行・ 作品・海外






 ノア/約束の舟/Noah 
[ADVENTURE]
2013:アメリカ作品/2014.06日本公開(エンタテインメント)
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ラッセル・クロウジェニファー・コネリーエマ・ワトソン
ダグラス・ブースローガン・ラーマンレオ・マクヒュー・キャロル
アンソニー・ホプキンス/レイ・ウィンストン
 フィン・ウィットロックケヴィン・デュランドマーク・マーゴリス/他
私が映画を観始めたのが「十戒」「ベン・ハー」「天地創造」の聖書3部作?
その後単発で「キリスト」ものが、若しくは「悪魔」ものが繰り返されてきましたが…
久しぶりの「ノアの方舟」!
監督がまさかの、ダーレン・アロノフスキー…一体どんな演出をしてくれるのか期待!
役者陣も…ラッセル・クロウを始めに、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス…
これは観ねば!でしょう!
※注意:私のことを昔から知っている方へ!
私が「ノア」を観るからと言って、キリスト教某宗派に戻ることはありませんので、勘違いなきように…
特に田舎の「●」への報告は無用である!私は「排斥処分」されてるからね!
それでなくても最近互いの間で禁句としてきた「戻ってこないかい」を言い出したのだから…

STORYは…
ある夜…ノアは眠りの中で恐るべき光景を見る
それは堕落した人間を滅ぼすため、全てを地上から消し去り…新たな世界を創るという神のお告げ
大洪水が来ると知ったノア、家族と共に罪のない生物を守る方舟の建設を始める
やがてノアのちちを殺した宿敵トバル・カインの計画を知り…舟の奪取を目論む
方舟に収容されていく動物達、遂に大洪水が始まる
閉ざされた方舟の中…ノアに託された驚くべき使命(ノアの解釈)を打ち明けられる
方舟に乗ったノアの家族の未来は?人類が犯した罪とは?
そして世界を新たに想像するという途方もない約束の結末とは…?


久しぶりの聖書物(旧約聖書)を観てまいりました!
単純に感想を言えば…ダーレン・アロノフスキーの商業的な目を通すとこうなっちゃうのか?といった感じ
聖書が本当の史実とは全く思ってませんが、物語としては皆が知っているお話だけど…
このような映画が堂々と出てくるっていうことは、世の中変わったか?
ノアの方舟(大洪水)に関する聖書の記載は脱力するくらい僅か(創世記6章5節〜9勝19節)
基本、旧約聖書聖書の神(ヤハウェ)の命令に従うはノアの家族だけ←8人だけしか信じていない神!
聖書では…ノアと妻、子供3人と妻(聖書では「妻3人」だよ!)が、神に従うんだけどね…
方舟を作るノア(600歳位)、周囲は飲めや歌えの大騒ぎ!本当に大雨が始まってから助けてくれの大騒ぎ!
(聖書の最初の頃の登場人物は1000歳弱です)
しかも本来なら3兄弟には妻がいるので、発生しない問題が…今回設定ではノアが600歳で子供の嫁問題!
更にノアは神の言葉を人類滅亡に取ったがゆえの混乱
でも600歳にして孫の顔に揺らいだか…600歳で?ジェニファー・コネリーのナーマも600歳前後か?
長男セムは100歳位だから、エマ・ワトソンも100歳位の役ってことですね…
もしかして三男ヤフェト(ヤペテ)にしても私より年上か?笑おう!
で、今回(映画的に)感心しているのが方舟の形!
8人で世界中の動物をつがいで乗せられる方舟(あれ?そう言えば食物はどうしたんだっけ?)
長さ300キュビット、幅50キュビット、高さ30キュビット(3層)の箱
(1キュビット=肘から中指突端までの長さ)
方舟だから、箱型の舟だよね!舟の形違うのはダメだよね!(ちなみに1キュビット=45cm位)、正しい!
ワインで泥酔していたノア…全裸(また聖書的には事件になるんだれどね)
聖書的には、一旦人類は8人からリセットされるんだけど…バベルの塔の頃には凄い人数になってるんだよね
言語の混乱を起こすほどの人数ですからね!
ちなみに、「アララト山」に漂着したとされるノアの方舟ですが…
アララト山てトルコにある山、標高5,165m!さてとそんなとこから生活が出来ますかね?
今でも現物を見たという報告がなされているそうです…嘘っぽいですね!
ただ世界史的には同じ頃に大洪水はあったよようです

今回特に注目したのはエマ・ワトソン!
ハリー・ポッター・シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役からどれだけ変われるか!
実力者ですね…今後も期待して観ていきます!美形ですしね…

そうそう、キリスト教(新約聖書)の世界の方々にとっては…旧約聖書の世界は何でもアリなんでしょうかね?
私的には他チョットばかりガッカリでございました!
キリスト教に接点のない日本の多くの方には、かなりの誤解を招くこととなるでしょうね!
堕天使が天(神)の世界に帰れるんですね…簡単に、そんなキャラはいないよ!
ああ〜、その位の乗りで神の国に行けるってか?笑うな…
まあ、知ったこっちゃありませんが…

あっ、そうそう忘れてました…
聖書(旧約聖書だろうが新約聖書だろうが関係なし)の神は怒りと破壊の神であり、炎に象徴されています
多くの犠牲を強いることを何とも思っていません
貢物(命)を差し出すことを平気に思っています(命と引き換えです)、肉親の命でさえ要求します!
自分を信じる者しか救わない…セコイ神様です!
私は日本人で良かったです!
みなさん、宗教には注意いたしましょう!
公開初日の第2回(12:30)、646席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7)
2011.09format



 ノイズ/THE ASTRONAUT’S WIFE 
[SF]
1999:フランス作品/2000.02日本公開(GAGA-HUMAX)
監督:ランド・ラヴィッチ
CAST-1:ジョニー・デップシャーリーズ・セロン
CAST-2:ジョー・モートンニック・カサヴェテスクレア・デュヴァルドナ・マーフィー
CAST-3:ブレア・ブラウン/他
使い古しのストーリーを寄せ集めて作ったようなSF映画、特になんという目新しさもないは、映像が付いてこないは…、公開1週後に1288席から209席の映画館に移動させられた作品

STORYは…
宇宙飛行士スペンサー、妻ジリアン。宇宙からの連絡…真上にいる。作業中の事故。「2分間の交信断絶」、回収、緊急帰還。事故にあった2人の治療…(もう1人の)アレックスの死…異常な行動、自殺する妻「私の中に彼がいる…」(ラジオを抱えての感電自殺)。宇宙飛行士から航空機会社に転職するスペンサー。PARTY。あまりに一方的なSEX…ラジオのホワイト・ノイズを聞く夫。宇宙で何があったの?妊娠…双子、ジリアンの不安…精神的な病気…人の生死が見える。NASAの調査員リースからの接触、スペンサーは別人?アレックスの妻も双子を身ごもっていた…、夫の開発する戦闘機にも2つのコンピュータ、何が起きてる?真実を知りたい、リースへコンタクトを取るたびに現れるスペンサー?恐怖?リースの死、届いた鍵…ビデオ・テープ、語られる事実…夫に何が起きたのか?自分が身ごもったのは?


ローズマリーの赤ちゃんの宇宙版の使い古し的ストーリーです、何か新しいものが盛り込まれているものと思いましたが…
「ブレア・ウィッチ」を公開初日に見に行ったときにビデオ・テープを配っていたのが、映画本編に出てくる「テープ」と同じ映像のものです…何かありそうと期待して前売りを買ってしまったのですが… 「思念」の映像は不満…
2/26「新宿ミラノ座(1288席)」で公開、1週間後に「新宿東急(763席)」に劇場変更の予告で、実際は「シネマミラノ(209席)」へ移ってました、席数激減!まあ内容相当の規模!金返せ!っていったとこでしょうか…
2000-2009format



 ノーカントリー/NO COUNTRY FOR OLD MEN 
[SUSPENSE]
2008 アカデミー賞[作品賞]・[監督賞]・[脚色賞]
2008 ゴールデングローブ賞[脚本賞]・[助演男優賞:ハヴィエル・バルデム] 
2007:アメリカ作品/2008.03日本公開(パラマウント・ジャパン)
監督:コーエン兄弟(ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン)
CAST-1:トミー・リー・ジョーンズハヴィエル・バルデムジョシュ・ブローリン
CAST-2:ウディ・ハレルソンスティーブン・ルート
CAST-3:ケリー・マクドナルドベス・グラントギャレット・ディラハントロジャー・ボイス
     テス・ハーパーバリー・コービン
CAST-4:ザック・ホプキンスジーン・ジョーンズトレント・ムーアマルク・マイルス
     ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ/他
第80回アカデミー賞において「最優秀作品賞」を受賞!そして「最優秀監督賞…コーエン兄弟」「最優秀助演男優賞…ハビエル・バルデム」「最優秀脚色賞…コーエン兄弟」…以上の4賞を受賞、そう言えば長く見てなかったコーエン兄弟作品ということで…久しぶりです

STORYは…
■テキサスの田舎の道、捕えられる男、押収されるガスボンベ ■保安官事務所、電話中の保安官、背後に忍び寄る男、手錠を使い首を締め…殺害、取り返すガスボンベ、パトカーで逃走 ■サイレン、止められる車、ガスボンベの男、金具を額に当てられ…戸惑う運転手、ガス噴出…頭を撃ち抜く!車を乗り換える男 ■ハンティング中の男ルウェリン・モス…ベトナム帰還兵、鹿に着弾…追跡、偶然!ピックアップ・トラック5台&死体の山を発見、トラックの荷台に大量のヘロイン、麻薬取引現場?唯一の生存者…脱水症状で動けず、銃を奪う、金は何処?持って逃げた奴…来た方へ逃げるもの、血痕&タイヤ痕を追うモス、木陰に死体…傍らのバッグに200万ドル!金を奪う ■自宅のトレーラー・ハウス、床下に隠す銃、部屋へ、妻カーラの嫌味 ■夜、心配で眠れないモス、水を汲んで再び現場へ、脱水症状の男…死亡、崖上を振り返る、もう1台の車…追手!タイヤを撃ち抜き&モスへ攻撃…肩に銃弾、懸命に自宅へ、車から身元が割れる!身の危険、妻に実家に行くよう命令、自分は大金入りカバンを持ち…逃げ切ってみせる!早速の襲撃、逃走 ■ガソリンスタンド…ガスボンベの男、主人に理不尽な質問と指示、命懸けのコイントス!当てた主人、去っていく男 ■金が奪われた現場、回収に雇われたガスボンベの男アントン・シガー、状況確認、案内のメキシコ人…麻薬密売人をその場で始末、手にした受信機、燃やされる車、追跡開始 ■通報、現場に向かうエド・トム・ベル保安官と部下ウェンデル、プレートの外されたモスのトラック、死体の山…中に新しい死体、消えている積荷、事件は二重に発生、プロの手と判断、モスが事件に巻き込まれた…?

上にも書きましたが…第80回アカデミー賞において「最優秀作品賞」を受賞した映画です、同時に「最優秀監督賞…コーエン兄弟」「最優秀助演男優賞…ハビエル・バルデム」「最優秀脚色賞…コーエン兄弟」、以上の4賞を受賞、特にハビエル・バルデムの殺し屋に興味あり
銃撃戦の結末を迎えてしまった麻薬取引現場を発見…大金を手にする男、それを目撃されたと知り…逃げる男、事情を説明して妻をも逃がす…決着がつけば遊んで暮らせると!彼を追う殺し屋…自身の持つ価値観とルールにより殺人を重ねながら目標を容赦なく追う男、時代の変化を嘆きながら事件を追う引退間際の老保安官、三者三様の世界の中、事件はどう決着を見せるのか…
うーん、途中までは面白かった、ハラハラドキドキ!無表情の殺し屋アントン・シガーは怖い、独自の価値観により人に死をもたらす「死神」のような男
目的遂行に必要なら実に簡単に一般人を殺す、特に通りすがりのガソリン・スタンド店主にコイントスを強要するシーンは「死神」そのもの、(「死神」と「コイントス」…同じような映画を続けて見ることになってしまいました…「死神の精度」)、圧縮空気が凶器…そんなバカなと思ったが、割と使えるのだこれが!実は屠畜用の道具、食肉用の牛の頭にボルトを撃ち込み…確実かつ一瞬であの世送りにするもの、凶器には見えないが…破壊力バツグン、銃弾も弾痕も残さず、(ちなみに銃も使うには使うけど…容赦ないよ)、しかも自身が怪我を負っても…自ら治療、痛みを感じないのか?痛みすら自身の制御下に置かれているのか?ケッコウ気持ち悪いぞ!こんな男から逃げねばならない男・モスも必死!知恵を絞り、警戒に警戒を重ねて…ギリギリまで迫る「死神」から逃げ続ける…コッチも大変、そんな2人(事件)を負う引退間際の老保安官ベル…
話しは変わりまず、この映画の原題は「NO COUNTRY FOR OLD MEN」でして…、アイルランドの詩人W・B・イェイツの詩からの引用で「(あれは)老いた者たちの国ではない」=「誰も…老いや死から逃れられない」と言うこと、つまり「ノーカントリー」だけでは「国でない」or「国ではない」…一体何のことやら分からないのだ!まあ長いタイトルでは営業し辛いからなのだろうが…短縮されてます、もし最初から正しいタイトルを知っていればチョット映画の見方が変わったかもしれない(まあ「死神」のインパクトが強いので…変わらなかったかもしれないが…)
前述のとおり途中までは面白かったんですが、ラストあたりが不満、妻の生死は?(原作には書かれているシーンがない)、なぜに中途半端にしたのか?でも見終わってパンフ見て…原題を知れば想像できる(まあこのネタも触れられていた)、それからラストの夢の話…抽象的な内容で判らないでもないが…実際には判りづらい、これも原題を知っていれば少しはクリアになるのだが…、んっ!逆に考えると…原題から判ってしまう状況は避けられたとも言えるか…どっちを取るかは難しい問題かもしれない、でも実際のところは「営業的」に短くしたんだろうな…多分、まあこのあたりの不満のために少し評価を下げました
ちなみに公開8日目の第2回(12:30〜)、406席の映画館は3〜4割程度の入りでした(新宿グランドオデヲン)
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 ノースマン/導かれし復讐者/THE NORTHMAN 
[ACTION & DARK FANTASY]
2021:アメリカ作品/2023.01:日本公開(パルコ/ユニバーサル映画)
監督:ロバート・エガース
出演:アレクサンダー・スカルスガルドアニャ・テイラー=ジョイ
ニコール・キッドマンクレス・バングイーサン・ホークオスカー・ノヴァク
ウィレム・デフォービョーク/他
9世紀のスカンジナビア地域の島国の王位略奪に対する元王子の復讐劇!
ともかく出演陣が豪華!アレクサンダー・スカルスガルド、ニコール・キッドマン、アニャ・テイラー=ジョイ、
イーサン・ホーク、クレス・バング、ウィレム・デフォー、ビョーク…これは凄いことになってるんではないかと期待!
ともかくこれは抑えておきましょう!ってなワケです!
そして…
自分の映画鑑賞ライフの「劇的変化の日が迫る」!たぶんこの映画が通常「一般料金」で観る最後の映画!
いよいよ次に観る時は、まさかまさかの「シニア料金:1200円」!
映画観続けて50数年(半世紀以上か)!自分にこの日が来るなんて思ってもいなかった!
ということで、これまで利用し続けてきた「デジタルムビチケ」もこれが最後です!
これまで貯めたポイント「1439p」を一挙放出!「61円」のカード決済!

STORYは…
9世紀のスカンジナビア地域にある、とある島国(バイキングの時代)
まだ幼き王子アムレートは、戦地から帰還した父オーヴァンディル王を母ダートルン王妃と共に出迎える
王と一定の距離を保つ弟フィヨルニル候、帰還を祝う宴、道化ヘイミルの悪ふざけ
戦闘で怪我を追ったオーヴァンディル王、アムレートの成人の儀式を急ぐ!
深夜に執り行われた…ヘイミルが仕切る土着宗教(自然崇拝)的な儀式!
絶対的・死守すべき血脈、何かがあった場合の復讐についての約束事が継承される
翌朝、儀式の場から出た直後、飛んできた矢
王の弟フィヨルニル候とその一派が攻め込んでくる!
逃げろ!走るアムレート!首を落とされる王!追い来る敵に一刃の攻撃…逃走!
村を制圧するフィヨルニル一派、強引に連れ去られる母ダートルン王妃
王を宣言するフィヨルニル王!
隠れ見ていた10歳のアムレートは「殺された父の復讐と母の救出」を誓い、小舟で外洋に逃れていく…
数年後
東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返す獰猛なヴァイキング戦士の一員となっていたアムレート
(1人で逃げてきた少年を見所あると仲間に加えたヴァイキング)
ロシアの地、村を襲撃(先頭を任されるアムレート)、略奪、そして奴隷として人々を拘束
村の中、スラブ族の預言者との出会い…己の運命と使命を思い出すアムレート
そして仲間から不意に聞いたフィヨルニルの名…
小国は大国に飲み込まれ、今や国王から首長、農場経営、蔑まされた呼び名
奴隷の送り先がフィヨルニル首長!復讐の時が到来したことを知るアムレート
髪の毛を切り、自身に奴隷の焼きゴテを押して…奴隷搬送船に紛れ込む!
そこで知り合ったスラブ族の女性“白樺の森のオルガ”
彼女の助けを借りて、叔父の農場へと潜り込むが…


なんかこれは映画というんだろうか!「映像作品」というんだろうか?
俳優陣が豪華でベテラン揃いで、演技と美しさで全員が押してくる!
(アニャ・テイラー=ジョイって絶妙な崩れ具合で綺麗という不思議なお顔…魅力的だな!)
「良いところ」「綺麗なところ」ばかり切り取った映像!環境ビデオか?凝った映像番組?
かなりクリアな大自然の映像、モノクロームとカラー&夜と昼、神秘とリアルの対比映像
怒涛の音楽・効果音!MVか?
(しまった!もっと大きくて音響重視のスクリーンにすべきだった!後悔、シネクイントも良いけどね!)
ストーリーは単純明快
惨劇は起きるべくして起きた!復讐者の末路は?血脈の継承って!?なんだけど…
ともかく映画館のスクリーンに「2時間17分」身を預けよう!
「映像体験」てな感じ!

で、いよいよ次回からシニア料金になるわけだが
見習いたくない先輩(団塊の世代と思われるご老人)の蛮行…目に余る!
9:15始まりの映画だが、早朝上映なので、劇場スタッフも準備中!
エレベータホールに「ベルトパーテーション」で仕切りして「9:00開場」のパネルの前に
早目に到着した5〜6人(私を含む)が立って待っている!
8:50位に現れたご老人(70〜80代・男性)が突然…
「オイ!」「オイ!」「オーイ!」…開場準備中のスタッフが反応するまで叫ぶ!なんだ?なんだ?
駆け付けてくる若い女性スタッフに大声で
「トイレ!トイレ行きたいだ!」と…まあしょうがないなと思ったけど
スタッフは「どうぞお使いください」と案内!まあそうだよね!と思ったらご老人は更に大声で…
「トイレは何処?」…えっ?あなたが叫んでいる左手2〜3m先にトイレあるじゃない!?
已む無く女性スタッフが「こちらです」と指し示す!一騒ぎ済んだなと思っていたら
トイレから出てきたご老人が再び
「オイ!」「オイ!」「オイ!」「オーイ!」…再びスタッフが反応するまで叫ぶ!今度はなんだ?
(この段階で8:55、開場まであと5分)
駆け付けてくるスタッフに
「腰が痛いんだ、ここ(エレベータホールの床)に座っていいか!」
「どうぞ!」とも言えないのは分かって言ってるな、このジジイ!
「どこまで上から目線?」困ったスタッフが指示を仰ぎに行って戻ってくる…
ベルトパーテーションを開けて、ロビーのソファー席へ案内する
ついでに「8:57」、3分早く開場となる!
まさか上映中に叫びださないか心配になったが、流石にそれはなかった!
でもこれ以上やらかしたら、実力行使に出ようと考えていただけに、何事もなくて良かった!
腰が痛くて立ってられないのに映画館に来て
(対抗できない)若い女性スタッフに上から目線の怒鳴り声!
お前みたいな害悪老人が蛮行を繰り返すと「シニア料金」を止めることになるんじゃない?
公開3日目の第1回(9:15)、116席の映画館で25人程度の入り(シネクイント スクリーン2)
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 NOPE/ノープ 
[SF]
2022:アメリカ作品/2022.08:日本公開(東宝東和)
監督:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤキキ・パーマスティーヴン・ユアン
ブランドン・ペレアマイケル・ウィンコット
キース・デヴィッドジェイコブ・キム/他
最近は大作SF映画の公開がない!
企画ものや、こじんまりしたやつばかり…製作費が嵩むものはNetflixなどの配信に流れてしまう!
凄い奴を大きなスクリーンで観たい!ともかく大きなスクリーンで面白いSFが観たい!
そんな中、今のところ情報が制御されているが、「NOPE/ノープ」が始まる!
なんか青春物なのかSFなのかよく分からないCMが流れていたが…なんか面白そうと感じて
さっさと観たいものリストにUPすると共に、ムビチケ購入!
「最悪の奇跡が起こる。」とは何か?興味津々!
ともかく面白いSF映画を大きなスクリーンで観たいだけなのだ!
勝手に期待値を上げてしまって、ガッカリしなければ良いのだが…

STORYは…
ロサンゼルス郊外、ヘイウッド家の牧場、映画やTV撮影に使われる馬の調教を行っている!
半年前に事件、息子の目前、牧場主のオーティスが飛行機の落下物によって事故死!(頭を直撃したコイン?)
牧場を継いだ息子のOJだが…経営は悪化!(父の評判が高すぎた)
娘のエメラルドは、牧場は副業扱い!兄妹の確執!
隣接する“西部開拓時代を再現したテーマパーク”に馬を売って、苦境を乗り切ろうとしていた!
パークの経営者リッキー、TVドラマの元子役
ホームコメディ番組「ゴーディ/家に帰る」での凄惨な事件により芸能界を離れた身!
新たなビジネスで成功したリッキー!
〈馬の名が章立てのタイトルになっている〉ある夜、馬が牧場から脱走する事件
追跡したOJは丘の向こうに…雲間を飛び行く奇妙な物体を目撃
時を同じくして…牧場は電気供給が不安定となる
飛行機の破片(と言う名のコイン)で父が死んだことが、今も信じられないOJ
悲劇の際に巨大で速い“何か”を見たことをエメラルドに打ち明ける
野心家のエメラルド…その“何か”を撮影して、バズり動画を発表することを思いつく!
OJとエメラルドは監視カメラ購入へ!人懐っこい店員エンジェルの助言…設置を依頼!
モニタリング・サービスもあるよ!とエンジェルだが…断る2人
ほどなくして…
異変発生、驚いて逃げる馬、雲の切れ間から放たれる閃光、砂埃と共に迫ってくる飛行物体
(明らかに行動のオカシイ2人?勝手にモニタリングしているエンジェル)
撮影はカメラに張り付いたカマキリによって失敗に終わったが、命の危機に直結する出来事に呆然とする
(断片的映像の異常さ…電話を掛けてくるエンジェル、今の何?カマキリをどけろ!)
監視カメラの映像から見つけた“動かない雲”の存在!
その雲にの陰に隠れているらしき物体
それは何故、そこにあるのか?
彼等の運命の先には想像を絶する事態が待ち受けていた…


最初からある意味観せてくれる…白人達にいいように扱き使われてきた有色人種の2つの物語
初の映画映像は乗馬する黒人だった!その子孫が経営する牧場
国籍無茶苦茶なTVのホームコメディ番組で、消費されたアジア系少年、そして象徴としてのイエローモンキー!
みんな名前さえ忘れられ、情報消費されてしまった、人種差別の時代!
(実はもう一つ、現在の白人社会での格差社会の犠牲者も出てくるんだけどね)
あれ?私はSF映画を観に来たんじゃなかったっけ?途中で疑問を持つ!
いつSF映画は始まるの?チラチラはしているけど…
10:45始まりの回で、予告CMなんかに15分使ったとしたら、本編始まりは11:00として…
動き出したのは、なんと12:10!
チラチラ見え隠れしていた奴が、ようやくその姿を現す!
(ちなみに、「NOPE」とは、恐怖などに対する嫌悪感、生理的に受け入れられないものを強調する言葉)
前振りに1時間10分の凄さ!これを耐え忍べるか(楽しめるか)で、この映画の評価は変わる!
やりたい放題だった白人達が犠牲者になるが…
全てにおいて虐げられ続けた者達が、それを救うことができるのか?
しかし説明のないものが多過ぎる!上記の前振りだって、最後まで観れば納得だが…
観てる途中では???あれれ???てな展開だし
「ゴーディ/家に帰る」における問題の「誕生日」回は、モヤモヤが付き纏う!終盤までには理解したが…
あと突然現れる、おじさんの正体の説明がされた?自己犠牲を厭わない突然現れる魔法使い?
で、奴のデザイン…新世紀エヴァンゲリオンを思い浮かべたんだけど
パンフ確認したら、やっぱり刺激を受けているそうだ!
丸と四角、カッチリしてるのかフワフワしているのか?不思議な造形美…やはりな!
ただ、この映画…そこそこ楽しんだけど、大スクリーンまでは必要ないかな!?
まあどうしようか悩む方は、配信待ちもありかな?
ただ私のような、「SF映画を映画館スクリーンで観たい派」の人は多いのかな?結構な入りでした!
しかし問題ありのTOHOシネマズ新宿!
「SCREEN2:MX4D」を抱えるため、同一階のSCREEN1〜6は、振動が伝わってくる!
SCREEN2に隣接するSCREEN5は、映画と関係なしに揺れが直撃する!
常に震度1〜2クラスで揺れ続けているので、要注意である!
いつもならTOHOシネマズ日比谷に行くのだが…
どうしても映画終わりから3年ぶり復活の「激辛グルメ祭り(大久保公園)」に行きたいので
揺れるの承知でTOHOシネマズ新宿SCREEN5を選んだので、私は文句言えないが
(ただ、音を絞っている疑惑が持ち上がって来たな…)
もし知らずに行かれるなら、ご承知を!
同じ理由で、TOHOシネマズ六本木ヒルズも…
「SCREEN8が後付けMX4D」のと同一階のSCREEN7・9は要注意!
揺れまくって、地震かと思いますので、こちらも避けています!念のため…
公開2日目の第1回(10:45)、186席の映画館で8割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN5)
2011.09format



 残された者/北の極地/ARCTIC 
[SURVIVAL]
2018:アメリカ作品/2019.11:日本公開(キノフィルムズ)
監督:ジョー・ペナ
出演:マッツ・ミケルセンマリア・テルマ・サルマドッティティントリナイ・ティカスック
チョットしたエアポケット状態!
せっかくのお休みなのに、チェックしてある映画がない!
慌てて、ネット検索していたら、面白そうな予告編があった!
極北の地に不時着してしまったパイロットの過酷なサバイバルの物語
助けに現れたヘリが墜落、息のある女性搭乗員を助けなければ…時間の問題
留まっていては間に合わない、彼女達の持っていた地図を頼りに…
更に北にある観測基地に向けて、旅立つこととなるが!

STORYは…
熱心に雪原を掘り返すオバァガード、雪と氷を削り、黒い地面を露出させている…巨大な「SOS」!
作業を終えると、氷結した湖へ、複数の穴、手作りの竿から下がった電気コード
今日の成果は1匹、獲物を持ち帰った先、エンジンと主翼の破損した小型プロペラ機
魚(ホッキョクイワナ)をナイフで切りさばくと、生のまま頬張る(調理器具なし)
食事を終えた後、男は手回し信号機を動かし始める
腕時計のアラームが鳴る、作業終了の合図
男は夕暮れの雪原を見渡す…風の音だけが響く世界
機内に戻るとシュラフに身を包んだ
仲間のものと思われる墓石を掃除、「また明日な!」と、「SOS文字」の整備で新たな日々を始める
男は、たった一人で北極のどこか、誰も知らない場所で生きていた…
ある日も釣り竿のある湖面に出向くと、魚を貯蔵していたケースが破壊されていた
残された足跡、紛れもなくホッキョクグマのそれである
別の日、夕暮れ時の雪原を歩くクマを目撃する
何日が過ぎただろうか?
突如、信号機が反応、見回すと、1機のヘリコプターが視界に入る、発炎筒!
だがヘリは強風に煽られ、雪原に墜落してしまう
駆け寄る男、既に絶命した男性パイロットと腹部に深い傷を負った女性搭乗員
女の腹の傷を救急キット(医療用ホチキス)で塞ぐ男
コミュニケーションを取ろうにも言葉が通じず
女の意識は朦朧としたまま
ヘリの中から使えるものを探し出す男、地図、カップ麺、コンロ、ライター、そり!
魚を煮込んで食べる男、温かいものを食べて安堵が浮かぶ男
再び、信号機を手で回す日々、女の容態は上向かず
彼女を励ます言葉に虚しさを感じる、彼女には時間がない、男の決意!
遂に地図を頼りに、北方にある観測基地を目指す準備
女をそりに乗せての徒歩行軍は容易ではないと知りつつ…
以前に周囲の探索のためにマーキングした「旗の場所」を通過、未知の世界へ
夜が来ればビバーク、それ以外はひたすら歩くのみ
だが、ある岩山に直面して気付く、地図が正確ではない!
なんとか急な坂道を行こうとするが…どうやっても女を乗せたそりを引き上げられない
断念、遠い迂回路を進む決意
岩山の洞穴でビバーク、ホッキョクグマの襲来、撃退!
やがて女は水をも受け付けなくなってきた(手も握り返さなくなってきた)
女の死期を感じた男
女を置いて、一人出発しようとして…その瞬間、岩の割れ目に滑落してしまう…


極北の地(窪地)、不時着した飛行機の乗務員の男
ただ淡々と毎日を生き延び(魚釣り)!信号機で助けを求める男
淡々と淡々と!何日でも待つつもりでいたが…
突然のヘリの飛来する音!えっ?もう助けが来ちゃったの?
女性を連れてのサバイバルは?どうなるのかと思ったら…ヘリが墜落した
パイロットの男は即死、搭乗員の女性は腹部に傷を負ったものの…生きていた!
早く病院に連れて行く必要!
助けを待つ作戦から助けを求めて観測基地に向かう作戦に変更
必要最小限の荷物と彼女をそりに乗せて…北を目指す
困難な旅の始まりである!
で…だ!
見渡せど見渡せど、雪と岸壁に覆われた地が広がっている…変化の無い景色!
まああるものでサバイバル生活するため…至って地味な出だし
出てくる人間は2人(+死体1体)
負傷した女性は会話もできず、そりに乗せられているだけ
音は基本的に…吹雪の音と助けを求めに行く男の独り言と叫び声+αのみ
何か眠たくなってきそうだが…
まあいろいろと細かく難事が降って湧いてくるので…眠る程には飽きさせない
男はスーパーマンでも何でもない普通の男…失敗もすれば、怪我もする
女性を見捨ててしまおうかと悩んだりするんだよね!
まあ97分の上映時間なので、長さ的にもダレる寸前でギリギリ止めてある感じ
まあまあ面白かったってとこかな?
そうだ…
原題は「ARCTIC」とは「北極圏」の意である!
で…その1
映画館は3割程度の入りだったんだけど…
まあ、上映開始15分前に入って指定した席に座っていたんだけど…
1人のお爺さんが、「そこは私の席だ」と、券を突き付けてきた!
「それって隣の席ですよ」と教えてあげたんだが…何も謝りの言葉もなかったな!
こういう爺様にはならないようにしなければならないな
しかし3割の入りなのに隣の席を選ぶかな、一個飛ばしで広々とすればよいのに
映画が始まってから気付いたんだけど…2〜3分おきにお爺さんからピーピーピー音がしている
スマホなのかな?まあ微妙に小さな音だし…
さっきのキレっぷりから考えて、声かけるの辞めました
で…その2
映画を観終わって売店に立ち寄ったら
黒づくめのおじいちゃんが「残された者」のパンフを購入していたんだけど…
えらく興奮した口調で、店員さんに「残された者」が凄い映画だったと説明していた!
店員さんがパンフを用意しているところに
「これ以上話すとネタバレになっちゃうけど!」と言いながらも続きを説明している!
お金のやり取りをしている間も
「これ以上話すとネタバレになっちゃうけど!」と言いながらも続きを説明している!
私は売店を離れたが
お爺さんの興奮した声は続いていた!あの勢いだとラストまで説明したんだろうな!?
お爺さん、迷惑かけまくってますよ!
ああにはならないようにしなければなりませんね
公開4日目の第1回(10:50)、138席の映画館で3割程度の入り(新宿バルト9 シアター2)
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 NOVEMBER 
[DARK FANTASY & LOVE STORY]
2017:ポーランド・オランダ・エストニア作品/2022.10:日本公開(クレブスキュール フィルム)
監督:ライネル・サルネット
出演:レア・レストヨルゲン・リーク
イエッテ・ローナ・エルマニスディータ・ラーザー
アルヴォ・ククマギ/他
渋谷は「シアター・イメージフォーラム」でしか上映しない映画がいっぱいある!
一度観に行くと、アレもコレも気になるラインナップ!
前に観に行った時から、ズーっと待っていて…興味惹かれた映画が漸く上映開始となる!
随分と待ったな〜!
やっとエストニア発の「DARK FANTASY & LOVE STORY」が観られる!
劇場予告CMで観たモノクローム映像が、あまりに美しい!
これでやっと全編が観られるのだな!

STORYは…
エストニアのとある寒村
貧しい村人達の最大の悩みは“寒くて暗い冬をどう乗り切るか?”
村人達は“使い魔クラット”を使役し、隣人から物を盗み合いながら…必死に生きている!
クラットは牛を鎖で空中に持ち上げ…主人の牧場に盗み届ける
クラットは農具や廃品から作られたもので…操るための「魂」が必要
「魂」を買うために森の交差点で口笛を吹き悪魔を呼出しての取引き
悪魔は契約のため「3滴の血」を要求するが
村人達は、それすら勿体無いと「カシスの実」を血の代わりに使い…悪魔を騙す!
11月1日「諸聖人の日(万聖節)」
死者が蘇り、家に戻って御馳走を食べ、貴重品が保管されているかを確認する、死してなお欲深い村人達
若くて美しい娘リーナも、死者の1人である母親と束の間のひと時を過ごす
リーナは村の若者ハンスに恋していたが
そんなこと露知らず…強欲な父親は豚のような農夫エンデルに、リーナとの結婚を約束してしまう
一方のハンスは、ドイツ男爵の美しい娘に一目惚れ!リーナには歯牙にもかけない!
ハンスが別の娘に夢中なのを知ったリーナは老いぼれ魔女に相談する
リーナに“矢”を渡す魔女、これを娘の頭に刺せば脳みそが零れ出るだろうとほくそ笑む!
ある夜
男爵の館の様子を伺っていたリーナは、館の屋根に夢遊病者のように歩く男爵の娘を発見する!
リーナは屋根から落ちてしまいそうな娘を黙って見過ごせず、逆に助けてしまう
そんな時、ハンスは“雪だるまのクラット”を作り、3つのカシスで悪魔を騙そうとする
その策略に気付いた悪魔は…クラットの「魂」を要求する
ハンスは“雪だるまのクラット”を使って男爵の娘を連れ出そうと試みるが…
クラットは「人間を盗むことはできない!できるのは家畜と命を持たないものだけだ」と悲しげに告げる
絶望したハンスは、全ての「愛」を変えてしまう「ある行動」に出るのだった…

やはり「DARK FANTASY & LOVE STORY」であるが…
「こんなのが好きなんですか?」と問われれば、「こういう世界嫌いじゃないです!」が正しい答えだろう!
「高貴(神的立場)のホワイト」と「境界線上の混沌とした世界(下賤)のブラック」の対比
不思議な事が日常茶飯事に起きながら、神(高貴)から搾取する民(下賤)!
神(高貴)に恋して叶わぬは理〈コトワリ〉、恋を成就させるべく神(高貴)を装うも命懸け!
ホワイト&ブラック入り乱れてのモノクローム映像
たまにカラーに観えるのが不思議?
どこのシーンを切り取っても「美しい画像」が得られるだろうな!
まず感想から書いていて…
これから上欄のストーリーを書くんだけど、多分にアート的でダーク・ファンタジー
絶対に表現しきれないだろうから、パンフを参考に書きます!
後半は期待しないでください…
公開初日の第1回(11:00)、98席の映画館で5〜6割の入り(シアター・イメージフォーラム シアター2)
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 ノマドランド 
[HUMAN DRAMA]
2021 アカデミー賞[作品賞]・[監督賞]・[主演女優賞]:フランシス・マクドーマンド
2021 キネ旬[外国映画_第1位]
2021 キネ旬[読者選出外国映画 第1位]
2021 キネ旬[読者選出外国映画_監督賞]:クロエ・ジャオ
 
2020:アメリカ作品/2021.03:日本公開(ウォルト・ディズニー・ジャパン)
監督:クロエ・ジャオ
出演:フランシス・マクドーマンド
デヴィッド・ストラザーンリンダ・メイボブ・ウェルズ/他
新型コロナウイルスのため、上映予定が無茶苦茶になってしまいました
何をどう見るかを予定していたものの、グチャグチャ
大分観たかった作品を吹っ飛ばして「ノマドランド」になってしまいました!
観たい映画、もっといろいろとあったのにな…

STORYは…
企業の破綻と共に、長年住み慣れたネバタ州の住居も失ったファーン
キャンピングカーに亡き夫との想い出を詰め込んで
〈現代のノマド=遊牧民〉として、季節労働者として現場を渡り歩く
その日、その日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマド達との…
心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく

ひぇ〜!何だって〜!パンフが作られていないだって!
上映予定が組めないのは、こんなところにも影響が出てしまったか!
HPに書きたいことがあるが、パンフの協力なしには難しい!
出演者は主役以外、名前と顔が一致しないし!
ああああ〜!なんか残念!
まあ書くことと言えば愚痴だからいいか…
公開2日目の第2回(10:35)、159席の映画館で4割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN1)
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 呪われた森/the watcher in the woods 
[SUSPENSE & THRILLER]
1980:アメリカ作品/1982.09日本公開(東宝)
監督:ジョン・ハフ
CAST-1:リン=ホリー・ジョンソンデヴィッド・マッカラムキャロル・ベイカーカイル・リチャーズ
CAST-2:ベティ・デイヴィスジョージナ・ヘイルリチャード・パスコイアン・バネン
CAST-3:フランシス・キューカベネディクト・テイラーエレノア・サマーフィールド/他

STORYは…
■アメリカの作曲家ポール・カーティスは、童話作家の妻ヘレン、2人の娘…17歳のジャンと10歳のエリーを連れてイギリスへ、夏の間…自ら作曲したオペラを音楽祭で指揮するため、不動産屋のサイヤー夫人の紹介、隠遁生活をおくる変り者エイルウッド夫人から森の中にある古い邸宅を借りる(邸宅そばの管理人の家に住む夫人) ■ジャンが気味悪がる家…2階の窓から外を見ていると…森の中で青緑色の光が輝き、手の触れていたガラス窓が三角形にひびが入る、以後、鏡が三角形にひび割れたり、目隠しされた少女の姿が鏡面に写し出されたりと…奇怪な出来事、そして森の中から何者かが見つめている感じが続く ■ある日、エリーが近所のフレミング夫人&息子マイクから小犬を買う、ネレク(Nerak)という奇妙な名付け…誰かがこの名を囁いたというエリー、それはカレン(Karen)の逆綴り、カレン…30年前に失踪したエイルウッド夫人の娘(当時17歳)の名前、ジャンはフレミング夫人の息子マイクと仲良くなる ■翌日、エリーは小犬を連れて森の中へ、目に見えない何かにすっかリ怯えているジャン、まるで気が違ったように妹エリーと小犬を追いかけて行く、いつの間にか森の中にある池のそば…池の中に輝く光の輪、その光に吸いこまれるように…池の中に落ちてしまうジャン、必死にもがく彼女を助けたエイルウッド夫人 ■無気味な現象の正体をエイルウッド夫人に問うジャン、30年前の自分の娘の失踪と次々に起こる出来事の関係に気付いたエイルウッド夫人…30年前の出来事を話し始める…


2本立て映画でついでに見た方の映画でして…確かに見たな〜という記憶くらいで、ほとんど内容について記憶がございませんので悪しからず (2009.07)
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