行・す・ず 作品・海外






 推定無罪PRESUMED INNOCENT 
[SUSPENSE]
1990:アメリカ作品/1991.06日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:アラン・J・パクラ
CAST-1:ハリソン・フォードブライアン・デネヒーラウル・ジュリアボニー・ベデリア
     グレタ・スカッキ
CAST-2:ポール・ウィンフィールドジョン・スペンサー
CAST-3:ロバート・カティムズエド・ウィーラージョセフ・マッゼロ/他
アメリカの陪審員制度を題材にしたサスペンス映画、犯人探しでも良かった材料を別の切り口で見せるが…

STORYは…
首席検事補ラスティ・サビッチ、妻と一人息子の3人家族、堅物で知られたラスティ…部下キャロリン・ポルヒーマス検事補との不倫…そして、人生の危機…地方検事レイモンドに担当を命じられた”キャロリン・ポルヒーマス殺人事件”…突然で悲惨な死、ショック、友人のリップランザー刑事との捜査、私生活の暴露…、性的変質者による暴行殺人と見られていた事件…捜査結果から”顔見知り”の犯行と…、検死結果、検出された精液、犯人はA型、グラスに残された指紋、決定的証拠、一転、殺人容疑者として逮捕されるサビッチ… 彼の法廷での好敵手、有能な弁護士アルジャンドロ”サンディ”・スターンに弁護を依頼、公判に絡んでくる地方検事選挙、収賄事件が隠されたBファイル… サビッチの心のささえ、夫の不実に傷つきながらも深い愛情と信頼を寄せる妻バーバラ、彼の無実を信じ捜査を続けるリップランザー刑事の友情… 裁判の進行、不利な証言、証拠が提出されて行く…ますます窮地に立たされるサビッチ…


アメリカの裁判制度[※]ゆえに起きうる事態…日本人に馴染みが無い分、中途半端な所で投げ出されたような感じがするのも否めない… 見ていれば誰が犯人かは分っていても、犯人探しの映画ではない(メイン・ストーリーでない)、あくまで裁判制度の裏をかくこととしたもの… なんか消化不良の感じ、まあ陪審員制度の問題は理解できるかな?

※アメリカの裁判制度→12人の陪審員、まずは被告が無罪と推定して着席する必要がある…「推定無罪」
 被告を無罪と推定している陪審員に向って、検察側は有罪を立証していく
 そして弁護側はその立証過程の不備を指摘、合理的に疑いを差し挟む余地があることを明らかにしていく…
-1999format



スーサイド・スクワッド は、別ページとなります



 スーパー!/SUPER 
[AMERICAN HERO & COMEDY]
2010:アメリカ作品/2011.07日本公開(ファインフィルムズ)
監督:ジェームズ・ガン
出演:レイン・ウィルソンエレン・ペイジリヴ・タイラーケヴィン・ベーコンネイサン・フィリオン
グレッグ・ヘンリーマイケル・ルーカーリンダ・カーデリーニショーン・ガン/他
8/5「モールス」を観てしまって・・・しばらく観たい映画がなくなってしまった(7月公開の大作も観ちゃったし)
だ、だけど、せっかくの夏休み、しかし受験勉強の子供1を置いて遠出もできず、やっぱり何か映画ないか?
情報誌では何も引っかからず、配給会社のサイトにも目ぼしい物見つからず
ついに映画レビューサイトで何やら変な映画を発見!
とんでも素人ヒーロー物「SUPER」…「キックアス」とはだいぶ違うようだが面白そう
何気にケヴィン・ベーコン、リヴ・タイラー、エレン・ペイジが出てるじゃないか!
(主演のレイン・ウィルソンが…最も馴染みがなかったりして!まあいいか)
東京は2館のみ上映…「シアターN渋谷」か、並ぶかもしれないな…早目に出かけよう!

で、内容ですが…宣伝文句から
「スーパー!素人ヒーロー〈クリムゾンボルト〉参上!」
「まさかのスーパー!豪華キャスト勢揃い!!」
「音楽だってスーパー!贅沢!」 「『スリザー』のジェームズ・ガン監督最新作!!!!!」
「スーパーヒーローコスチュームの変なおじさん大活躍!?」
「世界は救えないけど、自分の奥さんは救いたい!!」

ストーリー?
冴えない夫フランク、セクシーでイカれたドラッグディラーを追って家を出た妻・サラを取り戻すため…
悪を倒せとの神の啓示を受け…クリムゾンボルト〈赤い稲妻〉に変身!
お手製のコスチュームを身にまとい、武器のレンチを振り回す!
Hでクレイジーな相棒ボルティーと共に危険地帯の犯罪に立ち向う…全ては愛する妻のため
でも世の中、思い通りにはいかないもの
想定外のエンディングに向け、クリムゾンボルトは猛ダッシュ!
掟は大昔から決められていること…子供に猥褻な行為はしない!列に割り込んだり車に傷をつけたりしない!
もし掟を破れば…クリムゾンボルトが許しません!!!

笑えた!でも哀しい!
やっぱりアメリカって病んでるな…
良い事なかった人生、冴えないオジサンに超美人の奥さん…訳アリ!?リブ・タイラーだもの
その妻が…失踪?!ドラッグディラーに連れ去られた?ケヴィン・ベーコン相変らずキレてるね!
神の声が聞こえてしまう体質!アメコミ・ヒーローがお手本…アメリカだな!
特殊能力・財力・科学技術なし!お手製コスチューム&武器は力任せに振り回すレンチ!
流血の解決…アメリカらしいかな?
快楽主義?Hな相棒ボルティーにエレン・ペイジ!まさか!そんなマデやってくれるの!
そして…そ・そんな…ことになっちゃうの、えっ、なんかイキナリ悲しくないかい?
所詮、神様なんてそんなもんさ…なんて、決して言わないから、少しだけ救いがあるのかな…アメリカだな!
日本人には作れない…ブラック・コメディ
しかしよくケヴィン・ベーコン、リヴ・タイラー、エレン・ペイジが出演を了解したものだ…驚きである
真剣にお遊び?だから笑えるのかな?
ちなみに公開16日目の初回(11:15〜)、102席の映画館は25名の入り(シアターN渋谷 シアター2)
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 SUPER 8/スーパーエイト 
[SF&COMEDY?]
2011:アメリカ作品/2011.06日本公開(パラマウント ピクチャーズ・ジャパン)
監督:J.J.エイブラムス     製作:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ジョエル・コートニーエル・ファニングガブリエル・バッソライリー・グリフィス
ライアン・リーザック・ミルズカイル・チャンドラーノア・エメリッヒロン・エルダード
ブルース・グリーウッドトーマス・F・ダフィ
カトリーナ・バルフ/他
「赤ずきん」、「アップルシードXV」、「スカイライン/征服」も、「ロシアン・ルーレット」も…見たかった
ここんとこ見たいものが多い割りに…時間が自由にならず!
妻のお許しが出ず!社会復帰したばかりだから?土日はお休みしろってことか?
あっ、「X-MEN」は見たんだった…けど、飲みに行くのはブツブツと文句言われて断念したんだった
今週も映画見に行きたい!って言ったんだけど、自分(妻)が出かけるので…ブツブツと文句
なら「SUPER 8」なら金曜日公開だから、会社帰りに見られる!と言ったら…即OK!おい!
でも…飲みに行きたいって言ったらブツブツ、しかたないソッチは諦めよ!
なんか意地でも映画は見に行く会話になっちゃったけど…
私は本当に「SUPER 8」を見たかったのだろうか?
「スティーブン・スピルバーグ × J.J.エイブラムス」「謎のプロジェクト」「真相を目撃せよ」
「ジャンルを超越した傑作が誕生!」「衝撃と感動の歴史的超大作!」
「早くも2011年 最高傑作!!」
早くから扇情的な宣伝文句が踊る
劇場公開までストーリーが伏せられている極秘プロジェクト「SUPER 8」!
うーん、宣伝文句が逆効果?予告編でだいたい想像できちゃうんですけど&宣伝ビラにSTORY書いてあるし…
本当に私はこの映画が見たかったのだろうか?

STORYは…
ところで極秘とされてるSTORYだが、宣伝ビラに書かれた範囲で書いてみると…
(伏字部分ネタバレ注意!)
1979年、夏
オハイオの小さな町、保安官の父と暮らす少年ジョー、仲間と映画撮影の日々!
母親は工場で事故死、不仲になった男ルイス、その娘アリスに恋するジョー、映画に出演交渉
ある夜、仲間5人と8o映画の撮影に出かけていた…その撮影中、米軍の貨物列車の大事故に遭遇してしまう
秘密軍事施設エリア51から“何か”を輸送していた軍、絶対に秘密にしなければいけない“何か”
その“何か”をカメラは撮影してしまった?
どこからともなく集まり来る軍、慌てる少年達…「この秘密は誰にも話してはいけない」
少年達が落としていった8oフィルムの空き箱
極秘情報が何者かに目撃された!?武装した軍隊が町になだれ込み…捜索が始まる
時を同じくして…彼らの町では犬たちが一斉に消え、9人が行方不明になるなど…不可解な出来事が次々と発生
一体何が起こっているのか?
事故現場から持ち帰った白い謎のキューブが不思議な動きを始め…
8oに映っていた奇怪な生物!全てを目撃した少年達は、真実を探しに行くことを決断した!


なんか、ほとんど内容が読めてる状態
よくあるパターンというか、ヒネリなし、ご都合主義的な展開なんだが…
J.J.エイブラムスの力技!不必要なほどの迫力とSF映画で括れないお笑いで…大きくポイント稼いだ感じ!
馬鹿馬鹿しいくらい?幼い?とばかり思ってたんだけど…
ネタ割れの手品が、あの手この手の演出でケッコウ楽しめちゃった!?なんか騙されに行った感じ?
これ書いている今も…本当に面白かったか?と疑ってたりして…
(しかし本当にこの映画見たかったかどうかは…もうどうでもよいか)
それから1979年という時代設定、ウォークマン、THE KNACKの「マイ・シャローナ」!当然「E.T. 」
いろんなところで、懐かし心をくすぐられもしてしまった…
そうそう、タイトル「SUPER 8」、主軸である自主制作8o映画は重要なネタであり…笑いのタネでもある
決してエンディングロールが始まっても席を立たないように!後悔する事になるぞ…
しかし、なんか悪いこと書かないなと思ったら…
シネコンでポイント貯まってたので、今回は無料で見てました!
ははは!です
公開初日(金)の第3回(16:15〜)、644席の映画館は1/4位の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN 7)
2011.09format



スーパーマン は、別ページとなります



 スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 
SWEENEY TODD/THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
[MUSICAL & THRILLER]
2008 アカデミー賞[美術賞]
2008 ゴールデングローブ賞[作品賞(ミュージカル・コメディ部門)]
 2008 ゴールデングローブ賞[主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門):ジョニー・デップ]
2007:アメリカ作品/2008.01日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ティム・バートン
CAST-1:ジョニー・デップヘレナ・ボナム=カーター
CAST-2:アラン・リックマンティモシー・スポールサシャ・バロン・コーエンエド・サンダース
CAST-3:ジェイミー・キャンベル・バウアージェイン・ワイズナーローラ・ミシェル・ケリー/他
ティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演のミュージカル仕立てのスリラー(?)「スウィニー・トッド」…楽しみにしてましたが

STORYは…
■ロンドン、港を目前とした船、甲板に立つ男スウィーニー・トッド、親しくなった若い船員アンソニー共々…「ロンドンのような街は世界のどこにもない…」と歌う ■[回想]かつてスウィーニーがベンジャミン・パーカーの名で理髪師だった頃、美しい妻ルーシー(娘あり)に目を付けた強欲なターピン判事、ベンジャミンに無実の罪を着せ…2人を引き裂く ■15年の歳月、ロンドンに舞い戻ったスウィーニー、昔の我が家へ、今は流行らないミセス・ラペットのパイ店、マズイ!肉の価格が高騰…肉抜き、衛生管理も最悪、人気店の周りには猫がいなくなったと毒づくラペット、2階を気にするスウィーニー、案内するラペット…店の曰くを語る、元の持ち主ベンジャミンがいなくなった後の物語…ルーシーを口説くターピン、落ちないルーシー、部下の役人バムフォードが言葉巧みに仮面舞踏会へ誘い出す、酒を飲んだルーシー、客達の前で彼女を辱めたターピン ◇ここに至りスウィーニーがベンジャミンだと気付くラペット、続きを促すスウィーニー◇ その後のルーシー、制止も聞かず…大量のヒ素をあおり&娘ジョアナはターピンが養女として自宅に閉じ込めていると…、「ベンジャミンという男は死んだ、今の俺はスウィーニー・トッド!必ず復讐を遂げる!」と宣言、実はベンジャミンの事を密かに想っていたラペット、2階の床下から取り出した木箱…売らずに保管しておいたという彼の理髪用のカミソリ・セット、以前と同様に…2階で理髪店を始めるよう勧め&復讐に協力するとも… ■ロンドンの街を歩くアンソニー、お屋敷の窓辺で歌う少女に一目惚れ、彼女が何者か?気がふれた物乞いの女に小銭…情報、屋敷の持ち主はターピン、彼女の名はジョアナ…ターピンにより軟禁状態、彼女に恋した男達はボコボコ!去って行く物乞い、彼女を助け出したいと見上げるアンソニー、その姿を見るジョアナ、ターピンに見つかり…バムフォードにボコボコにされるアンソニー ■ロンドン一番の腕と評判のイタリア人理髪師ピレリ、見習いのトピーの歌…ピレリが調合した秘薬を使えば育毛効果バツグン&抜け毛も止まると宣伝、手にしたスウィーニーとラペット…小便とインクの混ぜ物!秘薬はインチキ!怒ったピレリ、ヒゲ剃り対決を挑むスウィーニー!5ポンドを賭け…、審判に役人バムフォードを指名、勝負開始、能書きの長いピレリ、素早く綺麗に…圧勝のスウィーニー、彼の腕に感心したバムフォード…必ず彼の店に行くと約束 ■ターピンの屋敷、ジョアナを見上げるアンソニー、彼に鍵を投げるジョアナ、覗き穴から見ているターピン ■バムフォードからターピンへの繋がりを期待、待ち続けるスウィーニー、なかなか標的が現れない苛立ち、そんな彼を宥めるラペット、そこへ…


不作だった2008正月映画もようやく終了、1月19日から「正月第2段」のシーズンに突入しました!まずはティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演で期待してました「スウィニー・トッド」からです…♪ルンルン♪…てな歳じゃないか…
自己中心的な悪徳判事により無実の罪で投獄&妻子を奪われた男の…“憎悪” と “狂気” の復讐劇、そして “噛み合わない愛” を描く「ミュージカル映画」です、で…どうだったかと言うと、ティム・バートン&ジョニー・デップの組合せの映画としては…期待していた割に少々物足りない!というところ
色彩を抑えたオドロオドロしさ、ロンドンのウエットな雰囲気、奇怪な人物設定と演出、噴き出す血液…計算され(?)創り出されるた不快感(いい意味で)…ティム・バートン・ワールドはOK、ジニー・デップがミュージカルというのも…ナカナカ、悪魔の理髪師を怪演、相手役ヘレナ・ボナム=カーター、敵役アラン・リックマン、ティモシー・スポール、脇役陣も好演、(繰返しになりますが)ティム・バートン&ジョニー・デップで…期待値は高かったのですが…、なのに…内容が薄いというか、ストーリーが単調、まあミュージカルゆえの限界か?そして出演者が出揃ったところで、その後のストーリー全部読めちゃう展開(ラストを含めて)、なんか…楽しみながらもシラケタ気分が並存という状況…なんか不満が残ってしまいました、帰りのエレベータ内…「気持ち悪い〜!」を連発するカップルの男性…本当に気分悪そう、心配そうな彼女、うーん、私が麻痺しているのかな???と考えてしまいました
それでも見られる方は…何でも良いから安く見られる方法の選択をお薦めします!
ちなみに公開8日目の第2回(12:35〜)、333席の映画館は半分程度の入り(渋谷ピカデリー)
実は隣の映画館では「人のセックスを笑うな」を上映中でして、こちらは早々と当日の全回満員が決定していたため、こちらを見られなかった人が「スウィニー・トッド」へ雪崩状態、私の見た回以降は全て満席(定員入替・座席指定)になってました…そこからも溢れた人は何を観に行ったのだろうか?
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 スカイスクレイパー/SKYSCRAPER 
[ACTION]
2018:アメリカ作品/2018.9:日本公開(東宝東和)
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ドウェイン・ジョンソンネーヴ・キャンベルマッケンナ・ロバーツノア・コットレル
チン・ハンバイロン・マン
パブロ・シュレイバーハンナ・クィンリヴァンローランド・モラーノア・テイラー/他
だいぶ前からコミカルなCMが流れておりましたが
いつになっても「2018年9月公開」とばかり…
いったい「何日」からやるのか?
本当に上映するんだよね?状態
ああやっと9月21日と判明
さてと観に行きますすか

STORYは…
ウィル・ソーヤー、元FBI人質救出部隊のリーダー
とある事件で心身共に傷を負って職務を退いた
惨事から何とか立ち直ったウィル、幸せな家庭を築き、今は危機管理のコンサルタントで身を立てている
大都市・香港、新たに建設された全高1kmの摩天楼、「ザ・パール」の保安査定の依頼
確実な仕事ぶり、ハイテク制御のビルの点検を終え、家族と香港を立つはずが…
ビルを襲撃するテロリスト、最新技術で完全コントロールされている筈のザ・パール、瞬く間に戦場
燃え上がる96階、上階に家族が取り残されるウィル
テロリストの狙いは何?誰にも分からず
悪いことは更に続く、実直に仕事をこなしていたはずのウィル、誤解、警察に追われる身
完全に孤立無援となったウィルの目前で容赦なく炎上するビル
香港の街をバイクで駆け抜け、様々なハンディキャップをものともせず超高層ビルに突入するウィル
眼前にはテロリスト、背後からは警察
加速度的に悪化していく状況の中、どうやって家族を救い出すのか?


ストーリーは目新しいものなし
中国に擦り寄る感は…辟易
でも流石のIMAX、画像&音響は凄い
高所恐怖症の私はハラハラドキドキ、手に汗である
ネットの評価は低いが、IMAX分楽しんだ!
ドウェイン・ジョンソンはともかくとして、ネーヴ・キャンベルが出ていてビックリ
「スクリーム」以来、久しぶりである…なんか楽しい
しかし公開2日目、字幕版、IMAX字幕版、4DMX字幕版の3種が同時に上映されているが
IMAX字幕版は2割程度の入り、寂しいな!
あっ、そうだ、せっかくの音響設備なんだけど、補聴器が壊れてしまっていて、恩恵に与れなかった
映画を観終わってから補聴器屋さんへ!
もう修理はできないとのことで、新規購入…10万円は痛いな!
公開2日目の第1回(11:00)、313席の映画館で2割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN10)
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スクリーム                       は、別ページとなります
スクリーム2                      は、別ページとなります
スクリーム3                      は、別ページとなります
スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション   は、別ページとなります



 スコア/THE SCORE 
[SUSPENSE]
2001:アメリカ作品/2001.09日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:フランク・オズ
CAST-1:ロバート・デ・ニーロエドワード・ノートンマーロン・ブランドアンジェラ・バセット
CAST-2:ゲイリー・ファーマーポール・ソールスジェイミー・ハロルド/他
CAST-3:(特別出演:本当のジャズ・ミュージシャン):カサンドラ・ウィルソン/モーズ・アリソン/
金庫破りもののサスペンス映画、設定・展開・キャストともに申し分なし、この手の映画としては久しぶりに良い出来のものに中った感があり、でもラストは本当にあれでいいの?

STORYは…
とあるパーティー会場、金庫に取付く男、超一流の金庫破りニック・ウェルズ、丹念に足跡を消しながら逃走…、危険な橋は渡らない、地元では仕事をしない、単独行動(サポートは有り)…だからこそ、捕まらずに長年続けてこられたと… モントリオール、ジャズ・クラブのオーナーが表の顔、店を訪れた25年来のパートナー、バイヤーのマックス、報酬400万ドルの仕事の話、これまで最大のヤマ(スコア)…税関に保管されているフランス王家の秘宝”笏(シャク)”、内部の者が手引き、その内容が心情に合わないこと、話を持ち込んだ男に疑問…断るニック、彼を訪ねてきた女性ダイアン…危険な香りのする彼を慕ってくれる女性(スチュワーデス)、翌朝、彼女への質問、自分が足を洗いジャズ・クラブのオーナーになっても付合っていてくれるのか?…真剣に考えるとの返答… 彼女の見送り、ニックに声を掛けてきた男(身障者を装う)ジャック、自分の名前(正体)を喋ったマックスに怒り、自分に課してきたルールにそぐわない、でも今後の生活のためジャズ・クラブ購入時の借金返済は必要、リスクの大きさに報酬額を600万ドルに吊上げる、ジャックの出現、身障者ブライアンとして税関事務所の清掃員を務める、親切な人々の気持ちを逆手に…建物のプラン、警備システム、警備員の動きの全てを把握、ビッグスコアにはジャックが必要だが、彼のやり方に不信感を持つニック…気に入らなければいつでも降りると宣言、全てを仕切るニック、自分が持ち込んだヤマなのに我慢するジャック、侵入経路、監視カメラ等の位置確認の日々、そんな中、ニックの元を訪れるダイアン、危険な仕事で自分を心配させないことを条件に結婚をと…しかしニックの最後のヤマの話に怒り去って行く、システムのハッキングを務めるニックの知人、解読寸前に別のハッカーの妨害、パスワードに5万ドル要求、取引き現場、拳銃を出したジャックに忠告「この仕事は才能よりも選択、自分を抑えるか…」と、耳を傾けたかに見えたジャック…独自ルートでブツをさばく事を提案、却下するニック…、彼女からの留守電、仕事から戻る2日後に再度話合いたいと…、それまでに全てを片付けるつもりのニック、ジャックから警備体制強化の報、ジャックへ追加指示、そして最新型金庫の開け方の考案… 決行日当日、マックスが街の実力者と金でトラブルを起こしていたことを知る、問詰めるニック、今回のスコアは3000万ドル!マックスも今回のスコアで全てを精算しまっとうな生活を考えていた… それぞれの思惑のなか作戦決行の時間が訪れる…


面白かった、実は寸前までこの映画を知らなかったのです、なぜ情報が入ってこなかったのだろう?最近ミニ・シアターに頻繁に出入りしていたもので、メジャー系情報に疎かった?時間ができてフラリと見に行きましたが…儲けものでした、9月公開予定映画が、この夏公開作の影響で軒並み10月公開に延期、見に行くものが無くなっていただけに… よくある、不可能とも思える場所・状況の中から”お宝(又は現金)”を奪うパターンのお話ですが、主人公(ロバート・デ・ニーロ)…25年間、捕まることなく犯罪を続けてきた男、最高の金庫破り、将来の生活、彼女、足を洗う決意、最後の大仕事、隠し事のある友人、血気盛んな若者、最新のセキュリティ、対する研究&ハイテク技術、やるべきこととやってはイケナイこと、衝突を繰り返す3人、そして決行の日…大荒れの状況、大きなヤマ(スコア)を手にすることはできるのか?って盛り上げてますが、ラストはこれでいいの?、多分、大丈夫なのでしょう、この手のサスペンス映画としては、久しぶりに面白かったと思います
(新宿オデヲン)
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スター・ウォーズ/EPISODE 1・ファントム・メナス    は、別ページとなります
スター・ウォーズ/EPISODE 2・クローンの攻撃      は、別ページとなります
スター・ウォーズ/EPISODE 3・シスの復讐         は、別ページとなります
スター・ウォーズ               (EPISODE 4)    は、別ページとなります
スター・ウォーズ/帝国の逆襲    (EPISODE 5)      は、別ページとなります
スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 (EPISODE 6)      は、別ページとなります
スター・ウォーズEPISODE 7・フォースの覚醒       は、別ページとなります
スター・ウォーズEPISODE 8・最後のジェダイ       は、別ページとなります



 スターシップ9/ORBITA9 
[SF]
2016:スペイン・コロンビア作品/2017.08:日本公開(熱帯美術館)
監督:アテム・クライチェ・ルイス=ソリーリャ
出演:クララ・ラゴアレックス・ゴンザレスベレン・ルエダアンドレス・パラ/他
さてとお盆休みに突入
映画枯れのシーズンでもあるところに
スペイン・コロンビア産のSF映画が出現、興味深々です
如何なるものを見せてくれるのでしょうか

STORYは…
宇宙空間のスペースシャトル、ただ1人の乗員エレナ
汚染により死にゆく地球の代わりを見つけるための恒星間飛行
20年後に到達する惑星を目指して旅を続けている
空気系機器の故障、3人一緒の旅は不可能、両親が彼女を残して死を選ぶ、彼女は他の人間に会ったことなし
エレナの発信した救援信号、空気系装置の不具合、技術者のアレックスが他の宇宙船から送られてくる
一目見て、惹かれあった2人、その晩を共に過ごす
翌朝、互いに後ろ髪を引かれつつ、アレックスはスペースシャトルを後にし、母船へと帰っていく…
ところが…スペースシャトルを去ったアレックスが帰った先は地上
そこは或る宇宙開発会社の研究施設、エレナは地中に埋められたシミュレーター〈オービター9〉の中で…
宇宙空間における人体実験、モルモット、エレナはそのことを知らない

エレナのことが忘れられないアレックス、遂に彼女をオービター9から連れ出す
船内には彼女がそこにいると見せかける仕掛け


なるべく情報を入れないで観るつもりでしたが
早くに劇場に着いてしまったので…
劇場内に張られている映画評を読んでしまったら…
なんと最初の一文に、大ネタばらしが書かれていた、ガッカリである
それは知らずに観たかった、なんて映画評だ!
しかし、それを書かずしてストーリーは語れない(書けない)ので
せめても私のページでは白黒反転させておきます
ということで…感想文もあまり書けませんね!
タイトルの原題も和訳するとネタバレ?
それはさておき…
これはSFの括りでよろしいのだろうか、うーん悩む
チョット評価が甘目だが
としてみました
公開7日目の第1回(11:20)、200席の映画館で7〜8割程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1)
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 スターダスト/STARDUST 
[FANTASY]
2007:アメリカ作品/2007.10日本公開(UIP)
監督:マシュー・ヴォーン
CAST-1:クレア・デインズチャーリー・コックス
CAST-2:シエナ・ミラーヘンリー・カヴィルナサニエル・パーカーベン・バーンスデヴィッド・ケリー
CAST-3:ミシェル・ファイファーサラ・アレクサンダージョアンナ・スキャンランメラニー・ヒル
CAST-4:ピーター・オトゥールジェイソン・フレミングマーク・ストロングルパート・エヴェレット
CAST-5:ロバート・デ・ニーロリッキー・ジャーヴェイスジェイク・カランオリヴィア・グラント
     ケイト・マゴーワン
CAST-6:イアン・マッケランマーク・ウィリアムズデクスター・フレッチャー/他
実は…別映画と間違ってというか…勘違いして前売券を購入してしまったファンタジー映画でしたが、ソコソコ面白く…拾い物でした、期待して見に行ったら評価が違うかも…なねべく安く見られる方法で、できれば彼女とどうぞ!

STORYは…
■天文台への質問の手紙、そんなことはありえないと回答した… ■100年余り前のこと、イングランドの外れ、果てしなく続く石垣に接したウォール村、越えてはならない定め、一部崩れ落ちた部分、壁の番人が監視 ■夜、冒険心に溢れた青年ダンスタン、番人の制止を振り切り…壁の向こへ、そこは魔法の国ストームホールドの町!賑やかな市場、手に取ったガラスの花、店番…不思議な魅力に溢れる女奴隷、互いに一目惚れ、悪い魔法使い(サル)に捕まってしまった…
本当はお姫様…笑い!
切っても直ぐに繋がってしまう魔法の鎖、代価は物々交換、渡される待雪草、一夜を過ごす2人 ■9ヵ月後、門番の訪問、ダンスタンに届けられた籠…赤ん坊と手紙、これ以上魔女から隠せないと… ■時は流れ…成長したダンスタンの息子トリスタン、村一番の美女ヴィクトリアに恋、身分違い&しかもハンフリーという彼氏あり、諦めきれず(父も後押し)、夜…花を手に彼女の家へ、窓に小石、顔を覗かせた彼女、告白しようとした時…現れたハンフリー、フェンシングでボコボコ ■翌日、店員として働く店にヴィクトリア、列を無視する彼女を優先、解雇! ■夜、再びヴィクトリアにチャレンジ、誘い出しに成功、シャンパンで盛り上がる2人、1週間後の誕生日…彼から指輪をプレゼントされる話、婚約!?突如…見たこともない光を放つ流れ星!壁の向こうへ、自分は…流れ星を愛の証としてプレゼントすると約束! ■魔法の国の奥深く…王城、死に際のストームホールド王、呼び出される息子達、現王には7男1女、王位継承争い…既に4王子が死亡(亡霊として列席)&1女ウーナは行方不明…誰も気にしていない、王が息を引取った瞬間…夜空へ舞い上がるルビーのネックレス、宇宙へ、遥か彼方で…輝く星を弾き飛ぱす!流れ星と共に…再び王国内に落下、ネックレスを手にした者が“新王”、王位継承権争いのスタート、早速ダマシ討ちで1人死亡…亡霊の仲間入り、亡霊は新国王決定まで地上で彷徨う運命 ■同じ頃…老魔女3姉妹、ラミア、エンピューザ、モルモ、流れ星を見て大喜び、若さをもたらす流れ星(の心臓)を待ち続けること400年、追跡役を担うラミア、流れ星の心臓の最後の一掴みを口に…若く妖艶な美女へ変身!魔法のお告げが示す場所へ急行 ■流れ星の落下地点、中心に身を横たえる女性、覚醒 (この辺は順不同…)■王城、更に1名が毒殺…残るは2人の王子セプティマスとプライマス ■魔法!ヤギ売り男をヤギにして車を引かせ…急ぐ魔女ラミア、道中でライバル化しそうな魔女サルに…流れ星が見えないよう呪い ■夜のウォール村、壁越えを決断したトリスタン、父から18年前の出来事と出生の秘密を明かされる、手渡される「待雪草の花」と「バビロンのロウソク」そして「母からの手紙」…「ロウソクを使えば瞬時に旅ができる…火をつけて私を想って」 ■火をつけた瞬間、トリスタンは巨大なクレーターに!傍らには横たわった若い女性…母?イヴェインと名乗る女、ロウソクに火を点けた時…一瞬頭をよぎった「流れ星」、そのため?傍らに光り輝くルビー、手に取るトリスタン、それによって宇宙から落された!とイヴェイン、目の前にいる女性は「流れ星」?ならば彼女をヴィクトリアの元へ連れて行かねば…


公開初日は台風20号が関東接近の報道、でも…次週以降の事情もあり、強行突破の形で、ある意味ワザワザ見に行くこととしました
ロバート・デ・ニーロも出る映画だし…私的には久々だし…、前半こそダラダラという感じがあるものの、途中から力入ったというか、勢いがつくというのか…クスクスッと笑わせ始め…一話完結でのエンディングに向けてストーリーが急展開、全体的に…ストーリーは単純過ぎるくらいに単純なのですが、少しずつのヒネリと笑いがあり、けっこう面白いじゃない!という感じ!ヒロインがもう少し美人だと(日本人好み)良かったのに…
画像的には綺麗だし、空飛ぶ海賊船なんかも見事なのでマアマア満足
それからミシェル・ファイファー捨て身の演技…ある意味笑いでもある(ちょっとイタイタしくもあり)、ところで…ロバート・デ・ニーロの名前が前面に出ているが…出番は僅か…でもインパクト大…笑えた、特に!女装して踊りまくるシーンは大笑い(右斜め後方で一緒に笑ってくださった方…アリガトウございます)、1人じゃなくて良かった、まあ、でも××代男1人が見に行くよりも…カップルで見に行くことをお薦めします
ついで…勘違いした映画は…その後の情報収集により見に行かないことにきめましたので、今回はある意味…それなりに拾い物でした、まあ期待していなかった分でしょうか、付けましたが、期待してたらもっちょっと下がるかも…
台風の…公開初日の第3回(16:20〜)、346席の映画館は台風の影響?2割程度の入りでした(渋東シネタワー3:渋谷)
2000-2009format



STAR TREK/スタートレック           は、別ページとなります
STAR TREK/INTO DARKNESS   は、別ページとなります
STAR TREK/BEYOND              は、別ページとなります



 Starfish/スターフィッシュ 
[SF,MONSTER PANIC & YOUTH]
2018:イギリス/アメリカ作品/2022.03:日本公開(アムモ98)
監督:A・T・ホワイト
出演:ヴァージニア・ガードナー
クリスティーナ・マスターソンエリック・ビークロフトナタリー・ミッチェル石田淡朗/他
ネットで映画のチェック中に引っ掛かった作品…「Starfish/スターフィッシュ」
なんかちょっと観てみたくなるSF映画
出演者はほぼ1人…ヴァージニア・ガードナー、なかなか綺麗な方
で…何処でやっている?
全国4館のみ!
良かった…渋谷の「シアター・イメージフォーラム」で午前の回がある!
さっそく予約して観に行きます!

STORYは…
親友グレイスを失ったオーブリー、親友の死を受け入れられず
教会を去るオーブリーに声をかけるグレイスの従姉妹アリス
いつもグレイスが聞いていた音楽…「オーブリーなら分かってくれる」と言っていたと伝える
悲しみに耐えきれず、グレイスの家に忍び込むオーブリー
前に見たまんまの部屋、ついさっきまでグレイスがいたような部屋
クラゲが泳ぐ水槽にヒトデ〈スターフィッシュ〉を落し入れるオーブリー
グレイスの飼っていた小さなカメ
部屋に据え置かれている望遠鏡を覗く…裸で戯れる男女の姿
ソファに寝るオーブリー、オナニー
翌朝目覚めたオードリー、突然一面の雪景色!?忽然と消えた人々
かつて見慣れた街は、怪物が闊歩する異様な世界に変貌していた!
破壊された建物&自動車、雪に染み込む血痕
これは現実なのか幻なのか?
僅かな手掛かりはトランシーバーから聞こえてきた男の声(グレイスを知っている様子)
家を襲撃してきた怪物の撃退方法を告げる!何が何やら?逆に不審!OFF!
そしてグレイスが遺した1本のカセットテープ
かなり昔から世に出回っていた今回の事象に至る情報を7分割して街中に隠した!
壁に描かれた地図
隠し棚にカセットテープ「#7」とグレイスのノート
(食料も尽きた)
グレイスが遺した謎のメッセージを信じ
オーブリーは決死の覚悟で扉を開けて外へ飛び出していく…


派手さはないが…そこそこに面白い映画でした!
親友の葬式に行った…喪失感から彼女の家に忍び込んだ主人公オーブリー
(親友グレイスの死を受け入れられない)
(親友グレイスとは最近疎遠な関係?何故かは不明)
(オードリーは結婚しているが、不倫してたみたい)
(オードリーとグレイスは同性愛?)
(いろいろ匂わすが、詳しくは語られない物語)
目が覚めたら、突然の雪景色、見渡す限り人の姿なし
代わりに闊歩するは異形の怪物(宇宙生命体?)
トランシーバーで傍受した男性の声!何か知っている様子だが!?
一方的にOFFしてしまうオードリー
親友の残したカセットテープに残されたメッセージ
事件に関わる情報を街中に隠した!?事件解決の手掛かり?
1人(カメを連れて)…街に飛び出していくオーブリーだが…
基本的に出演者が1人ですので…どちらかといえば地味にタンタンと作業が進んでいきます!
しかも上映時間99分と短めです
SFと括りましたが…宇宙空間やら宇宙船が出てくるわけではありません
ドキッとするのは、怪物が突然出てくる時くらいですかね!?
あと巨大な奴はデザイン含めて綺麗でした!
ラストは、ああああああ〜!興味のある方は、ご自分の目でご確認ください!
でですね…
映画が始まる前に…「実話に基づく物語」とのクレジットが入りました!?
えっ、どういうこと???
実はこの映画パンフレット無しです!公式サイトも限定された情報しかありません!
どういうことかネットをググりましたが…(以下の「」書きは、ネット記事からの引用)
「本作の脚本は、監督のA・T・ホワイト自身が友人の死と離婚という大きな困難に耐えかねて、
山小屋に一人こもって書き上げた。
ホワイト監督が自身のセラピーの為に書いた、非常にプライベートな作品であるともいえる」
だそうです!まあ親友が死んだことが事実?
まあ何はともあれ話題ではあるらしいが…世間の評価は「賛否両論」だそうな!
ちなみに東日本は、渋谷の「シアター・イメージフォーラム」のみの上映です!あとは愛知、京都、大阪!
シアター・イメージフォーラムは場所が分かりづらいので!
Google Mapなどで探しながら行ってみてください
そんなとこに映画館が?こんな建物?と驚かれるかもしれません!
私も数年に1度のペースでしか行きませんがね!
公開5日目の第1回(11:00)、64席の映画館で10人の入り(シアター・イメージフォーラム シアター1)
2011.09format



 スターマン/愛・宇宙はるか/STARMAN 
[SF & FANTASY]
1984:アメリカ作品/1985.04日本公開(コロンビア映画)
監督:ジョン・カーベンター
CAST-1:ジェフ・ブリッジスカレン・アレン
CAST-2:チャールズ・マーティン・スミスリチャード・ジャッケルロバート・ファーレン
     トニー・エドワーズ/他
ジョン・カーペンター監督の…ホラー映画じゃなくって…SFファンタジー映画で愛の物語です…、今見たらどうかはしれませんが、当時の私は高評価の映画なのでした…

STORYは…
■アメリカ、ウィスコンシン州の片田舎、一軒の家、8ミリフィルムの映像、画面から笑いかける夫スコットの顔、涙するジェニー、レンズに向いおどける夫の優しい目、ジェニーを抱き寄せ&髪をかき上げる夫の手…8ミリに記録された思い出、夫を失った交通事故以来…毎夜の8ミリ映像、夫の想い出と共に浅い眠りに落ちるジェニー ■彼女が寝入った後に山火事発生…宇宙船の墜落が原因、船から逃れた異星人、ジェニーの家に侵入、スコットの写真と遺髪…地球で活動するための仮の姿へ ■物音、目覚めるジェニー、窓を赤く染める山火事、それを背景に立つ男を見て…叫び声を上げるジェニー、死んだはずの夫!ジェニーには理解できない言葉を呟き&ジェニーの叫び声を真似ながら…接近、恐怖!後ろ手にドアを開け…外へ、車に飛び乗るが…甦ったスコットも間髪入れず追走、車の座席に滑り込んでくる…逃げられず ■1977年、遥かな宇宙への交信を願い…147ヶ国の“遊びに来て下さい”のメッセージを載せて打ち上げられたボイジャー2号、それを解読&地球を訪れた異星人、それを地球侵略と取った政府、逆に…研究材料とすべく捕獲を指示する機関の長ジョージ・フォックス ■シェマワゴン湾、若い科学者シャーミン、ボイジャー2号の金色のレコードを発見!異星人は敵ではなく…宇宙からの使者と確信 ■ジェニーの横で…所持する7つの球のうち1つを取り出すスコット、青い光が描くアメリカの地図、「アリゾナ」を指差すスコット、3日後…アリゾナのメテオール火山の噴火口に…母船が迎えに来る手はず ■ウィスコンシンからアリゾナまで2000キロに及ぶ奇妙な旅の始まり…「英語がわかるか?」の問い、「少し」と言いつつ…ほとんどオウム返し&ギコチナイ笑い…恐怖、道行く人々へ「誘拐よ!」の叫び、ドライブインのトイレの壁に…「助けて」の貼り紙!するが…


ジョン・カーペンター監督作品ということで、特に内容を調べるでもなく見に行ったと記憶しています、当時の私としてはジョン・カーペンターと言えば「ハロウィン」「ザ・フォッグ」「遊星からの物体X」などとホラー映画の監督だと思い込んでたわけでして、タイトル「スターマン/愛・宇宙はるかに」とは言え、きっと何かあると確信、異星人が地球に現れるシーンはグロイと期待していたら…あっさりとジェフ・ブリッジスに変身、車中得体のしれない男と2人で逃避行もコミカルに、さすがに途中からは「愛の物語」と理解しました、おーっ!恋愛映画苦手!だけどこのシチュエーションなので照れずに見てました、今考えればとんでもない展開なのだが、当時の私はラストあたりで…迂闊にも涙してしまいました(涙した数少ない映画のうちの1本でして…多分皆さんとは涙するツボが違うかもしれません)
今見たらどうだが知れませんが…不意打ちを受けた当時の私には高評価の映画でした  (2008.12)
(日劇プラザ:有楽町)
-1999format



 スターリングラード/ENEMY AT THE GATES 
[WORLD WAR 2]
2000:アメリカ作品/2001.04日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:ジャン=ジャック・アノー
CAST-1:ジュード・ロージョセフ・ファインズレイチェル・ワイズエド・ハリスボブ・ホスキンス
CAST-2:ロン・パールマンガブリエル・マーシャル=トムソンエヴァ・マッテス
     マティアス・ハービッヒ/他
実話ベース、対ナチスのスターリングラードにおける攻防で活躍した一人のソ連軍スナイパー、超一流の腕前、士気高揚のために英雄に祭り上げられた男、命がけの恋と友情…、そして彼と対峙する敵も超一流のスナイパー

STORYは…
ウラル、祖父から射撃を仕込まれた少年…標的は狼、毛皮の為に目を狙うが、一瞬の躊躇が後悔… 1942年9月、ソ連スターリングラード、ナチス・ドイツの攻撃、陥落寸前…込合う列車で戦場に向うヴァシリ、読書に耽る美しい女性、途中下車…、戦場の駅、開かれた扉、地獄絵図、渡河、戦闘機の攻撃、激戦地へ、不足する武器…2人で1丁のライフル、銃弾のみのヴァシリ、倒れた者の銃の争奪、前には圧倒的なドイツ軍、戻っても射殺、反撃の機会を求め死体の山に隠れていたヴァシリ、逃げ込んで来た青年政治将校ダニロフ、野営地のドイツ人将校達、闇雲に撃とうとするダニロフを制したヴァシリ、やっと手にしたまともなライフル、一撃必殺、ドイツ軍将校を一掃…腕前に反して純朴なヴァシリに好感を抱くダニロフ、教養あるエリート将校に信頼を寄せるヴァシリ… 徹底抗戦を指示する指令部(フルシチョフ)、”スターリン”の名を冠する都市を奪われるわけに行かない…、策を求められるダニロフ…”我々に必要なのは英雄…希望とプライドを取り戻すために…!”、翌日から、ダニロフが発行する党機関紙プラウダに”英雄ヴァシリ”の名前が踊る、彼が希望したスナイパーの任務、次々とドイツ軍士官を射殺、連日一面を飾るヴァシリ、記事から新聞、ラジオへ、隠れ家、ミセス・フィリポフとサーシャ少年の家、全国から届く激励と感謝の手紙、十分な教育を受けていないながら必死に返事を書くヴァシリ…、暖かく見守るダニロフ、そしてレジスタンスのターニャ…列車の女性!惹かれるヴァシリとダニロフ、ヴァシリに好意を抱くターニャ、ドイツ語が話せる彼女を指令本部に引き抜くダニロフ… 士気高揚とはいえ一進一退の攻防、ドイツまで轟くヴァシリの名前に…呼ばれた狙撃の名手ケーニッヒ少佐、仲間を次々と失い、追いつめられるヴァシリ、揺らぐ自信、さらに狡猾なケーニッヒはサーシャ少年にも接触、ヴァシリに危機が迫っている事を知ったターニャは前線へと戻って行く…


内容、映像ともに申し分なし…戦争モノがお嫌いでなければお薦めします…アベックでもOK
スナイパーとしての意地、国家の威信、戦いの結末、恋の行方は…132分はあっという間です。実在人物を扱った実話ベースの(英雄伝説で実のところどこまで実話かは不明らしい)映画ですので…ラストはこんなところ? ジュード・ロウは純朴な田舎の青年役に嵌っている、そして強力な仇役にうってつけのエド・ハリスもプラスです。 スナイパーどうしの戦いとは我慢較べだ!、余談だが…ジュード・ローとレイチェル・ワイズのSEXシーンはある種スゴイ、生への執着であり、官能的でもある…
(新宿オデヲン座)
2000-2009format



 スターリンの葬送狂騒曲 
[HISTORY & COMEDY]
2017:イギリス作品/2018.8:日本公開(GAGA)
監督:アーマンド・イアヌッチ
出演:スティーヴ・ブシェミサイモン・ラッセル・ビールジェフリー・タンバーマイケル・ペイリン
ポール・ホワイトハウスダーモット・クロウリーポール・チャヒディ
エイドリアン・マクラフリンジェイソン・アイザック
オルガ・キュリレンコアンドレア・ライズブロールパート・フレンド/他
お盆休みも終盤
取っておいた映画「スターリンの葬送狂騒曲」行ってきます
実話に基づいたブラック・コメディだとか・・・、期待しています!

STORYは…
1953年、モスクワ、スターリンと彼の秘密警察がこの国を支配して20年…
“敵”の名簿を愉し気にチェックするスターリン
名前の載った者は、問答無用で粛清される恐怖のリスト
下品なジョークを飛ばしながら、中央委員会書記長スターリンは側近達と夕食のテーブルを囲む
道化役の第一書記のフルシチョフの小話、大笑いのNKVD警備隊トップのベリヤ
スターリンの腹心のマレンコワ…空気が読めないタイプ
明け方近くまで続いた宴がお開き、自室でレコードをかけるスターリン
無理を言って録音させたレコートの袋には、ピアニストのマリヤからの手紙
「その死を祈り、神の赦しを願う、暴君よ」
余裕で笑っていたスターリン、次の瞬間、顔を歪めて倒れ込む
朝食を運ぶメイドが意識不明のスターリンを発見、呼ばれる側近達
驚きながらも「書記長職は代理の私が務める」と宣言するマレンコフ
医者を呼ぼうと協議する側近達
しかし有能な医者は全てスターリン毒殺容疑で獄中か?死刑!
仕方なく集められたヤブ医者達(駆け付けた娘スヴェトラーナ)
スターリンは脳出血、回復は難しいとの診断
この混乱に乗じて、ベリヤはモスクワの警備を、軍から自分の部下であるNKVD警備隊へ交代
その後スターリンは、ほんの数分間だけ意識を取り戻すが…
後継者を指名することもなく…息を引き取る
突然ポッカリとあいたソビエト最高権力者の座は誰の手に?
最初に手を結んだのはマレンコフとベリヤ
幹部会、次期書記長に推挙されるマレンコフがベリヤを第一副議長に推す
異議を唱えようとしたフルシチョフはスターリンの葬儀委員長を押し付けられる
NO.2の座を手に入れたベリヤ、優柔不断なマレンコフを操り暴走
スターリンの粛清リストをアッサリと破棄、人気取り、囚人の釈放!
更には宗教弾圧を行ったスターリンの葬儀に、嫌がらせのように主教を招待
そんなベリヤにキレたフルシチョフ
参列者の波で彼を困らせてやろうと…列車の運行を勝手に再開させる
押し寄せる人々に慌てふためき銃を発砲する警備隊、1500人の死者
狙った通りの結果に有頂天のフルシチョフ
ベリヤと敵対するソビエト軍最高司令官ジューコフ元帥に話を持ち掛ける
厳かな式典の裏側で進行する、陰謀と罠
果たして絶対権力のイスに座るのは?


爆笑はないけど(してる人もいるけど)…クククッと笑える
事実に基づく政権争い
スターリン死しての争いなのに、スターリンに振り回される面々
染みついた恐怖政治で頭が回らない?
まるで子供の喧嘩
ブラックな笑い、さすがイギリス映画
日本ではあまり宣伝してないけど、出演陣はそこそこ有名どこが出ている!
ちなみに流石にロシアでは上映禁止らしい
公開16日目の第1回(10:30)、202席の映画館で4割程度の入り(TOHOシネマズシャンテ SCREEN2)
2011.09format



 スタンド・バイ・ミー/STAND BY ME 
[YOUTH]
1986:アメリカ作品/1987.04日本公開(コロンビア映画/松竹)
監督:ロブ・ライナー     原作:スティーブン・キング 「死体」
CAST-1:ウィル・ウィートンリヴァー・フェニックスコリー・フェルドマンジェリー・オコンネル
CAST-2:キーファー・サザーランドケイシー・シマスコブラッドレイ・グレッグジョン・キューザック
CAST-3:リチャード・ドレイファスマーシャル・ベルフランシス・リー・マッケイン/他
特に何が凄いわけでもなく、「スタンド・バイ・ミー」の曲に乗って…タンタンと進む映画ではあるが、やはり少年時代の今となっては何とも言いようのない不安感と背伸び具合が描かれていて…郷愁をそそるのか?TV放映のたびに見てしまうのです…

STORYは…
■流行作家ゴーディ・ラチャンス、目に止まった一つの新聞記事 “弁護士クリス・チャンバース刺殺される” 遠い過去の日を思い出すキッカケ、それは…その後2度と持つことのできなかった少年期の友との関わり、そして2日間の冒険の旅の想い出… ■オレゴン州キャッスルロック、人口1200人程度の小さな町、12歳のゴーディ…文章を書くことに才能の片鱗をのぞかせる感受性豊かな少年、小学校を卒業以来…いつも一緒の3人の遊び仲間、体の大きいクリス、大きなメガネをかけたテディ、ちよっとスローなヴァーン…性格も個性も違う4人組、ゴーディの家の裏庭の小屋、隠れてタバコを吸ったり&オチンチンの話をしたり…少年期特有の秘密めいた仲間意識、そんな彼らも…それぞれの家庭問題&将来についての悩み ◇出来の良かった兄の事故死以後…両親の中の兄の幻影に思い悩むゴーディ ◇アル中の父&グレた兄という家庭環境…将采にバク然たる不安を抱くクリス ◇第2次大戦中、ノルマンディー作戦の英雄だった父…尊敬、精神を病んでしまった現在のに屈折した思いを抱くテディ ■ある夏の日、いつもの小屋でダベる…ゴーディ、クリス、テディの3人、遅れて現れるヴァーン…情報!ここ数日の町の話題…ブルーペリー採りに出かけ行方不明になっていた少年、彼が…列車にはねられ&死体が野晒しになっているという、情報源…不良グループ(ヴァーンの兄ピリー、クリスの兄アイボールもメンバー)の会話から盗み聞き、彼らが死体を発見…その時の車が盗品だったため警察に届けなかったと… ■4人の眼が輝く…死体を発貝したら町の英雄になれる!身支度を整える少年達、意気揚々と…森林鉄道のレール沿いの20マイル(約32キロ)の旅へと出発、キャッスルロックという小さな世界しか知らなかった少年達…初めて外の世界への大冒険の始まり、“死体探し”という目的からして…旅は少年達にとって度胸だめしの性格、テディが走ってくる列車の前に立ちはだかろうとしたり…、鉄橋を渡ろうとして列車に追いかけられたり…、はたまた沼でヒル攻めにあったり… ■野宿の夜…ゴーディは構想中のホラー・ストーリーを仲間に聞かせ…大いにウケる…[ブルーベリー・パイ食い競争に出場した肥満体少年が奇策を用いて町の人々にシッペ返しするという内容] ■深夜、交代で見張り…クリスが持ち出してきた本物の拳銃が役立つ?他の2人が寝入った時…ゴーディとクリスはシンミリと話し合う、自分の将采に希望はないが…“ゴーディのものを書く才能を何とか守ってみせる”というクリスの言葉に熱いもの感じるゴーディ ■束の間の旅、2日目の午後、少年達は遂に目指す死体を発見、兄の死を思い出すゴーディ…


「スタンド・バイ・ミー」の曲に乗って…小さな町の閉塞感から逃れるように(大人への入口に立った)4人の少年達は「死体探し」の冒険へと出発する…、これだけだと「何?」という感じでしょうが…少年時代の今となっては何とも言いようのない現状と将来に対する不安感と背伸び加減(無理無茶)が彼らを後押しする、更にたった1泊2日の冒険旅行が少年達を変えるキッカケとなり…それぞれが自分自身&家庭が抱える問題、先の見えない将来に向かって一歩踏み出すことになる、結果としての成功と夢半ばでの挫折または強制排除の憂き目…大人の世界はやはり大変か…?で、私としては旅にまでは出なかったものの大なり小なりの問題を抱え&対処しつつ今に至ったことに…ナントモな郷愁感をそそるのか、TV放映されれば、ついつい見てしまうのです、はまた「スタンド・バイ・ミー」の曲がマッチしていて相乗効果で私的評価は高目に出ています
それからコノ映画に出た子役達ですが…上のキャストを見れば一目瞭然!?大人になってもご活躍の方々です、但し リバー・フェニックスについては…23歳の若さで亡くなりまして…惜しい感じがするものです
それから最後に…原作がスティーブン・キングの「死体」だということには暫くして気付いたしだいです (2007.03)
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 ステイン・アライヴ/STAYING ALIVE 
[DRAMA]
1983:アメリカ作品/1983.12日本公開(東北新社)
監督:シルヴェスター・スタローン
CAST-1:ジョン・トラヴォルタシンシア・ローズフィノラ・ヒューズ
CAST-2:スティーヴ・インウッドジュリー・ボヴァッソ/他
製作・監督・脚本がシルヴェスター・スタローンによる「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編

STORYは…
■トニー・マネロ…5年前、ベイ・リッジのディスコ“2001年オデッセイ”でサタデー・ナイト・フィーバーを巻き起こしたディスコ・キング、現状に虚しさを感じ、飛躍の場を求め…ブルックリン橋を渡りブロードウェイへ、昼は“ファティマズ・ダンスランド”のダンス・コーチ、夜はクラブのバーテンダーとして働きながら、手当たり次第にオーディションを受けるトニー、そのいずれにも失敗続き、トニーの一匹狼的な性分&自由奔放なスピリット、他のダンサー達とのアンサンプルを無視した個作的なスタイル、振付師達の目には、ハネッカエリ以外の何ものでもなし…、ブロードウェイでの名声は遥か遠い夢…、そんなトニーを慰め&心の支え…“ファティマズ・ダンスランド”の同僚でブロードウェイ・ジプシーの恋人ジャッキー ■ある夜、ジヤッキーに勧められ…彼女も出演しているショーの最終公演を見に行くトニー、舞台の素晴らしさもさることながら…ショーのヒロインであるローラに一目惚れ!言葉巧みに口説くトニー ■ローラの部屋、2人だけの激しい愛の夜、有頂天のトニー、ローラの勧め…彼女主演の新作ショーのオーディションの情報 ■まもなくして…ショーの端役にあリついたトニー、ローラへの気持ちが更に高まるが…、ローラにしてみれば通りすがりの男、豹変するローラの態度、自由奔放な考え、しつこく追うあまりジャッキーの心まで傷つけるトニー ■失意から…故郷ベイ・リッジへ帰るトニー、おろおろしながら慰める母、勇気づけ、新たな決意とともにマンハッタンへ向かうトニー ■精力的にショーのリハーサルをこなし、同じ舞台に立つジャッキーともヨリを戻そうと努力 ■連日のリハーサル、主演の男性ダンサーが込み入った振付をマスターできず…ふらつく状態、それを見たトニー…ジャッキーに頼み込み夜通しの練習、主役のステップを完璧にマスターする ■翌日、相変わらずの主演ダンサー、主役のダンスに挑戦したいとトニー…


製作・監督・脚本がシルヴェスター・スタローンによる「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編でして、この人ならやはりこういう展開の映画になるなと予測され、そのとおりの映画、あえて異なるのは「女気」があることぐらい、私としてビージースが歌う映画タイトルと同名のヒット曲(主題歌)につられてフラフラと見に行ってしまいましたが、内容に関しましては四半世紀前に見た映画で特に書きたいコメントはありませんというか…見てしまったことを十分に反省していますのでお許しを!(失笑)  (2009.02)
(新宿ピカデリー)
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 ストックホルム・ケース/STOCKHOLM 
[DRAMA]
2018:カナダ/スウェーデン作品/2020.11:日本公開(トランスファー)
監督:ロバート・バドロー
出演:イーサン・ホークノオミ・ラパスマーク・ストロング
ビー・サントスマーク・レンドール 
クリストファー・ハイアーダールイアン・マシューズ/他
何か面白いものないかなてググりまくっていたら
ムビチケのホームページで、2枚買えば100ポイントプレゼントのキャンペーン
1枚は直ぐに決まったが、もう一枚は…ん!?
「ストックホルム症候群」を題材にした映画があった
原題は「STOCKHOLM」
邦題は「ストックホルム・ケース」…何か違和感だが、まあいいか!
えっ!?実話ベースなの!こりゃ楽しみだ!

STORYは…
何をやっても上手くいかない悪党のラース
自由の国アメリカに逃れるために、アメリカ人を装い…
ストックホルムの銀行強盗を実行する
彼は幼い娘を持つビアンカを含む3人を人質に取り
犯罪仲間であるグンナーを刑務所から釈放させることに成功
続いてラースは人質と交換に金と逃走車を要求
グンナーと共に逃走する計画だったが…
警察は彼等を銀行の中に封じ込められる作戦に打って出る
現場には報道陣が押し寄せ、事件は長期戦となっていく
すると犯人と人質の関係だったラースとビアンカの間に、不思議な共感が芽生える…


まあまあ、こんなところかな!
スウェーデンはストックホルムで本当にあった驚愕の強盗事件の真相とは?と来たんだが
もっとピリピリとした事件での激しいものを想像していたが
なかなかにお馬鹿で、軽いのね…
警察も銀行も軽いノリで、イケイケ
殺されないことが分かっての…何か友達思いの悪い人じゃなさそうだし
そんな彼らが捕まっちゃっていいのか?
犯人達に共感?
そしてひと時の愛まで感じちゃうのか?
まあ今後「ストックホルム症候群」と聞くたびに
この軽さを思い出すのだろうな!
公開2日目の第1回(12:30)、200席の映画館で2割程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 SCREEN1)
2011.09format



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 SNOW ROYALE/スノー・ロワイヤル/COLD PURSUIT 
[ACTION]
2019:アメリカ作品/2019.06:日本公開(KADOKAWA)
監督:ハンス・ペテル・モランド
出演:リーアム・ニーソンローラ・ダーンマイケル・リチャードソン
ウィリアム・フォーサイスエリザベス・タイ
トム・ベイトマンジュリア・ジョーンズニコラス・ホームズ
ドメニク・ランバルドッツイブラッドリー・ストライカーマイケル・エクランド
トム・ジャクソンラオール・トゥルヒージョミッチェル・サドルバック
エミー・ロッサムジョン・ドーマン
アーノルド・ピノック/他
リーアム・ニーソンの復讐モノである!これは面白いに違いない…確信!?
模範市民である除雪作業員の息子が殺されての復讐劇なんだけど…
キレた模範市民、2つのマフィアと警察入り乱れての…噛み合わない戦いが繰り広げられる!
「タランティーノが「96時間」を撮ったらこうなる」の宣伝文句?
あれ監督はタランティーノ?
違うじゃん!
でも面白そうだから、良いか!

STORYは…
雪の町キーホーで模範市民を受賞するほどの真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマン
受賞直後、一人息子が人違いで地元の麻薬王バイキングの組織に殺されてしまう
裏で組織が糸を引いていることを知ったネルズ、復讐を決意
ある時は素手で、ある時は銃で、ある時は除雪車で
犯罪小説で覚えた手法を頼りに…一人また一人と敵を倒していく
しかし敵対するホワイトブル(ネイティブ・アメリカンの麻薬組織)の仕業と勘違いしたバイキングのボス
ホワイトブル・ボスの息子を殺害
報復が報復を呼び、ネルズと関係ない所で壮絶な潰し合いがが始まる
バイキングになかなか辿り着かないネルズ
兄(元バイキングの手下)に相談、殺し屋を雇い…暗殺を企てる
思惑が外れ、ネルズの兄がとばっちりを喰う始末
静かな田舎町で起きた久々の事件にテンションが上がる地元警察
ついにネルズはバイキングの息子を誘拐するが…
事態はまたまた見当違いの方向へ発展していくのだった…


あれ?なんだろう?
面白いっちゃ面白いけど、タランティーノぽいと言えばポイとも言えるが…
凄まじくテンポが悪い!リズムってものがない!
リーアム・ニーソン大活躍でもないしね!
笑いのポイントも随所にあるけど…なんか中途半端な感じ!
取って付けた様な演出?
ラストも…それで終わり?って感じ
予告CMの編集の方が上手すぎる!?
なんか騙された感
リーアム・ニーソンの復讐劇が全て面白いってわけではないようだ…
ちなみに隣の方…眠ってました
話は全然違うが…
TOHOシネマズ日比谷って…映画のチラシを置いていないのね
そして現在上映中の映画のポスターは1枚もなかったのね
公開2日目の第1回(10:20)、153席の映画館で7〜8割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN7)
2011.09format



 スノーデン/SNOWDEN 
[HUMAN DOCUMENTARY]
2016:アメリカ・ドイツ・フランス作品/2017.01:日本公開(ショウゲート)
監督:オリヴァー・ストーン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィットシャイリーン・ウッドリー
リス・エヴァンスニコラス・ケイジスコット・イーストウッド
メリッサ・レオザカリー・クイントトム・ウィルキンソン/他
宣伝文句…米国最大の機密を暴いた男、彼は、英雄か。犯罪者か…。
史上最大の内部告発“スノーデン事件”を描いた映画、面白そう
スノーデンをジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じるのも興味あり

STORYは…
2013年…香港
2013年6月3日、大勢の市民で賑わう香港の街中
青白い顔にメガネをかけ、ルービックキューブを手にした一人の青年が現れる
ドキュメンタリー作家ローラ・ポイトラス、イギリス・ガーディアン紙のコラムニスト、グレン・グリーンウォルドと合言葉
彼らを自分が宿泊するホテルの一室に招き入れた彼、携帯電話を取り上げ電子レンジ内に…
ポイトラスが回すカメラの前でエドワード・スノーデンと名乗る
そしてアメリカ政府による恐るべき諜報活動の実態を証明するトップシークレットを携えたスノーデン
自らが歩んできたCIAとNSAでのキャリアを語り始める
2004年…ジョージア州
9.11同時多発テロに危機感を抱き、国家の役に立ちたいと考えたスノーデン、軍に志願入隊
しかし特殊部隊の訓練は想像を絶するほど過酷だった
ある日、不注意から足に大怪我を負ったスノーデン、担当医から長期の松葉杖での生活を告げられる
「他の方法で国に尽くせ」と除隊を宣告される
そこで彼が選んだ道、自らの優秀な頭脳を活かせるCIAに入ること
採用試験で彼の資質を見抜きスカウトしたのは、指導教官のコービン・オブライアンだった
2006年…バージニア州
次のテロとの戦いの主戦場はサイバー空間にあるとト捉えているCIA
通信網を自在に操ることのできるスペシャリストを必要としていた
スノーデンは、“ザ・ヒル”と呼ばれるCIA訓練センターでサイバー・セキュリティのノウハウを学び…
そこで類稀なるコンピュータ知識を発揮、コービンに一目置かれる存在となる
またオタク風のエンジニアで教官のハンク・フォレスターとも親しくなっっていく
だが優秀なエンジニアであったハンクが教官になった背景に、恐ろしい国家の管理体制が存在することを知る
またプライベートでは、交流サイトで知り合ったリンゼイ・ミルズとワシントンD.C.のカフェで初めて対面
愛国者のスノーデンと、権力に批判的なリベラル派のリンゼイ
性格も思想も全く違っていたが不思議とウマが合い、2人は交際をスタートさせた
2007年…スイス・ジュネーブ
アメリカの国連代表部に派遣、CIAのネットワーク・セキュリティの維持を任されたスノーデンだったが
現地で彼が目の当たりにしたのは、非公開の筈の一般市民のメール、チャット、SNSから…
あらゆる情報を収集、当該者のPCで盗撮まで可能なNSAの極秘検索システム、エックスキースコアの存在
そしてそれを利用してテロ活動とは無関係の人物までをスパイとして抱き込むCIAの汚い手口
自宅に戻ったスノーデンは、リンゼイとの私生活まで盗撮されているのではないか?恐怖に駆られる
そしてある日、アメリカ大統領選の民主党候補にバラク・オバマが躍進したニュースに喜ぶリンゼイに…
CIAを辞職したことを打ち明けるスノーデン
翌2008年の大統領選挙で勝利演説に臨んだオバマ候補は…
「我が政権が目指すのは、情報を隠すことなく公開する政治だ」と公約した
2009年…東京・横田基地
民間IT企業の契約スタッフとして働いていたスノーデン、皮肉にも再びNSAでの仕事が言い渡される
政権基盤が共和党から民主党に変わったこともあり、スノーデンは心機一転
派遣先の東京に赴き、新たな非常用データ・バックアップシステム、エピックシェルターの構築に携わった
だがアメリカ政府の諜報活動はオバマ政権になっても変わっていなかった
NSAによる監視は、もはや同盟国政府や民間企業、一般市民にまでおよび
各国の通信システムばかりでなく物的なインフラも操り、テロ防止の目的を逸脱していた
極度のストレスを溜め込んだスノーデン、一緒に富士山に登る約束のリンゼイと喧嘩別れ、帰国するリンゼイ
3ヶ月後の2011年、メリーランド州にあるリンゼイの実家を訪ねだスノーデン、彼女との関係修復
リンゼイと共に歩む人生にこそ本当の幸せがあると改めて気付くスノーデンだったが…
元上官のオブライアンとNSA副長官からハワイでの新たな任務を持ちかけられる
2012年…ハワイ・オアフ島
リンゼイを伴ってハワイに赴任したスノーデン
NSA工作センター“トンネル”、これまで以上にハイレベルなアクセス権…中国によるサイバー活動の監視任務
かつて自分が構築したエピックシェルターが、ドローン攻撃などの想定外の目的に使用されている事実、ショック
更にアメリカ政府の監視プログラムが拡大の一途、自分とリンゼイの私生活までCIAに筒抜け…
スノーデンはついに祖国もアメリカを告発するという重大な決意を固め…
たった一人で決死の行動を起こすのだった


“スノーデン”てヤバイ男がアメリカ国家を揺るがしている程度の認識だったのが
ドキュメンタリー・タッチのドラマにより、実態に迫る映画の内容であった
そうか、そんな事情があったのか
正義のため、米国最大の内部告発に至った訳を知った
まあ全部が正しいかはわからないが…ドラマとしては面白かった
危機感一杯である
今だにロシアで亡命生活!許されないのね
トランプの名も出てきたが、字幕を読み切れなかった…残念
スノーデン役のジョセフ・ゴードン=レヴィットが本人の雰囲気を出している
実際に似ていいるのが良い
好演である
公開2日目の第1回(9:45)、215席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN6)
2011.09format



 スパイ・ゲーム 
[SUSPENCE]
2001:アメリカ作品/2001.12日本公開(東宝東和)
監督:トニー・スコット
CAST-1:ロバート・レッドフォードブラッド・ピットキャサリーン・マコーマック
     スティーブン・ディレイン
CAST-2:ラリー・ブリッグマンマリアンヌ・ジャン・バプティストマシュー・マーシュトッド・ボイス
     デヴィッド・ヘミングスジェームス・オーブリー
CAST-3:ベネディクト・ウォンケン・レオンエイドリアン・パンジョーグ・スタドラー
     オーミド・ジャリリアミドゥーナビル・マサドシャーロット・ランプリング
CAST-4:ホー・イー/他
サスペンス映画、中国で捕まってしまったスパイ…かつての愛弟子を救出すべく遠くアメリカ本国から画策する男、トニー・スコット監督ゆえ、もう少し派手目なものを想像してましたが…わりと静かな進行の作品です

STORYは…
中国・蘇州刑務所、予防接種に来た2人の中国人医師、スタッフの米国人・トム・ビショップ…正体はCIAエージェント、囚人の一人を救出する目的…私的行動、感電を偽装、作戦実行、救出成功?不審に思った警備員、止められた救急車、裏切り、捕らえられるビショップ… ワシントンD.C.、CIA最後(引退)の日を迎えたネイサン・ミュアー、華々しい経歴の持ち主、香港から一本の電話「ボーイスカウトがトラブルに巻き込まれた」… CIA本部に急ぐミュアー、香港の情報源、ビショップが中国で投獄された事を知る、ビショップに関する資料を求める同僚ハーカー、事の重要性を察知したミュアー、秘書のグラディスに資料の隠匿を命じる、続いてCIA作戦本部副部長フォルガー達・幹部が集まる会議室へ…ビショップに関する情報は全て頭の中にあると…事件の真相を得るべく始まる駆引き、1975年、ベトナムでのビショップとの出会い、予想外のアクシデントの中で任務を遂行し絶望的状況から帰還したビショップ…スパイとしての素質を見たミュアー、軍での立場を孤立化させ仲間に引き入れる、腕を上げていくビショップ、共に世界を渡り歩くミュアー、時に大義のため犠牲をもいとわないミュアーのやり方に傷つくビショップ、ベイルートで自らの連絡員を捨て駒に使われた屈辱、そして現地で恋した女性エリザベスとの恋、彼女の正体?ミュアーによって引き裂かれた仲、ミュアーと袂を分かつ決意、別チームへ… 上層部の動きを窺いながら…語り、手を打ち続けるミュアー、蘇州刑務所の衛星写真の依頼、大統領の訪中が迫る政治スケジュール、ビショップを見殺しにする気でいること(翌朝8時に処刑)、そして彼が蘇州刑務所から救出しようとした人間が誰かを理解する…組織に(国に)背いても守らなければならないもの…決意したミュアー


おおまかなストーリーは分かっていましたが、アレ?の状態でした、ロバート・レッドフォードは”静”、捕まっていようがブラッド・ピットガ”動”、双方が動くものと勝手に想像してました、監督がトニー・スコットですし…私の知る限り、もっと動的なものと…、アクションではなく「駆引き」「心理戦」「バカしあい」… でもケッコウ面白かった、 実は「バラニ・スカイ」とどちらを見ようと悩んだ末の選択…スパイ・ゲームの方を見て正解だったようです、「バニラスカイ」を従姉妹がコキ落ろしてました(それから…実は最近のキャメロン・ディアスが何か怖いもので…)
(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format



スパイダーマン     は、別ページとなります
スパイダーマン2   は、別ページとなります
スパイダーマン3   は、別ページとなります
スパイダーマン:ホームカミング   は、別ページとなります



スピード   は、別ページとなります



 スフィア/SPHERE 
[SF]
1998:アメリカ作品/1998.05日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:バリー・レヴィンソン
CAST-1:ダスティン・ホフマンシャロン・ストーンサミュエル・L・ジャクソン
CAST-2:ピーター・コヨーテリーヴ・シュレイバークイーン・ラティファマーガ・ゴーメース/他

STORYは…
心理学者。政府の要請。太平洋の沖合い。集められた学者達。知合いの生化学者。数学者…。プロジェクト。300年近く海に沈んでいた宇宙船の調査。深海居住施設を拠点としての活動。船内。金色に波立つ大きな球体…スフィア。いったい何なのか?海上との交信断絶。不可解な出来事。各人の恐怖の実体化。なぜ?どうして?誰?何?スフィアに囚われる?あなたは誰?
HELLO. HOW ARE YOU?  I AM FINE. WHAT IS YOUR NAME? MY NAME IS JERRY. I AM HAPPY. I WILL KILL YOU ALL.
深海からの脱出はなるか

記憶に残るシーンも多いのに…、面白かったんだか面白くなかったんだかを覚えていない…パンフを読み直しながらこれを書いているにも関わらず、他の映画(イベント・ホライゾン)とゴチャマゼになりそう。海の中か宇宙の違い、謎の宇宙船、球体、悪意?…。設定の似た映画ってありますよね。まあ、そこそこでしょう。ご覧の通り役者はそろってますし、監督も嫌いでないので、機会があればまた見てみることにしようと思う
(新宿ミラノ座)
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 スプライス/SPLICE 
[SF&THRILLER]
2008:カナダ・フランス作品/2011.01日本公開(クロックワークス)
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ   製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ
出演:エイドリアン・ブロディサラ・ポーリーデルフィーヌ・シャネアックブランドン・マクギボン/他
さて今2011年は何を見ようかと情報収集中…「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品を発見!
相変らず情報少ないな…と愚痴りながら、見たい映画リストにUP
どこかで見てきたような映画のような気もするが、そこはヴィンチェンゾ・ナタリ…何かありそうと勝手に期待
主演がエイドリアン・ブロディ!にサラ・ポーリー、メジャーじゃないか!期待度チョットUP!
(ちなみに2008年、カナダ・フランス映画)
公開初日の初回を見に行くこととした
ちなみに妻は前日公開の「アンストッパブル」を見に行ったと思っていたらしいが
こっちも何度も同じような映画を見てきたようで、かつ何のヒネリもなさそうなので見ないこととした
多分「アンストッパブル」はTVでやるであろうし…、「スプライス」は絶対にTVではやんないこと確実!

ところで渋谷で前売券を購入しようとしたのだが…
映画名を何度も確認されたうえで「取り扱ってません」の回答
もしかして前売券自体なかったのかもしれない
また映画館でパンフを購入しようと売店に向ったところ…
「パンフは作成されていないため、取り扱いはありません」とのこと
まあ全国で「7館」の上映だし、致し方ない

STORYは…
(パンフがないので自分用に細かめの記載です)
製薬会社に勤める科学者夫婦のクライブとエルザ、(クライブの弟とその他大勢)
新薬開発のためにDNA操作した新生物を誕生させる…第1ステージ完了、数年がかりの第2ステージに突入
苛立ち気味のエルザ、せっかく確立したDNA操作技術…スプライス(結合)をこのままにするのか
人間に応用!?核分裂が発生するかちょっとだけ確認したい!強引なエルザ、渋々ちょっとだけだぞとクライブ
人間と動物のDNAのスプライス
法と倫理を無視した危険な実験に身を投じてしまう科学者夫婦
成功してしまうスプライス
爆発的な核分裂を進める細胞
形を現しだす生命体
生存の危機も乗り越えてしまう(クライブとしては殺そうとしたのに逆効果)
何度も実験の中止を訴える夫クライブ、あと少しあと少し…強引に引き伸ばしてきた妻エルザ
新生命体の誕生…実験中止の最後の訴えを一蹴するエルザ、止められなかったクライブ
ドレンと名付けられた鳥状の生物(長い尾に毒針)の育成
1ヶ月が経過、鳥から人間の形態に移行…溺愛?興奮のエルザ
本業の研究にも影響、ついに弟にバレルも説得・隠蔽
妻の亡き母の廃牧場に育成地を移動
新薬開発のための段階としてDNA操作した新生物の誕生に成功したことの記者会見場
仲の良かった雌雄1体ずつがケース内で殺し合い、飛び散る血漿&肉片、パニック!
突然変異(雌→雄)が原因
早急に第2ステージの結果が求められるチーム
すっかり少女となったドレンにのめり込んでいるエルザ
研究チームからもエルザの不在が問題になる
やがて美しい女性へと成長するドレン、止まらない進化


感想として…
やっぱりいろいろと見てきた映画がアレコレと頭をよぎるのだが
「スピーシーズ/種の起源」だとか「エイリアン」だとか…
まあDNA操作という重たいテーマにチャレンジ…成功?映像も綺麗、エイドリアン・ブロディがなかなか良い
そして…何と言っても後半からラストの救いのなさが良い
こんな重苦しい気分にさせてくれたのは久しぶり…なかなか良いではないか!
但し、私と趣味の異なる方、デート中のカップルは見ない方が良いかもしれませんね
公開初日の第1回(11:10〜)、228席の映画館は2割程度の入りでした(新宿バルト9 シアター5)
2011.09format



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 スペース・カウボーイ/SPACE COWBOYS 
[SF&COMEDY]
2000:アメリカ作品/2000.11日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:クリント・イーストウッド
CAST-1:クリント・イーストウッドトミー・リー・ジョーンズドナルド・サザーランド
     ジェームズ・ガーナージェームズ・クロムウェルマーシャ・ゲイ・ハーデン
     ウィリアム・ディヴェイン
CAST-2:ローレン・ディーンコートニー・B・ヴァンスバーバラ・バブコックラーダ・シャーベジア
     ブレア・ブラウン
CAST-3:トビー・スティーブンスジェームズ・マクドナルドジョン・ハム/他
宇宙ものの(コメディ?)映画、ケッコウ酷評されていたけどコメディ映画だと思えばコレがナカナカ楽しいし腹も立たない、そんなバカなを連発しながら老人達は宇宙へ、そして地球を救ってしまうのだ

STORYは…
1958年、大気圏外(宇宙)飛行の出動要請を待つ空軍パイロット4人…チーム・ダイダロス、優秀?向う見ず、批判的な上司ガーソン…土壇場でプロジェクトは新組織NASAへ移管、宇宙に飛び出したのは1匹のチンパンジー… 宇宙への夢を断ち切られ40年、スカイラブの姿勢制御装置の設計者フランク・コービン(元ダイダロス)を訪れるNASAのスタッフ…ロシアの通信衛星アイコンの姿勢制御装置の故障、古いテクノロジー、修理のために手を貸して欲しいと…なぜ自分の装置がソ連衛星に?NASAで待っていたガーソン…改修不能、大気圏外での修理方法を知りたい…交渉、自分が行くしかない、そして信頼できるクルーとでなければ任務遂行はできないと…管制官ユージーン(昔の仲間)の出した条件…訓練、健康診断にパス…ダメなときの為に現役クルーに修理方法を教えること… 元ダイダロスのメンバーを訪ねるフランク、牧師となっていたタンク、老いてなお女好きのジェリー、フランクのライバルで命知らずのパイロットのホーク… 宇宙への夢、チーム再結成… 本当は行かせる気のないガーソン、ずるしながら、協力者(ホークとサラの恋、ジェリーと医師アン(元同僚の娘))もあり課題を次々とパス…機密事項だった4人の情報が漏れた…TV出演へ、4人を宇宙へ!盛り上る米国、苦々しい思いのガーソン… 


そんなまさか、いくらなんでもそりゃないでしょーなどと思いつつ… しかもストーリー展開もバレバレではありながら…これがなかなか面白い… 老人パワー炸裂、夢の実現に一直線(早くしないと死んじゃう…たくさんの仲間が他界)、伊達に年取ってるわけじゃない、酸いも甘いも噛み分けて…、そんな彼らを助ける人々、そして恋する女達… 隠された事実(バレバレ)に命がけの対応、残り少ない?自分の人生&幕引きは自分で決める! 最近、ハードなものが多かったので、久しぶりにのんびりと楽しんできました…
(新宿ジョイシネマ1)
2000-2009format



 すべてうまくいきますように 
[DRAMA]
2021:フランス/ベルギー作品/2023.02:日本公開(キノフィルムズ)
監督:フランソワ・オゾン
出演:ソフィー・マルソー
アンドレ・デュソリエジェラルディーヌ・ペラスシャーロット・ランプリングエリック・カラヴァカ
グレゴリー・ガトゥボワジュディット・マーレ
ハンナ・シグラダニエル・メズギッシュナタリー・リシャール/他
「わっ!ソフィー・マルソーの映画だ!」って感じで食いつきました!年代がバレるな!
観ること決定してから映画の内容を確認するという展開!フランソワ・オゾン監督作品!
「死は全ての人に必ず訪れるが、いつどのように人生をおえるかを自分で選ぶことは難しい」!
そう「安楽死」を扱った映画です!重たいネタだけど、そこは監督の手腕!「軽妙洒脱」に描かれてるようだ!
私は思う存分「ソフィー・マルソー」を楽しむこととしよう!
ちなみに「東急本店(1/31閉店)再開発」に伴いBunkamuraも大規模改修に入るので
「ル・シネマ(1・2)」も2023年4月10日で一時閉館(長期)となる!
取り敢えずこのスクリーンは一旦観納め!
今後は2022年12月4日に閉館した「渋谷TOEI(1・2)」の跡に…
2023年初夏より「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」として営業するとの情報!
良かったココどうなるのか勝手に心配してたんだよね!

STORYは…
小説家のエマニュエル、84歳の父アンドレが倒れたとの知らせを受けて妹パスカルと共に病院へ
診断の結果は「脳卒中」、命に危険は無かったが…麻痺が残り、そのまま入院することとなった
エマニュエルはベッドから起き上がれない父の姿にショックだが
元実業家で自分の手でひと財産を築いた自信家の父
同室の入院患者を口撃するなど毒舌っぷりは健在、得意のシニカルなユーモア、娘達を笑わすことは忘れない
(小説家ゆえ時間が自由?頻繁に見舞うエマニュエル)(自慢の息子だと紹介する父)
数日後
彫刻家の母クロード(病気がちでななかなか来なかった)を連れて見舞いに訪れる
夫の顔を見て「重傷じゃなさそうね」と呟き、サッサと帰ってしまう
2人は何年も別居しているが離婚はしない不思議な関係
MRI検査の結果…脳梗塞の確認
回復が見られないため転院が決定する(同室の患者から賛辞をいただくエマニュエル)
新しい病院のベッドに落ち着いた父だが
(事件…トイレが間に合わず脱糞…病院に抗議するエマニュエル)
エマニュエルの手を取り「終わらせて欲しい」と頼む父
驚いたエマニュエルは無言で父の手を振りほどいて、病室から逃げ出してしまう
その後、エマニュエルが主治医に相談
「私にもおっしゃいました、よくあることだが、気持ちが前向きになるように励ましましょう」
新たに抗鬱剤が投与されることとなる
パスカルにその件を話すと「パパは姉さんに頼んだんだ!これは姉さんへのパパの贈り物!」と拗ねる
エマニュエルの夫セルジュには「何故そんなことを頼む?何故妹ではなく?」と憤慨される
「姉妹を対立させるのが好きなのよ!」との返事に「愛情?へそ曲がり?」と呆れる夫
「両方よ!」と溜息交じりに答えるエマニュエル
夫が「尊厳死」を望んだという友人に話を聞きに行くが…スイスでの手続きを調べているうちに亡くなってしまったと
「あの人は悪い父親よ!でも父のことが大好き、友達なら良かった」と嘆くエマニュエル
「なら友達として手を貸すのよ」とアドバイスする友人
安楽死を支援する協会を訪ねる
フランスでは法律的に難しいと知ったエマニュエル
ネットでスイスの協会とコンタクトを取る
そんな中、父はベッドから起き上がり椅子に座れるところまで回復
エマニュエルは大喜びするが、父の決意は変わらなかった
スイスから来た(旅費・宿代持ち)担当者から…最期の瞬間に止めた人が1人だけいると聞いたエマニュエル
一縷の望みを抱く
夫と友達がエマニュエルの誕生日を祝ってくれた夜
パスカルから「クソ野郎が来た!」という電話が入る!緊急出動!
父が喧嘩別れした恋人ジェラール!(父は“ホモセクシャル”を公言していた!)もちろん男!
暴力を振るわれ怪我した父、「もう会いたくない」と言っていると告げるエマニュエル
本人から直接聞かないと納得しないと言うジェラール
何とか騒動が収まった時、父はまるでランチの約束をするかのように、スイス行きの日を決めよう!と
決行日が決まると…父親は元気になっていく
食欲もあり“レストラン”へ外出、友人達とも面会、倒れる前の人生の続きを楽しんでいる!?
孫の演奏会に行きたいから、決行日を遅らせたい!と言われた時には…
エマニュエルは遂に父の気持ちが変わったと…パスカルに嬉々として報告する!
だがそれも終わると、直ぐに新たな決行日を立ててしまう!
刻々とその日が近づき、上機嫌の父は友人から親戚まで大勢の人達に旅立つことを告げてしまう!
事態は思わぬ方向へと転がり始める…


映画上映時間の「95%以上」は、スクリーンに「ソフィー・マルソー」が映っている異常事態!
ソフィー・マルソーを観に行った身としては、大歓迎である!
昔から可愛かったけど、56歳となった今も「超美人さん」だし「スタイル抜群(鍛えてる)」!溜息が出るは…
きっと監督もファンだ!(何度もオファー送っての今回実現らしい)
が、まあ映画としては
(どうもこの話、作家さんの実話ベースのお話の様です)
頑固一徹だけど敬愛する父(84歳)が「脳卒中」で倒れて、言うこと聞かない自分の体に…こんなの自分じゃない!
終わらせてくれ!(死なせてくれ!)?最初こそ気が弱っただけと思っていた娘2人だが
父の本気に動き出さざるを得なくなった長女エマニュエル(ソフィー・マルソー)の葛藤と奮闘の物語
スイスにある安楽死を支援する協会との連絡
あくまで用意された毒薬を服毒するのを見守るという説明員…準備&死後の手続きを行う
そのためにはスイスまで行く必要がある…可能か?
実は“ホモセクシャル”であると公言する父の喧嘩別れした元恋人(当然男)が絡んできたり
別居して長い妻が何故に離婚しなかったかだとか…いろいろ娘に被さってくる
(ゆえに全シーンでソフィー・マルソーだらけとなる)
脳卒中からのリハビリを経て、段々と治癒していく父が、外出したり親戚に会いに行ったり…何か安心してたら
ところで「死ぬ日は●●日が良いんだけど」やっぱり忘れたなかった…とか
父が計画を他人に喋り過ぎて計画が頓挫してしまいそうになるくだり…には場内で笑いが起きる!
なんか不謹慎かももしれないが、「安楽死」という重いネタを父娘の愛情溢れる会話
娘のスタイリッシュな生活、行動、言動、妹・家族思いな態度
同室の病人が、あなたのような方が娘で羨ましいと言わせるシーン!
私だってあんなカッコいい娘が欲しいよ!
最後の最後までトラブルが続く、果たして父は死ねるのか?はたまた死を諦めるのか?
それは映画館で観てください!

観客席は、多分自分と同じ年齢層(ソフィー・マルソー世代?)のお客、および若者が多いなかに
何故にこの映画を観に来た?というようなヨボヨボのご老人達…「安楽死(尊厳死)」を望むのか?
見ていて痛々しいぐらいに超高齢のご夫婦…2人で身体を支え合って客席に着いた!
どんな気持ちで観たんだろうか?心配になってしまったよ!
なんか、こういう映画「PLAN75」とかに…
いつもご老人が群がるのが不思議なんだけど…どんなメディアで宣伝してるんだろう?
公開2日目の第1回(10:50)、128席の映画館で55人程度の入り(Bunkamura ル・シネマ2)
2011.09format



 スペル/DRAG ME TO HELL 
[OCCULT]
2009:アメリカ作品/2009.11日本公開(GAGA)
監督:サム・ライミ
出演:アリソン・ローマンローナ・レイヴァージャスティン・ロングデヴィッド・ペイマー
ディリープ・ラオアドリアナ・バラッザジョン・パクストンオクタヴィア・スペンサー/他
※心身不調時に観た映画でして…
必要最低限の項目しか記入していませんでした
公開から8年目にして、ストーリーを追記します
(感想は8年前の物です)

STORYは…
1969年
カリフォルニア州パサデナ、霊能者ショーン・サン・ディナの元へ、息子を連れた夫婦、必死の形相
息子はジプシーから首飾りを盗み、呪いをかけられた
サン・ディナは悪霊を追い払おうと全力を傾けるが、力及ばず、地獄に飲み込まれる少年
現代:〈DAY1〉
銀行の融資係、クリスティン・ブラウン、恋人の心理学部教授のクレイに相応しい地位を!夢は次長
抜け目のないライバル、スチュ、支店長ジャックスに“厳しい決断”ができるところをアピールする必要
ガーナッシュと名乗るジプシー風の老婆、不動産ローンの返済延長を求めてきた、これで3度目
出世がちらつくクリスティン、老婆の哀願を無視、キッパリとはねつける
態度を豹変させる老婆、クリスティンに飛びかかる、警備員に取り押さえられ…追い出される老婆
これでクリスティンは次長への階段を一段上がった筈だった
その夜遅く、残業を終えて駐車場に向かうクリスティン、あの老婆が待ち伏せ!
襲いかかる老婆、必死に応戦、クリスティンのコートからボタンを一つ引きちぎった老婆
「ラミア」…老婆は何かにそう呼びかけると、ボタンをクリスティンに返す
「次はお前が私に請いに来るんだ」…不気味な言葉を残して去って行く老婆
帰り道、老婆の言葉に引っかかるものを感じたクリスティン
クレイの反対を押し切り、偶然目に入った“霊視”の看板に引かれて…見てもらううことにした
霊視者のラム・ジャス、クリスティンの中に、ただならぬものを!恐怖に駆られて2人を追い出した
ラム・ジャスが見たものは恐るべき悪霊
クリスティンに悪夢とも幻覚ともつかぬ恐怖が、次々と襲いかかる
〈DAY2〉
翌朝になっても、呪いは収まる気配はなし、出勤したクリスティンを襲う恐怖の事態
銀行を早退、老婆の家に向かったが…そこには、もはや帰らぬ人となった老婆の葬儀
呆然とするクリスティン、「黙って報いを受けるのね」と冷たく言い放つ孫娘
もはや頼るのはラムだけ、訪ねてきたクリスティンに恐るべき呪いの実態を告げる
呪いの元はラミアという悪霊、3日間被害者を悩ませた挙句、最後に呪物の持ち主の魂を奪う…と
ラミアに供物として動物の命を捧げれば宥めることができるかもしれないと…助言
その言葉にすがるクリスティン、愛猫に手をかける
その夜、クレイの両親との食事会、失態は許されない
しかしクリスティンの努力も無駄、食事中に襲い来る呪い、大切な夜は最悪の夜に…
供物が効果がないほど強力な悪霊と知ったラム
1人の霊能者の力を借りるしかない…ショーン・サン・ディナ、かつて少年をラミアに奪われた女性
〈DAY3〉
クレイが謝礼の10,000ドルを肩代わり
ついにサン・ディナの屋敷で、呪いを解く儀式が始まる
だがラミアは予想を遥かに超えて凶悪、儀式の場は修羅場と化す
サン・ディナは全力でラミアを追い払うが、そのまま息絶えてしまう
もはや望みは消えてしまったのか?絶望に駆られるクリスティン、ラムが最後の手段を教えた
呪物を誰かに譲れば、呪いはそちらに行く…呪いを他人に振り替えることでしかない
クリスティンは迷う、卑怯なライバル、スチュにするか?時間はどんどん過ぎていく
ついにクリスティンは最も譲るに相応しい相手を見つけた!
呪いをかけた張本人、あの老婆だ!
深夜の墓場、豪雨の中、墓場を掘り返し、老婆の遺体に呪物を返した!
〈朝〉
クリスティンは晴れやかな顔でクレイとの待ち合わせ場所に向かっていた
ジャックスからスチュの裏切りが明るみに出て、クリスティンの昇進が決まったとの連絡
忌まわしい思い出がまつわるコートを捨て、新しいコートでクレイとの旅行に出掛けようとするクリスティン
クレイはそんな彼女に、驚くべきものを手渡した…

えっ!?これが?今やハリウッドの大物監督(兼脚本)サム・ライミ?何かの間違い?
エクソシスト系としてはアッチもコッチも消化不良な状態、それでもって…ラストは途中で露骨に分かっちゃうわ
確信犯で「B級」映画を作って遊んだか?
ちなみに邦題は「スペル」だが、原題は「 DRAG ME TO HELL 」
タイトルだけで見に行くとチョット違うかもしれない
公開3日目の第1回(11:00)、346席の映画館に25人程度の入りでした(渋谷:渋東シネタワー3)
2011.09format



 スポーン/SPAWN THE MOVIE 
[HERO&ACTION]
1997:アメリカ作品/1998.02日本公開(GAGA-HUMAX共同配給)
監督:マーク・A・Z・デッペ     製作総指揮:トッド・マクファーレン(原作)/他
CAST-1:マイケル・ジャイ・ホワイトジョン・レグイザモマーティン・シーンテレサ・ランドル
CAST-2:D.B.スウィニーニコル・ウィリアムソンメリンダ・クラーク
CAST-3:ミコ・ヒューズシドニー・ビュードインマイケル・ジャイ・ホワイト/他
アメコミの映画化、原作は最近の人気コミック…この映画が来るまでその存在を私も知らなかった、とりたてて騒ぐほどの内容ではないが、アニメ展開なので日本人には見易いかも、でも内容的に面白いかは個人のご判断で…

STORYは…
光と闇の戦い、兵士は現世から収穫された魂。闇の支配者マレボルギア。手下クラウン。悪の軍団ヘルスポーン、優秀な司令官が必要…CIA特殊工作員シモンズに狙い。クラウンは富と権力を報酬に、シモンズの上司ウィンに接触。悪魔の誘い、シモンズの命の取引き。愛する妻ワンダと静かな生活を望むシモンズ…最後の作戦と約束、テロリストの爆弾工場、罠?突然現れるウィン、どうして?なぜ?火だるまになるシモンズ、妻の名を叫ぶ、爆発する工場、地獄へ堕ちるシモンズ。マレボルギアとの対面。愛する妻に会いたい…悪魔との契約、現世に戻る条件としてヘルスポーンの指揮官になり人類を破滅させ、天国への最終戦争を仕掛ける…承諾。焼死した体での復活…焼け爛れた姿、特殊能力を持つスポーンと化している、しかも現世では5年の時が経過。それでもワンダに会いたい。かつての自分の親友テリーと再婚したワンダの姿、子供までいる…絶望、怒り、マレボルギアと対峙。事実を知らされるシモンズ。ウィンに復讐を…このこと自体がマレボルギアの計画とも知らず、現世に戻るシモンズ、暗躍するクラウン、ウィンを追いながらスポーンとしての能力に目覚めていくが、様々な疑問も…人間としての心?このまま悪魔の手先として天国と戦うのか?悩むシモンズ、孤独な戦いが始まる

アメコミ(またはTVドラマ)の映画版で感じる疎外感…当然知っているべき前提を詳しく理解していない(勉強不足でしょうが)…は、感じずに見られます、まあコミックの最初の部分を映画化しているので当然といえば当然なのですが…、またコミックに忠実であろうとしているためか、非常にコミック的なシーンの集合体として構成されており、見やすいといえば見やすい、全編を通して火が象徴的に出てきますが、あのマントは凄いと言うか、笑えると言うか、使えるのやら、邪魔そうやら…でもSFX的には、かなり執拗にやってますね、まあコレも気にして見てみてください
(新宿東急)
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 スラムドッグ$ミリオネア/SLUMDOG $ MILLIONAIRE 
[DRAMA]
2009 アカデミー賞[作品賞]・[監督賞]・[撮影賞]・[脚色賞]・[録音賞]
[歌曲賞:Jai Ho]・[作曲賞]・[編集賞]

2009 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ部門)]・[脚本賞]
2008:イギリス作品/2009.04日本公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
監督:ダニー・ボイル
CAST-1:デヴ・パテルマドゥル・ミッタルフリーダ・ピント
CAST-2:アニル・カプールイルファン・カーン/他

STORYは…
■インド中の人々が、今、テレビに釘付けになっている大人気番組「クイズ$ミリオネア」、番組の歴史上最高にエキサティングな瞬間、挑戦者はムンバイ(旧ボンベイ)のイスラム出身の18歳ジャマール・マリク、携帯電話のオペレーターのサポート…お茶汲み、学校にも行ったことのない彼が難問に正解を出し続け…あと1問で2000万ルピー(約4000万円)、いまだかつて医者や弁護士も、ココまで勝ち残ったことなし、番組ホストのプレーム・クマールにとって面白くない成り行き、生放送時間のリミット、最終問題は翌日へ持ち越し、番組終了、退場するジャマール、何か不正があると…警察に連絡したクマール、、逮捕されるジャマール ■警察、どんなずるい手段を便ったのか…拷問を受けるジャマール、殴る蹴る、水責め、電流責め、本当に答えを知っていただけだと主張、1問目「有名映画スター」に関する問題…インド人なら全員知っている、過去のエピソード、納得の警察、それなら…番組のVTRスタート、問題一つ一つ…その答えを知ることになった過去を話し始めるジャマール ■幼い頃目前でイスラム教徒だった母(イスラムに関する問題への回答)を暴徒の襲撃で亡くし&孤児となったジャマールと兄サリーム、ひとりぽつんと立っている女の子を発見、放っておけなかったジャマール、彼女を連れて逃走、少女の名はラティカ、嫌がる兄に逆らい自分達の仲間に引き入れる、3人は自分達を“三銃士”と見立て…想像を絶する究極に列酷な少年時代を手を取リ合って生き抜く、しかし孤児達から搾取するママンから逃げ出す途中…ラティカと兄弟は生き別れとなってしまう ■列車で逃げるジャマールとサリーム、売り子の手伝い&乗客から盗みを働いたり、列車から叩き出される、タージ・マハルでは焼付けの知識で観光ガイドで金を稼ぎ生き延びていた、どんな苦労にさらされながらも、決して金銭への欲望に囚われることなく…まっすぐな心と誠実さを失わないジャマール、対象的に金とパワーに貪欲となっていく兄サリーム、ジャマールの心の支え…今は何処に住むのかもわからないラティカの存在、彼女をどうしても見つけたい、兄を説得、ムンバイに戻る兄弟 ■必死の捜索、かつての仲間からの情報(100ドル紙幣札の人物の問題)、売春宿、商品とされる直前のラティカ、間に合ったジャマール達、現れるママン、拳銃で脅すサリーム、発砲、ママン射殺、財布を奪い逃げる3人、ホテルへ、サリームを嫌がるラティカ、優しいジャマール、夜の街へ出て行くサリーム…ママンを射殺したと反対勢力へ売り込み、朝…ラティカを強引に奪うサリーム、離れ離れとなる兄弟 ■警察の尋問を受けるジャマール、自らの過去を語るうちに、彼がなぜ質問の答えを知っていたのかが明らかになろていく、最初は敵意に満ちていた警部も次第に心を動かされていく、もしかしたら彼は真実を語っているのかもしれない!さらに会話を続けるうちに、そもそもジャマールが何故クイズ番組に出演しようと思ったのか、その動機が明らかにされる


映画見に行こう!と思い立った日、何にしようかなと情報誌をめくると…「アカデミー賞最多8部門受賞」の映画「スラムドッグ$ミリオネア」が公開日!監督があの「トレインスポッティング」他のダニー・ボイルであることもあり、見に行くことに決定、劇場が小さいので昼過ぎに指定回の受付に向かうと、既に2時間後の回が残り11席…滑り込みセーフ、用事済まして20分前に映画館に戻ってくれば…当日の受付は全回終了の案内、さすが「アカデミー賞8冠」の効果!恐るべし「クイズ・ミリオネア」!である
舞台はインド、題名どおり「クイズ・ミリオネア(世界80ヶ国以上で放送されるライセンス番組)」、無学の青年が難問の数々を突破、最終問題に辿り着くのだが…(なんと生番組、本日の収録終了)、どうして彼は答えを知っているのか?疑惑の司会者がインチキではと警察に通報、詐欺容疑で警察に拘束されてしまう主人公、尋問、拷問…、語られる壮絶な過去、その中で知りえたという問題の答え、果たして本当のことか?それとも嘘なのか?迷う警察、そして…彼は最終問題の待つTV局に再び向かうことができるのか…?
見終わって…まあ面白かったかな!でも「アカデミー賞 『作品賞』 」なのかな?そっちを期待して行くと疑問が残りそう、とりあえず…アカデミー賞で何らかの賞を貰った映画くらいに考えて、見た方が楽しめそうです、それから…こんなに難問続きの「クイズ・ミリオネアのインド版」!学があっても連続正解は困難だぞ!問題が出題されるたび…あまりの難しさに笑ってしまう、でもって…番組のお約束、司会者との駆引き(みのもんたほど引っ張ったり、変な顔したりはしないが)、さらに警察での尋問、答えを知ることとなった過去の壮絶な経緯…本当?嘘?クイズ$ミリオネアに参加した本当の理由?そして彼は巨額な賞金を手にすることができるのか?果たして彼の恋の結末は?てな感じかな…
ちなみに公開初日の3回目(16:00〜)、221席の映画館は満員でした(シネセゾン渋谷)
2000-2009format



 スリーパーズ/SLEEPERS 
[CLAIM、SUSPENSE、HUMAN DRAMA]
1996:アメリカ作品/1997.04日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:バリー・レヴィンソン
CAST-1:ロバート・デ・ニーロジェイソン・パトリックブラッド・ピットダスティン・ホフマン
     ケヴィン・ベーコン
CAST-2:ブラッド・レンフロヴィットリオ・ガスマンミニー・ドライバーロン・エルダード
     ビリー・クラダップジヨー・ペリーノジェフリー・ウィグダージョナサン・タッカー
     ダッシュ・ミホクジェフリー・ドノヴァンブルーノ・カービー
CAST-3:レニー・ロフティンユージン・バード/他

STORYは…
1960年代、N.Y.マンハッタン西側35丁目から56丁目、通称ヘルズ・キッチン…移民の街、貧困、劣悪環境、一つの秩序。いつも一緒の少年4人…ジョン、トミー、シェイクス、マイケル。街のボスはキング・ペニー、小遣い稼ぎの仕事。ボビー神父、少年達の良き理解者。冒険と悪戯、平穏な日々…1967年夏、いつものゲーム、ホットドッグの屋台、囮を使い店主を屋台から遠ざけるとホットドッグを盗み出す…その日は悪戯がエスカレート、屋台ごと隠してしまうことに…地下鉄の入り口、追ってきた店主、手が滑る、階段を落ちていく屋台。通りがかりの紳士に激突、重傷…少年達は、1年余の少年院行きを宣告される。ウィルキンソン少年院、サディスティックな看守達、筆頭のノークス、昼間は見せしめの暴力、夜は欲望のはけ口…レイプ…身も心もズタズタの4人、出所まで続く暴行と虐待。…1981年、ジョンとトミーはマフィアのメンバー、シェイクスは新聞記者、マイケルは地方検事補、それぞれ別の道。ジョンとトミー、レストランで食事中のノークスを見つける…射殺。裁判、検察側の担当検事にマイケル?シェイクスと裏で連絡を取り合うマイケル、この裁判を利用、過去を封印したまま、当時の看守達(残った3人)に復讐、2人の無罪も勝ち取ろうと企てていた。少年時代の犯罪記録は既に抹消、4人と元看守を繋ぐ線は切れている。キング・ベニーに相談、言いなりになる弁護士スナイダーを雇う。シナリオ通りに進みだした裁判の行方は…


ヘビーな内容ですが、なかなか面白かった(?)と…幼い頃に受けた傷がその人の人生を左右してしまう、犯してしまった過ち…やり直しはきかない、どうにかして自分の中で過去を清算しようと…足掻くのだが
それにしても凄いキャスティング…出演者の豪華なこと!出演料だけでどのくらいかかったのか知りたい気もする…
まあそれは置いといて…私はこの映画を見ている際、途中まで大きな勘違いをしてました、最初に語り手がシェイクス(ジェイソン・パトリック)であると判るセリフがあるにも関わらず、どこでどうしたものか…マイケル(ブラッド・ピット)が語っていると勘違い!途中で???なんか変?違和感!やっと序盤の件を思い出して頭をリセットして…間に合いましたが、失敗感が残ってしまいました
※スリーパーズとは…「少年院に9ヶ月以上収容された人」をさすスラングです
(渋東シネタワー1:渋谷)
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 スリー・ビルボード 
/THREE BILLBOARDS OUTSIDE Ebbing,MISSOURI
 
[SUSPENSE]
2018 アカデミー賞[主演女優賞]:フランシス・マクドーマンド、[助演男優賞]:サム・ロックウェル
2018 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ部門)][最優秀主演女優賞][最優秀助演男優賞]
[最優秀脚本賞]
2018 キネ旬[外国映画賞][外国映画監督賞]
[読者選出外国映画_第1位][読者選出外国映画_監督賞]
 
2017:アメリカ・イギリス作品/2018.2:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:マーティン・マクドナー
出演:フランシス・マクドーマンドウディ・ハレルソンサム・ロックウェル
ルーカス・ヘッジスキャスリン・ニュートンジョン・ホークス
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズピーター・ディンクレイジアビー・コーニッシュ
クラーク・ピーターズサマラ・ウィーヴィング/他
地味な映画館予告CM、何が何やら分からない映画なんだけど
興味をひくんだな…これが
ネットで観てみれば、より興味もわいてきたな
ゴールデングラブ賞主要6部門ノミネートの末に
「最優秀作品賞(ドラマ)」「最優秀主演女優賞」「最優秀助演男優賞」「最優秀脚本賞」
を受賞、アカデミー賞を前に観ておきましょう!

STORYは…
アメリカはミズリー州の田舎町エビング
迷ったやつかボンクラしか通らない寂れた道路に立ち並ぶ3枚の広告看板
ある日突然メッセージが現れる
「レイプされて死亡」「犯人逮捕はまだ?」「なぜ?ウィロビー署長」
それは…7ヶ月前に娘を殺されたミルドレッドが一向に進展しない捜査に腹を立てて…
エビング広告社のレッドと1年間の契約を交わして出した広告
自宅で妻や2人の幼い娘とイースター・ディナーを囲んでいたエビング警察署のウィロビー署長
パトロール中に看板を見つけたディクソン巡査から知らせを受ける
翌日、エビング広告社に乗り込んだディクソン
レッドに「警察を敵に回すのか?取り外せ」と凄む、法的には問題なしとはぐらかすレッド
黒人被疑者に暴力を振るう等、何かとトラブルを起こすディクソンだが、ウィロビーを父のように慕っていた
一方、ミルドレッドは追い打ちをかけるように、ニュース番組の取材に応じ
犯罪を放置している責任は署長にあると答える
努力をしている自負するウィロビー
ミルドレッドを訪ね捜査状況を丁寧に説明するが
そうやって弁解しているうちに、別の子が犯されているとはねつける
仕方なく、末期ガンのために先がないことを告げるウィロビー
町中の人が知っていると平然と答えるミルドレッド
知っていて広告を出したのかと驚くウィロビー、死んだ後じゃ意味ないと不敵に言い放つミルドレッド
町の多くの人々は、人情味あふれるウィロビーを敬愛していた
広告に憤慨した彼等のうち…神父はミルドレッドを説教、反対に侮辱され追い返される
歯科医は診察に来たミルドレッドの歯を麻酔ナシで抜こうとして…逆襲
いまや町中がミルドレッドを敵視するなか…一人息子のロビーからも激しい反発を受ける
一瞬でも姉の死を忘れたいのに、学校からの帰り道に並ぶ看板、毎日その事実を突きつけられる
さらに離婚した元夫のチャーリーも「連中は捜査よりお前を潰そうと必死だ」と忠告
事件の1週間前に娘アンジェラが父親と暮らしたいと泣きついてきたこと
動揺するミルドレッド
「ママといろと言った、そう言わなければ、死なずに済んだ」とチャーリー
反抗期真っ盛りの娘に、最後にぶつけた言葉を深く後悔するミルドレッド
警察を追い詰めて捜査を進展させるはずが、孤立無援となっていくミルドレッド
さらにある晩、ウィロビー署長が拳銃で自らの命を絶ってしまう
ミルドレッドはもちろん、この広告騒ぎに関わった全ての人々の人生さえも変えてしまう…
衝撃の事件、エビングの町は騒然となる
ウィロビーが愛する妻のアン、ディクソン、ミルドレッドに遺した手紙
彼等の考え方を改めさせ、同時に決意を強くさせるのだつた…


今日は朝一から歯医者の予約が入っていたので、昼跨ぎの回になっちゃっいました
どこが最も最適か?新宿に出ることとしました、お昼ご飯をどこで食べるかも含めて…決定です
でですね…
映画ですが、正直なところ、そんなに騒ぐほどの内容ではなかったな
いまだ人種差別が平然と残っていること、被害者差別、ん?
早く犯人を捕まえて欲しいので…スリー・ビルボードに打って出る
ところが町中の人々に愛されている温厚なウィロビー署長
自殺しちゃうの!?事件とは関係なしに…
警察署の放火バレバレなのに捕まらないのは何故?
窓から投げられても訴えないの?
最も反抗的だったディクソンが、手紙、大火傷なのに「愛」に目覚める?
もう何が何だかな〜?面白いのか良く分からない
まあ病んだアメリカが素直に描かれているって…いうことくらいかな
↑自分で書いてて何だか良く分からない↑
なんか途中から時間ばかりが気になる
これでゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ)なのか
ちなみに今期のアカデミー賞は本命不在なんだそうだ
まあそんな程度かな
おっと!ネット上の評価高いな…
迎合する気はないので、評価はこのままでいいか
公開3日目の第2回(11:40)、501席の映画館で4割弱の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN9)
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 スリーピー・ホロウSLEEPY HOLLOW 
[MYSTERY、HORROR]
2000 アカデミー賞[美術賞]
1999:アメリカ作品/2000.02日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:ティム・バートン     製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ
CAST-1:ジョニー・デップクリスティーナ・リッチミランダ・リチャードソン
     クリストファー・ウォーケン
CAST-2:マイケル・ガンボンマーク・ピッカリングキャスパー・ヴァン・ディーン
     イアン・マクダーミドマイケル・ガフクリストファー・リージェフリー・ジョーンズ
     リサ・マリーリチャード・グリフィス
CAST-3:レイ・パーク(首なし騎士のスタント)/アラン・アームストロングマーティン・ランドー/他
実体とかけ離れた宣伝コピー「月夜の晩は、なくした首がすすり泣く」はいただけないが、内容的にはナカナカ良かったホラー映画、この時期(2000年)たくさんの映画に出てノッていた感のあるジョニー・デップ主演映画

STORYは…
NY郊外、スリーピー・ホローの村に発生した奇怪な事件”首なし騎士”による、連続”首なし”殺人事件…
1799年、ニューヨーク市警捜査官イカボッド・クレーン…科学的捜査の導入を主張、周りから煙たがられる…科学的捜査で犯人を連れて来いとの命令…行き先はスリーピー・ホロー。馬車で2日、村の大地主バルタス・ヴァン・タッセルの屋敷に到着。パーティーの最中、ゲームに興じる女性(地主の娘)カトリーナに惹かれる…、部屋を提供する大地主。村の長老の集まる部屋、犯人の心当たり?…”首なし騎士”…20年余前の独立戦争、村で殺された鬼人のような強さ・外見のドイツ人騎士の亡霊…迷信だ!被害者は村長ピーター・ヴァン・ギャレットとその息子、ウィンシップ未亡人の3人…。その夜、新たな犠牲者…ヴァン・ギャレット家の元使用人。葬儀のなか、父の復讐のために捜査の協力を申し出るヤング・マスバス。そして、長老の1人(判事)が耳打ち「犠牲者は5人いる」 死体検分…4人分の死体?未亡人のおなかに…刺し殺された…。なぜ判事は知っていたのか?問い詰めるその場に、”首なし騎士”の出現、判事の首が切られ持ち去られるのを目の当たりにしてしまう…”首なし騎士”は実在した…どうするイカボット?


昨今のホラー・ブームは分るが、この映画に付けた宣伝文が「月夜の晩は、なくした首がすすり泣く」 …実体と離れ過ぎ…スプラッター・ホラーじゃ無いんだから…この映画の本当のところ「主」は”魔女狩り”で、”首なし”は「従」でしょ!分りやすい一つの象徴ではあるが他に付けようがあったと思うのに(同様な露骨な例としては「6days、7nights」!…いまだに頭にきている状況を継続中)
まあ上記宣伝文句はひとまず脇に置いといて…映画自体は結構気に入りました!恐いと言うよりは面白かった、一体誰が「魔女」なのか?(比較的容易に分りますが…)、ストーリーはOK!それからキャスティングもナカナカ凄い(と思っているのは私だけ?→)!前作「ラスベガスをやっつけろ」と同一人物とは絶対に思えないジョニー・デップを始め、クリスティーナ・リッチ(彼女も「ラスベガスを…」に&アダムス・ファミリー、仏頂面も今回は…)、クリストファー・ウォーケン、リサ・マリー(マーズ・アタックの火星人)…その他にも…よくもここまでと… 映像もGOOD!暗く沈んだ画質は映画を盛り上げてくれます!セットでは本当に一つの街(村)を造るなど力(金)入っています!SFXの騎士自体も凄いが、走っている人間が首を切られるシーンは見事! 返す返すも残念なのが「宣伝文」!
そうだ、字幕のミスというか訳者の勘違いというか…流行り(注:この映画は2000年公開です)の言葉「ミレニアム(千年紀)」を誤使用している…1800年は100年単位の区切りであり…「世紀末」とするのが正解でしょ!
(新宿プラザ劇場)
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 355/THE 355 
[ACTION]
2022:イギリス作品/2022.02:日本公開(キノフィルムズ)
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ジェシカ・チャスティンダイアン・クルーガーペネロペ・クルスルピタ・ニョンゴファン・ビンビン
セバスチャン・スタンジョン・ダグラス・トンプソンレオ・スター
エドガー・ラミレスジェイソン・フレミング
シルヴェスター・グロートラファエル・アクロークデヴィッド・ユー/他
「大怪獣のあとしまつ」で落胆!
お口直しに何か観なければ治まらない状況
家族からも何か面白い映画を観に行ったら?との言葉
ここは痛快そうなスパイ・アクション映画「355」にしてみよう!
笑えなさそうな「ゴーストバスターズ/アフターライフ」は避けてみました…

STORYは…
-コロンビアのどこか-
犯罪組織のボスであるイライジャ・クラークが麻薬王サンティアゴを訪ねる
麻薬に代わる新たな取引!その息子ジェロニモが操るデバイス
上空を飛ぶ貨物飛行機を落として見せる
皆殺しにするクラーク
情報を得ていたコロンビア特殊部隊が急襲、逃げるクラーク、デバイスを隠す特殊部隊の男…
-アメリカ-
米バージニア州ラングレーのCIA本部に深刻な情報がもたらされる
コロンビアの麻薬王の息子が開発した危険な秘密兵器が盗み出されたと!
その兵器とは…最先端のアルゴリズムが組み込まれたデジタル・デバイス
あらゆるセキュリティを潜り抜け、世界中のインフラや金融システムなどを攻撃できる
その恐るべき万能デバイスが国際的な犯罪組織やテロリストの手に渡れば…
世界秩序は脅かされ、第三次世界大戦さえ誘発しかねない
麻薬王の豪邸でデバイスを手に入れたコロンビア人の特殊部隊隊員ルイスは現在パリに潜伏
アメリカ政府に現金300万ドルとの交換取引を持ち掛けていた…
-フランス・パリ-
この非常事態に対処するため、CIAはトップクラスの格闘術と潜入スキルを誇る女性メイゾン・“メイス”・ブラウンと…
相棒のニック・ファウラーをパリに送り込む(新婚旅行中のアメリカ人カップルという設定)
オープン・カフェでルイスとの取引を試みるが…カフェの店員に成りすましたブロンド女にバッグを強奪される
猛然と追跡するメイスだが…地下鉄の線路に逃げ込んだ女を取り逃がす(どうやって電車に乗った?)
しかも地上でルイスを追っていたニックが殺されたと上司ラリー・マークス長官から知らされたメイス…ショック!
カフェで横やりを入れた女の素性は、BND(ドイツ連邦情報局)の武闘派工作員のマリー・シュミット
しかし彼女が奪ったバッグからもデバイスは見つからず
ルイスが持ち去ったと判明!マリーは任務の継続を上司に訴える
ロンドンに飛んだメイス、MI6の友人でサイバー・インテリジェンスの専門家ハディージャ・アディエメに協力要請
もう仕事は辞めたという彼女、今はパートナーと幸せに暮らしていると…、必死に説得するメイス
メイスと共にパリに渡ることとなったハディージャ(見送ってくれるパートナーのアブドゥル)
(マリーは上司ジョナス)
埠頭に現れたルイスをマークするが、またもやマリーと鉢合わせ…激闘を繰り広げる
その際にテロ組織が放った殺し屋がルイスを銃撃してデバイスを強奪、ボートで逃走
アパートに逃げ込んだルイス、訪問者…コロンビア国家機関からルイスを連れ帰るよう依頼されたのは…
心理学者でルイスのカウンセラーのドクター・グラシエラ
ルイスが死亡、この部屋に現れたマリーに連れ出されたグラシエラ、マリーの隠れ家へ
それを見つけ出すメイスとハディージャ、睨み合うメイスとマリー
ハディージャの説得、組織を越えて手を結ぶことに同意
ルイスが死に際にグラシエラに渡したスマホをハディージャへ…解析
デバイスの追跡アプリを発見!今は“モロッコ”にある!
困ったことにこのスマホ、今となってはグラシエラの指紋でしか起動できない!
半ば強引にモロッコに連れていかれるグラシエラ
-モロッコ・マラケシュ-
殺し屋の足跡を辿ってマラケシュにやって来た4人
大勢の一般市民でごった返す市場で敵の刺客達を始末、巧みな連係プレーでデバイスを確保する4人
ラバトの最も近くにあるCIA支局に向かうこととした4人、メイスの上司マークス長官にデバイスを渡す
(CIA支局に謎の侵入者)
祝杯をあげる4人だが…それも束の間、世界中で次々と旅客機が墜落していると言う不穏なニュース
胸騒ぎの4人、CIA支局にUターン、殺されていたマークス長官、消えていたデバイス
突入してきたグレイディ率いるCIA部隊、メイス達を有無も言わさず一方的に攻撃
反撃のうえ制圧、生き残ったグレイディを拘束、足を撃つ、止血しなければ死ぬ!
デバイスの行き先を聞き出す…上海でオークションに掛けられるという情報
今や様々な闇社会の勢力がデバイスの凄まじい威力を知り、血眼になって我が物にしようと動き出す
もう降りるというグラシエラ、ここに残る方が危険、一緒にいた方が安全と説明!已む無く付いていくグラシエラ
-中国・上海-
警戒厳重な上海のオークション会場に潜り込みデバイス奪還作戦を実行する4人
女子トイレからダクト内に潜入するハディージャ、通信・作戦指示を担当
大富豪に色仕掛けとカウンセリング能力で情報を得るよう指示されるグラシエラ
大量のオークション品から“壺”がデバイスと判明
会場内を調べるメイスとマリー
そんなメイスの前に、思いもよらない裏切者が立ちはだかる!
二度と失敗が許されないミッションを成し遂げる事ができるのか?
デバイス争奪戦の背後に暗躍する真の黒幕の正体とは…?


「怪獣のあとしまつ」の後なら大概の映画は面白く見えるだろうな!
しかし、そんなこと抜きにしても豪華女優陣による痛快なアクション映画であった!
(まあストーリー自体は今までどこかで観てきたもののミックスではある)
(結構突っ込みどころ満載である)
ただ最近の中国資本の流入、興行成績を鑑みてか、中国びいきに過ぎるのがチョット鼻に着くかもしれないが
まあ気にならなければ問題ないと思う
ジェシカ・チャスティン、ダイアン・クルーガー、ペネロペ・クルスの美人女優のアクションは見事!
うーん、やはりファン・ビンビンは役柄・設定からして取って付けたようだな…悩ましい
しかし久しぶりに観たペネロペ・クロスは相変わらず美人だな!48歳?見えないな〜
今回は、一般人(セラピスト)がひょんなことから、事件に巻き込まれて世界を駆け巡ることになるという
なんともコミカルであり、シリアスな役柄を演じていると思う
で、ジェシカ・チャスティンとダイアン・クルーガーは両者ともに美人ではあるが
変装してしまうとどっちがどっちだか分からなくなり、チョット混乱!まあ直ぐに慣れるが…
まあ安く観られる手段があれば、それを駆使して見ると良いと思う
ちなみに「355」は何と読むべきかで悩んだが…
劇中でジェシカ・チャスティンが「ザ・スリー・ファイブ・ファイブ」と言っていたので
ここの位置に配置いたしました!
公開5日目の第1回(9:50)、397席の映画館で1割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN5)
2011.09format