行・し・じ 作品・海外






 しあわせへのまわり道/Learning to Drive 
[DRAMA]
2014:アメリカ作品/2015.08日本公開(ロングライド)
監督:イザベル・コイシェ
出演:パトリシア・クラークソンベン・キングズレー
ジェイク・ウェバーグレイス・ガマーサリタ・チョウドリー/他
ペン・キングスレーがインド人役、もうこれだけで興味津々、観に行くの決定ですね
諸般の事情(下記による)で、事前予約できなくて…当日チケットカウンターへ
残席2席、最前列のみ!しかたがないか…

STORYは…
言葉をこよなく愛し、N.Y.の文芸評論家として成功を収めたウェンディ、人生の充実期の真っ只中の筈が…崩壊
21年間連れ添った夫のテッド、仕事一筋の妻との間に隙間風、結婚生活に見切り、浮気相手の元へ
幸福な思い出が詰まったマンハッタンのアッパー・ウエストサイド、広い自宅に1人取り残されたウェンディ
それでも夫との復縁の可能性を信じるウェンディ、現実は想像以上にシビア
心配してバーモントの農場から帰省した一人娘のターシャから…テッドが別居の法的手続きを始めたと聞かされる
しかも…彼の浮気相手が自分のお気に入り作家と知ってショック、知らなかったのは自分だけ?
全く仕事が手につかない苛立ちのなか、これまで車の運転を夫任せにしてきたため…何かと不都合
忘れ物を届けてくれた親切なインド人タクシー・ドライバーのダルワール・シン・トゥールの元で教習を受ける
おっかなびっくりハンドルを握り、アクセルを踏むウェンディ…どこか上の空
「やっぱり私には無理」泣きそうなウェンディ、ネガティブ発言の連発、優しく諭すダルワーン
離婚協議を担当する弁護士から夫の身勝手な金銭的な要求を聞かされて…怒り心頭
ウェンディの内なる雑念を見抜いたダルワーン、「運転中は平常心を保つことが大切だ…普段の生活でも」と
いつも頭にターバンを巻き、ヒゲ、パリッとしたシャツ、礼拝を欠かさない厳格なシク教徒であるダルワーン
他人からの説教が大嫌いなウェンディもダルワーンの誠実な人柄に好印象
2人はレッスンを通して少しずつ心を通わせていった
後日、ダルワーンが甥っ子と暮らすクイーンズを走るウェンディ
幼い頃に自分も多くの低所得層が住むこの街で育ち、野球好きの父親が家出した苦い記憶を語る
ダルワーンもシク教徒であるために母国で理不尽な仕打ち、アメリカに亡命したことを告白
その帰り道、雷鳴に怯えて事故を起こしてしまうウェンディ
相手の運転手や警官から差別的な扱いを受けるダルワーン、必死に庇うウェンディ
この夜のダルワーンには、大急ぎで空港に向かわなければならない事情があった
故郷の村にいる妹が選んだ花嫁ジャスリーン(初対面)を出迎えるため
ダルワーンはウェンディのアドバイスに従い詩集をプレゼント、英語が読めないジャスリーンには困った贈り物
その後、ようやく新居探しを始めたウェンディ
ジャスリーンとの結婚生活を始めたダルワーン
(英語を話せないため家に閉じこもるジャスリーン、働いてばかりで家にいないダルワーンに不満)
いよいよ運転免許の試験日、不安だらけのウェンディ、緊張したら私の声を思い出してとダルワーン
結果は合格点には程遠い無残なもの
すっかり自信を喪失したウェンディ、免許の取得を諦めると言い出す!2人のレッスンの日々の終了
生理になって流石に買い物に出なくなければならなくなったジャスリーン、初めての友達ができる
夜の仕事を辞める決心をしたダルワーン、喜ぶジャスリーン
幾多のまわり道を経験して、ようやく過去を受け入れたウェンディ、挫折を乗り越えようとする勇気は残っていた
ダルワーンに改めて運転指導を依頼
以前よりしっかりとハンドルを握りしめ、新たな人生に踏み出すための再試験に挑戦する!


インドから政治亡命、ニューヨークでタクシードライバー兼運転教習官という設定がまず面白い
(ちなみに自動車教習所のないアメリカ、運転免許保持者がついて路上教習してます)
インド人しているペン・キングスレー、ハマってます!
人生やり直すウェンディに悲壮感はなく、どちらかと言えば…笑い
が、正直もっと面白いものだと思ったんだけどな〜、そこそこってとこかな
まあタダで観たので特にダメージはない
何故にタダか…TOHOシネマズのマイルが6000マイルに到達しました
本日より1ヵ月のフリーパスポートを入手!
さああ、映画観るぞ!って、いつものことか…
ちなみに公開2日目の第1回(11:35)、112席の映画館で満員の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN2)
2011.09format



SHE SAID シー・セッド/その名を暴け        (2023.03)ANA国際便機中にて



 CQ 
[YOUTH]
2001:アメリカ作品/2002.12日本公開(東北新社)
監督:ローマン・コッポラ     製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ
CAST-1:ジェレミー・デイヴィスアンジェラ・リンドヴァルエロディ・ブシェーズ
     ジェラール・ドパルデュー
CAST-2:ジャンカルロ・ジャンニーニマッシモ・ジニジェイソン・シュワルツマンソフィア・コッポラ
CAST-3:ビリー・ゼーンジョン・フィリップ・ローディーン・ストックウェルL.M.キット・カーソン
CAST-4:ジャン=フランソワ・ウォルフ/他
フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮のもと、彼の息子ローマン・コッポラ監督デビュー作、常に何か新しいものを求めつづけた'60年代、そのあまりに早い流れ…自分のスタンディング・ポジションを探し続ける男に降って沸いた事態…チャンス?それともピンチ?B級SF映画の作製シーンはOK!全体としては“青い"感がする内容…

STORYは…
[現実]:1969年のパリ、アメリカ人青年ポール、パリジェンヌの恋人マルレーネ(スチュワーデス)との生活、観葉植物、石鹸、ヌード…便器に座りアレコレ語るポール、ディテールこそ命?自分自身の存在を記録…自主製作映画に熱中、呆れ気味の彼女…「あなたは日常の全てを撮影しても自分の事はわかっていない…自分勝手で空想の世界に生きている」と… ポールの仕事、映画のフィルム編集と特撮担当、B級SF&スパイ映画「ドラゴンフライ」の製作中、ラッシュ上映の日、未決定のエンディング、エンターテインメントを好むワンマン・プロデューサのエンゾ、「革命」をテーマに見る者の予想に反する結末としたい監督のアンドレイ、意見の衝突、激怒したエンゾ…監督&スタッフ全員の解雇、新進気鋭の天才監督と評されるフェリックス・デ・マルコを口説き落とせと側近に指示、職を失いショックのポール、電話、エンゾの片腕ファブリツィオからの呼出し、外出の準備、「明日にして、今は…」と願うマルレーネの落胆、仕事復帰の要請…特撮担当(一応は第2班監督)まで止められては完成できないと気付いた製作サイド、紹介される新監督フェリックス、彼の考え方は納得いかないが実績と経験に嫉妬するポール、予告編のアフレコの日、監督の遅刻、代行するポール、初めて主役のヴァレンタイン(学生運動の中からアンドレイが発見した女子大生)と対面…映画のキャラとは正反対、会話、まつげ、彼女の願い…妊娠中の飼ネコと会話すること、繊細かつイノセントな雰囲気、ときめくポール、遅れて来たフェリックスが彼女を連れ去ってしまう、後日、とあるパーティ、マルレーネ同伴、違う男とばかり会話する彼女、飛込んできた情報、フェリックスが交通事故、大事を取って監督を降板すると…が、ちゃっかりパーティには参加、同乗していた女性との結婚を報告、そしてファブリツィオから監督に推薦するとの耳打ちに驚くポール、後日、エンゾから正式依頼、印象に残るエンディングをとの注文…許された時間は僅か、監督を引受けたポール…果たして映画を完成させることができるのか?そして…


フランシス・フォード・コッポラの息子ローマン・コッポラ監督の映画です、ローマン・コッポラはこれまでCMやミュージック・ビデオの世界で活動を続け、私にはよくわかりませんが活躍されてきたそうです、で、今回、父フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮のもと映画監督デビューです (ちなみに妹のソフィア・コッポラは1999年に「ヴァージン・スーサイズ」で先に監督デビューしてます)
'60年代のパリが舞台…みんな分けもわからず新しい何かを求めていた時代、映画製作の現場を中心としたコミカルな自分探し的・青春映画…時代と言えば時代、青いと言えば青い感も…、凄く面白いというわけではないが…'60年代ポップカルチャー、最先端SF映画に思わずニャッ!('60年代のSF映画自体の無茶苦茶さは笑える)とさせられる、まあ、そこそこの映画には仕上がっているのだが…、なんか「2世監督(?)ならでは」と言う言葉が浮かんできた、俺は俺だ!と言いつつ遊びが許されているような…、何とも評価しづらい、今後も映画を作るようであればもう少し見てから考えよう
映画の内容に戻るが…中盤までのシーン“A”とラストシーン“C”の撮影が完了し、その間一番の盛り上がりとなるはずの終盤“B”の内容が全く決まっていない?…こんな状況があるわけないが、全く正反対の“A”と“C”を繋ぐ“B”をエンターテインメント映画として成立するように作れ!とフィルム編集担当(監督昇格でも)に言われても…、まあ悩むよな、主演のジェレミ−・デイヴィスはSMAPの稲垣吾郎のよう(などと思うのは私だけか?)、アンジェラ・リンドヴァル&エロディ・ブシェーズの女優陣はともによい、ちなみに監督の妹ソフィア・コッポラもチョイ役で出演(ワンマン・プロデューサの愛人役)、興味のある方はどうぞ(できれば安く見られる方法で)
渋谷での単館上映、公開34日目・夕方、前方1/4は空席、残り部分で客どうしが適度な距離を取れるくらいの入り
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※劇中劇「ドラゴンフライ」のSTORY
2001年・地球、月面に基地を置く革命組織、リーダのミスターK、彼が発明した「秘密兵器」、地球に攻め込んでくるとの情報、対応に苦慮する世界協議会、高額な報酬を要求する「ドラゴンフライ」へ仕事の依頼…秘密兵器の奪取、モニターに映しだされたドラゴンフライ、セクシーな姿、目のやり場に困る委員達、即金決済、任務につくドラゴンフライ、宇宙船、月面着陸、雪降る世界、ピンクのレザースーツ姿…[ポールが引受けた段階で、ココから〜]
ゴーグルに酸素マスク、軽やかな足取り、基地に潜入、ミスターKの部屋、誘惑、ベッドイン、人間を一時的に硬直させてしまう「秘密兵器」を奪取、逃走、地球帰還、報告、窓から忍び込んできたミスターK、秘密兵器で硬直、もう一つの影、奪われた秘密兵器、車で追うドラゴンフライ、トンネル内の通路、犯人は協議会議長!秘密兵器を奪うための裏切り、議長の攻撃に倒れるドラゴンフライ、追ってきたミスターK、攻撃、倒される議長、黒づくめの女…もう一人のドラゴンフライの登場、ピンクスーツはロボット、危険な任務用に父が作ってくれたもの、ロボットのドラゴンフライを愛したミスターK、ロボットと自分は同一と告げる本当のドラゴンフライ、自分も革命の戦士、愛する人と一緒に戦う… 地上へ[〜ココまでが未決定]…夜明けの太陽を見上げるドラゴンフライ&ミスターK
(シネセゾン渋谷)
2000-2009format



 シークレット・オブ・モンスター 
/THE CHILDHOOD OF A LEADER
[DRAMA]
2015:イギリス、ハンガリー、フランス作品/2016.11:日本公開(REGENTS)
監督:ブラディ・コーベット
出演:トム・スウィートベレニス・ベジョリアム・カニンガム
ステイシー・マーティンロバート・パティンソンヨランド・モロージャック・ブーデ/他
病院の綱渡りの日、大病院の都合でポッカリとあいた時間、昼食時まで暇に…
近場で何か映画やっていないかググる
あ〜!シークレット・オブ・モンスター見てみたかったんだったなあ〜と
ちょうど時間的にも嵌っているし
TOHOシネマズの鑑賞ポイントも6点あるから
タダで観られるから、行ってしまえ!

STORYは…
ドイツの降伏により第一次世界大戦が終結して間もない1918年・冬、フランスのパリ郊外
両親と共にアメリカから来た美しい少年プレスコット、母親の姉の物だった古い大きな屋敷で暮らし始めたばかり
父親は、米国ウィルソン大統領が1月からパリ講和会議に出席するのに伴い、国務長官に同行してきた国務次官補
フランスに戻ってこれたことを喜ぶ母…熱心なカトリック信者、彼女はドイツ人の父親を持ち4ヵ国語を話せるが
外国語嫌いの夫の手前、家ではフランス語も使用人と話す時だけ
父親は仕事でパリに行っていることが多いため、プレスコットはほとんどの時間を母親と過ごしながら…
家庭教師として雇われたアダことアデレイドにフランス語を習っている
ある日、プレスコットは教会での降誕劇の稽古のあと、村人達に石を投げつけた
驚く母親、「何故あんなことを…?」の問いに「僕よりみんなが好きなの?」と聞き返す、困惑する母親
その夜、夫が帰宅し、夫婦の友人であるアメリカ人記者チャールズも訪れていたが…
母親は息子の世話で忙しく、彼との再会をゆっくり喜ぶ暇もなし
翌日、母親はプレスコットを教会に連れていき、神父に謝らせようとするが、プレスコットは拒否
そこで神父の発案で日曜日のミサのあとに村人達に直接謝ることになった
だがその屈辱的な謝罪の最中、村の女性に女の子と間違われ腹を立て…癇癪を起すプレスコット
新しい年になり、アダによる不フランス語のレッスンは順調に進んでいた
しかし、父親とアダとの親密そうな様子を目撃したプレスコット、父親に反抗
さらにアダの胸を触り、普段は優しい彼女にきつく叱られる
母親はと言えば、この屋敷で長年働いているメイドのモナに息子の世話を任せるようになっていった
春の訪れを告げる復活祭の休日、父親が突然、大勢の客を連れて帰ってきた
パリ講和会議が紛糾してイタリア代表団が帰国しようとしており…
しかもウィルソン大統領とアメリカ代表団との間にも溝ができているため
国務長官の計らいで秘密会議を開くこととなったのだ
プレスコットは、父親達が白熱した議論を繰り広げている屋敷の中を所在なげに歩き回っていたが…
客に女の子と間違われると憤慨、男であることを誇示するように裸にガウンを羽織っただけの格好で現れる
激怒する父親、プレスコットは自分の部屋に閉じこもってしまう
父親は母親に息子をしつけ直すように頼みパリに戻ってしまう
母親はモナに、服を着て部屋から出てくるまで食事を与えないように命じるが…
モナはプレスコットを不憫に思い、こっそりと食事を差し入れる
それを知った母親は、詫びるモナを容赦なく解雇、ついでに料理人も追い出してしまう
一方、プレスコットは籠城中にフランス語を独学、先日叱られた腹いせのように…「もうアダはいらない」と宣言
こうして屋敷は母親とプレスコットだけになるが、かつての親密な母子には戻れなかった
父親が帰宅したのは数週間後、ドイツが条約を受諾、ようやくアメリカに帰国できると上機嫌
だがプレスコットが相変わらず籠城中だと知ると、体罰を加えて力で息子を支配しようとする
それがきっかけとなったかのように…
数日後、屋敷で開かれたヴェルサイユ条約調印祝賀パーティー、ついに少年の中の“モンスター”が解き放たれる


期待したほどの内容ではなかった気がするんだけどな〜!
果たしてあの子がモンスターとなるのだろうか
ただ激しい反抗期に親が付いていけなくなっただけじゃなかろうか
ついつい彼の言うとおりにしてあげちゃう
確かに最後は誰も大人が止められなくなってはいるけどね
独裁者と紙一重か?
このまま手をこまねいていれば、モンスターとなるかもしれないのかね?
それをどこまでも白黒の色の無い世界で…暗く重たく描く
(ポイント、ポイントで象徴的な色使い)
そして激しい音楽は狂気を誘う
でも面白かったかと問われれば、それほどでもないな…
公開14日目の第1回(11:15)、191席の映画館で1割程度の入り(TOHOシネマズシャンテ 3)
2011.09format



ジーパーズ・クリーパー    は、別ページとなります



 シェイプ・オブ・ウォーター 
[LOVE STORY & FANTASY]
 2018 アカデミー賞[作品賞][監督賞][美術賞][作曲賞]
2017:アメリカ作品/2018.2:日本公開(エンタテインメント)
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンスダグ・ジョーンズオクタヴィア・スペンサーリチャード・ジェンキンス
マイケル・スタールバーグマイケル・シャノンニック・サーシー/他
昨年公開作品の賞レースに躍り出た「シェイプ・オブ・ウォーター」
それ以前から情報をキャッチ
ギレルモ・デル・トロ監督作品!何かやってくれてそう
怪物ものでラブ・ストーリー
期待大です!

STORYは…
1階が映画館というアパートで1人暮らしのイライザ
アメリカ政府の機密機関である“航空宇宙研究センター”で清掃員として働く
彼女は幼い頃のトラウマから声が出せない、職場と家の往復、特に不自由を感じるでもなし
友達といえば同僚のゼルダと隣人の売れない画家ジャイルズの2人、手話で交流
1962年、冷戦時代のアメリカとソ連、宇宙開発でも火花を散らす戦い
そんな中、新しく異動してきたホフステトラー博士が率いる研究チーム
物々しい警備のもと、不思議な生き物をセンターに運び込む
数日後、センターに響く銃声
緊急的に呼び出されるイライザとゼルダ、20分以内に清掃を、血だらけの床
威圧的な軍人ストリックランドが虐待していた生き物から逆襲されたらしい
掃除の合間、生き物を盗み見たイライザ、“彼”の奇妙だけど神々しい姿に一目で心を奪われる
次の日から、イライザは密かに“彼”のもとへと通い始める
最初は自分の鉱物であるゆで卵を差し出して信頼を獲得
アイコンタクトができるようになったところで、少しずつ手話を教えるイライザ
“彼”は手話だけでなく、イライザが持ち込んだレコードの音色を楽しむようになる
ダンスのステップを踏むイライザを見て喜びの感情をほとばしらせる
2人が心を通わせるようになるまでに時間はかからなかった
単調だったイライザの毎日が鮮やかに色づいていく
ところが、いつものように休憩時間に会いに行ったその日…
“彼”は全身に深い傷を負って倒れていた、慌てて駆け寄るも、人の気配、隠れるイライザ
現れたのはストリックランド、視察に訪れたホイト元帥
アマゾンの奥地で現地人から神と崇められた生き物と説明
同席したホフステトラー博士、特異な呼吸法、人間の代わりに宇宙に送ることで、ソ連にリードできる?
だが、ホイト元帥は生体解剖をして機能を調べるべきだとストリックランドの提案に合意
衝撃と怒りに震えながら帰宅したイライザ
ジャイルズに“彼”を逃がすのを手伝って欲しいと頼み込む
一度は拒否するジャイルズだったが、たつた1人の親友の命がけの決意を無視できず
驚くほど綿密かつ大胆な逃亡計画を立てるイライザ
だがイライザの想いに博士の思惑やストリックランドの野望が絡み、事態は思わぬ方向へ…


うん、いい!これはいいぞ!派手さはないが!ラストの展開にドキリである
涙流すほどではないが、いい!いい!いい!
音声言語では伝わらない言葉、手話で…
種を超えた愛
基本 男は男、女は女、神の様な能力、恋愛でうきる関係
怪物扱わせたら?ギレルモ・デル・トロ監督はいいな!
一瞬でも眠くなることもなく…、お昼ごはん何食べようかなどと頭をよぎることもなく
あっという間の2時間でした
言葉が喋れないイライザ役のサリー・ポーキンス体当たりの演技
彼女を支える友人・ゼルダ役のオクタヴィア・スペンサー、隣人のリチャード・ジェンキンス…いい!
賞レースに残って欲しいものだ!
いや…好きなジャンル!ゆえ、このような作品でも受賞して欲しいものだ
アカデミー賞の発表のある3/5が楽しみである!
ちなみにシェイプ・オブ・ウォーターの直訳は「水の形」である
公開3日目の第2回(11:15)、409席の映画館で8割程の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN7)
2011.09format



 シェフ/三ツ星フードトラック始めました/CHEF 
[COMEDY]
2014:アメリカ作品/2015.02日本公開(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ジョン・ファヴローソフィア・ヴェルガラエムジェイ・アンソニー
ジョン・レグイザモスカーレット・ヨハンソンボビー・カナヴェイルダスティン・ホフマン
オリヴァー・プラットロバート・ダウニー・Jr.エイミー・セダリス/他
食べ物系大好きですので、早くから目を付けてました…
下調べしてたら、面白そうじゃありませんか
もう他人の意見など何するものぞ
観に行きます

STORYは…
高級レストラン“ゴロワーズ”の総料理長カール・キャスパー、ロサンゼルスで一、二を争う人気シェフ
彼のやる気を削ぐもの…長年定番メニューに頑固にこだわる店のオーナーのリーヴァの存在
だがこの日のキャスパーは違う!フード・ブロガーのラムジー・ミシェルの予約、夜に来店する!
用意される新作メニューだが、止めに入るリーヴァ、結局5年間代わり映えのしないメニューが並ぶ
ブログに出た辛辣なレビュー、激怒するキャスパー
レストランのフロア・マネージャー、モーリーは彼の腕を称え、慰める
友人で焼き物担当のマーティンは「ツイッターなんか気にせずに!」…ツイッターって何?
10歳の一人息子パーシーからツイッターを教えてもらう、拡散している情報
システムを知らずに…ラムジー個人宛のつもりでリターン・マッチの挑戦状を送ってしまう
「今夜新作を試しに来い、クソ野郎!」
今度こそ特別メニューで挑むつもりのキャスパー、またしてもリーヴァが高圧的態度で止めに入る
売り言葉に買い言葉、ついにキャスパーは店を辞めてしまう(追従しようとするマーティンを止める)
キャスパーの元妻イネズ、元夫を心配して提案
パーシーを連れて故郷マイアミに住む父親に会いに行くけど一緒に行かない!?
パーシーとは、私生活とのバランスが崩れ、自然と距離が出来てしまっている
マイアミでキャスパーを待っていたもの
リトル・ハバナの老舗クラブ“ホイ・コモ・アイヤー”で歌うラテン・シンガー、名曲「Oye Come Va」
名店“ベルサイユ・レストラン”のキューバ・サンドイッチ!その美味さ、キューバ料理の移動販売を思いつく
その実現のため…イネズの元夫マーヴィンが(オンボロ)フードトラックの提供を受ける
キャスパーの横にはパーシー、イネズが仕事の間は面倒をみる約束
ちょっとギクシャクした父子関係、フードトラックの大掃除に大改造
そこにまさかのマーティン登場、パーシーのツイートに反応、店を辞めて駆け付けてくれた!
準備万端、プレ・オープン、パーシーに料理人の心得を伝えるキャスパー、納得
ロサンジェルスに向けた旅の始まり、しっかりと母親の許可を取って同行するパーシー
マイアミのリゾート地区での移動販売開始、パン焼きを手伝うパーシー
「シェフ・キャスパー復活!」とツイートするパーシー、トラック“EL JEFE”はたちまち大繁盛!


面白かったですね!ジョン・ファヴロー、出演・製作・監督・脚本の4役
しかし食べ物系ってのはいいですね!
次から次へと作られる料理の美味しそうなこと美味しそうなこと!
頭固い保守的オーナーと対立する、才能あふれるシェフ、まさかのフードトラックでの再出発
しかもフレンチから、キューバ・サンドウィッチへの大転換
料理一筋だったゆえ、ネット社会に疎いカール、トラブルは致し方ない?
病んだアメリカ社会…難しい家族関係、子役のエムジェイ・アンソニー君も良い
そしてラストの大どんでん返し!気持ち良いじゃないですか
音楽もノリノリのラテンミュージックがマッチ
そして出演陣が豪華…ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニー・Jr.、スカーレット・ヨハンソン…
様々な料理を含め、なんとも贅沢な映画でしたね
なんと言っても…スカーレット・ヨハンソンをふってしまうのは最大の贅沢である
ところで公開初日の初回なんだけど…
何がどうしてか?私のような好みの人間が多いのか?満員でしたね!
宜しければご覧くださいな!
公開初日の第1回(11:30)、225席の映画館は満員(TOHOシネマズシャンテ CHANTER1)
2011.09format



 ジェミニマン/GeminiMan 
[ACTION?]
2019:アメリカ作品/2019.10:日本公開(東和ピクチャーズ)
監督:アン・リー
出演:ウィル・スミスメアリー・エリザベス・ウィンステッドベネディクト・ウォンダグラス・ホッジ
クライヴ・オーウェンラルフ・ブラウンリンダ・エモンド/他
何か他に選択肢があったと思うんだがな?
少々お酒が入り〜の、ネットのムビチケ・サイトでの検索の結果
ムビチケ購入してしまいました!
来週からは迷わずに選択する映画があるんだけどね!
まあ今週はこんなところで!
ああ〜あれっ!、スクリーンは100席規模で、日に3回位しか上映していない!
これはダメかな!?

STORYは…
200kmOVERで高速移動する特急車両の窓際に座する人物
トンネル前の見晴らしの良い丘から狙撃に成功する…伝説的スナイパー、ヘンリー
この仕事を最後に引退を決意!
ところが?自分のあらゆる行動が把握されている?些細なことが普通と違う違和感?
早速、ハーバーの管理のアルバイト女性ダニーを米国情報局の監視員と見抜く!
チョットした非礼の代わりに、ディナーへの誘いだったが…
神出鬼没の暗殺者に追われる…翻弄!される始末
信頼できる仲間の元へ避難
自分を追う暗殺者の正体?“若い自分自身”…クローン!
何故、自分のクローンが造られたのか?何故に彼と戦わねばならないのか?
謎の組織“GEMINIとは”?
ダニーの協力の元、暗殺者の正体を突き止めるべく立ち上がる
追われる身となった2人、核心に迫っていく…
“経験”と“若さ”のどちらが有利か?
そしてヘンリーが最後に下す究極の選択とは?


なんだコレは?
アクション映画だとばかり思っていたら…
チョットアクションをすると…立ちっぱなしで語りまくる!
チョットアクションをすると…立ちっぱなしで語りまくる!
チョットアクションをすると…立ちっぱなしで語りまくる!
チョットアクションをすると…立ちっぱなしで語りまくる!
チョットアクションをすると…立ちっぱなしで語りまくる!
全く前に進まない…
米国の組織が杜撰すぎる
あまりに杜撰だ
あっちでも杜撰
こっちでも杜撰
どっ白けだな!
睡魔との戦い!体制を整え直して堪える!
睡魔との戦い!体制を整え直して堪える!
睡魔との戦い!体制を整え直して堪える!
睡魔との戦い!体制を整え直して堪える!
睡魔との戦い!体制を整え直して堪える!
ツマラナイ!
ツマラナイ!
ツマラナイ!
ツマラナイ!
ツマラナイ!
なんかトイレに行きたくなってきたな!
途中で立ち上がるのもなんだしな
まあ、この展開ならあと30分位の我慢かな?
尿意との格闘!

この映画の面白いところって何?
ウィル・スミスと若きウィル・スミスがホンのチョットだけある戦闘シーンなんだろうか?
まあ1人2役の映像を楽しむことぐらいかな?
それ以上に何かあったら、教えてください!

ちなみにパンフレットは820円でしたが…ストーリーも人物相関図などのデータなし
全く役立たずでした!

ちなみに人様のHPを覗きに行ってみたら、ほぼ皆さんが言っているのは…
この映画は物語を楽しむ映画ではなく、純粋に映像を楽しむための映画!だということ!
まあ、そういう映画のようです
ムビチケ1,400円で観たからダメージは少なくて済みました(ダメージは受けてますよ)
ムビチケ購入した時に、どの映画館のどのスクリーンで掛かるのかが分かればよいのにな!
そもそも配給会社がどれだけ力を入れているのかも分かるっていうものだ!
で…これから観られる方は、なるべく安く観られる方法でどうぞ!

公開10日目の第1回(10:25)、100席の映画館で7.5割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN11)
2011.09format



 ジオストーム/GEOSTORM 
[SF & COMEDY]
2017:アメリカ作品/2018.1:日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ディーン・デヴリン
出演:ジェラルド・バトラージム・スタージェスアビー・コーニッシュ
アンディ・ガルシアエド・ハリス
アレクサンドラ・マリア・ララエウヘニオ・デルベス
ダニエル・ウーザジー・ビーツタリタ・ベイトマンダニエラ・ガルシア/他
映画館での予告CMを観てムビチケ購入しましたが…
TVのCMが流れだして後悔、オチャラケている、絶体にふざけている!?
失敗したかなと思い…
せめて3DとかMX4Dと思えば吹替版だったり…
2D版の箱の小ささといったら、始まった瞬間に終わってる感じ
でもB’zのテーマソングは吹替版のみかな?

STORYは…
2019年、17ヵ国が共同で“ダッチボーイ”と呼ばれるシステムを宇宙空間に構築
気象制御用の広大なネットワークで地球を覆い、ISS(国際宇宙ステーション)で管理
世界は大規模な自然災害の恐怖から解放される
“ダッチボーイ”を開発したエンジニアで、総責任者でもあるジェイク・ローソン
有能なスタッフ達と共に気象の監視を行っていた
ところがある日、ジェイクは合衆国上院の査問にかけれる
“ダッチボーイ”の管理者としての資質を問われる、激怒したジェイク、議長を罵倒、解任される
後任に選ばれたのは弟のマックス・ローソン、このことが兄弟の関係を危ういものに…
2022年、アフガニスタン、村ごと住民が凍りつくとう異常事態が発生
調査により原因は“ダッチボーイ”の誤作動と判明
“ダッチボーイ”を管理しているのはアメリカ、管理権は2週間後に国連に委譲される予定
大統領のアンドリュー・パルマは緊急会議を招集
管理権がアメリカの手を離れるまで誤作動の事実を隠蔽することを決定
しかしマックスは過失を認めて早急に“ダッチボーイ”の不具合を修正すべきと強く主張
マックスの説得により大統領はISSi人員を派遣することを許可
レナード・デッコム国務長官の薦め、マックスは自らの手で兄ジェイクをISSへ送らねばならなくなる
任を解かれたのち離婚したジェイク、隔週でしか会えない娘のハンナの成長が生き甲斐
世捨て人の様な生活を送るジェイク、マックスからの依頼を一度は断る
しかし消すことのできない自らの情熱、ついにISS行きを決断する
その頃の香港、地底からマグマが噴出、火災が発生、高層ビル群が崩壊、大混乱
ISSに到着したジェイク、司令官ウーテ・ファスビンダーら、スタッフ達に迎えられる
早速“ダッチボーイ”の不具合の調査開始、管理システム全体に誤動作が発生
システムが破壊されてデータ喪失、“ダッチボーイ”の修理が不可能と判断される
その頃、マックスは香港で任務に就いていたチェン・ロンから“ダッチボーイ”へのアクセス不能の報告
地球全体が同時多発災害〈ジオストーム〉に見舞われる危機に瀕しているとマックスに警告
兄に替わり総責任者の座にあるはずのマックスも、“ダッチボーイ”にアクセスできず
マックスは友人で政府のデータアナリストを務めるディナに協力を依頼
自分のアクセス権まで何者かにブロックされていることを知る
一方、ISS外に放り出されたデータドライブの回収作業に当たっていたジェイク
宇宙服のブースターの突然の誤作動によって宇宙空間に放り出される、間一髪で救助されたジェイク
事故は何者かによって意図的に起こされたものという疑念を抱き、ウーテと共に真相究明に…
そしてある恐ろしい結論…全ての黒幕はホワイトハウス内部の人間だと!
ジェイクはマックスにメッセージを伝えようとする
宇宙空間と地上で見えない敵との闘いが始まった…


心配はある意味 杞憂でした!
どころかあの手この手、結構楽しめました!なんか「アルマゲドン」状態!
内容的にはクダラナイのだが
そんなバカなをパワーで押し切る内容でした
最後は涙までしてしまいました(恥)
まあ何と言いましょうか付けてしまいました
主人公ジェイクのジェラルド・バトラーが本来のSFならミスマッチなんだけど(太り過ぎ)
繊細さと言うより力で押し切るには彼の様な風貌が必要だったかな
でも太ってるのは減点だな…
まあオタク系としてはアリなのかな?
弟がスリムなイケメンなのが、対比強すぎる
事態の犯人は感覚的に分かってしまうのだけど、まあそんなとこかな
まあ日中主体(17ヵ国)で作った“ダッチボーイ”!?香港が舞台にもなるし
やはり興行的には中国ヨイショてしたね!まあ日本をヨイショしてもそんなに興行収入は上がらない?
しかし、そうは言っても楽しい映画、スケールの割にスクリーンが小さいのは何故?
やはり日本では大当たりしないと予想されたのかな
もっとデカいスクリーンに掛かっていればそちらを選んだのにね
ちなみに隣でMX4Dで同時上映中、音や振動が伝わってきてました!(それはそれで問題だが)
なんかそっちの方が楽しそうだったな!
公開2日目の第2回(11:00)、186席の映画館で7割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN5)
2011.09format



十戒    は、別ページとなります



 シックス・センス/THE SIXTH SENSE 
[THRILLER]
1999:アメリカ作品/1999.10日本公開(東宝東和)
監督:M・ナイト・シャマラン
CAST-1:ブルース・ウィリスハーレイ・ジョエル・オスメントトニ・コレットオリヴィア・ウィリアムズ
CAST-2:ドニー・ウォルバーグ/トレバー・モーガン/ブルース・ノリス/グレン・フィッツジェラルド/
     グレッグ・ウッド/ミーシャ・バートンアンジェリカ・トーン/M.ナイト・シャマラン/他
映画の冒頭:この映画のストーリーには”ある秘密”があります。映画をご覧になった皆様は、その秘密をまだご覧になっていない方には決してお話にならないようお願いいたします。〜ブルース・ウィリス〜  で、どこに秘密?

STORYは…
優秀な少年精神科医マルコム…仕事一途、孤独な妻アンナ。母親リンにも、その悩みを打ち明けられない少年コール…。精神科医の家に昔の患者ビンセントが侵入、自分は救われなかったと訴える…


(再掲)映画の冒頭:「この映画のストーリーには”ある秘密”があります。映画をご覧になった皆様は、その秘密をまだご覧になっていない方には決してお話にならないようお願いいたします。」〜ブルース・ウィリス〜 文面が出たときは腹の中で笑ってしまった、また映画を見ながら秘密って何???もしかして!やっぱり…、はい、そういうことですよね…って、同じ様な事を評論家さんがパンフレットに書いていた!「パ・ン・フ!」に書いてあるのは凄いかもしれない、それからコノ映画ってマーキュリー・ライジングのスリラー版?ホラー版?かな…などと思っていたら、これもパンフ内のコメントとカブッテしまった…、随分と東洋的と思ったら、監督・脚本はインドの方でした(小児科医役で出演)…2002追記:M・ナイト・シャマランは1999年当時ではこの程度の扱いでしたので注意、もちろん現在はメジャーです
しかし、ブルース・ウィリスの映画を随分と見ているものだと、我ながら驚くやら、感心するやら…この人、ただのおじサン的なとこが、いろんな映画に出られる要因か?それから路上で映画の案内をしていた映画館のお兄さん!「ブルース・ウイルス」じゃないよ、「ブルース・ウィリス」だよ…
※シックス・センス=「第6の感覚」…第六感か
(新宿プラザ劇場)
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 シックス・デイズ・セブン・ナイツ/SIX DAYS SEVEN NIGHTS 
[COMEDY]
1998:アメリカ作品/1998.12日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:アイヴァン・ライトマン
CAST-1:ハリソン・フォードアン・ヘッシュデヴィット・シュワイマージャクリーン・オブラドース
CAST-2:ダニー・トレホクリフ・カーティステムエラ・モリソンアリソン・ジャネイ
     ダグラス・ウェストン
CAST-3:エイミー・セダリス/他
「いま、映画史上最悪のバカンスが幕を開ける」との宣伝コピー、CMはアクション映画風、そして、その実体は「おバカなCOMEDY映画」…どうも納得がいかない

STORYは…
婚約者とのバカンス、オンボロ飛行機、操縦士は?副操縦師は彼女?それでもバカンス。しかし、彼女に急な仕事の依頼、バカンス先が近いから。チャーター機は…離陸、お約束の嵐に無人島への不時着、車輪が壊れ離陸不可。サバイバル生活。多少海賊。共同作業で飛行機を飛ばすことに。一方、お互いの相手が死んでしまったと思う残された二人は慰めあいつつ○○○。そして葬式中に…


「いま、映画史上最悪のバカンスが幕を開ける」…どこが?
これって表題・分類のとおりCOMEDY映画でしょう!インディ・ジョーンズ期待したらハズレ、CMで使っていたシーン以外は全てCOMEDYだと思っていた方が良いでしょう、最初からCOMEDYタッチだと宣言しておいて欲しかった、それなりに、面白いのに…なんか騙された気がして評価を落としてしまいました(映画のせいではありませんが、この気持ちの持ってき先がなかったもので…)、これ以上のコメントもしたくない気分です
(渋谷パンテオン)
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 60セカンズGONE IN SIXTY SECONDS 
[ACTION]
2000:アメリカ作品/2000.09日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:ドミニク・セナ
CAST-1:ニコラス・ケイジアンジェリーナ・ジョリージョヴァンニ・リビシデルロイ・リンド
CAST-2:ロバート・デュヴァルウィル・パットンクリストファー・エクルストンチー・マクブライド
     ヴィニー・ジョーンズティモシー・オリファントスコット・カーン
     ウィリアム・リー・スコットジェームス・デュバルTJ・クロスフランシス・フィッシャー
     グレイス・ザブリスキー
CAST-3:アリー・グロスティム・デ・ザーン/他
カー・アクション映画、「男は60秒で車を盗み、女は60秒でハートを盗む」の宣伝コピー、弟の命を救うために立ち上がった元・高級車窃盗犯の男、24時間で指定された高級車50台を盗み出すことができるか?

STORYは…
《車1台が60秒で消える》伝説の高級車窃盗犯メンフィス…6年前、忽然とその姿を消した…田舎町で子供にカート・レースを教えているメンフィス、昔の仲間アトレーが訪問、弟キップの危機、助けられるのはメンフィスだけ…兄を慕う弟、強過ぎた思い、兄の稼業にまで憧れ、弟の将来を危惧した母、街を出ていくよう懇願、裏目、兄と同じ道…街を牛耳るカリートリーの依頼、高級車50台の窃盗、仲間の失態、警察のマーク、逮捕は回避するが盗難車の押収…、カリートリーのメンフィスへの要求、キップの命か?4日後までに50台の車か?どうする?


予告CMで気になってました。今回は1日で「U-571」も見ていますので…そちらの影響か?チョット…落ちる感じ、単発で見れば、もう少し評価も高かったかもしれません、また見せ場のカーチェイなのですが…もう少しカットし他方がスピード感も増すと思います(結構ダレています)、それから私には疑問なのですが…兄弟愛ってあんなに強い物でしょうか?理解不能です…
それから2シーンに“ピアース・ブロスナン”が出ているような気がするのですが…見間違いでしょうか?ソックリさん?誰か確認をしていただけないだろうか… 2002.12追記:自分でもいろいろと調べたけど出演しているという事実には行き当たりませんでした
そうそうチケット・ショップで「シックスティ・セカンズ」といったら通じなかった…指で指してOK、もしかして「ロクジュウ・セカンズ」と言えば通じたのだろうか…この1週間、他のお客は何て言って買っていたのだろうか?謎!
(新宿グランドオデヲン)
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 シモーヌ/S1m0ne 
[COMEDY]
2002:アメリカ作品/2002.09日本公開(GAGA-HUMAX共同配給)
監督:アンドリュー・ニコル
CAST-1:アル・パチーノレイチェル・ロバーツキャサリン・キーナーエヴァン・レイチェル・ウッド
CAST-2:プルイット・テイラー・ヴィンスウィノナ・ライダージェイ・モーアイライアス・コティーズ
CAST-3:ジェフリー・ピアースジェイソン・シュワルツ/他
思いのままに操れる「CG女優創作ソフト」、出来栄えは最高…見破ることは不可能、これを手にした売れない芸術派映画監督、彼が作り出した女優シモーヌが大評判、CGだとは言えなかったことを巡る騒動を描くコメディ映画

STORYは…
■ハリウッド、映画監督ヴィクター・タランスキー、N.Y.からやって来た芸術派監督、短篇でアカデミー賞にノミネートされた過去、10年間コケ続けた長編映画、再起を図り…人気女優ニコラを起用した映画「サンライズ・サンセット」、ニコラのワガママ(専用トレーラーの高さで負けた)…降板宣言、映画会社の経営者エレイン(元妻)「崇高な理想よりもまずビジネス」…完成間近の製作中止&契約打切りの通告、彼を尊敬し続ける娘レイニーの励まし ■自費で映画を完成させる決意、ニコラの映像使用は不可、荷物の搬出作業中…近寄ってきた男ハンク、タランスキーの信奉者(役者の在り方に共感)のコンピュータ・エンジニア、「CG女優をつくる画期的なソフトを開発…自分のイメージを具現化できる芸術性豊かな監督はあなただけだ」と…、半信半疑のタランスキー、早く返事を!ハンクの目に腫瘍…研究が原因 ■自宅を訪れた弁護士、ハンク死亡、遺言により手渡されたハードディスク、パソコンと格闘、立上ったシステム…CG女優創作ソフト、作成途中の女優“シミュレーション1”…システムに惚れ込んだタランスキー、必死にソフトを習熟、これまでのあらゆる女優の魅力を兼ね備えた究極の女優“シモーヌ(SlMONE=SimulationOneの略)の誕生、1人編集作業…「サンライズ・サンセット」の完成、公開、爆発的ヒット、世界中のマスコミがシモーヌを追う、上機嫌のタランスキー、映画会社と再契約、でも…ファンが待ち望んでいるのは…シモーヌの新作 ■映画関係者のパーティ、タランスキーの姿…どこかにシモーヌがいる?パニック、後日…エレインに写真(彼女の背後にシモーヌを合成)をプレゼント ■大きなスタジオ、入口に警備員、コンピュータ一式のみのスタジオ、一人二役を演じながらシモーヌと対話するタランスキー、次回作完成後に全てを公表する決意、次回作出演を願う役者…シモーヌに会える?願い適わず…別撮り、次回作「永遠の彼方」も空前のヒット ■一度も姿を現さないシモーヌ、タランスキー宅を急襲するマスコミ…空振り、あまりの反響、CG女優との公表の機会を逸失、逆に…シモーヌの実在工作をするはめに(宿泊するホテルの偽装)、調子に乗って衛星回線によるTVインタビュー、シモーヌ・ファンの記者マックス、中継地の背景に不審、彼等を黙らせるため…シモーヌに会わせる約束、但し…シモーヌのライヴ・コンサート、大勢を騙すほうが簡単?


見るか見ないか迷いつつ…渋谷へ買い物に、時間が上手くハマッタので映画館へ…見て正解でした!面白かった!
ヒット作のない映画監督にアル・パチーノ…最近はこのようなエキセントリックな役がお似合い、彼をどん底に叩き落すワガママ女優にウィノナ・ライダー…実際に起こした「万引き事件」以降…このような役しか回ってこない?でも開き直りで良いかもしれない、CG女優シモーヌにスーパー・モデルのレイチェル・ロバーツ…無機質的で適役、元妻エレインにキャサリン・キーナー…今だに美人か、そうでないかで悩み中(「マルコヴィッチの穴」のネタより)、監督の娘レイニーのエヴァン・レイチェル・ウッド…なかなかキレイ、好みのタイプの女優かも、それらはさておき…思いのままに操れる「CG女優を作製できるソフト」…うーん、私も一度はやってみたいと思いながら…ケッコウ笑えて、小難しくもなく、涙するシーンも(私は泣きませんが)あり…お得な映画かもしれません
ちなみに公開3週目の第3回上映、適当に距離を取りつつ座れるくらいの入りでし(渋東シネタワー3:渋谷)
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シャーロック・ホームズ                   は、別ページとなります
シャーロック・ホームズ/シャドウゲーム         は、別ページとなります
SHERLOCK/シャーロック/忌まわしき花嫁    は、別ページとなります



 ジャイアント・ピーチ/JAMES AND THE GIANT PEACH 
[FANTASY]
1996:アメリカ作品/1996.12日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:ヘンリー・セリック     製作:ティム・バートン/他
CAST-1:ジェームス/テントウムシ/ムカデ(声:リチャード・ドレイファス)/
     ミミズ(声:デヴィッド・シューリス)/クモ(声:スーザン・サランドン)/
     キリギリス/土ボタル(声:ミリアム・マーゴリーズ)/老人
CAST-2:ポール・テリーピート・ポスルスウェイトジョアンナ・ラムレイミリアム・マーゴリーズ/他
ストップモーション・アニメーション作品です、両親を亡くした少年…どんな夢でもかなうという「ニューヨーク」へ行きたい…、見知らぬ老人からもらったあるもの、仲間を得て冒険の旅へと出発する…といったお話

STORYは…
イギリスに住むジェームス少年9歳、両親が怒り狂ったサイに襲われ、幸福な生活の終わり…意地悪な2人の叔母に引き取られ、冷たい仕打ちに山のような仕事…少年の夢「ニューヨークへ行くこと」…死んだ父から「夢のかなう場所」と…。ある日、見知らぬ老人から、緑色に輝く不思議なものが入った袋を貰う…「それを食べれば、素晴らしいことが起こる…」と、立ち去る老人。袋の中身を桃の木の根元に落としてしまう…すると枝に実がなり、どんどん大きくなる、ついには直径6m、叔母さん達は見物料で一儲け、好奇心と空腹から桃を一口…そこには、最後の緑の不思議なもの…桃に入る光り輝くトンネルの出現、中には6匹のムシ達…陽気なムカデ、ミステリアスな美人グモ、臆病なミミズ、やさしいテントウムシ、音楽家のキリギリス、ちょっとボケた土ボタル…意気投合。ジェームスを探しに来た叔母さんから逃げるため、桃を木から切り離す…海に向かって転がり出す。そして、どんな夢でもかなうという「ニューヨーク」へ向かい冒険の旅が始まる…

「ナイトメア・ビフォー・ザ・クリスマス」のスタッフが作ったストップモーション・アニメーション作品です。子供連れて見に行って来ました。字幕のため子供には映像のみとなってしまいました。都内で2館上映…吹替え版は無理か…。しかし面白かった。ビデオもあるので親子でどうぞ…

同時上映:「ヴィンセント
(シャンゼリゼ:銀座)
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 シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち 
[HUMAN DRAMA]
2019:フランス作品/2021.07:日本公開(ポニー・キャニオン)
監督:セドリック・ル・ギャロ
出演:ニコラ・ゴブアルバン・ルノワールミカエル・アビブルデヴィッド・バイオット
ロマン・ランクリーローランド・メノウジェフリー・クエットロマン・ブローフェリックス・マルティネス
マイア・クウェスメンド/他
新型コロナの影響か?まだまだ通常の公開スケジュールに戻っていない?
なかなか観たい映画がないのに…週末はやってくる
今までの所業のおかげで、「土曜日は映画でしょ」と妻
なんかないかと探していたら…
面白そうというか良さそうだと思いながらも
以前は東京都区内の上映館がなかった映画が、2館上映が決定したため
観に行くこととした

STORYは…
50m自由形の銀メダリストのマチアスは同性愛差別発言
世界水泳大会への出場資格を失う
再び資格を得るために出された条件は…
3ヶ月後にクロアチアで開催されるゲイゲーム出場を目指すゲイの水球チームのコーチになること
渋々引き受けたマチアスが対峙したのは…
一癖も二癖もあるメンバーが揃う弱小チーム「シャイニー・シュリンプス」
適当にやり過ごそうとしていたマチアスだったが
悩みを抱えながらも大会を通して自分らしさを表現しようとするメンバー達に、少しずつ心を開いていく
愛娘ヴィクトワールの後押しもあって、真剣に向き合うようになったマチアスに応え、チームは次第にまとまっていく
なんとか予選を通貨できたものの、クロアチアに向かう途中
メンバーが仲間割れをしてしまう事件が起きる
そしてマチアスとシャイニー・シュリンプスのメンバーには
思いもよらない悲しい現実が待ち受けていた!


LGBTQ+による世界最大の祭典「ゲイゲームズ」があるなんて知らなかった
そんな祭典があるならば、日本ももっと力を入れるのが良いのではないだろうか
ちなみに実在するゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」を題材とした映画であり
まんま実話ではないらしいが…考えさせながら、楽しませてくれている映画である
(監督・脚本がシャイニー・シュリンプスのメンバーである)
LGBTQ+を知らない人には、入門編として観てはいかがか?
ただ、掘り下げがチョット足りないというか?
もう一歩踏み込んでいただければ良かったかなと思う
ちなみに…
新型コロナウイルスの騒ぎで、2019年度の映画が引っ張り出された感じ
単館・ミニシアター系映画館がバタバタと公開に踏み切ったのかな!?
公開2日前に東京都区内2館、前日に1館追加という慌てぶりである
そんなんじゃなくて、普通に上映してもらえればよかったと思う
公開2日目の第1回(12:30)、129席の映画館で2割強程度の入り(新宿武蔵野館 SCREEN1)
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 シャザム!/SHAZAM! 
[COMEDY & ACTION]
2019:アメリカ作品/2019.04:日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
出演:ザッカリー・リーヴァイアッシャー・エンジェルマーク・ストロングジャイモン・フンスー
ジャック・ディラン・グレイザーフェイス・ハーマンイアン・チェングレイス・フルトンジョヴァン・アルマンド
クーパー・アンドリュースマルタ・ミランズ
アダム・ブロディミーガン・グッドロス・バトラーミシェル・ボースD・J・コトローナ
キャロライン・パーマージョン・グローヴァー/他
まああ!何と言いましょうか?単純に笑えそうなので…観に行くこととしました!
ネットの評価も、ばかばかしいほど笑えるみたいだし!
GW10連休だし…映画観放題の状況だしね!
まずはTOHOシネマズの6ポイント使って、タダで観ます!

STORYは…
夜、田舎道、自動車に乗った父と兄弟、占い頼りの弟を叱責
突然、誰もいなくなった社内、停車、車を降りる弟、ロック・オブ・エタニティ
大きな力に惑わされた少年、魔術師の後継者となることに失格
現実世界に戻った弟、騒ぐ!止めに入る兄、運転を誤る父、交通事故!
昼間のカーニバルに母と幼い子供、風船ダーツ
母が取ってくれたコンパスを落す…母の手を放して人ごみに入る
母は何処?警察に保護される
ビリー・パットンは、どこにでもいる14歳の少年
普通と少し違うのは、幼い頃にカーニバルではぐれた母親を探していること
里親に預けられては、家出を繰り返す問題児
そんな彼を引き取りたいという新しい里親、フィラデルフィアで5人の里子と暮らすバスケス夫妻
新たな家族となるフレディ、ユージーン、ダーラ、メアリー、ペドロ
特にビリーと同い年で&足が不自由なヒーローオタクのフレディが親し気に!頑なままのビリー
そんな中、学校帰りのフレディが、いじめっ子のプライヤー兄弟に暴力を受ける
フレディを助けるために反撃したビリー
怒ったプライヤー兄弟に追われ、地下鉄に駆け込む、間一髪セーフ、発車!?
だれも乗っていない車両、猛烈な速度、凍りつく窓、不思議な文字を表す電光掲示板!
助けを求めるビリー!やがて停車…そこはロック・オブ・エタニティと呼ばれる魔法の砦の入口
そこで年老いた魔術師と出会う
ビリーの中に弱きを助ける正義の心を見出した魔術師、魔法の勇者に選ぶ!
訳が分からないまま、魔術師に促され「シャザム!」と唱えるビリー
稲光が走り、ビリーは赤いスーツに包まれた、筋骨隆々の大人に変身!シャザムとなったビリー
混乱してフレディに助けを求める!初めてスーパーヒーローを目前にして大はしゃぎのフレディ
シャザムの能力テストを開始!
指から稲妻ビーム、超スピード、怪力…次々明らかになる能力でイタズラ、悪ノリが加速
一方その頃、街ではドクター・シヴァナが暗躍、かつて老魔術師の怒りをかった少年
彼は大人になっても力を渇望していた…長年の研究の末、再び砦に行く方法を突き止める
魔術師の目の前で七つの大罪達の封印を解き、彼らを従え、超人的な力を手に入れる
その力を使って父と兄を殺し、復讐を遂げるシヴァナ
七つの大罪達は囁く…「魔術師が後継者を選び、新たな勇者が生まれた!」と
新たな勇者がいずれ自分の妨げになると考えたシヴァナ、その力を奪うため…襲撃を!
シャザムの正体が掴めないでいたシヴァナ
いつも一緒にいるフレディの存在に気付き、調査、シャザムの正体をビリーと特定
シャザムの最大の弱点を知ったシヴァナの魔の手がフレディに迫り…
ダーラ達義兄弟まで巻き込んでいく
果たして、ビリーは家族を守ることができるのか?


面白いは面白いのだが…大声出して笑うほどではなかったな!
もっとドッカン・ドッカン・大爆笑かと思ったのに…
まあ見た目は大人だけど、中身は14歳の少年という設定は良い
ビールにストリップにはクスッと来たな!
まあ14歳が特殊能力を身に着けたら、まずは悪戯に使っちゃうよな!?
空だって飛んでみたいよね!目からレーザービームなんてカッコよいよね!
敵が出てきて、戸惑い…ヒーローとして戦う理由は何?
家族が守れなくて何がヒーローか?うん、そういうこと!
新たなヒーロー誕生の物語
でもまだまだ強くないんだけど…敵はかなり強力!
さて、どうやって戦う?この後の展開は、今日一番笑えた!
ラストのスー●ーマンは本物だろうか?だったら面白いのにな!
(そうそう、ロッキーもヒーローなのね(笑))
まあ楽しめれば良いのかな?
必死に後継者を探していた老魔術師だけど…
ビリーを選んだのは雑過ぎないか?何が決めて?直前の行動だけ?
そこが大きな謎!っちゃ謎です
そうだ!エンディンクスクロールが始まったからといって、直ぐに席を立っちゃダメだよ!
エンディングロール中に、続きのシーンがあるからね!
で、それを観たからって、席を立っちゃダメだよ!
エンディングロール終わりにサービス・シーンがあるからね!
しかし思わせぶりなラストシーンの数々…「2」があるのだろうか?
公開11日目の第1回(11:00)、130席の映画館でほぼ満員の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN3)
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ジャスティス・リーグ                   は、別ページとなります



 ジャッカル/THE JACKAL 
[ACTION]
1997:アメリカ作品/1998.06日本公開(東宝東和)
監督:マイケル・ケイトン・ジョーンズ
CAST-1:ブルース・ウィリスリチャード・ギアシドニー・ポワチエダイアン・ベェノーラ
     マチルダ・メイ
CAST-2:J.K.シモンズラヴィル・イシャノフ
CAST-3:ソフィー・オコネドージャック・ブラック/他
アクション映画、マフィアに雇われた超一流のスナイパー「ジャッカル」、彼が狙っているのは…、懸命の捜索が…、ケッコウ面白いが、更に、変装の名人で素顔を知られていないジャッカルをプルース・ウィリスが演じるが、どんなに変装しても、やはりブルース・ウィリスにしか見えないのが笑える…

STORYは…
チェチェン内戦、マフィアの急成長、アメリカにまで手を伸ばす勢い。モスクワ。米・ロ情報機関の共同作戦、マフィアの壊滅作戦。チェチェン・マフィアのボスの弟を包囲、抵抗、射殺。復讐を誓うボス。ある人物との接触。弟を守れなかったボディ・ガード、ロシア情報局、FBIへの死の報復。FBIに「ジャッカル」の動向に関する未確認情報…FBI長官の名前と共に。カナダに入国した男。ミニバンをレンタルした男。ジャッカル?何も分からないFBI。服役中の元IRA暗殺者デクランとの取引。ジャッカルの素顔を知る只一人の女性イザベラとの接触。町工場、発注されたもの。テスト。死。残された設計図、何を作ったのか?ミシガン湖のボート・レース、ジャッカルの足跡から緊急配備、銃撃、FBI捜査官の死「デクランは女を守れない男だ」?ジャッカルは目的に近づく。FBI長官の演説会場。万全の警護。何かが違う?何かが?


素顔の分からないジャッカル、でもブルース・ウィリスだもんね!いくら変装してもブルース・ウィリスだ!金髪ふさふさのブルース・ウィリス!ブルース・ウィリスっていろんな役をやってるけど、当たりハズレが極端…見慣れるまで変な感じ、絶対死なない役の人もついにってか?全体としては見られますが、何か違和感を感じる、まあ…あの神経逆撫で音楽は良いかもしれません
(渋東シネタワー:渋谷)
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 ジャッジ・ドレッド/JUDGE DREDO 
[SF&ACTION]
1995:アメリカ作品/1995.09日本公開(東宝東和)
監督:ダニー・キャノン
CAST-1:シルヴェスター・スタローンアーマンド・アサンテダイアン・レインマックス・フォン・シドー
CAST-2:ジョアン・チェンロブ・シュナイダーユルゲン・プロホノフバルサザール・ゲティ
     スコット・ウィルソンジェームズ・レマーピーター・マリンカー
CAST-3:アンガス・マッキネス/他
SFアクション映画…なんだろうこれ?面白いという人がいるのだろうか?TV局が相当に安く放映権を買えたのか?度々TVでもやってますが…全く見る気はありません(2002)

STORYは…
2070年、世界的核戦争後のメガシティ、多発する犯罪、暴動に対する究極の治安維持機構…ジャッジ・システム、警察官・裁判官・陪審員・刑の執行官を兼ねる絶対的権力、超エリート… 2139年、社会不安から暴動の発生、仕事に忙殺されるジャッジの中、徹底的な活動をするジャッジ・ドレッド…最高のジャッジ。アスペン刑務所から出所したばかりのファージー、暴動に巻き込まれドレッドにより再度刑務所送り…。司令部内での意見の対立、市民の自由をこれ以上奪うことに否定的なファーゴ長官、治安対策の徹底を主張するグリフィン副長官。そのころアスペン刑務所からリコという囚人の脱走が起きる…有力者の手引き無しには不可能… 一方、ドレッドにも陰謀の手…TVレポータの殺害容疑、懸命に弁護する同僚ハーシー、身に覚えのない証拠品の数々に有罪判決、彼を息子のように愛していた長官ファーゴが自らの引退(荒野送り)と引替えにドレッドを終身刑に減刑、ファージーと共にアスペン刑務所送りの輸送船へ、荒野の無法者エンジェル一家の攻撃に墜落する輸送船、囚われの身、脱出、ファージーと旅、再会したファーゴ元長官、重傷、死を目前にジャッジの秘密を打ち明ける…


原作はイギリスのコミックだそうです。ダイアン・レインが出ているので、見に行きましたが、ハッキリ言ってつまらなかった。これを書くのも辛いぐらい…、スタローンのジャッジのコスチュームだけは…笑えるぞ、絶対にオカシイって!
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 シャドウ・イン・クラウド/SHADOW IN THE CLOUD 
[SUSPENSE?HORROR? & ACTION]
2020:ニュージーランド/アメリカ作品/2022.04:日本公開(カルチュア・パブリッシャーズ)
監督:ロザンヌ・リャン
出演:クロエ・グレース・モレッツ
カラン・マルヴェイテイラー・ジョン・スミスビューラ・コアレニック・ロビンソンバイロン・コール/他
予告CM観た!久しぶりのクロエ・グレース・モレッツ!
第二次世界大戦中ニュージーランドの女性大尉が高度2500m(B-17爆撃機内)で怪物グレムリンと戦う!
なんていう無茶な設定だ!予告観ただけで苦笑もの、もうB級感満載!しかし何か楽しそう!
しかし、これは私が大好きな“クロエちゃん”の活躍を観る映画だ、絶対!
それ以上は期待してはいけないのは…分かりやすいほど明らかである!
さぞ小さなスクリーンでこじんまりと上映すると思っていたら…
何をどうした、松竹さん?「大怪獣のあとしまつ」の第2弾をやる気か?
新宿ピカデリーで、一番大きなシアター1(580席)で上映するだと!?
私としては大好きな“クロエちゃん”の活躍を大スクリーンで観られるのは嬉しいが…
多分、勘違いする人が出るぞ、これは!
上映時間83分だし、内容が内容だけに…観る方は、なるべく安く観られる方法でどうぞ!だと思うよ!

STORYは…
大空の怪物グレムリンに関するアニメ
(タイトル)
第二次世界大戦中の1943年8月、ニュージーランドのオークランド空軍基地
軍事作戦で離陸直前のB-17爆撃機“フールズ・エランド(バカな配達屋)号”に単身乗り込んできた女性!
モード・ギャレット空軍大尉、上官からの密命で最高機密の入った革製カバンをサモアに移送中!
しかし乗組員7人は爆撃機に女性が乗ることに反発、上官の命令書を提示!
已む無く乗せるも、狭い銃座に閉じ込められる!カバンを預かってくれるウォルター・クエイド二等軍曹!
離陸したフールズ・エランド号、雷鳴轟く悪天候のなか高度2500mの上空へ!
機内通話で嘲笑的・卑猥な言葉を投げつけてくる男達!
銃座のギャレット、不審な機影を発見するも…日本軍はまだココまで来ていないと無視される!
右翼の下部に蠢く生き物の影を目撃!やはり誰も信じてくれない!
狭い銃座に押し込められたのが原因?機内に戻るよう言われるギャレットだが…
レバーが壊れてハッチが開かない、完全に閉じ込められた状態
その時、先程の正体不明の生き物が襲い掛かってくる
鋭い鉤爪を持つ凶暴な生き物…かねてから空軍兵士の間で噂になっていた大空の怪物グレムリン!
侵入を試みるグレムリン!指を骨折するギャレット、隠し持っていた銃で撃退
だが機長が基地へギャレットの身分照会した結果を報告、モード・ギャレットという兵士は存在しない!と
疑惑の目を向けられるギャレットだが、次の瞬間、日本軍のゼロ戦が急接近
銃座のギャレットが即対応、機銃でゼロ戦1機撃墜に成功!ド肝を抜かれる乗組員達!
さらなる悪夢がフールズ・エランド号を襲う!
機外を駆け巡るグレムリンが油圧装置を破壊、乗組員達もその姿を目撃、パニック!
機長のリーヴスは一連の異常事態の原因は…ギャレットの持ち込んだ革カバンにあると考える
カバンの中は何か?極秘任務を装っていたギャレットの本当の目的は何?
カバンを開けろと命令する機長だったが…
新たに出現したゼロ戦3機の攻撃!そしてグレムリンが機内に侵入!
フールズ・エランド号は極限の危機に見舞われていく!


やっぱり最初から最後まで“クロエちゃん”を“83分間”観る映画でした!
ストーリーは壊滅的にダメ…、アクション・ホラーを装った おバカなコメディか?
恐らく“クロエちゃん”1人の出演料が一番高いであろう低予算の“超B級映画”です!
前半の爆撃機の銃座に閉じ込められた“クロエちゃん”の一人芝居(下品な男共との会話)
後半のミッション・一ポッシブルっぷりの活躍と、日本軍のゼロ戦との戦闘、怪物グレムリンとの戦い!
(まあ映像の合成も荒い感じ、あえて“合成”と言おう!(笑))
男は役立たず、自分しか頼る者なしの大活躍!守るもののある女は強い!
華奢で可愛かったデビュー作「キック・アス」から追っかけてますが
今作でも可愛らしさは変わらないが、がたいが良くなった?かなりパワフルである!
無駄にデカいスクリーン一杯の“クロエちゃん”を堪能させていただきました!
しかも最後にサプライズ!
なんとエンディング曲が…ケイト・ブッシュの「Hounds of Love」じゃないか!最高!
私的には十分楽しみましたが…他の方はいかがでしたでしょうかね!?
大事なことは繰り返しますが“クロエちゃん”を観る映画です!
しかし、どうした新宿ピカデリー?
上記にも書いたが、一番大きなスクリーン(580席)を用意(私が観た回は観客50人)?
巨大看板、階段には沢山のモニターを準備!
(ペラペラのパンフが770円は高い!)
なんか“推す”映画を間違っていないか?超B級映画ですよ!?
誤解される方が出てくるんじゃないですか?
「大怪獣のあとしまつ」あたりから変だよ?松竹さん!?
大丈夫ですか?心配です…
公開6日目の第1回(10:40)、580席の映画館で50人の入り(新宿ピカデリー シアター1)
2011.09format



 シャドウ・オブ・ヴァンパイア/SHADOW OF THE VAMPIRE 
[HORROR]
2000:アメリカ作品/2001.08日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:E・エリアス・マーハイジ     製作:ニコラス・ケイジ/他
CAST-1:ジョン・マルコヴィッチウィレム・デフォー
CAST-2:ウド・キアケイリー・エルウィズキャサリン・マコーマックエディ・イザード
     ジョン・アーデン・ジレットローナン・ヴィバート/他
1922年公開の映画 「吸血鬼ノスフェラトゥ」…吸血鬼役のマックス・シュレックの迫真の演技に、彼は本当に「吸血鬼」なのではないかとの噂もでたとか…で、 その映画の撮影を題材にした「吸血鬼」映画です

STORYは…
1921年、ドイツ、映画監督F.W.ムルナウ、撮影中の映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」…原作者未亡人から承認が得られず、使えない「ドラキュラ」の名… スタジオ撮影終了、ロケ地へ移動、なぜ国外(チェコ)なのか?現地合流のノスフェラトゥ(吸血鬼オルロック伯爵)役:マックス・シュレックとは?問うクルー&主演のグスタフ、チェコ行きを渋る女優グレタ、投資家説得に急ぐムルナウから僅かな情報、シュレックは役になりきるため常に衣装とメイクを付けていること、撮影は夜のみ…、飛び出して行くムルナウ(の行き先、倒錯の世界)… チェコの古城、吸血鬼伝説、恐怖感、徹底するムルナウにより取り払われた十字架… 撮影初日、クルーの前に姿を現したシュレック、異様な迫力に圧倒される… 実は”(現代に生残った)本物の吸血鬼”、”ある契約”により吸血鬼を演じるシュレックとして雇われていた…クルーには手を出さない約束、そして撮影終了後の代償とは?


こういう映画、好きな人にはタマラナイんだけど…一般受けはしずらいでしょうね、私の守備範囲の映画ですので覚悟してください、1922年公開の映画 「吸血鬼ノスフェラトゥ」…吸血鬼役のマックス・シュレックの迫真の演技に、彼は本当に「吸血鬼」なのではないかとの噂もでたとか…で、 実は本当に「吸血鬼」だったとした映画なのですが… ジョン・マルコヴィッチとウィレム・デフォーの怪演にドキドキ・ワクワクなのです、また、当時の映画撮影方法と画像に関してなど、楽しく見られました
話しは変わりますが、隣の映画館と間違えたのではないかというオバサン軍団が開場前に乱入、入場券番号順の入場って、何回もアナウンスしているのに…群れると人の話を聞いていない…結構、遅い順番と思われるのですが、入口周辺に固まって邪魔々々、押しのけて前に出るようでした、なにも、このような映画を見てはいけないというワケではありませんが、もう少し回りの状況を見るとか、人の話を聞くとかできないものだろうか…
それから小ネタですが…タイトルの英語名に”the”が入っています、チケット購入時に「シャドウ・オブ・ザ…」と言いながら、上映作品を示すボードのタイトル部分に「ザ」の文字が無い…止まってシマッタ!チケット購入は問題なく出来たのだが、お姉さんに「ヴァ」に戸惑ったと思われるのが悔しい…
(シネ・アミューズ・WEST:渋谷)
2000-2009format



 ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争 
[CONCEPT WORK]
2023:フランス・スイス作品/2024.2:日本公開(ファインフィルムズ/コムストック・グループ)
監督・声:ジャン=リュック・ゴダール
2022年9月13日に亡くなった映画界の巨匠ジャン=リュック・ゴダールが最後に手掛けていた…
結果「遺作」となった「短編映画」が2024年2月23日(金・祝)日本公開される!
ジャン=リュック・ゴダール自身が「これが私の最高傑作だ!」と言ったと言われるもの!
「フランス映画好き」は必見!だそうな…
上映時間「20分」、特別料金「1,000円」!
ともかく「映画館」で「ジャン=リュック・ゴダール」作品を観ていないので…
自分で決めたルールにより当サイトに「ジャン=リュック・ゴダール」情報がない!
なので「遺作」を「映画館」で観に行く!
で、まさかの公開初日&初回なのに、パンフ売り場に「SOLD OUT」の文字!
念のため店員さんに確認したところ…
「パンフに不備があり、本日に間に合わなかったとのことです」とのこと
更に「入荷時期は今のところ未定」とのことでした!

STORYは…
ジャン=リュック・ゴダール監督が製作を準備していた「カルロッタ(仮題)」のコンセプトワーク
41枚の「手書き文字」「絵」「写真」「映像」のコラージュにて
巨匠の思い描いていただろう「これが私の最高傑作だ!」を感じる作品?
ゆえに「ストーリー」は書けない!

映画は「予告編」なし!なんなら「NO MORE 映画泥棒」もなし!
暗くなったら、いきなり上映開始!「20分」でキッカリ終わる!
ジャン=リュック・ゴダールが仕掛けようとした「最高傑作になる筈だった映画」の一部が垣間見られる?
41枚の「コンセプトワーク画(動画は1箇所のみ)」作品でした!
「手書き文字」「絵」「写真」「映像」のコラージュ
「無音」が続き、辛うじて読めるフランス語を読む!、突然「音楽」&「語り」…そしてまた「無音」
これは「短編“映画”」と括れるのだろうか?とも思う…「CONCEPT WORK/コンセプトワーク」じゃダメか?
(口が悪い人に言わせれば、多分“スライド・ショー”って言うだろうな)
「カルロッタ」という映画を撮ろうとしていたんだな…と
巨匠の頭の中の世界!を垣間見る「短編映画?」

来週、パンフレットが売られているか?都内の劇場を徘徊することになるだろうな!

16日後の追記
パンフを購入しました!「1,300円」でした!
映画自体は特別料金「1,000円」でしたので、映画代より高いという状況となりました!
公開初日の第1回(10:00)、117席の映画館で3割程度の入り(新宿武蔵野館 スクリーン1)
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 ジャンパー/JUMPER 
[SF&ACTION]
2008:アメリカ作品/2008.03日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ダグ・ライマン
CAST-1:ヘイデン・クリステンセンジェイミー・ベルレイチェル・ビルソン
CAST-2:サミュエル・L・ジャクソンダイアン・レイン
CAST-3:マイケル・ルーカーアンナソフィア・ロブマックス・シエリオットテディ・ダン
     ジェシー・ジェイムズ
CAST-4:メレディス・ヘンダーソンクリステン・スチュワート/他
映画館で予告CM見たら…なんか面白そうなので前売券購入!テレポーテーション能力を持った少年が面白おかしく&自由に、やりたい放題やってきた、ある日から…何者かに追われる身に…、期待したほどの内容ではなかった…残念

STORYは…
■ミシガン州アナーバー、15歳のデヴィッド…ごく普通の高校生、密かに想いを寄せるミリーにX'masプレゼント…エッフェル塔のスノードーム、同級生マークの嫌がらせ、プレゼントを凍りついた川へ投げる、取り戻しに氷上を行くデヴィッド、止めるミリー、スノードームを手にした瞬間…氷が割れて転落、ミリーの絶叫、氷下を流され…もがき苦しむデヴィッド、次の瞬間…通い慣れた図書館に大量の水と共に投げ出される、何?逃げ去るデヴィッド ■帰宅、ずぶ濡れ&泥だらけで2Fの自室へ、小うるさく追って来る父、力任せに扉を開ける父、拒絶、次の瞬間…再び図書館、浸水で立入り禁止となった書架の間、自分に芽生えた能力を認識、この力を使えば自由になれる!5歳の時に母メアリーが出ていってから…暴力的になった父との生活に耐えられず、荷物をまとめるデヴィッド、手にしたX'masプレゼント ■悲しむミリーを慰める母、外で物音、揺れているブランコの上…デヴィッドのX'masプレゼント!?彼の名を叫ぶミリー ■バス、憧れのN.Y.に到着したデヴィッド、安宿確保、どうやったら&どこへジャンプできるか?繰返し実験、見えている範囲、一度見た場所には行ける!公園で大量に落ちてくる枝…ジャンプ時に時空に何かが発生? ■遠距離ジャンプの挑戦、観光写真を見ても何も起きず、エンパイア・ステート・ビルの写真…幼き日に母と来た記憶、次の瞬間、エンパイア・ステート・ビル屋上に叩きつけられるデヴィッド ■銀行でトイレを借りるデヴィッド、金庫内を覗くことに成功、15歳の彼が1人生きていくため… ■宿、準備万端、目的地は銀行の金庫室…チョット借りるだけ!しかし大金を前に気が変わる、何度もジャンプ、その度に傷む内装、大金を手に笑いが止まらないデヴィッド、宿代を請求に来るオーナー、ドア下から現金 ■銀行にNSA(アメリカ国家安全保障局)を名乗る白髪の黒人男性、万全のセキュリティ、外部からの侵入形跡なし、半日気付かず ■時が経過、N.Y.の豪華なペントハウスに住むデヴィッド…23歳、ジャンプを完全マスター、外では慎重に、室内では…チョットの移動もジャンプ、ジャンプ、扉を開けるのも面倒でジャンプ ■南米のジャングル、特殊兵器でジャンパーを追い詰める男達、電流の流れるケーブルで拘束…脳内に流れる電流、ジャンプ不可能、留めを刺す…あの白髪の黒人男性ローランド、何者? ■晴れのN.Y.、傘を持って外出、今日は不用ではとコンシェルジュ ■雨のロンドン、傘を差し…ビッグベンの時計部から市街を見下ろす、次の瞬間…サーファーズ・ショップに侵入、モルディブ…ベタ凪、大波の情報…フィジー沖の大波に乗るデヴィッド、そのままジャンプ、昼…スフィンクスの上でランチ、キリマンジャロで昼寝、リオデジャネイロのバーで目指す(ポーランド人)女性…隣席へジャンプ、目を疑う店員、女性と会話、そのまま彼女の部屋、服を脱がせながらベッドへ!毎日がこんな調子、世界の頂点に立つ気分&誰にも言えない秘密…ある意味で孤独 ■帰宅、いつもと違う雰囲気、侵入者!白髪の黒人男、ジャンプ能力…「この力は神だけに許されたもの…お前達は歴史を歪める、代償を支払う時がきた!」、ケーブル射出&電流攻撃、ジャンプ不能、何も知らないデヴィッド…自分は特別だ!と、笑うローランド…通常なら5歳で初めてジャンプを経験、最初の頃は失敗を繰返す、ジャンプのスキルを磨く過程で…大体はキャッチ、今までどうやって生き延びてきた?ローランドの攻撃、辛くも逃げ出すデヴィッド、実家の自室へジャンプ、振動…デヴィッドが戻ってきた!確信する父、2Fへ…話し合おうと、ウザイ…即ジャンプ ■ミリーの家を訪ねるデヴィッド、驚く母親から…住んでいる場所&キャンパス近くのバーで働いていると… ■バー、遠くからミリーを眺めるデヴィッド…


映画館で予告CM見たら…なんか面白そう!と言うことで…そのまま前売券購入して待っました、ある日突然…次男がテレビCMを見て…見に行きたい!と、続いて妻も…(長男は無反応)、ということで、前売券を追加購入、前売りプレゼントの「プロジェクター付ボールペン」が3本に…、1本は宝箱(というほど大袈裟ではないがグッズ入れ)行きです
「ジャンパー」:一度目にした所なら世界の何処へでもジャンプ(テレポーテーション)できる超能力者、主演は「スター・ウォーズepisode2・3」で若き日のアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)を演じたヘイデン・クリステンセン、ジャンパーを狩る敵役に…オッ!とコチラも「スター・ウォーズepisode1・2・3」繋がりか?サミュエル・L・ジャクソン、監督はMr.&Mrs.スミス」「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマン…コレは派手な映画になりそうと期待、実際に予告は派手!まさかアレが全てじゃないだろうな?と少し不安を抱きつつ映画館へ
で…予感はほぼ的中!“ジャンパー”の長距離ジャンプ・シーンのほとんどは予告CMどおり、ジャンプ・シーンの映像は見事だが…もったいないというかストーリーが陳腐なため繰返すジャンプに飽きてきた、いろいろと説明不足、想像力で補うことが必要となる、となると…現在のジャンパー狩りだけでは物足りない、歴史的な1シーンでも入っていれば良いのに、それからグリフィンの“パラディン”狩りも1シーンもあれば…なお良い、そうそう主人公デヴィッド5歳の時の母親が出ていくシーンは何故にないのか?謎の部分ではあるが…サラリとでも入れておくべきだったのではないだろうか…と思う、そして、ジャンプ・シーンは戦闘シーンでもっとド派手にやって欲しかったな…小手先ジャンプが多くて…、始めの方こそ良かったが、途中で飽きてきて…個人的に大量の薬(花粉症他)を服用していることもあり…眠気との格闘、本来一番盛上るであろうラストの戦闘シーンで、断続的ではあるが眠ってしまった、でもストーリーの“あらすじ”まとめるのに、あまり支障は発生しなかった(?)…というくらいの展開、まあ、そんな映画、ラスト・シーンは何か勿体つけた終わり方…今回が当れば「2」を作る気なのだろうか、まあよほどのことがない限り…無いと思うが
上映後、妻に聞いたら10点満点中5点の評価、私は3.5点というところかな、期待した分、反動は大きい!ちなみに次男はツマラナそうな顔で採点拒否でした、まあ映像的には面白いものもあるので、時間に余裕のある方は、安く見られる方法でどうぞ…です
公開2日目(土)の第3回(14:00〜)、794席の映画館は1〜2割程度の入りでした(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format



 シューティング・フィッシュ/SHOOTING FISH 
[COMEDY]
1997:アメリカ作品/1998.05日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:ステファン・シュワルツ
CAST-1:ダン・フッターマンスチュアート・タウンゼンドケイト・ベッキンセイル
CAST-2:ラルフ・アイネソン/他
イギリスのコメディー映画、孤児院育ちの2人…夢の大豪邸を手に入れるべく、互いの得意分野を使って… 荒唐無稽ぶりが笑えます、またしんみりとも…、映画館にてラストで笑ったのは私だけだったけど、みんな分からなかったのか?

STORYは…
音声認識コンピュータのプレゼンテーション、実は詐欺。失読症だけど口八丁手八丁のディラン、テクノおたくで口下手のジェズの2人。そしてタイピストのアルバイトとして雇われた女医学生ジョージー。関心するクライアント。契約。故障、パニック、失読症。でたらめの設計図で逃げ切るジェズ。逃亡。孤児院育ちの2人、夢は大豪邸、目標額200万ポンド、現在の棲家はガスタンクの地下室。招かれるジョージー。ジェズの片想い。意外としたたかな彼女。断熱材詐欺。自家発電式携帯ライト…50ポンド札で200万ポンド、悪運?尽きて詐欺で逮捕。更なる不運、釈放日の前日に隠してる50ポンド札が換金しないと無効になってしまう…頼りはジョージー只一人。協力?結婚式をエスケープ、ウェディング・ドレスで現れる彼女。実は彼女もお金が必要なのですよ…


笑えますよ、このころはイギリス映画が元気 (※1996〜1997年あたりのイギリス映画→「トレインスポッティング(96)」「フルモンティ(97)」「普通じゃない(97)」等)でした、ディテールをたくさん気にしまくって、楽しんでください、荒唐無稽振りに笑えます
私は、ラスト辺りの手紙のシーンで、映画館で只一人、笑ってしまいましたが…あの日・あの時間の観客達は、あの手紙が何を意味してるのか解らなかったのだろうか?分かっていれば笑わずにはいられなかった思うんだが…?それとも、どうでも良かったのかな…
※シューティングフィッシュ→「樽の中の魚を撃つのは簡単だ」というアメリカのことわざ…現在「騙すのはチョロい」の意
(シネスイッチ銀座)
-1999format



シュガー・ラッシュ:オンライン      は、別ページとなります



 ジュピター/JUPITER ASCENDING 
[SF]
2015:アメリカ作品/2015.02日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ラナ&アンディ・ウォシャウスキー
出演:ミラ・クニスチャニング・テイタムショーン・ビーン
エディ・レッドメインタペンス・ミドルトンダグラス・ブース
ペ・ドゥナテリー・ギリアムジェイムズ・ダーシー/他
ウォシャウスキー姉弟のオリジナル・ストーリーによる最新作と聞いて興味津々!
だけど、映画館での予告CMがかからない、映画のチラシもなかなか入手できない
前日の夕刊にも広告は出されていない、なんか全然騒ぎにならない?
ダメなのかな〜?と言いつつ確認しに行ってきます!

STORYは…
偉業を成し遂げる宿命を持った星のもとに生まれたジュピター・ジョーンズ…現実は家政婦として働く日々
そんなある日、目を疑う襲撃者、突然現れた強靭な戦士に助けられるジュピター
自分が宇宙最大の王朝アブラサクス家の一族だと知らされる
彼女を救った戦士はケイン・ワイズ、狼のDNAを持つ、身分は最下層だが…戦闘にスバ抜けた能力、究極の戦士
アブラサクス家は…10万年もの永きに渡り不老の統治者として君臨してきた女王セラフィ・アブラサクスの死後
彼女が保有していた莫大な財産は、3人の子供達に受け継がれていた
長男のバレム、その妹のカリーク、末の弟タイタス、互いにライバル視、冷え切った関係
だがこの3人がどんなに張り合おうとも…ジュピターの真の力には並びようもない
なにしろ彼女の遺伝子配列は、セラフィ本人の正統な後継者であることを証明
ジュピターの存在が自分達の将来にどんな意味を持つか理解している3人、それぞれが独自の戦略を立てる
アブラサクスの産業を取り仕切る冷酷なバレム、母親の死によって得た巨万の富と権力を愉しみ始めたところに…
この苦々しい知らせを聞く、3人の中で最も失うものの多いバレム、ジュピターに死んでもらいたい
バレムのあからさまやり方と対照的なカリーク、新たに見つかった家族の一員に助言、親しくなる道を選ぶ
(バレムが雇った賞金稼ぎ達を…もっと良い条件抱き込んだカリーク)
彼女が本拠地にしている惑星の水に囲まれた静かな環境にジュピターを迎え入れる
そこで永遠に若さを保っているかに見えるカリーク…14,004歳
瓶詰の液体…人間100人分のエキス、事の重大さを理解するのに苦労するジュピター
タイタスのアプローチは独創的、ジュピターの捜索と連行にケインを地球に送り込んだのも彼
兄姉よりも先にジュピターを確保したかったタイタス、尊大な態度、甘やかされたプレイボーイ風の印象ながら…
その姿には激しい野心と計算し尽くされた思惑かが隠されていた
同時に一族の財産という、より大きな賭けに関して兄姉を出し抜こうとしている
彼にとって重要ななのは、ジュピターを生かしておくこと、取りあえず暫くの間…
動揺し、猜疑心に満ちたジュピターに明かされる衝撃の事実
人類の起源は地球にはなく、地球はその誕生が10億年以上前に遡る…遥かに大きな企業体と社会秩序の一部
他の多くの惑星と同様に「地球」はバレムが所有する資産
アブラサクス一族にとって…「地球人」は彼等のために栽培される作物、金になる収穫物
ジュピターにとって、衝撃の事実、全てをコントロールする鍵を握っているのが自分自身だという事実
不利な状況下…彼女が足を踏み出し、自分に生来備わっていた権利を主張するため、勇気を奮い起こさねば
それまで知る由もなかった王家の後継者としての身分
彼女は愛する家族、地球上の全ての人間のため、重過ぎるリスクと責任を背負わなければならなくなる
だがジュピターは独りではない、彼女にはケインがいる
彼はジュピターが何者かを知り、彼女を狙う者が目的を果たせばどうなるかを理解、彼女を守ることを心に誓う
ジュピターとケイン、身分違いのため決して結ばれない運命の2人が人類の危機に立ち向かう…

なんだろう、この映画、綺麗さ重視?ダラダラした内容で全然頭に入ってこない!?
内容も映像的にも、目新しさは何もない感じ、複雑にしようとして無駄にゴチャゴチャ?
しかもメリハリないので眠たいったらありゃしない…なんか滅茶苦茶勿体ない感じ
ウォシャウスキー姉弟も新たな時代を築けなかったか…
平たい展開?繰り返し?何だかな〜!パンフのストーリーもシッカリしてないもので…
久々に後半のストーリー放棄します
公開初日の第1回(10:00)、292席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN8)
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 ジュマンジ/JUMANJI 
[COMEDY&ADVENTURE]
1995:アメリカ作品/1996.03日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:ジョー・ジョンストン
CAST-1:ロビン・ウィリアムズボニー・ハントキルスティン・ダンストブラッドリー・ピアース
     ベベ・ニューワース
CAST-2:ジョナサン・ハイドデヴィッド・アラン・グリアアダム・ハン=ピアード
     ローラ・ベル・バンディ
CAST-3:ジェームズ・ハンディパトリシア・クラークソン/他
工事現場から出てきた出自・由来不明のゲーム盤を巡るコメディというかアドベンチャー的映画、SFXを駆使しかなりリアルな動物達が街中を駆け巡る(パニック映画?)、猿はチョット苦しいけど…

STORYは…
1869年、木箱を埋めている少年達、太鼓の音… 1969年、製靴工場の一人息子アラン、いじめられッ子、厳格な父、寄宿舎のある学校へ…家から追出される!?工場拡張の工事現場、太鼓の音、埋まっていた木箱を持ち帰ったアラン、ジュマンジと書かれたゲーム盤、両親の留守、遊びに来た彼女サラとゲーム…ダイスの数だけ勝手に動くコマ、浮き出る文章…現実化、そしてアランはゲーム盤のジャングルに吸い込まれる、戻ってくるには誰かが「5」か「8」を出すこと…しかし、サラは恐怖から逃げだしてしまった…


こういう映像も撮れるぞ、ともかくやってみたかった…的な映画(それが悪いというわけではない…それなくして進歩はないわけだから)、まあこの映画に関しては、映像とSFXが「主」、ストーリーは「従」、足して2で割って普通の映画といったところ、そこそこに面白い、日本映画なら、このゲーム盤が存在する理由を延々とやるのだろうが…さすがアメリカ映画、そんなものふっ飛ばして、有る物は有るんだからで強引に展開、後はSFXショー、でも、もしも由来ををやるとしたら…どうやる?アメリカでは中世の魔法使いを出すわけにもいかず、インディアンだとすれば「アフリカのジャングル」はありえない…やはり、あるものはあるんだからしょうがないじゃないか…ってことになるか!
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ジュラシック・ワールド    は、別ページとなります



 女王陛下のお気に入り 
[HISTORY?]
2019 アカデミー賞[主演女優賞]:オリヴィア・コールマン
2019 ゴールデングローブ賞[主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)]:オリヴィア・コールマン 
2018:アイルランド、イギリス、アメリカ作品/2019.02:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:オリヴィア・コールマンエマ・ストーンレイチェル・ワイズ
ニコラス・ホルトマーク・ゲイティスジェームズ・スミスジョー・アルウィン/他
ゴールデングローブ賞でオリヴィア・コールマンが主演女優賞を受賞!
アカデミー賞でも9部門で10個のノミネート!
(作品賞・監督賞・主演女優賞・助演女優賞×2、美術賞、衣装デザイン賞…他)
これは観ておかねばなりませんね!
特に、エマ・ストーンとレイチェル・ワイズに期待!
そして監督は「ロブスター」のヨルゴス・ランティモス!一体何を観せてくれるのか?
ということで…

STORYは…
その日のアン女王はご機嫌うるわしく、幼馴染の女官長レディ・サラと勝利を祝っていた
時は18世紀初頭、アン女王が統治するイングランド、ルイ14世のフランスと戦争中
サラの夫であるモールバラ卿率いる軍が、大勝利!
アン女王を意のままに操るサラ、絶大なる権力で取り仕切る宮廷に…
サラの従姉妹と名乗るアビゲイルが現れる
上流階級から没落(父の失敗)して生活に困窮(ドイツで娼婦同然の生活)したサラの頼み込み
召使いとして宮廷に雇ってもらう
ある日、痛風に苦しむアン女王のため、アビゲイルは森で摘んできた薬草で軟膏を作ると…
夜中に女王の寝室に忍び込み、女王の足に塗る!
それを見つけたサラ、ムチ打ち刑を命じるが…痛みが引いたと女王
逆に、アビゲイルを侍女に昇格させる
イングランド議会、戦争推進派のボイッグ党と終結派のトーリー党の2大政党が対立
夫モールバラ卿がイングランド軍を率いるサラ、ボイッグ党を支持
戦費のために増税の法案を通すようにアン女王に迫る
反対するトーリー党のハーリー、フランスとの講和を訴えるも…
体調不良のアン女王の代理を務めるサラが強引に…「戦争継続」を!
舞踏会の夜、図書館に忍び込んでいたアビゲイル(読書好き)
舞踏会を抜け出してきたアン女王とサラの…友情以上の関係を目撃してしまう
国を動かす2人の最も近いところにいるアビゲイルに目を付けたハーリー
情報を流すようにアビゲイルに迫る、自分の窮地を救ってくれたサラを裏切れないと断る
サラに報告するが…「双方と手を組む気か」と探られる、空砲で脅される
サラが議会に出席している間、アン女王の相手を命じられるアビゲイル
女王は「国家の仕事より私を優先するべき」と駄々をこねる
アビゲイルは女王の亡くなった17人の子供代わりの17匹のウサギを可愛がり…取り入ることに成功
徐々に女王の信頼を勝ち取っていくアビゲイル、女王のお守役を務める機会が増えていく
いつもストレートな物言いのサラに拗ねていた女王だが…
「陛下は美しい」「私が男だったら…」と甘い言葉&従順なアビゲイルにこころを許していく
危機感を抱いたサラ、アビゲイルを侍女の任から解こうと…強行実行
ところが、アビゲイルの芝居!彼女にご執心な女王は…寝室付き女官に任命!
時にサラと、時にアビゲイルと甘い時間を過ごし…“お気に入り”の嫉妬心を煽る女王
「愛されたいの!私を取り合うなんて最高」と喜ぶ
議会ではトーリー党が激しく抵抗、増税を食い止めている
女官長就任以来、初めて権力に陰りが見えてきたサラ
今度は女王との関係を揺るがす大きな危機が訪れる
いつの間にか野心を目覚めさせたアビゲイルの思いがけない行動だった…


あれっ?何かあったか?というくらいシンプルなストーリーですが
2時間、観入ってしまいました!
あれ?もう終わり?もっと観ていられたのに!
あまりのあっさりさに、始めは「まあ普通」かなと思ったんだけど…
時間が経つにつれ、HP投入作業を進めるにつれ、何か評価が高くなってきました
オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ
この3人凄すぎでした!
権力に擦り寄る女性2人、互いを戦わせる女王
時に激しく暴力的に、時に静かにしたたかに…戦いが繰り広げられる
なんだな、権力に取り入るにはまず動物(もしくは子供)からか?
あとは体を張るか…いつの時代でも一緒か
さあ、アカデミー賞、一体いくつの賞を取るのでしょう?
結構、強敵ぞろいですからね!
しかし、249人キャパの劇場に、公開2日目初回で80人(3割3分)の入り!ちょっと不安がよぎる!
左隣の方は、ずーっとイビキかいて寝てました、大丈夫かな?
ちなみに原題の「THE FAVOURITE」は、「お気に入り」のこと…そのままでした!
話は変わるが…
TOHOシネマズ六本木ヒルズの2階だが…
後からMX4D劇場を作ったためか、隣のスクリーンまで揺れる揺れる!
右隣のおば様2人組は地震だ!地震だ!と騒ぐ始末!どうにかならぬものか?
(流石に何度も揺れるうちに、黙りましたが…)
公開2日目の第1回(10:30)、249席の映画館で80人程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN9)
2011.09format



JOKER    は、別ページとなります



 ショコラ/CHOCOLAT 
[HUMAN DRAMA]
2000:アメリカ作品/2001.04日本公開(アスミック・エース/松竹)
監督:ラッセ・ハルストレム
CAST-1:ジュリエット・ビノシュヴィクトワール・ティヴィソルジョニー・デップ
     アルフレッド・モリーナジュディ・デンチレナ・オリンキャリー=アン・モス
CAST-2:オーレリアン・ペアレント=ケーニングピーター・ストーメアジョン・ウッド
     レスリー・キャロン
CAST-3:ロン・クック/他
北風に追われるように放浪の旅を繰り返すヴィアンヌ母娘、その経験から人間を見抜く能力が養われているよう…、オセッカイ、アイテムはチョコレート、北風と共に現れた母娘が全ての問題を運び去ってしまう、本当は自分達も幸せになりたい…

STORYは…
フランスのとある小さな村、世襲で村を治めているレノ伯爵、伝統と規律、静かな生活…実は排他的、規律を外したものを疎外、問題に巻き込まれる事を嫌う(見て見ぬふり)… ある吹雪の日、北風と共に現れた母娘、貸店舗、日曜礼拝への誘いに現れたレノ伯爵、断りの言葉に”ムッ!”、開店準備に奔走するヴィアンヌ(母の代からの放浪の民)、チョコの効用を伝えるために転々、そんな生活から”彼女にしか見えないカンガルー(唯一の友達)”を飼う娘アヌーク…  村の「断食期」にオープンしたチョコレート・ショップ、興味津々の村人、お客の好みを当てる能力…倦怠期の夫婦に愛の復活、老女に恋する紳士の15年間の思いを伝える手助け、唐辛子入りホット・チョコレートで偏屈大家アルマンドも少しずつヴィアンヌ達に打ち解けていく…悩み、厳格なクリスチャンの娘カロリーヌ(未亡人)が孫リュックに合わせてくれないこと…孫との接触、ある人の肖像画を依頼…対面、楽しい時間、夫の暴力によるストレスで万引きを繰返すジョセフィーヌ…助けの手、友人関係、ある日の暴力を期にヴィアンヌの元へ…、セルジュの依頼で現れたレノ伯爵、ジョセフィーヌのアザだらけの顔に黙って帰って行く…、実はレノ伯爵にも人に言えない悩み…厳格過ぎて逃げてしまった妻(表向きは長期旅行中)…、少しづつ増える客、彼女&チョコレートで解決して行く問題…抑圧から開放されていく村人、厳格をモットウとするレノ伯爵…ショップへの立入禁止!神の教えでセルジュを更正させようと躍起…、レノの信奉者カロリーヌも独自の協力、息子がチョコレート・ショップで祖母に会っている現場を発見、出入禁止、彼女から聞かされた事実、糖尿病だったアルマンド、療養施設入りを拒んでいた…新たな火種…村の河岸に停泊したジプシーの一団、リーダのルーに惹かれるヴィアンヌ、店への招待、レノ伯爵による余所者弾圧、ヴィアンヌにも冷たくなる村人、娘もイジメの対象、弱音を吐くヴィアンヌ、叱咤するアルマンド…療養施設行きを約束のうえ、自分の誕生パーティーを依頼する…


想像以上に良い映画でした、放浪の民ヴィアンヌ、その経験から人間を見抜く能力が養われているよう…、オセッカイ、アイテムはチョコレート、問題解決…魔法のように、本当に彼女は魔女なのかもしれない、北風と共に現れた母娘が全ての問題を運び去ってしまう、そして反感も買いながら…自身が北風に追われるように去っていく…、自分達母娘も幸せになりたいのに…北風に運ばれてしまう、定住に対する恐怖?決心が必要、自分自身を縛り付けていたもの全てを北風に流してしまったとき、彼女達の元にも幸せが…
この手の映画はあまり見ないのですが…何か引っ掛るモノがあって…、でっ…なかなか良いではないかと思うしだい、どうでもよいことだが…ちなみに私は「甘い物」があまり好きではない…
GW中の朝一番、10:30a.m.からの回で、1/3位の入りでしたが、次の回は…階段に長蛇の列(渋谷松竹セントラル)
2000-2009format



 ジョジョ・ラビット 
[DRAMA]
2020アカデミー賞[脚色賞]
2019:アメリカ作品/2020.02:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:タイカ・ワイティティ
出演:ローマン・グリフィン・デイヴィススカーレット・ヨハンソントーマシン・マッケンジー
タイカ・ワイティティアーチー・イェーツ
サム・ロックウェルレベル・ウィルソンアルフィー・アレンスティーブン・マーチャント/他
第二次世界大戦中のドイツ
何もわからずに、ヒトラーを妄信する少年ジョジョの物語なんだけど…
運動音痴で使い物にならない少年の家に…母が匿っていたユダヤ人少女!
母は何故に?
狭まりくる包囲網、少年はどう逃げ延びるのだろうか?
2019年公開映画が対象となるアカデミー賞にもノミネートされているので
まあ見ておこうかなと思いまして…

STORYは…
時は第二次世界大戦下のドイツ
10歳のジョジョは酷く緊張していた
今日から青少年集団ヒトラーユーゲントの合宿に参加するのだが
空想上の友達アドルフに「僕には無理かも」と弱音を吐いてしまう
「お前はひ弱で人気もない、だがナチスへの忠誠心はピカイチだ」と励ますアドルフ
気を取り直して家を出るジョジョ
彼らを待っていたのは、戦いで片目を失ったクレンツェンドルフ大尉や教官ミス・ラームらによる…
ハードな戦闘訓練、1日目でヘトヘトのジョジョ
唯一の実在の友達で、気の良いヨーキーとテントで眠りにつく
ところが2日目
命令通りウサギを殺せなかったジョジョ
教官から父親と同じ臆病者と馬鹿にする
(2年間音沙汰のない父親、脱走したと決めつけられていた)
“ジョジョ・ラビット”なる不名誉なあだ名を付けられる
森の中に逃げ出して泣いていたジョジョ、アドルフの激励
元気を取り戻したジョジョ、張り切って手榴弾の投擲訓練に飛び込むが…失敗、大怪我
ジョジョのたった一人の家族で勇敢な母親ロージーがユーゲントの事務局へ抗議にに行き…
ジョジョはケガが完治するまで大尉の指導の下、身体に無理のない奉仕活動を行うことになる
その日、帰宅したジョジョ、亡くなった姉インゲの部屋で隠し扉を発見
中にはユダヤ人少女が匿われていた
ロージーに招かれたという彼女の名はエルサ、驚くジョジョ!
「通報すれば?あんたとお母さんも協力者だと言うわ!全員死刑よ」と脅す
予測不能の事態にパニックに陥るジョジョだったが
考え抜いた末にエルサに「ユダヤ人の秘密を全部話す」ことを条件を呑めば
住み続けていいと持ち掛ける
エルサをリサーチして、ユダヤ人を
壊滅するための本を書くことを思いついたのだ
その日から、エルサによるジョジョへの“ユダヤ人講義”が始まった
エルサは聡明で教養とユーモアに溢れ機転も利き…
母に内緒で彼女と交流を続けるジョジョ
次第にエルサの話と彼女自身に惹かれていく
更にはユダヤ人は下等な悪魔だというヒトラーユーゲントの教えが…事実と異なることに気づく
そんな中、秘密警察のディエルツ大尉が部下を引き連れて…
突如ジョジョの家の“家宅捜査”に訪れる
ロージーの反ナチス運動が知られたか?それともエルサの存在を何者かに通報されたのか?
緊迫した空気の中、エルサが堂々と現れて、ジョジョの亡き姉インゲに成りすます
その場はなんとか逃げ切るが、事態は思わぬ方向へ!
大戦が最終局面を迎えるなか、新たに生まれたジョジョとエルサの絆の行方は?


このホームぺージを打ち始めた途端、スマホにポップアップの速報!
「アカデミー賞は韓国映画『パラサイト』が受賞」だそうだ!
外国映画賞枠ではなく、本選の方でアジア映画が受賞したのは凄い!
ちなみに、私が読んでいる評価サイトでは賛否両論
「後半がね〜!?」という意見が多くて、こちらはパスするつもりでいました!
2月後半以降に観る映画には「ラインナップ」に入っていない
あっ!?私は何を書いているのだろう?「ジョジョ・ラビット」であつた!
最初は観る気満々だったのが、情報が入るに従い、私の観たいランキングの下位の方へ
なんとしてもこれが観たいという映画がなかっただけ
その中で、唯一楽しめそうなのと、観に行く時間の調整がついたのが「ジョジョ・ラビット」
(まあ「パラサイト」は全く頭に無かったな…)
映画初出演のジョジョ少年のローマン・グリフィン・デイヴィスが子役のわりにいい感じだし
妄想上のアドルフのタイカ・ウィンティティが間抜けそうで笑える
そんで強気の母、スカーレット・ヨハンソン…もうチョット頑張って欲しかったな
まだ、アカデミー賞の作品賞の結果しか見えていないのだが
多分、これは何も取れない気がしてきたな!(脚色賞だけか…)
公開23日目の第1回(10:10)、225席の映画館で3〜4割程度の入り(TOHOシネマズシャン手 SCREEN1)
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ジョン・ウィック    は、別ページとなります



 シンクロナイズド・モンスター 
/SYNCHRONIZED MONSTER/COLOSSAL
[COMEDY & MONSTER]
2016:カナダ作品/2017.11:日本公開(アルバトロス・フィルム)
監督:ナチョ・ヴィガロンド   製作総指揮:ナチョ・ヴィガロンドアン・ハサウェイ/他
出演:アン・ハサウェイジェイソン・サダイキスオースティン・ストウェルティム・ブレイク・ネルソン
ダン・スティーヴンス/他
あのアン・ハサウェイがダメウーマンにして、ソウルに現れる怪獣とシンクロしちゃう
なんていう設定だ!
これははだいぶ前からチェック入れていた映画です
今日は金曜日のため「TCGカード」提示で1000円で観られます
ラッキーですね!

STORYは…
憧れのニューヨークでライターとして働いていたグロリア
会社からリストラされてから職探しもせず毎晩飲み歩き、朝帰りを繰り返す毎日
ついに同棲中の彼氏ティムにも愛想を尽かされ…家を追い出されてしまう
家も仕事も彼氏も失ったグロリア、向かった先は…生まれ故郷の田舎町、もぬけの殻の家
マットレス購入、ふらふらと何もない町を歩いていると…小学校時代の同級生オスカーとバッタリ出会う
町を出て都会に移り住んだグロリア、ずっとこの町で暮らし亡き父親のバーを継いだオスカー、はずむ会話
空き家で一人暮らしを始めるグロリアの手助けをするオスカー
更にはオスカーに誘われてバーて働くことに…しかし相変わらず減らない酒量、飛んでる記憶
そんな中、世界中を賑わす衝撃のニュース、韓国のソウルに大怪獣出現!逃げ惑う人々の映像、NATO軍派遣
しかし、たったひとりグロリアだけが違和感!
TVに映る怪獣が頭を掻いている…その動作がグロリアの癖とそっくり
さらに怪獣が何かを担いで歩く様…今朝グロリアが荷物を持って歩いた姿そのもの
まさか?公園近隣とソウルの地形を比較、面積に違いはあれど多くの共通点
公園こそ怪獣がソウルに出現した場所に位置していた
半信半疑、試しに公園で様々なポーズをとってみる
その後ニュースで報じられる怪獣の映像、グロリアと同じポーズ
原因は不明だが、公園のグロリアとソウルの怪獣は完全にシンクロ!この衝撃的な事実に舞い上がるグロリア
オスカーとバーの常連客達を連れ出して公園へ、ソウルのライブ映像を中継させながら…
公園に降り立つグロリア、時を同じくソウルに現れる怪獣、グロリアがダンス、怪獣も踊り出す
怪獣がミサイル攻撃を受けると、グロリアもちょっと痛がっている、オスカー達も驚き
酔っ払って調子に乗ったグロリアが転倒、当然怪獣も転倒…逃げ遅れた市民が下敷きになる
多くの犠牲者を出したことに落ち込むグロリアだが、世間の注目は新たな存在…怪獣と共に現れた巨大ロボット
ロボットはオスカーが公園に立ち入った時に出現
グロリア同様、オスカーとシンクロしている巨大ロボット、なぜグロリアとオスカーだけ?
グロリアは犠牲者への謝罪の意を伝えるたため、再び公園に降り立ち、地面にハングル文字で謝罪文
怪獣が地面に書く謝罪文、これを受けた多くの人々が避難所から自宅へと戻る、怪獣騒動は一旦収束?
その夜、気分も晴れたグロリア、バーの常連客ジョエルを誘い、甘い一夜を過ごす
しかしグロリアが目を覚ますと、ロボットがソウルで暴れている映像
驚いたグロリア、ジョエルと共に公園へ!そこには酔っ払って…ふざけて暴れるオスカーの姿
公園に降り立つグロリア、オスカーの連れ戻し、拒絶するオスカー、ビンタ!巨大ロボットをビンタする怪獣
我に返るオスカー、公園を出る
しかし、その日からオスカーのグロリアに対する態度が急変する…
ジョエルとの関係に嫉妬してか?それとも別の理由からか?バーの常連客にも当たり散らすオスカー
翌朝再び公園に向かうオスカー、追いかけたグロリアも公園に降り立つ
ソウルで再び怪獣とロボットが相まみえる
田舎町の公園の喧嘩が、ソウルでは世紀の大決戦の火蓋が切って落とされる…


うーん、評価、悩むな〜
アン・ハサウェイでなければ、ボロボロじゃないかい?
宣伝文句「職ナシ、家ナシ、彼氏ナシ。世界の運命は、酔っ払いのダメウーマンに託された?!」は大袈裟
コメディにしては笑いは僅か(シンクロ確認とミサイル、お詫びのシーン位)、モンスターの出番もチョットだけ
せっかくの飛び道具的な大仕掛けなんだから、もっと派手にコミカルに使って欲しかったし
シンクロ・モンスターもっと見せて欲しかったな、でも人間ドラマなのかな?
この映画が恋愛ものだとしても…中途半端だな
もしかして、やっぱりダメウーマンを演じる変なアン・ハサウェイを楽しむ映画?ってことかね
そうそうアン・ハサウェイだが、製作総指揮にも名を連ねているんだけど?
彼女が目指したものは何だろうか?
えっ!?「最も自分らしいキャラクター」?そうだったの?
なんか1000円だから、まあこんなもんかなで済んでいる感じもするが、如何か?
ちなみに原題は「COLOSSAL」は「巨大な」である
まあ「シンクロナイズド・モンスター」でいいかな
公開初日の第1回(14:50)、173席の映画館で8〜9割程度の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター2)
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シン・シティ    は、別ページとなります



 人生スイッチ/RELATOS SALVAJES 
[COMEDY]
2014:アルゼンチン/スペイン作品/2015.07日本公開(GAGA)
監督:ダミアン・ジフロン
初のアルゼンチン映画、どんなにブラックなコメディなんだろう
興味津々です
第1話:おかえし
CAST:マリア・マルルダリオ・グランディネッティ/他

仕事の依頼、指定された飛行機に乗ったファッションモデルのイザベル
話しかけてきた隣の男サルガード、彼女の元カレ“パステルナーク”のことを知っていた
彼の名を口にした途端「小学校の教え子だった」「同級生だ」「元部下だ」…乗客全員が彼と関わりがあると判明
しかも、みんな彼にひどい仕打ちをしていた、息をのみ顔を見合わせる乗客達
その時、CAが発した一言が機内の空気を凍らせる!


第2話:おもてなし
CAST:フリエタ・ジルベルベルグリタ・コルテセ/他

郊外のレストランでウェイトレスとして働く女、客もいない雨の日
父親を自殺に追いやり、母親を誘惑してきた高利貸しの男が店に現れる
そのことを料理人の女に打ち明ける、料理に「猫いらずを入れな」と物騒な提案(犯罪歴あり)
一度は止めたものの、男の傲慢な態度に恨みが激しく再燃、猫いらず入りと知りつつポテトフライを出す女
ところが男はピンピンしている
そこへ男の息子が来店、ポテトに手を…


第3話:エンスト
CAST:レオナルド・スバラーリャワルテル・ドナード/他

雄大な山に囲まれた一本道、新車で走り続ける男ディエゴ
前方を走るポンコツ車、ノロノロ運転の割には追い越しを邪魔する動き
ようやく抜き去るとき「トロいんだよ、田舎者!」の捨て台詞を吐く
ところが程なくして、まさかのパンク、使い慣れぬ工具、ロードサービスに電話するも、けんもほろろ
どうにかタイヤを取り換えていると、例のポンコツ車が追いついてくる
ディエゴは車の中に逃げ込むが…降りてきた運転手マリオはスパナで車をボコボコ、糞尿まみれに…
警察に電話するも間に合わず
満足して去って行こうとするマリオ、ありえない逆襲に出るディエゴ


第4話:ヒーローになるために
CAST:リカルド・ダリンナンシー・デュプラ/他

ほんの数秒でビルを爆破する解体職人の男シモン
仕事を終えて娘の誕生会のケーキを購入、駐車禁止区域外なのに車をレッカー移動されてしまう
レッカー代を請求する業者、どうにか車を取り戻すも渋滞に巻き込まれて誕生会に大幅遅刻
翌日、陸運局の窓口で駐車禁止区域外であることを訴えるが無視され…大暴れ
その姿を派手に(実名・会社名入りで)報道され…会社をクビに!
日頃から家庭を顧みない夫に腹を立てていた妻ビクトリアから離婚を言い渡される、親権の争奪戦
職探しで停めていた車を再びレッカー移動されたシモン
一か八かの計画を思いつく…


第5話:愚息
CAST:オスカル・マルティネスオスマル・ヌニェスマリア・オネット/他

瀟洒な屋敷に暮らす裕福な男マウリシオ
ある朝、息子が酒を飲んだ帰りに運転、妊婦を轢いてしまう
TVをつけると、既に悪質なひき逃げ事件だと報道、妊婦は死亡
顧問弁護士に相談、使用人に50万ドルで身代わりになってもらうことに
ところが検察官には直ぐにバレ、100万ドルで買収
交渉役の弁護士は特別報酬として50万ドルを要求
使用人は追加でマンションを
検察官は必要経費を上乗せしろと要求
キレるマウリシオ、息子に「自首しろ!」と叫ぶ
そこから金の亡者達のとんでもない交渉が始まる


第6話:HAPPY WEDDING
CAST:エリカ・リヴァスディエゴ・ジェンティーレ/他

盛大な結婚式の最中、花婿アリエルが招待した同僚が浮気相手だと気付く花嫁ロミーナ
ショックのあまり泣きながら屋上へ、休憩していたシェフに慰められ、コトに及んでいるところに…
アリエルが探しに来る、開き直ったロミーナ、「全財産はぎ取ってやる!」と恫喝して会場へ戻る
帰ろうとする浮気相手を引き留め、一緒に踊り始めたロミーナ、彼女に恐るべき復讐を果たす
ロミーナが断固としてやり通した式の終わりには、まさかの結末が待っていた…


いや〜笑わせていただきました、アルゼンチン映画恐るべし(笑)
初っ端の「おかえし」で完全にやられましたね!
飛行機1機の登場者が全員パステルナークの関係者と分かるくだりは笑えるし、ラストはね…
そして次々と繰り出されるブラックなコメディ
「おもてなし」「エンスト」のそこまでやるかの恐怖と笑い
「ヒーローになるために」の破壊っぷりの良さ、こいつはなかなか面白い
「愚息」の欲望丸出しとキレ具合
「HAPPY WEDDING」の開き直り
ともかく、やられたらやりかえすのだな、時に血を見るまでね…そして笑っちゃうんだよね
ちなみに、この作品は2014年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品だそうです
公開初日の第2回(14:25)、207席の映画館で4割程度の入り(シネマライズ(渋谷))
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 シンプル・シモン/I rymden finns inga kanslor 
[COMEDY]
2010:スウェーデン作品/2014.05日本公開(フリッカポイカ)
監督:アンドレアス・エーマン
出演:ビル・スカルスガルドマルティン・ヴァルストレムセシリア・フォルスソフィー・ハミルトン
ロッタ・テイレイングマール・ヴィルタ
マッツ・クヴィストレムクリストッフェル・ベルイルンドスサンネ・ソーソンジミ・エドルンド
ペール・アンデション
リンダ・スコーグペトラ・ニィランデルサンネ・ミカエルスドッテルシリ・ヨットン・ワグネル/他
最近、単館系ミニシアターに足繁く通っている中で気になって仕方なかった映画の1つ
というか…是非観たいと思った映画
アスペルガーという病気を陽気に扱ったコメディ映画…日本じゃ作れない映画の領域
でも陽気に面白そうなCMに触手が伸びてしまいました!観るぞ観るぞ観に行くぞ〜です!
ちなみにアスペルガーとは、まだ詳しく系統立てた説明が付かない病気のようだが
大雑把には「興味・コミュニケーションについて、特異性が認められる広汎性発達障害」のようである
そんな彼が兄の愛について真剣に考え始めた結果、発生する珍騒動なのだ!

STORYは…
「宇宙が好きだ、感情が無い宇宙には誤解も混乱もないから」
18歳のシモン、アスペルガー症候群、他人の感情が理解できず、触られることを嫌い、自分だけのルール
気に入らないことがあれば…宇宙船に見立てたドラム缶に籠り、想像の宇宙へと飛び立ってしまう!
両親さえ持て余すシモンを唯一理解しているのが兄のサムだったのだが…
彼女との生活のため、新居のリフォーム中のサムと彼女フリーダの元に…母からSOS!
教えたとおりの滞欧をしなかったため…深宇宙に行ってしまったシモン
見かねたサムが…ドラム缶ごとシモンを新居に連れ帰ると…フリーダを説得
「僕に君が必要なように、シモンには僕が必要なんだ…」
始まった3人の生活、自分のペースを秒単位で守るシモン、曜日で決まる食事・行動、イレギュラーなし!
(同じシャワータイム…フリーダが使ってても、毎週観る同じSF映画…フリーダは恋愛ものが観たい!)
(約束の時間にバスケ、手伝いになっていない皿洗い…投げ込むだけ)
(兄に送っていってもらって成立する公園の清掃仕事)(毎朝同じ角で8時55分に衝突する女性…触るな!)
(ダーツ好きの上司、同じような症状の仲間)
イレギュラーを容認しないシモン、あっという間の破綻、出て行ってしまうフリーダ
失恋して落ち込むサム、シモンのルールに付き合う余裕をなくしてしまう
生活のペースが乱れることに不安を抱いたシモン、フリーダに戻ってきてくれるよう依頼、アッサリ断わられる!
「彼女が戻らないなら、科学的に完璧な相手を探さなきゃ!弟の僕なら分析できる!」
危機感を募らせたシモン、サムと同じ趣味を持つ「科学的に完璧なサムの恋人」さえいれば…元の生活に戻れる
シモン流にサムの好き嫌いを分析して集めた13の質問
必死の思いで…道行く女性に片っ端から質問、サムの恋人探しを始める!
サムに提示されたアンケート結果、お勧めの女性
そんなシモンに「人は違うから惹かれあうんだ、磁石と同じさ、方程式はいらない、自然に任せればいい」…と
それを聞いて間違いに気づくシモン、毎朝街角でぶつかる女性イェニファーを思い出す
彼女は質問でサムとことごとく好き嫌いが逆だった!しかもシモンがアスペルガーであることを気にしていない!
彼女とサムが恋に落ちれば、全てが上手くいくに違いないと思うシモン
いつもの午前8時55分、いつもの交差点に突き進むシモン!


今、仕事が辛い、本当に辛い内容である…こんな時こそコメディ映画だ!
楽しみにし上映時間を調べたり、混雑状況を映画館に電話していたら…
妻が一緒に行こうかなだと、えっ?この映画ででか?99%躊躇、思いとどまるよう説得したが…
その後行く予定のバーが、元々妻の行きつけだった店、断れず…大丈夫か心配!
GW中、先週は大混雑だったらしいので、早目に行って2席を確保
ミニシアター系だけど「夫婦50割」は適用されますか?と尋ねたらOK…1200円/人で観られました
さて内容はバレバレのコメディ映画ですので詳しく書いても仕方がありませんが…
兄のために必死に彼女探し(自分のことも認めてくれる)する弟
物理分野とSF映画に特化した興味、だけどコミュニケーションが築けない!他者理解が不得意…
でも笑っちゃうような奇蹟は起きるのだ!いいね〜結果は分かってても、心温まるね!
しかも彼女は宇宙のように心が広い美人なのだ!
ラストなんて、突っ込みたくなるほど応援しちゃたりなんかしてね!
妻も面白かったと言ってくれてホッとしました…
公開15日目の第3回(15:25)、144席の映画館で7割程度の入り(ユーロスペース2(渋谷))
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新Mr.BOO!アヒルの警備保障    は、別ページとなります



 シン・レッド・ライン/THIN RED LINE 
[WORLD WAR U]
1998:アメリカ作品/1999.04日本公開(松竹富士/パイオニアLDC)
監督:テレンス・マリック
CAST-1:ショーン・ペンジム・カヴィーゼルベン・チャップリンエイドリアン・ブロディ
     ジョン・キューザックウディ・ハレルソンイライアス・コティーズニック・ノルティ
     ジョン・C・ライリー
CAST-2:ジョージ・クルーニージョン・サヴェージジャレッド・レトミランダ・オットー
     ダッシュ・ミホクジョン・トラヴォルタ光石研前原一輝信太昌之ミッキー・ローク
CAST-3:マット・ドーランカーク・アセヴェドティム・ブレイク・ネルソンランダル・ダク・キム
     ニック・スタールマーク・ボーン・Jr.ゴードン・マクドナルドトーマス・ジェーン/他
1974年「バッドランズ」、1978年「天国の日々」を監督し、その後20年の長きに渡り沈黙を守っていた伝説の映画監督テレンス・マリックの20年ぶり3作目の監督作品です

STORYは…
延々と続く、平和描写(原住民の生活と遊ぶ子供達)と(眠りを誘う)ナレーション。遊ぶ米兵。第2次世界大戦、ガダルカナル島上陸。島内ですすむ戦闘。日本軍の反撃。死体を乗り越えての前進。日本軍拠点となる高地制圧のため、前進命令。出世のため、名誉のため、部下を守るため、妻の思いでを救いに、いやいや、冷静に、既に狂乱の中、作戦は成功に。一時の休息、さらなる前進。ジャングルでの戦闘。島の生活を愛する主人公?は囮となり本隊を守ることを…銃の墓標。前進。全編に、ちりばめられた、大自然、心象風景、故郷への思い…

シン・レッド・ライン…正気と狂気の(赤い)境界、戦場で精神的バランスが取れるか?という面では良く出来ている映画でしょう
戦闘シーンも現実的だし、メッセージとしての平和や戦闘のない大自然の描写は分かります、しかしこれが異様に長い、しかも、全編にボソボソと続く催眠術のようなナレーション、老人の昔話を正座の状態で延々と聞かされているような映画でした、あと30分カットすれば良かったのに…、また出てくる日本人が…どこの国の人だかわからない日本人でなかったのはいいが、同じセリフの繰り返しに苦笑…、まあデートには不向きでしょう、何か引っかかるものがある人はどうぞ(ちなみに私はテレンス・マリックと出演を志願したという豪華俳優達)、ちょっと見てみようかな位の気持ちだったら…止めておいた方が無難でしょう、それから椅子の悪い映画館は避けた方が良いでしょうね…なにせ下記の映画館の椅子でも辛いんだから
(新宿ミラノ座)
-1999format