行・せ・ぜ 作品・海外










007/ドクター・ノオ(公開時:007は殺しの番号)( シリーズ第1作/1962 )  ショーン・コネリー
007/ロシアより愛をこめて(公開時:007/危機一発)( シリーズ第2作/1963 )  ショーン・コネリー
007/ゴールドフィンガー            ( シリーズ第3作/1964)     ショーン・コネリー
007/サンダ-ボール作戦           ( シリーズ第4作/1965 )     ショーン・コネリー
007は二度死ぬ                 ( シリーズ第5作/1967 )     ショーン・コネリー
  [番外編]:カジノ・ロワイヤル             (番外編/1967 )
  ※カジノ・ロワイヤル…原作としては、イアン・フレミングの第1作、映画としては007シリーズのパロディ映画
女王陛下の007                ( シリーズ第6作/1969 )     ジョージ・レイゼンビー
007/ダイヤモンドは永遠に         ( シリーズ第7作/1971 )     ショーン・コネリー
007/死ぬのは奴らだ             ( シリーズ第8作/1973 )      ロジャー・ムーア
007/黄金銃を持つ男             ( シリーズ第9作/1974 )      ロジャー・ムーア
007/私を愛したスパイ            ( シリーズ第10作/1977 )     ロジャー・ムーア
007/ムーンレイカー              ( シリーズ第11作/1979 )     ロジャー・ムーア



 007/ユア・アイズ・オンリー 
007/FOR YOUR EYES ONLY
 (第12作)
[ACTION]
1981:アメリカ作品/1981.07日本公開(ユナイト映画/UIP)
監督:ジョン・グレン
CAST-1:ロジャー・ムーアキャロル・ブーケ
CAST-2:トポルジュリアン・グローヴァーリン=ホリー・ジョンソンマイケル・ゴザード
CAST-3:カサンドラ・ハリスジル・ベネットデズモンド・リューウェリンロイス・マクスウェル
CAST-4:チャールズ・ダンス/他
多分、私が映画館まで見に行った最初の007作品だと思います、キッカケは…シーナ・イーストンが歌う主題歌「フォー・ユア・アイズ・オンリー」でして…

STORYは…
■ギリシャ・コルフ島沖イオニア海、英国電子情報収集船、突然の事故で沈没、船に搭載されていたATAC(超低周発信機)…原子力潜水艦が発射するミサイルを目的地に誘導する装置、東側に渡れば軍事バランス逆転の大問題、早期に引上げたい英国海軍情報部…海軍退役将校で海洋考古学者ティモシー・ハブロック卿に極秘依頼 ■作業を開始するハブロック夫妻、潜水のベテランである一人娘メリナが到着、帰投していく水上機が…突然に作業船を銃撃、目前で両親を惨殺されたメリナ…復讐を決意 ■事件解決を命じられるジェームズ・ボンド、マドリードへ…犯人とみられるキューバ人パイロットのゴンザレスの調査、ボンドが彼の前に立った時…飛来するクロスボーの矢、絶命するゴンザレス…殺し屋ロックの一味、ロックに追われるボンド、森の中にいた女性とシトロエンで逃走、女性はメリナ…クロスボーの射手、その理由、危険な行動から手を引くよう説得するボンド、頑として変わらないメリナの復讐心 ■ロンドン、“Q”の開発した“立体人相判別機”、殺し屋ロックと身元判明、イタリア秘密情報部からの連絡、ロックの潜伏先…北イタリアのスキー・リゾート、コルチナ・ダンベッツォ、現地に飛ぶボンド、情報員フェラーラのアドバイス、ギリシャ人富豪クリスタトスに接近、フィギュアー・スケーターの美少女ビビのパトロン、次期冬期オリンビックで彼女に金メダルを取らせようと…元チャンピオンのジャコバ・ブリンクをつけて特訓 ■もう1人…ロックに追われるメリナ、偽情報でコルチナに現れる、スパイク付きバイクの襲撃…ロック配下の殺し屋、ボンドの機転で救出に成功 ■バイアスロン競技に出場するボンド、バイクで追う殺し屋達、驚異的スキー・テクニックを駆使、ボブスレー・コースを逃げるボンド、危機一髪で逃走に成功 ■コルフ島に向かうボンド達、メリナ…両親のやり残したATAC引揚げ作業を再開するため、ボンド…事件のカギを握ると思われる謎の密輸業者コロンボの調査目的…カジノのレストラン、伯爵夫人リースルと一緒のコロンボを発見、コロンボと別れた伯爵夫人を口説くボンド、海岸の別荘、SEXのあと…砂浜を散歩する2人、2台のサンド・バギー出現…ロック一味、1台は倒すも…伯爵夫人は殺され、ボンドは捕えられる、そこへ…水中銃を持ったウェット・スーツ姿の一団が出現、逃げるロック、殴られ気絶するボンド…


あまり面白くなく、どちらかといえばバカバカしかったと記憶している、私にとっては、シーナ・イーストンが歌う主題歌「フォー・ユア・アイズ・オンリー」だけの映画でした
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007/オクトパシー               ( シリーズ第13作/1983 )    ロジャー・ムーア
  [番外編]:ネバーセイ・ネバーアゲイン     (番外編/1983 )        ショーン・コネリー
007/美しき獲物たち              ( シリーズ第14作/1985 )    ロジャー・ムーア
※上の中でも見たものがありますので、順次データをアップしていきます(そのうちですが)



 007/リビング・デイライツ 
007/THE LIVING DAYLIGHTS
 (第15作)
[ACTION]
1987:アメリカ作品/1987.12日本公開(ユナイト映画/UIP)
監督:ジョン・グレン
CAST-1:ティモシー・ダルトンマリアム・ダボ
CAST-2:ジェローン・クラッベジョー・ドン・ベイカージョン・リス=デイヴィス
     アンドレアス・ウィスニエフスキー
CAST-3:ジョン・テリートーマス・ウィートリーアート・マリク
CAST-4:ロバート・ブラウンデズモンド・リューウェリンキャロライン・ブリス/他
ロジャー・ムーアのコメディ路線から一転、硬派のジェームズ・ボンド、ケッコウいいじゃない!長続きするかは疑問だったものの…スパイもの、暫くはハラハラドキドキを楽しめると期待してしまいました…

STORYは…
■ヨーロッパ、熾烈を極める情報戦、KGB…西側スパイ暗殺作戦「スメーチェ・スピオーネン」を計画、手始め…スペインの英国領ジプラルタルで訓練する国防省の人間を殺す計画、作戦壊滅に送り込まれる007…ジェームズ・ボンド、活動開始…KGB高官コスコフ将軍が亡命を望んでいるとの情報、チェコスロバキアに滞在する将軍、現地ブラスティスラバに飛ぶボンド…ウイーン地区の責任者ソンダースと接触、KGBの将軍暗殺計画を察知、計画阻止と将軍の身柄確保に動くボンド ■コンサート会場、ステージ上の美しきチェリストに目を奪われるボンド、休憩時間…会場から脱出を図る将軍、スナイパーの高性能ライフルが光る、気付き…愛用のPPKを引き抜くボンド、蒼い月の光に浮かんだ横顔…あのチェリスト、トリガーにかけられた指…ためらい?亡命に成功する将軍 ■英国に渡った将軍、英国情報部のMと国防大臣にKGBの情報を提供、「スメーチェ・スピオーネン」…KGB現長官プーシキン将軍が自ら指揮をとる重要作戦、積極的に捜査に協力するコスコフ将軍…疑惑が残るも…彼を信じる英国情報部、プーシキンが来るというタンジール行きを命じられるボンドタンジールに向かうボンド、Q開発の秘密兵器…スーパーチャージャー付アストン・マーチン・ボランテ、どんな錠でも開けてしまうキーホルダー… ■コスコフ将軍の潜伏先を離れたボンド達、北欧系の男(ネクロス)が急襲、将軍の身柄を拉致 ■女スナイパーの身元が判明…カーラ・ミロビィ、狙撃に失敗しKGBに追われる身、手掛り…将軍の友人と称して現れるボンド、古都ウィーン、安らぎのひととき ■ウィーン局長ソンダースからの情報…コスコフ将軍と国際的武器商人ブラッド・ウイティカーの繋がり、自分の別荘を武器博物館とし古今東西の武器を収集するウィテカー、その別荘を訪れるプーシキン長官、“裏切者”コスコフ将軍とウイティカーが交わした契約のキャンセルを促す、が…イギリスから将軍を連れ出したのネクロスはウイティカーの部下、ネクロスに新たな指令…プーシキンKGB長官を消せ!と ■コスコフ将軍と武器商人ウィテカーはグル…あえてボンドに連絡してきたプーシキン長官、コスコフ達とプーシキンの真意が掴めぬボンド、一計を案じての大芝居へ…


私にとって(オンタイムでは)は長い間、007=ジェームズロボンドは…ロジャー・ムーアであったが、どちらかと言えばTV放送で見たショーン・コネリーの007=ジェームズ・ボンドの方が好きであった…、ロジャー・ムーア版は設定を含めてコメディ色が強過ぎて…あまり好きになれなかったが… ある日、ジェームズ・ボンド役交代&初期の設定に戻す情報…喜んだことを覚えている、ロジャー・ムーアも年を取り過ぎて…最前線で戦い、女を抱きまくるには無理が出ていた、交代はむしろ遅すぎた感もあったくらいである、但し新ジェームズ・ボンドの役者選定は難航、英国人(または英連邦人)で紳士的、年齢、身長等々と条件が多い、イロイロな方の名前が上がっては消えていくなか、ついに決定したのがティモシー・ダルトン、ちょっとアクの強い顔はどうかな〜?と不安もあるが、硬質なスパイ・アクションには向いているかもと納得、実際に映画の出来もナカナカ良かったと思うが…少しばかり硬過ぎか?それはそれで“力”加減が難しいものだと思う
(新宿ピカデリー1)
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 007/消されたライセンス 
007/LICENCE TO KILL
 (第16作)
[ACTION]
1989:アメリカ作品/1989.09日本公開(ユナイト映画/UIP)
監督:ジョン・グレン
CAST-1:ティモシー・ダルトンキャリー・ロウエルロバート・ダヴィタリサ・ソトアンソニー・ザーブ
CAST-2:デヴィッド・ヘディソンプリシラ・バーンズフランク・マクレーエヴェレット・マクギル
CAST-3:ドン・ストラウドベニチオ・デル・トロアンソニー・スタークウェイン・ニュートン
     ペドロ・アルメンダリス・Jr.ケイリー・ヒロユキ・タガワダイアナ・リー・スー
CAST-4:ロバート・ブラウンデズモンド・リューウェリンキャロライン・ブリス/他
アクション重視、硬派路線のティモシー・ダルトン:007もケッコウ好きだったのですが、僅か2作で降板に…、アメリカは、ロジャー・ムーアのお笑い路線(?)の方がお好きかな?

STORYは…
■フロリダ州キーズ、休暇中のジェームズ・ボンド、古くからの友人フェリックス・ライター(元CIA、現・フロリダ南部・麻薬取締局に勤務)とデラ・チャーチルの結婚式の介添人役が目的、漁師の友人シャーキーと共にキーウェストの教会に向かうボンド達、沿岸警備隊から…裏世界に君臨する麻薬王サンチェスがバハマに滞在の情報、逮捕の絶好の機会!現場に急行するフェリックスとボンド、逃亡するサンチェス、沿岸警備隊のヘリで追跡、ボンドの命懸けの行動…サンチェスのヘリにリールを結び…麻薬王を空中で捕らえることに成功、数分後、花嫁の待つ教会、2つのパラシュートが降下 ■拘留されたサンチェス…奪還に動く仲間ミルトン・クレスト…表の顔は海洋生物学者、研究施設と調査船ウェーブクレストが隠れ蓑、難なく逃亡するサンチェス ■空港(帰国のため)のボンド…サンチェス逃亡を知る、Uターン、フェリックスの家には…デラの死体と瀕死の重傷を負ったフェリックス、麻薬取締局のやり方は甘い!自らの手で友の復警を決意するボンド、サンチェスの足どりを調査中…突き付けられる銃 ■建物の一室、ボンドの前に…上司の“M”、サンチェス逮捕はアメリカの国内問題、手を出すな!サンチェスを追わせてくれないなら…辞職するとボンド、頑な決意、殺しの許可証を取り上げる“M”、ワルサーPPKを返そうとしながら…一瞬の隙をつき逃亡するボンド ■フェリックスの傷が鮫によるものと言うシャーキー、不審な研究所を突き止める、クレストとサンチェスの隠れ家、侵入、麻薬の隠し場所&フェリックスの拷問場所と判明、買収されていたフェリックスの同僚キリファー、ボンドを急襲、反撃…フェリックスが受けた拷問と同じ方法での復讐 ■海洋調査船ウェーブクレストに侵入、サンチェスの愛人ルペ・ラモーラと遭遇、彼を恐れながらも“何故か”ボンドを助けてしまうルペ、彼の本拠地はイストマス・シティ!脱出時…大金を発見、利用…サンチェスの身辺調査、浮び上る姿…銀行&カジノの支配者、ロペス大統領政権にも影響力、彼を支える共犯者…財政顧問トルーマン・ロッジ、冷酷な殺し屋ダリオ、元米国軍人ヘラー、コーン・パワーの秘密を信奉するカルトのリーダのジョー・ブッチャー、瞑想センタのTV放映に隠し…麻薬の値段を知らせる、商売を世界中に広げるため…クワン率いる東洋人グループと接触していると判明 ■フェリックスが接触していたフリーのチャーター・パイロット(サンチェスに命を狙われている)パム・ブーヴィエに協力要請、依頼を引受ける彼女、空路イストマス・シティへと向かう…


当サイトを立ち上げる際に、パンフレットを年代別、シリーズ別に分類したのだが…なぜか007シリーズで2冊行方不明があると判明、1本はは「007/消されたライセンス」、もう1本は「ネバーセイ・ネバーアゲイン」である、古本屋やマニアックな書店、古本市等を渡り歩き…後者は比較的簡単に発見、購入できたのだが、ともかく「007/消されたライセンス」が見つからない、ネット上には出品されることもあったが…ともかく自分の足で探し出すことに執念を燃やす、神保町界隈の書店街で10数軒、中野、新宿・渋谷のデパートの古本市、そして古本屋、どうしても見つからない、妻からも…ネットで買ったらとの言葉、それでも諦めず…、2004年の某日、新宿駅西口のイベントスペースで行われていた古本市にて発見、実に5年掛り…、今回やっとUPすることができました
って!映画の話はどうしたんだ!?パンフ探しに全精力を注ぎ込んだわりに、記憶に薄かったりして…
(新宿プラザ劇場)
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 ゴールデンアイ/GOLDENEYE (第17作) 
[ACTION]
1995:アメリカ作品/1995.12日本公開(UIP)
監督:マーティン・キャンベル
CAST-1:ピアーズ・プロスナンショーン・ビーンイザベラ・スコルプコファムケ・ヤンセン
CAST-2:ジョー・ドン・ベイカーロビー・コルトレーンチェッキー・カリョゴットフリード・ジョン
     アラン・カミングジュディ・ディンチデズモンド・リューウェリンサマンサ・ボンド
     マイケル・キッチンセレナ・ゴードン
CAST-3:ミニー・ドライバーラヴィル・イシャノフ/他
殺しの許可書を持つ英国諜報部MI-6諜報部員、コードネーム「007」が巨悪と戦い活躍するシリーズ… 前作から6年(最長休止期間)、5代目ボンド:ピアーズ・ブロスナンで復活

STORYは…
巨大ダム、ソ連軍の化学兵器工場、破壊工作に乗込む007&006、発覚、捕まる006、銃声、任務遂行の007、脱出…9年後:冷戦時代の終了…モナコ、疾走する車、007とそのお目付け役、挑発するフェラーリとのレース…カジノ、フェラーリの女オナトップとの再会(カナダ海軍提督の同伴)、身元照会…国際犯罪組織ヤヌスの一員、犯罪?提督の死体発見、何が狙い?フランス海軍新造軍艦ラファイエット…搭載機”タイガー・ヘリ”強奪、ヤヌス・メンバー…オナトップ(元ソ連軍パイロット)、ウルモフ将軍…元化学兵器担当・現ロシア軍の将軍)、そのままロシア宇宙兵器管理基地を襲撃、極秘プログラム「ゴールデンアイ」を強奪…ゴールデンアイ:電子機器の機能を麻痺させる防衛システム、作動、基地に急行した戦闘機は壊滅、あと1台あるシステムの作動を阻止するべく007に指令が…

5代目ボンド、ピアーズ・ブロスナン…結構ハマッテいると思う、笑えるし(ティモシー・ダルトンも嫌いではなかったが固過ぎたか?)  STORYは「見つける、見つかる、捕まる、脱出」の繰返し4回、なんて単純、無茶な設定と展開、お約束の笑い、まあこういうシリーズですから… しかし本当にこんな連中が暗躍しているとしたら、それはそれで恐い…
それから、この作品はタイトルに007が付きませんので、念のため…
※5代目007(ジェームズ・ボンド)
    →@ショーン・コネリー、Aジョージ・レイゼンビー、Bロジャー・ムーア、Cティモシー・ダルトン、Dピアース・ブロスナン
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 007/トゥモロー・ネバー・ダイ 
007/TOMORROW NEVER DIES
 (第18作)
[ACTION]
1997:アメリカ作品/1998.03日本公開(UIP)
監督:ロジャー・スポティスウッド
CAST-1:ピアーズ・プロスナンジョナサン・プライスミシェル・ヨーテリー・ハッチャー
CAST-2:ゲッツ・オットージョフリー・パーマーリッキー・ジェイジュディ・ディンチ
     サマンサ・ボンドデズモンド・リューウェリンコリン・サーモンマイケル・バーン
CAST-3:テレンス・リグビーヴィンセント・スキャベリジェラルド・バトラー
     ジョー・ドン・ベイカー/他
世界支配を狙うメディア王との戦うシリーズ第18作

STORYは…
ロシア国境、武器商人、テロリスト、MI−6、FBI…。テロリスト一掃を狙うFBIが発射したミサイル!潜入中のジェームス・ボンド、戦闘機(核魚雷搭載)を強奪、間一髪離陸に成功… 南シナ海、英国艦を謎のステルス戦闘機が撃沈、「中国に…」の打電。カーヴァー…富と権力を持つメディア王。急成長の会社、事件の自作自演?中国VS英国を端に第3次世界大戦の演出と独占放映を狙う。戦争は視聴率に繋がる。英国艦のGPSに細工。イギリス、ボンドに出動命令、真相究明を、制限48時間。ドイツ、Qから新兵器の数々。カーヴァー主催のパーティー、かつて関係のあったパリス…カーヴァー夫人、2人の仲、カーヴァーの不信感、ボディ・ガード…難なく…、スピーチ中に電源断、ライバル局の笑いのタネ。パリスの情報提供。本拠地潜入、GBS暗号機…証拠品の収集。謎の女ウェイ・リンの侵入、警報、脱出。ホテル、パリスの死体、TV放映されているパリスの死、はめられている?殺し屋、逆襲。Qの新作の効力。沖縄米軍基地、CIAの旧友、危険なダイビング、沈没したデヴォンジャーへ、ミサイルが無い…何故かウェイ・リン、傾く船体、どうにか脱出、海面へ、捕獲、手錠で繋がれる2人、ベトナム、カーヴァーの高層ビルへ。ウェイ・リンの正体…中国国外保安隊員、目的は一緒、手を組む2人、逆襲はなるか

なるに決まってます。お約束どおりの展開でございます。寅さん映画と一緒で細かく評価しません。ティモシー・ダルトンのACTION重視のころからは、元に戻ってます。ロジャー・ムーア路線といったところでしょうか。この映画は、ピアース・ブロスナンよりは、ジョナサン・プライスが勝っている映画です。評価はジョナサンで+気味にしてあります。
(渋東シネタワー:渋谷)
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 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 
007/THE WORLD IS NOT ENOUGH
 (第19作)
[ACTION]
1999:アメリカ作品/2000.02日本公開(UIP)
監督:マイケル・アプテッド
CAST-1:ピアーズ・プロスナンソフィー・マルソーロバート・カーライルデニース・リチャーズ
CAST-2:ロビー・コルトレーンジュディ・ディンチデズモンド・リューウェリンジョン・クリーズ
     マイケル・キッチンゴールディセレナ・スコット・トーマスコリン・サーモン
     デヴィッド・カルダーサマンサ・ボンドマリア=グラツィア・クッチノッタ
     ウルリク・トムセンオーミド・ジャリリ
CAST-3:ユストゥス・フォン・ドーナニー/他
石油王の娘にもてあそばれながら…009を殺したテロリストを追うシリーズ第19作

STORYは…
スペイン、スイス産業銀行ビルバオ支店を訪れる007、英国の石油王キング卿が盗まれた極秘資料の買戻しのためテロリストに支払った300万ポンドの引取り(?)と書類を奪い009を殺した犯人の情報を求めて…銀行家の下へ、名前を聞き出す寸前…秘書に化けた暗殺者が銀行家を殺害、300万ポンドのみ持帰る007、キング卿の付けていたピンバッチが発した電波、化学反応で爆発する札束、テームズ河を逃げる暗殺者の姿、追う007…自爆を選ぶ暗殺者、左肩に怪我。MI−6、300万ポンド…キング卿の娘エレクトラ誘拐事件での身代金額と一致、犯人のテロリスト”レナード”が犯人と確信。009が撃った弾丸が頭に残り、痛みを感じない体のレナードが復讐に?009、キング卿、次は父の事業を継いだエレクトラが危ない?ボンドは彼女の元へ…。アゼルバイジャン、パイプライン建設現場視察に行くエレクトラに合流。雪山、スキー、視察地、突然の襲撃もボンドの機転で切り抜ける。情報収集…元KGBのヴァレンティン・ズコフスキーの経営するカジノ…店に現れたエレクトラ、無謀な賭けで100万ドルを失うのを目撃…連れ帰って、ベッド…明け方、キング社警備主任ダヴィドフの車にロシア人科学者アーコフ博士の死体を発見、死体と入れ替わり連れて行かれた先は飛行場、ダヴィドフを射殺、飛行機へ。カサザフスタン、核兵器の処理が進む旧ソ連施設、地下でレナードを発見、射殺しようとするが、アーコフ博士が偽者と気付いた核専門家クリスマス・ジョーンズ博士とロシア軍の介入で失敗。反撃を試みるものの核弾頭はレナードの手に落ちる。エレクトラに呼び出される”M”。キング社のパイプライン破壊は既成のパイプラインの権益に繋がる?。パイプライン管制センタに集結する面々。パイプライン内を走る移動点検車に異状を発見するエレクトラ。奪われた核弾頭?撤去に向かうボンドとジョーンズ博士…爆発、管制センタを急襲するレナード一味に誘拐される”M”


内容の意味不明個所が2箇所。パンフを読みましたが???上記「内容」もパンフを参考にしましたが意味不明2箇所。それはサテオキ(置いちゃいけないか?)、お約束のシーンの数々は楽しまさせていただきましたが、いつもより笑いを取ろうとするシーンが?途中で鼻についてきた…。しかし”Q”が引退をほのめかすシーンがありましたが、当のデズモンド・リューウェリン氏が交通事故で亡くなられました。合掌…”R”はモンティ・パイソンのジョン・クリースだ!ソフィー・マルソー!
しかしデニース・リチャーズはお色気専門の脇役だと思うか゛?&ロバート・カーライルは007向きではないような?
(新宿文化シネマ2)
2000-2009format



 007/ダイ・アナザー・デイ 
007/DIE ANOTHER DAY
 (第20作)
[ACTION]
2003 ゴールデンラズベリー賞[最低助演女優賞]:マドンナ
2002:アメリカ作品/2003.03日本公開(20世紀フォックス(極東))
監督:リー・タマホリ
CAST-1:ピアーズ・プロスナンハル・ベリートビー・スティーブンスリック・ユーン
     ロザムンド・パイク
CAST-2:ジュディ・ディンチジョン・クリーズコリン・サーモンサマンサ・ボンド
     マイケル・マドセン
CAST-3:ウィル・ユン・リーケネス・ツァンミハイル・ゴアヴォイローレンス・マコール
     マーク・ダイモンド
CAST-4:エミリオ・エチェヴァリアサイモン・アンドリューホー・イーレイチェル・グラント
     マドンナ/他
[敵  ]:北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のムーン大佐&環境保護主義者グスタフ・グレーブスと取巻き
[舞台]:北朝鮮→香港→キューバ→イギリス→アイスランド→北朝鮮
[任務]:北朝鮮軍部で武器売買を行う危険人物の暗殺、身の潔白の立証、世界制服を狙う男の行動阻止

STORYは…
■荒れ狂う波、サーフィンで北朝鮮に侵入するボンド、軍事境界線…非武装地帯、武器売買を行う危険人物ムーン大佐暗殺が目的、武器商人と入替り(支払い用のダイヤ毎)、大佐の腹心ザオに正体を見破られる、爆破、飛散するダイヤモンドに倒れるザオ、ホバークラフト戦でムーン大佐を滝壷に落とし任務完了も、その父ムーン将軍(息子を西欧に留学させ 堕落させてしまったことを後悔)に捕らえられ投獄、拷問の日々…そして14ヶ月、耐え続けたボンド、突然の釈放、人質交換、38度線の橋上、擦違った相手はザオ(顔にめり込んだままのダイヤ)…中国の諜報員殺害の罪で逮捕 ■香港:治療名目で幽閉中のボンド、面会に現れた“M”、極東情勢の悪化はボンドが口を割ったとの結論…否定も通じず(薬物には?)、“00”の資格剥奪、自らの能力を再度証明する必要…脱走、怪しげな風体に無一文、馴染のホテル…顔見知りのマネージャー、身支度を整えたボンド、マネージャーの好意だというマッサージ師、抱きつくボンド…取上げた拳銃、鏡に投げられた灰皿…小部屋!ビデオカメラと件のマネージャー…正体は中国諜報員、ザオ追跡で協力を約束(偽造パスポート&活動資金) ■ハバナ(キューバ)、協力者ラウルと接触、ザオが潜伏するのはロス・オルガノス島の病院…侵入方法?海から上がってきた女性ジンクスとの出会い、一夜を共に…、翌朝、車椅子を利用して船に乗船するボンド、秘密開発されたDNA治療、外観を根本的に変えてしまう…治療中のザオを発見したボンド、DNA療法の権威アルバレス博士暗殺が目的のジンクス…何者?共にザオを追うもヘリで逃走、追いつめられたジンクスも海へ、用意されていたボートで脱出、ボンドが手にした手掛かりのダイヤ、レーザーで刻印された“GGマーク”…アイスランドのダイヤモンド王 グスタフ・グレーブスの商品! ■ロンドン、バッキンガム宮殿前、サーの称号の授与式、パラグライダーで到着したグレーブス、報道陣を仕切る広報担当フロスト、新たな環境計画の公開イベントの発表、グレーブスのいるフェンシング・クラブに向かうボンド、オリンピック・メダリストだったフロスト、賭け試合しかしないグレーブス…件のダイヤを賭金に勝負を挑むボンド、らしくないくらいに過激なグレーブス、彼こそ一連の黒幕と確信したボンド、“M”からの手紙…鍵、MI-6の極秘施設、グレーブスに関する情報を“M”に伝えるボンド、MI-6復帰決定、派手に動き回るボンドに苦情を持込んできたNSA(アメリカ国家安全保障局)も渋々協力を約束、“Q”からプレゼンされる新兵器の数々、“M”と会っているフロストの姿?彼女の正体は“MI-6の諜報部員”(軽いボンドが嫌い) ■アイスランド、グレーブスの氷の宮殿、招待客として乗り込むボンド、そしてジンクスの姿も…、「人工太陽衛星イカルスを“第2の太陽”とする計画」の発表、動き出すイカルス…圧倒的なエネルギーに賞賛の声、隣接するドームに侵入するボンド、警備員に見つかったボンドを助けたのはフロスト!人気のない場所を探す恋人を演じる2人、キス、そして一夜を共にする2人…


007シリーズ20作目です、TV&映画館で多分全部見ていると…まあ好きなシリーズです、お約束シーンの数々を楽しまさせて頂きました、今回の秘密兵器(敵側含め)も…荒唐無稽なもののオンパレード、そんなバカな!ばかり…オイオイの突っ込みを(心の中で)入れながら、笑ってました、まじめそうな役の方々(特に“Mの秘書”マネーペニー…ボンドが好きだけどそれを抑えている役どころ)が、今回はお笑いに参加…驚き、まあ、「重箱の隅を突付いて笑える人向きの映画」かな!?で…今回の敵は「北朝鮮:朝鮮民主主義人民共和国」…なんか微妙、確かこの映画を見ないよう運動があったかと思うが…公開当日は何事もなかったので一安心、007の敵役は個人ではあるものの、全体としては国自体が敵扱いですから気分も悪いでしょう…
ちなみに公開初日・第1回で見てきましたが、入場してみれば水着姿の女性7人のお出迎え、出演者直筆サイン入りポスターの抽選に使う番号札を配布中…「96番」、当たればお宝モノ?映画終了後、ロビーで当選番号「24番」を長く連呼していたけど…取りに来たのだろうか?ところで…彼女達をカメラ付き携帯で撮影して、はしゃいでる方々も多数いましたが、事前に情報を得ていたのだろうか、カメラご持参の方々もケッコウいました、それから彼女達を追うTVカメラもあり…その前を入場、パンフ購入と何度か前を横切らざるをえなくて…こんな姿をON AIRされては嫌だななどと思ってしまった(当日、夜の番組…映画館のシーンは1秒足らず…一安心)

※主題歌→「マドンナ(映画にも出演)」、挿入歌はザ・クラッシュの「ロンドン・コーリング(懐かしい)」
※パンフ→限定1500冊のカバー付きをゲット
(渋谷パンテオン)
2000-2009format



 007/カジノ・ロワイヤル 
007/CASINO ROYALE
 (第21作)
[ACTION]
2006:アメリカ作品/2006.12日本公開(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
監督:マーティン・キャンベル
CAST-1:ダニエル・クレイグエヴァ・グリーン
CAST-2:マッツ・ミケルセンイヴァナ・ミリセヴィッチサイモン・アブカリアンカテリーナ・ムリーノ
     イェスパー・クリステンセンセバスチャン・フォーカンイザーク・ド・バンコレ
     クラウディオ・サンタマリア
CAST-3:ジュディ・デンチジャンカルロ・ジャンニーニジェフリー・ライト
CAST-4:ツァイ・チンヴェルシュカ・フォン・レンドルフラザー・リストフスキー
     ウルバノ・バルベリーニチャーリー・レヴィ・レロイトム・ソートビアス・メンジース/他
6代目の新ジェームズ・ボンドの登場、そして007シリーズを製作してきたイオン・プロダクションが唯一映画化権を持っていなかった原作…007の第1作、やっと2000年に取得!そして今回の映画化です

STORYは…
■〈モノクローム映像〉ジェームズ・ボンド、英国諜報機関MI-6に所属、飛び抜けた資質とキャリア、“00”〈ダブルオー〉昇格目前 ■上官のオフィスにボンド、裏切り行為の始末に…、“00”が来るべき!昇格条件…2件の殺しの実績は?既に1名を殺害…上官の相棒、状況説明、1人目には抵抗感、そして…発砲、2人目はアッサリ、“00”昇格へ ■〈オープニング・タイトル〉女ッ気なし ■ウガンダ、テロリストの基地、活動資金運用を橋渡しする交渉人ミスター・ホワイト、現れる男ル・シッッフル、株操作で…資金倍増を約束、元本保証!彼の言葉を信じ…大金を預けるオバンノ ■ボンドの最初の任務…世界中のテロリストの資金源である“謎の男”の正体を突き止めること、マダガスカルで爆弾男モロカを追う、仲間のミス、逃げるモロカの大追跡、フランス大使館に逃げ込むモロカを射殺、国際ルール違反、非難の声、窮地に立たされるMI-6のM ■ル・シッフルの豪華ヨット、客人とのポーカー、計算能力に長け…確率計算で勝利するル・シッフル(引きつる顔、血の涙、喘息の吸入器)、電話、航空会社株…大量の空売り、市場動向に逆行した指示!? ■パソコンを起動するボンド、セキュリティー突破、モロカの携帯メールの“エルプシス”とは?発信場所の特定 ■ボンドの尻拭い…疲れ果て帰宅したM、侵入者の気配…ボンド!どうやって?本名もパスワードも知っているとボンド、起動しているパソコン、ボンドは何を探ったのか? ■バハマ諸島、パラダイス島、ワン・アンド・オンリー・オーシャン・クラブ、アストン・マーチンで到着、ホテルマンを装い…客の車で駐車場へ、故意に事故を発生、鳴り響く警報、駆けつける警備員、警備室に侵入、件のメール時間の玄関先監視カメラ映像…車から降りるなり携帯電話を操作している男の姿、フロントで…宿泊手続き、情報収集、男の名はディミトリオス、テロリストに武器や情報を売る男 ■ボンドの行方を探るMI-6 ■海で泳ぐボンド、砂浜を馬で駆ける美女…ディミトリオスの妻ソランジュを確認、仕掛けるボンド、カジノ…ディミトリオスとのポーカー勝負、熱くなるディミトリオス、車を賭けて…ボンドに敗北、彼の車を使いソランジュに接近、口説き&抱き合う2人、独身女性より人妻が趣味…あとくされなし!と、ディミトリオスがマイアミ空港へ向かうとの情報 ■マイアミ空港、何かの取引?展示物に置かれる鍵、ディミトリオスに見つかるボンド…人込みの中、ナイフの攻防、ディミトリオスを刺殺、消えた鍵、不審人物?空港職員に変装…タンクローリーを運転する男カルロス、追走するボンド、タンクローリーへ、異変に気付き追い来る警備員、銃撃戦、タンクから零れる燃料、ハンドルを奪い合い、起爆装置を発見も…突き落とされるボンド、タンクローリーが向かう先は最新鋭機〈スカイフリートS500〉のお披露目会場、運び出される機体、再びタンクローリーに飛び乗るボンド、逃げ出す男、必死に停車させるボンド、笑う男…起爆装置のスイッチ・オン!笑うボンド…男の腰に付け直された起爆装置、爆死する男 ■騒動の犯人として捕まるボンド、Mによって解放されるボンド、ホテル…殺されていたソランジュ、前日の事件が漏れていたことから? ■ディミトリオスを調べたM、彼が手を組むル・シッフルが“謎の男”と判明、彼に資金を預ければ…アノ手コノ手で資金が増やす!ル・シッフル情報…モンテネグロのカジノ・ロワイヤルで開催される金持ち相手のポーカー・ゲームで大損を回収するつもり、ポーカーで破産させ&テロリストから守ることを引換えに何もかも白状させる…それがボンドの新たな任務、腕に埋め込まれる発信機…ボンド監視用 ■政府が1500万ドルを用意、財務省の監視役ヴェスパー・リンド、知性的美女、彼女が疎ましいボンド、とりあえずボンドの恋人という設定、現地で応援する諜報員マティス ■会場、堂々と名を名乗るボンド…どうせバレテいる!衣装に無頓着なボンド…オーダーのタキシードを用意したヴェスパー、逆に…男性の目を惹くドレスを渡すボンド ■ル・シッフルの前に座るボンド、優勝賞金は直接指定口座へ…暗証番号登録、ついにポーカー・ゲームのスタート!


ジェームズ・ボンド役が代わるの情報に驚き、ピアース・プロスナンのジェームズ・ボンド…ケッコウ好きでしたから残念な気持ち、で…次は誰がやるの?6代目ボンド役は「ダニエル・クレイグ」?名前は聞いたことがある…早速データを確認したところ…「トゥームレイダー」でアンジェリーナ・ジョリーと共演していた…あの人か!えーっ?なんかイメージ違うな!予告CMを見ても違和感あるし…今回はパスしようかな?などと考えておりました
でも、やっと製作に至った「カジノ・ロワイヤル」だし…、かつてイオン・プロダクションが唯一映画化権を所有していなかった原作(2000年に漸く手中に…)、007誕生時のストーリー、まあシリーズの第1話的存在でもある (ちなみに1967年に別会社の手により007のパロディとして映画化はされている)
見たい!どうしよう?悩みに悩む、仕事納め翌日の12/29、まずは映画を見ようと情報誌を見ていたら、時間的にOKな映画として候補は2つ(当然1本は「007/カジノ・ロワイヤル」である)、映画館の前に行ってもまだ決まらず、背後を通過したグループの会話…「007!面白かった!」の声に後押しされて漸く決定したしだい
上映開始…やはり違和感でスタート、ボンド…“00”(ダブル0)への昇格のストーリー、そして“007”としての初任務、若さと無鉄砲さで、“M”をも振り回すボンドの行動、お約束シーン&お笑いシーンは極力控え目、硬派なボンド映画、なかなか良い!しだいに映画に没入、時間が経過していくなか…違和感が薄らいでいく、気付けば…“ダニエル・クレイグ”ボンド…「あり!」となってしまいました、なんだかんだと言いながら…たぶ次も(あるでしょうから)見に行くと思います
しかし…ついに私より年下のジェームズ・ボンドが出現してしまったか…チョット複雑な気分である
ちなみに公開29日目の3回目(15:40〜)、299席の映画館は…ほぼ満員の状態でした(渋谷TOEI 2)
2000-2009format



 007/慰めの報酬 
007/QUANTUM OF SOLACE
 (第22作)
[ACTION]
2008:アメリカ作品/2009.01日本公開(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
監督:マーク・フォースター
CAST-1:ダニエル・クレイグオルガ・キュリレンコ
CAST-2:ジュディ・デンチジャンカルロ・ジャンニーニジェマ・アータートンロリー・キニア
     グレン・フォスターデヴィッド・ハーバージェフリー・ライト
CAST-3:マチュー・アマルリックアナトールロトーブマンホアキン・コシオ
     イェスパー・クリステンセンフェルナンド・ギーエン・クエルヴォニール・ジャクソン/他
007映画では初めての“続編”、前作に続きボンド演じるのは(当然)ダニエル・クレイグ、007シリーズは大好きなので今回も早々と前売券購入しての上映待ちでした

STORYは…
マーチンのトランクから引き摺り出されるホワイト…ヴェスパーを操っていた男 ■上司Mが待つMI-6の隠れ家、自白薬、尋問するボンドとM、MI-6ですら把握していない巨大で危険な組織の存在をほのめかし…何も知らないこと&自分達は如何なる所へも出向いていると…笑うホワイト、その時…Mの警護担当ミッチェルがボンド達に銃口を向けた!地下道&お祭り会場&屋根上の追跡、ミッチェルを仕留めるボンド、尋問室へ戻る…消えたホワイト ■荒れるM、長年信頼してきた者が組織のスパイ!5年も自分の警護官!様々な事件で紙幣番号管理の賜物…ハイチの銀行に口座を持つスレイトという男も同じ組織と関係と判明、重要な手掛かりを決して殺すなとM ■ハイチ、ボルトープリンス、デザリヌ・ホテル、スレイトが滞在する部屋ら侵入するボンド、隠れ&襲い来るスレイト、揉み合いの末に刺殺、スレイトに成りすまし…フロントに預けられていたアタッシュケースを入手するボンド、ホテルを出た途端…目の前に急停止する車、見知らぬ女、車に乗るよう指示、アタッシュケース絡み?適当に話を合わせる、追ってくるバイクあり、アタッシュケースの中身確認…拳銃と彼女の写真!急停止…ボンドを追い出し&発進、2人をつけてきた男のオートバイを奪取、女の後を追う ■埠頭、女を監視するボンド ■当の女性、自分を殺そうとしたなと1人の男に詰め寄るも…まるで子供かオモチャ扱い ■組織名から人物を洗うよう本部に依頼するボンド、埠頭の見張り役に手渡す貿易会社のネームカード…さっきの女に渡してくれ!の依頼も…そのまま警護責任者のポケット行き ■埠頭、スレイトの死亡報告、使える地質学者?だったのに、2人の男が寄り来る、ボリビアで復権を目指す元独裁者メドラーノ将軍と側近、グリーンと談笑、クーデターもビジネス…資金が必要!その代わり…砂漠の土地権利を要求、石油ならない…何故にそこが欲しいか?微笑むグリーン、クルージングに向かう2人に渡される女…どうぞ御自由に!出航するクルーザー3隻、漁船を奪い追いかけるボンド、女の身柄を奪取、激しいチェイス&銃撃戦の末に逃走… ■女の名はカミーユ、ボリビアの元諜報員、幼い頃に独裁者メドラーノ将軍に家族を殺された過去、復讐の誓い、目的を果たすため慈善団体グリーン・プラネットのCEOであるドミニク・グリーンに接近、将軍の船に乗り込めたのに…、もしかして余計なことを? ■本部、グリーンの身元確認結果…問題なし?それでもグリーンを追うボンド ■オーストリア、ブレゲッツ、グリーンはCIAの南米局長ビームを抱き込み、水面下でのボリビア政府転覆計画を容認させる取引、ジェット機上での会談に同席したビームの部下フィリックス・レイター、グリーンがビームに殺しを依頼した人物の写真を見て内心動揺…標的はカジノ・ロワイヤルで協力しあったジェームズ・ボンド! ■発信機付ネームカードでグリーンの行く先を確認、オペラ「トスカ」が上演されている劇場に潜入するボンド、特定人物に渡されている特別な紙袋を確認、ひとつを奪取、中身の確認…超小型の無線装置、満員の会場で通信装置を使った秘密会談中の複数の人物、“ティエラ計画” “カナダの件” “世界で最も貴重な資源” “ボリビアが最優先”…一体何?ステージ上部に陣取るボンド、わざと会話に割って入る…慌てて退席し始める面々、顔写真ゲット ■本部、写真の人物の身元確認…政財界の大物ばかり、その場で…自国の特命大使の護衛を突き落とした件、および捜査に私情(ヴェスパーの復讐)を交えているとして…ボンドに帰国を命じるM ■命令を無視して捜査を続行するボンド、ボンドのクレジットカードを利用停止させるM ■イタリア、タラモーネ、カジノ・ロワイヤルの件で一度は裏切り者と疑ったマティスのもとを訪れたボンド、協力を要請…パスポートとクレジットカードの偽造を依頼、潔白が立証された後、湖畔の別荘で引退生活(ボンドの口利きでのもの)を謳歌していたマティス、南米駐在経験もあることからボリビア同行も承知 ■ボリビア、ラパス、空港に到着したボンド、Mからボンドを連れ戻すよう命じられた駐在員フィールズの出迎え、次のイギリス行きの飛行機は翌朝、2人は行動を共に、安ホテルはパス、高級ホテルへ変更を要求するボンド…


007映画では初めての“続編”、前作に続きボンド演じるのはダニエル・クレイグ、007シリーズは大好きなので今回も早々と前売券購入しての上映待ち、諸般の都合で先行ロードショーは見られず、公開初日へ
今作は続編なので、簡単に前作の復習をしてから見に行くのが良いと思われます(私は自分のサイトで復習しました)、前作結末で任務遂行のため愛する女性を失ったボンド…その1時間後から始まるストーリー、彼女の裏切り行為への真相究明に動くMI-6とボンド、線上に浮かび上がる危険な組織の影、彼女を死に追いやった組織への復讐か?それとも任務遂行か?心揺れるボンド、そんなボンドの行く先々に現れる美女の正体と目的は?というようなストーリー展開なのだが…、前作の復習をしていってもかなりつらいぞ!必死で前作と結びつける努力が必要、何も知らないでは(前作抜きでは)…何が何やらの展開になっちゃうよ!やはり「続編」なのだ…単品では成立が難しい映画です、もしも見に行くのであれば、事前に前作を見てから行ったほうがよい(推奨)
また前作と合わせて“007誕生のストーリー”のためか、以前のお約束&お遊びはなく、徹底したハードボイルド作品であり、アクション映画であるので、このへんも理解してから行かないと面食らうだろうな…たぶん
それから…スピード感を上げるためか長回しシーンは少なく、どちらかといえば1カットを短く連射の状態、それなりの効果は上がっているとは思うが、非常に慌しく、見ていて多少疲れるかもしれない
いろいろ書いたが…やはり好きな作品であり、前作見ていて(復習もしていて)なので、それほどの混乱もなし、評価は単体として見た場合よりはUP気味かと思いますが…それでも「まあまあ」の世界でしょう
ちなみに公開初日の第4回(16:40〜)、580席の映画館はほぼ満員の状態でした(新宿ピカデリー1)
2000-2009format



 007/スカイフォール 
007/SKYFALL
[ACTION]
2013 アカデミー賞[歌曲賞:スカイフォール]・[音響編集賞]
2012:イギリス・アメリカ作品/2012.12日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグジュディ・デンチレイフ・ファインズナオミ・ハリスベン・ウィショー
ハヴィエル・バルデムベレニス・マーロウオラ・ラパス
アルバート・フィニー/他
今年も「007」がやってまいりましたので、有無も言わさず(言わず?)観に行くこととしました!
予告が良かったのかな?公開直後は大満員ですね!予約は必至です!

STORYは…
トルコ、イスタンブール…イギリス諜報機関MI−6の諜報部員007/ジェームズ・ボンド
NATOの極秘情報が収められたコンピュータのHDDを奪った男パトリスを追うボンド!
助手のイヴが運転する車、街中のオートバイ・チェイス、疾走する列車の屋根での対決
ボンドがHDD奪還まであと一歩というところまで迫りながら…上司Mの命令で発砲したイヴ
列車の屋根から91m下の川へと落下するボンド、死亡とみなされるボンド、死亡報告書を作成するM
奪われたHDDには…世界中のテロ組織に潜入捜査をしているNATO諜報部員達の機密情報!
情報国防委員長に就任したギャレス・マロリーは、Mの責任を追及、引退を勧告
そんな中、MのPCに謎のメッセージ「自分の罪を思い出せ」、MI−6本部が何者かによって爆破される!
事態を重く見たM、MI−6本部をロンドンの地下移転を決断、第2次世界大戦時のシェルター
一方、死んだと思われていたボンド、奇跡的に命を取りとめ…人里離れた海辺の地で静養、酒と女に溺れる日々
そんなボンドだったが、MI−6本部の爆破事件を知って急遽ロンドンへと戻る
ボンドの生還を驚きつつMは…さっそくボンドを現場に復帰させる!極めて危険な賭け!
まだ肉体的&精神的にも、現場に復帰できる状態ではなかった
新しい武器開発担当者Q、新装備(掌紋認証装置付きワルサーPPK/S、超小型発信機)を受取るボンド
イスタンブールで取り逃がしたパトリスの現潜伏先の上海へと向かう!
上海の空港でパトリスを発見したボンド
高層ビルでの激しい格闘の末、事件の黒幕の正体を知る手掛かりのカジノ・チップを入手
ボンドはマカオのゴールデンドラゴン・カジノで謎めいた美女セヴリンと知り合う
事件の黒幕を殺すことを条件に、そのアジトへ案内すると約束するセヴリン
彼女の監視役を倒したボンド、船でマカオ沖合に浮かぶ廃墟の島デッド・シティへと向かうが、船員達による拘束
島でボンドの前に現れたのは、元イギリス諜報部員でMの腹心だったシルヴァ
かつて中国での任務遂行中にMが自分を裏切ったと信じている彼…Mへの復讐のためMI−6本部への攻撃
自分を裏切ったセヴリンを冷酷な方法で処刑するシルヴァ、しかしボンドの反撃、シルヴァの捕縛に成功
MI−6本部に連行されたシルヴァ、監禁室に閉じ込められる…Mとの対面
だがそれは全てシルヴァの計画した罠(わざと捕えられたシルヴァ)
Qの裏をかいてMI−6の電子システムを操作して脱走に成功する
ロンドンの街でシルヴァを追跡するボンド、警官に化けて地下道を逃げるシルヴァを追いつめるボンド
しかしそこにもシルヴァの罠が仕掛けられていた…ボンドの背後の壁が爆発
破壊された壁の穴から突然地下鉄の車両が現れ突進してきたのだ!
辛くも難を逃れたボンドだがシルヴァを見失ってしまう
ボンドの追跡を振り切ったシルヴァは仲間を引き連れて、政府の審問を受けていたMを襲撃
駆け付けたボンドとシルヴァ達の壮絶なる銃撃戦…果たしてボンドはMを守りきることができるのか?


2〜3年おきにやってまいります「007」シリーズ!が今年もやってまいりました!
ダニエル・クレイグ3作目の「007」です
原点回帰的なシリーズで、虚飾が取っ払われてる分、少々地味で淡々…今回は特にその色が濃いような気がします
全編、迫真な展開…と言いたいところなのですが、迫力もイササカ奪われてしまったよう
正直、眠たかったというか、現に寝てしまったわけで、まあ辛うじて爆睡することなく、うつらうつらと…
ストーリー的に、まあ問題なく見ることができました(という気がしています)が、
やはり地味な感じがする要因として、ボンドの幼少の頃のストーリー、M絡みのシーンの暗く地味であること
イギリスがメインの今回、田舎町を含め、風景も暗くどんよりとした感じ…地味に拍車かけてるかもしれませんね
列車の屋根でのバトルなどに目新しさがない点なども上げられるでしょうか?
武器開発担当Qあたりから、もっと笑い(お約束)が取れるとよかったかな…!

ちなみに2か月も映画を観てなかったんですよね!今年の秋枯れは酷かったな
正月映画に突入して、ようやく映画の世界に復帰です!
公開2日目の第2回(12:35)、646席の映画館で満員!(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7)
2011.09format



 007/SPECTRE 
[ACTION]
 2016 ゴールデングローブ賞[主題歌賞]
2015:アメリカ作品/2015.12:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグレア・セドゥレイフ・ファインズジュディ・デンチナオミ・ハリス
ベン・ウィショーロリー・キニア
クリストフ・ヴァルツデイブ・バウティスタイェスパー・クリステンセンアンドリュー・スコット
モニカ・ベルッチ/他
うん、ダニエル・クレイグによるシリアスな007の続編なのだな…
お笑いは無しのシリアスな内容!なのだな

STORYは…
メキシコシティ、年に一度の祝祭「死者の日」の祭りの最中、MI-6諜報部員007/ジェームズ・ボンド
建物の屋根上から向かいの窓越しの男達に照準を合わせる、ボンドの銃口が火を噴く、崩れ落ちるビル
逃げる目標の男スキアラを追うボンド、ヘリコプターの中での格闘、遂にスキアラをヘリから突き落とすボンド
ボンドが彼の指から抜き取ったリング、ある組織のマークの刻印
ロンドンに戻ったボンド、上司のMにメキシコシティの一件を叱責される
実は…ボンドの行動は前任のMの遺言だったことを…マニーペネーに明かすボンド
彼女が持ってきた1枚の写真…少年時代を過ごした古屋敷スカイフォールの焼け跡から発見されたモノ
前任のMの遺言に従いローマを訪れたボンド、メキシコで始末したスキアラの葬儀
謎の組織の一員だったスキアラをボンドに殺され、自身の命も狙われる美しき未亡人ルチア
彼女を誘惑するボンド、命を守る引き換えに…スキアラが話していた「組織」の秘密会議が開かれる場所を聞く
会場に潜入したボンド、組織の首領がフランツ・オーベルハウザー
その謎を解く鍵を解く鍵を握る人物こそ迷走したまま行方不明のMr.ホワイトと知る
ホワイトの潜伏場所を掴んだボンド、そこで変わり果てた姿のホワイトを発見
フランツと対立したホワイト、組織に毒を盛られ、徐々に死へと近づいていた
「組織」が世界的な規模で暗躍する巨大シンジケートであるとほのめかすホワイト
自分同様に命を狙われている娘を助けることを条件に…娘が「組織」の謎を解く手助けをすると告げるホワイト
ボンドが渡した銃を手にしたホワイト、自決
一方、ロンドン、新たな国家合同保安部MI-5の責任者に就任した“C”ことマックス・デンビー
ボンドの行動を問題視、“00”の機能停止、MI-6のMI-5への統合すべく追い詰める
ボンドはアルプスの診療所で医師を務めるホワイトの娘マドレーヌ・スワンを訪ねる
組織の殺し屋ヒングスが2人を襲撃、ボンドの活躍で危機を脱出
マドレーヌの情報提供、組織の名前が「スペクター」と判明
Qの協力により、これまでボンドを襲った数々の悲劇を影で操ってきたのは“スペクター”と判明
その頂点に立つオーベルハウザーこそボンドの“過去”に深い因縁を持つ人物だった…


ダニエル・クレイグになってから、オチャラケることなく、本気でアクションしている007
女性にモテるのは生死の境を歩く危険性ゆえかね、危ない男に魅力が?
007の生い立ちが明らかにされる、そんな敵が…
次の作品はどうなるのだろう?困るんじゃない?
“00”を御仕舞にするラストだけど…エンディングロールでは
NEXT…の文字も出てますので、安心して待っていれば良いのかな?
しかし何故に眠くなるんだろう?
うわまぶたと下まぶたが仲良しに…やばいやばいと首を振る
色を押さえの、スローなテーマソング
繰り返しおとずれる危機シーンによる麻痺?
結構何度も落ちそうになる
公開2日目の第2回(12:40)、501席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN9)
2011.09format



 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ/NO TIME TO DIE 
[ACTION]
2022 アカデミー賞[歌曲賞]
2022 ゴールデングローブ賞[歌曲賞]
2021:アメリカ作品/2021.10:日本公開(東宝東和)
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
出演:ダニエル・クレイグレア・セドゥ
ラミ・マレックデヴィッド・デンシッククリストフ・ヴァルツ
レイフ・ファインズラシャーナ・リンチナオミ・ハリスベン・ウィショーロリー・キニアアナ・デ・アルマス
ジェフリー・ライトビリー・マグヌッセン
ルルド・フェイバース/他
15年に及んだダニエル・クレイグ版007最終作!
コロナ禍のため上映が先延ばしになること1年半、やっと観られます!

STORYは…
MI-6を引退し、最愛のマドレーヌとジャマイカで平穏な暮らしをしていたジェームズ・ボンド
彼の元に、友人でCIA捜査官のフェリックスとその同僚アッシュが訪ねて来る
彼らはボンドに、誘拐された科学者の救出に協力してほしいと依頼…ボンドはその申し出を拒否
過去に区切りをつけるべく、彼は以前の恋人ヴェスパーの墓を訪れる
しかし墓前に供えられた花には、スペクターのマークが描かれたメッセージカード! 直後、ヴェスパーの墓が爆発!
ボンドは傷を負いながらも犯人を追いかける!その仲間に取り囲まれた彼!辛くも逃げ切りホテルへ!
マドレーヌが、スペクターに自分の居場所を知らせていたのではないかと疑うボンド
必死に否定する彼女の言葉も聞かず、一方的に別れを告げ、彼女を強引に電車に乗せるボンド
そしてボンドは、フェリックスの依頼を受ける…
誘拐された科学者の救出のためキューバに向かったボンド
現地のエージェントであるパロマと合流!
彼らが潜入した先!現在はMI6の管理下に置かれている筈の元スペクター首領、ブロフェルドの誕生日パーティ
彼はどういうわけか、スペクターと連絡をとっている
一方、誘拐された科学者オブルチェフ、生物兵器のデータのすり替え!毒がスペクターのメンバーにだけ効くように改変
ボンドを殺すために放った毒!スペクターの面々が次々と倒れていく…
オブルチェフを救出したボンドはフェリックス達と合流!彼がこの危険な兵器を開発した経緯を詰問!
実はそこにはMが関わっており、さらにその裏にはアッシュと彼が仕える黒幕の存在が発覚!
ボンドたちはアッシュと乱闘、フェリックスが撃たれた状態で2人とも船の中に閉じ込められる
アッシュは船を爆破、再びオブルチェフを拉致!逃走!フェリックスは被弾して重傷、ボンドだけでも生き残るよう懇願
ボンドは彼を置いて船を脱出!
MI6の面々に救出され、ロンドンに戻ってきたボンド!新たな007であるノーミを紹介される
Mからオブルチェフが開発していた生物兵器「ヘラクレス」は…
DNAに反応!対象に触るだけで殺害することが可能と聞かされたボンド達
その生産を止めるため、ボンドとノーミは日本とロシアの間の海域にあるサフィンのアジトを解明!
マドレーヌの元を訪れるボンド、激しいキス、闖入者青い瞳の少女マチルド
ボンドとの子供ではないと説明するマドレーヌ
襲撃者!逃走する3人、マドレーヌとマチルダをサフィンに奪われるボンド
彼女達を助けるためサフィンのアジトへ向かうボンド!


これは凄い!
ダニエル・クレイグ版のラストを飾るに値する映画である!
今までにない早い展開、ド派手な戦い
そして圧巻のラスト!背筋ゾワーである!
ああ〜!もう2度とダニエル・クレイグは007に戻ってこないんだな!
最もハード・ボイルドな007のラスト!この5作笑いなしだったな〜なんてこと気にしない出来!
次のジェームズ・ボンドはかなりハードルが高くなるな!笑いに徹するとか?まあそりゃないな…
映画のエンドロール後の「ジェームズ・ボンド・ウィル・リターン」
さて何年後になるのか分かりませんが、待ってみましょう!
299人キャパのスクリーンに6割程度の入り
(コロナ緊急宣言解除後で5割の制限解除)
公開2日目の第1回(9:50)、299席の映画館で6割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3)
2011.09format



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 ネバーセイ・ネバーアゲイン 
NEVER SAY NEVER AGAIN
 (番外編)
[ACTION]
1983:アメリカ作品/1983.12日本公開(松竹富士/日本ヘラルド映画)
監督:アーヴィン・カーシュナー
CAST-1:ショーン・コネリー
CAST-2:クラウス・マリア・ブランダウアーバーバラ・カレラキム・ベイシンガー
     ギャヴァン・オハーリヒーマックス・フォン・シドーヴァレリー・レオン
CAST-3:エドワード・フォックスアレック・マッコーエンパメラ・セイラム
     サスキア・コーエン・タニュジバーニー・ケイシー
CAST-4:パット・ローチ/他
007シリーズの番外編、「007/サンダーボール作戦」のリメイク、ボンド役はショーン・コネリー、いろいろと複雑な経緯(?)で作られた作品、詳細は下段のコメントで…

STORYは…
■ジャングルの要塞、侵入するジェームズ・ボンド、俊敏な行動…敵を倒し囚われの女性を救出も…隠し持ったナイフでボンドを刺す女…訓練を記録したビデオ映像、英国秘密情報部MI-6、新任の“M”、ボンドへ…長い講師生活で体がなまったか?シュラブランド療養所で鍛え直し!の命令 ■時を同じく…スペクター(対謀報・テロ・復讐・強要機関)が再び活動開始、首領のブロフェルド…“アラーの涙作戦U”、スクリーンに映る部下(NO.1)ラルゴの報告…在英米軍ジャック・ペタチ大尉を手懐ける事に成功、彼の右目の眼球反応を米大統領と一致するように手術、最終訓練をシュラブランドで行なうと…説明 ■シュラブランド、厳しいトレーニングを受けつつ…しっかり美人療法士とやることはやっているボンド ■夜、不審な患者を目撃…部屋を覗くボンド、患者ペタチ、看護はスペクターの女殺し屋ファティマ、会話を聞かれた?ファティマが差し向ける巨漢の殺し屋、激しい戦闘、敵を倒すボンド ■スペクターの基地、ペタチの眼球反応を使用…米大統領しか出せない核ミサイル発射命令、コンピューターに指示、発射&海中へ降下させミサイル2基を回収、抹殺されるペタチ、直後にNATO諸国を脅迫…核弾頭ミサイルを撃ち込まれたくなければ…年間石油購入予算の25%相当額を!支払い期限は7日間、核爆発か?経済混乱か?英国外務大臣の命令でボンドを召集する“M”、ミサイル回収指令!(一連の情報はラルゴに筒抜け状態) ■行動を開始するボンド、ペタチの病室で見掛けた山型マーク…東欧出身の大富豪ラルゴのトレード・マークと判明、新兵器開発担当アルジーの作った特製万年筆銃、バハマに向かうボンド…ラルゴの豪華ヨットが停泊中、その船上…愛人ドミノに“アラーの涙”というアラビア語が刻まれたペンダントを与え…「裏切ったら喉を裂く」とラルゴ ■バハマ諸島ナッソー、ボンドの前にファティマ、南国の陽射しの下…毒々しいまでに艶やかな姿、スキューバ・ダイビングへの誘い、危険であろうと美人の誘いを断われないボンド、まずは…ヨットで欲情爆発、そして海へ…ボンドのウェットスーツには鮫を呼びよせる発信器、あとは鮫が片付けてくれる! ■鮫に襲われたボンド、危ういところで危機回避…セックスポットのボートに救出される、ホテルでボンドを見て愕然のファティマ、部屋に爆弾を仕掛けるも…セックスポットの部屋で抱き合っていて無事 ■ニースに向かうラルゴ、追跡するボンド、アルジーの新兵器を持参した女性諜報部員ニコルと合流、友人でもあるCIA局員フェリックス・レイターと遭遇、海を見晴らす別荘、ラルゴのヨットを見張る、ニコルの情報…ラルゴの愛人ドミノはぺタチの妹 ■ラルゴのヴィラで開かれる慈善パーティ、乗込むボンド、ラルゴとの対面、手荒な歓迎?彼が考案したゲーム“ドミネーション”へ誘い、1ゲームの賭金は数千ドル、宙に映し出される地球儀を挾んで対峙する2人、様々な武器を駆使…国を奪いあう、味方が倒されるとコントロール・バーに電流が走り…苦痛が襲う、息詰るゲーム展開、勝利するボンド、26万7千ドルの替わりに…ドミノと踊る権利を得るボンド、タンゴ、彼女の耳許で囁く…「君の兄はラルゴに殺された」と、その様子を見ながら笑みを浮かべるラルゴ達 ■別荘に戻るボンド、侵入者、殺されるニコル、逃げて行くファティマ、特製オートバイで追跡するボンド、激しいカー・チェイス、仕掛けられる罠…


ロジャー・ムーアの007に不満を持っていたのは自分だけではなかったんだと…喜んでしまいました、ショーン・コネリーで007の新作(実際にはリメイク)が見られる!同年同月に公開された「007/オクトパシー」など全く眼中になしでした
一線から退き講師となっていたジェームズ・ボンドが…復活、宿敵スペクターと戦ってくれます、チョット私自信の期待が大き過ぎたのかもしれません…凄く面白かったとは言えませんがケッコウ楽しめました
実は、007/ジェームズ・ボンドにはいろいろと難しい権利関係が存在するようで…今回あらためて調べてみました、概略を説明すると…原作者である「イアン・フレミングの著作物に関する著作権はフレミングの遺族が所有」、ジェームズ・ボンドが登場する映画を作る権利は「イオン・プロダクションとMGMが所有」となっているけれど、「カジノ・ロワイヤル」と「サンダーボール作戦」の2本に関しては映画化権を持ってないらしい、実際に 1965年の「007/サンダーボール作戦」も権利保持者との合作とのこと、今回の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」は「サンダーボール作戦」のリメイクであり、フレミングの遺族に一度限りの約束で許可を得た…と私は記憶してます、但し、イオン・プロダクションとMGMが作り上げた007映画の世界が使用できない…まずはタイトルに「007」が使用できない、当然だが拳銃を模した007のロゴが使えない、スコープ越しにボンドを狙うオープニング・シーンも使用できない、が!脚本に協力していたショーン・コネリーをジェームズ・ボンドとして引張り出せたことは大成功である
ちなみに、「NEVER SAY NEVER AGAIN」は、『「二度とやらない」なんて二度と言わないで』との意味
どうでもいいことですが…実は、この映画のパンフを紛失してまして、古本市で買ってきたのですが、実はその何年か前の古本市でも購入していたのを忘れてました…結局2冊になってしまいました
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