行・ 作品・海外






 ヴァレリアン/千の惑星の救世主 
[SF]
2017:アメリカ作品/2018.3:日本公開(キノフィルムズ)
監督:リュック・ベッソン
出演:デイン・デハーンカーラ・デルヴィーニュ
クライヴ・オーウェンルトガー・ハウアーハービー・ハンコッククリス・ウー
ジョン・グッドマンイーサン・ホークリアーナ/他
リュック・ベッソン監督、久しぶりの映画はSF!
「これは劇薬!」「宇宙で、ブッ飛べ。」だと!
上映スケジュールも決まる前から早々とムビチケ購入
そんなのありかよというくらい観たい映画と被ったけど
取り合えず、この映画から行きます!
ちなみに予約したのは、オープンしたばかりの「TOHOシネマズ日比谷」です

STORYは…

美しく、平和な惑星ミュール、平和に暮らしていたパール人、砂浜で取れるパールのような宝石を集め…
アルマジロのような動物“交換器(コンバーター)”に食べさせては、その不思議な力で複製
そんあ平和な日常も突然ぶち壊される、空から降ってくる数百の破壊された宇宙船によって惑星は壊滅状態
落下してきた超巨大宇宙船!その衝撃で惑星は滅びてしまう
時は28世紀!そんな夢を見て起きるヴァレリアン…

宇宙に進出した人類、様々宇宙人との遭遇
平和と結束のメッセージ、巨大化していく宇宙ステーション、地球重力で下降、決断、地球重力からの離脱
遠い宇宙に送り出される“アルファ宇宙ステーション”、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”
西暦2740年、連邦捜査官ヴァレリアンとローレリーヌ、銀河パトロール
有能だけどチャランポランなプレイボーイのヴァレリアン
常に美人・高学歴なローレリーヌを口説く日々、相手にしてもらえず
2人に下った極秘ミッション、砂漠の惑星キリアンにあるビッグ・マーケットへの潜入
宇宙中から訪れる観光客と犯罪者、混沌とした巨大市場、莫大なエネルギー源を生み出す生物…
“交換器〈コンバーター〉”最後の一匹が闇マーケットに出ている、捕獲を目指すヴァレリアン達
ヴァレリアン達は宇宙海賊のボス、アイゴン・サイラスから“交換器〈コンバーター〉”を奪取
異次元に広がるビッグ・マーケットから脱出
首尾よく“アルファ宇宙ステーション”に届ける
謎の放射線汚染が広がっている宇宙ステーション
2人は事態の対処を任されたフィリット司令官の護衛を務めることに!
ところが存在記録が失われていた幻の惑星ミュールのパール星人の一団、フィリット司令官を連れ去る
司令官の後を追うヴァレリアン、アルファの最深部「レッドゾーン」近くで音信不通に陥る
ローレリーヌは情報屋トリオのドーガン=ダギーズを利用、ヴァレリアンを探し出す
邪悪な種族プーラン・バソールに拉致されてしまうローレリーヌ
幸せも束の間、彼女を追うヴァレリアン、一大歓楽街“天国横丁”に潜入するヴァレリアン
ショーパブの客引きジョリーと踊り子バブルとの出会い
どんな姿にも変幻自在のバブルの助け、ローレリーヌ救出に成功
ついに辿り着いたレッドゾーン、全ての騒動の裏で進行していた邪悪な陰謀と…
宇宙の歴史から抹殺されようとしていた秘密の存在を知る
果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことが出来るのか?
そして2人の恋の行方は…?


コミックの映画化だったんだ!知らなかった
リュック・ベッソンのやりたい放題の映画だと思ってた
もうストーリーなんか関係なし、滅茶苦茶な展開だと…、映像重視の映画?
よって…IMAX・3Dを選んだが、これは必須かもしれない、2Dではもったいない
ただしストーリーは…浅いというか薄いというか軽薄
映像美が無ければ、くだらん映画だったかもしれない
ところで今回は、オープンしたてのTOHOシネマズ日比谷に行ったんだけど
なんかスペースの取り方を間違えているような映画館
フロントスペースが広過ぎるのに、トイレが小っちゃい…並ぶのは残念
うーん、オープン2日目だからか?シミュレーションも行き届かず?かな
ちょっと本拠地にする感じではない
昼飯を食べようと思ったけど長蛇の列
もう暫く待たねば蕎麦も食えないってか
公開2日目の第1回(10:40)、341席の映画館で7〜8割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN4)
2011.09format



 ウイスキーと2人の花嫁/WHISKY GALORE! 
[DRAMA]
2016:イギリス作品/2018.2:日本公開(エンタテインメント)
監督:ギリーズ・マッキノン
出演:グレゴール・フィッシャーナオミ・バトリックエリー・ケンドリックショーン・ビガースタッフ
ケヴィン・ガスリーアン・ルイーズ・ロスジェームズ・コスモブライアン・ペティファー
アンソニー・ストラチャンイアン・ロバートソン
エディ・イザードフェネラ・ウールガーマイケル・ナードンケヴィン・メインズ
ティム・ピゴット=スミス/他
なんか目立ったものがない!?
見たいものリストを確認
おおっ、「ウイスキーと2人の花嫁」がある、予告編を確認
こんな可笑しな実話があるんだ…
酒飲みとしては観ておかなければ!

STORYは…
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによるロンドン空爆が激しさを増す時代
ついにウイスキーの配給が止まってしまう
最早生活の一部として無くては生きていけないほどウイスキーをこよなく愛するトディー島の住民達
完全に無気力に陥っていた…
ちょうどその頃、オッド軍曹、島の顔役の一人である郵便局長ジョセフ・マクルーンの娘ペギーに…
結婚を申し込むため戦地を離れて島にやって来た
一方マクルーンのもう一人の娘カトリーナは、気の弱い学校教師ジョージ・キャンベルと結婚の約束
生涯はジョージの厳格な母親、2人の結婚を許してくれない
さらに、結婚式に必要なウイスキーが無くちゃ式ができないと…周囲から猛反対
そんな時、N.Y.行の貨物船ミニスター号が島の近くで濃霧のため座礁
船の状況を調べに行く島民達、沈没寸前の船から脱出してきた船員から…
「船にはN.Y.向けの輸出用ウイスキーが5万ケースも積まれている」と聞かされる
「神様からの贈り物に違いない」と大喜びの島民達
この事件はあっという間に島中に知れ渡る、皆でウイスキーの“救出”に取り掛かろうとしたとき…
12時の鐘の音、マカリスター牧師が現れ、安息日となったことを宣言する、働いてはならない!
渋々家路につく島民達、安息日の教会、マカリスター牧師の手厳しい説教に耐え…
ウイスキー“救出”前に船が沈まないか、そわそわしながら1日を過ごす
一方、島の民兵に就任した堅物のワゲット大尉…
深夜12時になったら船の積み荷を見張るようオッド軍曹に命令
だが恋人の父親ジョセフに「男性は婚約パーティーを開いて結婚の誓いを立てない限り…
結婚することはできず、婚約パーティーではウイスキーを振る舞わねばならない」
という古くからの島の慣習を告げられる
オッド軍曹はウイスキー“救出”作戦に加担することを決意、わざと島民達に自分を捕らえさせる
島民達は沈没寸前の船へ、できる限りのウイスキーを回収することに成功する
島の入江の洞窟に隠されるウイスキー、それぞれが必要な分だけを持ち帰る
沈没した船に積まれていたウイスキーが回収されたと考え…
それを押収しようと躍起になるワゲット大尉、関税消費税庁へ連絡
抜け目のない島民達との知恵比べが始まる


出だしは人物紹介でノロノロとしていてるんだが…
ウイスキー愛の島民達で賑やかなバー、配給のウイスキーが底をついた!一大事
郵便局長ジョセフの2人の娘の結婚?ウイスキーなしでは成立しない?さてどうする?
霧で覆われた島、NYに向かう貨物船が座礁した
救助に向かう島民、荷物は何と5万ケースものウイスキー
どれだけ回収できるか!えっ、よりによって安息日!働いてはいけない!
そりゃないぜ、牧師さん、目をつぶってくれないのね
あと1日、沈没しないで!神様お願い!
だんだん展開が早くなってきて、面白くなってきた!
大量のウイスキーを回収、沈没間際に撤収成功!入江の洞窟に隠される
必要な分だけ持ち出すシステム
面白くないのはバーの店主、島を守ると自意識過剰の堅物大尉くらい
関税消費税庁まで引き摺り出して…
果たして島民達はウイスキーを守ることはできるのか?
なかなか面白いことになっている!
妻に先立たれ、娘2人とともに郵便局(電話交換業務を兼ねる)を営む…
ジョセフ役のグレゴール・フィッシャーを始め、各島民がいい味出してます
お酒のない世界なんてつまらない!
まあ第二次世界大戦中の配給制の時代…暗黒時代
お酒有ってこその楽しい世界である
結婚式だってだせないよね!
序盤のノロノロは何だったんだろうというくらい、盛り返してきます
これが実話だってところが凄い!恐るべしイギリス映画(笑)
ちなみに原題の「WHISKY GALORE!」は直訳すると「たくさんのウイスキー」
公開初日の第1回(10:15)、129席の映画館で30人程度の入り(新宿武蔵野館 劇場1)
2011.09format



 V フォー・ヴェンデッタ/V FOR VENDETTA 
[ACTION]
2006:アメリカ作品/2006.04日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:ジェームズ・マクティーグ     製作:ウォシャウスキー兄弟/他
CAST-1:ヒューゴ・ウィーヴィングナタリー・ポートマン
CAST-2:ジョン・ハートスティーブン・レイルパート・グレイヴスティム・ピゴット=スミス
     ベン・マイルズロジャー・アラムジョン・スタンディングシニード・キューザック
CAST-3:スティーブン・フライナターシャ・ワイトマン
CAST-4:エディ・マーサン/他
同名アメコミの映画化作品、「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟・製作&脚本、近未来のイギリスを舞台にした革命モノのアクション映画(?)

STORYは…
■1605年の英国、ジェイムズ一世の圧政、政府の転覆を企てるレジスタンス…“火薬の陰謀”、議事堂の地下道…火薬を詰めた樽を持ち込むガイ・フォークス…一斉摘発、逮捕 [11月5日]死刑執行、この日を記憶に留めるための祝日“ガイ・フォークス・デイ” ■[近未来]第3次世界大戦後、没落した元アメリカ合衆国…植民地化、独裁国家と化した英国 ■TV番組「ロンドンの声」…吼えるキャスターのプロセロ…独裁政権のお先棒担ぎ ■夜間外出禁止令の中…外出準備中の女性イヴィー、ゴロツキ同然の自警団に絡まれ…襲われる寸前、助けに入った仮面の男“V”、自己紹介…独裁政権の批判、ガイ・フォークの意思を継ぐ者、演奏会への誘い、ビルの屋上、11月5日0時!スピーカーから流れるチャイコフスキー「序曲『1812年』」、爆発する裁判所、打ち上がる花火 ■照明を落とした議場、スクリーンに…怒る独裁者・サトラー議長、テロを隠し…事故処理を指示 ■TV局、働くイヴィー、昨夜…上司ゴードンの誘いを反故にした謝罪 ■局内に侵入者…爆薬を体に巻いた仮面の男、番組ジャック、流される“V”の映像、圧政の糾弾&市民へ決起を促す内容、TVを凝視する市民 ■突入する警官、スモーク、ワラワラと仮面の男達、どれが本物?誤射騒ぎ、逃げる“V”&警官と戦闘、出くわしてしまったイヴィー、つい…“V”に加担、警官の攻撃に昏倒、“V”の逆襲、倒される警官達 ■警察、フィンチ警視&ドミニク警部、監視カメラ映像のチェック、正体不明の“V”、女は誰? ■大邸宅、目覚めるイヴィー、どこ?食事を準備中の“V”…手には大火傷の跡(慌てて隠す)、帰るというイヴィー、引き止める“V”、あのままでは警察に捕まる!悩んだ末…連れて来た、全てが終わるまで隠れているようにと…来年の11月5日まで!?それしかないと“V”、邸宅内を案内、ケッコウ良い人かも?自身の過去を語るイヴィー…両親の事… ■警察、女の名はイヴィー、両親は反政府活動で公安に連行…収容所で死亡、彼女は…未成年矯正施設送り、そして弟…小学校で発生したウィルスによる大量死(178人)事件の被害者! ■TV局、シャワーを浴びるプロセロ、カメラマンがヘタと怒りの電話、その背後に迫る影…


「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟・製作&脚本、同名アメコミの映画化作品、近未来のイギリスを舞台にしたアクション映画(?)…第3次世界大戦後、独裁国家と化したイギリス、恐怖政治に抑圧された民衆を解放しようと戦う…“V”、超人的能力、復讐劇?巻き込まれる女性イヴィー、それぞれの過去、それぞれの思い、それぞれの戦い、果たして独裁者を倒すことはできるのか?ってな感じ
ストーリーはいたって単純である、まあ面白いのだが…2時間15分は少々長い、15分位カットした方が良いと思われる、何度か眠りそうになってしまった…、また映像的には、出だしの裁判所の爆破シーンが美しく、戦闘シーンでの自由自在に繰り出され&飛びまくる剣の軌跡がナカナカ綺麗、そしてラストの……………の……シーンは迫力もあり、なおかつ美しいと思う、しかしヒロインのイヴィー役、ナタリー・ホートマンの「坊主頭」と「ロリコン衣装」はいたいたしい!それから主演の“V”を演じるのはヒューゴ・ウィービング(マトリックスのエージェント・スミス役)なのであるが、終始仮面を付けていて…一度も顔は映らなかったのには驚き、いいのかヒューゴ?
ちなみに、公開11日目、第1回(10:30〜)、300席の映画館に20人位の入り(渋谷東急)
2000-2009format



 ヴィジット/THE VISIT 
[THRILLER]
2015:アメリカ作品/2015.10:日本公開(エンタテインメント)
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:オリヴィア・デヨングエド・オクセンボウルドキャスリーン・ハーンディアナ・デュナガン
ピーター・マクロビー/他
M・ナイト・シャマラン監督作品、久しぶり
なんかマスコミの評価は良さそう、でも一般客からは酷評?どっちだ?
久しぶりのヒットの期待もあるので、観に行ってみよう!

STORYは…
(事前に予告されていたものと大分違いますが、パンフベースで書き込みます)
第一の約束:楽しい時間を過ごすこと休暇を利用してペンシルバニア州メイソンビルへと出発した姉弟
2人だけの帰省、両親の離婚によるショックが癒えぬ彼等のため、地元でカウンセラーをしている祖父母の誘い
15歳の姉のベッカ、ハンディカメラを片手に母親の故郷を記録映画にする意気込み
13歳の弟タイラー、得意のラップで気分を盛り上げる
父親が自分達を捨てて出て行った悲しい記憶から遠く離れて、楽しい1週間なる予感がしていた…その時までは
第二の約束:好きなものは遠慮なく食べること
雪の残る田舎の駅舎に降り立った2人、ウェルカムボードを掲げて笑顔で迎える祖父と料理上手な祖母
母親が駆け落ちするまで過ごしていた祖父母の家、聞いていた通りの…玄関先のブランコ、居間の古びた時計店
祖父母の得意料理、パインのアップサイドダウン・ケーキやパンプティング、チェダービスケット、ホットパイ
想像通り携帯圏外の地、残念だが…楽しい時間はアッという間に過ぎて行った
そして田舎の夜更けは早い、就寝時、祖父から奇妙な「3つの約束」について聞かされる
第三の約束:夜9時半以降は部屋から絶対に出ない事
夜9時半過ぎ、2人は異様な気配で目が覚める、部屋の外から聞こえる異様な物音、恐怖
絶対に開けてはならないと言われたドアを開けてしまう、そこで目撃したある光景
一夜明けて何事もなかったように朝を迎える家、不気味なまでに穏やか
次第に崩れていく日常の最後のひと時のよう
ベッカとタイラーは強烈な違和感と得体のしれない戦慄を覚えていく
祖父母は「問題ない」とまともに取り合わない
そして度々家を離れて隣接する納屋へと足を運んでいく
僅かな隙を盗み、持参したPCから母親へ…スカイプで連絡、祖父母はそれだけ老いていると逆に説得される
そして日を追うごと、日が暮れていくにつれ…祖父母の奇行はエスカレート
果たしてこの家では何が起こっているのだろうか?


なんだこりゃ?
全く盛り上がらない、怖くとも何ともない、ダラダラとした内容
こんなもんじゃない?の予想がビンゴしてしまった!つまらん、、時間の無駄
タイトルの「ヴィジット」をどう捉えるかでもバレバレ?
ゆえになんの驚きもなしのまま終わってしまった、メリハリなし…眠い、ともかく眠い
だってPCのカメラが使えなくしてるんだよね、初対面の祖父母、入っちゃいけない部屋、無理矢理情報限定の謎
いや〜なんというか無駄にPC知識のある老人が怖いってか?いや杜撰だな…子供向け?
予告で語られるストーリーとの乖離
なんにしてもつまらなかった…1800円は大出費!
もうM・ナイト・シャマランは観なくていいな…
ちなみに公開15日目の第1回(10:15)、184席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズみゆき座)
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 ウィッシュ/WISH 
[ANIMATION]
2023:アメリカ作品/2023.12:日本公開(ウォルト・ディズニー・ジャパン)
監督:クリス・バックファウン・ヴィーラスンソーン
吹替の声:生田絵梨花福山雅治檀れい山寺宏一鹿賀丈史恒松あゆみ
大平あひる蒼井翔太竹達彩奈青野紗穂宮里駿岡本信彦落合福嗣/他
今年の映画見納めは何故かディズニー映画「ウィッシュ/WISH」!
理由は簡単、今年の年末はメジャー作が少ない上に、大スクリーンを占めるのはアニメ映画ばかり!
ほぼ観たい映画は観尽くした感の中でも映画は観たい!
ならばその本丸である「ウィッシュ/WISH」観よう!
本来なら字幕版を選択するのだが…
福山雅治が絶賛する生田絵梨花が歌う「ウィッシュ?この願い?」を聞くために敢えての吹替版を選択!
「ない!」を聞きに行く!
ちなみに所謂ディズニー映画というものは…社会現象化した「アナと雪の女王(14)」と続編の「アナと雪の女王2(19)」
「(実写版)美女と野獣(17)」は映画館で観たことあり!字幕版だけどね!
まあネズミーランドの魔法の世界の奇々怪々な夢物語をひっそりと周囲に埋没・存在感を消して「観る!」
おお?お子ちゃまにも優しい「95分」の上映時間!まあコンパクト・タイパか!
直前の予約状況を確認…
12月30日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、初回(10:20)、SCREEN9 (249席)に63人!
※ちなみにお隣のMX4D稼働時間外を確認済み(映画館が揺れるので)

STORYは…
ロサス王国…なんでも願いが叶うという魔法の国
かつて魔術師マグニフィコと妻が大志を抱き大海の孤島に建国したロサス王国
18歳になった時に自分の一番大切な「願い」を偉大なグニフィコ王に捧げることで、どんな願いも叶うと…!
17歳のアーシャ
楽観的で明るい性格の女の子、母のサキーナと祖父のサビーノ、ヤギのバレンティノと仲良く暮らしている
(幼い頃に亡くなった父と、木の上で夢を語り星空を見上げていた記憶)
今日は祖父サビーノの100歳の誕生日にして王が国民の願いを一つ叶える日…期待!
今日もアーシャはロサスのツアーガイドとして、新しくロサスにやって来た人達に街を案内して飛び回る
そしてアーシャはマグニフィコ王の(魔術師としての)弟子になるための面接を受けるチャンスに恵まれた日!
城の厨房で働いているダリア(クッキーを焼いている)をはじめとした7人の友達励まされ、王の待つ書斎へ!
恐る恐る部屋に入ったアーシャをマグニフィコ王がにこやかに迎える!
初めて入った書斎の奥の部屋には、国中の人達の「願い」が収まった多くの丸い玉が浮かんでいる!
アーシャは、100歳の誕生日を迎える祖父サビーノの「願い」を叶えてくれるよう王に直訴する
しかし「願い」の玉を覗きこんだ王は…首を横に振る!これは危険な「願い」だからダメだと言う!
驚くアーシャ、サビーノの「願い」が危険な筈はないのに?そこで彼女はロサス国の隠された真実を知る!
叶えられるのはマグニフィコ王が国のためになると確信した「願い」だけ!ほとんどの「願い」は永遠に叶えられない!
「叶える気がないなら「願い」を本人に返すべきです!」と訴えるアーシャ
人々は王に捧げると自分の「願い」を忘れ、心にポッカリ穴が開いてしまう状態になるのを知っているアーシャ
(仲間の中で1番に18歳になったサイモン、「願い」を捧げ…ボーっとした様子)
だけど、それが王国をコントロールするために必要なことだと信じている傲慢な王!アーシャの言葉に耳を貸さない!
その夜の盛大な「願い」の儀式
「王国一のドレスを縫い上げたい」いう女性の「願い」を叶えるパフォーマンスを見せて人々から喝采を あびる王
更にアーシャの面接は不合格になった…
その夜、失意のアーシャは森の奥に行き(父との想い出の木)、夜空の星に「願い」を掛ける
彼女が12歳の時に他界した父親が、かつて「星が私たちを導き励ましてくれる」と教えてくれたのだ
すると不思議なことが起こる!夜空が輝き「お星さま」が空から降ってきたのだ!
そのかわいらしい願い星“スター”は、魔法の粉〈スターダスト〉を振りまく!
すると、それを食べたヤギのバレンティノが(思ったよりシブい声で)喋り出した!
バレンティノだけではなく、森の動物達や、花や木までが歌い踊り始める!びっくりするアーシャ!
“スター”に励まされたアーシャは、みんなの願いを取り戻すために戦う決意をする!
前夜の光にざわめく民衆、王も困惑
ダリア達の協力もあり、王の書斎に忍び込んだアーシャは、祖父の「願い」の玉を取り戻すことに成功する!
家に戻った彼女は、祖父に「願い」の玉を返す!自分の願いを取り戻した祖父は喜びに涙する!
それは「誰かの心を動かすような何かを生み出したい」という、 とても素朴な「願い」だった!
しかしそこにマグニフィコ王が現れる!王はアーシャの行動を察知、強力な魔法の力を持つ“スター”を追って来た!
王はアーシャを罰するために、母親サキーナの「願い」の玉を目前で割ってしまう!
自分の心の一部が失われ、サキーナは苦しむ!
そして「願い」の光が王の身体に流れ込むと、彼に強い魔法の力を与えることに気付いたマグニフィコ王
なんとかその場を逃げ出したアーシャ達は、森を抜け、ボートで孤島へと渡る!
城に帰ったマグニフィコ王、禁断の魔法の書を開き、“スター”を捕まえるための強力な魔法の杖を作り上げる!
責任を感じ1人で街に戻ったアーシャ、自分がお尋ね者になっていることを知る
友達だった筈のサイモンがアーシャのことを密告したのだ!
マグニフィコ王の魔法で「王に忠実な騎士になりたい」という「願い」が叶えられたサイモン
ダリア達もアーシャに協力する裏切り者だと告発する!
隠れていたダリア達と合流したアーシャは、みんなの「願い」の玉を解放する作戦を立てる!
夫が邪悪な王になったと知った王妃のアマヤも協力してくれることになった!
“スター”が授けてくれた魔法の杖
アーシャがマグニフィコ王を城から遠ざけるため、「魔法の打上げ花火」で森におびき出す!
馬に乗った2人の追いかけっこが始まる!魔法の杖を使うアーシャだが、不慣れなため失敗ばかり
アーシャが王を釘付けにしている間に、城ではダリア達がみんなの「願い」が入った玉を解放しようとするのだが…?
果たして 作戦は成功するのだろうか?アーシャ達の運命は?
そして、みんなの「願い」はどうなってしまうのだろうか!?


「誰もが己が夢を見て」「それを叶えたい」という当たり前のことと!
「それを奪う者は許されない」というディズニー映画!
物凄く単純だが強いメッセージを子供にも分かる単純に図式化したミュージカル風アニメ作品ってとこかな?
お星様が導くむファンタジー映画でもある
「正義」をかざして「圧制」を強いる恐怖感…何か意図するところがあるのだろうか?
いや〜!行き過ぎた正義感(統治方法)から、悪魔に心を売った男を見事に切り捨てる様
封印して捨て去る女達の恐さを感じる
(パワハラ、セクハラに対する#MeToo的な展開)
アマヤ王妃は冷徹!
年末のひとときを「童心に帰り「」心洗われ(たような気持ち)」&「恐怖感」から、さあ俗世間に帰ろう!
ああ〜目的の生田絵梨花の「ない!」は堪能できました!
公開9日目の第1回(10:20)、249席の映画館で63人の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN9)
2011.09format



 ヴィドック/VIDOCQ 
[SUSPENCE]
2001:アメリカ作品/2002.01日本公開(アスミック・エース)
監督:ピトフ
CAST-1:ジェラール・ドパルデューギョーム・カネイネス・サストレムーサ・マークスリ
CAST-2:アンドレ・デュソリエエディット・スコブジャン=ピエール・ゴズジャン=ポール・デュボワ
     アンドレ・ペンヴルンジル・アルボアイザベル・ルノーフランソワ・シャトー
     エルザ・キコイン/他
実在の人物ヴィドック(犯罪者→探偵)を題材、誰がヴィドッグを殺したか? 最新機材による実験的な映像…奇麗、現在と過去が入り乱れて混乱を誘発、でも比較的容易にラスト(犯人)が読めてしまうのが…チョット難?

STORYは…
■ガラス工場内を行く男、目的の人物を発見、戦い、燃え盛る釜戸、落下寸前に見たマスクの下の素顔… ■1830年7月24日、パリ、ある男の死を伝える新聞、ヴィドック…元・泥棒(脱獄王)、警察の協力者となることで釈放、治安関係の班長(突然の解雇)、史上初の私立探偵事務所開設、庶民の人気・大… 彼が追っていた謎の怪人、街外れのガラス工場、戦いの末に燃え盛る釜戸に落とされたと…目撃した職人 ■荒れる相棒ニミエ、事務所を訪れたエチエンヌ・ボワッセ…ヴィドックの伝記執筆の許可をもらっていたという若い作家、犯人を探して復讐!そして伝記の完成を…ニミエを説得… ■[2週間前]落雷で焼死したベルモン(軍事兵器製造者)とヴェラルディ(火薬を製造する科学者)、不審な状況、人手不足の警察、総監ロートレンヌ直々の捜査依頼、引受けるヴィドック、稲妻で人が殺せるか?特定個人に向ける方法?発火材? ベルモンの工場、彼の洋服に疑念、専属の洗濯屋への手荒い尋問、白状…血文字の手紙と金(脅迫的)、指示どおり洗濯しなかった(付着したままの火薬)、焼け焦げた帽子の中に”悪魔が描かれた銀の櫛”… ■[現在]ガラス工場で取り調べ中のロートレンヌと部下のトゼ、灰と化したヴィドックの遺体、情報”0”、一方、探偵事務所に忍び込むエチエンヌ、ヴィドックが隠していたものはないか?偶然発見した隠し部屋、無数のカラクリ人形、実験室で件の櫛を発見、ヴィドックの足跡を追う、同じ櫛を飾るクメール族の踊り子プレアを問詰めるエチエンヌ ■[過去]プレアを問詰めるヴィドック、金と共に送られてきた手紙…ベルモン達の帽子に櫛を入れる指示、?のまま実行、実はもう一人…廃兵院トップのラフィット、悪天候のなか廃兵院に急ぐヴィドック、間一髪、ラフィットの帽子を投げ捨てる…落雷、燃え上がる帽子、建物内を逃げて行く不審な影を発見、追跡するヴィドックとプレア、屋根裏部屋、黒いマントの人物、鏡のマスク、捉まえたいヴィドック、戦い、60フィート(18m)を飛び降り逃亡… 広場に戻った2人、殺されていたラフィット、帽子から抜取った櫛、犯人はプレアではない…そして恋? ■[現在]行方不明のガラス職人がいると知ったロートレンヌ、トビに捜査命令…、ヴィドックの足跡を追うエチエンヌ、売春宿トラピーズ…殺された3人が貧困家庭から「処女の娘」を買い集めていた情報、この件を追いかけていた新聞記者フロワサールからラフィットの妻マリーヌに会えと… エチエンヌが去った後、黒マントの男の出現、喉をかき切られるフロワサール、持ち去られた資料… 夫の死後、阿片窟に入り浸りのマリーヌ、夫達3人が”若返りの方法”を模索中、現れた鏡の顔の人物…アルシミスト(錬金術師)、永遠の若さを与える代わりに「処女の娘」を提供せよと… 8人の処女を渡しても与えられない”若さ”、ついにラフィットが一部始終を妻に告白、直後に3人は殺された… エチエンヌが去った後、黒マントの男に殺されたマリーヌ… 再度ヴィドックの隠し部屋を物色中のエチエンヌ、乗込んで来たロートレンヌ達、彼を逮捕しようとした時、トゼが室内で壊れた鏡のマスクを発見、犯人とガラス工場の関係?に気付く… ■[過去]ラフィットの馬車を借りたヴィドック、馬が道順を覚えているかもしれない… 馬車の止まった場所、逃げ出してきた少女(恐怖で喋れない)、アルシミストの研究施設と確信、吊り下げられた少女達の死体、滴り落ちる血… 現れたアルシミスト、もみあう2人、マスクを掴み取ったヴィドック、消えたアルシミスト… マスクの正体、ガラス職人に造らせたマスク、処女の血に浸される…そのマスクに顔が映ったものの”魂を吸い取るマスク”…時間に抵抗…不老不死? ■[現在]ヴィドックの最期を見届けた職人から話を聞く約束(防護を条件)を取り付けたニミエ、同行するエチエンヌとプレア、職人の証言…釜戸の縁にしがみついていたヴィドックは落とされたというより、自ら落ちたようだったと…、乗込んで来たロートレンヌ達、関係者勢揃い?この中に犯人は居るかの問いかけ、背中しか見えなかったと言う職人… その場に突然現れた行方不明とされていたガラス職人…


内容はそこそこ面白い、だけど犯人探しの面では薄い?というか…途中でラストが読めちゃいます
ちなみにヴィドックは実在の人物だそうで…
最新機材を手法を使いたくて使いたくて創った映画?こういうこともできるんだの映像のオン・パレード…なるほど、奇麗ですし、目新しい…場面々々を切り出せば、まるで絵画のよう、しかし遠近全てにピントが合っている映像は、ある場面では全体像を掴みやすいが、ズーッとコレが続くと気持ち悪いものもある、全体を写すために見なれないアングルを多用、不思議な感じです…
まあ全体としてはという気もしますが…映像美と目新しさに、多分、今後このような映像を効果的に使った作品が出てきて、あー!あの映画から始まったんだな…ということになるのかも知れません、で…それがフランス映画だったと…(2007/08追記…現時点では、記述のように状況にはなっておりません、悪しからず)
(新宿東急)
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 ヴィレッジ/THE VILLAGE 
[MYSTERY]
2004:アメリカ作品/2004.09日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:M.ナイト・シャマラン
CAST-1:ホアキン・フェニックスブライス・ダラス・ハワードエイドリアン・ブロディ
CAST-2:ウィリアム・ハートシガニー・ウィーヴァーブレンダン・グリーソンチェリー・ジョーンズ
     セリア・ウェストンジェーン・アトキンソン
CAST-3:ジュディ・グリアマイケル・ピットチャーリー・ホフハイマー
CAST-4:フランク・コリソンジェシー・アイゼンバーグ/他
アメリカでは受けても…日本ではイマイチ?M.ナイト・シャマラン監督作品、今度こそと思わせる宣伝だが…果たして今度はどうか?ある場面でのあることが見えた瞬間…謎は謎でなくなるのだが…

STORYは…
■葬儀の場、子供の死を嘆く親 ■楽しげに掃除する2人の女性…赤い花を発見、慌てて土中に埋める…何故? ■1897年・米国ペンシルヴァニア州…深い森に囲まれ村、外の世界から完全に隔絶、その森がどれだけ広いのか…誰も知らない(森に入って戻って来た者は1人もいない)、人口60人ほど、自然と共存、自給自足、家族のような強い絆で結ばれた理想の共同体、それを守るため…村人達は不可解な《掟》を守ることが義務付けられていた ■「その森に入ってはならない、《彼ら》が待っている」 ■「不吉な赤い色を封印せよ、《彼ら》を呼び寄せる」 ■「警告の鐘に注意せよ、《彼ら》がやって来る…」 ■誰が何のために《掟》を作ったのか?《掟》を破った時…どのような災いが降りかかるのか?確かな答えを語れる者なし、それでも…彼らは《森》には近寄らず、《赤い》ものは草花といえども根絶、森を見張る望楼の《警鐘》が鳴る度に地下室に身を隠す(鐘が鳴るのは極めて稀…実際に被害に遭った者なし)、《赤》に対する《黄色》…邪悪なものから身を守ってくれる色、森の近くを通る時には《黄色》のマントを羽織る、総じて平穏な日々、若い者の中には迷信と疑う者も…森との境界で肝試しの遊び、森に響く無気味な鳴き声に…慌てて退散 ■長老達の集まりの場、1人の若者…鍛冶職人ルシアス・ハント…先日の子供は薬があれば助けられた!自分が森を渡り…町で薬を入手するとの訴え、諌めの言葉も…密かに森に入る決意 ■村の指導者エドワードの娘・アイヴィー…ルシアスに恋(結婚願望の強い姉キティがルシアスにプロポーズ…あっさり断られるが)、ほとんど見えない目、オボロ気なイメージを感じ…色で表現、彼女の幼馴染…ルシアスとノア・パーシー、精神のバランスを欠くノア…禁断の森に魅せられた?いつも村と森との境界をうろく、彼はアイヴィーが大好き、ルシアスに敵愾心? ■望楼の番…怖い!ルシアスに同行を求める友人 ■(結婚相手をGETした)キティの結婚式の前日、村の境界から戻ったノア、村人達は恐怖に凍える、彼の手には…(森の中に咲く)真っ赤な花、直ちに花は地中深くに埋められるが…村人達の恐怖は治まらない、《掟》が初めて破られた…突然に平穏な日々は終わりを告げた ■長老達の集まりの場に現れたルシアスの訴え…子供のような純粋な心ゆえ彼は森に入れた、そこに入る方法がある…自分も森を渡り町へ行きたいとの訴え、退けられる願い ■結婚式を楽しむ村人達 ■森を見張る望楼、不審な影が森から村へ向かった?鳴らされる鐘!パーティー中止、自宅に逃げ戻る村人…地下室へ、戻らぬルシアスを心配するアイヴィー、近付く異形の《彼ら》、一瞬早く…現れたルシアスがアイヴィーを連れて家(地下室)へ、寄り添い震える人々 ■翌朝…家々の扉に残された赤い不気味な印、行方不明になった家畜が無惨な姿(死体)で発見される、村人の安否確認…ルシアスは?必死に探すアイヴィー、そして発見する…血だらけで倒れるルシアス、抱きつくアイヴィー、凶事が招いた事件?


内容が内容なので…詳しく説明できないのが、もどかしい状態、「森に住む《彼ら》との和解は、崩れ去った…何故?」…謎めいた雰囲気と恐怖感をあおる予告&CM、このような映画なら…いつもの心配はないかな、ホラー系らしいし…と、前作「サイン」の失敗は繰返さないだろうと期待
事前情報が流れない…徹底した秘密主義を貫くM.ナイト・シャマラン監督のお約束、序盤は謎が提示されまくりケッコウ楽しめる…期待!(比較的わかりやすいストーリー展開と設定)、まあ素直に受取れば良いのかもしれないが…どうして?そういう事態になったのか?と考えると…今回も早々とネタが見えてしまった、伏線の張り方が甘い!さらに
結婚式にいない奴がいるわけだし、あのイカニモなものが…、これで大方分かってしまうのです、劇場を出る際に「解読マニュアル」なる袋とじの紙を配っていました、中を見ましたが…そんなこと分かってるよ!な内容でした
でも、今回はストーリー以外に見るものもあり、それなりに楽しめたかもしれない、M.ナイト・シャマラン監督は今回どこに出てくるのか?などの遊べるネタもありますし…、本来の映画の楽しみ方とは離れているかな?(ガンバッて探してください)
まだ書きたいことはあるが…これ以上は、内容に踏み込むので止めときます
上映10分前に到着、前の方しか席がありませんと書かれていたが…1階指定席が初回は全席自由席、かなり良いポジションに1席空いてました…ラッキーです
公開初日、第1回(10:45〜)、524席の映画館、前の方と2階指定席に若干空きがある程度(日劇PLEX 3:有楽町)
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 ウィロー/WILLOW 
[COMEDY?FANTASY?]
1988:アメリカ作品/1988.07日本公開(UIP)
監督:ロン・ハワード     製作総指揮・原案:ジョージ・ルーカス
CAST-1:ウォーウィック・デイヴィスヴァル・キルマージョアンヌ・ウォーリー
CAST-2:ジーン・マーシュパトリシア・ヘイズパット・ローチギャバン・オハーリー
CAST-3:リック・オヴァートンケヴィン・ポラックマリア・ホーヴォエ
CAST-4:ビリー・バーティ/他
製作総指揮&原案ジョージ・ルーカス、監督ロン・ハワード、パンフによれば「SFXファンタジー・アドベンチャー超大作」… 多分「コメディー」が抜けていると思われる、ちなみに私の周りでこの映画を見た人はいなかったと記憶してます…

STORYは…
ノクマアルを支配する女王バブモルダ(邪悪な女魔法使い)、世界の大半を手中に…残虐な治世、唯一の気がかり…かつて王を巡り争い、敗れ去った魔女フィン・ラジェルの予言…「いつの日か、生まれてくる子供が自分を滅ぼすだろう」…それに備え、妊娠した女性の全てを集め監視…予言の子供には"しるし"がある、そして、その赤ん坊[エローラ]は生まれた…、母親の懇願、赤ん坊を連れて逃げる産婆、追うバヴモルダの娘ソーシャとケール将軍、迫る追手、赤ん坊を流木の船で流す産婆… ノクマアルから遥か南、ネルウィン族(小人)の住む谷間、妻と子供2人と幸せに暮らす男ウィロー、夢は魔術師の弟子になり魔法を習うこと…、ある日、子供達が川で流木に乗った赤ん坊を発見、子供達の願い…赤ん坊を育てようと思い始めるウィロー、ネルウィンの祭り、今年も魔術師の弟子入りならず… 祭りの場をバヴモルダの殺人犬が襲撃、緊急の集会…赤ん坊を連れて出席したウィロー、"しるし"を見た魔術師…ダイキニ辻で最初に通る巨人に赤ん坊を託すよう命令、ぶつけると何でも石に変える木の実を与えられるウィロー、村人達と出発… ノクマアル軍を避けての旅、北方の王国ガラドーン…ノクマアルの軍勢に包囲されたとの情報、ダイキニ辻に到着、檻に閉じ込められ放置されていた男…助けを求めるマッドマーティガン、最初に会った巨人、嫌々助け出すウィロー、事情を説明、赤ん坊を託すと帰路につく一行、なんか不安、Uターン、案の定、マッドマーティガンの姿はなく、大鷲に乗ったブラウニー族(超小人)が赤ん坊を連れ去ろうとしていた、追いかけるウィロー、逆に囚われる?…実は事態を知るフェアリーの女王チャリンドレアが遣わした使者、事の起こりをウィローに説明するチャリンドレア…予言の赤ん坊エローラ・ダナンが生まれた今、バヴモルダを倒すとき、そのためには「ウィローが赤ん坊を連れ、フィン・ラジェルを救いに行かなければならない」と…


パンフに書かれているジョージ・ルーカスのコメント…「〈スター・ウォーズ〉に匹敵する私の自信作だ」と、大変な入れ込みよう…
アメリカには古い歴史がないので、時代がかったものはファンタジー系に走るしかなし&また皆さんそういうのがお好きなようで…、そんなアメリカでは分からないが、日本では大コケ、この映画…私の周りで見た人は一人もいませんでした!でもツマラナイかといえば???最初からファンタジー風ドタバタ・コメディーとして見れば、それなりに笑えるものもあり…実際にそう切替えて最後までそれなりに見られました…が、SFXファンタジー・アドベンチャー超大作とすれば???
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 ヴィンセント/VINCENT 
[ANIMATION]
1982:アメリカ作品/1996.12日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:ティム・バートン
CAST-1:ヴィンセント・プライス(ナレーション)
ティム・バートンのデビュー作、短編のクレイ・アニメです、素材に似合わずブラック…?

STORYは…
ヴィンセント少年の夢…怪奇映画スターのヴィンセント・プライスになること…その夢は、いつしかヴィンセント少年を不気味な世界へと導いていく…

ティム・バートンのデビュー作です。1982年作品で1996年「ジャイアント・ピーチ」と併映の形での初上映です。上映時間「6分」の短編アニメーションです。オドロオドロシイというか、ブラックというか…
注意:公開年(日本)は1996年、ティム・バートンの欄には1982年としておきました。
(シャンゼリゼ:銀座)  同時上映:「ジャイアント・ピーチ
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 ヴィンセントが教えてくれたこと 
[COMEDY]
2014:アメリカ作品/2015.09日本公開(キノフィルムズ)
監督:セオドア・メルフィ
出演:ビル・マーレイジェイデン・リーベラーナオミ・ワッツメリッサ・マッカーシー
クリス・オダウドテレンス・ハワード/他
TOHOシネマズの「1ヵ月無料パスポート」が使えるのもあと数日を残すのみ!あと1本かな?
8月下旬〜9月下旬はそこそこ公開作品が多くて良かったな!

STORYは…
ブルックリンの一軒家に暮らすヴィンセント・マッケンナ、酒とギャンブルが生きがいの偏屈な老人
だらしない格好で古めかしいオープンカー、競馬場で負け続け、行きつけのバーで笑えないジョークが日課
愛猫のフィリックスと妊娠中のロシア人ストリッパーのダカ以外の誰も寄せ付けず…無為な毎日
そんなヴィンセントの隣の家に、シングルマザーのマギーと12歳の息子オリヴァーが引っ越してくる
(引っ越しの荷物を運ぶトラックが、ヴィンセントの家の大木の枝に激突、落下して車にダメージ…賠償?)
チビでやせっぽちのオリヴァー、地元のカトリックスクールに転入
早々いじめっ子に自宅の鍵と携帯電話、財布を奪われる
自宅前、働きに出ている母親(病院の検査技師)を待つが…恐る恐る不機嫌そうなヴィンセントの電話を借りる
電話でのやり取り、家を空けがちな母マギー、これをきっかけに時給12ドルでオリヴァーのシッターを依頼
小学生相手に容赦なく毒舌を吐くヴィンセント、賢くて機転の利くオリヴァーは軽く受け流す
祖父と孫ほど歳の離れた2人は不思議とウマが合う
ヴィンセントはオリヴァーにいじめっ子の撃退法を伝授
競馬場ではオリヴァーの閃きから超大穴の万馬券をゲット(喜ぶな、外れたフリをしろ…取立屋が見ている)
オリヴァー名義の口座開設、そしてバーにまで連れまわして社会勉強?ダカの職業の説明は?
ひねくれ者と思われているヴィンセントが、介護施設にいる認知症の妻に愛おしげに接するのを目の当たりに…
いつしか2人の間に固い友情が芽生える
しかし銀行の預金残高が底を突き、介護施設への入金も滞納しているヴィンセント、事実上の破綻
借金の取立屋に返済を迫られたある日、脳卒中で倒れたヴィンセント
オリヴァーやダカの助けを借りてのリハビリ
退院後、留守電の確認、介護施設から連絡を取りたい旨のメッセージ、介護施設へ!
病状が悪化、この世を去ってしまった妻、希望通り…火葬されて灰になってしまっていた
一方、離婚協議中の夫と息子の親権を争っているマギー
ヴィンセントがオリヴァーを競馬場やバーに連れて行った事実を裁判所で知らされて…ショック
オリヴァーとの交流を断たれたヴィンセント、以前の孤独な日常に戻るはめに…


まあやり尽くした感のある…チビで、転校生で、父親がいないひ弱な小学生とチョイ悪ジジイの交流を通して
子供は一人前に育ち、ジジイは荒んだ生活にハリを取り戻すと言った映画、あるあるの内容で目新しさはないが
ビル・マーレイのチョイ悪ジジイがなかなか良くて…飽きずに観られる内容になっていると思われる
みんなが思ううようにならないけど、それぞれの居場所を見つけて一件落着
今回はラストの聖人の話が目玉なのかな、原題が「St.VINCENT」だしね
ラストの大ネタを隠すために邦題をワザと外してきたかな!?
話は変わるが、日比谷で観ると観客の年齢層が高いので、映画途中でスマホ見る奴もいないし、安心…だけど
映画館が古い、客席の角度緩くて、椅子の背もたれが低くて、長時間頭を支えていなければならないのは辛い
と言う訳で、TOHOシネマズの「1ヵ月無料パスポート」が使えるのもあと数日を残すのみ!
あと1本は行けるつもりでいるけど…
ホームページのデータ投入が無ければもう少し見られたなかな?
好きでやっている事だけど、こういう時に足を引っ張るのだな!
公開20日目の第1回(10:45)、191席の映画館で満員の入り(TOHOシネマズシャンテ 3)
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ウエストサイド・ストーリー           (2022.04)Disney+配信



 VOYAGER/ヴォイジャー 
[SF & YOUTH]
2021:アメリカ/チェコ/ルーマニア/イギリス/作品/2022.03:日本公開(アルバトロスフィルム)
監督:ニール・バーガー
出演:タイ・シェリダンリリー=ローズ・デップフィン・ホワイトヘッドコリン・ファレル
アーチー・マデクウィ/他
配給会社・映画会社のサイトをチェックしていて見つけた映画“VOYAGER”である
なかなか面白そうなSF映画なので、観たい映画リストに上げておきました!
漸く公開間近になって…劇場等の詳細が見えてきた
えっナニコレ?
ユナイテッドシネマ系&イオンシネマ系!これが、都心部にないんだよね!
前に行ったことのあるイオンシネマ板橋(東武練馬駅)がある…ココにしよう
ついでに隣駅(上板橋駅)にある「蒙古タンメン中本上板橋本店」に行ってみよう!
上映時間の確認…えっ?夜だけ1回上映(18:10)?これはダメだ…
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場とユナイテッド・シネマ豊洲は、チョット遠いし経路が面倒くさい!
(贅沢な悩みか?)
あれっ?行ったことないけど「グランドシネマサンシャイン池袋」でやっている!ここにしよう!
って…えっ?8:45始まり!?次が1回飛んで13:40!?
どうしよう「蒙古タンメン中本上板橋本店」にも行ってみたいし(池袋駅から10分)
ええい!8:45に決めた!早起きするぞ!

STORYは…
地球温暖化による飢饉が人類を襲い、科学者たちは居住可能な新たな惑星を探索
そして…2063年、可能性を秘めた惑星を発見
探査隊を派遣が決定…航行にかかる期間は86年
乗員は訓練を受けた30人の子供達(人工授精・人工子宮から誕生、隔離された施設で成長)
彼等の面倒を見る(数少ない大人)教官リチャード…彼の決意、一緒に同乗しよう!
子供達は船内で成長して子孫を残し、惑星に到達するのは彼等の孫の世代
子供達はリチャードに従順に従い、航行は順調かにみえた
そして10年後
リチャード指揮官のもと、目的の惑星に向かう30人、人工栽培の野菜に毒素?調べるクリストファー
人工栽培に使われる水はメンバーの尿が処理されて使われているはず?リチャードに報告
(船内に隠し部屋があるでしょ?目的地で使う物資じゃないか?私も全ては知らないとリチャード)
(それにしても時たま船体を襲う不気味な揺れ)
何か隠しているようなリチャード、秘密裏に毒素について調べるクリストファー(植物主任)とザック(技術主任)
彼らが毎日飲む薬“ブルー”に…人間としての欲望が抑制される薬物が入っていることを知る
内緒で“ブルー”を捨てるクリストファーとザック、徐々に普通の人間としての欲望が芽生えだす
はしゃぎ、殴り合いの喧嘩を経験する2人、開放感!
(一応、自分達の目的、一般的教育・常識、・性教育も受けている彼等)
そして…女性が気になる、触ってみたい、気になる美女セラ(医療主任)
“ブルー”の秘密を仲間に知らせる2人
チョットした電気ショック(ビリビリ)にはしゃぐ若者達
セラに手を出そうとするザック、阻止するクリストファー(根に持つザック)
そして、本能の赴くままに行動するようになった若者達!ある事件をきっかけに船内の統制が崩壊していく…


あれれ?こんなものなの?
面白くなると思うと…ただの子供の喧嘩、性の目覚めの映画か?途端にツマラナイ!
そもそも謎が提示されるが何も解決していない!
なんで宇宙船は揺れるのか?隠し部屋の意味?クリストファーは不死身なの?
で…この計画って何のために行われたの?行くのに86年掛かったら…次は来るの?
よく分からない映画
しかも奴をエイリアンに置き換えたら、そのまま「エイリアン」じゃないか!?
あれ?あの映画や、あの映画とも一緒だな〜!
ココでは詳しく書かないけど!察しの良い方は分かっちゃうかな?
(将来、忘れた頃にストーリーの後半を…)
それで、一生懸命頑張ったラストが、あの程度のシーンで良いのか?
なんか宇宙船内もそれほど見栄えのするもんじゃなかったし…ほぼ全編密室空間での騒ぎ
宇宙&宇宙船シーンは極僅か、ほぼ無名の若手俳優ばかり、低予算映画なのかな?
SFっぽいけど、青春映画か?
やはり、あまり面白いとは言えないな…1500円でもキツイな
ちなみにパンフがないのでストーリーは自分の記憶との戦い!
で!
初めて行った「グランドシネマサンシャイン池袋」だけど…
ああ〜、バッティングセンターだったところに建ったのね(相変わらず屋上にバッティングセンターあるみたい)
13スクリーンの大型シネコン、縦に積み重ねた高層の映画館(内装は豪華そうに飾っています)
エスカレーターに乗っても乗っても目的階に着かない(笑)
しかし驚くべきは、13スクリーン中の半分以上が8時代スタート!
どういう時間配分なんだろう!?
それから早朝の売店…早起き?低血圧?無茶苦茶店員さんのテンションが低い!
「ヴォイジャーのパンフを1部」と言ったら…「モゴモゴモゴ…」
「はっ?」…カウンター上の紙を見ながら「モゴモゴモゴ…」
「ん?」何だろうと見れば「ヴォイジャーのパンフは作成されていません」とのことでした…
「分かりました」と言って退却しました!
公開4日目の第1回(8:45)、152席の映画館で12人の入り(グランドシネマサンシャイン池袋 シアター10)
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ウォー・ゲーム    は、別ページとなります



ウォール街           は、別ページとなります
ウォール・ストリート    は、別ページとなります



ウォレスとグルミット    は、別ページとなります



 WANTED/ウォンテッド 
[ACTION]
2008:アメリカ作品/2008.09日本公開(東宝東和)
監督:ティムール・ベクマンベトフ
CAST-1:ジェームズ・マカヴォイ
CAST-2:モーガン・フリーマンアンジェリーナ・ジョリーコモンマーク・ウォーレン
     ダート・バクタデツコンスタンチン・ハベンスキーテレンス・スタンプ
     デヴィッド・パトリック・オハラ
CAST-3:トーマス・クレッチマン
CAST-4:クリス・プラットクリステン・ヘイガーローナ・スコット/他
映画館で予告CM、アンジェリーナ・ジョリーの映画をよく見ているGO夫婦は…サッサと前売券2枚購入、公開初日から見てまいりました

STORYは…
■オフィスに現れる男、受付のインド系女性、何者かに仲間が殺されている報告、銃弾提出…腔旋痕なし、使用者の特定不可、向かいのビル…屋上工事中、女性の額にレーザーポイント…撃ち抜かれる頭、銃弾から逃げる男、エレベータ内、反転ダッシュ(助走距離確保?)窓ガラスを突き破り&大ジャンプ、空中から反撃、職人姿の敵を射殺、隠れる男、カーブする弾丸、一歩足らず…落下する男?確認&安心する狙撃手、後から撃ち抜かれる頭、下階から回り込んで来た男、通信機「そいつらは囮だ!ミスターX!」の声、足元に×印、撃ち抜かれる頭、(銃弾の飛来先へ遡り映像)特殊形状の弾丸、アクロバティックな弾道&果てしなく遠い…線路際のアパートの一室、狙撃手の姿 ■起床する男ウェスリー・ギブソン、電車の音…線路際、引越したいと同棲中のキャシー ■出勤、顧客管理担当…望まぬ仕事、自称拒食症のデブな女性上司ジャニス…誕生日、お付き合いの職場パーティ、料理を貪り食うジャニス、呆れ&離れるウェスリー、同僚バリー?いつもの如くキャシーとSEX!ジャニスの仕事チェック…パワハラ、至急報告書提出を!パニック障害で薬を常用…ともかく安静に興奮せず ■昼休み、薬を買うウェスリー、栄養ドリンクと事後ピル購入のバリー、財布なし、払ってやるウェスリー、「お前は最高!」…怒らないウェスリーを小バカにした態度 ■仕事・休憩・仕事… ■ドラッグストアに行くウェスリー、レジで声を掛けてくる女・フォックス…あなたは…謝りすぎ!突然の銃声、彼を庇うフォックス、反撃…様々な重火器、自分は無関係と逃走するウェスリー、トラックで追いくる男&銃撃、滑り&回るフォックスの車、ウェスリーを強制収用、激烈なカーチェイス、何がなんだか?状態で…ハンドルを握らされる、フロントガラスを破壊するフォックス、上体をボンネットへ、屋根越しに反撃、対向車を回避!車体が揺れるたび…スカートの中がチラチラ、そんなつもりではない!謝るウェスリー、運転交代、警察車両を利用、バリケード、逃走に成功 ■レンガ造りの建物、取り囲む男達、リーダ…スローンの説明、暗殺組織、行方不明だったウェスリーの父も…組織のメンバー、腕前は抜群、先日ビルの屋上で死亡、犯人…ウェスリーを襲撃した男クロス、組織を裏切り…仲間を殺害、渡される父親の銃&写真…父の後姿、ウェスリーにも特殊能力…仲間になるよう誘い!パニック…取り出した薬を奪われる…早くなる鼓動、歪む風景、突き抜けた先…周囲の動きが緩慢!時間進行のコントロール?父親が残した金…生活するに十分な額、今の腐った生活からオサラバ…とスローン、信じられず…帰り去るウェスリー ■朝、目覚め、夢?ベッドに父の銃!トイレのタンクに隠すと外出…銀行のATM、残高100万ドルOVER!我慢だらけの生活から脱出…怖いものなし! ■会社、上司にバカヤロー発言、やり込めるウェスリー、「お前は最高!」称えるバリーをキーボードでぶっ飛ばす!折れて飛び出す歯、意気揚々会社を去るウェスリー ■昨夜の場所…大勢が働く紡績工場、スローンを発見、暗殺者になる!と大声、何のことか?惚けてウェスリーを食堂へ誘導、フォックスと昨日の男達、教育係に指名されるフォックス ■施設内へ、男達の紹介、拳銃の腕前確認するガンスミス達、ソコソコ程度の腕、ハエの羽を撃て?パニック状態で…クリア、標的前に吊られる肉、的を撃て?無理!やってみせるスローン、弾丸が真っ直ぐ飛ぶことを知らないつもりでやれ! ■修理屋(リペアマン)、椅子に縛られたウェスリーを殴って殴って殴り倒す、気絶 ■ナイフ男ブッチャー、銃は弾丸が無くなれば御仕舞い、最後はナイフ!ウェスリーに斬りつける、防戦一方 ■治療係のエクスターミネータ…内気なロシア人、親しいのはペットのネズミ、回復風呂で治療… ■暗殺者への道は甘くなし、その道のプロ達による過酷な訓練、全身傷だらけ…回復風呂で短時間に傷は治るが…


アンジェリーナ・ジョリーの映画をよく見ている夫婦でして…今回も前売券2枚購入、子供達は登校日の土曜日、予定よりだいぶ早く台風13号が通過したお昼時、六本木へ向かったしだいです、チョットばかり贅沢?ロブションのお店でサンドウィッチを購入して座席へ…
なんだか分からないが…派手なスタート、チョット面白いかもしれないと期待、少し端折り気味に映画は展開&時に時間をズルズルっと遡りつつ…、意図的に混乱状況を作り出している、これは単純明快なストーリーに対するカモフラージュとでもいいましょうか?但し、簡単にヒモは解けますが、ぶっちゃけ…たいしたことない内容かもしれませんが、仕掛けやら映像で頑張っている映画でした、まあ…エンディングに向けた複線張りもソコソコ上手にいっており、そこそこ面白く見られました、でも、やっぱり…もともとのストーリーの単純さは…滲み出てきてしまうようで多少なり残念だったかな… (今回、ストーリーまとめは簡単でした…多少順番違いはあるかもしれないが…)
で…主演のアンジェリーナ・ジョリー…カッコイイ!でも…チョットばかり年齢を感じてしまいました(夫婦共通の意見)、まあ役柄のラストも…潔よくて私的には…ナカナカよい!でした
それから見ている間中…なんかどこかで見たような感じがする!映画だったのだが…(まあ「マトリックス」は置いといて)、ある人物の登場で思い出した!最近レンタルしたDVD…ロシア映画「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」じゃないか!2作の主役コンスタンチン・ハベンスキーがWANTEDでは治療屋のロシア人!でもそれだけでデジャヴ感はないだろう、調べてみれば…監督が一緒でした、なんか最近このくらいの情報収集もできていない状態なのに…我ながら唖然でした
ちなみに妻の見終わっての感想…面白くないわけではないが、なんかチョット!?という少々不満あり…のようでした
どうでもよい話?何か「弾丸」グッズがあれば買おうかなと思ったが…映画館にグッズ販売なし、他の映画はいろいろとあるのに(シネコンです)…「WANTED」はない…なんで?パンフを見れば、グッズ紹介ありだが…ワザワザ通販で購入する気はなしです
そうそう…、前売券購入時のオマケがあった…指輪、特に映画とは関係なしでした
公開初日の第2回(11:55〜)、664席の映画館は1〜2割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
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 宇宙空母ギャラクティカ/BattlestrR GALACTICA 
[SF]
1979:アメリカ作品/1979.01日本公開(CIC)
監督:リチャード・A・コーラ
CAST-1:リチャード・ハッチダーク・ベネディクトローン・グリーンハーブ・ジェファーソン・Jr.
     リック・スプリングフィールド
CAST-2:ジェーン・セイモアノア・ハザウェイ
CAST-3:ジョン・コリコスレイ・ミランド/他
TVドラマとして放映されていたシリーズものからの映画化です!

STORYは…
■広大な宇宙の何処か…12の植民地惑星に分散して入植する人類、人類の宿敵サイロンズとの1000年に及ぶ戦争を終結させる為…サイロンズ側との和平会議にこぎつけた指導者アダー大統領、だが奸計に富むサイロンズの真意は…交渉に応じると見せかけ、人類の指導者が集まった時に奇襲をかけ、人類を絶滅させることにあった ■宇宙パトロール出動中、サイロンズの狙いを悟った宇宙空母ギャラクティカのアポロ大尉と弟のザック中尉、コウモリに似たサイロンズ戦闘機の急襲、ザックの戦死、危うくギャラクティカに帰投するアポロ、彼らの父でありギャラクティカの艦長…アダマ長官、大統領に出動命令を要請、しかしその要請はサイロンズと通じる腹黒い大統領側近のバルダーによって握り潰される、かくして人類はサイロンズの奇襲を全くの無防備で受けとめる事になってしまった!ギャラクティカの奮戦、特にアポロ、女好き&ギャンブル好きだか軍人としての度胸はピカ一のスターバック中尉の決死の反撃も空しく大敗を喫して12の植民地惑星は全て壊滅…、人類に残された基地は今や宇宙に浮かぶ巨大な空母ギャラクティカのみ、アダマ艦長は生存者に脱出を指示、エア・バス、惑星定期船等…宇宙を飛ぶことができるあらゆる乗り物に分乗、ギャラクティカの先導に従った、この宇宙コンボイが目指す目的地は宇宙の遥か彼方の銀河系にあるという“地球”だった ■生存者の少年ボクシー、脱出騒動でペットの犬を失って悲しんでいたところをアポロに慰められた、そんなアポロに少年の若い母セリーナは好感を抱く ■宇宙コンボイの長旅でさしあたっての大問題は食糧だった、食糧の大半が放射能汚染されていることが判明、自分勝手な老富豪ユリ…自分と彼を取り巻くエリート・クラブのメンバーの為にに汚染されていない食糧を独占してしまった!アポロが強談判で安全な食料を取り戻すが…アポロは完全に実力者ユリを敵に回した ■その頃、人類を裏切り破滅に導いたバルターはサイロンズの本拠地に脱出、密約通りに総統から報酬を受け取ろうとしていたが…死が待っていた ■ギャラクティカでは食料と燃料が底をつき始めていた、どこかでその両方を補給せねばならない状態、アダマ艦長は大反対だが、アポロ自身の提案とそれを支持するユリ達の要求で…サイロンズが敷設した宇宙空間の機雷原を突っ切って惑星キャリロンに補給を求めることとした、まずは機雷の爆破が必要、この危険な任務にはアポロとスターバック、そしてブーマーの手に任された、3人の行く手に待つは機雷だけにあらず、強力な光を放つ新星マガドンの磁場を通過する際は…計器類が一切、用をなさなくなる事、ギャラクティカからの指示と彼らの感を頼りに安全な航路を切り開く ■惑星キャロリン、周囲に2つの輝く月を持つ謎に満ちた星、まずは探検隊が組織され…上陸、彼らが遭遇したのは女王を支配者にいただく昆虫族オビオンズあり、彼らが守る迷路のような地下のチリウム鉱であった、そしてもう一つ思いがけないもの…超デラックスなカジノの存在、狂喜乱舞するギャンブル狂のスターバック ■一方、アポロとセリーナは愛を誓い合う間柄に、ボクシー少年はアポロの好意で“マフィット”という新しいロボット・ペット犬を作ってもらい大喜び ■キャリロンが思いのほか、居心地の良いパラダイスであると知った大富豪のユリ、この星に永住することを提案&サイロンズへの無抵抗を表明するため全ての武器を破棄しようと言い出す!ユリは全員の多数決投票で決定しようと主張、だがその直前…ギャラクティカの制服を着た数名の偽隊員を発見したスターバック!アポロと共に立入禁止の地下深くに忍び込んでいく、そこで2人が目にしたのは…


TVドラマは夢中になって見てた覚えがありますが、映画版の出来はどうだったかな?ホームページ作成との時間差、いまいち記憶にないんだな…残念
調べてみて分かったこと、映画版はTV版の第1話を劇場用に再編集したもののよう・・・そんなだったかな?
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 宇宙人ポール/INCEPTION 
[SF & COMEDY]
2011:アメリカ・イギリス作品/2011.12日本公開(アステア+パルコ)
監督:グレッグ・モットーラ
出演:サイモン・ペッグニック・フロストセス・ローゲンクリステン・ウィグ
ジェイソン・ベイトマンビル・ヘイダージョー・ロー・トルグリオジョン・キャロル・リンチ
ジェーン・リンチシガニー・ウィーヴァーブライス・ダナーミア・スタラード
ジェス・プレモンズ/他
昨年末に気掛かりであった最後の映画、家族旅行で泣く泣く見送るつもりであったが…
正月3日!観たい映画ないの?の妻の声!えっ?行ってよいの!ならば…あれしかあるまい
新春初笑いだ…「宇宙人ポール」
SF映画にして、ロードムービーのコメディ映画!パロディ要素イロイロありのようです!
えへへ…楽しみにし行ってまいります!

STORYは…
1947年、アメリカはワイオミング州ムーアクロフト、草原の一軒家
ある夜…幼い少女、怪しい光を放つ飛行物体が愛犬ポールに向かって墜落するのを目撃する…!
60年後!
英国人SF作家のクライヴとイラストレーターのグレアム、長年の夢コミコン(米版コミケ)、ハイテンション
もう一つのお楽しみ(少年時代からの夢)…レンタルしたキャンピングカーでアメリカ西部のUFOスポット巡り!
ノリノリ!カフェで食事&お土産(エイリアン乗車中のステッカー)、地元チンピラと一騒動
ネバダ州のエリア51付近を走行中、1台の暴走車の事故に遭遇…恐る恐る車内を覗きこむ2人の背後から…
「ポール」と名乗る宇宙人が出現、失神・失禁のクライヴ、早くココから移動したい様子のポール
車中の説明!60年前に地球にやってきて…宇宙船トラブル、アメリカ政府の秘密施設に拘束!
ようやく協力者を得て…脱出に成功、母星に連絡、集合地点へ急ぐ必要!
「故郷に帰る手助けをして欲しい!」と頼まれても…理想の宇宙人像からかけ離れ、毒舌でフランク過ぎるポール
あまり乗り気になれないクライヴとグレアムだが…
ポールの能力と世界中の文化に影響を与えてきた一面(E.T..パロディ)を見て…徐々に打ち解けていく
(追跡者達の姿)
脱走したポールを捕らえるために派遣されたヤリ手・捜査官ゾイル(M..I.B.パロディ)
真実を知らぬまま応援部隊として送り込まれた新人コンビのハガード&オライリー…役立たず
僅かな痕跡も見逃さずポールを追うゾイル(いろいろと無線でガナリたてる女性上司)
ついにクライヴとグレアムが協力していることを確認
(それとも知らないポール一行)
宿泊先のモーテルを切り盛りする敬虔なクリスチャンのルース(先天的に方目が見えず)に一目惚れのグレアム
追跡してきたゾイル達、行き掛かり上、ルースの身柄を拘束してしまう形となった一行


ばかーーー!(笑)
いやー面白い、面白い、笑った、笑った!(大爆笑ではないけどね!)
そんなに専門知識なくてもストレートにパロディやってますし、ロードムービー系のお約束?
小難しい知識なぞなくても笑えると思う
宇宙人ポールは、まんま銀色小型の宇宙人だけど…毒舌でフランク過ぎ、葉っぱまでやってる!!
で、ヘタなアメリカ人より義理人情に厚いのだ…凄くいい奴
なんかお別れするのが寂しいぜ!

パンフでは不必要なまでに解説しているが…監督達はそこまで意識していたか???
ちょっと考えすぎじゃないか?もっと気楽に楽しもうよ!
しかし劇場数も多くないことから、直接スクリーンで目にすることができる方は数少ないことが…残念です
まあレンタルでも十分ちゃ〜十分だけど、TVじゃ絶対できないお下劣シーンもありです
SF好きは是非スクリーンでどうぞ!

余談ですが、パンフ700円ですけど…表紙が綺麗
公開12日目の第1回(10:20)、227席の映画館で3割程の入りでした(シネクイント(渋谷))
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 宇宙戦争/WAR OF THE WORLDS 
[SF]
2005:アメリカ作品/2005.06日本公開(UIP)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
CAST-1:トム・クルーズダコタ・ファニングジャスティン・チャットウィンティム・ロビンス
     ミランダ・オットー
CAST-2:モーガン・フリーマン
CAST-3:タカヨ・フィッシャージュリー・ホワイトデヴィッド・ハーバータイ・シンプキンス/他
原作は100数年前に出版された H.G.ウェルズの「宇宙戦争」、これをスティーヴン・スピルバーグ&トム・クルーズで映画化、何かやってくれるとの期待と「マイノリティー・リポート」再現かの?恐怖、出来上がった映画は…ヤッパリ!?

STORYは…
(冒頭シーンの説明は省略) ■アメリカ東部の港町、港湾労働者レイ・フェリアー、クレーンのプロ、新たな仕事を断わり自宅へ急ぐ、元妻マリーの依頼…子供達を預かる約束、レイに反抗的な子供達、荷物を持とうとするレイ…断わるマリー(妊婦)、荒れた部屋、空の冷蔵庫、兄妹一緒の部屋?ロビーの宿題、心配なマリー、大丈夫とレイ、再婚相手ティムとボストンの両親の元へ… ■ロビーをキャッチ・ボールに誘うレイ、まともに相手をしないロビー、仕事疲れで眠る!食事は…出前でも取っとけ! ■目覚め、TVを見ているレイチェル、ディスク録画は無いの?ティムなら直ぐ買ってくれると不満、自然食品の出前は不味いとレイ、TVニュース…世界中の異常気象、落雷に伴う大停電を伝える、ロビーは何処?パパの車で出かけた…とレイチェル、無免許運転!外へ出るレイ、空を見上げる人々、晴天の空に沸き起こる黒い雲、激しい稲光、不自然な強風、落雷と停電、動かなくなる車、ロビーを探しに街へ、困っている自動車修理工場の男へアドバイス、ロビーと遭遇…自宅待機の指示 ■教会前の落雷地点、道路に穿たれた穴、触るレイ…冷たい?不気味な揺れ、地割れ、崩れゆく教会、大規模な陥没、土埃の中から出現した巨大な“モノ”、攻撃、逃げ惑いパニックする人々、家へ急ぐレイ、車が直った感謝する男、自宅…荷物と食料を集めるよう指示、銃を持つレイ、説明を求める子供達を黙らせ…件の車を奪取、町から逃走、自分をレイと呼ぶロビー…パパと呼べないか?背後で吹飛ぶハイウェイ、何かトンデモナイことが起きていると理解する子供達…


6月29日の世界一斉公開から、実に24日目にしてヤット見ることができました、一時は前売り持っているのに見られないのではと…恐れてましたが、どうにか7月23日、綱渡りのスケジュールの中、見に行くことができました、実は、その間…非情に不安な気持ちになっておりました…、「全く、話題になっていない」っていうこと、H.G.ウェルズ原作の「宇宙戦争」どおりなら…ラストは分かっちゃっていること、スティーヴン・スピルバーグとトム・クルーズが組んだ「マイノリティ・リポート」がナンダカナ状態だったこと、当日、綱渡りスケジュールで映画館に向かう時、お腹が痛くなったこと
そして…、あ〜あ、不安的中じゃないか〜!もう冒頭シーンで終わっちゃいました、ラストは原作どおりですと宣言して始まっちゃいましたから…、トム・クルーズはウロウロしてるだけの役だし、全編とおして、名子役&名演技と評判のダコタ・ファニングのキャーキャー悲鳴は耳に障る…イライラ、息子役の声も演技もナンダカナ〜状態、何百万年前から仕掛けられていた?最初から設定が無理、人間を殺しまくってみたり、狩って利用してみたり…やることが滅茶苦茶、あれだけの科学力がありながら…やることはバカ、庶民はやられまくり&逃げまくるけど、金持ちが無傷なのは何故?そして…見せ場も無く映画は終了してしまった、もうちょっと見せ方ってものがあるでしょうに…、スピルバーグは何がやりたかったのだろうか?見なければよかったと後悔するしだいです、あれだけ家族に「宇宙戦争」を見に行きたいよう〜と言っていたのに、なんて感想を言おうかと…考えてしまう
実は、映画を見ている最中に地震があり、一瞬緊張が走る(映画の内容とは無関係)、千葉・東京を中心に震度5弱〜強の地震だと後で知る、地下2階の劇場はあまり揺れなかったけど…もっと強かったら…ゾッとする、電車が止まっていて帰るのに少々苦労したけど…家族とは直ぐに連絡が取れて一安心でした
一晩明けて…2005/07/24…昨日は勢いでとしたが、トライポッドの映像美に関する評価を忘れてました、スピルバーグの映画では、この位当たり前だろうが、コレはナカナカ良いわけで、まあそれでもあたりということで…
公開24日目、第3回(15:30〜)、350席の映画館はそれでも8割程度の入り(新宿オデヲン)
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 美しき諍い女(いさかいめ)/LA BELLE NOISEUSE 
[DRAMA]
1991:フランス作品/1991.05日本公開(コムストック)
監督:ジャック・リヴェット
CAST-1:ミシェル・ピコリジェーン・バーキンエマニュエル・ベアール
CAST-2:ダヴィッド・バースタインジル・アルボナマリアンヌ・ドニクール/他
エマニュエル・ベアールのファンだったもので…、画家とモデルの静かな戦い?良い作品ですが3時間57分は長い、彼女のアンダー・ヘアーが見えるのだが…やれ芸術的だの、必然性だのの騒ぎが先行してしまった悲しい作品

STORYは…
7月上旬、月曜日の午後…南仏、モンペリエ近郊のホテルに滞在中の新進画家ニコラと彼女マリアンヌ、当地で隠遁生活を送る大画家エドアール・フレンホーフェルを訪ねる…お膳立て、ニコラのパトロン、バルタザール・ポルビュス…絵画収集家、フレンホーフェルの旧友、彼の妻リズをめぐっては昔の恋敵… 村外れの古城、悠々自適な生活、絵と引替えに得た幸福…10年前、リズをモデルに着手した野心的な絵、ある朝、啓示のように”見た”17世紀の風変わりな娼婦”美しき諍い女”カトリーヌが題材、代表作になるはずだったが…画家とモデルを共に破滅させる危険を孕んだもの…未完のまま断念…以来、引退同然… この絵こそポルビュスの狙い、ニコラと3人での食事、マリアンヌをモデルに絵を完成させないか…絵を完成させたい、絵を見たい、絵を手に入れたい…3人の承諾、この紳士協定に激怒したマリアンヌ…なのに翌朝、一人ホテルを抜け出し、画家の前に立つ彼女…


エマニュエル・ベアールのファンゆえ見てきました… しかし、3時間57分は長かった、腰が痛くなるは…しかも、人間の内面の葛藤が延々と続くのですから、覚悟して見ましょう。そうそう、芸術的だとか、必然性だとか…彼女のヘアーが見えるということのみが取上げられ話題に、内容に関するものは少なかったような… 良い作品だと思いますが…
ル・シネマ1(渋谷・東急文化村)
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 裏切りのサーカス/TINKER TAILOR SOLDIER SPY 
[SUSPENSE]
2011:イギリス・フランス・ドイツ作品/2012.04日本公開(GAGA)
監督:トーマス・アルフレッドソン     原作・製作総指揮:ジョン・ル・カレ
出演:ゲイリー・オールドマンジョン・ハートベネディクト・カンバーバッチ
コリン・ファーストビー・ジョーンズキアラン・ハインズデヴィッド・デンシック
マーク・ストロングトム・ハーディスヴェトラーナ・コドチェンコワキャシー・バーク
サイモン・マクバーニー
コンスタンチン・ハベンスキースティーブン・グレアム/他
観たい映画が沢山あるはずだった4月なのに…あれれっ!そんなに心誘われないな〜!
「BATTLESHIP/バトルシップ」のダメージが大きかったかな?
「ジョン・カーター」は外すの目に見えてるし、「ブラック&ホワイト」はCM以上の内容はなさそうだし…
でもって…ジワジワと這い上がってきたのが「裏切りのサーカス」!
元スパイが描く原作、派手なアクションは排除した頭脳戦に期待!
出演者がゲイリー・オールドマン、ジョン・ハート、コリン・ファース他、有名所が多数出演、良いかも!
ということで、公開初日の初回に突入です!

STORYは…
1970年代前半、第二次世界大戦終結後も、平和になるどころか「東西冷戦」の時代に突入
英国情報局秘密情報部〈MI6〉とソ連国家保安委員会〈KGB〉の情報戦は熾烈を極めていた…
「腐ったリンゴがいる!」不穏な情報を掴む英国諜報部〈サーカス〉のリーダのコントロール
5人のサーカス幹部の中に、長年に渡り潜り込んでいたソ連の二重スパイ〈もぐら〉がいるという…
ハンガリーの将軍が〈もぐら〉の名前と引き換えに亡命を要求
已むを得ず、独断で工作員ジム・プリドーをブタペストへ送り込んだコントロールだが
ジムが撃たれ作戦に失敗、責任を問われ…彼の長年の右腕ジョージ・スマイリーと共にサーカスを去ることとなる
新リーダとなったパーシー・アレリン…ビル・ヘドリン、ロイ・ブランド、トビー・エスタヘイスら幹部を率い
ソ連の新たな情報源と手を組んだ〈ウィッチクラフト作戦〉で成果を上げる
その一方、謎の死を遂げるコントロール、妻アンに去られるスマイリー
サーカスのエージェント、ギラム宛ての情報…政府の情報機関監視役レイコン次官に呼び出されるスマイリー
4人の幹部の中に潜む〈もぐら〉を突き止めろの極秘指令!
コントロールの自宅から情報収集(自分も疑われてた!)、ギラムと共に古いホテルの一室に作戦室を開設
(〈もぐら〉はティンカー(鋳掛け屋)?テイラー(仕立て屋)?ソルジャー(兵隊)?プアマン(貧乏人)?)
過去の証言を遡り、証言を集め、容疑者を洗い上げていくスマイリー、飛び込んでくる新情報
浮かび上がるソ連の深部情報ソース〈ウィッチクラフト〉の存在、宿敵であるスパイの名!
やがてスマイリーが見出す意外な裏切り者の正体とは…


上述しましたとおり元スパイが書いた原作で…
ど派手なアクションとかマッドサイエンティストとかは無しで・・・「頭脳戦」です!
たんたんと進みますし、あれこれ伏線が放り出されるので・・・必死に覚えておく必要があるでしょう
(原作読まれていれば、その必要はありませんがね)!
最後にガチッと嵌るという感じですね!途中を面白いと思えるか?辛いと思うか?で評価が多少割れるかな?
原作読んでませんが、設定等は奥が深そうなのが垣間見えます…2時間程度ではキツイのかな?
私的にはというか映画的には、中盤にもう一盛り上がり欲しかったかなと思います
出演者は豪華です!メインがゲイリー・オールドマン(渋い!)、ジョン・ハート、コリン・ファース他大勢!
書いちゃうと何だけど配役と展開で
、あらかた誰が〈もぐら〉か分かりますよね…
今回は老け役だったゲイリー・オールドマンだけど、またブチ切れた役も見てみたいな!とも思ったりして…
で・・・面白かったか問われれば、「凄い面白い」じゃなくて「面白い」だと思いました!
ちなみに公開初日の第1回(10:20)、133席の映画館で満員でした(新宿武蔵野館1)
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO         は、別ページとなります
ウルヴァリン:SAMURAI             は、別ページとなります



 ウルトラヴァイオレット/ULTRAVIOLET 
[ACTION]
2006:アメリカ作品/2006.06日本公開(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
監督:カート・ウィマー
CAST-1:ミラ・ジョヴォヴィッチ
CAST-2:キャメロン・ブライトニック・チンランドウィリアム・フィクトナー
     セバスチャン・アンドリュー/他
映画館の予告CM、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のハード・アクション映画!カッコよさそうということで、早速前売券を購入して…公開を楽しみにしてましたが…うーん、カッコいいが…なんと言うか…

STORYは…
■21世紀末、アメリカ、生物兵器開発、偶然発見された謎のウイルス、血液&体液で感染…世界中へ、感染者は《ファージ》と呼ばれる…超越した頭脳と運動能力(反面…感染後12年で命を落す運命だが)、その驚異的パワーに恐れを抱く政府、ファージ増殖…地球を征服される!煽動、隔離、虐殺?生き残った僅かなファージ…地下組織を結成、人間政府との激しい闘い ■ファージ絶滅用最終兵器開発の情報、奪取を目論むファージ、空から血液研究施設を急襲する部隊…全滅 ■同時刻、第2ポイントの政府ビル、1台のバイクが到着、ロングヘア&ダークスーツの美女、ファージ最強の殺し屋…ヴァイオレット、政府に呼び出された特殊工作員に偽装 ■12年前、夫と共に感染、抵抗し殺された夫、妊娠中の子供を堕されたヴァイオレット、政府への憎しみから…組織へ ■厳しいチェックをクリア、任務は…最終兵器運搬!渡される白いケース、その時…本物の工作員が到着、どうやってチェックをパスしたか?ファージの特性を隠す薬?攻撃、圧倒的パワー&剣と銃を自在に操り…次々と敵を撃破、バイクで逃走、連絡…別部隊の作戦失敗の連絡、無理せず逃げろと!の指示、断固拒否、重力レベラー(重力コントロール装置)を駆使…街を自在に逃走、追撃する敵を粉砕 ■エレベータ内、命懸けで奪った最終兵器?中を垣間見て…衝撃! ■アジト、ケース内で眠る1人の少年…血液中にファージを殺す抗原が培養されている!?射殺と決定、反対するヴァイオレット…我が子を失った時の悲しみ…少年の命を奪う行為は許せない!例えそれが「人間の子供」であり「最終兵器」であっても!本能の声に従うヴァイオレット、仲間達を攻撃、少年を連れて逃走、追手、テリトリー通過のためブラット・シノワを撃破、追い付いてきた政府の部隊、危うげな少年を連れながら…撃破 ■政府の黒幕ダクサス出現、子供を返すよう要求も…逃亡 ■元・仲間達にシックスを奪われる、密封埋葬墓地内のアジトへ、戦闘、シックスの奪還 ■ヴァイオレットの理解者で味方と信じる利学者ガースの元へ、事情説明、匿うガース、既に余命僅か8時間のヴァイオレット…ボロボロ、治療&心配するガース、ヴァイオレットには…少年の澄んだ瞳&汚れを知らない無垢な心が唯一の支え、少年を守ると固く決意するが…


あ〜、やっちゃった、こんなのだったのね〜、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のハード・アクション映画ということで楽しみにしてましたが…、全く内容がない!ストーリーもあるようで…ほとんどない!
色が変わるミラ・ジョヴォヴィッチ、激しいアクション…お見事!も、最初から最後まで繰返されると…ちょっとマヒ状態、眠たい!そういえば今週はイロイロと忙しかったうえに、Wカップ・ドイツ大会の日本戦があったし…、しかも最近見慣れた映画の予告CMが20分以上続いてのスタート、あっ!本当に眠ってしまいました!どのくらい眠っていたのだろう…上映時間が90分しかないのに、あっ、展開が変わってる!でも、別に困らないかな(一応ストーリーをまとめてみましたが、どんなものでしょうか?)…相変わらずミラ・ジョヴォヴィッチが戦ってます(戦闘シーンが9つと…)、間違いなくカッコイイのに!その他がボロボロでは…前売券1300円でも元は取れず!
悩ましい!なのか、なのか、これを書いている今またTV・CMを見てしまった…コレだけなら何の問題もないのに!うーん、困ったものだ、ミラ・ジョヴォヴィッチはカッコイイが、ココは心を鬼にして…だな、見たい人は、ともかく安く見られる方法でどうぞ!映画終了時、灯りがついて立上ると、周りで眠っている人あり、眠たい!と言っている人…複数、眠そうな顔をしている人…大半!
ふと思う…DVDが出たら購入しようかな?と、ただ流しっぱなしにするんだったら…けっこうカッコ良いかもしれない
ちなみに公開初日の第3回(14:30〜)、300席の映画館に約75名の入りでした(渋谷東急)
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 ウルフ・オブ・ウォールストリート 
/THE WOLF OF WALL STREET
 
[COMEDY & NON FICTION]
 2014 ゴールデングローブ賞[主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門):レオナルド・ディカプリオ]
2013:アメリカ作品/2014.01日本公開(パラマウンド・ピクチャーズ・ジャパン)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオマーゴット・ロビークリスティン・ミリオティ
ジョナ・ヒルロブ・ライナージョン・ファヴロージョン・バーンサルP・J・バーンケネス・チョイ
ブライアン・サッカヘンリー・ジェブロフスキーイーサン・サプリーステファニー・カーツバ
アヤ・キャッシュ
マシュー・マコノヒージャン・デュジャルダンロバート・クロヘシージョン・スピノガッティ
カイル・チャンドラーテッド・グリフィン
ジョアンナ・ラムレイカタリーナ・キャスクリスティーナ・ジェフスシェー・ウィガム
 クリスティーン・エバーソールジゼル・アイゼンバーグ
アシュリー・アトキンソン/他
レオナルド・ディカ(で顔)プリオって昔から苦手でして…、基本「タイタニック」だけでしょ…
演技ヘタだし、なのに人気だけはあるのが不思議?まあファンの皆様スイマセン!
アカデミー賞5部門ノミネートということですし、世間の評判が妙に高いので…観に行ってみることとしました!

STORYは…
一攫千金(アメリカン・ドリーム)を夢見る男ジョーダン・ヘルフォート
ウォール街の一流証券会社に入社(証券会社相手に証券を売るパフォーマンスが功を奏したよう)
電話の取り次ぎ役でキャリアをスタート、彼に目を付けたカリスマブローカーのマーク・ハンナ、ランチの誘い
酒と女とドラッグに溺れる先輩の姿に圧倒される(ヤクをやれ!日に2度はトイレでマスターベーションしろ!)
株価の行方など誰にも分からない!顧客に儲けを渡すな!次の投資へ!ともかく手数料を稼ぎ出せ!
売上の1%が手に入る!
そのアドバイスに感銘を受けるジョーダン、資格試験を受けながらの勤務、ついに合格!
ついにトレーダーとしてデビューの日が…ブラックマンデー!
株価大暴落の煽り、半年後にはまさかの老舗証券会社の倒産、無職となるジョーダン
すっかり不況となった証券業界では再就職先を見つけることは不可能、億万長者の夢は捨てられず!
まずは倉庫番から再スタート?妻テレサの大反対!妻が見つけた新聞広告、地元の聞いた事もない証券会社
面接、ここが証券会社?驚くジョーダン、1ドルにも満たない“ペニー株”を専門に扱う会社
株価が安いため、会社の利益も少ない、投資してもまず儲からない…と
しかし、この会社、売り上げの50%が手に入るという!
大手で鍛え上げたセールス・トーク、1本目の電話、口からデマカセ、高額取引成立、唖然とする社員達
あれよあれよという間に高額の報酬を手にするジョーダン、安マンションに高級車のチグハグ生活
それに目を付けたドニー・エイゾフ、即仕事を辞めてジョーダンに付き従う(ドラッグを強引に勧める)
ドニーが見つけてきた物件!店頭取引のペニー株に関するノウハウを取得、新たな証券会社を起こすジョーダン
独自の選定眼、怪しげな連中を雇うジョーダン、ペンを俺に売ってみろの試験、合格者はブラッドのみ
社員にはならないブラッド…裏方稼業で協力、残りの面子に営業ノウハウを伝えると…大躍進
規模を拡大していく会社、ジョーダンの言う通りにすれば契約が取れる取れる…
現金報酬以外にも無茶苦茶な見返り、ドラッグ&SEXパーティー!盛り上がる会社
海岸に建つジョーダン宅でのパーティ、絶世の美女ナオミとの遭遇、恋に落ちる…
自分を支えてくれていたテレサと離婚、ナオミと再婚、幸せな家庭を築く誓いだが…
あらゆる欲望を満たすだけの富と権力を手にしているジョーダンを止められるものなし
狂乱の日々を繰り返すジョーダン、目立ち過ぎ
ゲッコーの再来!?騒ぐメディア
裏ではFBIが捜査を進行、やがて証券詐欺の証拠を掴んだパトリック・デナム捜査官が司法取引を求めてくる…
それはジョーダンが仲間を裏切るということだった…


3時間に及ぶおバカコメディ映画でした!一応実話ベースらしいけど!
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオによるブラック・コメディというよりは悪ふざけ
それも3時間掛かりの徹底ぶり!アカデミー賞5部門ノミネートなんて言葉に騙されて観に行ってはいけない!
絶賛してる皆さん!本当に面白かったですか?
こういう映画嫌いじゃないはずなんだけどてななんか嫌悪感!
金と時間を掛けた悪ふざけ…さあ、笑え!ってな映画、かなり強引で押しつけがましい…
札束で顔を叩かれながら笑うことを強要されている雰囲気!
苦笑いの連続、腹から笑ったシーンはなし!
唯一共感できたのはFBIのデナム捜査官だけだな…
しかしなんとアメリカはドラッグとSEX(あと拳銃ね!)に寛容なんだろう!?
ベロベロになるまでラリってても捕まらないんだよね?まあそういう映画なんだけどね(一応実話ベース)!
アメリカン・ドリームという好都合な言葉の国
財産形成も手堅さより、ハイリスク・ハイリターンが好まれるよう…そこに付けこむ新興証券会社
シースルーエレベーターでフェラしてる会社、SEXし放題の会社、オナニーしまくりのパーティー
安定株で実績を作ったら、クズのようなペニー債で荒稼ぎ…ほとんど嘘で固めたセールストーク
で、仕事中もみんなラリってる
社内イベント、ストリッパーとの乱交パーティ、おバカなイベント
坊主頭になるのと引き換えに1万ドルを得る女子社員…豊胸手術費稼ぎ、そんな会社
公共機関でもラリって迷惑かけてるけど…捕まらない
悪評と言うものが立たないのか?アメリカは?まあ映画だしな…
そんな滅茶苦茶なシーンを…まず2時間観せられて
漸くチョットだけ映画らしい動きと思ったら…残り1時間はグダグダ!そして…まさかの仲間の大安売り!
まあ多少は笑えたが、評価するほどの映画ではない!
ドラッグものなら、「ラスベガスをやっつけろ」とか、「ハングオーバー」シリーズの方が上だな!
当然証券ものなら「ウォール街」とか「ウォール・ストリート」でしょう!
両方を掛け合わせても化学反応は起きなかったようです
なぜだろう?ドラッグ依存、SEX依存と言いつつ…誰も後遺症の恐怖感も禁断症状も現わさないことかな?
まあ、どんだけやっても大丈夫だよ!って言っているようで違和感ありありなんだな…
仕事で破綻きたさなかったかな?シラフな奴らが必死にフォロー!?そんな会社、よく実在できたね!
まあ、それはさておき、やはりレオナルド・ディカプリオ作品とは縁が無いようで…
クチャっとしてるのに、無理した“どんなもんだ顔”は相変わらず嫌いだな!
ちなみに2月1日の映画の日につき1,000円で観ましたが…、まあ…いいか、頭から消去しよう!
その前に…出演者数が多過ぎる!HP投入で一苦労だな…
公開2日目の第2回(13:30)、646席の映画館で満員(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7)
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