行・か・が 作品・海外






ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー          は、別ページとなります
ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー:リミックス  は、別ページとなります



 ガール・オン・ザ・トレイン/THE GIRL ON THE TRAIN 
[SUSPENSE]
2016:アメリカ作品/2016.11:日本公開(東宝東和)
監督:テイト・テイラー
出演:エミリー・ブラントレベッカ・ファーガソンヘイリー・ベネット
ジャスティン・セロールーク・エヴァンスエドガー・ラミレス
アリソン・ジャネイローラ・プリポンリサ・クドロー/他
ネットでチェックしてたら面白そうな映画を発見
そういえばサスペンス映画って最近観てないかもしれないな〜
まあ余裕があれば観に行こうかなレベルだったけど
時間が出来たので…行ってまいりました
しかし公開26日目にして656席のキャパの映画館とは、期待してしまいます

STORYは…
愛する夫と離婚、傷心の日々を送るレイチェル
落ち込む彼女の唯一の慰めは、通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”の姿
幸せそうな夫婦が住む2軒先には、かつてレイチェルが夫のトムと暮らしていた家
その家にはトムと、レイチェルからトムを奪ったアナ、そして2人の間に生まれた赤ん坊が暮らしている
ある朝、レイチェルは車窓から衝撃的なシーンを目撃する
それは、レイチェルの中では理想の夫婦の妻であったはずの女性の不倫現場
かつてのトムの裏切りと重なり、レイチェルは激しい怒りを覚える、酒をあおるレイチェル
夜、彼女を懲らしめたいというという激情が抑えきれず、かつて暮らした街の駅に降り立つレイチェル
しかし“理想の夫婦”の家に向かったところから記憶がなくなり…
気が付けば、今彼女が間借りしている友人のキャシーの家で倒れていた、しかも頭から血を流して…
レイチェルは覚えのない怪我に恐れを抱く
実はレイチェルは離婚と前後してアルコール依存症になっており
以前、トムの上司の妻マーサに酷いことをしたとトムに言われたことがあったが…ぼんやりとしか覚えがない
またトムと大喧嘩をして家を滅茶滅茶にしたこともあったが、ハッキリとした記憶がなかった
レイチェルは酒癖が原因で会社をクビになった事をキャシーに知られないため、毎日通勤電車に乗っていたのだ
記憶を失い、けがをした晩から間もなくして、警察がレイチェルの元を訪ねる
“理想の夫婦”の妻、メガンが失踪したと、メガンの夫スコットから届けがあったという
メガン失踪について、レイチェルが現場近くにいたことをアナに目撃されていたため
いつもは18時に帰宅するレイチェル、メガンが失踪した日に限って23時まで帰宅しなかったのはなぜなのか?
聴かれるも…上手く回答できないレイチェル
メガンが以前トムの娘のベビーシッターをしていたことから、ライリー刑事はレイチェルが関係していると疑う
翌日、レイチェルはメガンの友達だと偽ってスコットを訪ね、親切心からメガンに愛人がいたことを伝える
スコットからメガンが通っていた精神科医カマル・アブディッチの写真を見せられたレイチェル
メガンとキスしていた男がアブディッチだと断言する
いったい、あの夜の“空白の時間”に何が゛あったのか?
レイチェルが少しずつ記憶を取り戻すにつれて、思いがけない秘密が明かされていく…


凄い面白いという程ではなかったが、まあまあかな
酒を飲むと記憶なくなっちゃう女性が主人公
夫が職を失ったのも、結果離婚したのも彼女の酒のせい!?
毎日電車から見ていた幸せそうな家族の破綻も彼女の酒のせい!?
その友人の妻が行方不明になったのも彼女の酒のせい!?
本当か?
映画を観ている立場としても彼女のバラバラ記憶と周囲の一方的な発言で
考えざるを得ない
彼女が酒を断ってくれて、冷静に思い出してみると、事件の真相が見えてくる
果たしてすべては彼女の酒のせいなのか?
しかし先日に引き続き、コマ切れ映画を観てしまったので…HPのとりまとめ作業が疲れること
この手の映画はストーリーなんかを記憶しているのが大変である
素直に楽しめなかったりするもんでね
公開26日目の第1回(11:15)、656席の映画館で30人程度の入り(TOHOシネマズスカラ座)
2011.09format



 かいじゅうたちのいるところ/WHERE THE WILD THINGS ARE 
[FANTASY]
2009:アメリカ作品/2010.01日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:スパイク・ジョーンズ     製作:トム・ハンクス/他
出演:マックス・レコーズキャサリン・キーナーマーク・ラファロ
ローレン・アンブローズジェームズ・ガンドルフィーニクリス・クーパー
フォレスト・ウィテカーキャサリン・オハラポール・ダノマイケル・ベリー・Jr./他
モーリス・センダック作の名作絵本の映画化作品、監督はスパイク・ジョーンズ
映画館での予告CMを見て…時間があえば見に行こうと思っていました…で、そういうことで見てきました

STORYは…
母子家庭…母に新しい彼氏、年の離れた姉には構ってもらえず…甘えたい盛りのマックス少年
大喧嘩、家を飛び出す、行く先に港、打ち捨てられた小型ヨット、飛び乗る…嵐の末マックスが辿り着いた場所
かいじゅうたちが住む不思議な島、暴れん坊のキャロルと意気投合するマックス
不思議世界では逆に異形のマックス…創造主たる王を名乗る
やさしく無邪気なかいじゅうたちとの生活、巨大建造物(デススター!?)
ちょっとした事件からマックスとキャロルが仲違い、そして別れの時の到来
少しだけ大人になったマックス少年の物語…まあ単純明快なお話(原作は絵本ですしネ)

かいじゅうたちの着ぐるみはCGにより滑らか、かつ細かい表情を表現、画像的には申し分なし
お話も絵本原作だと了解して見ておりますので…特に問題なし
ただ凄く面白かったかと問われれば、「まあまあ」&「強くはお勧めしません」…でしょうね
公開2日目の第1回(11:50)、299席の映画館に100人程度の入り(渋谷TOEI A)
2011.09format



怪盗グルーのミニオン大脱走 は、別ページとなります



 カウボーイ&エイリアン/COWBOYS & ALIENS 
[SF]
2011:アメリカ作品/2011.10日本公開(パラマウント・ピクチャーズ ジャパン)
監督:ジョン・ファヴロー  製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ/他   製作:ロン・ハワード/他
出演:ダニエル・クレイグハリソン・フォードオリヴィア・ワイルド
サム・ロックウェルアダム・ビーチノア・リンガーポール・ダノキース・キャラダイン
アビゲイル・スペンサーアナ・デ・ラ・レゲラウォルトン・ゴギンズ/他
随分と早い段階で情報収集中に引っ掛かった変なタイトル!?なんだ?「カウボーイ&エイリアン」?
おフザケ映画かと思いきや…製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ!
出演はハリソン・フォード&ダニエル・クレイグ!!!何が起きている?早くからアンテナ張ってました…
チラチラと流れる映像を見ながら待ち続けました
先月位から映画館でも予告CMが流れ始め…やっぱ面白そう!絶対観に行くもんね!
さてココのところ大当りが続いてるだけに…今回も期待してますが、どうだろう…不安もあり
最近平均点的映画の多いスピルバーグ絡みなこと…
タイトルが安直に過ぎること…
そして夏映画の余波は今だ続くのか、秋の公開ラッシュ(以前なら考えられない状況)
スクリーンの奪い合いに負けたか?私のスケジュールに合うのは…比較的小規模なスクリーンばかりなこと…
しかし明日観たい!え〜い!とネット予約してしまいました!
さてとどうなる?(ココまで前日記入)

STORYは…
1873年、アメリカ、西部の荒野、一人の男が目覚める、ココは何処?私は誰?脇腹に痛み…血だらけの傷
そして左手に嵌められた奇妙な腕輪…何?途方に暮れる男
突然襲い来る荒くれ者達、瞬時に虐殺、彼らの衣服、金、馬を奪った男、近隣の町へ(付いて来る犬)
無断で侵入した家、顔を洗う…背後に突きつけられた銃、牧師!会話…男は記憶喪失?傷口を縫ってやる牧師
銃声!往来のど真ん中…子分を連れて銃を乱射する青年パーシー(町の実力者のドラ息子)、被害をこうむる酒場
止めに入る男に逆切れのパーシー、俺の父親が誰か知っているのか!
パーシーの父親ダラーハイド…西部開拓で軍を率いた大佐であり、冷酷な男
金鉱採掘に失敗した町で、牧畜業で資産を築いたダラーハイド、何かと彼の恩恵を受けている町の人々
記憶喪失の男にとっては知ったこっちゃなし!ボコボコ!
現場に駆けつけた保安官も流石に見過ごせず…パーシーを逮捕、留置所送り!父親の元に走る子分
(その頃、河原、ダラーハイドの牛の面倒を見る男達、突然飛来した発光物体、焼け焦げた草原!)
酒場でウイスキーを注文する男、店のおごり…1本、突然話しかけてきた見知らぬ女エラ
「あなた、何も覚えていないの?」と尋ねる彼女…何かを知っていそう
男の脳裏に浮かぶ…悲しげな顔を美女の顔、奇妙な光景、それが何か思い出せず…
保安官事務所、パーシーをボコった男…現金強盗等で指名手配中のジェイク・ロネガン!?
酒場に急行する保安官、男を逮捕しようと大捕り物、最後はエラに殴られて気を失った男
一方町はずれの例の河原…唯一生き残った牧童をリンチ、何が起きたか調べているダラーハイド
彼の元に彼の右腕ナットがパーシー逮捕を知らせに来る!
判事のいる町に護送される前にパーシーを釈放させるため急ぐダラーハイド
同じ護送車にいるのがジェイク・ロネガンと知ったダラーハイドは彼の身柄も要求!
つい先日、ジェイクに金貨を強奪された恨み、ダラーハイドと保安官の間に走る緊張
その時、空に不審な発光
突如として未知の敵が飛来、町を爆撃、銃は役に立たず!触手で次々と住民(保安官、パーシー等)を拉致…
ジェイクの謎の腕輪が突然発光、閃光が走る…護送車脱出
未知の飛行物体に腕輪の照準を合わせる!眩い光、1機撃墜!
乗っていた敵が負傷しながらも逃げた痕跡を見つけるナット、翌早朝の出発を告げるダラーハイド
捕らわれた町民達を救うべく…追跡隊には牧師、エラ、保安官の孫エメット、酒場の主人も同行、例の犬も…
強力な武器を持つジェイクにも仲間になるよう命令するも…従う様子なし
彼等とは別に、おぼろげな記憶を頼りにある場所へと向うジェイク…


あーーー!心配は現実になってしまった!
真面目にやるなら、チャント真面目にやれ!ふざけるなら、チャントふざけろ!何にしても中途半端過ぎる!
西部劇としてはコメディ丸出し(お約束と言えばお約束?)、SF映画としては見飽きた内容
ポピュラーなネタの組合せだが、無理がありすぎた?…でも挑戦したなら、結果を出してくれ!
ネット見たら「B級映画」との評価が目に付いたが…「B級映画」に失礼だ!そこまで指すら届いていない!
イチイチ突っ込み入れるのも面倒な位だが…取りあえず1つくらい書くと
元々腕輪が
敵の武器なら…力量差があると言うに、なぜ敵は肉弾戦で来るの?同じ武器で撃ち返せ、大バカ者
もう製作総指揮「スティーヴン・スピルバーグ」の名前も終わったな
(ちなみに「トランスフォーマー」シリーズのヒットはマイケル・ベイ監督の力だ!)
「ダニエル・クレイグ」と「ハリソン・フォード」を使って、この体たらく…
(このあと控えてる「リアル・スティール」もダメかな?)
敵ロケットも意外とチャッチィ〜!もっと
ズルズルと出てきたら笑って許してやれたのに!
あとエイリアン・デザインって新たなものが作れないのかな?
「エイリアン」に「E.T.」足しただけじゃない…
H・R・ギーガーが凄すぎたのかな?もう32年も進歩がないんだから…

エンディング・スクロールと共に半分が足早に退場!
明るくなって出て行く人々からも不満の声・声・声…

ここ4作連続でヒットしてきたけど、やはり何時かは途切れるのだな…
反動が大きく出てしまった…あーっ、溜息である
とか言わせながら…なんとストーリーの書くべきことの多さかな!?
疲れた!
公開初日の第1回(10:30〜)、156席の映画館は65名程の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN 1)
2011.09format



 カウントダウン/Countdown 
[HORROR]
2019:アメリカ作品/2020.09:日本公開(カルチュア・パブリッシャーズ)
監督:ジャスティン・デク
出演:エリザベス・レイルタリタ・ベイトマンジョーダン・キャロウェイ/他
まだまだコロナ禍の影響で、上映スケジュールが荒れている
流石に「ジブリ」だらけではないが…
今は夏休み上映用の子供向け・青春物が一斉に流れている
何か面白いものないかな?
ああ〜。単館&ミニシアター系から「カウントダウン」を観ることにしました
前日のネット予約で9割方埋まってました
面白いと良いのだが…

STORYは…
若者達が集まるパーティー、自分の余命が分かるアプリが話題
スマホにダウンロードして、自分の余命数で盛り上がるが
その中の一人の女性コートニーの余命は「3時間」と通知される
アプリのカウントダウンが「0」になったとき、彼女は想像を絶する恐怖に襲われる
亡くなったコートニーのボーイフレンドのエヴァンは交通事故を起こして緊急入院
入院直後のエヴァンもアプリの通知の時間通りに謎の死を遂げる
彼の死に疑問を持った看護師のクイン、生前エヴァンが話していた…
“カウントダウン”のアプリをダウンロードしてしまった、彼女の余命は3日と告げられる…


暗闇に何か(まあ悪魔だが)が蠢いているのだが…蠢いているだけ
カウントダウンのリミットが来た人間のラストはぼかしているので…恐怖感はない
もたもたしていて怖くないと思う!もっとたたみかける様な展開を望む!
まあ、スマホによくわからないアプリを入れるのは止めましょうね!
事前の説明文はシッカリ読みましょう(無理無理!)
しかし誰も当てにならないと思ったら…
まさかの神父が少しだけ頑張りましたね!少しだけね!
結局、悪魔のだまし討ち!
死なない人を殺してしまって…ルールを破壊することにより逃げ切るのだが
確かに皆のためになるのだが、そんなでいいのかな?
まさかのラストのアップデートで…続編作るんだろうな?
ちなみにTCGカードを使える:劇場ですので1300円でしたので痛みは最小限です
ただパンフが無いのは痛いな!
公開2日目の第1回(11:40)、60/2席の映画館で満員の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター3)
2011.09format



 カオス・ウォーキング/CHAOS WALKING 
[SF&ACTION]
2021:アメリカ/カナダ/香港作品/2021.11:日本公開(キノフィルムズ)
監督:ダグ・ライマン
出演:トム・ホランドデイジー・リドリー
マッツ・ミケルセンニック・ジョナスデヴィッド・オイェロウォ
デミアン・ビチルシンシア・エリヴォ/他
SF映画が大好物なもので…「カオス・ウォーキング」の情報が引っ掛かったら
即ロックオン、ムビチケ購入して待ってました
スター・ウォーズ/フォースの覚醒〜のデイジー・リドリーとスパイダーマンのトム・ホランドが主演
これは観ておくべきでしょうね、ということです

劇場が少ない!スクリーンが小さい!
嫌な予感!

STORYは…
2257年、ニューワールド、汚染された地球を旅だった人類、新天地を求めて辿り着いた星
だが…男は頭の中の考え・想いが〈ノイズ〉となって現れ、女は死に絶えるという事態に陥る
唯一、ノイズをコントロールできるプレンティスが、首長となってプレンティスタウンを支配
この町で最後に生まれたトッド、亡き両親の友人キリアンとベン、愛犬マンチーと暮らしていた
幼い頃からノイズを操る才能が見られたトッドは、未成年ながらプレンティスに目を掛けられていた
そんな中、トッドは墜落した宇宙船を発見、プレンティスに報告、生存者は1人…
トッドが生まれて初めて見る女性、その名はヴァイオラ、彼女にはノイズが無かった
ヴァイオラはプレンティスに地球から偵察に来たと告げる…4000人を乗せた宇宙船が彼女からの交信を待っていると
プレンティスはこの星全土をを支配するために宇宙船を奪う計画を立てるが、ヴァイオラに逃げられてしまう
ヴァイオラに心惹かれ始めたトッド、自宅の納屋に隠れていた彼女を見つける…「助けよう」と決意
始めは反対していたキリアンとベンだったが…トッドに知らせていない町ファーブランチに逃げるよう指示
しかし、それを嗅ぎつけたプレンティスが部下を引き連れて押し寄せる
ヴァイオラの機転(バイク)で、2人は何とか出発
キリアンが撃たれ、彼のノイズで2人の行き先がバレてしまう
追いかけてきたマンチーを連れて、山道を行くトッドとヴァイオラ
ヴァイオラは駄々洩れのトッドの心の中の声と映像に困惑、トッドはヴァイオラの想いが全く分からず不安
だが…ヴァイオラから両親が宇宙船で亡くなったと打ち明けられ…
トッドは自分と同じく孤独な身の上の彼女にますます心を奪われていく
一方、プレンティスは大捜索隊を結成、万全の装備で2人を追いかけていく
さらに、どこかに先住民のエイリアン、女達を皆殺しにしたと言われるスパクルの村が!
ようやく、ファーブランチへ到着する2人、だがそこは想像していた地とは何から何まで違っていた
2人がプレンティスタウンから来たと告げると態度が豹変!
果たして、プレンティスに隠された秘密とは?
緊張が走る中、遂にプレンティス達も追いついてくる!
誰が敵で誰が味方なのかも分からないまま、トッドとヴァイオラが本選と交信できるよう命懸けで戦うのだが…


うーん、もっと面白いものと思ったが、盛り上がりに欠けたな〜!
SFっぽさ、派手さに欠ける!
なぜ?どうして?いろいろ疑問点が残る…かなりご都合主義な展開
(愛犬マンチーはメスだったんだろうか?)
かなりたくさんの疑問点が残る内容だった…
高次元生命体相手や弱肉強食系エイリアンとかいうわけではなく
その星特有の事象なんだけど…何故なんだろうね?
力を得たいがために、女性を殺すか?
まあ、いろいろとモヤモヤ
まあそんなとこ!

スター・ウォーズEpisode7〜9の主役デイジー・リドリーが主役なんだけど
髪の毛をおろしたデイジー、観る方向によっては可愛いな!
もっとシュッとしていると思ったが、意外と顔が大きいのが気になったが…
角度によっては良いかもしれない(なんだそりゃ)
スパイダーマンのトムホランドも主役の1人
いつまでも青春しているな!
ああ〜
もっとハードなSFが観たい!DUNEの続編は何年後かな…
公開2日目の第1回(10:50)、153席の映画館で4〜5割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN7)
2011.09format



 火山高 
[ACTION]
2001:韓国作品/2002.12日本公開(アミューズ・ピクチャー)
監督:キム・テギュン
CAST-1:チャン・ヒョクシン・ミナキム・スロクォン・サンウチョン・サンフンコン・ヒョジン
     キム・ヒョンジョン
CAST-2:ピョン・ヒボンユン・ムンシクチョン・ウォンジュン
CAST-3:ホ・ジュノチョ・ソングォンパク・トンビンソ・ボムシクキム・サンミ/他
韓国アクション映画、学園内の覇権を争う教師と生徒…全編「マトリックス」状態の1時間48分、全編の2/3は誰かが飛んでいる?ワイヤー・アクション&デジタル処理、ともかく勢いは買う

STORYは…
授業中の居眠り、投げられたチョーク、額の前で停止、跳ね返されたチョーク、吹き飛ぶ教師、退学!… 冷たい雨、校門をくぐって行く金髪学生キム・ギョンス、「火山高」…創立108年、<教師の乱(自由放任派と詰込み教育派の対立)>が招いた17年間の抗争、荒廃、生徒達の覇権争い、手にする者が乱世を平定し武功の覇者となるという秘伝書<師備忘録>…これを所持し辛うじて学校を治める校長チャン・オジャ、それを狙う者達… [重量挙げ部]荒くれ集団「無情組」を率いる主将チャン・リャンの指示、カタツムリと呼ばれた男、渡された茶筒、窓から飛び落下、職員室を探すギョンスの目前、慌て保健室へ向かう男、すれ違った女性…剣道部主将ユ・チェイ、一目惚れ…共学に喜び、[茶道室]<気>を使って茶葉のブレンド中…パワー&武術で火山高NO.1の天才ソン・ハンニム、校長の信任厚い彼も<師備忘録>を狙い真のNO.1を目指す一人、ただならぬ<気>を察知…廊下のギョンスを攻撃、反射的に応戦、弾き飛ぶ両者、後刻…保健室で治療を受けるハンニム、養護教員に渡された校長用の茶葉、ベッド内にはカタツムリ… 職員室で転校手続き中のギョンス、呆れる教頭…退学処分8回…強大な<気>ゆえ巻き込まれるトラブル、幼少時に受けた落雷で授かったパワー、父の戒めの言葉「忍の一字を…」、卒業証書を手に入れる誓い… 教室で自己紹介中のギョンス、画鋲…手荒い歓迎、無反応、休み時間、カ比べを挑んできたチャン・リャン、逆に負かしそうに…頭をよぎる父の戒めの言葉、途切れた集中力…敗北、彼の力量を見抜いた最大勢力ラグビー部主将<別名:スカウトの鬼才>、入部の勧誘攻勢、逃げるギョンス… 翌朝、修練室、毒茶を飲み硬直状態で発見された校長、調査を行う教頭チャン・ハクサ、<師備忘録>を狙ったハンニムの犯行と断定…牢に幽閉、実は学園の実権掌握を狙う教頭&打倒ハンニムを目論むチャン・リャンの謀略、見つからない<師備忘録>、自分こそNO.1とアピールするチャン・リャン…各部の主将を次々に倒し始める、事態を憂慮した剣道部主将ユ・チェイ、各部主将を招集するも決裂、最後の望み…力は未知数ながら何かやってくれそうなギョンス、剣道部副主将ソ・ヨソンにカを試させる、チェイに興味はあるがトラブルを避けたいギョンス、乱入してきたチャン・リャン…NO.1になった今こそ告白…並び立てる愛の言葉、「NO.1は女をモノにできるのか!?」俄然やる気のギョンス、闘いの最中に甦る父の言葉、敗北、でもチェイにフラれたチャン・リャン…<師備忘録>を手に入れて真のNO.1として戻ってくると宣言、一方<師備忘録>が見つからずに焦る教頭、切り礼…学園鎮圧教師五人衆を呼び寄せる…圧倒的な力で生徒達を次々と支配下に置く5人…


初めて韓国映画を見ました、近年「シュリ」や「JSA」などのヒット作を出す韓国映画界の勢いは凄い、その流れに乗って?恐るべし「火山高」、よくこんな映画を撮れたものだ(良いにつけ、悪いにつけ)、特に難しいストーリーではありません、全編休む間もなくマトリックス的ギャグ状態…ワイヤー・アクションで1時間48分間の2/3以上は誰かが飛んでいるのではないか?単純だとする方もおられるでしょうが…ここまでやる思いっきりのよさ、勢いは買います、攻撃するためには回転方向が逆だ!などと指摘したくなる点もありますが…ともかくいろんな方向に回してみたかったのだろうと良心的解釈、ともかく“憂さ晴らし”にはもってこい、但し…映画館で見るならば、ともかく安いチケットを入手のうえ見に行きましょう、1800円で見たとしたら評価は変わると思う
(渋谷東急3)
2000-2009format



 風の惑星 スリップストリーム/SLIPSTREAM 
[SF]
1989:イギリス作品/1989.03日本公開(松竹富士)
監督:スティーヴン・リズバーガー
CAST-1:マーク・ハミルキティ・オルドリッジボブ・ペックビル・パクストンベン・キングズレー
     エレノア・デヴィッドF・マーレー・エイブラハムスーザン・レオンロビー・コルトレーン/他
近未来SF、環境破壊の末に文明の崩壊、その地球の表面を流れるスリップストリーム、遠距離移動手段…エアクラフト、廃墟の中から立上ろうとする人類、シェリフが追う殺人者の秘密、戦い、宗教…、明かされていく謎

STORYは…
環境汚染で破壊し尽くされた地球、自然の報復、地球の表面を洗う風の川=スリップストリーム… 文明の滅亡、僅かに生残った人々、小さな共同体を形成、荒廃した地表、遠距離移動は大空を手製エアクラフトで… 廃墟の中から立上りつつある人類、法の守護者シェリフのウィル・タスカー、同僚のベルツキーと共に殺人犯パイロンを逮捕・護送中、食料調達に立寄った交易所、パイロンに気付いたバウンティン・ハンターのマット、パイロンの身柄を奪う、必死に追うタスカー達、逃走中のマットとパイロンの間に生まれた奇妙な友情、点在する集落の一つ(アバター率いる”風崇拝”の宗教団体が住む)集落に降り立つ、度重なる敵対部族との戦いで満身創痍のアバター、何故かパイロンに親しみを感じ保護するも…死亡、指導者を亡くした住民の選択、パイロンを巨大な凧に括り、スリップストリーム中に放置…全ては風が決めてくれると… 追い付いたタスカー達、一大救出作戦の末、パイロンの保護に成功、そんな中で判明したパイロンの正体…地上最後のアンドロイド、パワーと知力に秀でた貴重な存在… 突然の突風、凧共々上空に吹き飛ばされたタスカー、高台に投げ出されたベルツキー達3人、タスカーを追うベルツキー、一方のパイロンとマットは宗教団体に加わったばかりの女性エイリエルに助けられる… パイロンとの交流で荒っぽさが消えて行くマット、エイリエルに導かれるまま長く危険な旅、辿り付いた都会の廃墟、かつて博物館だった建物の下に対照的な2つのグループ、過去の遺産を再生しようとするグループ、全ての希望を捨てたサバイバル・グループ…リーダーのコーネリアス、彼のもとに現れたエイリエル、秘密になっていた自分達の存在をパイロンとマットに知らせたエイリエルを責めるなか、あくまでパイロンを捕らえようとするタスカーとベルツキーが出現、荒れ狂うスリップストリームの中、それぞれの思惑によって戦闘が始まる…

「SW」「トロン」「エイリアン2」「ゴースト・バスターズ」を作ってきた錚錚たるメンバーによるSF映画… あまり宣伝されていませんでしたが見に行きました、当ったんだか外れたんだかよく分からない映画でした、設定は良いんだけど何か陳腐、鬚ヅラで力強いマーク・ハミルもなんか… でもかなりのシーンが私の記憶に残る…ナンとも言い難い映画…皆さんにはあまりお薦めしかねますが、私自身は機会があればもう一度見てみます… でも評価は変わらないと思う
-1999format



 風をつかまえた少年 
[NON FICTION]
2018:イギリス/マラウィ作品/2019.08:日本公開(エンタテインメント)
監督:キウェテル・イジョフォー
出演:マックスウェル・シンバキウェテル・イジョフォーアイサ・マイガリリー・バンダ
ジョセフ・マーセルフィルベール・ファラケザレモハン・ツィパノーマ・ドゥメズウェニ/他
夏休みにかなりのハイペースで映画を観ていて…あらっ?
目新しい新作が無い!8月公開作のチェックし直し!
ああ〜、やっぱりメジャーばかり追っかけていたから、取りこぼしがありました!
何本か候補がある中で、午前中にやってる奴の中から、更に選びました!
「風をつかまえた少年」です
アフリカの超極貧国マラウィ、学校にも通えなくなった勉強好きの少年が…
父親を助けるために…風力発電に挑むお話です!

STORYは…
その日はウィリアム・カムクワンバにとって晴れやかな1日になるはずだった!
2001年、アフリカのマラウィ(アフリカ南東部の小国)
ウィリアムの父親トライウェルが買ってくれた制服を着て…カチョコロ中等学校の入学式へ
ところが帰り際、担任のカチグンダ先生から、学費が全額支払われていないことを知る(前金のみ)
このままだと退学となると…(いきなり初日から知らされた事実)
大雨が続くマラウィ、収穫ができず、家にお金は無い
ウィリアムの姉アニーは大学進学を希望していたが…こちらも入学金の目途が立たず
末っ子の赤ん坊の世話で忙しい母アグネスだが…明るく気丈に夫を励ます!
長く激しい雨がやんだら…今度は日照り、干上がる畑、苦労する父親
理科が得意なウィリアム
自分でバッテリーを作ってポンプを動かし、畑に水を引こうと思いつく!
学費未納のため退学必死の中、理科の授業にだけは潜り込む
カチグンダ先生に相談、姉アニーと付き合ってるだろう?秘密にする代わりに…
図書館への出入りの許可をもらう
「エネルギーの利用」という本から風力発電で充電、ポンプを動かせば…
乾季でも穀物の栽培が可能となる!収穫が2倍に!
ところが…事態はますます悪化
村人達が敬愛する族長が…選挙活動の一環で訪れた大統領に支援を直訴したことから
側近達に袋叩きの目に会う!ボコボコ、血だらけ
追い詰められた村人達の暴走、デモ活動のために家を離れる父親
父親が留守の間、強盗の襲撃、僅かな収穫物を奪われてしまう
形だけの国の援助、必死に(ズルしても)穀物を入手するウィリアム
1日1食の生活、絶望した姉アニー
「1人減れば食い扶持が減る」と書き残し、カチグンダ先生と駆け落ちしてしまう!
ウィリアムにとっての唯一の望み
欲しがっていたカチグンダ先生の自転車の照明用のダイナモを置いて行ってくれたこと
先生と駆け落ちした娘、学校に詰め寄るカムクワンバ一家
責任を感じた校長、ウィリアムの図書館利用を認める
猛然と勉強を始めたウィリアム
村の若者達に手伝ってもらいながら、廃品から小さな風車を作製する
皆の前で、ラジカセに繋がれる装置、風、回る風車、鳴り出すラジカセ!
その装置を父親に披露するウィリアム
もっと大きな装置を作れれば、水を得られる!
そのためには父親の大事な自転車が欲しいと訴える!
家族のため自分は食事すらせず頑張ってきた父親、疲れ果てていた…「ガラクタは捨てろ!」
そんなもの作っている暇があったら、畑を耕せ!
そんな中、母アグネスの魂の言葉、私はどれだけ失えば済むのか?
父の息子への深く温かい愛を甦らせる
「昔から失敗ばかりだった」という父親
「何もかもが失敗じゃない、僕は学校に行けた」とウィリアム
「きっと上手くいく!手伝ってくれれば」という息子の言葉を信じる父
今、父と息子と村人が一つになって…自らの手で未来を掴もうとしていた!


実話ベースの映画化作品!イギリス&マラウィ製作の映画です!
観に行けて良かったです(間に合って良かった)!
アフリカの超極貧国マラウィ、ある縁でマラウィについては多少なり知識はあります…
古くからの慣習と現代が混濁した世界、民主主義ですらよく理解されていない
選挙で選ばれる独裁者?意にそぐわないものはボコボコ!
裕福で無ければ学校にも通えない…いくら頭が良くてもね
そんな国を襲う洪水と日照り(干ばつ)
都会から来た大企業がタバコ栽培のために、大量の森林伐採を進める!
荒廃は分かっていても、借金返済のため折れていく住人達
ますます農業ができる環境でなくなっていく!
そんな父親を助けたい頭の良い息子が…灌漑のための風力発電に挑む!
ちょっと苦しいシーンが多く…超極貧国の状況を理解・認識させるためには致し方ないが
実際の発明のシーンは僅かなのが惜しいかな!まあそれに至るストーリーは描かれてるけどね!
なんかもうチョット盛り上げても良かったかなと思います!
でも水が畑に流れるシーンは感動ものです
涙腺弱くなった私としては…です!
ちなみに公開23日目ですが…1日FULLで上映しています、まだ終映日が決まっていないみたいなので
観に行ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに有料鑑賞すると、1回に付き50円が…
学ぶことが困難な環境にある日本の子供達に寄付されるそうです!(えっ、マラウィじゃなくて?)
まあ有効に使ってください!
ちなみに蛇足ですが…8/23に新宿武蔵野館で観たのですが
観終わってロビーに出たところ、目の前に柄本佑がいました!
同じ映画館で上映が始まった「火口のふたり」の舞台挨拶に来ていました!
イケメンでかっこ良かったですよ!
公開23日目の第1回(9:45)、84席の映画館で3割程度の入り(新宿武蔵野館 SCREEN2)
2011.09format



 ガタカ/GATTACA 
[SF]
1997:アメリカ作品/1998.05日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:アンドリュー・ニコル
CAST-1:イーサン・ホークユマ・サーマンジュード・ロウアラン・アーキンローレン・ディーン
CAST-2:ゴア・ヴィダルアーネスト・ボーグナインブレアー・アンダーウッド/サンダー・バークレー/
     トニー・シャールホウブ/ジェイン・ブルック/イライアス・コティーズ
     ウィリアム・リー・スコット/他
近未来SF、遺伝子工学の進歩で子供のデザインをする時代、適正者と不適正者の差別、不適正者の男が夢みた宇宙飛行士…違法のチャレンジ、殺人事件発生の中、現れる協力者、不適正者は宇宙に飛び出せるのか…?

STORYは…
遺伝子工学の進歩。赤ん坊の寿命、病気・優劣の判明。子供のデザイン?適正者と不適正者の差別。ビンセント…宇宙飛行士を夢見るも不適正、30歳の命と推定。弟アントン…デザイン:適正者、捜査官。全てに劣るはずの弟に遠泳で勝利、考え方の変化。エリート(適正者)しか入れない宇宙局を持つガタカ・コーポレーション。清掃員として働く。DNAブローカー。優秀な遺伝子保持者…事故で半身不随のジェローム。彼を引き受ける引換えに彼と入替え。身長の偽装、コンタクト…近視矯正、瞳の色。提供される血液、尿、髪の毛…。ガタカへの採用。毎日繰り返される適正検査。細心の注意。ついに宇宙への道。ガタカ内部での殺人。弟の捜査官アントン、女性局員アイリーン。偶然採取されたマツゲ1本…鑑定、部外者の物、犯人の名はビンセント?


ユマ・サーマンが出演しているので見に行きました…内容も良かった、何かと管理される現代、国民総背番号制度、発展する遺伝子工学…近未来にこんな世界が来たらイヤだ、こんな世界を個人の努力、周りの助けを得て、すり抜けることに成功、宇宙へ飛び立っていく主人公、いいじゃないですか、しかし、手配の顔写真よりも血液検査結果が優先されるのには失笑した、太ももに尿の入ったビニール袋とか、神経質に自分自身の痕跡を消しても、たかがマツゲ1本で窮地に追いやられたりと…こんなものでしょうか
(恵比寿ガーデンシネマ)
-1999format



 カナディアン・エクスプレス/NARROW MARGIN 
[ACTION&SUSPENSE]
1990:アメリカ作品/1990.12日本公開(東宝東和)
監督:ピーター・ハイアムズ
CAST-1:ジーン・ハックマンアン・アーチャージェームス・B・シッキングスーザン・ホーガン
CAST-2:ナイジェル・ベネットM・エメット・ウォルシュ/他
某評論家大絶賛だが、私は最低評価のアクション&サスペンス映画、よくある展開で構成された映画、オリジナルなのは”ヘリコプターに尾行される”こと、”一晩中動き回るのに通路で擦れ違わない”点などかな…

STORYは…
ロスアンジェルス、キャロル・ハニカット(バツイチ、子連れ)、友人のセッティングによるブラインド・デート(高級ホテル)、相手マイケル・ターロー、弁護士…突然の電話、隣室から懇願と泣き声(麻薬取引きの精算がらみ)…覗いた彼女の前で射殺されたマイケル… 3:47P.M.カナダはイースト・ジュザスの山荘、自分も殺される?キャロルは息子を人に託し、兄の山荘にこもっていた…麻薬組織を追うロス州検察官ロバート・コールフィールド、マイケル・ターローが暗黒街の黒幕の弁護士だった事実を掴む、捜査の手はキャロルにもおよぶ…法廷での証言を依頼、逆に報復を恐れ何も知らないと言い張る彼女、銃声、いつの間に?武装ヘリに尾行されていた(オイオイ)、ベンティ刑事の死、4WDで逃げるロバートとキャロル、追いつめられた2人の前にカナダ鉄道の豪華特急… 4:30P.M.ラック・デ・アルク駅、特急に乗車、追手2名も…まだキャロルの顔は知られていない…


あー嫌だ!某評論家も大絶賛だった映画、何の気なしに見に行ってしまった…100席チョットの映画館、ギリギリ座れず、立ち見、内容最悪、つまらない…、”ヘリ”に尾行されるマヌケッぷり、1人しか死ななかったのは奇跡(敵も散弾銃を選定するか?)、1本しかない通路、どうやって追手とすれ違わずに逃げられるのか、しかも一晩中…、それから列車もののお約束、屋根での戦い、そしてトンネルが…お金を払って見てしまったことを物凄く後悔、もう1回見るのは拷問状態としか…データ投入のため、内容を思い出す現在の作業も相当つらい…  ちなみに原題の「NARROW MARGIN」は「行き場のない狭い淵」の意
(現・新宿トーア1、2のところにあった映画館…名称忘却)
-1999format



 カフェ・ソサエティ/Cafe Society 
[LOVE STORY & COMEDY]
2016:アメリカ作品/2017.05:日本公開(ロングライド)
監督:ウディ・アレン
出演:ジェシー・アイゼンバーグクリステン・スチュワートブレイク・ライブリー
スティーヴ・カレルコリー・ストールパーカー・ポージー/他
予告編と宣伝ビラが面白そうだったので観に行くこととしました
「1ヶ月フリーパスポート」も持ってますしね
本日2本目です(1本目でコケているのでこっちに期待です)

STORYは…
Hollywood
1930年代、ニューヨークのブロンクスで生まれ育ったユダヤ人青年ボビー・ドーフマン
華やかなハリウッドへ…刺激的な人生への憧れ
小さな宝石店を営む父親の元を離れ、映画業界で大成功を収めた叔父フィルを頼って…
ところが幅広い人脈を持ち、多くのスター俳優を顧客に抱えるフィルはとてつもなく忙しい
甥が会いに来ている程度では…3週間も待ちぼうけを食わされる
ようやくオフィスで対面したフィル、やる気だけは満々だが、これといった夢も野心もないボビーに雑用を与える
職にありついてホッとしたボビー、もう一つの収穫…フィルからハリウッド見物の案内役として…
秘書のヴェロニカ…愛称ヴォニーをあてがわれたこと
美しくてお洒落で頭の回転が速いヴォニー、飾り気のない性格も文句のつけようがない
たちまち心奪われたボビー、「恋人がいるの」と言う彼女の言葉も何のそのと、積極的にアタックを開始
それが実ってか?ヴォニーに手料理を振る舞ってもらうもらう約束を取り付けるが…当日にドタキャン
その夜、ヴォニーはゴージャスなレストランで恋人と会っていた
その恋人とは、何と親子ほど年の離れたフィルだった
2人は1年前から人目を忍んで愛し合っているが、フィルは25年間も連れ添った妻との関係も断ち切れない
沈痛な面持ちのフィル、「やはり離婚はできない」と告げられたヴォニーはレストランを飛び出しボビーの元へ
「恋人に振られたの、全部終わったわ」と涙ながらに転がり込んできたヴォニー
まさか叔父と交際していたとは知らないボビーは、ここぞとばかりに彼女を優しく慰める
そして海辺や映画館でデートを重ねた2人は…仲睦まじい恋人同士となった
幸せの絶頂のボビー、勢いに乗って「結婚してニューヨークに住もう」とプロポーズ
華麗なるハリウッドの空虚な裏側も目の当たりにしてきたボビーにとって…
今やヴォニーと共に歩む未来こそが全てだった
ところがヴォニーへの未練を残すフィルがついに妻と離婚を決意、土壇場で猛烈な巻き返しの形勢逆転
ボビーの一世一代の恋はアンハッピーエンドで幕を閉じた

NewYork
失恋の痛手を引きずって故郷ブロンクスに舞い戻ったボビー
ギャングの兄ベンが経営するナイトクラブで働き始めた
ハリウッドで知り合ったモデル・エージェンシーの女社長ラッドの協力を得て華やかに改装
バンドの生演奏を取り入れたクラブ「レ・トロピック」は、地元の名士や有名人を惹き付けて大盛況
気配り上手の店長として意外な才能を発揮したボビー
ある夜、来店した優雅なブロンド美女ヴェロニカに魅了され、あれよあれよという間に急接近に成功
ヴォニーと同じ名前を持つ彼女こそ、ハリウッドでの苦い思い出を消し去ってくれる新たな女神に違いなかった
兄ベンが殺人の容疑で捕まり、死刑、それと反して繁盛を続ける店
歳月が流れ、ヴェロニカと結婚して初めての子供も授かり、公私共に順風満帆のボビーに思わぬ波乱が起こる
フィルの後妻となったヴォニーが「レ・トロピック」にやって来たのだ
同様を隠せないボビー、すっかりハリウッドの社交界に染まった様子のヴォニーを批判するが…
「あなただって昔とは違うでしょ」と切り返されると言葉もない
何たる皮肉で悪戯めいた人生の巡り合わせか?


ハードルは上げ過ぎちゃいけないな
しかし、そこそこに面白い映画でした、そこそこにね…
全盛期?黄金期のハリウッドを舞台にした恋の物語
2人のヴェロニカを愛してしまった男の物語だけど
結局は1人目のヴェロニカを引き摺っているんだな、2人目かわいそう…
叔父同様、多くの女を惑わせ不幸にするのだな
私、ウディ・アレンの映画を劇場で観るのって初めてだったみたい
データ投入が大変そうである
まあ「1ヶ月フリーパスポート」があるとはいえ、無駄遣いは良くないな…特に2本観は注意である
ああ〜、こっちはOK、1本目しくじったんだッた
公開2日目の第1回(11:45)、112席の映画館で3〜4割程度の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN2)
2011.09format



 神は死んだのか/GOD’S NOT DEAD 
[RELIGION、PHILOSOPHY]
2013:アメリカ作品/2014.11日本公開(エンタテインメント)
監督:ハロルド・クロンク
出演:シェーン・ハーパーケヴィン・ソーボ
デヴィッド・A・R・ホワイトベンジャミン・オチェンポール・クウォ
ディーン・ケインキャシディ・ギフォードトリシャ・ラフェイチェコリー・オリバーハディール・シッツ
ライス・ブルークス/ウィリー・ロバートソン/コリー・ロバートソン/ニュースボーイズ/他
無神論者の教授VSクリスチャンの大学生
果たして、彼は神の存在証明をできるのか?
なんか小難しげだが、面白そうな映画がくるぞ…こういうの好きだな〜
と言う訳で観に行ってまいります!

STORYは…
大学に入学したばかりのジョシュ・ウィートン、クリスチャン
ニーチェ、カミュ、フロイト等の無神論者を信奉する哲学クラスのラディソン教授に信仰心を試される…
授業の初日、“God is dead”…神の存在を否定する宣言書を提出するよう強要するラディソン教授
絶対に単位を落としたくない学生達は言われたとおりに提出、ジョシュ1人だけが拒否
“ならば神の存在を証明しろ”(3回の授業で20分ずつの時間)!(審査員は80人の学生…ジョシュの要求)
追いつめられるジョシュ、信仰心と自分の将来のどちらを取るかの選択を迫られる
19世紀に哲学者ニーチェが“神は死んだ”と宣言して200年以上、ジョシュは神の存在証明できるのか?


ダメだこりゃ…
宗教団体が危機感を抱いて作った宣伝・教育ビデオだなこりゃ
ストーリーは無神論者VSクリスチャンにおける、神の存在証明バトルと思いきや…
“神を信じない無神論者は不幸に陥り、死を目前に神に救いを求める”と言う内容
そして演出も演技も再現VTR並みで、大根役者が相当数混じっている
もっとフェアなバトルを期待していたのに、あまりのクダラナサに…脱力である
まあなんて言っても宗教団体の宣伝・教育ビデオだからね…
公開10日目の第2回(10:20)、60席の映画館で6割程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター3)
2011.09format



 神様メール/The Brand New Lestament 
[COMEDY]
2015:フランス/ベルギー/ルクセンブルク作品/2016.05:日本公開(アスミック・エース)
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
出演:ピリ・グロワーヌブノワ・ポールヴールドヨランド・モロー
マルコ・ロレンツィーニローラ・ヴェルリンデンディディエ・ドゥ・ネックセルジュ・ラリヴィエール
フランソワ・ダミアンカトリーヌ・ドヌーヴロマン・ジェラン/他
映画の予告CM観ていて、これは面白そうだと目をつけていた映画
期待度大で観に行きました!

STORYは…
神様は実在、ブリュッセル在住
(最初に創られたのがブリュッセルの街並み)
神様は嫌な奴で、妻(女神)や娘(エア)にひどい態度
パソコンで世界を支配し、暇つぶしに普遍的な不幸の法則を作り…人間を苦しめている
3LDKのアパートから一歩も出してもらえずに、高圧的な父親と10年間暮らしてきたエア
神様のパソコンから人々に余命を知らせるメールを送ることから物語は始まる
人間に運命に縛られずに自由に生きてほしいと考えてメールを送信
(ついでにパソコンをロックして神様が使えなくしちゃう)
そしてエアは兄JC(イエス・キリスト)のアドバイスを受け、アパートの洗濯機を通じて家出、世界へ
彼女は余命を知っても何をしていいか分からない寂しい人間達と出会い
(新・新約聖書と6人の使徒)
小さくてヘンテコな奇跡を起こしていく!


面白かったけど、期待しすぎでしたかね
くすくすとは笑える、意表も突かれるけど、妙に時間が気になってしまったり…
しかし愛すべき人達だったな…
神我儘すぎるが、まあそんなもんかな
公開2日目の第2回(11:20)、124席の映画館で9割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN11)
2011.09format



 完全なるチェックメイト/PAWN SACRIFICE 
[NON FICTION]
2015:アメリカ作品/2015.12:日本公開(GAGA)
監督:エドワード・ズウィック
出演:トビー・マグワイアリーヴ・シュレイバーピーター・サースガードマイケル・スタールバーグ
リリー・レーブロビン・ワイガート/他
「007」「SW」「妖怪ウォッチ」などの超大作と喧嘩せず?
あまり目ぼしいものをやっていない感じのする中、ちょっと興味をひかれた作品があったので観てきました

STORYは…
1972年、夏、全世界が注目する戦い
1948年以降、ソ連人同士でチャンピオンを決めてきたチェスの世界選手権、決勝戦
挑戦者として登場したアメリカ人ボビー・フィッシャー、迎え撃つはソ連の王者ボリス・スパスキー
ところが耳を疑うニュース、フィッシャーが第2局に現れず不戦敗
次は何をしでかすか?煽るTVキャスター
フィッシャーはチェスだけでなく、その奇行でも知られていたのだ
1951年、N.Y.ブルックリン
チェスクラブを経営するナイグロ、まだ幼いボビーの才能に驚く
シングルマザーのレジーナ、チェスばかりしているボビーが「負ければ諦めるだろう」と連れてこられたクラブ
皮肉にもこの日を境にクラブに通い詰めるボビー、僅か14歳で全米王者となる
日夜チェスの研究に励むボビー、毎晩男を連れ込む母と衝突
彼女が共産党員のせいでボビーまで監視されるのにウンザリ
母は家を出ていき(追い出し)、ますますチェスにのめり込み、当時の史上最年少の15歳でグランドマスター!
1962年、ブルガリアで開かれたチェス・オリンピアード、突然試合を放棄するボビー
ソ連勢がボビーに勝たせないため、共謀してドローばかりを繰り返していると抗議
「ソ連は不正を行っている」とカメラ前で演説、「チェスをやめる」と宣言
1965年、鬱屈した日々を過ごすボビーのもとに、ポール・マーシャルという弁護士が訪ねてくる
チェス好きの愛国者だと自己紹介するポール、ボビーの代理人となりたいと持ちかける
敵国ソ連を叩きのめすなら、無料で引き受けるという
ビル・ロンバーディ神父にセコンドを頼み…、カリフォルニアで開催されたソ連選手団との親善大会へ
“この街に冷戦がやって来た”と盛り上がるなか、ボビーは連勝を飾る
ところがボビーは…条件が満たされない限りもうプレーしないと宣言
彼の要求リスト…「リムジンで会場へ行く」から始まり「売り上げの30%をよこせ」という無茶
さらに「息が臭いから観客との距離をあけろ」という言いがかりまで、延々と続く
最終日、最強と言われるスパスキーとの戦いが幕を開ける
報奨金増額を要求し、主催者を激怒させながら戦いに臨んだボビーだが、惨敗
1967年、ハンガリーで国際試合に復帰、世界チャンピオンを目指すと宣言するボビー
驚異の連勝!“ブルックリンのダ・ヴィンチ”、“500年に1人の天才”と騒がれる
とうとう準決勝で勝利、王者スパスキーとの対決へ、アメリカ初の挑戦者、狂喜する人々
だが1ゲームで銀河の星の数ほど次の手が見える頭脳
いつか心が極限を越えるだろうと言うロンバーディの予想が当たりつつある
ボビーは陰謀論にのめり込み、ソ連に盗聴されていると主張
1972年、世界チャンピオン決定戦の開催地アイスランドへ発つ日、空港で待つカメラにブチ切れて逃亡
自宅に隠れていたボビーに再びチャンピオンへの挑戦を決意させたのは1本の電話
ニクソン大統領の補佐官キッシンジャーからの励ましの言葉
ようやくレイキャビックに到着したボビー
全世界のTVが中継するなか、ついに24局の戦いが始まる
緊迫の第1局、単純ミスで敗退するボビー、スタートからいきなりのつまづき
前代未聞の要求を突き付け…第2局をボイコット
ところがスパスキーが要求をのんだことからゲーム再開
第3局でボビーはソ連のセコンドが思わず“正気じゃない”と口走る手を打つ
しかし、更にその先に誰も見たことのない驚愕の対局が待ち受けていた!


なんかTV番組で観たことがあるような気が…うーん、展開が読める
まあ実話ゆえ、想像の範疇には収まるってか
しかし時代が凄い、東西冷戦下の米ソの対決、盗聴されている?椅子に高周波の装置が仕掛けられている?
国の威信をかけ、大統領からの激励、そこまで追い詰められるのだな
奇行の数々も当たり前?
しかしチェスで精神的に冒されるとすれば、駒を再利用できる日本の将棋はもっと凄いことになるな
羽生名人達は超人だな
トビー・マグワイアのキレっぷりと振り回される弁護士役と神父役はなかなか良かったな
ソ連の負けられない王者ボリス役のリーヴ・シュレイバーも良し
ただキレっぷりばかりが目立ってしまって
面白かったかは、多少疑問
原題の「PAWN SACRIFICE」だが直訳すれば「生贄の駒」とでも言うのだろうか?
「完全なるチェックメイト」よりはあるかな?
ちなみに公開3日目の第1回(11:15)、225席の映画館で4〜5割程度の入り(TOHOシネマズシャンテ1)
2011.09format



 鑑定士と顔のない依頼人 
[MYSTERY & LOVE STORY]
2013:イタリア作品/2013.12日本公開(GAGA)
監督:ジョゼッペ・トルナトーレ
出演:ジェフリー・ラッシュシルヴィア・フークスジム・スタージェスリヤ・ケベデ
ドナルド・サザーランドフィリップ・ジャクソンダーモット・クロウリーキルナ・スタメル/他
もしかして「サスペリア PART2」以来のイタリア映画かな!?
ちょっと前にシャンテに映画を観た際にかかった予告CMに惹かれました
ジェフリー・ラッシュがベテラン鑑定士!似合ってるな…、顔を見せない依頼人、散りばめられた謎、そして恋?
何か面白そうだぞっと、これは観なくちゃっていう気になりましたね!

STORYは…
カビに覆われた板、一瞬で数世紀前の名画と気付き&贋作を見抜くオークショニア、ヴァージル・オールドマン
神の如き鑑定眼と豊かな知識、天性の感、世界中のオークションからオファーが殺到
だか…芸術への熱烈な愛に比べ、人間が苦手、早くに亡くした両親、孤児院育ち、友人は僅か、携帯電話を持たず
更に…度を越した綺麗好き、高級ホテルのような住居、食事はいつも一人…レストランには名前入りの専用食器!
トレードマークの手袋は食事中でも外さない!
そんな彼にクレア・イベットソンと名乗る女性から鑑定依頼の電話、1年前に亡くなった両親の残した家具と絵画
屋敷を訪ねるヴァージル、約束の時間、雨、開かれることのない門
再びクレアからの電話、「無礼な行為だ!」と怒るヴァージル、「交通事故で入院していた」?信じがたい理由
不信感を抱きながら…渋々の再訪、現れたのは屋敷の管理人、彼女は熱を出したので…と、子供のような言い訳
クレアは天涯孤独の身との説明、広大な屋敷は廃墟同然、床に転がった何かの部品に興味、拾いかえるヴァージル
修理店を営むロバート、部品の調査を依頼、一瞬で部品を組立てる…手先の器用なロバート!
鑑定の契約書にサインが必要!現れないクレア、管理人に金を握らせるヴァージル
聞き出せた情報…クレアの年齢は27歳、11年間の勤務中に会ったことなし、とても奇妙な病気だと…
好奇心、興味をそそられる部品欲しさ、クレアに譲歩するヴァージル、逆に「手を引いて…」との電話
ロバートが磨いた部品、“ヴォーカンソン”の刻印、18世紀のオートマタ(機械人形)の製作者の名前
本物なら莫大な価値!欲しい!?
数日後、再び…屋敷に来て欲しいというクレアの電話
屋敷の隠し部屋に暮らす彼女、壁越しの対面、15歳から部屋を出ていないとの告白…広場恐怖症(対人恐怖症)
自分も他人と上手く付き合えないヴァージル、クレアに同情、扉を挟んだやり取りを同意
渡される屋敷の鍵、鑑定の為に自由に出入りできる許可、彼女の為に初めて携帯電話を持つ!
段々と知ることが出来るクレア情報、ペンネームで物書きを生業にしているらしい…
新たなオートマタの部品をロバートへ、恋愛経験豊富というか…女ったらし?の彼に…クレアについて相談
アドバイスに従い…帰ったふりをしながら、クレアの姿を覗き見るヴァージル、若くて美人!恋!
老いての恋、夢中、クレア優先、振り回される秘書のランバート(元々?)
2度目の盗み見、物音を立てて気付かれるヴァージル、パニックに陥るクレア
全てを打ち明け…対面を果たす2人、初めての恋に全てを捧げるつもりのヴァージル
そんな彼に心を開きはじめるクレア、外へ連れ出そうとするヴァージル、拒絶反応
なのに…ある日、屋敷から忽然と消えたクレア
オートマタは本物なのか?鑑定依頼の本当の目的は?クレアの過去に隠された秘密とは?
謎はまだ入り口に過ぎない…


今年最後に、全くノーマークだったところから凄い面白い映画が現れました
イタリア映画だからかな?前評判というか…CMもなかったな!?
TOHOシネマズでもアート系の(日比谷)シャンテに行って初めて知った作品
これが面白そうじゃないですか!ドタバタでムビチケ買うの忘れちゃったけど…
観に行くこととしました!で…
実は、2013年12月は「ゼロ・グラビティ」と「鑑定士と顔のない依頼人」の2本が観たい候補
よりによって同日の公開、どっを先にしようかなと迷ってたんだけど…
12月14日はTOHOシネマズの日!1000円で観られるじゃないか!ということで…
前売券を持っている「セロ・グラビティ」は先送り!
さてとネット予約しなくちゃと前日、えっ?大混雑じゃないか!前から2列目の席しか取れない!ひぇー!
当日の映画館、全ての回が満席でした!
で…
この映画、面白い!いろいろと伏線が張られていて…謎解きとしても面白い!
鑑定の世界も興味津々、少しの嘘とオークションで動く大金
謎の依頼人、老いて&初めての恋、若く美しい女性に夢中になっていく…危うさと微笑ましさ
女ったらしの万能の修理屋の助言、徐々に見つかる部品、組み上がっていくオートマタ
数字を読み上げる謎の女性
「贋作者は必ず、自分の「印」を残す…」 「愛も完璧に偽れる…、もしそれが芸術なら…」
首謀者は誰?どこまでが共謀者?みんな怪しい!?
ああ〜!大崩壊が!唖然である…開いた口が塞がらなかった!驚いた!
あああああ…そういうことだったか
それでも本当だったと思いたい!自分は騙されていない?なんて悲しいんだ…
これは面白かったな…、また観たい映画かもしれない!
公開2日目の第2回(13:10)、225席の映画館は満員(TOHOシネマズシャンテ SCREEN1)
2011.09format



 ガンパウダー・ミルクシェイク/Gunpowder Milkshake 
[ACTION]
2021:フランス/ドイツ/アメリカ作品/2022.03:日本公開(キノフィルムズ)
監督:ナヴォット・パプシャッド
出演:カレン・ギランレナ・ヘディクロエ・コールマンフレイヤ・アーラン
カーラ・グギーノミシェル・ヨーアンジェラ・バセット
ポール・ジアマッティイヴァン・ケイジャック・バンデイラデヴィッド・バーネル・4世
マイケル・スマイリーマイ・ドゥオン・キエウ
ラルフ・アイネソンジョアンナ・ボビン/他
最近、映画館から宣伝チラシが消えていないか?
TOHOシネマズ日比谷は元々置いていない、渋谷は2Fだけ、新宿はスペース半減、渋谷TOEIは無くなった!
その他の映画館も規模縮小している感じ
辛うじて単館系&ミニシアターには、宣伝チラシが置かれている状況
ミニシアター色の強い「TOHOシネマズシャンテ」は少ないながら宣伝チラシを置いてくれている
そこで見つけたのが「ガンパウダー・ミルクシェイク」である!なんか派手目で面白そうだと思いピックアップ
その後、劇場予告の映像が流れたんだけど…やや軽そうでコメディ色も強そうだが、なんか面白そう?
「高カロリー!強炭酸!超刺激!甘さはひかえめ」
「悪を蹴散らすシスターズ・ハードボイルド・アクション、爆誕!!」だそうだ!
多分、笑えるだろうと思う!
まあムビチケ購入して1500円で観ます!
ネットでググったけど…やっぱりメインスクリーンは「TOHOシネマズシャンテ」のようだ…

STORYは…
夜、予想外に手間だった仕事(大虐殺)を片付け…傷をおい血まみれで自室に戻ったサム!
手作りバニラ・シェイク、シリアルを食べながらTVアニメを観て…腕の傷を自ら縫合中!
ガラケーが鳴る!“会社〈ファーム〉”の人事部長ネイサンに呼び出されたサム
打合せ場所のダイナー(銃持ち込み禁止、ウェイターに預けなければならない店)
その店は15年前…
サムがまだ12歳だった時、“会社”の殺し屋だった母スカーレットに置き去りにされた場所
(母に頼まれた…とある場所での武器調達に協力)
(約束の時間に3時間遅刻、一緒に飲んだミルクシェイクの想い出)
それ以来、サムは母と合うこともなく…ネイサンの下で母と同じ殺し屋の道を歩んでいた
遅れて現れたネイサン
大虐殺に関する文句!サムに新たな仕事を命じる
“会社”の金を盗んだ会計士から大金を回収せよ!足がつかないよう新しい銃を用意しろ!
「図書館」に向かうサム
表向きは立派な図書館だが、実は3人の図書館員は元殺し屋
アナ・メイ、マデリン、フローレンスが運営する銃火器と武器のレンタル・交換所
正体不明のサムにアナ・メイは疑いの目を向けるが
サムがかつての同志スカーレットの娘であることを知った3人!
12歳の時のサムを思いだし…3冊の巨大ハードカバー
「ジェーン・オースティン」「シャーロット・ブロンテ」「ヴァージニア・ウルフ」
開くと中身はくり抜かれ…銃が納められている
新しい銃を携え、会計士が潜むルボンボン・ホテルの一室に踏み込んだサム、大金を発見
突然鳴り出す(子供向けの)携帯電話
別室(浴室?)から戻ってきた会計士、電話に出ようとして…サムに抵抗、腹を撃つサム!
会計士は8歳の娘を誘拐され…身代金代わりに“会社”の金を持ってくるよう脅迫されていた!
助けを求める会計士を…殺し屋界で馴染みの医者に連れて行くと
大金の入ったパンダのスーツケースを掲げ…指定場所ガターボール・ボウリング場へ
ネイサンの指示でサムを追ってきた3人の殺し屋(3バカ)を…半殺し
銃を指定場所に置き、衣服も着がえさせられ…虎のスカジャン!
向かいのビルの潰れたビデオ店へ移動
ラバーマスクの4人組と対峙、猿轡された少女エミリーとスーツケースの交換
逃げる悪党達、追うサム!まさかの悪党の仲間割れ!互いに打ち合い自滅
最後に投げられた手榴弾…吹き飛ぶスーツケース!
右肩に被弾しているサム、エミリーを連れて例の病院へ
既に死んでいた会計士、亡骸と対面するエミリー
ちょうどそこで治療を受けていた3バカ!医師を抱き込む…
不意を突いて…サムの両腕に筋弛緩剤を注射する医師、60秒の余地?逃げる医師、迫る3バカ
エミリーに指示、左手に大型メス、右手に銃をテープで固定させる!
超人的な戦闘能力を発揮したサム、3バカを皆殺し!
ネイサンから3バカへの電話、それに対応するサム
「“会社”の命に背き、大金を失った君をもう守れない」
「大虐殺で君は組織のボス、マカリスターの息子を殺してしまった」と…
「生き延びられたら、そっちに行くから覚悟して!」とサム
「さよならサム!」切れる電話
“会社”とマカリスターから追われる身となったサム(とエミリー)
2人の女と2大組織との全面対決の火ぶたが切られた…


予想通りのコミカルなアクション映画であった!
なんかバカバカしくて笑える
アクションシーンの合間合間にチョットした笑いを挟みながらの展開
軽い!重厚さは無くポップな感じ…ハードボイルドではないな
あっ!本気で…ハードボイルド・アクションを求めて行ったら、ガッカリするでしょうね!
まあ最初から、上記のような映画であることは感づいていましたので、それなりに楽しめましたが…
もっと笑える内容にできただろうに勿体ない!
パンダのスーツケースが“ビンドゥンドゥン”だったら大爆笑だし!中国受け最高だっただろうに!
(まあ撮影時期的に無理か…)
主演のカレン・ギランは、なんと身長180cm!(スタイルはいい)
ガン・アクションは良いが、格闘アクションは重たくてスローな感じ?
体格生かした投げ技なんかは決まってるが…スピード感に欠けるのは残念である、顔も固いしね!
まあ脇を固めるレナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセットがコミカルにサポート
出てくる男どもが全部バカなのも…まあ、くだらないが笑い!
今回の拾い物は、サムの少女時代を演じた“フレイヤ・アーラン”が可愛かったこと!20歳で12歳役は笑える
またどこかで観たいな!
それはさておき…この映画を観たい方は、なるべく安く観られる方法でどうぞ!
公開2日目の第1回(10:35)、225席の映画館で65人程の入り(TOHOシネマズシャンテ SCREEN1)
2011.09format



 カンパニー・マン/COMPANY MAN/CYPHER 
[SUSPENCE]
2001:アメリカ作品/2003.01日本公開(ギャガ・ヒューマックス共同)
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
CAST-1:ジェレミー・ノーサムルーシー・リューナイジェル・ベネットティモシー・ウェッバーデヴィッド・ヒューレット
      カリ・マチェット/他
あの「CUBE」から5年、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の長編第2作、平凡なサラリーマンが求めたスリル、いつの間にか紛れ込んでしまった“記憶の迷路”、混濁する記憶、出口はどこ?そして…私は誰?原題はCYPHER=暗号

STORYは…
セキュリティ・ゲートを通る男モーガン・サリバン、採用して欲しい…必死のアピール、多国籍ハイテクノロジー企業でジコープ社の適正試験に合格、エージェントのフィンスターから与えられた新たな名前ジャック・サースビー…産業スパイの誕生、家では妻の尻に敷かれ、近々 義父の会社に就職予定、閉塞感からの脱却、妻にも内緒(当然)の仕事、初任務…某企業のコンベンション会場に潜入、ペン型盗聴器で情報を本部に転送、チョットしたスリル、モーガンが思い描くスパイのジャック・サースビー像、今の自分と正反対…スコッチのシングル・モルトを愛し、タバコとゴルフを嗜み、危険な任務をこなす… ジャックとしての新たな自分、失っていた自信の回復一方で繰り返す頭痛と奇妙なフラッシュ・バックに襲われるように…憔悴、会議後のパーティー会場、エキゾチックで謎めいた女性リタとの出会い、その神秘的な美しさに惹かれるが…冷たくあしらわれるだけ、その後の会議にも彼女の姿、自分の先回りをしている感じ?酷くなっていく頭痛と悪夢、薬をくれた彼女&告げた言葉…盗聴任務は名ばかり、情報など送信されていない?盗聴器をOFFのままにした会議…でも任務成功?一体なに?そして彼女は何者?次の任務地、彼女の姿を探すモーガン・サリバン… 彼女との接触、真実を!打たれる注射、会議場の真実を見るように?何が起きても反応するなとの指示、会議場、配られるミネラルウォーター?スクリーンに繰り返す模様、タンタンと続く報告、目を開いたまま意識をなくす人々、会議場に入ってきた一団、頭に取り付けられる装置、ココで一体なにが起きているのか?


知る人ぞ知るあの「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の長編第2作、「CUBE」から5年…待ちに待ちました、あまりに待ち過ぎて期待が大きくなりすぎて…実はチョットばかり物足りない感じもする、まあ「CUBE」のあとでは何がきてもこんなものかな?第2作までの時間もこのため?「CUBE」「CUBE」って、そればかり…なんか「CUBE」抜きで語らないとダメな気がしてきた… で、「CUBE」を抜いちゃって…と、なれば、そこそこ面白い作品ではありますが…なんか各シーン毎の詰めが甘いというか、そして終盤の展開は辛い、もっと上手くつないで欲しかった、「CUBE」に免じて次回作を期待…
で、もし見に行こうという方がおられたら…、出てくる名前(会社名も含む)は少ないですが、シッカリと覚えておきましょう、混乱してると「95分」はアッという間です(私も余計な事を考えていたら…危なかった)、あとはいつものことですが、安く見られる方法を! ちなみに、公開初日の第1回、40分前に到着して列の10数番目、その後続々と…、この手の映画としてはソコソコの入りと言ったところでしょうか
(ニュー東宝シネマ:有楽町)
2000-2009format