再三の筑後川氾濫犠牲者)追悼

  

  

  

檀信徒参詣者お焼香

  

御前様謝辞

  

今年もこうして素晴らしい天候となり歴史ある大法要を行うことができました。ありがとうございました。昨年は有史以来初めて船を出すことが出来ませんでした。そう北部九州豪雨被害

のためでした。本日は明治大正昭和と氾濫犠牲となられた方々を追悼するとともに東日本大震災犠牲者そして昨年の豪雨犠牲者を御供養いたしました。皆様のお陰を頂き納めましたが…、

実は、泰泉閣さん、本日も女将さんがお焼香なさり今この場にいらっしゃいますが、「前日に雨が降らなければ船の底があたりますので出せません。未だ昨年の被害復旧が続いております」

とのことです。私は、本日の晴天と前日の雨乞いの二つを祈らなければなりませんでした(笑)お陰様で、昨日午後三時見事に雨が降りまして、夜に上がり今晴天となっております。テント

の横には船が七艘しっかり待機しており、流れかんじょが出来ますよ(笑)有り難う御座居ます。さて、私も言及しなければならないでしょう…。宮城の日和幼稚園の仙台地裁の判決です。

ご存知のように園児5名の尊い命を私は御回向して参りました。本当に辛そうなご父兄とも接触致しました。涙が止まりませんでした。本佛寺でも勿論御回向しました。判決当初、若干複雑

な気持ちにはなりましたが、石巻の方々に尋ねてみると、皆さん妥当と言われてました。最近の素早いネット書き込みには1000年に一度だから仕方ない、お金の問題なのかなど様々です。

本日の朝刊でしたが、16年前の事件、神戸の酒鬼薔薇聖斗って覚えてますよね。年に一度の手紙ってタイトルで載っておりましたが、小学校五年生の娘さんを亡くされた母親の方が言ってま

す。自分が生まれてきたことすら当時は否定し、犯人を殺しそして死のうと思っていたと。当時17才だった彼は出所し31才。社会復帰しているそうですが、年に一度届く手紙を見て涙する

そうです。憎しみがゼロになったわけではないけど、頑張って生きて欲しいと願うようになったそうです。日蓮聖人は法に依って人に依らず、依法不依人と諭されます。ここでの法は法華経

ですね。時が解決する問題は多いものでしょう。私達はその考えに立ち、この川施餓鬼を行っているのです。本佛寺には大本堂もある励光閣もある。でもテントを張って法要をするのです。

そこに、本当の供養、お会いしたこともない方々の供養が出来ると信じているからです。今年もご理解のご参詣、誠にありがとうございました。さあ、船に乗る前にお題目を唱えましょう。

日和幼稚園の失われた命、園児の皆さんの御回向も致しましょう。合掌  南無妙法蓮華経。     (中略)                                  

 

  

      

船に乗って塔婆供養

  

  

  

  

こうして、今年も盛大に供養の誠を捧げました。ご覧頂き、ありがとうございました。

編集部

 

午後5時

役員研修(幹部勉強会)

泰泉閣の洋間を借りて勉強

  

本佛寺の幹部に御前様から講義がありました。1時間半でした。

幹部宴会

  

  

 

 早朝から夜半まで、幹部の皆様お疲れさまでした。

来年も頑張りましょう!ここまでご覧頂きありがとうございました。

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