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 ジーパーズ・クリーパーズ/JEEPERS CREEPERS 
[HORROR]
2001:アメリカ作品/2002.02日本公開(GAGA-HUMAX)
監督:ヴィクター・サルヴァ     製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ
CAST-1:ジーナ・フィリップスジャスティン・ロングパトリシア・ベルチャーアイリーン・ブレナン
     ジョナサン・ブレック/他
フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮のもと若手監督に撮らせたホラー映画、予告CMに惹かれて見に行ったが… 内容は「なんだこれは?」状態のうえ、事件のキーになる言葉等が全く字幕に出てこない不可解な映画

STORYは…
春休み、帰省のロング・ドライブ、大学生の姉トリッシュと弟ダリー、バカ話とゲーム、延々と続く田舎道… 後方に異様なトラック、神経を逆撫でるように響くクラクション、抜くでもなく2人の車を煽り続け、必死の運転の末、抜かさせることに成功、猛スピードで去って行くトラック、ナンバープレートは「BEATINGU(殴るぞ)」… 恐怖から一旦は立ち直った2人、思い出した20年以上前の事件、2人が通った高校の生徒ケニーとダーラ、ドライブ中にこの道で行方不明になったこと、前方に久しぶりの建物、あのトラック、木々の間に黒い影の大男、布に包まれた”何か”を(地面から突き出た巨大)排水パイプに投げ入れている… 恐怖からスピードアップ、気付かれていた?追ってくるトラック、鳴り響くクラクション、繰返す接触(追突)、コントロールを失い道路から弾かれ急停止、走り去るトラック… 一体何?例の排水パイプを調べるべきだとダリー、もし赤いシミの付いた布の中が人間だとしたら…まだ生きていて救いを求めていたとしたら…と、渋々了解するトリッシュ、Uターン、教会の廃屋、カラスの群れ、件のパイプから”うめき声”、パイプ内に乗り出すダリー、ネズミ、暴れるダリー、掴んでいた足を離してしまったトリッシュ、落下、暗闇の中に血の滲むシーツの包みが動く、開けられたシーツ、無残な傷、息絶える少年、周りにも同じ様なシーツの包み… 外を見張るようトリッシュに命令、出口を探すダリー、乱雑に置かれた机、道具、瓶… 壁中に縫い付けられたバラバラ死体、ケニーとダーリと思われる死体も…


フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮のホラー映画、監督の名前は何処?パンフを探してもヴィクター・サルヴァに関する記述は僅か…あとはコッポラ、コッポラ、コッポラ…、で、その映画自体は空振り状態でした…映画の予告が面白そうだったので見に行ったのですが… 出だし(予告編で使われた部分)はまあ良いとして、途中からナンダカな状態に突入、シラケ気味…いろんな映画のストーリー、設定、手法を継ぎ接ぎ、製作サイド自体が収拾をつけられなかった?期待しては外され、構えて待てば脱力、何か深遠なものが隠されているのではと解読を試みるも…?(こんなことなら「WASABI」をあとに見るんだった)、また、ジーパーズ・クリーパースという曲がヒントになるということになっていますが、字幕に歌詞は出ない(パンフにも記載無し)、必死になって聞き取ろうとしましたが、ラジオや電話越しに曲が掛るので、私の耳には辛い状況です(半分も聞き取れなかった)…で、それがどうつながるのかといったところです、また他にも謎の提示はありますが、最後まで謎は謎のままです、そもそも映画の中では「23年毎に23日間出現する」など触れられていないし… もう何が何だかの状態です、 また、エンディング&エンド・ロール後の一瞬の映像は”続編”を示唆しているのだろうか?もしあった場合、果たして私は見に行くのだろうか…(謎が解けるなら?)…調べていたらやはり”2”がありました(公開年不明) ちなみに公開2日目・第2回、映画館はガラガラ状態…打切りも早そう、見たい人は急げ…
どうでもいいことですが、WASABIを見て隣の映画館に飛込んで即上映開始という綱渡りでした、また、当日はもう一つの予定があり、昼食の時間を3時位になるよう設定してました、前から行きたかったラーメン屋(いつも長蛇の列)…比較的3時位がすいていると…確かに列はいつもより短かったので並びましたが、席につくまで1時間15分を要してしまいました、食べてみれば、なるほど人気の理由も分かる気が…(でもチョット高い)、今度前を通ったときに列が短ければ、また食べに行ってもいいかなと思い、多少幸せな感じでしたが…帰りの電車の中…ホームページに“ジーパーズ・クリーパーズ”のことを書くことを思い凹んでしまった
(新宿東急)
2000-2009format



ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2   ( 2004.05 )