行・さ・ざ 作品・海外






 ザ・インターネット/THE NET 
[ACTION?SUSPENCE?]
1995:アメリカ作品/1996.01日本公開(トライスター映画)
監督:アーウィン・ウィンクラー
CAST-1:サンドラ・ブロックジェレミー・ノーサムデニス・ミラーダイアン・ベイカー
     レイ・マッキノンキム・フラワーズロバート・ゴセット
CAST-2:ケン・ハワードマーゴ・ウィンクラー/他
彼女の存在の記録は、全て消去された…

STORYは…
LA、アンジェラ・ベネット…コンピュータ・アナリスト(フリー)、バグやウィルス探し、処理能力は一級品、自宅が職場、人付合いが苦手、食事(ピザ)もインターネットで発注…久しぶりの休暇、バカンスの予定、飛び込む仕事、得意先のデール、インターネット・プログラムのプロトタイプ、偶然にも政府機関の機密データにアクセスしてしまう…電話と共に届いた現物(フロッピー)、バグ・マニアの友人へ転送。翌日、約束の時間に現れないデール、飛行機事故での死、バカンスに出発の時間、メキシコへ飛ぶアンジェラ、理想の男性そのもののジャックとの出会い、デート中にひったくられたバッグ(フロッピーごと)…自家用クルーザーへの招待、ピストル、事の一端を知る彼女を無き者に…全てはジャックが仕組んだこと、ボートでの脱出、転覆、意識不明の状態、漂流…


面白くない分けではないが、設定に無理が有り過ぎで…チョット…、個人情報の操作は恐いですね…
ネット社会となった昨今、アメリカ映画では個人が政府機関の秘密事項を知ると、追手が差し向けられたうえ逃げれば個人データを消されて追いつめられるパターンが定番となりつつある、さらに…逃げる主人公を手助けした人は殺され、孤立した主人公は最終的にネットを使って逆襲を試み、政府機関を壊滅状態に陥れ勝利するという展開も定番化、まあ「どの政府機関」の「どんな秘密」を「どのような立場」の人が知るかのパターン展開でしばらくはいくのであろう、で、思うのだが、壊滅的打撃を受けた政府機関は「なぜ」そこで追求の手を止めるのか?相手に決定的証拠を握られたとしてもだ、自由にさせては身の危険では?自己保身のために懐柔策に出るとか…個人的には、そこで止めてもらわないと命がいくつあっても足りないと思うのだが…
-1999format



 THE INFORMER/三秒間の死角 
[SUSPENSE]
2019:アメリカ作品/2019.11:日本公開(ショーゲート)
監督:アンドレア・ディ・ステファノ
出演:ジョエル・キナマンロザムンド・パイク
アナ・デ・アルマスカルマ・マイヤー
クライヴ・オーウェンコモン/他
これは事前の予告もあまり観られないし…ネットでも引っかからなかったんだけど
ともかく正月映画までの端境期?
目立った作品が少ないんだよね
最近重宝しているムビチケのネット販売のページでチェックしまくっていたら
あるじゃないですか…面白そうなのが!
「FBIに裏切られた情報屋の(刑務所からの)脱出劇」!
まあ考えてみれば、よくある展開なんだけどね
予告編見る限り、なかなか迫力ありそう、結構真に迫ってる感もあり
観に行くこととしました!

STORYは…
自由の身と引き換えに、FBI情報屋になったピート・コズロー、最後の任務の約束
潜入先のマフィアのボス“将軍”の麻薬取引現場にFBI捜査官ウィルコックスを導き…組織壊滅へ
成功すれば、愛する妻と幼い娘との幸せな暮らしが待っている
ところが、取引現場でマフィアの仲間が取引相手を射殺してしまい…作戦は中止!
(妻と娘も遠くに逃げてなかったから身柄拘束)
さらに取引相手が潜入捜査していたNY市警の警官だったと判明、組織が銃殺
NY市警の追跡をかわすため、“将軍”は仮釈放中のピートに、刑務所に戻り…内部の麻薬取引を仕切れと命令
断れば妻子の命がない
一方、ウィルコックスの上司モンゴメリーも“将軍”の案に乗ってきた
刑務所内の取引を立証して“将軍”を葬れば、直ぐに釈放させるというのだ!
やむなく刑務所に舞い戻り、将軍の手先と麻薬組織を立ち上げつつ、FBIにリークする関係者を探り始めるピート
だがその頃、殺された警官の上司グレンズが、執念の捜査からピートに辿り着く
(FBIの動きを察知したNY市警、潜入捜査官の死亡は大問題!NY市警vsFBIの構図)
そんな中、事態が急変、ピートを切り捨てろと命じるウィルコックスの上司
マフィア、NY市警、刑務所の看守、自分を取り巻く全ての組織から命を狙われることに!
絶体絶命の崖っぷちで、ピートは気づく!
唯一逃げられる一瞬の死角があることに!果たして、ピートの脱出劇の行方は?


多分この手の内容って出尽くしているんだろうな!?多分…
そんなに心躍らないし、読める展開だな…
まあジョエル・キナマン演ずる主役のピートがカッコ良いので見られるのかも…
(ロザムンド・パイクはあまり好きな女優さんではないが…まあアッチコッチニ出てくるな)
ああ〜NY市警の潜入捜査官とFBIの情報提供者が交錯しちゃうのは面白いか…2組織の面子の争い!
まあそれ以外の大した仕掛けはないが…邦題(副題)の「三秒間の死角」に期待したんだけどね!
まるでこれは嘘!なので要注意!
全く「三秒間の死角」など、どこにも出てこないよ!
死角に入ったのは、狙撃犯から身を隠した数十秒〜数十分のことなんだろうな?
「三秒間」なんていう切羽詰まった仕掛けはないよ!
じゃ「THE INFORMER」でいいじゃないかといえば…「情報提供者」もしくは「裏切者」の意
それだけじゃインパクトなかったんだろうな!
でも「嘘」はだめだろう!「嘘」は!
正月映画前の閑散期なので、何でもいいから引っ張り出したかな?
早く12月半ばになることを祈る!
で…
この映画の扱いがわかる一事象…「パンフは作られていません」だと!
必死に記憶力と戦わねばならないな!
それから…
平日初日初回は御老人が多いのだが…
皆さんトイレが近いのか、やたらとトイレへ立っていましたね!
自分もそうなるのか?
公開初日の第1回(11:00)、225席の映画館で2割5分の入り(TOHOシネマズシャンテ SCREEN1)
2011.09format



 ザ・ウォーカー/THE BOOK OF ELI 
[DRAMA]
2010:アメリカ作品/2010.06日本公開(松竹)
監督:アルバート&アレン・ヒューズ
出演:デンゼル・ワシントンゲイリー・オールドマンジェニファー・ビールスミラ・クニス
レイ・スティーヴンソン
マイケル・ガンボンフランシス・デ・ラ・トゥーア
トム・ウェイツ/他
デンゼル・ワシントンが地味に何かおかしな映画に出てるらしい…ちょっと観に行ってみようかな!位のノリで観てきました

STORYは…
核戦争によって文明が崩壊した希望なき世界(舞台はアメリカ)
天啓に打たれた一人の男イーライ
内なる声に導かれ…希望の光たる一冊の本を携え、ひたすら西へと歩き続ける(本を読みながら…)
そして一冊の本をひたすらに探し続ける荒野の支配者カーネギー(水脈を持って暴力を支配)
一冊の本とは…兵器にして支配の力、全て焼き払われたという本
世界に光が降り注いで30年、交錯する二人の男
圧倒的な力で本を奪いくるカーネギー
興味を持つ少女ソラーラ
イーライは希望の光を目的地へ届ける事ができるのか?
そして本の正体とは?イーライの秘密とは?

影を左に従えて…東という名の西へと進む
東へ東へ、行きついたのは西?
なんで影を左に従えて西に辿り着ける?
30年も北アメリカを西という名の東に向かって…辿り着いたL.A.
イーライの◎が●えないから?
まあ、そんなことに気がつかなきゃ(気がつかなくても?)…なかなか面白い映画ではあった
展開よし、どんでん返し、あっと驚く事実、ラスト、なかなか良いではないか…面白い!
でも、歩いてるシーンは気になって気になって仕方がない
でも好きな内容、なかなか良い良い!

ちなみに原題は「The Book of Eli」です…
ちなみに公開初日の第1回(11:10)、183席の映画館で20人程の入りでした(ヒューマントラスト渋谷シアター2)
2011.09format



 ザ・ウォーク/THE WALK 
[NON FICTION]
2015:アメリカ作品/2016.01:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィットペン・キングズレー
シャルロット・ルボンクレマン・シボニーセザール・ドンボイ
スティーヴ・ヴァレンタインジェームズ・バッジ・デールベン・シュワルツベネディクト・サミュエル/他
どうしよう?1/23スタートの映画は少ない上に、目ぼしいものが…「ザ・ウォーク」のみ
高いとこ少々苦手だしね、どうしようかと思ったけど
エイやー、ポチッとな予約ボタンを押してしまった

STORYは…
「綱渡りと死は別だ!僕にとって綱渡りは人生そのものだ」と語るワイヤー・ウォーカーのフィリップ・プティ
8歳の時、故郷のフランスの町を訪れた“世界一の綱渡り一座”の“白い悪魔達”
その妙技に魅せられたフィリップ少年、独学で綱渡りの術を体得
至高の綱渡り師、座長のパパ・ルディに教えを乞うも…考え方の違いに2人は対立・決裂してしまう
1973年、パリに上京したフィリップ、大道芸人として日銭を稼いでいた
そんなある日、歯医者の待合室で見た雑誌の記事が彼の運命を変える
N.Y.に建設中のツインタワー“ワールド・トレード・センター”、完成すれば世界一の高さのビルという写真
それを見た瞬間、歯痛も吹き飛ぶ衝撃、この2つのビルにワイヤーを架けて歩く!
危険極まりない、違法行為だが、この夢を実現させようと猛烈な勢いで走り始めるフィリップ
最初の共犯者、彼と同じ街角で弾き語りをして稼いでいた美術学校生のアニー
最初は諍いも…2人の関係はロマンスへと発展
2番目の共犯者、カメラマンを目指すアナーキストの青年ジャン=ルイ、専属カメラマンとして…
そしてその友人、高所恐怖症の数学教師ジェフ
フィリップはパパ・ルディに頭を下げて改めて修行を積む
散々なデビューを経て、ノートルダム寺院の2つの塔の間のワイヤー・ウォークを敢行したフィリップ
パリっ子達の喝采を浴びるも、新聞には「犯罪者」「破壊者」と徹底的に叩かれる
落胆するも同じ新聞にWTCの入居開始の記事、改めて大きな夢と向き合う、とりあえずN.Y.へ行ってみよう!
実物のツインタワーを見上げ、フィリップの決心は揺らぐ
110フロアが積み重なるそれは巨大な怪物の様で威圧感も凄まじい、「不可能だ、それでもやる!」
かくしてフィリップの新たな闘いが始まる、従業員・観光客を装ってタワーに侵入
警備員の巡回やトラックの搬入時間のチェック、タワー間の正確な距離を調べ、ワイヤーを渡す方法の検討
(偶然知り合った南棟82階に勤めるバリー・グリーンハウス)
工事現場の釘を踏み抜く怪我もあったが…アニー達のと共に着実に準備を進める
決行の日を1974年8月6日に決定
N.Y.で通信機器店を営むジャン=ピエール、アルバート、デヴィッドの新たな共犯者、整った態勢
決行前夜、搬入作業員を装ったフィリップと共犯者の面々、WTCの屋上を目指す
だが彼等の行く手には相次ぐ想定外のトラブルが待ち受けている…


9.11同時多発テロでその姿を消したWTC(ワールド・トレード・センター)建設時のお話
1974年のマンハッタン、411mのツインタワーを見事に映像化
いつものことながらこういう映像に感心させられてしまう
3Dによる奥行き感で高低差を感じられて…股間がスースーする感じが良い
そしてこれでもかの綱渡り、もういいから止めてくれ〜
ひえ〜、アクロバットしなくていいから、もう十分だよ〜
手のひらに汗してしまったではないか
確かに「一生に一度の狂った世界」を楽しめである
ああ〜ドキドキした
あれっ、もしかしてロバート・ゼメキス監督作品て久しぶりじゃない?
「キャスト・アウェイ」以来だとすれば15年ぶりということに
そんなにメジャー作品の監督から離れていた?偶然?
それから何と言ってもジョセフ・ゴードン=レヴィットの飄々とした感じが良い
ベン・キングスレーもね!
ところで映画とは関係ない話だが
全体で3割程の入り、前日にE列中央2人組の予約済みから1席開けて席をキープしたら
全体ガラガラだというのに、その間に席を取ったオジサン
しかもゴソゴソとよく動くので、気になって仕方がなかったな
ちなみに公開初日の第1回(10:45)、202席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN4)
2011.09format



 ザ・クリエイター/創造者/THE CREATOR 
[SF]
2023:アメリカ作品/2023.10:日本公開(ウォルト・ディズニー・ジャパン)
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントンマデリン・ユナ・ヴォイルズジェンマ・チャン渡辺謙
アリソン・ジャネイスタージル・シンプソンアマール・チャーダ=パテル/他
最近洋画は「実話モノ」や「リメイク」が多い上に、お金のかかる「SF作品」激減・・・大好物なのに!って理由で
「ザ・クリエイター/創造者」の第一報が流れると…
まだ内容も分からないうちに、自身の映画サイトの「観たいものリスト」にUP!
徐々に情報が出てきて「これは観る」の決定!
監督が“あの”「ローグ・ワン」のギャレス・エドワーズと知り期待度が上がる)でリストのタイトルを「太字」に変更!
映画を楽しむため、以後の情報収集を停止!
あとは公開をただ待つのみ!
途中、宣伝チラシのみコレクト「感動のSFアクション超大作!」の文字を確認して封印!
で、公開日鑑賞(計画的有休消化設定日)予定がかなり重大な所要で、日を1日ずらすことに・・・
面白いと良いな!

STORYは…
遠くない未来、人工知能(AI)は人類を助け、守るために日々進化を続けていた…
ところがある日、AIがロサンゼルスで核を爆発させ、100万人が犠牲になる事件が発生する!
アメリカをはじめとする西洋各国はAIを危険視し完全禁止する一方、アジア圏では…
AI テクノロジーの開発を継続、“シミュラント((模造人間)”と呼ばれる人間のようになったAIの恩恵を享受しながら共存
西洋と東洋、そして人類とAIの熾烈な戦争は、10年にわたって続いた…
2065年、“ニューアジア”で潜入捜査任務に就いていたジョシュア
突如、人類が宇宙に打ち上げた“NOMAD”がAI狩りを始める…正体を知ってしまった妻のマヤ、爆風
マヤの死を確信した彼は、アメリカに帰り精神的にボロボロになる
5年後
アメリカ軍にもたらされた情報!ニューアジアが最終兵器“アルファ・オー”を作り上げたと!?
そして黒幕の創造者“ニルマータ”の所在をキャッチ!
ジョシュアに「ニルマータ暗殺」と「兵器破壊」という重要任務への参加が求められる(元潜入捜査官)
マヤの喪失が心の傷であるジョシュアは拒否するが、そのマヤがまだ生きていているかもしれない映像情報が提示
不承不承ミッションへの参加を決めるジョシュア
ハウエル大佐の指揮の下、部隊はAIがうごめく現地に潜入
ジョシュアが破壊すべき兵器を探し出すが、それは“愛ら しい少女の姿”をしていた!
超進化型AI、破壊を躊躇するジョシュア、連れて行く決断、取り合えず“アルフィー”と命名
戸惑いながらも…ジョシュアは、やがて"ある理由”から、彼女を破壊するのではなく、守ることを決める!
戦いが激しさを増すなか、人間であるジョシュアとAI のアルフィーの間に次第に強い絆が生まれていく…
人類vsAIの結末は?そして争いの果てにジョシュアとアルフィーが直面する衝撃の真実とは?


これは凄い!今年一が出た!(SF大好物なもので)
進化した(心を持つ)AIが人類に核攻撃を仕掛けた?反転攻勢に出る人類…AI指導者を探す潜入捜査官!
でも何か様子がオカシイ?自分達は平和に暮らしたいだけだと言うAI達…
地球周回軌道上を進む衛星“NOMAD(ノマド)”で…AI狩りを進める人類
AI側が最終兵器“アルファー・オー”を作り上げたという情報、黒幕の創造者“ニルマータ”探し!
その途上で見つけられた少女!
彼女が最終兵器アルファー・オーなのか?
そしてニルマータは何処に?
地上での戦いは、やがて宇宙空間に浮かぶ“NOMAD”へ!
そこは天国なのか?地獄なのか?
最終決戦へ!
スター・ウォーズ_シリーズの(私的)最高傑作「ローグ・ワン」を遥かに越えてきた!
(ブレードランナーを彷彿させるものもある)
流石ギャレス・エドワーズ監督・原作・脚本・製作!
途中途中も面白いが、段々と「ローグ・ワン」の雰囲気がしてくる!
愛する者のため、守るべき仲間のため…自己犠牲的な行動に出る主人公
もう涙腺崩壊が確定!
あああ〜ダメだ、涙なくして観られない!
まああ、アレコレ(酷評)言う人はいるし、好みもあるだろうけど…私は大好きです!
公開2日目の第1回(9:25)、397席の映画館で100人程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN5)
2011.09format



 ザ・コア/THE CORE 
[SF]
2003:アメリカ作品/2003.06日本公開(GAGA-HUMAX)
監督:ジョン・アミエル
CAST-1:アーロン・エッカートヒラリー・スワンクスタンリー・トゥッチデルロイ・リンド
     チェッキー・カリョブルース・グリーンウッド
CAST-2:DJ・クォールズリチャード・ジェンキンスアルフレ・ウッダード
CAST-3:ナサニエル・デヴォーグレン・モーシャワー/他
「アルマゲドン」系の超B級SFパニック映画、何らかの原因で地球のコアが停止…地球を覆う磁場が消滅してしまう!早く元に戻さなければ…さあどうするの展開、ツッコミ入れがいのある ソレはソレで楽しい映画

STORYは…
米国ボストン、商談中の男が突然倒れ込む、同時刻に10ブロック内で32名が突然死 ■翌日、英国ロンドン、トラファルガー広場、方向感覚を失ったハトの暴走(飛) ■帰還直前のスペースシャトル、大気圏突入、軌道を逸脱・制御不能、ロス市上空に出現、女性副操縦士レベッカ(ベック)の機転…ロサンゼルス川に強硬着陸、間一髪大災害を回避、しかし操縦を誤ったとして責任を問われるレベッカ ■シカゴ大学、地球物理学・教授ジョシュ・キーズを尋ねて来た軍人、同行した施設に高エネルギー武器専門学者サージ・レベック博士、死体の数々、状況推理するジョシュ…電磁波兵器によるペースメーカーの停止?驚くパーセル将軍、兵器使用の可能性を否定する2人…解放 ■疑問に思うジョシュの調査、不可解な出来事の数々…一つの結論、地球物理学の大家コンラッド・ジムスキー博士に渡されるレポート…一笑 ■酒場、コンラッド・ネタで盛り上がるジョシュとサージ、突然現れた軍人(レポートを読んだコンラッドが慌ててパーセル将軍に連絡)、関係者の緊急招集、事態を説明させられるジョシュ…「何らかの理由により“地球のコアが停止”、結果…地球を覆う磁場が消滅、太陽光の直射、1年以内に地球は焼き尽くされる」、解決策を問う将軍、唯一の方法…地下1800マイルのコア内部で1000メガトン級の核爆弾を爆発させ波動により…コアを再度回転させること”、但し…どうやってソコへ辿り着くかが問題 ■ジョシュ達をユタ州の砂漠へ連れて行くコンラッド、彼の友人、エドワード博士…合金アンオブタニウム&超音波ドリルを開発中、地中探査艇として完成させるのに500億ドルが必要! ■スペースシャトルの事件はコア停止に起因…復権するレベッカ ■地中探査艇の建造開始 ■召集命令…ジョシュ、サージ、コンラッド、エドワードの博士4人、スペースシャトルの操縦士ロバート、副操縦士レベッカ ■プレス発表、責任者ジョシュの紹介、自分がメインと思っていたコンラッド(面白くない) ■情報管理の必要性を説くジョシュ、連行されてきた天才的ハッカー…通称ラット ■地中探査艇バージル完成 ■低緯度でも観測されるオーロラ、予想を上回る速さで磁場に穴…焼け落ちるゴールデンゲトブリッジ、吹飛ぶコロッセウム、問題続発、予定繰上げの必要 ■深夜、太平洋上の基地に到着した6人(博士4人、操縦士2人)、見送る者なし、マリアナ海溝に向け切り離されるバージル


コアの停止は歴史上何度か発生している事実だが…全てが解明されているわけではない、地底世界は誰も見たことがない(ある意味宇宙より?)ので、映画としては「今なら…やり放題」、まあ無理無茶を理解のうえで、楽しくツッコミましょう(しょ−もないネタではキチンと怒りましょう)
実は明らかにオカシナ点が分かっているのに、データがうまく揃わなくって説明できないジレンマに陥っているネタがいくつかある…と゜うやって立証しようか悩んだまま数日…映画データのUPが遅れまくっているので断念
公開15日目第1回上映、1044席の映画館で2割程度の入り、できれば安く見られる方法でドウゾ…(新宿プラザ劇場)
2000-2009format



 ザ・コンサルタント/THE ACCOUNTANT 
[ACTION]
2016:アメリカ作品/2017.01:日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ギャヴィン・オコナー
出演:ベン・アフレック
J・K・シモンズシンシア・アダイ=ロビンソン
アナ・ケンドリックジョン・リスゴージーン・スマート
ジョン・バーンサルジェフリー・タンバーアリソン・ライトロバート・C・トレヴァイラー
メアリー・クラフトセス・リージェイク・プレスリー/他
映画の宣伝チラシもなかったし、劇場予告もなかったため、チェック漏れしてました
ネットでのチェックを怠ったせいでもありますが…
ここにきてTV・CMが大量に打たれていて、これが面白そうときた
パスするには惜しいので、時間作って観に行ってきました

STORYは…
イリノイ州シカゴ近郊の田舎町、小さな公認会計士事務所を構えるクリスチャン・ウルフ
今日は農家の年配の夫婦が、税金対策たの相談
愛想笑い一つしないクールなクリスチャンだが、画期的な提案で夫婦を喜ばせる
財務省の一室…クリスチャンらしき男の後ろ姿が写り込んだ犯罪組織の大物達の写真
局長のレイモンド・キングが分析官のメリーベス・メディナを脅迫(?)
彼こそが裏社会の会計コンサルタントだと説明、男の正体を突き止めろと命令
かつてクリスチャンは刑務所に入っていた
そこで出会った会計士のフランシス・シルバーバーグに気に入られ
2年かけて裏社会の金の流れを叩き込まれ、顧客を紹介してもらったのだ
さらにクリスチャンには、パソコンと電話で全てを采配してくれる優秀なマネージャーの存在
彼女はメリーベスがネット上でクリスチャンを検索していることを察知
しばらく堅気を相手にするようにと、大手電子機器メーカー“リビング・ロボ社”の仕事を指示
経理担当のディナ・カミングスが使途不明金に気付き、クリスチャンに調査依頼が舞い込んだのだ
15年分の帳簿をたった1日で調べ上げたクリスチャン
存在しない会社への送金を割り出し、ディナを感嘆させる
だが翌朝クリスチャンが出社すると、社長のラマー・ブラックバーンから調査終了と通告される
ラマーの友人である財務責任者が不正がバレたことを苦にして自殺したというのだ
気分転換に訪れた農家の夫婦の家で、どこからか現れた武装した男達に襲われるクリスチャン
驚くべき戦闘能力で返り討ちにする
実はクリスチャンは高機能自閉症スペクトラムであり…
少年時代に息子の将来を心配した父親(軍人)から、様々な特殊技能を教え込まれていた
男達はクリスチャンだけでなく、ディナの抹殺も命じられていた、阻止に動くクリスチャン
マフィアと結託し、新たな暗殺者を送り込む大企業
レイモンドの捜査も迫る中、反撃に立ち上がるクリスチャン
壮絶な闘いの果てにクリスチャンの真の素顔と、驚愕の目的が明かされていく…


久々に面白いアクションものを観たような気がします
完璧な会計コンサルタントにして、腕利きの殺し屋の設定が良い
(それを演じるベン・アフレックが抑え目なのは演出だろうな)
儲けられるのに、何故か売り上げの少ない会計事務所、実は…のカラクリ
信頼できるマネージャーの存在はなかなか考えられている
マネーロンダリングに関わる犯罪捜査部のやり取り
リビング・ロボ社内の犯罪行為の結末は?
会計コンサルタントを追う殺し屋は?
いろいろストーリーが複雑に絡み合っていて、テンポも良くて、なかなか面白いが
ネタバレになるので書けない!

おいおい、兄○○○かよ!という点では失笑!
ところで、邦題は「ザ・コンサルタント」だが、原題は「THE ACCOUNTANT」
訳せば「会計士」になるのだが、迫力に欠けるかな?
公開4日目の第4回(10:10)、292席の映画館で50人程度の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN8)
2011.09format



 ザ・サークル/THE CIRCLE 
[SUSPENSE]
2017:アメリカ作品/2017.11:日本公開(GAGA)
監督:ジェームズ・ポンソルト
出演:エマ・ワトソントム・ハンクスパットン・オズワルトジョン・ボイエガカレン・ギラン
ビル・パクストングレン・へドリーエラー・コルトレーン/他
エマ・ワトソンとトム・ハンクス主演で
ソーシャル・ネットワークもののサスペンス映画
面白いかな?と思い…お出かけついでに観に行くこととしました

STORYは…
夢を抱いて名門大学を出たものの、地元で冴えない暮らしを送っているメイ・ホランド
水道会社での派遣仕事、電話で客に支払い督促するだけの退屈なもの
家には難病を患う父と看病に疲れた母
唯一の趣味であるカヤックで湾に漕ぎ出し、気分転換、週末の彼女のルーティーン
そんなある日、大学時代の親友アニーから電話、世界最大のSNS企業〈サークル〉の面接を受けられることに!
アニーはサークルの重要ポストについており、便宜を図ってくれたのだ、メイは面接にパス…入社
新人に任される仕事、〈トゥルーユー〉と呼ばれるサービスの顧客対応
トゥルーユーは実名で登録することが必須のSNS
買い物もチャットも、ユーザーがやりたいことは何でもできるサービス…サークルを世界一のSNS企業に
入社1週間が過ぎた頃、大規模な社内発表会
全社員が注目する中、カリスマ経営者のイーモン・ベイリーが新サービスを発表
〈シーチェンジ〉と名付けられた…好きな場所に設置した超小型ワイヤレスカメラによって…
美しい景色や刺激的な体験をたくさんのユーザーにシェアできる!
更に犯罪やテロすら根絶できると宣言したベイリー、全社員の喝采
週末、実家に帰り…父と母、幼馴染のマーサーと過ごしたメイ
月曜日、出社、同僚からの忠告…社内ネットワークに自らの情報をアップし、シェアすべきだと
それから1ケ月間、両親を気にかけながらも実家には帰らず、仕事と社内活動に専念したメイ
見かねたアニー、人事課に働きかけ、会社の保険プランに加入させ…メイの父は最先端の治療を受けられる
会社の手厚い福利厚生に感謝するメイだが、ますますプライバシーが無くなっていく違和感も
そんな時、社内の屋外パーティーで〈トゥルーユー〉の開発者タイと出会う
「僕の当初の構想とは大違いだ、〈サークル〉を変えなくては」と告白される
突然会社を訪れたマーサー、メイが何気なくアップした、マーサーお手製の鹿の角のシャンデリアの画像が注目…
「鹿殺し」と非難が集中、殺人予告まで届くようになったという
元々SNSに批判的だったマーサー、「君の世界の一部になりたくない」とメイに別れを告げる
メイは悲しい気分をを変えようと、夜中にレンタルのカヤックを勝手に持ち出し、転覆事故を起こしてしまう
メイの命を救ったのは〈シーチェンジ〉を利用していた会員からの通報
この件に関して、ベイリーからある提案を持ちかけられるメイ
数日後の社内発表会、ステージにメイ、事故について問いただされる
「誰かに見られていたらカヤックを盗んだか?」と問うベイリー
「見られてなかったら盗んでしまった、隠し事は罪だ」と懺悔するメイ
シーチェンジ・カメラを24時間身に着け、自分を完全に“透明化”すると宣言
あっという間に1000万人超のフォロワーを獲得、〈サークル〉のアイドル的存在となっていく
一方で、親しくしていた人達との関係に悪影響、特に両親とのトラブル
ある夜、両親と連絡を取ろうとしたメイ、ネットカメラが映し出してしまった、夫婦の夜の営み
世界中に発信!急いでモニターを消すも時すでに遅し!メイと距離を置くようになる両親
逆に重役会議に出席するようになるメイ
ベイリーは全米50州の協力の下、全アメリカ人がサークル社のネットアカウントで投票ができるようにする構想を発表
できるように…ではなく、しなくてはならない、とするメイ、彼女の発言に立腹するアニー、不可能!と言い…退室

やがてメイは「全人類が〈サークル〉に加入し、一つにつながる」という壮大なプロジェクトのリーダーとなる
その手始めとして開発された新サービス〈ソウルサーチ〉、世界中の人々のSNSを利用して…
逃亡中の犯罪者から行方不明まで、様々な人を見つけ出せるというもの
全世界が見守るなか、実験を開始する!
まずは刑務所から脱走した女性犯罪者を20分以内に探し出すことに挑戦
サークル社の〈トゥルーユー〉と〈シーチェンジカメラ〉で、10分以内に犯人を発見・身柄確保!
ネット上での情報公開が、より良い世界にしていく事ができる証明ができたと結論付けるメイ
このプログラム、どんな一般人でも探し出せる!チャレンジ!誰がいいか?観客席から「マーサー」の掛け声

人々のリクエストに応えて、音信不通になっていたマーサーを探すことになるのだが…


おや〜何だか微妙な映画だな〜!
あえて今になってSNS取り上げるのだから、相当な仕掛けがあるものと思ってたんだけどな
小ネタはあるものの、全体的に盛り上がりに欠ける映画だな〜!
ハードル高くしてたので、ちょっとがっかり
カリスマ経営者と熱狂社員、私生活をさらして「いいね」のサービス、人間関係の悪化、まあ誰でも考え付く展開
最後に何か大仕掛けがあるものと思ってたのに、それかい!というような小ネタで終わってしまった
エマ・ワトソンとトム・ハンクスを引っ張り出してきて、この内容?もったいないな
(ビル・パクストンにとっては遺作となってしまいました…合掌、グレン・へドリーもだ…)
全体的に薄っぺらい感じ、小ネタの集合体
えっ!?原作は2013年に全米でベストセラーとなった同名小説なの?
作者は脚本作成にも関わっているのにね、これじゃ不本意じゃないのかな?
まあスクリーン規模(箱)も小さいし、そのくらいの内容だったかな
まあTOHOシネマズの6ポイント無料で観たから…まあいいか
ちなみに公開初日の第1回(11:20)、130席の映画館で5〜6割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN3)
2011.09format



ザ・スーサイド・スクワッド/“極”悪党、集結    は、別ページとなります



 ザ・スクワッド/THE SQUAD/ANTI GANG 
[ACTION]
2015:フランス作品/2017.01:日本公開(クロックワークス)
監督:バンジャマン・ロシェ
出演:ジャン・レノカテリーナ・ムリーノヤコブ・セーダーグレン/他
ジャン・レノ主演のアクション映画なら観てみようかなと軽い気持ち
TCG会員割引が使える劇場ゆえ、1,300円なのでなおよしです

STORYは…
過激かつ暴力的な捜査で犯罪者からも恐れられる、パリ警視庁の特殊捜査チームを率いる伝説の刑事セルジュ
宝石店で発生した強盗殺人事件を追っていた彼は
かつて自ら逮捕したことのある因縁の男アルミン・カスペールが主犯とにらむ
強引なやり方でカスペールとその仲間たちを連行したセルジュだったが
強硬な取り調べにもかかわらず決定的な証拠は出ず、別人の犯行である可能性が高まる
やがてカスペールは釈放され、日頃から上層部に目をつけられていたセルジュは、誤認逮捕の責任を問われ
チームとともに捜査を外されてしまう
そんな中、またしても同一犯とみられる強盗事件が発生
セルジュらは命令を無視し、事件現場へと向かう
すると追い詰められた犯人たちはパリのど真ん中で銃を乱射
事件は一般市民をも巻き込んだ壮絶な銃撃戦へと発展してゆくのだが…

えっ!?パンフがないの…!
困ったもんだ、フランス映画だというのに、情報が足りない
役名やキャスト名が覚えきれない、分からない
役名が分からないので、ストーリーも最小限しか書けない
ダメだ、こりゃ…
映画はそこそこ面白かったのに、それを表せない
しかしジャン・レノはデブったな…(元々スマートではないが)
キレに欠けるな…
公開2日目の第1回(11:55)、60席の映画館で8割程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 SCREEN3)
2011.09format



 ザ・セル/THE CELL 
[SF&PSYCHO SUSPENSE]
2000:アメリカ作品/2000.03日本公開(GAGA-HUMAX)
監督:ターセム
CAST-1:ジェニファー・ロペスヴィンス・ヴォーンヴィンセント・ドノフリオ
CAST-2:マリアンヌ・ジャン=バプティストジェイク・ウェバーディラン・ベイカータラ・サブコフ
     ジェイク・トーマス/ジェームズ・ギャモン/パトリック・ボーショーキャサリン・サザーランド
CAST-3:プルイット・テイラー・ヴィンスヴァネッサ・ブランチディーン・ノリス/他
浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・漂白・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・切断・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・恐怖・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・理解・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・浮く・沈む・次は…

STORYは…
砂漠、馬、白いドレス、窪地、木の洞、少年、海に行く約束、差出される手、攻撃… 覚醒、宙吊り、装置、解放、心理学者キャサリン、患者の脳(潜在意識)に入り込む治療、ミリアム・ケント博士のチーム、新技術、有効性証明の実験、ボロボロのキャサリン、悪夢… バスタブ、漂白剤、死体、宙吊り、ビデオ、セル、沈みゆく女性、浮く、沈む、イク… 川、水、死体、連続殺人、FBI捜査官ピーター、捜査、白い犬の毛、新たな誘拐事件、色素欠乏症のシェパード、飼い主カール・スターガー、自宅包囲、発作、薬、意識不明の犯人、見当たらない被害者、地下室、ビデオ、ガラス張りのセル(水槽)、満ちていく水、溺れ死ぬ女性、40時間の映像記録、水槽はどこ?ウィルス性分裂症発作”ウィーランズ・インフラクション”、外界と遮断された精神、昏睡状態、時間がない、キャサリン達の研究!スターガーの脳内に…、危険、冒険、浮きあがる体、異常世界に沈んで行くキャサリン、スターガー少年、輪切りの馬、追跡、沈められる少年、浮上、沈む、浮く、沈む、浮く、現れ、消えるスターガー、ショーウィンドウ、異常な世界、スターガー・キング、拘束、脱出、二度と行きたくない …水槽に注がれ始めた水、パニックを起す女性…


こういうダークなの大好きです…、扱う素材はよい、倒錯した性癖の為にそこまで…追い込まれればやるのだろうな…、精神世界を描写する映像も面白いものがある…「馬の輪切り」は凄いが、あれは整然としたスターガー少年の領域で?異常な体験を表すのか?馬の輪切りをやりたかった?スターガー(大人)の世界はもっと破綻していたほうがリアルと思うが、まあスターガー少年が歯止めになっていることとしよう、で、スターガー・キングの世界は荘厳過ぎるのがチョット、あとストーリーの突込みが多少甘いかも…映像優先ゆえいたしかたないか? そういえば、どうでも良いことだが、珍しく見えた見えないが全く話題にならなかったな、と…
(新宿ジョイシネマ2)
2000-2009format



THE BATMAN        は、別ページとなります



ザ・フィースト            は、別ページとなります



ザ・フラッシュ                 は、別ページとなります



 ザ・マミー/呪われた砂漠の王女/THE MUMMY 
[ACTION]
2017:アメリカ作品/2017.07:日本公開(東宝東和)
監督:アレックス・カーツマン
出演:トム・クルーズアナベル・ウォーリスソフィア・プテララッセル・クロウ
ジェイク・ジョンソンコートニー・B・ヴァンス/他
なんかミイラものは久しぶりなんで…
しかもトム・クルーズで?
激しくも笑えるシーンを期待して観に行ってまいります

STORYは…
中世ロンドンの地下深く…、十字軍としてエジプトに遠征した修道士の棺に、怪しく光るオシリス石が隠される
古代エジプト、強く美しい王女アマネット、ファラオから次期女王の座を約束されていた
しかしファラオに息子が産まれ、約束は反故
絶望したアマネットは“死者の書”に記された魔術を使い、死の神であるセトと契約を交わす
瞳が4つに…、邪悪な存在として生まれ変わったアマネット
ファラオとその息子を殺害、しかしセト神を甦らせる儀式の途中で捕らえられてしまう
アマネットは生きながらミイラにされる極刑、棺に封印される、激しい怒りと権力への欲望を溜め込んだまま
都から遠く離れた中東の地で、歴史と共に地下深くに埋められた
5000年後、灼熱の太陽が降り注ぐ現代の中東の戦闘地帯
米軍関係者のニック・モートン、盗んだ地図を片手、古代から眠る宝の行方を探していた
ブラックマーケットに流すため
「危険な場所だから諦めよう」と諭す相棒のヴェイル、「アドベンチャー魂はどうした?」と笑うニック
激しい戦闘の末、謎の巨大地下空間を発見
ちずの持ち主だった考古学者のジェニーと共に地下空洞を降りて行く
6体の石像と水銀の池、その中央に鎖で繋がれた棺
異様な様子、ジェニーはここが墓ではなく牢獄だと気付く
ニックの脳裏に「私の選びし者」と囁く声、見知らぬ美しい女性の姿が浮かぶ
調査のため棺をイギリスに輸送することにしたニック達
まるで棺を追うかのように大量のカラスが飛行機に襲いかかる、機体破損、猛スピードで落下
危機的状況下、ニックはジェニーにパラシュートを付けて逃がすと、そのままロンドン郊外に墜落
即死だった筈のニックが死体安置所で目を覚ます
一度死んだ筈のニックが甦ったことに驚きを隠せないジェニー
棺には“中に封じられていたのはアマネットという王女、ファラオとその息子を殺害、死の神セトと契約”と説明
そこに死んだ筈のヴェイルが現れる、ニック以外には見えないらしいヴェイル
「俺達はアマネットに呪われた、お前は選ばれたんだ」と告げ、忽然と姿を消してしまう
混乱するニック、ジェニーを連れて棺の行方を探すためその場を後にする
その頃、ロンドン郊外の朽ち果てた修道院、事故以来行方不明の棺が見つかる、傍らにはミイラ
警官が近づくと、突然動き出したミイラ、襲いかかる、生気を失っていく警官、逆に再生していくミイラ
アマネットは肉体の完全な再生と“セト”に捧げる器になる人間を探していた
導かれるように修道院に辿り着いたニックとジェニー、アマネットと対峙
「死の神セト、私はこの人間の体にあなたを迎えます」と襲いかかるアマネット
突如現れた謎の集団に捕らえられ、間一髪救われたニックも意識を失う
目を覚ましたニック、見覚えのない施設、ヘンリー・ジキル博士に迎えられる
“悪を見つけ、捕らえ、調べ、破壊すること”を目的とする秘密組織「プロディジウム」のリーダと名乗るヘンリー
ジェニーもその調査員の一人だと明かす
ヘンリーの紹介の言葉、背後には、ほぼ人間の姿を取り戻し、水銀で封じられ、鎖に繋がれたアマネットの姿
ヘンリーは「アマネットに呪われた、それを解けるのは我々だけだ」と言うが…
彼等の真の目的は、ニックの体を使いセトを甦らせさせた後に、殺すことだった
突如、ヘンリーのの様子が急変、彼のもう一つの人格「ハイド」が目を覚まし、ニックに襲いかかる
2人が戦う間、アアマネットは一匹の蜘蛛を操っていた、技術者の耳に入り込む蜘蛛、体を乗っ取る
肉体を縛っていた鎖が緩む、封印が解き放たれたアマネット
憎悪を募らせ、ロンドンの街へと歩みを進める
何者かに盗まれたオシリス石を探し出し、セト神復活の儀式を再び行うために…


んんん!?なんか盛り上がりに欠けたまま終わってしまった感じ
もっと壮大な展開を希望していたのに、小っちゃくこじんまり?
地下鉄トンネル、水路とエリアが狭く限定的であるかな
意外と敵が少なくて弱いので迫力に欠ける?エリアが狭くて窮屈
アマネット王女の力も発揮しきれていない
ストーリーも偶然に頼り過ぎ
なんで中東にエジプト遺跡があることが分かったのか?疑問
ジェニーの立ち位置も何だかな〜
しかも何でアマネット王女の手下が十字軍の死体なんだ?宗旨が違わないか?
一度死んだら宗教は関係ないんかい!?謎である
ストーリーとは関係ないがアマネット王女役のソフィア・プテラは美人だな
次の作品があれば観たいものだ
ところで、今回の映画は「ダーク・ユニバース」なるユニバーサル映画の企画の第一弾だそうで
往年のモンスター映画の現代版リメイクしていくシリーズとのこと
今後「ドラキュラ伯爵」「フランケンシュタイン」「透明人間」「狼男」なんかをリメイクしていくらしい
観たい気もするが、第一弾でコケてないか?大丈夫?
今回はジキル博士とハイド氏も出ていたけど、何だかね…
ちなみに公開2日目の第1回(10:00)、217席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN6)
2011.09format



 ザ・メキシカン/THE MEXICAN 
[LOVE COMEDY]
2001:アメリカ作品/2001.04日本公開(GAGA-HUMAX)
監督:ゴア・ヴァービンスキー
CAST-1:ブラッド・ピットジュリア・ロバーツジェームズ・ガンドルフィーニ
CAST-2:ボブ・バラバンJ.K.シモンズデヴィッド・クラムホルツリチャード・コーカ
     マイケル・セルベリスシャーマン・オーガスタスカストゥーロ・グエラ
     ジーン・ハックマンペドロ・アルメンダリス・Jr./他
パンフの表記:ブラッド・ピット×ジュリア・ロバーツ 全世界が待っていた、映画史上最高のカップル誕生!!←大文字
L.A.、ベガス、メキシコを駆け抜ける、ハードでスリリングなラブ・ストーリー ←極小文字

STORYは…
青、黄、赤、青、黄、青、キャデラックへ追突事故!警察、キャデラックの持ち主、組織のボス・マルゴリースを(車内の男の)誘拐拉致で逮捕、償い?組織の使い走り…同僚テッド、ボス代理のネイマンにコキ使われる…ドジなジェリー、15歳からの付合い(相思相愛なのだが)キレる恋人サマンサ”足を洗わなければ別れる!”、最後の仕事もサマンサのヒステリーで失敗、追加仕事…”伝説の銃メキシカン”&持主ベックをロスへ運ぶ…引き受けざるをえなかった…キレるサマンサ、投げ捨てられる荷物、一路メキシコへ…、そして別れる決意のサマンサ、自分の夢のためラスベガスへと旅立つ… メキシコ、レンタカーで田舎町、祭、バー、早々とベックと”メキシカン”に到達、メキシカンに纏わる伝説…貧しい銃職人、貴族に嫁がせる娘が持って行く献上品、娘と恋仲だった弟子の呪い?まともに撃てない、愛する2人を引き裂く銃?祭で上空に放たれた弾丸がベックの頭へ落下、死亡…指示を仰ぐ間、死体と銃を乗せたレンタカーを盗まれる、しかもベックはマルゴリースの孫!テッドが来ると… 一方、ラスベガスへ向うサマンサ、ショッピング・センターのトイレ、襲ってきた黒人、太り気味の白人男性に救われる、一転、リロイと名乗るその男に拉致される…ジェリーが目的を達成するまでの人質、ジェリーとは別れたと必死に説明するサマンサ、感の鋭いリロイ、彼女がまだジェリーを愛していると察知する…


伝説の銃“メキシカン”を巡って繰り広げられるコメディ、予告などから少し期待はしていたのですが、面白くない… ストーリーもたいしたことはない、これでもかとバラ撒かれるギャグは滑りまくり状態… TOPにも書いたとおり、パンフを開くと「ブラッド・ピット×ジュリア・ロバーツ 全世界が待っていた、映画史上最高のカップル誕生!!」が“大文字” 「L.A.、ベガス、メキシコを駆け抜ける、ハードでスリリングなラブ・ストーリー」が“超小文字”、映画の内容以前だったとしか…(なんか予告CMに騙された気がする)、“実は史上最高のカップル”との宣伝だがオープニングとラスト以外に2人は同じスクリーン上にいない[※]、この2人の設定は「ドジな男」と「直ぐにキレル女」…いくら役柄とはいえ、今回のジュリア・ロバーツはうるさ過ぎる…私なら逆ギレしてお終いだろうな(もちろん私は、リチャード・ギアでもブラッド・ピッドでもないと自覚してます)、扱う題材(ネタ)は良いのに、なんかお粗末な感じ、もっと”メキシカン”に活躍してもらえれぱ…入りは結構良いのですが、多分客足は伸びないだろうと予測する…
ちなみに…一緒に映っていた時間について→パンフでもこれに言及されている方がおられます、時間のみ参考にさせていただきますと、上映時間123分のうち2人が一緒のシーン:11分37秒(上記の方の実測値)だとか…
(新宿プラザ劇場)
2000-2009format



 ザ・メニュー/the MENU 
[SUSPENSE?THRILLER?HORROR?]
2022:アメリカ作品/2022.11:日本公開(サーチライト・ピクチャーズ)
監督:マーク・マイロッド
出演:レイフ・ファインズアニャ・テイラー=ジョイニコラス・ホルトホン・チャウ
ジャネット・マクティアポール・アデルスタインリード・バーニージュディス・ライト
ジョン・レグイザモエイミー・カレロ
アルトゥーロ・カストロロブ・ヤンマーク・セント・シアレベッカ・クーン
アダム・アルダークスクリスティーナ・ブルカト/他
10月中の映画では「パラレル・マザーズ」「すずめの戸締まり」に続いて3番手で観るはずだった映画が
突然乱入してきた“デイジー・エドガー=ジョーンズ”主演の「ザリガニの鳴くところ」で押しやられた!
翌週は大好物“ダーク・ファンタジー”の「グリーン・ナイト」があったので…
漸く順番が廻ってきました!
12月1日は「映画の日(1本1,000円)」にして、勤務する会社の記念日で「半日勤務」!
早速、最寄りの映画館を予約です!

STORYは…
太平洋沖の孤島にたたずむ高級レストラン“ホーソン”へ向かう船に乗り込んだカップル
(高額をはたいた青年)タイラー、連れの女性マーゴ
船内で提供されるAppetizers(前菜)
「生牡蠣とミニョネットソース、レモンキャビア添え」

島に到着、受付兼案内役・給仕長エルサに名前を告げたマーゴ
タイラーが別の女性と来るはずだったことがバレる
(どうも本命の彼女に振られた代役?)
有名シェフ“スローヴィク”による料理を味わえるのは、選ばれたゲストだけ!
想定外の客であるマーゴ、不審がられながらも入店を許可される
徒歩でレストランへ
途中で案内される漁場、畑、燻製場、スタッフの宿舎(オーナー宅は遠目に見るだけ)…入店
洗練されたレストラン内
シャープな制服のスタッフ達が整然とした動きで盛り付け中(覗き込むタイラー)
スローヴィクが悠然と登場、彼の指示の下サーブされる料理、「パーン!」と大きな手拍子!
アミューズブーシュ(Amuse Bouche)
「圧縮して漬けた白瓜とミルクスノー」

感動仕切りのタイラーが饒舌に語る、引き気味のマーゴ
リッチな熟年夫婦(夫はマーゴを気にしている様子)
料理評論家と編集者
かつての映画スターとアシスタント(愛人解消?)
若き成り上がりIT長者3人組
謎の老婆
アレコレ語りだす客達
1st Course
「島」

斬新な盛り付けに賛否
料理に込めたストーリーを語り出す“スローヴィク劇場”
貪るように食べるタイラー、違和感を覚えるマーゴの手テンションは下がる一方
(スローヴィクがマーゴを気にしている)
2nd Course
「パンのないパン皿」

説明が始まると客席に戸惑いが広がる
バカにされていると感じたマーゴは料理に手を付けない
ならばそれも食べさせろと手を伸ばすタイラー、グラスを割ってしまう!
調理場に呼び出されるマーゴ、自分の立ち位置を制限時間以内に明確にせよ?
3rd Course
「“メモリー”ブレス産鶏モモの燻製アル・パストールと家宝のマサで作ったトルティーヤ」

何かが狂い始めている?全員がそう気づいたトルティーヤ
テーブルに落ちた疑惑の影が、怒りと恐れに変わっていく
コースが進むごとに暴かれていくゲスト達のもう一つの顔
そしてシェフの本当の目的とは?


世の噂では、この映画を観終わったら「チーズバーガー」が食べたくなる!だそうだが…
どうしても勤務の関係上、ランチ食べて、午後一番で一仕事してから映画館に行く必要!
映画を観終わったら、家に帰って夕飯の時間だし…「チーズバーガー」食べられないじゃん!!
ということで、ランチで「チーズバーガー」を食べちゃおう!
ランチは近所の大きなビルのレストラン街の「ハンバーグ・ハンバーガーのお店」へ駆け込む!
確かに肉は旨かったが、チーズが小っちゃくて、存在感無し!まあ仕方がない…
で、映画を観る
レイフ・ファインズ演じる有名(カリスマ)シェフの「スローヴィく」が催す特別(限定12人)なディナー会場
アニャ・テイラー=ジョイ演じる“代役で来てしまった(異物扱いの)女性マーゴ”
「食べるな!味わえ!」という難解なコース・メニュー
高尚過ぎる説明と緻密過ぎる演出、賞賛と不満の声が入り乱れる!
(ちょいちょい和テーストが嵌ってる)
一糸乱れず統率されているスタッフが恐怖を煽るし、そんな客達も何かと曰く付き?
不穏な空気が漂う孤島のレストラン
食べたいものがない(予定外の客)マーゴVSシェフ…バチバチの戦い!
そして今夜のディナーの場所が、店側にも客側にも“命懸け”だということに…気づかされる!
どうやって逃げようか?と考え始める客だが…メニューの皿を重ねていく!
まま俳優陣は好演しているんだけど(特にメインの2人)
前半は良いんだけど、なんか途中で失速してしまった感じ
なんか読めてしまったのもあるんだけど、(特に)鬼ごっこ?というシェフの演出だという演出?
ここら辺で流れが断ち切られた感じ!
あとは、どうやって「チーズバーガー」に辿り着くんだ!?という確認事項になってしまった!
繰り返しになるが「世の噂では、この映画を観終わったら「チーズバーガー」が食べたくなる!」についてだが
私としては「美味しいチーズバーガー」が食べたかったら、この映画を観る前に食べておきましょう!
というところかな?
話は変わるが…
本日の映画代は「1,000円」で、パンフ代が「940円」
パンフ代高過ぎ問題!
でもって、件のカフェで食べた「チーズバーガー」が税込「1,089円」+コーラ代が「220円」!
公開14日目の第3回(14:30)、100席の映画館で8割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN10)
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 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ/The ROYAL TENENBAUMS 
[COMEDY]
 2002 ゴールデングローブ賞[主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)]:ジーン・ハックマン
2001:アメリカ作品/2002.09日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:ウェス・アンダーソン
CAST-1:ジーン・ハックマンアンジェリカ・ヒューストンベン・スティラーグウィネス・パルトロウ
     ルーク・ウィルソン
CAST-2:オーウェン・ウィルソンビル・マーレイダニー・グローヴァーシーモア・カッセル
     クマール・パラーナ
CAST-3:アレック・ボールドウィン(ナレーター)アラム・アスラニアン=ペルシコ
     イレーネ・ゴロヴァイアアマデオ・タトゥーロジョナ・メイヤーソン
     グラント・ローゼンマイヤー/他
家族再生と自己の再構築を描くコメディ・タッチの映画、宣伝コピー「テネンバウム家、天才ファミリー… 名前だけが、彼らのつながり、求めるものは、心のつながり、」 天才とはいかに崩壊しやすいものか、そしてバカは死んでも直らない?

STORYは…
ロイヤル・テネンバウム…妻エセルと3人の子供、35歳で大邸宅、自分を有能な弁護士との思い込み、妻に対しての「誠実さに欠けていた」ための別居、教育熱心なエセル…天才児として育った3人の子供、「天才一家」なる本を出版したエセル、ベストセラー 〈長男チャス〉経済紙を愛読、ダルメシアン・マウスの交配に成功、財を成す、10代で国際金融に精通、不動産業にも進出… 戦争ゴッコで父の撃ったBB弾を左手の甲に被弾、ショック、トラウマ…父親不信に陥る、現在2人の子持ち、アディダスの赤いジャージ、妻を飛行機事故で亡くして…過剰な危険回避の生活・避難訓練、アパートの設備に不満、突然 実家に戻る… 〈長女マーゴ〉養女、趣味の物語の創作…戯曲コンクールへの応募、12歳で劇作家デビュー、「絶望的な不条理劇」の連作、父の酷評…スランプ時に覚えたタバコ、ラコステのワンピース、目の下に奇妙な化粧、弟と家出…公立図書館アフリカ棟で寝泊り、不条理劇の構想、4年後、本当に家出、世界を放浪、結婚と離婚、とある部族の儀式で指を1本失う…木製の義指、現在は神経学者ラレイとの結婚生活、隠れて喫煙… 〈次男リッチー〉テニス・プレイヤー(アマチュア無線、ドラム、ミニカー収集が趣味)、17歳で国内大会3連覇、プロ転進、身に付けるもの全てフィラ、ある国際マッチの決勝戦、突然のテニス放棄…姉マーゴへの愛が起因、陸を離れ船上生活、航海中… そしてもう一人…幼馴染のイーライ、テネンバウム家に入り浸り(マーゴに恋)、現在は作家として成功… 別居から22年目のロイヤル、自業自得の事件…弁護士資格の剥奪、宿泊費滞納、住み慣れたホテルを追われる、追打ちをかける情報、妻エセル(現・考古学者)に会計士ヘンリーが求婚!それを受けそうなエセル、慌てるロイヤル、まだ離婚したわけではない!…ホテルマンの友人のダスティ&かつて彼を殺害しようとした男で現在は執事を務めるパゴタの手を借りて一芝居、「あと6週間の命、最後くらい家族と一緒にいたい…家族の関係を修復…チャンスを!」、反発するチャス、今の生活を捨て戻ってくるマーゴとリッチー


かなり期待して見に行きましたが、考えていたものとチョット違う展開に?コメディなんだけど、家族再生、自己の再構築を主題としたため?多少重い、変な登場人物達の描き方が控えめ…ドタバタに走らないつもり?爆笑というより、クスりと笑わせる内容、まあまあといったところかな…、それから、ビル・マーレーが出ているのに、控えめ過ぎてなんか気持ちが悪かったりして… しかしグウィネス・パルトロウは、よくこの役を引き受けたな、あんまりな化粧に連発キスシーン等々、関心…、で、アンジェリカ・ヒューストンが母親役…テネンバウムズ一家、実はアダムス・ファミリーだったりして?実は、この週がハードだったためか途中で1〜2分眠ってしまったようで…一部ストーリーが書けないところがあります
(新宿武蔵野館)
2000-2009format



 ザ・ロストシティ/THE LOST CITY 
[COMEDY & ACTION]
2022:アメリカ作品/2022.06:日本公開(東和ピクチャーズ)
監督:アーロン・ニー&アダム・ニー
出演:サンドラ・ブロックチャニング・テイタム
ダニエル・ラドクリフ
ブラッド・ピットダヴァイン・ジョイ・ランドルフパティ・ハリソンオスカー・ヌニェスボウエン・ヤン/他
なんか久しぶりの冒険活劇にしてお宝探しもののコメディ!
久しぶりのサンドラ・ブロック、ハリー・ポッターからの脱皮にもがくダニエル・ラドクリフ、そしてブラッド・ピット!
予告CM観たら、あまりにバカバカしそうで、逆に興味を惹かれた映画!
果たしてどこまで笑わさせてくれるのか?
妻にどんな映画を観るの?と聞かれたので説明したら…まるで全部観てきたみたいね!だと…
ちょっと情報収集したらだいぶネタバレに踏み込んでしまったかな?
今日は、会社の組織整備に伴うレイアウト変更と引越しのため、出社禁止(有休取得命令)で
なおかつ、7月1日につき「ファースト・デイ」!1200円で観られるので、外してもダメージは少ないか?
じゃ、今から観に行ってきます!

STORYは…
小説家のロレッタ・セージ、ラブモア博士とダッシュのロマンスを絡めた冒険小説シリーズで人気
ただ5年前に最愛の夫を亡くして以来、筆が進まず、引きこもり状態
担当編集者のベスからは、既に新刊の宣伝ブック・ツアーが決まっていると尻を叩かれる始末
ようやく20冊目の新刊「ロストシティD」を書き上げ、宣伝イベントへ!
(ベスの趣味?ピンクのラメラメのボディスーツ!レンタル品)
本の表紙モデルとしてダッシュ役を務めるアランが同席
女性ファンに大人気の肉体派モデルのアランだが…実はロレッタは苦手としている
事件はイベントの後に起こった!
ホテルの玄関、ロレッタがアランの目の前で何者かに拉致される!
連れ去られた先…メディア王一族の富豪フェアファックスの屋敷
彼は世界中の謎の遺跡を発掘するコレクター(実業は弟が継いでいるので…実は厄介者)
ロレッタに古代語の書かれた羊皮紙を見せる
そして新刊に書かれたロストシティDが実在する遺跡で…ロレッタと亡夫が言語の研究をしていたことを指摘
カラマン王の墓を探し、中に眠る「炎の冠」を手に入れるため…
大西洋の孤島イスラ・ウンディーダに同行しろと迫ると…
強引にプライベートジェットに乗せられる!
一方のアレン
警察は24時間経過しないと事件捜査してくれないため
元ネイビーシールズのジャック・トレーナーにロレッタの捜査を依頼する
ジャックはロレッタのスマートウォッチから居場所を割り出し、2人ともにイスラ・ウンディーダへ出発!
ジャックは卓越した戦闘技術を駆使し、フェアファックスの一味を一網打尽
たちまちのうちにロレッタの奪還に成功する!
喜んだのも束の間、ライフルで頭を撃ち抜かれるジャック
残されたロレッタとアランは車で逃走するも、チェイスの末に車は大破!連絡手段も失う!
ジャングルを逃げる2人、足跡を消すために川を使って移動!
アレンの背中とお尻に大量のヒル、アレンにお尻を持ち上げられ崖をよじ登り、ドレスは破れ…
現実のロレッタとアランは、著書のラブモア博士とダッシュのようにタフでロマンティックとはいかず
でも助け合って命からがら山村に到着し、地元警察に保護される!
ナイトパーティでダンスに興じ、危険な冒険もこれで終わり!と思った時
ロレッタは島の歌の一節「果てなき涙の泉」を耳にして…カラマン王の墓が近くにあることを知る
アランが言う「これは君の物語だ!どんなふうに描きたい?」
2人はこの危険な冒険を続けることを決意する!


サンドラ・ブロックは顔立ちのハッキリした美人さんですが、既に58歳…ちょっとアクションはキツイかな?
まあコミカルな感じてよろしいはよろしいが
チャニング・テイタムはお尻にヒルくらいしか笑えなかった!
ダニエル・ラドクリフの脱ハリー・ポッターの模索はまだまだ続くのだろう?一生懸命過ぎて痛々しい!
で、ブラッド・ピットの無駄遣いが最も凄いかもしれない!
というわけで…アドベンチャーとしてもアクションとしても、ましてやコメディとしても不成立
ストーリーもそんなに面白くなかった…無理矢理作り込んだ感じ…全く笑えない!
えっ、コメディではない?コメディでしょ?この内容で笑えないのは痛い!
驚きもしない!ハラハラもしない!
(途中で眠たくなってしまいました!必死で起きてました!)
見せたい映像重視で、ストーリーと乖離しているシーン!辻褄が合ってなかったり…!
ああ〜ここぞという時に掛かるのが80年代ロック!2周目で消費されてるな!
PAT BENATAR 「SHADOWS OF THE NIGHT」
EUROPE 「THE FINAL COUNTDOWN」…なんかね!
しかし、これでは「ファースト・デイ」で1200円でもキツイでしょ!
パンフの880円は内容の割りに高い!散財でした!
特に皆さんにお勧めは致しません…配信なんかをお待ちいただければ宜しいのではないでしょうか!
上映映画館も少ないですしね!
多分、直ぐに配信に回るでしょう、多分ね!
公開初日の第1回(11:20)、122席の映画館で55人程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN8)
2011.09format
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 ザ・ロック/THE ROCK 
[ACTION]
1996:アメリカ作品/1996.09日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:マイケル・ベイ
CAST-1:ショーン・コネリーニコラス・ケイジエド・ハリス
CAST-2:マイケル・ビーンデヴィッド・モースウィリアム・フォーサイスジョン・スペンサー
     クレア・フォーラニヴァネッサ・マーシル
CAST-3:レイモンド・クルツマーシャル・ティーグジム・カヴィーゼルスチュアート・ウィルソン
      フィリップ・ベイカー・ホールスティーヴ・ハリスジョン・エノス・V/他
アクション映画、脱獄不可能のアルカトラズ刑務所…現在は観光地、占拠し人質を取った男達、ロケットに装填された致死性の神経ガス、男達の要求とは?表側の対応、そして人質の救出策、アルカトラズへの侵入方法?今まで秘密にされていたこと…かつてアルカトラズから脱獄に成功した男が1人だけいたことを…

STORYは…
フランシス・X・ハメル准将…輝かしい戦歴、無数の勲章、英雄、アメリカのために戦ってきた男…彼の胸の内には国家への怒りが…(不法な)特殊任務で命を失った部下達、何の補償も無し、遺族補償の嘆願も退けられる、失望と決意…ハメルと12人の部下、海軍兵器庫を急襲、致死性の神経ガス(ロケット)を奪取、アルカトラス島を占拠、ロケットをサンフランシスコに向ける、遺族に1億ドルの補償を!制限時間40時間…ペンタゴンの驚愕、相手が名将ハメル准将とその部下達、島内には観光客が人質、攻める手段がない。奪われたガスはナパーム弾でも燃焼させられない特殊なもの…対抗策は開発中のプラズマ兵器、40時間に間に合うか疑問。残された道…島に潜入しロケット装置の除去…誰が?FBIの化学兵器スペシャリスト(デスク・ワーク)のスタンリー・グッドスピード、詳細を知らぬままサンフランシスコへ、恋人を誘って…。もう一人、ジョン・パトリック・メイソン…元英国特殊空挺部隊諜報部員、アルカトラスからの脱獄に成功した唯一の男、存在記録抹消のまま投獄中。恩赦を条件に協力要請…信用しないメイソン、隙をついて脱走も、娘に会いに行った所を包囲…グッドスピードの説得、対等の立場として話す彼を信用するメイソン… 渡された解毒剤、装置解除の伝達方法、メイソンを先頭に島へ潜入する海軍特殊部隊、振動センサー、待伏せ…全滅する部隊、残された2人での任務遂行は…


メイソンの設定に少なからず無理があり、あまりに弱いハメルの部下に難があるが、これらを差っぴいてもこれは面白い、犯人側の設定がしっかりとしている…その強さ・戦略の裏付け、事件の引金も現実的…、こんな人間が首謀者ではタマラナイと思う人間が…よりによって犯人(首謀者)、しかもとんでもない兵器を奪取、島に閉じ込められた観光客81人は盾、実際は島の外にいるサンフランシスコ住民500万人が人質という逆転の展開、これに対するのが、ショーン・コネリー扮する…どうしてコイツに脱獄ができたのか?大胆かつ強運のメイソン、困り顔ニコラス・ケイジの…おろおろするばかり&巻き込まれ型のグッドスピード、本当にこんな奴らで前述の犯人に対抗できるのかというハラハラ、一つ一つ問題をクリアしながら…、ラストの盛り上がり(戦闘機を確認してからのまあ長いこと)ハラハラさせてくれます

※アルカトラズ刑務所→サンフランシスコ湾内の岩の島、軍刑務所として開設
         1907年:カリフォルニア州の刑務所へ、収容人数600人、1人に独房1室
         1933年10月:アメリカ法務省管轄、改修工事後、1934年7月:再オープン
           拷問の噂、脱獄成功者は“0”の刑務所…建物の外は海、早い海流、冷たい海水、そしてサメ
         1963年:施設の老朽による維持費の高騰にアルカトラズ連邦刑務所は閉鎖、現在は観光地
-1999format



 search/サーチ/Searching 
[SUSPENSE]
2018:アメリカ作品/2018.10:日本公開(東宝)
監督:アニーシュ・チャガンディ
出演:ジョン・チョーミシェル・ラーサラ・ソンジョセフ・リー
デブラ・メッシングスティーヴン・マイケル・アイヒコナー・マクレイスブリアナ・マクリーン
リック・サラビア/他
PC画面上で進む事件!行方不明になった娘を追う父!果たして娘を助け出せるか?
何やら面白い企画である
果たして全てがPC画面の中に納まるのか?
たとえ外しても、TOHOシネマズのシネマイレージ・デイ(会員企画)で1100円!
安心して観に行ってきます!

STORYは…
忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット・キム、行方不明事件として捜査が始まる
家出なのか?誘拐なのか?わからないまま37時間が経過
娘の無事を信じる父デヴィッド・キム
彼女のPCにログイン、SNSにアクセスを試みる
そこに映し出されるのは、いつも明るく活発だったマーゴットとは別人の、自分の知らない娘の姿
デヴィッドは3年前に愛する妻パムを病気で亡くしていた
マーゴットは高校に入学、シングルファーザーとして日常を続けるも、思春期の娘とはぎこちない関係
デヴィッドの弟ピーターが心配するも、逆にハッパを止められない弟を心配するデヴィッド
そもそも…ゴミを捨てずに学校に行ったマーゴット、FaceTimeで連絡
「今日は友人の家で勉強会、徹夜になるかも」とテキストメッセージ
その日の深夜、3度に渡り、マーゴットからの着信、熟睡していたデヴィッド
翌朝、あらゆる手段で連絡を入れるも、全くコンタクトが取れず
その日がピアノ・レッスンの日と気付いたデヴィッド、連絡
マーゴットは半年前にレッスンを辞めたという
毎週渡していたレッスン料はどうしいたのか?
娘との会話が減っていたデヴィッド、マーゴットの友人を誰一人として知らないことに焦り
亡き妻パムのファイルからマーゴットの中学時代からの友人アイザックを発見
アイザックの母親に連絡、マーゴットは友人達とキャンプに出掛けている情報
しかしキャンプ地のアイザックから「マーゴットは来なかった」と!
警察に相談するデヴィッド
同時に娘のSNS情報を詳しく調べ始めるデヴィッド
(パスワードをあの手この手でクリア)
マーゴットの友人だと思われる何人かと接触を試みる
実は彼女が学校で孤独だったという事実が判明
さらにマーゴットの預金口座から、ピアノレッスン料を貯めた2500ドルが誰かに送金されていることも発覚
その間にもヴィック捜査官の捜査により、新たな情報が集まり始めていた
防犯カメラの映像から、マーゴットが車を運転して街の外へ出て行ったと…
マーゴットの偽名による免許証
ヴィック捜査官は自分の意志で、どこかへ向かったと判断
マーゴットは何かの事件に巻き込まれたのか?彼女は無事なのか?
さらに捜査が進むうちに、デヴィッドすら想像しなかった事実が明らかになってく!


まあ企画は面白いと思うが外したら目も当てられないと思ったが…杞憂であった
これはなかなか面白い!画面が固定されている訳だが
次々と繰り出されるシーン、掘り起こされる情報、新たな事実、ひっくり返される事実
結構スピード感もあり、飽きさせない
何度もドンデン返しもありの…娘は何処に?
最後まで楽しめると思う
まあ全てが納得いくわけでもない、警察内の尋問シーンも映像化されているが
まあ捜査のみえる化による副産物か?まあアメリカだし…良しとするか
それからネットゆえの炎上もありの…殴り倒したくなるのも分かるが、罪に問われないの?
あまり多くを語ると、ネタバレになるのでこの辺で止めとこう!
ちなみにタイトルだが、日本では「search/サーチ」だけど、原題は「searching」
より現在進行形であることがうかがえる、こっちの方が良いね!
しかしだ…公開2日目の初回(10:00)で、3割程度の入り
チョット少ないな…
公開2日目の第1回(10:00)、501席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN9)
2011.09format



 サード・パーソン/THIRD PERSON 
[LOVE STORY]
2013:アメリカ作品/2014.06日本公開(東京テアトル)
監督:ポール・ハギス
出演:リーアム・ニーソンオリヴィア・ワイルドキム・ベイシンガーデヴィッド・ヘアウッド
エイドリアン・ブロディモラン・アティアスヴィニチオ・マルキオーニ
ミラ・クニスジェームズ・フランコマリア・ベロロアン・シャバノルオリヴァー・クラウチ/他
リーアム・ニーソン、ミラ・クニス、エイドリアン・ブロディ、オリヴィア・ワイルド…の有名どころを使って
N.Y.、ローマ、パリの3つの都市に3組の男女、極上の愛のミステリーだそうで!
「幾重にも仕掛けられたポール・ハギス監督の巧妙な罠は、あなたの本当に大切なものを思い出させてくれる」
これは面白いことを仕掛けてくれているだろうと思って…まあ観に行ってみました!

STORYは…
(参考にしているパンフのストーリー文が混乱状態ですのでお許しください)
【WHERE?】
プールサイド、「見ててね」と走り去る少年の声、プールに飛び込む女性…
【PARIS】
最新小説を書き終えるため…ホテルで缶詰め状態のピューリッツアー賞受賞作家のマイケル、妻エレインと別居中
野心的な作家志望のアンナとの不倫関係、同じホテルに宿泊、今日も肉体関係
ある日はバスローブ1枚のアンナ…バスローブを奪われて廊下にポツリ、キャッキャッ走って自室へ、楽しい生活
そんなアンナには秘密の恋人(パパって呼んでなかったか?)、嫉妬すら楽しむ恋愛
アンナが原稿を読んで欲しいとマイケルに、読んだ結果…「ファッション誌の記事のレベルだ」と厳しい意見
その時エレインから大切な子どもの写真データが入った携帯電話を水浸しになったという連絡
近場に落ちていたメモ(住所が記されている)の裏側に…新たな携帯電話番号をメモ、データを送って!
そのメモをこっそりと盗み出すアンナ
マイケルは、新作の感想を聞くために会った編集者ジェイク…
「2作目以降は自分の人生の言い訳を書いているだけ」と辛辣な意見
【ROME】
いかがわしいアメリカ人ビジネスマンのスコット、ファッション・ブランドからスーツのデザイン泥棒!
イタリアに関するあらゆることを嫌っているスコット
レストランを探し…アメリカの名の付いたバーへ、通じない英語、生温いビール、最低!だが…
隣に座った美しいロマ族の女性モニカに一目惚れ、彼女の飲むリモンチェッロと子供の話題をキッカケ
共にグラスを傾ける中…モニカは8歳になる娘との再会を果たそうとしている最中と告げる…訳あり!?
店に電話、強引に受話器を取るモニカ、交渉?怒り狂ってる店主
荷物をまとめて店外に出るモニカ、彼女が忘れて行ったバッグが一つ…スコットが発見
最近流行の爆弾だと騒ぐ店主、中身は空だとスコット
中にはギャングから娘を取り戻すための5000ユーロが入っていたと言うモニカ
矢も楯もいられず…彼女を助けたい衝動に駆られるスコット
どこからか車を用意してきたモニカ、5000ユーロを用立ててきたスコット
2人は南イタリアの治安の悪い町へと出発、スコットは自分が手の込んだ詐欺に掛っているのではと疑い始める…
【NEW YORK】
昼メロに出演していた元女優のジュリア、息子ジェシーの親権を巡って元夫リック(現代アーティスト)と係争中
経済的支援をカットされ、膨大な裁判費用を抱えたジュリア、かつて良く利用していた高級ホテルで…
客室係として働き始める(元女優ゆえ?顔を出したくない)
リックはジュリアの精神状態が不安定なことを理由に…息子ジェシーとの面会を認めない(恋人サムと同居中)
ジュリアの弁護士テレサからは…裁判所の心証を変えるため…精神科医の鑑定を受けることを勧める
精神科医との面談日、仕事中、テレサからの電話、時間切れ寸前のプリペイド携帯電話、操作の暇なし
読み上げられる住所…ホテル備品のメモ用紙に記入、ブツッ…
仕事を終えて客室を後にするが、メモを置き忘れていく…


これって監督も脚本家も編集者も…高々これだけしかない内容で大混乱しているね
もしくはそもそも自分達が何をしたいのかが分かっているのかな!?
「ポール・ハギスの巧妙な“罠”」とは何?
3つの都市で、それぞれの事情を持つ3組の男女というかドラマ
やたらと「電話」に「ホテル」という「キー」を使っているんだが、使いっ放しで何も生かされていない…
1ヶ所だけ「メモが時空を飛ぶ」が…ジュリアを苦しめ、誰も覚えていないだろうがエレインの手元に子供の写真
まあ仕掛けた割に失敗にしか見えない!これなら何もしなかった方がましでは?
やるなら連鎖反応・化学反応を起こそうよ!
しかし何がこの俳優陣を魅了したのだろうか…わからん!札束積まれたか?
ああ、もうこれ以上のコメントはやめ・やめ・やめ・・・
もしも本気でこの映画が面白いという方がおられたらスイマセンが…私はダメです!
時間の無駄でした…
ちなみに公開5日目の第1回(10:15)、200席の映画館で1割程の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1)
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サイコ3     は、別ページとなります



 最後にして最初の人類 
[SF]
2020:アイスランド作品/2021.07:日本公開(シンカ)
監督:ヨハン・ヨハンソン
ナレーション:ティルダ・スウィントン
大好物なハード系SFが公開となる
あまり情報が出てこないので、良く分からないんだがね…
「あなたは、文学、映像、音楽の美しくも壮絶なる融合〈コラボレーション〉を劇場で体験するだろう」の宣伝文句
これは観ておかなければならない気がしてきた!
ハードな内容であることを望む!

STORYは…
聞いてください…
私たち最後の人類から伝えたいことがあります
地球年で約20億年後の未来から、あなたたちに語りかけています
(現在「第一世代」、いろいろな形態を取りながら、20億年後は「第18世代」)
(寿命は25万年)
天文学者たちの発見によれば、人類に滅亡が迫っています
(太陽が白色矮星化、現在、海王星に住んでいる)
あなたたち助けます
私たちも助けてほしいのです…

荘厳な音楽、タンタンとしたティルダ・スウィントンの語り
モニュメントの数々がモノクロで映し出され続ける
眠い〜(ちょっと寝た)
これは大変なSF映画だ
公開2日目の第1回(10:10)、200席の映画館で2割弱の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1)
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最終絶叫計画     は、別ページとなります
最‘新’絶叫計画   は、別ページとなります
最‘狂’絶叫計画   は、別ページとなります



 サイン/SIGNS 
[THRILLER]
2002:アメリカ作品/2002.09日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:M.ナイト・シャマラン
CAST-1:メル・ギブソンホアキン・フェニックスローリー・カルキンアビゲイル・ブレスリン
CAST-2:チェリー・ジョーンズパトリシア・カレンバー/他
パンフより…ー「サイン」をご覧になった皆様へ− M.ナイト・シャマランの要請により、ストーリーの全貌については明らかになさいませんよう、謹んでお願い申し上げます…と、何だかな〜設定が破綻してるし…情けない気分に…

STORYは…
歪んだガラス越し…トウモロコシ畑、農場の主グラハム・ヘス、半年前に事故死した妻コリーン、失望の中で牧師を廃業、見かねて同居を始めた弟メリル、喘息の発作を起こす長男モーガン、不思議な言動の多い娘ボー  いつもと違う朝、朝食を準備するグラハム、別棟で起床したメリル?子供の声が聞こえない!慌て探す2人、トウモロコシ畑にいた娘ボー、兄モーガンが指差す先…丸く薙ぎ倒されたトウモロコシ…ミステリーサークルの出現、近所の悪ガキの仕業?通報に駆け付けた警官キャロライン…彼らにこんな技術は無いと断言、飼い犬に水を与える兄妹、水が古いと言うボー、彼女を襲う犬、それを刺殺した兄、繋がれたもう一匹、夜、畑に向かって吼え続ける犬、別棟の屋根に何者かの影を見たグラハムとメリル、警察へ通報…駆け付けたキャロライン、要領を得ない目撃談、それでなくても変な事件が多発している?気分転換に外出を勧めるキャロライン、警察無線に興味を抱くモーガン、探し出してきた子供用トランシーバ、TVは世界各地にミステリーサークル発生のニュース、現代科学では解明できない事象、強い反応を示す子供達、TVを消すグラハム…、深夜、水を求めるボー、枕もとに用意された水は味が変だと… 翌朝、悪い夢を見たというボー、外出、宇宙人関係の本を買い求める兄妹(水の味がおかしいとボー)、情報を集めに行くメリル…陸軍の入隊窓口(メリルがマイナーリーグの選手だった過去&彼の記録を知る担当者)、喘息の薬を購入するグラハム…懺悔させてくれという店員の世紀末思想、食事、外を行く男を凝視する4人、逃げるように去っていく男…事故で妻を轢き殺した医者レイ、帰宅、トランシーバが受信した会話と思われる不思議な音、本を読みふける兄妹、庭で物音、挟み撃ちを提案するメリル…失敗?屋根!一瞬の後、庭のブランコとの衝突音、トウモロコシ畑を揺らしながら消えていったものは一体何?


TOPの欄にも書きましたが…徹底した秘密主義の中で撮影、試写会も禁止、9月21日に日本公開されましたが、よくよく調べてみたら、アメリカは8月2日の公開、なんか意味ない気がする… 「シックス・センス」の成功により、このような宣伝方法は、M.ナイト・シャマラン監督映画のお約束と化したのだが、比較的わかりやすいストーリー展開と設定、いったい何を秘密にしたかったかが謎!?パレパレの伏線?開始数分で結末の展開が頭をよぎるが、あまりに安易な想像をしてしまった自分を恥じたのに…結局そのままだったのには驚いた!またこの映画は、中盤で主役に語らせたセリフのうえに成立する物語であるが、ナカナカ理解しがたい、それを宗教観、世界観の違いで片付けるのが最も安易で楽なのだが…これ以上はストーリーに踏み込むので止めときます
ただどうしても気になるのが、この映画自体が成立しなくなる「エボリューション」的なミス!…これも○○か?私的には見に行くことを止めもしませんが、お勧めもしませんので…
これを書きながら思ったこと…これをインド映画として撮ったら…どうなる?歌あり、ダンスあり、ミステリーサークルを巡るご都合主義的展開のSFインド映画…、妻を亡くした男、仕事に子育てと大変な毎日、彼を支える兄弟、献身的に助けてくれる若く美しい富豪の娘…身分の差、亡き妻への想い、見つめ合う主人公達、歌と踊り、触れそうで触れないクチビル、後方のトウモロコシ畑、意味なく踊るダンサー、一夜明けて…主人公の目の前には…ミステリー・サークルが出現(どう考えてもダンスが原因なのだが)、どうやって一晩の間に…悩む主人公、その裏には、彼の土地を狙う悪の組織が…なんて展開で!…やっぱり面白いか疑問?
(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format



 サウンド・オブ・サイレンス/DON'T SAY A WORD 
[SUSPENSE]
2001:アメリカ作品/2002.05日本公開(20世紀フォックス極東映画)
監督:ゲイリー・フレダー
CAST-1:マイケル・ダグラスショーン・ビーンブリタニー・マーフィー
     スカイ・マッコール・バーツシアク
CAST-2:ファムケ・ヤンセンオリバー・プラットジェニファー・エスポジートガイ・トーリー
     コンラッド・グッド
CAST-3:ポール・シュルツランス・レディック/他
非常に分かり易いストーリー&伏線…展開が読める、ラストも見えてしまうは…そして最後に大破綻!困ったサスペンス映画?登場人物全員が強すぎるのも難?付けられた「邦題」こそが最大の謎?

STORYは…
感謝祭前日のN.Y.、裕福な顧客を持つ(成功した)精神科医ネイサン・コンラッド、美人の妻アギ-(スキーで足を骨折・ベッド上の生活)、利発な娘(8歳)ジェシーの3人家族… 元(古巣の病院)同僚サックス医師からの緊急呼出し、緊張型分裂症の少女エリザベス…10年間の隔離病棟生活、看護士に重傷を負わせる…治療に進展がなければ州立の収容所送り…助けたい、協力を! カルテの内容…一貫性のない診断結果、見当はずれの治療歴、暴力事件の記述満載、面談治療開始、優れた技量、初めて見せた会話らしき会話、謎の言葉「狙いは奴等と同じ…言うもんですか、誰にも、誰にも…」? ハドソン川、N.Y.市警サンドラ刑事、身元不明の若い女性の死体…数日前の変死体と殺害方法が同じ、関連性を疑う彼女… 闇に動く一団、老婆殺害、家を占拠、何事かの準備… 感謝祭の朝、朝食を準備するネイサン…ジェシーがいない?落ちていた靴下、切られていたドア・チェーン、警察にかけたハズの電話、娘を誘拐したとの声、娘の声を!電話を切るネイサン、慌てる男、再度のコール、娘の無事確認、そして…「ルール1:要求はするな、命令に従え…昨夜診察したエリザベスから6桁の数字を聞き出せ!」「ルール2:誰にも知らせるな、知らせれば娘を殺す」 部屋の中の様子を言い当てる男、窓の外には夥しい数の窓…娘は何処?「ルール3:期限は今日の午後5時」 決意したネイサン、車に置かれていた連絡用携帯電話、パレードを強行突破して病院へと向かうネイサン…崩れる土砂、生埋めとなるコスター、乗り込んできた警察、お互いの無事を確認するネイサン一家、エリザベスを迎えに行くネイサン…


何故、邦題は「サウンド・オブ・サイレンス」なのだろうか?あえて訳すと”静けさの音”?原題は「DON'T SAY A WORD」…同じくあえて直訳すれば“口にしない言葉”又は“どうしたって言わない!” サイモンとガーファンクルのヒット曲名にあやかった?まさか時代が違い過ぎる…、ちなみに映画の内容だが…期待していたレベルには全く達っしていない幼稚な内容、まあ、幼稚園・小学生でもなければ、展開はバレバレ状態、幼稚な伏線はバカバカしいほど、女の症状、娘の居場所、問題の…数字と場所、謎なんか何もなかった…少しは楽しまさせて欲しかった… そして、まあいろいろな立場の人間が出てくるのだが…それぞれがあまりに強すぎる、こんなに強い人間ばかりでは疲れる…結局、強気で、声がでかい人間が勝つのではやりきれない… てっ、そんな問題ではない、ラストで…映画自体を壊滅させるようなミスをやってしまっている、主人公の精神科医の説明…えっ、嘘!?状態、破綻しているのに…無茶だ!クラインの壷のような空間が存在しない限り無理だ、あくまで2次元上で解決しなければいけないのに…3次元方向に動かしてはいけない、成立させるのは…無理だ、映像と一致しない
■ネタバレ覚悟でその内容を知りたい方はコチラへどうぞ→
CINEMA-2 in GO'S BRAIN
(渋東シネタワー1:渋谷)
2000-2009format



 サウンド・オブ・サンダー/A SOUND OF THUNDER 
[SF]
2005:アメリカ作品/2006.03日本公開(松竹)
監督:ピーター・ハイアムズ     原作:レイ・ブラッドベリー 「サウンド・オブ・サンダー」
CAST-1:エドワード・バーンズキャサリン・マコーマックジェミマ・ルーパー
     デヴィッド・オイェロウォウィルフリード・ホッコルディンガーベン・キングズレー
CAST-2:コーリィ・ジョンソンウィリアム・アームストロングアーミン・ローデハイケ・マカッシュ/他
SF界の巨匠レイ・ブラッドベリーの同名小説の映画化作品、ハッキリ言って「B級映画」です…

STORYは…
■2055年、シカゴ、大手旅行代理店タイム・サファリ社、独自にタイムマシンTAMI(プログラム名)を開発、6500万年前へタイムトラベル…「恐竜ハンティング・ツアー」を発売、超高額所得者相手…半年待ちの人気、慌てた政府…監督局を組織、厳重な監視の元…許可 ■今日の客、ワーレンベック父娘、本当に6500万年前かと大騒ぎ!空中に浮かぶ道、案内役のトラヴィス博士達(撮影班ジェニー、マーカス技師、Dr.ルーカス、監督局役人デリス)、出現するアロサウルス(赤のマーキング)、トラヴィス発砲により全ライフルの安全装置解除、ハンティング開始、氷弾、倒れ…沼に沈むアロサウルス、数分後の火山噴火で死ぬ運命だった個体、撤収 ■タイム・サファリ社、チャールズ・ハットン社長、笑顔で客の出迎え、ツアー最後にパーティー、恐竜狩り体験者達を「時空の開拓者」と称え…満足度を高める、口コミで…新規顧客の獲得の手段、トラヴィスに興味津々の娘アリシア、そんな中に乱入する女性、「営利目的の危険なツアー」と非難、ソニア・ランド博士、赤ワインをぶちまけ…警備員により拘束 ■追いつくトラヴィス、安全性の説明、部屋へ案内…絶減種動物の復元手段を研究しているトラヴィス、TAMlから得られる貴重なデータのため…ハットンの下で働いていると説明、TAMIの開発者と正体を明かすソニア、契約に盲点、ハットンに取上げられたTAMI…金儲けの手段、ツアーが過去に干渉すれば…6500万年分の進化の波が現代に押し寄せると…警告するソニア、全ては計算どおり&政府も監視する安全なツアーとトラヴィス ■倍額を支払い…予約客に割り込むミドルトン(積極的)とエックルズ(嫌々)、健康診断、予防注射、ツアーの基本ルールの確認…[その1]:過去のいかなるものも変えてはならない [その2]:過去にいかなるものも置いてきてはならない [その3]:過去のいかなるものも持ち帰ってはならない ■施設を巡回中のデリス、トラヴィスとの会話…あと2年でリタイアを宣言、そんな安い給料で? ■ツアーを準備中、ジェニーが気になるマーカス、ライフルにトラブルも…気付かず ■ツアー出発、パニック気味のエックルズ、火山噴火まで5分…案内開始、現れるアロサウルス、ライフル故障、眼前に迫る恐竜…パニック、トラヴィスがライトで気を引き…恐竜を引離す、ライフルの修理完了、アロサウルスを射殺、どうにか…帰還、道に靴跡 ■パーティ会場、必死にフォローしまくるハットン社長 ■帰宅するトラヴィス、部屋に裸の女性…アリシア、従姉妹と偽り…入室 ■翌朝、枯れそうな花を窓際に移動するトラヴィス、背後にシーツを纏うアリシア ■TV…11月としては前例のない気温21℃&湿度90%、ミシガン湖で大量の魚が打ち上げられたNEWS、市街地…コンクリート壁や舗装道路を突き破って成長しはじめる街路樹 ■新たなツアー、中国系の客、異常事態、到着時刻ミス?既に死んでいるアロサウルス、突然の噴火活動、避難、TAMI自体に異常なし、時空に問題発生?原因は直前のツアー?社の閉鎖を命じる政府、ソニアに会うため出かけるトラヴィス、行く手に大穴、巨大な根 ■ソニアのマンション、住民とトラブっている様子、取り付く島なし、肥料を運ぶ業者に成りすまして…入室に成功、状況説明、ツアー終了から24時間後?開かれるカーテン、巨大なタイム・ウェイブ(進化の波)が押し寄せる、突然…襲いくる巨大昆虫群、退治が…爆発事故、窓から放り出される2人、巨木でSAFE、別世界と化したシカゴ…植物の異常繁殖、熱帯ジャングル状態、倒壊するビル、過去への干渉のツケ…6500万年前から激変した生態系が到来、まずは原始的生物…徐々に複雑な生物に及ぶ第2波、第3波へ、最終的には人類に及び…最悪…絶滅の運命?とソニア、問題の日へ飛び…過去の修復を試みるとトラヴィス、ソニアに協力要請 ■渋るデリスを説得、出発するトラヴィス、6500万年前のはずが…開拓時代、タイム・ウェイブ襲来、逃げ帰るトラヴィス ■時空の歪みとソニア、次策を検討、波を真正面から受けないように…問題の日の1年前にジャンプ、再び1年後へ再ジャンプ、未知の飛び方負担大、エネルギー消費大、滞在可能時間は僅か…何が原因かを究明しておく必要、データを再チェック、問題の日…帰還時の総重量が1.3グラム増!?


SF界の巨匠レイ・ブラッドベリーの「サウンド・オブ・サンダー」の映画化です、「太陽の黄金の林檎」に収録されている超短編小説、書かれたのが1952年、中学生の頃…図書館のSF小説を読みまくっていた私としては…昔懐かしの作品です、映画の公開情報が出たのが、たしか2年前、完成が遅れに遅れ…本当に待ちまくりました
短編の原作では…トンデモ大バカ野郎の浅はかな考えと行動の結果、アルものをアアしてしまって…、結果…チョット怖いラストなのですが、今回の映画では、不可思議な現象が連発、問題はタイムトラベル?波のように押し寄せる事象、悪化の一途、必死に調査をしてみれば…パニック野郎の迂闊な行動ゆえ、アレをアアしてしまったと判明、事態の収拾に走るスタッフだが…、トンデモナイことに気付く、さあどうする???と…
原作はレイ・ブラッドベリー、監督は、「2010年」「アウトランド」「カプリコン1」等のピーター・ハイムズ、演じるは、エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック、そしてベン・キンクスレー、一級のSF映画になるものと思っていましたが…妙に扱いが小さい???映画館規模も小さ目、試写会にボクシングの亀田兄弟?何ウケ狙ってるの???
あーあ、見て理解、見て納得、中途半端にイロイロ入れ過ぎて…「B級映画」になっちゃったのね!エドワード・バーンズの声って、あんなに高音の間抜けた声だっけ?からスタート、近未来世界の背景のマットペインティングも…あと一歩の感、独自ストーリー部分ではクリーチャー(?)の造形も何といいましょうか&脅かし方に芸が無い!極端に悪い印象はないものの…うーん、ヤッパリB級!まあブラッドベリ−を映画化したことには拍手である
映画を見た直後の感想としては…まあ前売券の1300円であったこともあり…としてみたが、1800円払ってみたら…間違いなくと思う、これから見る人は…ともかく安く入れる方法で!それでなければレンタル待ちかTV放映待ち(やるかどうかは保証しませんけど)
ちなみに、公開初日の第2回(13:50〜)、182席の映画館に3割程度の入り(渋谷)、客層ですが…若かりし頃にレイ・ブラッドベリーを読んだと思われる位の世代(家族連れも目立つ)、そして…亀田兄弟ネタ?興味を持たれたのかな?…10〜20代の「2極化」でした
追記(第1弾):パンフを読んで知ったこと…提供・製作した「フランチャイズ・ピクチャーズ」は中堅どころの会社だということ、過去の作品を見て驚き、あの最低映画「バトルフィールド・アース」の提供・製作した会社だったのね…、ヒット作は多くない替わりに、訴訟はイロイロと抱えておられるようで、それで…完成が2年も遅れたか???えっ、破産法第11章の申請???何?アメリカ・破産法第11章…「個人又は事業者が、業務を継続しながらその債務を整理する手続…原則として、債務者は、債権者の参加の下にその債務の一部又はすべてを返済する計画を作成する。」、うーん、なんか複雑な気持ちになってきた
追記(第2弾):書くのを忘れてました、最大の問題点ですが、何故にハンティングに向かう先が一緒なのに…ツアーに向かう一行がバッティングしないのか???謎です…というか、なんというか?
追記(第3弾):まあ、そういうことでヤッパリということで…

※「バトルフィールド・アース」…2000年ラズベリー賞7部門受賞の快挙のSF映画
(渋谷シネパレス1)
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 サスペクト・ゼロ/SUSPECT ZERO 
[SUSPENSE]
2004:アメリカ作品/2005.02日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:E・エリアス・マーハイジ
CAST-1:ベン・キングズレーアーロン・エッカートキャリー=アン・モス
CAST-2:ハリー・レニックスケヴィン・チェンバレンキース・キャンベル/他
雑誌の紹介文を読んだ限りは、小難しいサイコ系サスペンスだと思ってましたが、それほどでも…、まあ地味目ではあるが…それなりの内容ですが、ベン・キングスレーが良くて…

STORYは…
■大雨、街道を疾走するトレーラー、道端のダイナー、立寄るセールスマン…ハロルド・スペック、突然現れ彼に向い喋りだす男、気味悪そうに店を出るハロルド、車で疾走、後部座席に先程の男、停止を命じる声 ■ニューメキシコ州の片田舎、アルバカーキに着任したFBI捜査官トム・マッケルウェイ(頭痛薬を常用)、左遷、着任早々なのに送られてくる大量のFAX…行方不明の子供達の写真と情報、送信者不明、赴任初日に発生した殺人事件…不可解な事件の始まり ■現場検証、荒っぽい捜査、苛立つマッケルウェイ…手順厳守、見落としを指摘、運転中に後部座席からの絞殺、丸に斜線の記号=〇+\(逆φ状)、まぶたを切り取られた顔、足取り調査、ダイナーでの証言、不審な男、残された車、トランクから別の死体…小学校教師のバー二一・フルチャー、ダラス支局から派遣されてきたフラン・クーロック…マッケルウェイの過去を知る元同僚(かつて交際)、殺人の容疑者を独断で強行逮捕、マスコミのバッシング、謹慎処分 ■何処かの部屋、あの不審者、何かの実験?流れるテープの音声、書きなぐられる数字、イメージする言葉、描かれる絵 ■バー、店を出る女を追う男、自分の車に引摺り込み…発車、人気の無い場所で襲う、突然現れるアノ男、犯人を射殺 ■事件の通報、駆けつけるマッケルウェイとクーロック、現場検証、驚きのマッケルウェイ、被害者…彼を左遷に追いやったレイモンド・スターキー、視線を感じるマッケルウェイ、探す…乗り捨てられた車、埃で汚れた窓にマッケルウェイへのメッセージ…代りにやっつけておいた? ■難航する捜査、死体に残されたマークが唯一の手掛り、解決の糸口も掴めぬまま時間だけが過ぎていく、その間にも次々と送られてくる奇妙なスケッチと行方不明者達のFAX、原因不明の頭痛に悩まされるマッケルウェイ、各種資料を検討…浮び上る謎の人物…ベンジャミン・オライアン、彼を知る人物から情報収集、元FBI捜査官を名乗る、“サスペクト・ゼロ(容疑者“0”)”…「特定の犯行パターンを残さず、捜査線上に決して決して上がらない究極の連続殺人犯(完全犯罪者?)」の犯罪を訴えて独自調査、かつて居場所だった教会、彼の部屋、床中に刻まれた件の記号、無数のピンが刺されたアメリカの地図、資料押収 ■行動の全てを読まれているように…どこに居ても送られてくるFAX、封書…謎の数字とスケッチ、君の頭痛の原因を知っていると書くオライアン、一体何を伝えようとしているのか?オライアンのスケッチから被害者ハロルド・スペック自身についての調査、留守宅に侵入、スケッチどおりの屋根裏部屋の箱の中には…


実は、「マシニスト」の後に「サスペクト・ゼロ」を見てきました、サスペンス映画の日とでも言いましょうか…
雑誌の紹介文などから、小難しいサイコ系サスペンスだと思い、騙されないよう(?)注意を払い、頭の中で話を整理しながら見ていましたけど…そんなに難しい話ではなかった…ど言うか、優しすぎるくらいの内容と表現である、特に難解な謎はなくタンタンとしている、まあアッチ系で…、それなりに…こじんまりとだが…まとまっていて、地味目ではあるが…それでも、ベン・キングスレーが良くて、評価的には「まあまあ」と言うことで…、まあ前が前(マシニスト)だったので…それなりに楽しめましたが…
※サスペクト・ゼロ…「容疑者ゼロ」です
公開2日目、第4回(17:00〜)、272席の映画館、2割程度の入りでした(新宿オデヲン座)
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 サスペリア PART2 
[HORROR & THRILLER]
1975:イタリア作品/1978.08日本公開/観たのは1978.11(エンターテインメント)
監督:ダリオ・アルジェント
CAST-1:デヴィッド・ヘミングスダリア・ニコロディマーシャ・メリルガブリエル・ラヴィア/他

STORYは…
■欧州超心霊学会の会場、テレパシーの持ち主ヘルガ・ウルマン夫人の講演、聴衆の中の一人がポケットの中の鍵を握っている事&鍵の数&彼の名前をピタリと言い当てる、騒然となる会場、突然悲鳴をあげるヘルガ、「何かが、誰かが…」、この会場に…かつて人を殺し&また誰かを殺そうとしている人間がいる!誰にも気づかれず会場を抜け出した者… ■アパートで休むヘルガ、ノックの音、ドアを開けると同時、振り下ろされるナイフが突き刺さる、更に割られた窓ガラスに突っ込み…ほとばしる鮮血、絶命 ■断末魔の悲鳴を聞いたマーカス…作曲の勉強のためローマに来ている音楽家、友人のカルロと別れてアパート(ヘルガの上の部屋)に戻るところ、急いでヘルガの部屋に向かうマーカス、途中の廊下に不気味な1枚の女の肖像画、ヘルガの死体に驚くマーカス、再び廊下に出ると…消え去っていた絵 ■異常な殺人事件の発見者&茶色のコートを着た男が広場を立ち去るのを目撃したマーカス、特ダネを取ろうとする若い女新聞記者ジャンナに追われる身 ■消えた絵の謎を解くためカルロの家を訪れたマーカス、元女優でスターだったカルロの母との出会い、異常なSEXに溺れるカルロ、深入りは危険だと忠告するカルロ ■ある夜、ピアノに向かうマーカス、どこからか子供の歌声、何者かが自分の部屋に忍び込む気配、ドアの向こう…「お前を殺す」と言う不気味な声、異常な殺人事件の真っ只中に置かれていることを感じる ■子供の歌のレコードをを入手したマーカス、心霊学者バルディとジョルダーニの元に持ち込む、子供の歌と殺人に関する文献の紹介、伝説民話図書館にある「近代の幽霊と暗黒伝説」 ■図書館を訪れたマーカス、件の本に…幽霊の出るという屋敷の写真を発見、この本の作者アマンダを訪れる決心 ■アマンダ宅、マーカスが見たのはバスルームで鮮血に染まり&鏡を指差したアマンダの死体 ■マーカスの話を聞いたジョルダーニ、アマンダの指の秘密を嗅ぎ付けて帰宅、襲われるジョルダーニ、とてつもない力で歯を机の角に打ち付けられ…首にナイフを突き刺される ■屋敷を探し当てたマーカス、塗り込められた壁の後ろに怪奇な絵が描かれているのを発見…血にまみれたナイフをかざした子供&胸を刺された男、そしてクリスマス・ツリー、一体何を意味するのか? ■夜、部屋のドアにジャンヌ宛に屋敷の場所を書いたメモをを残し…再び屋敷へ、扉・窓の無い部分を探し当てる、壁をぶち破り入室、懐中電灯の光の先に恐るべき光景、その瞬間後方から襲撃、その場に倒れるマーカス ■ジャンヌの腕の中で意識を取り戻すマーカス、炎に包まれて燃え上がる屋敷 ■屋敷の管理人を訪れるマーカスとジャンヌ、管理人の娘オルガが屋敷の壁に描かれていたのと同じ絵を持っているのを発見、娘の通っているレオナルド・ダ・ビンチ学校の図書館に同じ絵があることを聞き出す、深夜に学校へ急行、図書館、マーカスが屋敷で見た恐るべき光景の意味と連続殺人の数々の謎を解く1枚の絵を発見、件の絵に隠された秘密とは?マーカスとジャンヌの後ろからあの子供の歌が…、異様なうめき声と凄まじい念力が暗闇の中で踊り狂い始める!


「サスペリア PART2」ってタイトルだけど、映画的に「サスペリア」の「PART2」ってわけじゃない、「サスペリア(1977)」がヒットしたので、同じ監督の過去作品「PROFONDO ROSSO(1975)」を引っ張り出してきて「サスペリア PART2」の邦題付けて公開しちゃった!ゆえに2作品は内容的に何の関係もありません!本来なら単独ページ化するところなのですが、上記理由により単独化しませんでしたので悪しからず!

この映画を観たシチュエーションはよく覚えてます!文化祭翌日、硬式テニスの新人戦に1年生だけで出発したら、前日の雨で大会が中止、実は我が校にだけ連絡なし!無人の運動公園に7〜8人!そこで中止と知ったしだい、通学生は速攻で帰宅、寮生の4人はこのまま戻れば文化祭の後片付けに間に合っちゃう!時間を潰そうとファストフード店に立ち寄ってから、映画館へ、「キャリー」&「サスペリア PART2」の2本立て、そこそこの客数の映画館に客は男4人、身を寄せてるのも変、わざわざ互いが見えない位置にバラバラに着席!ああ〜なんて贅沢な観かただろう?十分に楽しめました!
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 砂漠でサーモン・フィッシング 
[COMEDY]
2012:アメリカ作品/2012.12日本公開(GAGA)
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ユアン・マクレガーエミリー・ブラントアムール・ワケド
レイチェル・スターリングトム・マイソン
クリスティン・スコット・トーマスコンリース・ヒル/他
内容謎の映画、ほとんどタイトルにやられてしまった感じです
秋枯れだった前シーズンから、にぎやかな冬・正月シーズン突入!たぶん外さねぇーだろうという希望的観測
イエメンの「砂漠」でユアン・マクレガー、エミリー・ブラント、クリスティン・スコット・トーマスが…
「サーモン・フィッシング」!
「ありえない夢を信じたら…もう一度人生が輝きはじめた」!
イギリスのコメディ映画、なんかトンデモない設定に笑うとともに、期待してしまいました!

STORYは…
生物学者ジョーンズに届いたイエメンの大富豪シャイフの依頼、イエメンでサーモン・フィッシングが可能か?
(政局に利用したい英国・広報担当パトリシア・マクスウェルの後押し)
「北海で鮭を1万匹捕まえ、世界最大の輸送機で生きたまま運ぶ!費用は5000万ポンド」
どうせ実現不可能だからと、思いっきりのホラ計画をペラペラと話すジョーンズ
ところがシャイフの有能な部下で女性としても魅力的なハリエットは「さっそく取りかかりましょう」と微笑む
新たなチームを組むことになった2人には私生活に心配事
ジョーンズの妻メアリーは随分前から仕事にしか興味がなく、夫婦は機械的な結婚生活
ハリエットは、付き合い始めてまだ数週間の軍人のロバート・マイヤーズが中東に派兵された…
それぞれの悩みを胸に秘め、大富豪シャイフとと面会するためスコットランドの古城へ向かう2人
金で買えないものはないと考える不遜な男と思いきや…大富豪である前に、人間味に溢れた1人の釣り人だった
竿を手に共に川へ入り、率直に語り合ううちに、ジョーンズは彼に共感と敬意を抱く
もちろん見解の相違もある、ジョーンズは合理的な科学者だが、シャイフは「釣り人には信じる心がある」と言う
シャイフと会って“突拍子もない話”に魅力とやる気を感じ始めたジョーンズ!夢物語が現実になりつつあった
そんなとき、ロバートが戦闘中に行方不明になったという報せが届く
会社を休み、家に閉じこもり、ひたすら安否情報を待つハリエット
何度も電話して出社を求めるジョーンズのメッセージに、ハリエットは傷つきイラ立った
突然自宅を訪ねてきたジョーンズに怒りをぶつけるハリエット
しかしジョーンズはハリエットを心配して手作りのサンドイッチとワインを持ってきただけだった
ジョーンズの冷たく聞こえる言葉の陰に隠れた、不器用な真心に気付くハリエット
一方ジョーンズは、彼女へのビジネスパートナー以上の想いに気付く
共にイエメンに向かった2人には更なる難題、英国の鮭は1匹も出さないと突っぱねる環境局
シャイフは国を西欧化していると非難するイエメンの人々
ロバートの消息は?走り出したジョーンズの恋は?果たして、鮭は砂漠を泳ぐのか?


イギリスのコメディ映画です
ありそうで、なさそうで、そんなバカなの設定です、真剣に悩んんじゃいけません
ごくまれにイギリス・コメディに本気で怒る人が居るのは何故でしょう?不思議だな…
単純に楽しんでくださいな
ちなみに公開初日の第4回(15:55)、234席の映画館で4割程度の入りでした(新宿ピカデリー SCREEN 6)
2011.09format



 さよならジョージア 
/The Night The Lights Went Out in Georgia
[YOUTH]
1981:アメリカ作品/1982.02日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:ロナルド・F・マクスウェル
CAST-1:クリスティ・マクニコルデニス・クエイドマーク・ハミル
CAST-2:サニー・ジョンソンドン・ストラウドアーレン・ディーン・シュナイダー
     アーマンド・アサンテ/他

STORYは…
■20代前半、ぶ厚い胸板と太い腕、セクシーな腰つきと長い足、おまけに甘い喉まで備えたシンガー…手当り次第に女と寝まくる男トラビス・チャイルド ■17歳の妹アマンダ、サラサラと柔らかな栗色の髪、スカートなど用無し…死んだ父親の拳銃を肌身離さず、作詞・作曲・歌…なんでもOK、現在兄貴の売り込みに無我夢中…自称凄腕マネージャー、この世で一番兄を愛してる…そんな女の子 ■兄妹ふたり&ムク犬ブギウギ、花のナッシュビルを目指し…旅の真っ最中! ■カントリー・ロック・シンガー、トラビスが今夜も騒々しい酒場で一夜興行、結構ギャラはよし、エキサイティング、アマンダも客に混じって拍手喝釆、兄貴の2曲目『アマンダ』…自分の歌!うっとり幸せ気分、だけど自分の仕事を忘れたわけじゃなし…今夜も抜かりなくレコード会社の偉いさんを呼んである、話はトントン拍子…「ナッシュビルに着いたら即電話してよ!」なんておいしい言葉、念のためのオーディション・テープを取りに…モーテルまでひとっ走り、戻って見れば…椅子にテーブル、ビール瓶に人聞までが乱れ飛ぴかっている状況、キッカケは兄貴のステージを下品に野次った田舎者の存在、いつもこう…、以前兄貴が寝ちゃった女の亭主が追いかけて来た時のように…逃げるにかぎる、「俺、逃げるから、お前、トラックで尾いてきな…ジョージア州ガーネット行きな!バス停で待ってるぜ!」 ■トラビスとアマンダの全財産を積み込んだ赤いボロボロのトラック、無免許運転、後方からパトカーのサイレン音、ついてない!と思ったけどそうでもなし…降りてきたのはあんまりスレてなさそうな警官のコンラッド、ガーネットまで先導してくれるとの申し出! ■ガーネット、ベンチで眠りこけていたトラビス、絡んできた街の嫌われ者セス副保安官、蹴り飛ばしてしまったトラビス、アマンダ&コンラッドの到着遅し ■次の日、無茶苦茶な裁判が開かれる、セスの上を行く悪徳判事、泥酔と公務執行妨害で有罪…罰金314ドル30セントか、農園労働40日、「必ず出してやるからね!」叫ぶアマンダ ■芸術家の兄貴に力仕事なんか無理!こんな田舎町にもロードハウスがあるらしい…行動開始!“アンディの店”300ドルの仕事を取り決めたアマンダ(コンラッドの口ききあり)、ただ兄貴をバーテンとしてしか雇えないって条件は心外、文句を言える状況ではなし、でも…トラビスのバーテンぶりは仲々どうして様になっていた、アンディも気にいってくれ&客の受けも上々、一週間辛抱すれぱナッシュビルはすぐそこ!ようやっと一安心のはずが…一難去ってまた一難、兄貴の様子が変、店の客で金髪美人のメロディにいかれたらしい、しかもこの女…セスと曰くありげ、なのにメロディとのキスで…敵役セスのことも、アンディやナッシュビルのことも吹っ飛んでしまった様子、最近ステージから遠ざかっているのがいけない!? ■「今夜はアンディの特別サービス…トラビス・チャイルドのホットなショーをお送りします!」強引なフリ、苦笑いしながら歌うトラビス、アマンダも残ってデュエット、やはり兄貴は最高だと思うが…メロディの「素敵だったわ」の言葉にデレデレ…ナッシュビルヘ行く気はなし!悲しくて口惜しくて…1人で歌うアマンダ、大受け!熱狂する客、いつの間にか現れたコンラッドも見惚れる、だけどそんなもん何にもなんない、兄貴の大馬鹿野郎!店をとぴだすアマンダ…


1980年にみた「リトル・ダーリング」でテータム・オニールを向こうに廻して熱演、気に入ったクリスティー・マクニコル主演の映画と言うことで見に行きましたが、やはりアイドル映画とでもいいましょうか…内容は薄いのでした  (2009.08)
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 サラマンダー/REIGN OF FIRE 
[THRILLER]
2002:アメリカ作品/2003.05日本公開(東宝東和)
監督:ロブ・ボウマン
CAST-1:クリスチャン・ベイルマシュー・マコノヒーイザベラ・スコルプコ
CAST-2:ジェラルド・バトラースコット・ジェームズ・マウターベン・ソーントンアリス・クリッジ
CAST-3:ソフィー・ヴァヴァサー/他
ドラゴンものの映画、ともかく空飛ぶ「ドラゴン」が撮りたかった←そのためだったら設定、ストーリーが破綻していても全く気にしないという感じで作られたような映画

STORYは…
■ロンドンの地下鉄工事現場、責任者の母カレンの職場に入る少年クィン…受験失敗の報告、現場でトラブル発生、大きな空洞、潜り込んだクィンが目撃したもの…太古の眠りから覚めたドラゴン、吐き出す炎、火の海となる工事現場、飛び出していくドラゴン、母親の死、クィンの悲痛な叫び ■災厄の始まり、人間を餌に驚異的な繁殖力で数を増やすドラゴン、核兵器も無効、文明の崩壊、僅かに残った人類… ■2020年、要塞化した古城…成長したクィンがリーダ(彼を助ける親友デイヴ)、決定的対抗手段なし、ドラゴンの吐く 1200℃の炎から身を守る散水設備、ともかく生き延び…ドラゴンの餓死を待つ、子供達への教育、足りない食料…飢えに耐え切れない者、食料を求め畑に向かう…ドラゴンの標的、古城の見張台、反応する鷹…ドラゴン出現、救出に向かうクィン ■不審な無線を傍受、誰かが来る?戦車、トラック、バイク、そしてヘリコプター、アメリカ人の一団…ケンタッキーから来た義勇軍を名乗る戦車の男…リーダのヴァンザン、ロンドンに向かう途中?休息したいとの申し出、自ら倒したドラゴンの牙を示すヴァンザン、“ドラゴンスレイヤー!” 入城を許可するクィン、ヘリから出てきた女性パイロットのアレックス、彼らの行動の説明…これまで倒してきたドラゴンは全て“メス”だけ、“オス”はただ1匹のみと考えられ、それは事態の始まり “ロンドン”に居る可能性大、それを倒せばドラゴンは(繁殖できず)死滅するはず、コレまでの経験…ドラゴンは薄暮に目が見えないよう…マジックアワーと呼ぶヴァンザン、その時ドラゴン飛来の報、展開するヴァンザン達、レーダ設置に走るバイク部隊、ヘリからダイブする囮部隊(天使)、ドラゴンの攻撃(1名死亡)で遅れたレーダ設置…カバーするクィン、囮2名死亡、目的地への誘導失敗、クィンを囮に使うヴァンザン、ドラゴン退治に成功、沸き返る場内、自分の配下が3人死んだのに…怒るヴァンザン、ドラゴンの復讐があると言うクィンとの対立…殴り合い ■翌日、強引に兵を徴集するヴァンザン、クィンが育ててきた孤児ジャレッドも従軍を宣言、回避させるクィン ■ロンドンに向け出発するヴァンザン、あと66kmの標識、道路を埋め尽くす廃車、身動きできなくなったヴァンザン、別の道を探るようアレックスに指示、ヘリが去った後…巨大ドラゴンが出現、炎に包まれる隊列、辛うじて逃げ切ったヴァンザン、アレックスを含め生き残り数名、僅かとなった武器 ■同刻、城外で思いにふけるクィン、飛来した巨大ドラゴン…復讐に来た!城に取り付き炎を吹き込む、地下室に逃げ込む人々、逃げ遅れた子供を救いながら地下へ向かうクィン、犠牲になったデイヴ ■ドラゴンが去った後、扉を開ける者…ヴァンザンとアレックス、巨大ドラゴンこそ“オス”、クィンの決断…奴の居場所に辿り着く道を知っていると…


映画の予告CMを見ていて…久しぶりにコノ手の映画でも見るかなと思って行ってきました、外したら嫌だなと思いつつ…、で、この映画の場合…ドラゴンの飛行シーン、廃墟のロンドン、その上空を群れ飛ぶ姿などの映像面は頑張っています(小さな拍手)…ドラゴンが撮りたかったんだということはよくわかりましたが…あとはナンダカ状態、終盤、人間がらみの炎の合成があまく、他を頑張っているのに何故 明らかに合成に失敗しているシーンを使用しているのか疑問…資金が尽きたか?それから、設定&ストーリーの破綻…挙げていけばキリが無いような気がするので、取り敢えず1つ2つ…「そんな簡単なことなら、何の問題も無いじゃないか!人間の敵にはなれない…」、まあキリスト教圏の人々にはソレ自体で十分に恐怖の対象なのだろう…66kmの標識に落書きされたもう一つの「6」、やはり「終わりの時」であり「ハルマゲドン」である、自らの力だけを過信する者(&従う者)は滅び、ひたすら神を信じ祈る者だけが救われる… なんかドウデモよくなってきた…ヤメヤメ!
この映画で驚いたこと、ヴァンザン役…どこかで見たことがあると思ったら、マシュー・マコノヒーだったこと、「U-571」やら「コンタクト」の役とはあまりにかけ離れたキャラにびっくりしたが、相変わらず演技は〇〇〇〇だ…
笑えたこと、ドラゴンよりアメリカ人が来たことを最低だとするイギリス人のセリフ
話を変えて…宣伝ビラ等に書かれている、「全米公開3日間で約20億円の大ヒット」、よくある宣伝文句、その実体を知っていれば、そう驚く必要もないが、つい計算…@アメリカにおける映画の入場料が日本の半分位なので、900円と設定、A観客の年齢構成が分からないので、乱暴だが全員大人、B全員が正規料金で見たとして…公開3日で222万人超?、多分ココまで止まりだと思うが)、ちなみに私が見に行った公開19日目(平日)・初回、190人規模に自分を入れて客が6人、内容同様に、寂しいものでした
※サラマンダーについて→火を司る精霊、トカゲのような姿をし、大きさは手に乗るほど、またSALAMANDERを辞書で引くと、上記の他に「サンショウウオ」の訳もある、ちなみにこの映画の原題「REIGN OF FIRE」を直訳すれば「火の時代」「火の統治」です
(再掲)公開19日目(平日)・初回、190人規模に自分を入れて客が6人(品川プリンスシネマ2)
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 ザリガニの鳴くところ/Where the Crawdads Sing 
[MYSTERY]
2022:アメリカ作品/2022.11:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:オリヴィア・ニューマン   製作:リース・ウィザースプーン   原作:ディーリア・オーエンズ
出演:デイジー・エドガー=ジョーンズ
テイラー・ジョン・スミスハリス・ディキンソンスターリング・メイサー・Jr.マイケル・ハイアット
デヴィッド・ストラザーンローガン・マクレー
ギャレット・ディラハントアーナ・オライリージョジョ・レジーナ
エリック・ラディンロバート・ラリヴィーア/他
全く、ノーマークだった!公開5日前の新聞全面広告で初めて知った映画!
しかも私が、「絶対にこの人、来る!」と言っていた「デイジー・エドガー=ジョーンズ」が主演!
(期間限定公開された「フレッシュ」の主演女優…ネットで視聴)
今週は「ザ・メニュー」を観るつもりだったが、急遽変更!良かった…まだムビチケ買ってなかった!
しかし、自分よ!何をチェックしていた?と思った次第!
ちなみに原作は、同名のミステリー小説
「2019年・2020年:アメリカで最も売れた本」「2021年:本屋大賞[翻訳小説部門]第1位」
全世界で1,500万部突破のミステリー小説
だというが
その映画化だというのに、今まで全く宣伝されてきた形跡が観えない!
やはり日本では、無名の「デイジー・エドガー=ジョーンズ」というので…躊躇したか?
まあ、小説の内容を全く知らないが、「デイジー・エドガー=ジョーンズ」を観に行ってきます!

STORYは…
1969年。ノースカロライナ州の湿地帯に建てられた“火の見櫓”の下
地元の裕福な家庭で育てられ、将来を期待されていた青年チェイスの死体が発見される!
子供達の通報、警察の検分
湿地帯を一望できる“火の見櫓”のデッキ、一枚だけ抜けているグレーチング、転落死?
街中がチェイス死亡に関する噂話、何故そんなところで死んでいた?
場所が“湿地帯”だというだけで…“沼地の少女(Marsh Girl)”に結び付ける無責任な話
湿地帯で生活する少女カイア、学校にも行かず、人知れず苦労しながら子供の頃から1人で生きてきた少女
彼女を人として扱っていない人々、(それを知る)心を痛めた“老弁護士”
警察の捜査、“火の見櫓”から転落中に後頭部を打ったのが死因!彼の服に付着していた“赤い繊維”!
聞き込み調査で訪れた主不在の家、窓から見えた“赤い帽子”、これだけを根拠に…
殺人容疑が掛けられたカイア、強引な逮捕劇、拘置所に収監されているカイア
拘置所を訪れた“老弁護士トム・ミルトン”、弁護を買って出てくれる!
まずは君の話を聞かせてくれと…
カイアは兄姉と両親と共に湿地帯の奥に建てられて小屋で生まれ育ったが…
何かと暴力を振るう父に耐えかねた母親が家を出て行ってしまう
残った兄や姉も父に殴られるのを恐れて…次々に家を出て行ってしまう!
直ぐ上の(最も親しい)兄ジョディが告げる母の言葉「何かあったら、ザリガニの鳴くところへ」!
父と2人で生活することになったカイア(6歳)
殴る・暴れる父親との生活のコツ、極力関わらないことだったが…
食べるものに窮したカイア…初めて“お腹が減った”と(飲んだくれの)父に言葉する!
初めて、連れて行かれた町、商店で食料を購入!
コミュニケーションの取れない(字も読めず、計算もできない、裸足の)カイアを不憫に思う商店主ジャンピン夫妻
学校に行けば「給食も食べられるよ!」と伝える妻のメイベル
1度だけ、1人で学校と言う所に行ってみる(道すがら後押ししてくれた優しい大人:弁護士)
カイアのボロボロな様を見て、あざけ笑う子供達、数分と絶えられず…湿地帯にUターン!
ある日、母親の筆跡の郵便を受け取ったカイア(字は読めない)
手紙を読んでとせがむカイア、一読して燃やしてしまう父親
そんな父も“湿地帯”から出て行ってしまい2度と戻ることはなかった…1人残されたカイア
生きていくために、父の言っていた“トウモロコシ粉”を得るため…ムール貝を収穫
ジャンピン夫妻の店へ、トウモロコシ粉と交換してくれるか聞いてみる
優しいが、現実を教えてあげる夫妻、朝一番で(他の誰よりも早く)もっと沢山持っておいで!
そうすれば、ボートのガソリン代も出るだろうと!
その後、幾年月もの暗い夜を耐え、湿地帯の自然から生きる術を学び生き抜いたカイア
(ボートで釣りをしている少年テイトは数少ない顔見知り)
成長と共に、森に生息する鳥類を始め、身近にある自然のあり様に関心を持ち…その生態を調べるカイア
そんな彼女の理解者、湿地帯の生態系に興味を持つテイトが…彼女の元を訪ねてくるようになる
最初は警戒していたカイア
彼が残してくれるメモ、だけど字が読めない!そんな彼女に読み書きを教え…
かつ、いろんな本を持ってきてくれるテイトに心を許し始めるカイア
恋人同士となる2人、家を訪問するテイト
カイアの“湿地帯に住む生物のスケッチ”に目を見張る!
本にすべきだと…調べた出版社リストを贈る!あとはただスケッチを送れば本になると言うが…
生活保護局(だったかな?)から逃げている!捕まるとホーム生活、湿地から離される!
そっちの生活の方が安全じゃないか?どうしても彼女は湿地帯から出ないと感じるテイト
やがて大学進学のため街を離れることとなったテイト(Kissまで)
必ず7月4日の独立記念日の花火を一緒に観るため帰ってくると言いつつ…
戻ってこなかったテイト、1人で対岸の花火を観るカイア
再び孤独の底に取り残されるカイア
しかし、ある日、世慣れたハンサムな青年チェイスに声を掛けられたことから、何かが狂い始める!
弁護士トム・ミルトンの前で少しずつ明かされる…想像を絶する彼女の半生
浮かび上がる(警察が組み上げた)殺人の動機
ただし一向に見つからない決定的な証拠
事件の真相にあった一つの真実とは?


時代設定が“1960年代”のミステリー映画(+少女の成長の物語)にして、法廷ものでもある!
なかなかにクズな大人が多い中で…たった1人で少女が生きていくさま
そして湿地帯に住む“部外者”にして“変わり者”として…“死亡事件”の事態収束のため“犯人”扱い!
彼女を助けくれる商店主夫妻と弁護士が救い!
と言いたいところだが、流石にベストセラー作品、そんな単純ではない
が、それは本を読んでいただけるか、映画をご覧いただければと思う!
(まあ1960年代が舞台でなければ成立しないお話だけどね!)
私は“推し”の「デイジー・エドガー=ジョーンズ」をスクリーンで観られて大満足である!
それだけでマーク付けちゃいました!
チョットだけ崩れた美人さ加減がいいです!
なんか前作「フレッシュ」といい、今回の「ザリガニの鳴くところ」といい、囚われモノに起用される?
一人芝居の評価があるのかな?
次はもっと違う「デイジー・エドガー=ジョーンズ」を観てみたい!
公開初日の第2回(13:00)、259席の映画館で100人程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN9)
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 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 
/THE THREE MUSKETEERS
[ACTION]
2011:ドイツ・フランス・イギリス作品/2011.10日本公開(GAGA)
監督:ポール・W.S・アンダーソン
出演:ローガン・ラーマンマシュー・マクファデインルーク・エヴァンスレイ・スティーヴンソン
ジェームズ・コーデン
ミラ・ジョヴォヴィッチオーランド・ブルームクリストフ・ヴァルツマッツ・ミケルセン
フレディ・フォックスジュノー・テンプルガブリエラ・ワイルド/他
待っていましたジョヴォヴィッチ様〜!お久しぶりでーす!絶対に観に行きます!最大の理由はソレです!
本当は初日に観に行きたかったのですが…時間が合わず、泣く泣く2日目です!
なにせ監督がバイオ・ハザード・シリーズのポール・W・S・アンダーソン(ミラ・ジョヴォヴィッチの夫)
ミラ・ジョヴォヴィッチを生かしてくれると信じて…楽しみにしております
もちろん座席はベスト・ポジションをキープ済みです!
さあて、奇想天外なる「三銃士」を観に行くとしましょう!
と言いつつ…直近の「バイオ・ハザードW」で外してるからな…一応保険掛けときます↑↑↑

STORYは…
17世紀フランス、まだ無知のままルイ13世を継承した王、助言役リシュリュー枢機卿…密かに全権を握る画策
そんな中…三銃士ことアトス、ポルトス、アラミスはいつもの如く仕事をこなす+助っ人女性ミレディ
彼女の裏切り…目的の設計図を奪って逃げる、裏にはイギリスのバッキンガム公爵の姿、信用ガタ落ちの三銃士
ミレディから公爵に手渡される設計図
リシュリュー枢機卿と密談するミレディ…天下御免の一筆を頂戴!…二重スパイ?
3年後、銃士に憧れてパリに上京して来た…気が強く無鉄砲な田舎の青年ダルタニアン
道中の町、眼帯の男の侮辱に反撃も力不足?通りすがりのミレディに救われる始末…いずれ宿敵になるとも知らず
バリ入りしたダルタニアン…次々と争いごとに巻き込れ…個別に決闘の約束
そこへダルタニアンのを侮辱した男の姿…リシュリュー枢機卿の腹心・ロシュフォール隊長
決闘そっちのけ、行き掛かり上、ダルタニアンの味方についてしまった三銃士
4人VS40人の戦いに勝利
その戦いを見ていた女性コンスタンスに一目惚れしたダルタニアン…言い寄るも田舎者呼ばわり
しかし、まさかのフランス最強の三銃士の仲間入り!
国王の宮殿に呼ばれる三銃士+ダルタニアン…事情はともかく多勢に無勢で勝利した力量に褒美!
そこでコンスタンスと再会したダルタニアン、彼女は王妃の侍女
翌日は、イギリスとフランスの和平承諾のため、イギリスのバッキンガム公爵がくる日
突然宮殿上空に現れた飛行船、建前上の和平交渉中…裏ではある策略が動き出す!


ありゃ!?
最初の15分位とラスト30分の盛り上がりは凄いけど…途中の1時間位は何?
やたらとスローテンポ…本気で眠くなったのを必死で起きてた状況…(いい具合に暖房で暖かい!)
盛り上がり部分と、ラブコメ&友情部分の盛り下がり部分を平均化して…普通かな!
内容的には、まっド派手にして荒唐無稽の「三銃士」、基本ラインはおおよそ踏襲されてると思うが…
えっ?「三銃士」なのに何で4人なのって?(いつものお店にて)
「三銃士」にダルタニアンが能力を認められ、かわいがられ、仲間になって…あー面倒だ!ダルタニアンが主役!
無鉄砲、生意気っぷりはナカナカ、えっ?あの若い子なんで人気あるの?の質問…知らん!
ところでミラ様ですが…アクションはカッコ良いな!相変らずお美しい!サービスショットあり!
でもミラ様の出番少なくないかい?もうちょっと派手なアクション観たかったな…仕方ないか「三銃士」だもの
オーランド・ブルームの悪役って面白いしハマッテた!これで「パイレーツ…」のイメージ払拭できたかな!?
映像は美しい&絢爛豪華(世界遺産の建物使って撮影したって!?日本じゃ考えられないね)
あれっ?ここまで書いて思い出したのだが…三銃士の割りに剣劇が少なくないか?
本来ならまだ存在しない飛行船バトルが主体だからしかたなしか…
で、3Dはそれなりに効果が発揮されてましたが…まさかの「XpanD」メガネ!重たくて暗いやつ!
結構ツライんですよねアレ…長時間だと
でもミラ様はやはりかっこ良いな…次に期待しましょう!(笑)

ところで、座席をネット予約していたのですが、両隣に分断された母娘、いちいち私の前に身を乗り出して会話
煩いので席変わってあげましょうか!?と言ったら「いいんですか!キャーキャー」と2人で喜んでました
飲み物とポップコーンを載せる差し込み型トレイの使い方が分からず…、ポップコーンをどっちが持つかで大騒ぎ
行きがかり上、トレイの使い方を教えてさしあげました
結局、退場するまで「ありがとうございます」の一言もなしの状況
見返りを求めてるわけじゃないですが…そこまでされたら普通は何か言いませんかね?
ちょっとイラッとしてしまいました…

そうだ…先週の「東京国際映画映画祭」は雨のオープニングでグリーンカーペット周りの観客は多くても…
入れ替わりが激しいので余裕で一番前に出られたって!
いつものお店の方が「ミラ様」と接近遭遇したらしいんだけど…誰だか分からなかったそうで…もったいない!
サイン・写真は全然問題なし、というか積極的にサインに応じてくれたらしい!
お店の方は、その流れで「三銃士」観たらしいですが、面白かったけど、なんで…(最初の質問へ)
しまった!「カウホーイ&エイリアン」なんか見るより六本木に向かうべきだった!!!悔しい!!!
ちなみに公開2日目の第3回(14:05〜)、303席の映画館は9割程の入りでした(新宿ピカデリー スクリーン2)
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 サンタクロース/Santa Claus The Movie 
[FANTASY]
1985:アメリカ作品/1985.12日本公開(日本ヘラルド映画/東北新社)
監督:ジャノー・シュワーク
CAST-1:デヴィッド・ハドルストンジュディ・コーンウェルダドリー・ムーアアンソニー・オドネル
CAST-2:ジョン・リスゴー
CAST-3:クリスチャン・フィッツパトリックキャリー・ケイ・ハイム/他
現代におけるサンタクロースの物語です…それ以上でもなしそれ以下でもなし…

STORYは…
■ある時、ある所での物語…木こりのクロース、毎年X'masの夜、自分が1年掛けて作った木のオモチャを近所の子供に配ってまわる…心優しい老人 ■いつものようにオモチャを配っていたクロースと妻のアニア、激しい吹雪、死を覚悟、気がつくと…見知らぬ雪原、空から舞降りる不思議な光、その中には何十人という妖精達…北極に住む伝説のバンデガム!ドゥーリーを頭とする妖精、家へ招かれるクロース夫妻 ■何百人ものエルフの歓迎、長い間…自分達が作ったオモチャを子供達に届けてくれる人物を待っていた、子供が大好き&自分の子供がいない…予言に合致 ■エルフと暮らし始めるクロースとアニア、オモチャ作りに励むエルフ、クロースの新しい赤い服も完成、クリスマス・イブ、8頭のトナカイに曳かれたソリ、オモチャ満載!エルフの長老がクロースに役目を告げる…世界中の子供達にオモチャを!その間…時は止まる、永遠の生命を得たクロースがソリへ、軽快に走り出すトナカイ、光を撒き散らし&北の空へ翔け昇るソリ、「ホッホー!」の声、サンタクロース誕生 ■それから何百年、変わりゆく時代、手紙を書くことを覚えた子供達…欲しいプレゼントを書いた手紙、ある自己主張の強い女の子アリアからの手紙がプレゼントの配り方を変えてしまう、“悪い子にはプレゼントをしない!” クロースには辛い選択 ■ある新聞に載ったサンタクロースを称える詩、ショックを受けるクロース…“笑うと腹が揺れるクロースがダイエットを決心!” ■さらに時代は進み、オモチャの種類も変化、疲れてきたクロース、助手をつけようと提案するドゥーリー、候補者のパッチ…独創的なアイデアを閃かせる才気溢れるエルフ、もう1人の候補パフィー…丁寧な仕事が身上、2人の仕事振りを見て決めるとクロース、パッチ持論のオートメーションで次々とオモチャを作製、パッチが助手に決定、しかし…機械作りのオモチャに欠陥!気付かないクロース達 ■その年のクリスマス・イブ、ジョーという少年と出会ったサンタクロース、天涯孤独のジョー…X'masも冷めた気持ち、そんな彼をソリに乗せN.Y.上空を飛び回るサンタクロース、意気投合!2人でプレゼント配り、それを目撃した1人の少女…コーネリア、大金持ちの家に育ちながら両親のいない寂しい少女、以前ジョーに食事を与えたことがあるコーネリア、仲良くなる2人、機嫌良く飛び立つサンタクロース! ■暫くして…次々とパッチのオモチャが壊れ始める、サンタクロースの信用は地に墜ちる、非難の手紙と返品の山、助手を辞めるパッチ、エルフの家を出ていってしまう…


決して私が見たかったわけではない、宴会で映画好き同士で盛り上がって、 FANTASY好きと言われ…面白そうなら何でも見る私としては…一緒に見に行く約束しちゃって、それが「サンタクロース」だと言われたけど、その場は勢い…、翌日の朝になってサンタクロースを見ることに後悔して、でも約束の時間は刻々と迫ってきて…、已む無く出発
映画の内容も当然というか幼いもので…スッカリ飽きてしまうは、一緒に行った人もなんかスッカリ黙っちゃうような…
そんな映画だったと記憶しています (2008.10)
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 3人のゴースト/SCROOGED 
[COMEDY]
1988:アメリカ作品/1988.12日本公開(UIP)
監督:リチャード・ドナー
CAST-1:ビル・マーレイカレン・アレンデヴィッド・ヨハンセンキャロル・ケイン
     ジョン・フォーサイス
CAST-2:ロバート・ミッチャムボブキャット・ゴールスウェイトアルフレ・ウッダード
     ジョン・マーレイブライアン・ドイル・マーレイマイケル・J・ポラード
     ジョン・グローヴァーニコラス・フィリップスジョエル・マーレイ
CAST-3:アン・ラムジースティーヴ・カーハーン/他
ビル・マーレー主演のコメディ映画

STORYは…
全米屈指のTVネットワーク”IBC”社長フランク・クロス、守銭奴&視聴率の鬼、視聴率UPには手段を選ばず、現在 彼の頭にあるのはクリスマス・イブのスペシャル生番組、名作「クリスマス・キャロル」をドラマ化した「スクルージ」の検討会議、予告編を没、社長自ら作製した予告編の披露…内容と全く異なる残虐シーンの数々、1時間毎にオンエアーの指示、意見したエリオットを秘書グレースに命じてクビ!クリスマス・プレゼント・リストのチェック、会長プレストンとの打合せ、忙しく動くフランク、クリスマス・イブを一緒に過ごそうと言う弟ジェームスの申し出を断り、慌しく外出、老女を騙してタクシーを奪い向かう先は表彰会場…”人徳賞”受賞、会社へUターン、部屋で酒…突然、激しく叩かれるドア、ただならぬ雰囲気に発砲するフランク、入室してきたのは7年前に死んだ筈の元上司ルー・ヘイワード(ゴースト、穴だらけの体、酒…)、忠告、心を入れ換えないとヒドイめにあうと…明日の正午から3人のゴーストが現れることを予告、改心するラスト・チャンスだと告げ消えて行く、脅えたフランクは元恋人クレアへ電話… 翌日、残虐CMでショック死した老人の報に狂喜するフランク、オンエアーを30分毎に変更…、昨日の尋常でない様子を心配し訪ねて来てくれたクレア、ゴーストの件を話せないまま会長との食事へ向かうフランク、「スクルージ」を手伝わせるようにと会長が紹介した男ブライス、昨日の話…疑心暗鬼のフランク、彼にしか見えない超常現象の発生…コップの中の目玉、火だるまのウエイター、逃げ出すフランク、つかまえたタクシーの運転手が最初のゴースト、乱暴な運転の末に到着した場所は…


ビル・マーレーありのコメディ映画でして、まあまあ笑えました、内容は、視聴率UPのためには手段を選ばない悪魔のような男のもとにゴーストが出現、自分自信の姿を目の当たりに見せられ、最後には命の危機…ついに改心して良い人になってしまう←書いてしまうとこんなものですけど… ラストは”愛と涙の感動的(?)”…チョット盛り上げ過ぎというか、まあギャップのデカさゆえに笑えるのか、しかも主人公の改心が絶対に長続きしそうもないところがまた面白かったりして… ゴーストは”3人”と数えるのだろうか?まあいいか…ん!ゴーストの数は「4」…まあいいや…
ところで、[CAST]欄にもあるようにビル・マーレイの兄弟[※]が全員出演しているのです、ちなみにマーレイ兄弟に関して記述すると…@:ブライアン・ドイル・マーレイ、A?:ビル・マーレイ、B?:ジョン・マーレイ、C:ジョエル・マーレイ (@:長男、C:末弟は確定できたが、ジョン・マーレーの生年月日が不明、役柄・見た目でBの位置にしました
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