スカルキャップ

学名	Scutellaria lateriflora
英語名	Baical Skullcap
和名（日本語名）	タツナミソウ、コバネバナ、コガネヤナギ
分類	シソ科 多年草
原産地	中国、朝鮮半島、日本、モンゴル、シベリア、北アメリカ
特徴	名前は、花がつばのない帽子のような形をしているところに由来しています。 日本には江戸時代に小石川御薬園で栽培され、根を生薬「黄岑（おうごん）」の名で使用（利用）されていました。 根が鮮やかな黄色であるところから、その名前がついたようです。 中国伝統医療の中で黄岑は、高熱、淡黄の痰を伴う咳や、下痢を引き起こす胃腸の伝染病などに使用（利用）されていたようです。 植物の地上部分の花、葉、茎は、中枢神経系への強壮作用を発揮するので、神経疲労に適しています。 もともとアメリカ先住民が、狂犬病の治療や月経促進に使用（利用）していましたが、今日では神経疾患の治療に使用（利用）されるハーブ（香草、薬草、植物）となっています。
成分	フラボノイド、タンニン、苦味成分、ミネラル、揮発油、バイカリン、オウゴニシド、ステロール等。
効能（効果、効用、薬効、作用）	鎮静作用、鎮痙（ちんけい）作用、収斂作用、強壮作用、利尿作用、神経鎮静作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用等。
注意！	○妊娠中には大量に使用（利用）しないでください。 ○使用（利用）する際は、医師や専門家に相談してください。